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2011年8月

2011年8月31日 (水)

原発作業員が急性白血病で死亡・・・それでも、原発との因果関係はないそうな。

 週末は台風の気配。明日、明後日と出歩かなくちゃいけないんだけど、それを考えるとちょいと気が重くなる。

 さて、増税マシーンの野田醤油が党内と組閣人事でなんだかわけのわかんないことやっている。ま、「どじょう内閣」に興味はないし勝手にやってくれってなもんだ。それよりも、「原発」の「げ」の字も聞こえてこない、不気味な沈黙がどうも気になる。東京新聞「こちら特報部」は、「脱原発まで『ノーサイド』!?」「『原子力ムラ』の巻き返しの動き」と見出しを打って、警戒感をあらわにしていたが、その通りだと思う。財界なんか、もう大歓迎だもんね。ま、わかりやすいオヤジたちです。

 増税マシーンに「脱原発」を期待するのは、ないものネダリというものだろうことは重々承知しているが、そんなことを嘆いている間にも着々と放射能汚染は広がり、なんと東電の下請け企業の原発作業員が急性白血病で亡くなった。「医師の診断によると作業と死亡の因果関係はない」てな能天気なコメントを東電はしているけれど、何を根拠に因果関係はないって言ってるんだろう。因果関係がないって言ってる医師は、公式な会見を開いてその根拠を説明すべきでしょう。ここでも、マスメディアは東電の言い分を鵜呑みにして、お気楽な報道してるけど、これってかなり深刻な事態だと思うけどね。放射能ダダ漏れのフクイチで働いていて、急性白血病で死亡ってなったら、シロートだって原発との因果関係を疑うものだ。本来なら、今日の一面トップのニュースだと思うのだけれど・・・。

 国の主催による原発シンポジウムのやらせが、また5件も出てきたっていうニュースもあるし、それに加えて原子力安全・(不)案院が深く関わっていたと「やらせ」を調査している第三者機関の指摘もあったようだし、つまりは原子力行政ってのは国が自ら八百長やってたわけです。原子力って、国にそこまでやらせちゃうほどおいしい利権が渦巻いているってことなんですね。だから、財務省に首根っこつかまれちゃってる増税マシン・野田醤油に、「脱原発」なんかできるわけきゃないやね。それどころか、利権のおこぼれにあずかろうっていう魂胆なきにしもあらずかもな。

 佐高信に言わせると、「しゃべる訓練はできているが、耳がふさがっているのが松下政経塾出身者の特徴。彼(野田)もその一人。脱原発の声が聞こえていない」となるのだが、子孫にツケをまわしていいのかと増税をぶち上げる前に、子々孫々までに放射能の恐怖を撒き散らすことになった原発についてしっかりと論じるのが筋ってもんじゃないのだろうか。選挙の苦労話したり、どじょうだ金魚だなんて埒もないこと口走ってる暇があったら、いま目の前にある危機に人間としてしっかりと向き合うこった。でないと、本当に「ノブタ」になっちゃうぜ。

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2011年8月30日 (火)

民主党の罪深き議員による愚か過ぎる選択。

 一郎・ポッポ連合が海江田万事休す支持を表明したときには、「愚かな選択」と書いたけど、野田醤油が勝った昨日の代表戦は、「大連立・増税」路線を支持した民主党の「愚か過ぎる」選択の結果ということ。そして、哀しいことに、その裏側には、政策云々なんてことはどうでもよくて、「反小沢」ムードが色濃く漂ってもいるんだよね。つまり、政局大好きの政治記者たちが「小沢憎し」のまま思考停止しているのと同じく、民主党の議員たちも最後の最後に小沢の影に怯えちまったってことなんだね。

 こうなったら、民主党は割れるべきでしょう。代表戦のたびに「反小沢」VS「親小沢」の構図が浮き彫りになり、「中間派」はその間で右往左往する。なんとも見苦しい政党になったものだ。そもそも綱領すらない政党なんだから、ひとつにまとまる「意志」なんてないんじゃないのか。政権交代がすべてだったんだね。そっか、政権交代が「綱領」だったってわけか。これじゃ、国を動かす発想なんて生まれるわけがない。

 それはともかく、民主党代表戦に絡んでのマスメディアのやりたい放題、言いたい放題の報道姿勢ってのにもウンザリの一日だった。テレ朝なんか、昼のワイドショーにアンパンマン・石破を出演させ、代表戦の5人の候補の誰が一番適当かなんてことを○×でご意見拝聴していた。海江田万事休すをを指して、「これは×」なんてやってんだから、失礼にもほどがある。見識ってモノがなくなっちゃったんだね、政治家にもマスメディアにも。でも、これって、おかしな話だよね。つまり、野党の議員であるアンパンマンに、誰が代表になったら協力しますか、って聞いているようなもんで、誰に投票するか悩んでいる中間派なんかには強力なメッセージになっていたはずだ。アンパンマンは、その後はTBSにも顔を出して、同じようことをシャーシャーとのたまっていた。

 さらに、ひどかったのはNHK。2回目の決選投票の前に、「馬渕候補は決選投票になったら海江田候補以外に投票するよう支持者に言った」と報道したのだが、これはリアルタイムでくろねこは聞いていた。さすが日和見馬渕君だ、勝ち馬に乗ったね、と情けない思いがしたのだった。で、打ち合わせで外出して夜遅くに帰宅して知り合いのブログやツイッターをのぞいていたら、なんとそれが誤報で、実際は「増税に反対していた立場から海江田に投票する」というのが正しかったと訂正されたということを知ったのだった。ははは、これはどう考えたって、誤報というよりは、恣意的に流したね。アンパンマンのメッセージと同じようもんで、公職選挙法にひっかからないからってんで情報操作をしたんだと思う。百歩譲って、そう思われても仕方がないほどこずるいことをやっていたことは間違いない。

 ま、何言ったところで、民主党の議員による「愚か過ぎる」選択が下ってしまったわけで、今日にも野田醤油総理大臣が誕生する。2年前の8月30日が政権交代実現の記念日だとすれば、今年の8月30日は政権交代が終わった日になるのかもしれない・・・嗚呼!

 最後に、「大連立・増税」、そして「原発容認」するなら、その前に解散総選挙すべきでしょう。「総選挙の洗礼を受けていない首相にこんな重要なことを決める資格はない」(東京新聞「筆洗」)のだ。

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2011年8月29日 (月)

電代値上げ画策する東電&被害者面する鉄面皮知事

 世界陸上男子100m決勝で、ボルトがフライング。今季からのルールで、一発で失格というハプニング。緊張感ビリビリの中で、セットからの時間がちょっと長いなと感じた瞬間に、ボルトがスタート切っちゃって、本人も、ああ~、だったんだろうね、思わず上半身裸になっちまったもんな。でも、ボルトの筋肉の付き方の凄いこと。こんなことでもないけりゃ、見られなかったかもしれない。それはともかく、女子400m準決勝でもフライングがあって、この時もセットからの時間が長く感じたんだけど、いかがなもんんなのでしょう。で、フライング後は、どちらのレースもセットからスタートまでが微妙に短かったんだよね。女子400m準決勝は、フライングのあった組に金メダル候補のモンショーが出場していたのだが、フライング後のスタートはぎこちなくて、ちょっと出遅れた感じがあったくらいだから、スターターの力量に個人的にはちょいと疑問符が点灯したのだった。

 さて、疑問符どころか大いに疑問なのが、東電が画策しているという電気代値上げだ。火力発電の燃料費でお金使っちゃったから、値上げさせてもらうよ、ってんだが、その裏側には、でも、原発動かしてよけりゃ値上げしないですむんだけどね、という脅しをかけてきているわけで、んなことぬかす前に送電網を含めた資産の売却、給与カット、リストラ、さらには企業年金の見直しなど、やることは山ほどある。そもそもは、東電存続ありきがこうした横暴を許しているんであって、もう一度東電救済スキームってやつは見直すべきだと思う。

 そして、なによりも発送電分離をまずしなくちゃいけないんだよね。でないと、再生エネルギー法だって、仏作って魂入れずってことになっちまいかねない。なのになのに、ためいきの出るよな「あなたのくちづけ」、じゃなかった「民主党の代表戦」を見る限り、発送電分離を口にする筍は一人もいないんだから、これじゃあ、原子力村の思う壷ってもんだ。

 原子力村といえば、その住人であるところの佐藤福島県知事が、スッカラ菅君に噛み付いたそうな。放射性廃棄物の中間貯蔵施設を福島県内に設置させてほしいというお願いに、色をなしたってんだが、よくもまあ偉そうに言えたもんだ。原発を積極的に誘致しておこぼれにあずかっていたくせして、その反省を口にすることなく、あたかも被害者でございって顔をして居丈高にモノ言う偽黄門の甥っ子には、ほんとうに虫唾が走る。

 放射性廃棄物の中間貯蔵施設設置に怒りの声を上げる資格があるのは、原発の恩恵を受けてもいなのに被災させられた地域の人々と、地元にいて原発建設に「ノン」といい続けた勇気ある人だけだと思う。原発が麻薬みたいなもんだ、と言われるのは、潤沢な交付金の裏にある想像を絶したリスクのことをさしてもいるんだからね。おそらく、避難を余儀なくされた多くの人が、原発を積極的に誘致した人々から反省の弁を聞きたいと思ってるんじゃなかろうか。

 今日の午後にも民主党の代表=総理大臣が決まるわけだけど、村の村長さん決めるんだってもうちょっとはましな政策論争するんじゃなかろうか。来年の今頃は、また代表戦でヒッチャカメッチャカか。もっとも、それまで民主党があればの話だけど。

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2011年8月28日 (日)

5人の筍からリーダーを選ばざるを得ない政治状況ってのは、もはや笑うしかない。

 ようやく喉のいがらっぽさも消えて、夏風邪も収束の気配。で、気付いたのだけど、このところ打ち合わせやなんやらで人に会うごとに、「夏風邪ひいちゃってね」という声が聞こえるのはどうしたわけでしょう。そういえば、我が家のお隣さんも、回覧板届けにきた時に、「夏風邪で寝込んでた」って言ってたっけ。金町のホットスポットも、近いといえば近いし、ひょっとして放射能が関係しているのか・・・とカミさんにもらしたら、「歳よ、歳!」と一蹴されたのであった。

 さて、民主党代表戦の筍たちが記者会見したようだが、になんともまあ温い人たちだ。「国難」という危機感は微塵も感じられず、当然のごとく「脱原発」を熱く語る筍はいない。ま、記者会見に出席している記者もロクな質問しないからね。朝日のほっかむり男・星君は、海江田万事休すに小沢一郎がらみの質問を繰り返したということだが、政局屋さんてのはいつまでたっても小沢マジックから脱却できないで朽ちていくんでしょうね。哀れなものだ。

 それはともかく、海江田万事休すは、「民主党代表戦にあたっての政見」を発表して、原発についてこんなことを提案している。

2.原発・エネルギー政策~エネルギー政策の抜本的改訂~
・今後10年をめどに、原発への依存度を20%以下に引き下げる。
・自然エネルギーを成長産業と捉え、「環境エネルギー公共事業」を推進して育成し、
今後10年をめどに総発電量の20%に引き上げる。
・原則、新規建設は凍結し、40 年以内に原発ゼロをめざす。
・原子力安全委員会の改組とメンバーの刷新を速やかに行う。

