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2011年8月11日 (木)

原子力安全・保安院の情報隠蔽、情報操作は国家公務員の倫理規定に抵触しないのだろうか・・・。

 朝、我が家のドラ猫の飲み水で蚊が溺れていた。蚊も墜落するほどの暑さのなのかと感心してしまった。で、我が家のドラ猫といえば、指定席の階段下でのびていたのであった。↓こんな具合です。

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 何日か前に、こんにゃくゼリーで子供が窒息死したというニュースが流れていたのだが、 消費者庁は窒息の原因はこんにゃくゼリーではないと訂正したそうな。では原因は何だったのだということになるのだが、「プライバシーに関わる」ので明らかにできないのだとか。ふむ、なにやら奥歯に物の詰まったような歯切れの悪さだ。こういうもってまわったような言い方って気になるなあ。眠れなくなるじゃないか。それにしても、メーカーにとってはいい迷惑だね。これって、営業妨害にはならないのだろうか。

 さて、ようやくスッカラ菅君の退陣が見えてきたようだ。まさか、またしてもブラフってことはないだろうねえ。再生エネルギー法成立を花道にってことのようだが、この法案って穴だらけなんだよね。再生エネルギーの全量買い取りを電力会社に義務付けようってのはいいにしても、発送電分離という電力行政の根幹には手をつけないわけだから、結局のところ何も変わらない。あたかも、「脱原発」に向けた第一歩のようにスッカラ菅君あたりは自画自賛しそうだが、原発促進を目的とした電源開発促進税はそのままで、そこに再生エネルギーの買取代金が上乗せされるんだから、電気料金は値上げになるという寸法だ。東京新聞「こちら特報部」は、「電力会社や経済産業省などの牙城は崩せず、国民負担だけが倍増する〝置き土産〟はいらない」と指摘しているのは、ごもっともとなことなのだ。スッカラ菅君のとんだ「置き土産」にならなければいいけれど・・・。

 ところで、福島第二原発でも一部電源喪失が起きて、危機的状況だったことがわかったなんてことが伝えられているけど、何を今さらだ。原子力安全・(不)安院院長が、退任前の記者会見で、フクイチの事故翌日にはメルトダウンの可能性を認識していたとシレっとほざいていたようだが、福島第二の危機的状況ってのもおそらく把握してたんだろうね。こうした官僚による情報隠蔽、情報操作ってのは、刑事告発の対象にならないのだろうか。職務怠慢どころの話ではないんであって、まさに犯罪だと思うのだけど・・・。

 国家公務員倫理法第3条1項には、「職員は、国民全体の奉仕者であり、国民の一部に対してのみの奉仕者ではないことを自覚し、職務上知り得た情報について国民の一部に対してのみ有利な取扱いをする等国民に対し不当な差別的取扱いをしてはならず、常に公正な職務の執行に当たらなければならない」とあるのは、建前か・・・!?

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