« 知らぬは国民ばかりなり。 | トップページ | 5人の筍からリーダーを選ばざるを得ない政治状況ってのは、もはや笑うしかない。 »

2011年8月27日 (土)

一郎・ポッポ連合の愚かな選択。

 いやはや、昨日の雨にはまいりました。バケツどろかバスタブをひっくり返したような豪雨だもんね。それに加えて、雷ゴロゴロなんだから、ちょいとブルっちまった。

 さて、スッカラ菅君が正式に退陣を表明。で、一郎・ポッポ連合軍は、原発の走狗と成り果てた、海江田万事休すを支持なんだと。ま、前原、野田、馬渕、鹿野といった筍たちと手を組むことは考えられなかったから、消去法でいくと海江田万事休すってことになっちまうんだろうけど、これで民主党ってのは「脱原発」なんかどうでもいいんだということがよくわかった。

 もっとも、ポッポは元々原発推進だし、一郎も原発については寛容なところがあるから、そこが気になっていたのだが、海江田万事休す支持となって、ああ、やっぱりなということか。「ああ、やっぱりな」が多いんだよね、一郎・ポッポ連合って。特に、一郎は妙なカリスマがあるから、何か手を打ってくるだろうと、こちらが勝手に期待したりするのだが、政権交代以来、節目節目でけっこう「ああ、やっぱりな」ってのが多いからね。

 結局のところ、「何もしない」のが一郎の戦術なんじゃないのかなあ。「何もしない」から、逆に敵は疑心暗鬼になって、「裏で何か仕掛けるんじゃないか」と勝手に思い込んで、ますますカリスマ性が高まっていくって寸法だ。でも、結果としては「何もしない」から、「ああ、やっぱりね」ってとこに落ち着いてしまう。普天間問題しかり、公務員改革しかり・・・゛政権交代以来、何も結果残してないんだよね。

 もちろん、一郎だけの責任ではないけれど、期待値が大きかっただけに、失望も大きいってことです。で、今回の海江田万事休す支持ときては、そろろそろ買いかぶりもいい加減にしたほうがいいかもな。どんな深慮遠謀があるかは知らんけど、現時点では愚かな選択だと思う。独自候補立てて、「脱原発」「国民生活第一」を掲げて、敢然と戦うべきだったのに・・・。ま、誰が代表になろうが、「脱原発」の流れに一定のブレーキがかかるのは確実でしょう。ああ、やんぬるかな。

|

« 知らぬは国民ばかりなり。 | トップページ | 5人の筍からリーダーを選ばざるを得ない政治状況ってのは、もはや笑うしかない。 »

民主党」カテゴリの記事

原発」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 一郎・ポッポ連合の愚かな選択。:

» 脳梗塞のあてにならない選挙予測(27日18時現在) [岩下俊三のブログ]
公職選挙法が適用されないから、事前の票を予想することが可能であろう。まずその前提として個人的には鉄であるから、前原は嫌いではない。ただし、彼がアメリカの代理人であり、 ... [続きを読む]

受信: 2011年8月27日 (土) 17時41分

« 知らぬは国民ばかりなり。 | トップページ | 5人の筍からリーダーを選ばざるを得ない政治状況ってのは、もはや笑うしかない。 »