 なにやら宗旨替えでもしたのかと思えるようなご提案だが、ここまでブレるならこれまでの経産大臣としての原発へのスタンスをいま一度説明する義務があると思うけどね。玄海原発再稼動(失敗したけど)、泊原発営業運転再開等々・・・経産省の言いなりに原発推進しようとしていたんだから、そのへんのことをしっかり総括しなくちゃ、とてもじゃないが信用ならん。

 総括といえば、菅内閣に参加していた他の候補者も一緒であります。スッカラ菅君とどこがどう違うのか。菅内閣の閣僚としての責任はどうするのか。みんな口つぐんじゃって、無責任なんだよね。本来なら、菅内閣に加担した政治家ってのは、代表戦に出る資格なんてないんだからね。

 それに加えて、湯上りの口先番長・前原君なんか、別件の外国人献金がありました、でもやましいことはありません、て居直っているけど、やましいかどうかよりも明らかに政治資金規正法に違反しているんだから、話になりゃしない。小沢君を「政治と金」で批判してきたんだから、自らもエリを正してこそ浮かぶ瀬もあるってもんだ。ま、そんな道理は通じる玉じゃないだろうけど・・・。個人的には、在日の知り合いからの献金を外国人献金だからって杓子定規に禁止するのは考えものだと思うけど、だからといってお目こぼしにはできないのが法律ってもんだからね。

 このところ、スーパーには北海道のサンマが並び始めたようだが、「海洋汚染の影響は?」なんてことを考えると疑心暗鬼になってしまう。そんな食への危機感を抱かざるを得ない哀しい状況を、代表戦にノコノコと顔を出した筍たちはどこまで認識しているだろうか。こやつらの発言聞いてる限りは、そうした危機的状況にまったく屈託なんて感じていそうもない。そんな政治家しか選択の余地がない日本てのは、最早沈没しているのかもしれないね。

【くろねこの競馬予想】

新潟記念は、いまひとつパッとしないメンバーになったが、ハンデ戦だけに馬券的には面白いレース。本命は、新潟得意で53kgの牝馬エリオンハープ。相手には、セイクリッドバレートタッチミーノット。大穴ならプティプランセス。

札幌のキーンランドカップは、大混戦の6ハロン。人気でもカレンチャンははずせない。秋に向けてカレンチャンがどんな競馬をするか、見所はその一点。

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2011年8月27日 (土)

一郎・ポッポ連合の愚かな選択。

 いやはや、昨日の雨にはまいりました。バケツどろかバスタブをひっくり返したような豪雨だもんね。それに加えて、雷ゴロゴロなんだから、ちょいとブルっちまった。

 さて、スッカラ菅君が正式に退陣を表明。で、一郎・ポッポ連合軍は、原発の走狗と成り果てた、海江田万事休すを支持なんだと。ま、前原、野田、馬渕、鹿野といった筍たちと手を組むことは考えられなかったから、消去法でいくと海江田万事休すってことになっちまうんだろうけど、これで民主党ってのは「脱原発」なんかどうでもいいんだということがよくわかった。

 もっとも、ポッポは元々原発推進だし、一郎も原発については寛容なところがあるから、そこが気になっていたのだが、海江田万事休す支持となって、ああ、やっぱりなということか。「ああ、やっぱりな」が多いんだよね、一郎・ポッポ連合って。特に、一郎は妙なカリスマがあるから、何か手を打ってくるだろうと、こちらが勝手に期待したりするのだが、政権交代以来、節目節目でけっこう「ああ、やっぱりな」ってのが多いからね。

 結局のところ、「何もしない」のが一郎の戦術なんじゃないのかなあ。「何もしない」から、逆に敵は疑心暗鬼になって、「裏で何か仕掛けるんじゃないか」と勝手に思い込んで、ますますカリスマ性が高まっていくって寸法だ。でも、結果としては「何もしない」から、「ああ、やっぱりね」ってとこに落ち着いてしまう。普天間問題しかり、公務員改革しかり・・・゛政権交代以来、何も結果残してないんだよね。

 もちろん、一郎だけの責任ではないけれど、期待値が大きかっただけに、失望も大きいってことです。で、今回の海江田万事休す支持ときては、そろろそろ買いかぶりもいい加減にしたほうがいいかもな。どんな深慮遠謀があるかは知らんけど、現時点では愚かな選択だと思う。独自候補立てて、「脱原発」「国民生活第一」を掲げて、敢然と戦うべきだったのに・・・。ま、誰が代表になろうが、「脱原発」の流れに一定のブレーキがかかるのは確実でしょう。ああ、やんぬるかな。

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2011年8月26日 (金)

知らぬは国民ばかりなり。

 夏風邪もようやくおさまりつつあるが、喉のいがらっぽさだけがなかなか抜けない。それにしても、今年の夏風邪は長い。かれこれ、2週間だもんな。歳とともに、免疫力だけでなく、回復力も落ちているのか・・・トホホだね。

 東芝、日立といった原発メーカーのOBが原子力安全・(不)案院に再就職し、出身企業の原発を検査していたことを、東京新聞が伝えている。ま、原子力安全・(不)案院自体が経産省の中にあって、原発推進の資源エネルギー庁と人事交流があったわけだから、原子力村のなあなあ体質はいまさら驚くこともないのだが、こういう事実を知らされるたびに思うのは、知らぬは国民ばかりなりってこと。フクシマの冷却装置が働かなかったのは、あるオペレーターが勝手に緊急冷却装置を止めたのが原因と囁かれてもいるが、つまりは原子力村の存在そのものが人災ってことでしょう。

 ところで、石綿集団訴訟で元労働者や遺族側が逆転敗訴した。ようするに、国には違法性ありませんよ、ってことなんだが、これって今後起こるだろう放射能汚染による後遺症訴訟の未来を見ているような気がしてくる。とにかく、カドミウム汚染によるイタイイタイ病もそうだけど、因果関係云々てことになると、それを原告側が証明するのって至難の業なんだよね。だからこそ、特に子供たちの内部被曝についての検査を徹底すべきなのに、国にはまったく切迫感ないからね。民主党の代表戦見てたってどいつもこいつも「゛国難」って言うけど、こいつらの言ってるそのニュアンスは「KOKUNAN」なんですね。つまり、記号なんだね。だから、放射能汚染に対する政策もなんともトロい。で、その結果、放射能汚染による内部被曝はどんどん進行しているわけで、いまの子供たちが、将来、今回の石綿集団訴訟の原告のように、裁判で苦しむとしたらこんな悲劇はないのだ。

 さて、今日もはよから取材です。幕張まで遠征してきます。7時半でこの陽射し。いやあ、今日もう暑くなりそうだ。

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2011年8月25日 (木)

政局話に矮小化される民主党代表戦の行く末は・・・?

 カダフィに懸賞金1億3000万円。「Dead or Alive」ってことだから、なんかB級西部劇観てるようだ。ようするに、カダフィと一緒にー逃亡している側近に向かって、「早いとこ裏切っちゃえよ。いまなら金は出すし、これまでのことも水に流してやるからさ」っていう反体制派からのメッセージなんだろうね。なんてったって、落ちぶれたとはいえ、カダフィのカリスマ性ってのは生きている限りは反体制派にとって脅威なわけで、このまま逃げ切られてゲリラ闘争された日にゃ、おちおち石油をめぐってイキリス、フランス、イタリアと交渉してられないってわけです。アラブの春、って浮かれてるのはいまのうちで、そのうち石油目当ての欧米諸国に食い荒らされちゃうかも・・・それが心配だ。

 島田紳助と渡辺二郎のメールのやり取りってのは、羽賀研二の詐欺・恐喝事件の捜査の過程で出てきたものだったというけど、昨日書いたようにやっぱり大阪府警の何らかの思惑が働いていた気配だ。少なくとも、ちょいと胡散臭いのは間違いない。で、ちょいと疑問に思ったのだけど、これって警察が捜査の過程で知り得た情報のリークってことだよな、どう見たって。ということは、公務員の守秘義務違反にならないのだろうか。大相撲の八百長問題もそうだったよね。確か、事の発端は力士の携帯メールの内容を警察が洩らしたのがきっかけだった。こうした捜査当局による情報のリークに関して、マスメディアは寛容すぎないだろうか。ひょっとして、持ちつ持たれつか!?

 さて、湯上りの口先番長・前原君が、小沢・鳩山詣でに精出してます。なんでも、「挙党一致で」ってお願いしたんだけど、「おととい来やがれ」てんで一蹴されたらしい。そりゃそうだ、「400ナンタラ内閣」なんてほざいていながら小沢はずしを画策して、徹底的に小沢排除に邁進してきたんだから。代表戦となれば、選挙ですから数が物を言うわけで、そうなったら小沢グループを無視できないのは当然のことで、いまになって頭下げても、誰も信じやしないやね。

 こんなのが総理大臣になってごらんなさい、その場その場でコロコロ意見を変えるに決まってるから。ハッ場ダム、JAL、中国漁船問題と、こやつが関わった政治的タームのどれひとつとしてまっとうな結末を迎えたものはない。すべては言いっぱなし、やりっぱなしで、後を継いだ人間が苦労するって寸法だ。外国人献金問題だって、説明責任果たす前にさっさと逃げ出して、いまになって慌てて説明しますなんて言っている。こういうその場しのぎの場当たり主義ってのは、下積みを経験していない2代目のボンボン社長によくあることなんだが、ま、松下政経塾出身者の典型的な政治スタイルです。

 予定通りに行けば、来週の今日には新しい総理大臣が誕生しているんだろうけど、誰と誰が会談しただの、誰と誰が一本化しそうだの、相も変わらず政局話に矮小化するマスメディアの報道姿勢が続く限りは、雑魚だらけの亡国内閣が生まれてるんでしょうね。

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2011年8月24日 (水)

紳助引退と羽賀研二恐喝事件のつながり&口先番長の黒い交際疑惑

 朝刊を開けば、一面に島田紳助引退の見出し。昨夜は、BSで井上陽水のライヴを観ていて、途中で劇的な睡魔に襲われて寝っこけちまったものだから、記者会見云々なんてこともまったく知らなかったから、なんのこっちゃてなもんだった。何かやらかしたか、と思ったら、なんのことはないこれまでもさんざん噂になっていた暴力団とのお付き合いが原因なんだとか。でも、そんな単純なことじゃないだろうなあ、というのは誰しも思うところ。暴力団とのお付き合いで芸能界引退しなくちゃならないんだったら、吉本そのものが解散しなくちゃいけないだろう。おそらく、もっと深い闇があるんでしょうね。しばらくは、芸能界は紳介スキャンダルで盛り上がることでしょう。

 ところで、紳助がメールやりとりしてたのが、元WBC・WBA世界スーパーフライ級統一チャンピオンの渡辺二郎だというのだが、この名前を聞いて羽賀研二の事件が頭をよぎった。羽賀研二の恐喝事件てのは、一審が無罪で二審で有罪判決。現在は控訴中だが、一審無罪判決が出る決定的な証言をした歯科医師が偽証罪で逮捕されるという前代未聞の事が起きて、法曹界もちょいと注目している事件だ。くろねこが参加している「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」のシンポジウムでもこの事件を取り上げ、羽賀氏にはゲストして登場していただいたが、大阪府警の行き過ぎた見込み捜査の結果という見方が強い。

 で、なぜ紳助が引退しなくてはならなくなったかというと、お付き合いしていた暴力団関係者が渡辺二郎だったから、そして控訴中の羽賀研二の事件では渡辺二郎は重要なキーパスンで、大阪府警、大阪地検としては控訴審でも羽賀研二を有罪にもっていきたいから、渡辺二郎を暴力団関係者として改めて世間に認知させる必要があったんじゃないか、という見方を「ギョウカイヘッドロック」さんが指摘していた。う~む、なかなか鋭い。ありかもしれない。確かに、記者会見では紳助は暴力団関係者の名前を明かしていないのに、NHKは実名報道したっていうから、大阪府警、大阪地検のそうした思惑が働いた結果と言えないこともない。いやあ、こうなると、ますます闇が深くなっていきそうだ。

・芸能ジャーナリスト・渡邉裕二のギョウカイヘッドロック
島田紳助の引退会見は元プロボクシング世界王者・渡辺二郎被告を 「暴力団関係者」と言わせるものだった…!?

