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2011年8月 6日 (土)

九電にミュージカルのチケットを「おねだり」した鹿児島県知事。

 任期途中で横浜市長の座を投げ出した中田君の置き土産である「つくる会」の教科書採用についで、今回は「つくる会」の元メンバーによる教科書が横浜市内一括で採択された。「子どもにとって、適切な内容なのかという議論より、賛成した委員の政治的信条を優先させている」という反対意見もあるように、「つくる会」系の教科書ってのはなんともきな臭い。東京では大田区が、歴史と公民の教科書に「つくる会」系のものを採択したようだが、ネットに横行する排外的な意見ってのはこうした教科書がひと役買っているのかもしれないと思うと、ため息が出てしまう。

 ところで、鹿児島県知事が九電にミュージカルのチケットをおねだりしたそうな。チケット手に入らないかねえ、と便宜を図ってもらうことはあるとしても、知事という立場を考えれば、ましてや相手が原発がらみの九電ということを考慮すれば、チケット代はお支払いするのがマナーでありモラルというものだろう。ところが、鹿児島県と知事は、なんとタダでもらっちまったというのだから、これはもう便宜を図ってもらったというのではなく、「おねだり」したってことです。「私の(原発)増設同意には影響していない。まずいという気持ちはない」と開き直ってるけど、おそらく今回のチケットなんてのは氷山の一角で、それはもうかゆい所に手が届くような便宜供与があっただろうことは容易に想像がつく。

 それにしても、ミュージカルのチケットくらいは自分で買えよ。ったく、情けない。ま、チケットただでもらっておいて、「まずいという気持ちはない」ってふんぞり返っちゃうほど政治家としてのモラルが欠如している御仁ということはよくわかった。こんなのが原発に関して影響力もってるんだから、やっぱり原発ってのは危なっかしいものなのだ。

 さて、いまは早朝の5時半になろうとするところ。今日は、これから、養蜂家の取材で埼玉の山奥に遠征です。撮影もあるから、雨だけは降りませんように・・・。

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