 さて、暴力団とメールのやりとりしたっていう理由で引退する芸人がいる一方で、闇の勢力とのお付き合いでとかくの噂がある湯上りの口先番長・前原君は、あたかも次期総理決定のような報道のされ方をしている。でも、いったいこやつは何がしたいのかさっぱりわからない。スッカラ菅君から口先番長になったら、いったい何がどう変わるのか、誰か教えてほしいものだ。ま、それは他の筍たちも一緒で、何がしたいんだかわからないもんだから、まるで闇鍋つついてるような不気味さがある。その意味では、「大連立」「増税」をぶち上げた野田醤油は、代表戦に出馬する政治家としてのあるべき姿ではある。もっとも、空気の読めない政局音痴は致命的すぎるけど・・・。

 湯上り男は、「小沢史観のようなものから脱却しなくてはいけない」なんてことぬかしてたが、「小沢史観」てのは具体的にどういうことを意味してるんだろうね。かつて、「言語明瞭 意味不明」と揶揄された総理大臣(竹下登)がいたが、こやつの場合は、「言語不明瞭 意味不明」なんだよね。つまりレレレのおじさんみたいなもんで、自分でも何言ってるんだかわかってないんじゃないのかね。ま、だからこそ、アメリカにとっては御しやすいってことなんでしょうけど。

 それはともかく、誠司とカネはもちろんだけど、闇の世界とのお付き合いを突っ込まれたら、湯上りの口先番長は、にっちもさっちも行かなくなるんじゃないたのだろうか。そもそも、外国人献金問題だって、暴力団とのお付き合いを追求するついでに出てきたことなんだからね。いつのまにか、外国人献金ばかり取り上げられるようになっちゃったけど、暴力団のフロント企業と思しき集団との黒い交際こそ本件だったんだから、マスメディアも紳助の引退を当然とするなら、口先番長の不始末も徹底的に追求してほしいものだ。ま、いつものように代表戦終わるまでは見て見ぬ振りするんだろうけど・・・。

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2011年8月23日 (火)

偽メール事件で代表辞任、外国人献金で外務大臣辞任、こんなのが次期総理候補とは、世も末だ。

 とうとうカダフィ体制崩壊。ま、石油の分捕り合戦で、西側諸国が大勝利って図式ではあるんだろうが、これからリビアはどうなっちゃうんだろう。なんてったって40年以上もカダフィの親族が実権を握ってきたわけだから、臨時政府つくるったってそれを担えるだけの人材はそうはいない。それに、カダフィ陣営だって、これからはゲリラ戦で抵抗してくるかもしれないし。チュニジア、エジプト、リビア・・・中東の民主化ドミノはどこまで続くのだろう。

 カダフィ政権が倒れ、中東情勢が混沌としているってのに、日本ではちっちゃな権力争いで右往左往してるんだから平和なもんだ。で、そのちっちゃな権力争いに、湯上りの口先番長がしゃしゃり出てきそうな気配だ。誠司とカネでづっこけてまだ日も浅いってのに、よくもまあ出張ってくるものだ。外国人献金問題だけでなく、誠司とカネについてはけっこう突っ込みどころ満載だから、火中の栗を拾うどころか、飛んで火にいる夏の虫になっちまうかも。ま、偽メール事件で代表辞任、外国人献金で外務大臣辞任、こんなのが民主党のエース(?)だとしたら、そりゃあ、世も末だ。

 ところで、民主党代表戦に名乗りを上げている筍たちから、いつまでたっても原発についての発言がでてこないってのは、何なんでしょうね。国民がいま一番知りたいのは、原発をどうするか、エネルギー政策をどうするか、ってことなんだからね。脱原発だろうが、原発推進だろうが、原発に対する自らの立ち位置を明確にすることは義務なんじゃないだろうか。ま、それは代表戦に出馬する筍だけじゃなくて、すべての政治家に求められていることなんだけど・・・。

 それにしても、ついこの前までは野田醤油で決まりなんて論調だったくせに、口先番長が出馬に色気を見せ始めたとたん世論調査なんかやっちゃって、国民は前原待望みたいな雰囲気づくりに精出し始めたマスメディアの節操のなさってのは御しがたい。ま、政局話が政治評論だと思っている輩ばかりだから、期待するだけ無駄ってことか。やれやれ。

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2011年8月22日 (月)

首長に教育委員の罷免権!?&「小沢処分」争点化で「脱原発」はずし。

 この2、3日、左肩が痛い。肩こりとは明らかに違う痛みがあるのだ。40肩はとうの昔にやってるけれど、この歳になってンチャラ肩ってのは再発するんだろうか。痛みから察するにンチャラ肩に症状はよく似ているのだけれど・・・。

 大阪維新の会が、「知事・市長に教育委員の罷免権」を持たせようとする条例案を提出しようとしているらしい。朝日新聞(電子版)によれば、

 維新の会は22日、同条例案を公務員管理の確立をうたう「職員基本条例案」とともに公表し、府市の9月議会に提出する。
 教育基本条例案は、前文で「教育行政から政治が遠ざけられ、民意が十分に反映されてこなかった。政治が適切に役割を果たす」と明記した。基本理念に「愛国心及び郷土を愛する心にあふれる人材」「世界標準で競争力の高い人材」などの育成目標を挙げた。

 とのことだが、政治が教育に深く関わることの危うさは多くの歴史が証明していることなのに、このところどうもきな臭い空気が漂ってきている。6日のブログで書いたけど、「つくる会」系の教科書が横浜市内一括で採用されたが(これも任期途中で横浜市長の座を投げ出した中田君の置き土産である「つくる会」教科書採用の流れの中で起きたことだ)、つまりは首長の意向が教育委員会にかなりの圧力となっているということなんですね。で、維新の会の条例案ってのは、そうした圧力を法制化しようってんだから、これはかなり危険です。子供知事のやりたい放題ほうっておくと、大変なことになりますよ。

 さて、民主党の代表戦は、小沢一郎の処分をめぐって、なんか騒がしいことになっている。マスメディアは自作自演で代表戦の影に小沢一郎がなんてことをほのめかしつつ、そのことを煽りに煽る。ようするに、「小沢処分」を争点にすることで、「脱原発」から目をそらそうってことなんですね。その証拠に、「小沢処分」なんてどうでもいいから、「脱原発」「大連立」「増税」「復興対策」について公開討論しろって迫るマスメディアは皆無だもんね。ここのところおとなしかった政治評論家なんか、ここぞとばかりに政局話に矮小化して面白がってるだけ。どいつもこいつも、ひょうろく玉だ。

 フランケン岡田君なんか、「(小沢氏)処分を変えるならきちんと説明しないと、公党としての責任を果たしたことにならない」なんてとぼけたこと口走っているからお笑い種だ。公債特例法案通すためにマニフェストを売り渡した輩にそんなこと言われたかないやね。それを言うなら、「マニフェスト見直すならきちんと説明しないと、公党としての責任を果たしたことにならない」ってことを肝に銘じておくこった。

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2011年8月21日 (日)

福島で人体実験目論むメンゲレまがいの御用学者たち&最早、政治家に何かを期待している場合じゃない。

 昨日の少女サッカーチームの取材は、どうにか曇り空のまま、雨も降ることなく終了。いやあ、よかった、よかった。ひょっとしたら(ひょっとしなくてもそうか)、くろねこにとっては孫みたいな年齢の少女たちなのだが、なかにはサッカーボールと同じくらいの(ちょいおおげさです。あくまでも印象ね)ちっちゃな女の子がいて、それがいっちょ前にリフティングの真似事してるシーンは、いやあ、可愛いかったなあ。

 で、帰りの車中で、友人のライターと、「天抜き」か「台抜き」かという話になったのだった。「天抜き」ってのは、そばなしの天麩羅そばのことで、粋な酒肴ということになっている。天麩羅そばのそば抜き、ってのはちょいと蕎麦屋に失礼なので、「天抜き」ってもってまわった言い方になったそうだが、何事も見栄っ張りな江戸っ子らしい符丁です。

 で、彼が言うには、子供の頃におじきに連れられて蕎麦屋に行くと、そのおじきが「台抜き」と言って注文していたのだそうだ。「天抜き」か「台抜き」か・・・。いろいろ想像をめぐらせてみた結果、「台」ってのは蕎麦のことだろうから、「台抜き」って言い方は確かに理屈が通っている。となると、「天抜き」ってのは天麩羅なしの天麩羅そぱってことかい? でも、これだとただのかけそばじゃないのか? とまあ、喧々諤々だったのだが、ようするに「天抜き」ってのは、天麩羅そばのそば抜き、の頭とお尻をつづめたってことなんじゃないのという結論になったのだった。

 とはいえ、どうも気になるので帰宅して調べてみました。結論は、「天抜き」も「台抜き」も正しいってこと。ただし、「台抜き」は関西で使われていたらしく、たとえばカツ丼のご飯抜きを、「台抜き」と呼んでいたのだとか。ひょっしたら、友人のライターのおじきは、関西出身だったのかもしれない。「天抜き」「台抜き」に詳しい方いらっしゃいましたら、ご教示のほどを。

 さて、スッカラ菅君が、高濃度放射線に汚染された地域の警戒区域解除を見送るようだ、と読売新聞(電子版)が伝えている。記事によれば、長期間にわたり居住は不可能ということで陳謝するようだが、ようするに「20年、30年住めないかもしれない」という噂は正しかったわけで、予測されていた最悪の事態が現実になってきたってことなんだね。福島の子供たちの甲状腺の内部被曝だって、いまさらのように発表していてるけど、とっくのとうにわかってたわけで、なのに避難すらさせなかったんだから・・・。御用学者の先生方の中には、いま内部被曝に対して何らかの処置を施したら、これから先どんな影響が出るか学問的にわからなくなっしまう、なんて鬼のような発言する輩もいるらしい。つまり、人体実験を目論んでいるわけで、福島の子供たちをモルモットにしようってことです。

 すさましいことになってきたものだ。アウシュビッツのマッド・サイエンティスト、ヨーゼフ・メンゲレを思いだしちまった。

 そんな異常事態だというのに、民主党は雑魚のバトルロイヤルにうつつを抜かし、小沢一郎、鳩山由紀夫はキングメーカーとしてのポジションを確固たるものにするため密談している。そんなことより、小沢も鳩山もまずは原発に対しての立ち位置を明確にすることが先決だろう。そこをねぐってのキングメーカー気取りは許し難い。それにしても、「脱原発」を掲げて代表戦立候補しようっていう政治家がひとりもいないってのは、嘆かわしいどころか、殺意すら覚えてしまう・・・ってのは、ちょいと言い過ぎか。

 原発は抑止力、なんて推進派の本音がチラホラと聞こえてくる今日この頃、政治家に何かを期待しているバヤイじゃないのだけは確かだろう。

【くろねこの競馬予想】

札幌の重賞、札幌記念は、、開催時期が変更になってから、秋につながらない中途半端な重賞になってしまった。天皇賞、ジャパンカップの叩き台としては早すぎるし、かといってここで目一杯に仕上げちゃうと本番までの調整が苦しい。というわけで、今年はちょいと小粒なメンバーとなった。本命は、札幌巧者のアクシオン。相手には連勝中のカリバーン。別定戦だけに、馬券はこれ一点。

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2011年8月20日 (土)

民主党代表戦はまるで前座のバトルロイヤル。

 天気が気になる土曜の朝。いまのところ雨は降ってないけど、どこまで天気はもってくれるのか。それが問題だ。実は、今日は少女サッカーの取材なのだけれど、雨なら練習中止なので、その連絡待ちをしているところ。こういう時間が一番辛い。明日も天気はかんばしくなさそうだし、最悪は来週に取材は持ち越しか・・・う~ん、イライラなのだ。

 で、さらにイライラさせてくれるのが、原発の走狗と成り果てた海江田君の民主党代表戦出馬のニュース。さんざんもったいぶったあげくに、スッカラ菅君に先を越されちゃって、辞めるタイミングをはずしちまった優柔不断さってのは、総理大臣なんてとてもじゃないが務まりません。ま、その前に外交の席で泣かれても困るしね。

 党員資格停止解除をエサに小沢一郎に擦り寄ってるようだけど、なんかこういう時になると皆さん小沢詣でを始めるようで、影薄き男の小沢(鋭)なんかも小沢グループ゚に秋波を送っている。ま、発言力は低下したとはいえ数持っているからね、自力で20人の推薦人集めるのも覚束ないご両人にとっては、ワラにもすがりたいってところなんだろう。

 それにしても、スッカラ菅君の跡目に名乗りを上げているもしくは上げると目されている顔ぶれの、なんとまあ貧相なことよ。雨後の筍みたいにニョキニョキ顔を出したのはいいが、所詮はドングリの背比べ。ま、ほとんどの筍は竹になる前に腐っちまうんだが、もう腐り始めてるのもいるしね。誰とは言いませんが・・・。

 で、何が嫌っていって、「脱原発」を語る筍がゼロってことだ。なんとも鼻白む思いがする。とっちゃん坊やの川内君なんかは、「脱原発は国民的コンセンサス」とまで言って、だからスッカラ菅君を降ろしてもその方針は変わらない、てなことをTVで言いまくってたけど、代表戦に出るらしい筍たちからは「脱原発」の「だ」の字も出ないどころか、明らかに「現状の原発維持」に軌道修正しようしている。マスメディアも、「脱原発」を争点にすることを意図的に避けているようで、「増税」「大連立」に加え、昨日あたりからは「小沢処遇」なんてことまで争点になりつつあるような雰囲気づくりをしている始末だ。

 今回の民主党の代表戦ってのは、プロレスでいえば前座のバトルロイヤルみたいなもので、盛り上がっているのはリングの中だけ。それでも、烏合の衆の中から頭ひとつでも出てやろうというアッパレな筍がいるだけ、前座のバトルワイヤルの方が観る価値があるってものだ。

 ところで、こうしている間も、天気はますます微妙に。いっそのこと土砂降りになってくれれば取材中止の踏ん切りがつくのだが・・・。

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2011年8月19日 (金)

原子力村には、「曲学阿世の徒」って言葉がよく似合う。

 ヴィクトワールピサが凱旋門賞断念。左後肢に跛行ということなのだが、平たく言えばちょっと足を引きずって歩いてる感じでしょうか。おそらく、疲労の蓄積が原因なのでは。治療に5週間ほどかかるらしいが、ここは無理をせず、じっくりと秋競馬まで調整してほしい。

 昨日のブログで、電気予報のいい加減さに触れたけど、東京新聞によれば関西電力の電気予報ってのは、節電期間に入った先月から昨日までで的中したのはたった7日なんだと。関西電力による今年の夏の最大需要予測は3138万kwで、これは猛暑だった去年の夏を上回る設定なのだとか。8月に入っての最大需要は9日に記録した2784万kwというから、予測とは350万kw以上の差があるわけで、やっぱり想像した通り電気予報の根拠となるデータがそもそも正確でなかったってことなんだね。つまり、電気予報ってのは悪戯に電力不足の危機感を煽るだけのツールであって、脅しの道具だったわけです。

 原子力安全・(不)安院の歴代院長6人のうち、5人が資源エネルギー庁に在籍した経験があり、「推進」と「規制」の立場を言ったりきたりしていたことが判明したそうだけど、これって裁判官と検事による判検交流によく似た構図ですね。しょせん、同じ役所に所属している組織なんだから、そんなこともあったんだろうな、と驚きもしないけど、いまさらのようにこうした事実が報じられることのほうがとても違和感がある。おそらく、記者クラブは知っていたはずで、知らなかったとしたら相当な職務怠慢です。で、そうした事実に疑問符を投げかけなかったことがよっぽど問題で、ようするにみんなグルだったってことなんだよね。

 ところで、天竜川川下りの遊覧船転覆事故で、静岡県警は業務上過失致死傷容疑で遊覧船運航会社を家宅捜査したってんだが、東電が野放しにされていることを考えると、その差はいったい何なのでしょう。生肉で食中毒起こした焼肉屋は倒産したけど、原発事故起こして放射能を世界中にばら撒いた東電はお咎めなし。それどころか、会社は倒れず、株主は保護され、あまつさえ税金で救済しようなんて馬鹿な状況になっている。遊覧会社に家宅捜査が入ることは当然のように報じるマスメディアも、東電の刑事責任については一切口を閉ざしたまま。これって、法の下の平等に反するんじゃないんでしょうかねえ。

 原発は国策なんだから、ってのが原子力村の言い分なんだが、よくもまあヌケヌケと自己弁護に奔走しているのが原子力学会だ。フクイチの「事故調査・検証委員会」に「個人の責任を追求するな」と声明を出したってんだから、どこまで恥知らずなんでありましょうや。東京新聞「こちら特報部」は、「ムラには有形無形の特権がある。ないのは恥の感覚だ」と原子力学会の御用学者を批判はしているけど、まったくもってごもっとも。調査される側が調査機関に大して、圧力まがいの声明を出すってことは、よほどばれると困ることがあるとしか思えないんだけど、普通は。

 それにしても、原子力村の住人ってのは、どうしてこうも専門家としての矜持ってものが欠如してるんだろう。「曲学阿世の徒」ってのは、こういう人たちのためにある言葉だったのかと天を仰ぐくろねこであった。

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2011年8月18日 (木)

よくもまあ都合よく火力発電所のトラブルが続くものだ。

 電力会社による脅迫まがいの電力不足キャンペーンの肝のひとつに電気予報がある。最大需要予測や電力使用率を数値化することで、電力不足がいかに深刻かということをお節介にも日々お知らせいただいているわけです。でも、その数値の根拠となるデータがいかなるものかは公開されていないから、どれだけ正確かなんてことは誰にもわからない。と思っていたら、関西電力が発表した17日の電気予報がおおはずれ。最大需要予測は200万kw以上も下回り、電力使用率も7ポイントも下回ったとか。しょせんは、電力不足の危機感を煽るためのツールなんだろうけど、そんな不正確な数字を根拠に、「安定します」とか「やや厳しい」とか需給状況を報道しているマスメディァもうっとうしいったらありゃしない。

 関西電力に続いて、東北電力でも火力発電所1基がトラブルで運転停止になった。それにしても、よくもまあこんなにも都合よく火力発電所のトラブルが続くことよ。あまりのタイミングのよさに、わざとトラブル起こしてんじゃないのと勘ぐりたくなっちまう。でなければ、よほどメンテナンスを手抜きしているかのどっちかだね。こんな危機管理能力のない電力会社に、原発まかせておくってのは、これほど危険なことはないんじゃないのだろうか。そんな視点で火力発電所のトラブルを語ってくれる専門家なり評論家がいてもいいと思うのだけど・・・。

 さて、泊原発が正式に営業運転再開の運びとなった。原子力安全・(不)案院と原子力安全委員会が「二重チェック」したからOKってことなんだそうだが、原子力委員会は何もしてないだろ。たった15分の会議が安全チェックになるわきゃない。出鱈目委員長は、「原子力安全・(不)案院がチェックしたから、運営規則上、うちとしては認めざるを得ない」てなことを確か口走って、大顰蹙を買ったあげくに、会見場から逃げ出しちゃったくらいなんだから、どこが「二重チェック」なんでしょう。スッカラ菅君も、「原子力安全委員会がちゃんとチェックしたと聞いている」なんて能天気なコメントしてたけど、辞めるとなったらすっかり腰が引けちゃって、やっぱり「脱原発」ってのはポーズだったってことが透けて見えてきちゃった。なんかしらん、ロクでもないことになってきたものだ。

 「脱原発」を確固たる国の指針とするためには、原発事故がもう一度起こらないとダメなんじゃないの、と不謹慎を承知の上で敢えて口走りたくなる今日この頃であった。

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2011年8月17日 (水)

電力会社との癒着の海にどっぶり浸かる北海道知事とその一味。

 関西電力が火力発電所のトラブルを理由にやたら電力不足で脅しをかけている。昨日のNHK7時のニュースは、そんな脅迫まがいの関電の煽りを後押しするかのように、重大事件のごとく報道していた。電力不足の原因として、関西がいかに原発に依存しているかを述べつつ、だから原発停止すると大変なことになりますよ、てなことを暗に強調する始末。今回の電力不足(真実ならばの話だが)の原因てのは、あくまでも火力発電所の不始末なんですね。なによりも責められるべきは、そんな危機的状況(?)にありながら、火力発電所のメンテナンスをおろそかにしていた関電の管理体制にあるわけで、こちとらひねくれてるもんで、原発云々なんてのは何らかの意図があってのこととしか思えない。マスメディアは電力会社の尻馬に乗って電力不足を煽る前に、しょっちゅう事故起こしている電力会社の危機管理能力をこそ俎上にあげるべきでしょう。なんてたって、地域独占、総括原価方式でボロ儲けさせてやってるのは、電力の安定供給という前提あればこそなんだから、どんな理由にせよそれが達成できないってのは企業として恥ずかしいことなんだっての。

 そんな折も折、北海道の泊原発の営業運転再開が決まりそうだ。で、営業運転再開を容認した北海道知事の高橋女史と北海道電力の癒着ぶりを、ここぞとばかりに東京新聞「こちら報道部」がレポートしている。通産省出身の知事の政治資金団体の会長が北海道電力の元会長で、北海道電力の役員が毎年個人献金しているという、いつもながらの構図です。さらに、北海道庁の幹部が北海道電力に天下りしてるってんだから、もうどっぷりと癒着の海に浸かっているわけですね。こうした政治家や役人と電力会社の癒着ぶりってのは、いまさら驚くにあたらない・・・そうした現実こそが問題なのだ。電力行政そのものを根本的に見直さない限り、いつまでたっても癒着は続く。

 それにしても、フクシマがまだ収束の目途すら立っていないというのに、わざわざ営業運転再開を宣言しなくてはいけない理由ってのは何なんだろう。だって、調整運転なんていいながら、現実にはフル稼働はしていたんだから、こんなにも大げさに騒ぎたてること自体おかしいんだよね。黙ってたって、泊原発3号機は発電してたんだから。てことは、営業運転再開とアドバルーン上げることで、原子力村には何らかのメリットがなくてはならない。おそらく、ここを先途に停止中の原発の運転再開に向けての道筋をつけておきたかったのに違いない。これをきっかけに、うちんとこも運転再開すっか、という自治体が出てくるのを心待ちにしてるってことですね。 

 なんとも姑息なことするもんだが、姑息といえば、経産省と文科省がこっそりと原発関連の法改正をしていたようだ。改正されたのは、「電源立地地域対策交付金」の交付規則で、新増設時の交付金が増額されるようだ。また、既設原発に関しては発電量に応じて交付額を決めるらしい。この法改正はフクシマがレベル7に引き上げられた翌日に海江田と高木の連名で官報に告示されたのだとか。

 で、何が姑息かというと、資源エネルギー庁は記者発表もせず、官報の表紙に法改正がありましたよっていう告知もしていなかったことにある。つまり、誰にも気付かれないように、こそっとやっちまおうっていう魂胆がミエミエってことです。それも、フクイチが大惨事寸前の時期に、こんなセコイことやってたんだから、海江田も高木もロクなもんじゃない。ようするに、「脱原発」も「減原発」もスッカラ菅君の一人芝居で、原発マネーに取り込まれた政官財学報のペンタゴンにとっては、フクシマが水素爆発しようが、高濃度の汚染水が海に流れ出そうが、ヘでもなかったてことなんだね。そのくせ、いち早く家族を非難させたのも、こやつらなんだから、まるで満州で市民を置き去りにして自分たちだけ逃げ帰った関東軍将校のようなもんだ。

 ところで、陸前高田の松を引き受けた成田山新勝寺に、京都と同じく抗議の声が上がっているようだが、情けないひとたちだこと。京都の五山の送り火では、京大の小出助教が、「そんな事言うなら、福島からもう京都だって放射能が飛んできてるわけですから。そのことにこそ京都の人たちは怒って欲しいし、原子力発電というものがどういうものかということに、声を上げて欲しいと思いますけれども。え…、陸前高田の人たちにいったい何の罪があったのかと。何の罪もない、ないまま汚染をされて、その汚染も本当に微々たると私から見れば思うような汚染をことさらに取り上げてそれを拒否するというようなことは、私からみるとほんとうに悲しいことだと思います」とラジオでコメントしていたけれど、京都を千葉に置き換えれば同じことで、まったくおっしゃる通りとうなずくくろねこであった。

小出裕章助教のコメント 

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2011年8月16日 (火)

フクシマを他人事で語る内閣官房参与のヨタ発言。

 夏風邪が、日一日と良くなるどころか、悪くなっている。昨日はさすがに熱があったと思う。計ってないから本当のところはわかんないけど、あの火照り具合は猛暑のせいだけではないね。夜はアイスノンを枕に、額にはピタ冷やを貼って、どうにか朝になったら熱っぽさは消えたようだけど、来週は入稿地獄になりそうだから油断は禁物。

 で、お盆休みということもあって、今日はこのブログも開店休業にするつもりだったのだけど、東京新聞一面に載った内閣参与の前田某とやらのインタビュー読んだら、血が逆流して熱がぶり返しそうになっちまった。ま、一言で言えば、見出しにもあるように「原発撤退は無責任」てことらしいのだが、その理由というのが笑っちまうほど古臭い。

 たとえば、「三月まで原子力の平和利用技術で先頭を走っていた日本は、事故でおたおたするべきではない。引き続き国際責任を果たすべきだ」てなことをぬかしてる。「原子力の平和利用技術で先頭を走っていた」なら、なんでフクイチの事故でフランスの国策会社に大金つぎ込んで事故処理やってもらわなくちゃならないんだ。つまるところ、「安全神話」に取りつかれて、ひとたび事故った時の対応なんて何も考えてなかったてのが正直なところだろう。「日本の技術や安全運転能力を高める必要がある」ともほざいているが、そもそも、「原発は安全」というのが前提になっていて、安全性なんてハナっから考慮してなかったんだから、「安全運転能力を高める」と言ったって、イチから始めることになるんであって、この先何年かかるかわかったもんじゃない。

 再生エネルギーについても、「再生エネルギーが爆発的に広がることにはならないでしょう」って、こんなやる気のないのが内閣官房参与なんだから、民主党のエネルギー政策にも先が見えちゃったね。「化石燃料で中東依存を下げる安定供給、地球温暖化問題、そして安全。そのベストミックスを考えることが大切でしょう」なんてのは、いまどき御用学者だって恥ずかしくって、んなこと口走らないだろう。

 フクイチの事故が、なんだか他人事みたいな、内閣官房参与のヨタ話でありました。

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2011年8月15日 (月)

菅降ろしにアメリカの影はないのだろうか・・・?

 今日は終戦記念日。戦争を知っている世代が年々少なくなり、「日本の一番長い日」もどんどん風化していく。語り継ぐことの大切さを、ひとりひとりがもっと自覚すべきなのではないだろうか。戦争が遠い記憶になっていく中で、フクイチは現在進行形の現実だ。これからは、いまを生きる世代にとって、フクイチこそが語り継ぐべきものとなるのかもしれない。

 菅退陣が既成事実となって、民主党は跡目相続で獅子てんや、瀬戸わんやしている。で、なんで菅降ろしの声が高まったんだろうってことを考えてみると、やっぱり「脱原発」をほのめかしたあたりなんだね。原発マネーに群がる政官財報が一団となって、スッカラ菅君を叩き始めたってことなんだろうけど、その裏側にはアメリカの意向ってのもあるはずで、でもそのことについて言及されることって少ないような気がするのだが・・・。

 鳩山ポッポ君が沖縄基地の「国外移設、最低でも県外移設」をぶち上げ、結局は失敗しただけでなく、自らもママからお小遣い貰ってたのがバレちゃって、最終的には総理辞任ってことになったんだけど、その時にはアメリカに楯突いたからだってさんざん言われたはずなんだよね。でも、今回の菅降ろしの影にアメリカあり、って声が聞こえてこないのは、ちょっと不思議だ。

 なぜなら、原発ってのは、アイゼンハワーが「Atom for Peace」てなことをデッチ上げて、「原子力の平和利用」を錦の御旗にアメリカの核戦略に日本を組み込むための方便だったというのは自明のことなんだから。結果、核爆弾に必要なプルトニウムの保有量から見れば、日本は世界有数の「核大国」になった。そんな日本に、「脱原発」の流れが起きて、アメリカが面白いはずがない。おそらく、日本の原子力行政を裏でコントロールしているのはアメリカだろうと、くろねこは妄想している。

 とするなら、菅降ろしってのも、そう単純なものではないんだね。アメリカにとっては沖縄基地問題と同じく、日本の勝手にはさせないよって意向が働いたとしても何の不思議もない。スッカラ菅君には早いとこ辞めてもらいたいとは思いつつ、跡目狙ってる奴らのなかにはどう見ても親米派ってのがいるからね。風呂上りの口先野郎も野田醤油の応援団としてしゃしゃり出てきてるようだから、ひょっしたらアメリカと話がついてるかも、と妄想しまくりの「日本の一番長い日」なのであった。

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2011年8月14日 (日)

市民生活を人質に取る原発マネーのえげつなさ。

 このところ軽めの夏風邪をひいたようで、喉がいがらっぽく、鼻もグシュグシュしてティッシュが手放せない。それに加えて、この暑さだから、心身ともにダルい毎日なのであります。

 で、夏風邪が悪化しそうになっちまったのが、増税マン・野田醤油のしょっぱい連立“妄想”だ。読売新聞なんか大喜びで(・・・ていうか裏で糸引いてたりして)、「民主代表選、政権枠組み巡り大連立が争点に」なんて見出しを打つ始末だ。増税マンは調子こいて、「昔言ったことにしがみついていたら、野党との協議などできない」とほざいたそうだが、つまり民主党のマニフェストなんか知らないよってことです。

 冗談じゃないよな。昔言ったことにしがみつかなくていいなら、政治家の発言なんて誰も信じやしないし、選挙そのものに意味がなくなるんじゃないのか。これって、逆でしょ、「昔言ったことは石にしがみついても実現に努力する」のが政治家だろ。なんか、国民も舐められたもんだ。それも、よりによって野田醤油ごときにねえ、ああ、世も末だ。

 で、マスメディアは、なぜかこの増税マンにスポットを当てて報道している。代表選出馬に意欲を見せているのは、他にも日和見馬渕や影薄き男・小沢(鋭)や糠床ならぬ樽床なんてのもいるんだから、野田醤油の連立“妄想”をセンショーナルに取り上げるってのは、またぞろ世論誘導キャンペーンの始まりかと疑いたくなろうというものだ。「脱原発」が争点になると困る勢力にとっては、連立“妄想”ってのは願ってもないテーマなんだよね。ま、そう簡単に大政翼賛会的な連立が実現するとは思わないけど、増税&連立を声高にほざく野田醤油が代表戦の主役であるかのごとき報道の仕方には警戒が必要なのは確かだろう。

 ま、仮に野田醤油が代表戦に勝つようなことがあるなら、「増税&連立」を争点にして総選挙するのが憲政の王道ってもんではないでしょうか。

 ところで、NHKが「子どもの甲状腺から放射線検出」というニュースを流したが、やっぱりねってというか、誰もが予想していた通りのことが起きつつあるということ。「微量なので、健康に影響が出るとは考えにくいが、念のため継続的な健康管理が必要だ」と専門家はのたまっているそうだが、いまだに「直ちに健康に影響はない」といった類のコメントをする専門家ってのは、無礼者め、名を名乗れなのだ。子どもの甲状腺から放射線が検出されたっていうことは、「直ちに影響が出た」ってことなんだからね。いつまで、コンニャク問答続けるつもりなんだろう、放射能専門家と称する大先生たちは・・・。

 今朝の東京新聞は、「原子力予算10年で4.5兆円」と、原子力村の利権の構造を伝えている。箱モノにしか使えなかった交付金を、法律を改定することで、たとえばコンピュータ導入とか地域活性化イベント経費とか、ソフト面にも多大な資金がつぎこまれ、結果市民生活そのものが原発マネーでがんじがらめにされるというのが現状ってわけです。出生祝い金や病院職員給与、はては霊柩車購入といったことにまで交付金が使われているってんだから、交付金あっての市民生活ってことになってるんだね。だから、原発関係者だけが利権の恩恵を受けているのではなくて、原発マネーとは直接かかわりのないと思っていた市民までも、知らないうちに利権の構図に組み込まれていたわけで、これじゃあ、原発に物申すことができなくなるのは当たり前。市民生活が人質に取られてるようなもんなんだからね。 

 建設するためには、これだけ多額の金をばら撒いて(それも税金ですよ)、市民感情を懐柔しなくちゃならない原発ってのは、そもそもからして「危険なもの」だってことの証明なんだよね。フクイチの事故が起きて、原発を容認するってことは、命と金を引き換えにしているんだってことがわかっちゃったいま、それでも原発を抱える自治体は交付金に頼った町づくり、村づくりに邁進するのだろうか・・・。

【くろねこの競馬予想】

札幌のクイーンステークスは、なんとも豪華なメンバーが揃ったものだ。3歳のアヴェンチュラが人気の一角だが、古馬勢だって負けてはいない。レディアルバローザ、アニメイトバイオ、カウアイレーン、ショウリュウムーン、サンテミリオンと、そうそうたる顔ぶれ。迷った時には好きな馬からといしうことで、ショウリュウムーンが本命。相手には久々でもオークス馬の意地を見せてほしいサンテミリオンと1枠という絶好のボジションのレディアルバローザ。

小倉ではサマースプリンシリーズの北九州記念。主役は、小倉得意で53kgと恵まれたスカイノダン。相手にはアイビスサマーダッシュを快勝したエイシンヴァーゴ。エイシンリジルも要注意。

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2011年8月13日 (土)

「脱原発依存社会」に「納得できない」が47.7%。この数字の意味するものとは・・・。

 福島県白河市から高校時代の友人が上京。神楽坂の「トレド」にて、一献傾ける。白河市といえば、フクイチからほぼ80km。放射能の汚染もさることながら、地震による被害もまだ復旧にはほど遠い上京とか。友人の家も傾いたままで、とりあえず半壊という判定が下りているのだが、余震が続いているうちは家の修理もままならないらしい。「余震で揺れているうちに、傾きが少し戻った気がするんだけど」と冗談をとばしていたが、もう笑うしかないってのが本当のところなんだろうと思う。

 「東京に戻ってくれば」とこちらは水を向けてみるのだが、さすがに30年も暮らしていると地域とのつながりも濃くなるし、なによりも仕事だってあるからそう簡単にはいかない。さる放送局に勤める息子が飯舘村を取材し、そのあまりの汚染のひどさに東京の息子の家に避難しろとも言ってくれるのだが、自分たちだけ白河を捨てて避難するのはなんとも気が引けて、なかなか踏ん切りがつかないそうだ。東京に避難先があってもそうなんだから、生まれも育ちも福島のひとにとっては、避難するってことはとても勇気がいることなのかもしれない。だからこそ、国がサポートしなくてはいけないのに、ほったらかしってのが現状だからね。自主避難には賠償金すらおぼつかないってんだから、やるせないったらありゃあしない。

 自主避難した住民が東電に損害賠償求める請求書を提出したようだが、こうなったら原発事故のおかげで仕事を失ったサラリーマンや客が来なくなって商売が成り立たなくなった個人商店主といった、迷惑蒙っているにもかかわらず補償対象になりにくい人々も一緒になって東電に請求書を送りつける運動を立ち上げたらどうだろう。でないと、どんどん原発事故が風化していくような気がしてならない。

 時事通信の世論調査によると、スッカラ菅君の「脱原発依存」社会を目指す考え方について、「納得できない」が47.7%もいたそうな。その理由にとして、「電力供給に不安が残る」が48.7%っていうんだから、まんまと電力不足キャンペーンに乗せられちゃってるひとがこんなにもいるってことなんだね。日に日に原発推進派の巻き返しが功を奏し始めている現状を見るにつけ、なんともやりきれない思いに駆られる今日この頃なのであった。

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2011年8月12日 (金)

更迭したことにして退職金上乗せとは・・・税金泥棒め。

 スッカラ菅君の退陣が見えてきたとたん、民主党代表選の日程までピーチクパーチクと政界雀たちがさえずっている。噂によれば、28日に代表選やって、31日には首相選出ってんだが、これでいくと政策論争なんてやってる暇ないわけで、とにかくスッカラ菅以外なら誰でもいいから、早いとこ決めちゃおうぜ、ってのが本音なんだということがよくわかる。

 否が応でも民主党の代表というのはイコール総理大臣なわけだが、それにつけても代表選に名前が取り沙汰される面子の貧相なこと。増税マン・野田醤油に日和見馬渕に影薄き男・小沢(鋭)、それに加えて糠床ならぬ樽床が色気を見せているんだとか。流れ流れの田舎芝居だってもうとちょっとは華があろうってもんだ。誰が代表になろうと、何も期待できないのがわかってる代表戦ってのは経費の無駄なんだから、いっそのことくじ引きで決めたらどうだ。それにしても、貧すれば鈍す、とはよく言ったものだ。ああ、情けない。

 経産省の更迭三人組の退職金が上乗せされるらしい。その額、1200万円ほどになるというから豪勢なもんだ。盗人に追い銭とはこのことか。その理由がふるっている。「組織上の都合で退職を求めるため」なんだそうだ。おいおい、だったら「更迭」ってのは官僚にとっては、とてつもなくおいしいお仕置きってことになるね。本来なら、退職金減額だって文句言えないんじゃないのか、「更迭」なんだからさ。ま、「更迭」という名のお手盛り人事、ってことがこれでハッキリしたわけだけど、この後はお決まりの天下りで甘い汁吸おうって寸法なんでしょうね。国に仇なすもの、その名は官僚なり、ってことです。

 北海道の泊原発の営業再開がもめにもめている。昨日の原子力安全委員会臨時会では、反対する市民グループの抗議にたまりかねて、出鱈目委員長は会議途中でスタコラ逃げ出しちまった。ま、説明責任を放棄したわけだから、厳重なお裁きをしてほしいところだが、原子力委員会の委員長ってのはおいそれと辞めさせられない仕組みになっているのが残念だ。それはともかく、原子力安全・(不)安院がチェックしたんだから、原子力委員会はその結果を了承するからよろしくね、っていう出鱈目委員長の発言は、それこそが出鱈目なんであって、「原子力は金になる」と言ったとか言わないとか噂になるだけのことはある。

 泊原発の営業運転再開をめぐるドタバタ劇を見ていると、原子力行政のいい加減さがよくわかる。そもそも、泊原発は調整運転なんて言ってるけど、その実はフル稼働しているわけで、改めて営業運転再開を宣言しようっていうのは、手続き上の問題にすぎないんだよね。で、そうした手続きの行き違いから、今度は知事がヘソ曲げて、地元の意見も聞け、とごねているってのが現状なんだと思う。そもそも、知事は原発の営業運転再開には賛成なんですから。

 泊原発営業運転再開は、スッカラ菅君が退陣しそうだといういま、原子力村が巻き返しを図る第一歩となるかもしれない。

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2011年8月11日 (木)

原子力安全・保安院の情報隠蔽、情報操作は国家公務員の倫理規定に抵触しないのだろうか・・・。

 朝、我が家のドラ猫の飲み水で蚊が溺れていた。蚊も墜落するほどの暑さのなのかと感心してしまった。で、我が家のドラ猫といえば、指定席の階段下でのびていたのであった。↓こんな具合です。

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 何日か前に、こんにゃくゼリーで子供が窒息死したというニュースが流れていたのだが、 消費者庁は窒息の原因はこんにゃくゼリーではないと訂正したそうな。では原因は何だったのだということになるのだが、「プライバシーに関わる」ので明らかにできないのだとか。ふむ、なにやら奥歯に物の詰まったような歯切れの悪さだ。こういうもってまわったような言い方って気になるなあ。眠れなくなるじゃないか。それにしても、メーカーにとってはいい迷惑だね。これって、営業妨害にはならないのだろうか。

 さて、ようやくスッカラ菅君の退陣が見えてきたようだ。まさか、またしてもブラフってことはないだろうねえ。再生エネルギー法成立を花道にってことのようだが、この法案って穴だらけなんだよね。再生エネルギーの全量買い取りを電力会社に義務付けようってのはいいにしても、発送電分離という電力行政の根幹には手をつけないわけだから、結局のところ何も変わらない。あたかも、「脱原発」に向けた第一歩のようにスッカラ菅君あたりは自画自賛しそうだが、原発促進を目的とした電源開発促進税はそのままで、そこに再生エネルギーの買取代金が上乗せされるんだから、電気料金は値上げになるという寸法だ。東京新聞「こちら特報部」は、「電力会社や経済産業省などの牙城は崩せず、国民負担だけが倍増する〝置き土産〟はいらない」と指摘しているのは、ごもっともとなことなのだ。スッカラ菅君のとんだ「置き土産」にならなければいいけれど・・・。

 ところで、福島第二原発でも一部電源喪失が起きて、危機的状況だったことがわかったなんてことが伝えられているけど、何を今さらだ。原子力安全・(不)安院院長が、退任前の記者会見で、フクイチの事故翌日にはメルトダウンの可能性を認識していたとシレっとほざいていたようだが、福島第二の危機的状況ってのもおそらく把握してたんだろうね。こうした官僚による情報隠蔽、情報操作ってのは、刑事告発の対象にならないのだろうか。職務怠慢どころの話ではないんであって、まさに犯罪だと思うのだけど・・・。

 国家公務員倫理法第3条1項には、「職員は、国民全体の奉仕者であり、国民の一部に対してのみの奉仕者ではないことを自覚し、職務上知り得た情報について国民の一部に対してのみ有利な取扱いをする等国民に対し不当な差別的取扱いをしてはならず、常に公正な職務の執行に当たらなければならない」とあるのは、建前か・・・!?

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2011年8月10日 (水)

「核兵器廃絶」を語ることは「脱原発」を語ることでもある。

 さすがにエアコンの誘惑に押し切られそうな猛烈な暑さに、我が家のドラ猫ともどもバテ気味の水曜日。民自公3党合意で、どうにか公債特例法案の成立にメドが立ったようだが、これって談合みたいなもんですね。ようするに、マニフェスト売り渡してでも公債特例法通して菅降ろししたい民主党と、ここで恩を売ってうまくすりゃ三次補正の予算案に首を突っ込んで利権のおこぼれにあずかりたい自公の思惑が一致したってことです。誰も国民のことなんか考えちゃいません。

 国民のこと考えてない証拠に、福島の避難準備区域が来月上旬にも全地区解除になるそうだ。極めて汚染度の激しい3km圏内の一時帰宅も実施の方針というから、ようするに放射能の中で暮らしなさいって言ってるようなもんです。で、ズッコイのは帰宅判断は自治体判断なんだとか。ようするに、何か起こっても国は責任とりませんってことです。五千歩くらい譲って避難準備区域解除するなら、せめて土壌の除染が終了してからってのが常識的なところじゃないのだろうか。

 解除の根拠となっている放射線量の減少なんていう数値に関して、御用学者のコメントが新聞紙面を飾っているのはお笑い種だ。フクイチは安定しているどころか、まだまだ危険な状況にあることは多くの専門化が指摘している。なのに早々と避難準備区域を解除するってことは、ようするに、フクイチの事故が収束に向かっていることをアピールしたいわけで、そのことで原発再稼動への道筋を一日も早くつけたいということなんだよね。

 そして、もうひとつの理由が避難地域住民への補償問題だ。避難準備区域が解除されると、地域の商店などの売り上げ減少に対する東電の仮払い賠償金がなくなるのだという。つまり、一刻も早く解除して、補償額を一円でも減らそうっていう、越後屋もシッポを巻く悪企みをしてるわけです。

 ところで、「脱原発」に言及した長崎市長の平和宣言には、素直に拍手を送りたい。それにひきかえ、「脱原発」に触れた広島におけるスッカラ菅君のあいさつに対して、「政治利用だ」と難癖つけた広島県知事ってのはたちが悪い。ちなみに、この方は元通産官僚です。だからどうしたってことではありませんがね・・・。で、「本来、平和記念式典は被爆者のことや核兵器について考える機会であるのに、 それが違う方向にいっている」とわけのわかんないことのたまっているのだけれど、核兵器も原発も、根は同じってことがわかってないんだね。それとも、わかっていても話をすりかえてるのか・・・。いずれにしても、それに比べれば、「ノーモア・ヒバクシャ」を訴えて、核兵器でも原発でも被曝には変わりはないと同じ地平で語った長崎市長をくろねこは支持したい。

 とにかく、政治家さんには、こうしている間も日本そのものが内部被曝していっているんだということを、深く認識してほしい、とないものねだりをするくろねこであった。

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2011年8月 9日 (火)

「宗教法人に課税を」・・・ある新聞投稿者の卓見。

 葬式ビジネスのあこぎさというのは、両親の葬儀の折に嫌というほど味わったのだが、どうやら東北の被災地でも横行しているようだ。なんでも、遺体安置に1日10万円、ドライアイス代も1万円と、暴利をむさぼっているらしい。便乗商法も数々あれど、犠牲者だけでなく遺族までムチ打つとは、葬式ビジネスってのはなんとまあ嘆かわしいのだろう。

 京都市から護摩木使用を拒否された陸前高田の被災の松が、地元で「迎え火」として燃やされた。これで京都市が挽回するチャンスを失ったわけで、これからどう対処していくのか見物だね。まさか、このまま、人の噂も七十五日でほっかむりしちゃうんじゃないだろうね。

 さて、昨日の猛暑でさすがに電力不足の脅しが始まるかと思ったら、なんのことはない、東電は東北電力に110万kwの電力を融通していた。電力需要がこの夏最大になったってのに、電気融通できるだけのユトリがあったんだから、節電キャンペーンってのはなんのこっちゃってことです。電気予報なんてうっとうしいことやって、ちょいと電力需要が高くなると新聞やTVはさも深刻そうに電力不足を煽っているくせに、電気を他の電力会社に融通してましたって事実はほんのお飾り程度にしか伝えようとはしない。このあからさまなスタンスってのは、ようするにこの期に及んでも電力会社におもねざるを得ないマスメディアの哀れさの象徴なんだろうね。

 ところで、今日の東京新聞の読者欄に、タバコや酒を増税するくらいなら、いっそのこと宗教法人の優遇税制撤廃したら、って意見が寄せられていた。なるほどな、であります。何度も書いているけど、震災以来、宗教家からのメッセージって本当に少ないわけで、宗教家なら、いま行動しなくてどうする。「国民がこんなこと言い出す以前に宗教家サイドから、『国民が困っているのだから非課税では申し訳ない。課税してください』となぜ言えないのだろうか」という投稿者のご意見に、「ごもっとも」とエールを送るくろねこであった。

 なにやら、スッカラ菅君が、「もんじゅ廃炉」を検討しているようだが、ここまできたら思いつきでも何でもいいから、ビシバシやるこった。増税マン・野田君が代表戦に名乗りをあげるようだし、ジワジワと包囲網も狭まって、もう腹を据えて「脱原発」に邁進するしか生き残る道はないんだからね。日和見馬渕にしたって、影の薄い小沢(鋭)にしたって、もちろん増税マン・野田にしたって、原発に関してはどっちつかずのズッコイ立ち位置で様子見してるだけなんだから、ここは一発、「てめ~ら、原発はどうすんじゃ」と恫喝してやりゃあいいんだよ。ま、それができりゃ、いまのようなみじめな宰相不幸社会にはなっていないんだろうけど・・・。

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2011年8月 8日 (月)

風評被害を助長する京都市&吉本隆明の詭弁。

 ジョー山中、逝く。去年の年明けの「大口ひろし追悼ライブ」のステージで、ミッキー吉野のキーボードをバックに「人間の証明」を歌い上げた姿が目に浮かぶ。それからほんのひと月ほどで癌を告知されたそうだが、それにしても早すぎる旅立ちだ。合掌!

 さて、京都五山の送り火に護摩木として使う予定だった、震災で倒れた陸前高田の松が、「放射能汚染が心配」という市民の声で急遽使用中止となった。護摩木には一本一本、被災者の思いが綴られていたそうだが、なんともやるせない。陸前高田の松は、放射能チェックもされていて、なんの問題もないという結論が出ているというのに、ほんの数十件という市民の抗議に京都市が過剰に反応したおかげで使用を拒否されたわけで、これこそ「風評被害」の最たるものでしょう。

 正確な情報を積極的に開示しないから、こういうことが起きるんであって、国も自治体も自らが「風評」製造機になってるわけです。で、今回の護摩木について言えば、明らかに汚染されていないということがわかっていたにもかかわらず、わずか数十件の市民の声をあたかも「世論」であるかのごとく装って中止にした京都市の事なかれ主義は犯罪的ですらある。京都市民は、いまからでも遅くないから、京都市に掛け合って陸前高田の松材を使った護摩木使用を認めさせるべきだと思うよ。なんの根拠もなく、「放射能汚染」の疑いをかけた市民の声ってのは、自らの「無知」をさらけだしたようなもんなんだろうけど、おそらくそんなことにも気づかないひとたちの声が「世論」として形成されていくことに恐怖すら覚える今日この頃なのだ。

 ところで、外務大臣が、「日本で流通している食品は安全」と強調してきた主張を自粛するように指示したっていうのだが、これって、つまりはそれほどまでに食品汚染は広がっているってことを意味してるんだよね。汚染牛肉のことばかりが注目されているけど、その裏側では海産物の汚染が深刻化しているという噂もあるわけで、その被害は果てしないってのが現実なのだ。そして、なによりも怖いのは、いま起きていることはほんのスタートにしか過ぎないってことなんだよね。放射性物質の恐怖を描いた『魚が出てきた日』っていう映画があったけど、夜の浜辺に魚がポツンポツンと浮き上がるラストシーンがとても印象的だったんだが、汚染牛肉ってのはその魚と同じようなもんで、あくまでも汚染のプロローグなのだ。

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 原発ってのはひとたび事故が起きれば、百年、千年、万年単位で汚染は続くわけで、本来人間が制御出来るものではないんだよね。つまり、人間と原発の悲惨な戦争ってことなんだが、そうした現実を目にしながら、それでも吉本隆明は、「原発をやめる、という選択は考えられない。科学に後戻りはない」と強弁するのだろうか。

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2011年8月 7日 (日)

東海TVの間抜けさよりも、「やらせ」の首謀者、佐賀県知事の狡猾さをこそ徹底的に追求すべきなのだ。

 昨日の養蜂家の取材はなかなか面白かった。原稿書く前なので詳しくは紹介できないけれど、国産と称している「はちみつ」のなかには、実は中国産とのブレンドというのがあるそうな。それも、中国産に国産の「はちみつ」を20%ほど足したものなのだとか。ちなみに、社団法人日本養蜂はちみつ協会の会長は、自民党の悪代官面した大島君です。だからどうしたというわけではありませんが・・・。

 さて、原爆記念日というのにスッカラ菅君からは劇的なメッセージが発せられることもなく、広島市長の平和宣言も何か奥歯にモノがはさまったようで、不快指数(死語か?)は高まるばかりなのだが、そんな心境をさらにヒートアップしてくれたのが、パパが玄海原発PR館館長だった古川佐賀県知事だ。九電と示し合わせた「やらせ」の疑いが解決しないうちに、今度は、自民党県議への働きかけを要請していたことがばれちゃった。事実関係は第三者委員会が調査中というけど、一連の言動が事実だとすれば、「やらせ」を要請していたのではなくて、この知事は「やらせ」の首謀者だったってことになるね。

 東海TVが知能指数疑われるようなテロップ流したことで1万件の抗議が集中したそうだが、佐賀県知事への抗議はわずか160件ほどだったそうな。おそらく、こうした結果になったのはマスメディアの報道の仕方にもあると思う。東海TVの場合は、テレビ局に限らずどこでも裏側ではこんな悪い冗談やってるんだよね、っていう面白ネタ的な要素もあるから、芸能スキャンダル的な取り上げ方をどこかでしている(・・・と、くろねこは思っとります)。ところが、佐賀県知事のケースは、これはもう原発行政の闇の部分が一気に表面化した文字通りのスキャンダルだから、マスメディアの報道には温度差があるし、どちらかというとあまり煽りたくないっていう配慮が透けて見える。

 本当なら、東海TVの間抜けさよりも、佐賀県知事の狡猾さをこそ徹底的に追求すべきなのだ。佐賀県知事の「やらせ」要請ってのは、東海TVのアホさかげんとは比べものにならないほど悪質ですから。でも、ほとんどのメディアはそれをしない。それが問題なのだ。ニュースとしては伝えても、その背景にある知事を代表とする首長と原子力村との癒着なんてことまでは踏み込んで報道するマスメディアはほとんどない。(その意味では、東京新聞の孤軍奮闘ぶりは評価できる)つまり、そんな背景があっての160件の抗議なんでしょうね。抗議しやすいところに集中しているという見方もあるようだけど、それだけではけっしてないね。報道の仕方と量が大きく関与しているはず。原発行政にマイナスになるニュースはなるべく小さく扱いましょう、っていう記者クラブ協定でもあるんじゃないの、と、ついつい妄想を逞しくするサンデー・モーニングであった。

【くろねこの競馬予想】

 新潟では、マイルの重賞、関谷記念。新潟競馬しょうが、かつては新潟県関谷市にあったことから名づけられたレースで、なかなか由緒正しいG3だ。別定戦だけにひねりすぎた穴狙いは禁物だけど、ちょっと面白そうなのが3歳牝馬のサトノフローラ。51kgの斤量は明らかに恵まれた。夏競馬は、穴をあけるならえてして格下軽量の牝馬が鉄則。相手には、今度こそのセイクリッドバレーといよいよ本格化の兆しが見えてきたエアラフォン。

 函館の函館2歳ステークスは、幼稚園児の徒競走みたいなものだから、これは「見」するのがよろしいかと。新馬戦が秀逸なレースだったファインチョイス、コスモメガトロンがどんな競馬をするか。じっくり拝見です。

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2011年8月 6日 (土)

九電にミュージカルのチケットを「おねだり」した鹿児島県知事。

 任期途中で横浜市長の座を投げ出した中田君の置き土産である「つくる会」の教科書採用についで、今回は「つくる会」の元メンバーによる教科書が横浜市内一括で採択された。「子どもにとって、適切な内容なのかという議論より、賛成した委員の政治的信条を優先させている」という反対意見もあるように、「つくる会」系の教科書ってのはなんともきな臭い。東京では大田区が、歴史と公民の教科書に「つくる会」系のものを採択したようだが、ネットに横行する排外的な意見ってのはこうした教科書がひと役買っているのかもしれないと思うと、ため息が出てしまう。

 ところで、鹿児島県知事が九電にミュージカルのチケットをおねだりしたそうな。チケット手に入らないかねえ、と便宜を図ってもらうことはあるとしても、知事という立場を考えれば、ましてや相手が原発がらみの九電ということを考慮すれば、チケット代はお支払いするのがマナーでありモラルというものだろう。ところが、鹿児島県と知事は、なんとタダでもらっちまったというのだから、これはもう便宜を図ってもらったというのではなく、「おねだり」したってことです。「私の(原発)増設同意には影響していない。まずいという気持ちはない」と開き直ってるけど、おそらく今回のチケットなんてのは氷山の一角で、それはもうかゆい所に手が届くような便宜供与があっただろうことは容易に想像がつく。

 それにしても、ミュージカルのチケットくらいは自分で買えよ。ったく、情けない。ま、チケットただでもらっておいて、「まずいという気持ちはない」ってふんぞり返っちゃうほど政治家としてのモラルが欠如している御仁ということはよくわかった。こんなのが原発に関して影響力もってるんだから、やっぱり原発ってのは危なっかしいものなのだ。

 さて、いまは早朝の5時半になろうとするところ。今日は、これから、養蜂家の取材で埼玉の山奥に遠征です。撮影もあるから、雨だけは降りませんように・・・。

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2011年8月 5日 (金)

「更迭」という名のお手盛り人事!?

 松田選手はやっぱり介抱のかいなく・・・合掌。

 さて、東海放送がなにやら馬鹿をやったようだ。ま、仲間内のおふざけのつもりだったんだろうけど、なんの手違いかそのままTVで放映されちゃったわけだから、こりゃもう謝罪ぐらいじゃおっつかないやね。それにしても、「怪しいお米 セシウムさん」なんてフリップつくって遊んでたんだから、この程度のオツムのひとたちが番組作ってるってことです。TVの草創期の頃は、新しいメディアへの危機感もあって、映画界からは「電気紙芝居」なんて揶揄されたものだが、60年たったいまそれが本当になっちゃったってことです。

 さて、唐突にも経産省事務次官、原子力安全・保安院長、資源エネルギー庁長官の三悪人が更迭されたってんだが、これって更迭なんだろうか。ま、人事の季節とはちょいとズレてはいるけど、ようするに政治主導で人事動かされちゃたまらんてことで、経産省が自ら動いたってところでしょう。後任人事の顔ぶれ見たって、どこが「人心一新」なんでしょうね。「人心一新」というなら、戦う官僚の古賀君なんかを抜擢すれば拍手喝采なんだけど、そんな器量は涙流す前に汗をかけの海江田君にはないからね。記者会見では、「人事権者は私です」と何度も繰り返してたけど、ようするにそれが言いたかっただけです。ま、その裏側では経産省の官僚がコントロールしてるわけで、涙流す前に汗をかけの海江田君は経産省の傀儡ですから、何言ってもそれは官僚の意向ってこってす。

 経産省にすれば、これでどうにか人事権は確保したってわけで、三悪人だってこれで矢面に立たずにすむんだから、内心はホッとしてるよ、きっと。確かめたわけではないけど。ま、なんのことはない、とりあえず官僚に責任とらせた形にして、ちょいとガス抜きしたってこと。官僚側にすれば、自分たちは責任とったから、次は政治家の番だよって手ぐすねひいているに違いない。

 スッカラ菅と海江田の綱引きってのは、ようするにスッカラ菅VS経産省の代理戦争みたいなもんなんだよね。三悪人の更迭(?)で、戦いは次なるステージへと移ったわけで、これからは発送電分離などの電波行政の核心をめぐって、切った張ったが繰り広げられるはず。スッカラ菅君の「脱原発」にかける本気度も、その中でハッキリしてくるんじゃないだろうかと占うくろねこであった。

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2011年8月 4日 (木)

マニフェストを売り渡した民主党に存在価値はない。

 「嫌煙権」なんて言葉が蔓延して、喫煙者が肩身の思いをし始めた頃、「そのうち闇タバコなんてのが出てきて、街角の暗がりから、お兄さん、いいモク入りましだぜ、なんて声かけられたりして」てな笑い話をしたことがある。ま、ちょっとした酒場の戯言であったのだが、震災以来タバコが品薄になって、成田の税関では「タバコ押収量最多」なんて記事を目にすると、なんか「闇タバコ」も笑い事ではなくなってきたなあ、と妙に感心する今日この頃である。

さて、原子力損害賠償支援機構法が民自公のシャンシャン合意で成立した。支援者復興を人質に政局ゲーム続けてるくせに、こういうことになると決断の早いこと。ま、東電は、民主にとっても自民にとっても金づるですから、そう簡単に潰すわけにはいかない。つまりは、どちらの党も国民の代表というよりは、金くれるやつの代表ってことです。生肉の食中毒で倒産する焼肉屋があれば、放射能撒き散らしても自己責任を追求されることなく国が面倒みてくれる電力会社もある。これが資本主義ってやつですか。なとまあ、情けない。

 情けないといえば、民主党は「子供手当て」を廃止するんだとか。そもそも、「子供手当て」ってのは、「社会全体で子育てしよう」という理念が基本にあったわけで、これは民主党のいわばキモの政策だったはずだ。それを、公債発行特例法案と引き替えに自公と手打ちしちまったんだけど、こうなったら自公だって図に乗ってくるのは当たり前。案の定、高校無償化などいわゆる「4K」をすべて見直さなくちゃテーブルにつかないよって態度を示している。

 ま、民主党のヘタレさかげんが自民党をつけあがらせているわけだけど、「4K」すべて廃止しろってのは、民主党のマニフェストに賛同して投票したであろう有権者を愚弄してるんだよね。ましてや、一筆添えて出せなんてことまでのたまっている馬鹿もいるようだけど、マニフェストすらも政争の具にしようってんだから、この国の政治ってのは腐りきっている。民主党にマニフェストを反省しろってのは、民主党に投票した国民にも反省を迫っていることを意味していることを忘れちゃいいけない。

 「子供手当て」を廃止することに合意してしまった民主党ってのは、政党の命でもあるマニフェストを捨てちまったわけで、これはもう存在価値はありません。菅降ろしなんてのにうつつを抜かしているうちに、国民はとっくに民主党降ろしに動き出しているわけで、そんなことにも気づかない民主党議員ってのは哀れなもんです。

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2011年8月 3日 (水)

またしても1万シーベルト&児玉教授参考人質疑動画

 サッカーの元日本代表で現在は松本山雅所属の松田が練習中に急性心筋梗塞で心肺停止。相当厳しい状況とささやかれているけど、どうにか復活してほしい。

 セシウム汚染牛肉で、栃木県も出荷停止。この状況は全国に飛び火することも考えられるから、そうなったら日本の畜産は壊滅的な打撃を受けるはず。米の検査も急ピッチで行われるようだが、日本の食の未来を考えると、暗澹たる思いに駆られてしまう。福島第一原発では、1万ミリシーベルト(10シーベルトと表記しているメデスィアもあるけど、単位を変えるだけでインパクトのなんと違うことよ))という高濃度汚染のエリアがまた一ヶ所発見されたようだし、おそらく想像を絶する放射能汚染が東北から関東、東海に広がっているのではないだろうか。そのデータを、たぶん国は握っているはず。恐ろしくてとてもじゃないが今となっては公表しようにもできないってのが正直なところなんかじゃなかろうか。

 女で失敗しちまったおぐし疑惑の西山君は、原子力安全・(不)安院の隠蔽体質をつっつかれ、「隠す意図はなかったが、国民に示すという発想がなかった」とベラボーな発言したそうだが、そもそも情報を公開しようという姿勢は皆無なわけで、これじゃまとも事故対応なんてできるわきゃないんだよね。

 で、昨日のブログで紹介した東大の児玉龍彦教授の衆議院の委員会での参考人質疑の動画が このところ削除されていたのだが、どうにか復活したようなので是非ともご覧いただきたい。

H23.7.27 衆院厚労委員会 児玉龍彦参考人 3.21の雨

 とうわけで、本日は朝から打ち合わせでちょいと遠出するため、これにて・・・。

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2011年8月 2日 (火)

児玉龍彦教授の警告を何故メディアは無視するのだろう。

 静岡で駿河湾を震源とする震度5の地震。東海地震とは直接関係はなさそうとは言うものの、日本を取り巻くプレートのメカニズムに異変が起きているのは間違いない。なんだか、「日本沈没」が現実味を帯びてきたような・・・。

 で、どこまで続く泥濘ぞ状態になっている福島第一原発では、毎時1万ミリシーベルトという超高濃度放射線汚染エリアが見つかった。7000ミリシーベルトで100%死亡というから、これってもう想像を絶した汚染状況ってことになる。3月12日のベントが原因というけど、だとしたら相当高濃度の放射性物質がこれまで飛び散っているわけで、東大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授が衆院厚生労働委員会で訴えた「福島は広島原爆の30個分」という説にもっと為政者どもはもっと耳を傾けるべきでしょう。10年、20年後の日本の放射能汚染を考えると、ゾッとする。

 パパが玄海原発PR館館長だった古川佐賀県知事が、「(原発再稼動を求める)経済界の声も取り上げようぜ」って九電に「やらせ」教唆とも言えるアドバイスをしたってことが問題になっていたが、どうやらアドバイスはとても具体的なもので、「声の出し方として、メールやネットというのもありまっせ」とその手口までサジェッションしていたってね。ま、ここまできたらリコール運動でもなんでもやって、辞任してもらうしかないでしょう。

 原発を抱える地域の首長ってのは、何かあるっていうと「国の態度が・・・」って責任を国になすりつけるけど、もうそんなおためごかしは通用しない。「原発」についてどう考えるのか、ハッキリとした意見を表明すべきでしょう。それをしないで、佐賀県知事のように姑息で薄汚い手段で世論操作しようなんてのは言語道断。ていうか、政治家としてサイテーです。「脱」だろうが「推進」だろうが、ひとりひとりが自らの意見を旗幟鮮明にすること。特に、メディアに登場する人間は、それは義務だと認識してもらいたいものだ。

 産経新聞がスッカラ菅君のお友達の「謎(?)」のイタリア人について記事にしているようだけど、これって2週間ほど前に日刊ゲンダイが報じていたことと同じです。なんでいまさら取り上げているんだろう。なんとも陳腐なヨタ記事なんだけど、こんなの報道する暇あったら、児玉龍彦教授の警告を真摯に取材してみたらいかが・・・ま、原発推進の邪魔になる人物を取材する根性はないだろうけどね。 

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2011年8月 1日 (月)

会社は自民、組合は民主。労使がつるんだ献金構造。

 昨日の埼玉知事選の投票率24.89%。いくらなんでもひどすぎる。現職もその他の候補者も一様に「脱原発」「原発ゼロ」を掲げてれば、対立軸が見えにくいってのはあるんだろうけど、それにしても大統領並みの権力握っている知事の選挙なんだから、これじゃ、投票権の放棄だし、どんな県政になっても文句は言えないと思うけどね。

 電力総連から民主党に1億円を超える献金があったそうだが、やっぱりねってことで驚くにはあたらない。会社は自民、組合は民主ということで、労使がつるんで政界を取り込んでるんだから、そうおいそれと「脱原発」に舵を切るわけにはいかないわけだ。国民の命より目先の金が大事ということです。そのために「安全神話」のデッチ上げがあったわけだし、「やらせ」なんてのも日常茶飯事ってことですね。ようするに、「やらせ」しなくちゃならないってことは、原発は危険ってことを自ら証明としているようなもんです。

 スッカラ菅君が、いつまでたっても口先だけの「脱原発」にしか見えてこないのは、こうした電力側からの献金がきいてるのかもしれない。ひょっとして、「脱原発」はポーズだけで、その実は原発推進派の回し者だったりして。てなことを勘繰りたくなる二日酔いの朝であった。

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