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2011年9月

2011年9月30日 (金)

またしてもスットコドッコイ判決・・・沖縄密約控訴審のベラボーな裁判官。

 陸山会事件でスットコドッコイな判決が出たと思ってたら、今度は沖縄密約訴訟の控訴審で、「密約文書はあったんだけど捨てちゃったから公開できないよ」ってヘンテコリンな判決が出た。これにならえば、国民に隠しておきたいことがあったら関係書類は廃棄しておいたほうがいいよ、ってことになるね。裁判所が証拠隠滅を勧めてるようなもんです。原告の一人でもある元毎日新聞の西山太吉氏が、「どんな秘密でも、時間がたったら公開するのが近代国家。日本は国際水準に達していない」って怒り心頭なのもむべなるかななのだ。それにつけても、裁判官てのもベラボーな人たちです。かつての「女子大生亡国論」ならぬ「裁判官亡国論」てわけか。

 さて、小沢一郎の「政治とカネ」ではよれによれる東京新聞ですが、原子力村告発に関しては相変わらず気合が入ってます。今日の朝刊では、エネ特会(エネルギー対策特別会計ょの原発予算の半分以上が経産省や文科省の役人どもの天下り法人に支出されていたことを報じている。エネ特会の原資ってのは、電気代に上乗せされている「電源開発促進税」で、つまりは知らぬ間に消費者は原発建設に加担させられていたってわけです。ま、税金を食い物にして原発推進して、事故があったらそれも税金でどうにかしようってんだから、電力事業というのがいかにおいしいかわかろうってものだ。

 さあ、今日は校了。クライアントと顔突き合わせて丁々発止しなくちゃいけないから、いまから体力つけておかなくっちゃ。

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2011年9月29日 (木)

日本は放射能汚染国家なのだ、という事実と真摯に向き合わないと大変なことになりますよ。

 全日空機の背面飛行には、びっくりしたなあ、もう、なのだ(って、古いか)。運輸安全委員会の委員長が、「(乗客は)夜間で外の景色が見えず、背面飛行に気付かなかった可能性もある」って説明しているようだけど、ホンマかいな。重力があるんだから気付かないわけないと思うけどね。大惨事につながりかねない異常事態だってのに、妙にすっとぼけた発言に力が抜けました。

 さて、しつこいようですが、人権派弁護士が会長の日弁連から、陸山会事件のトンデモ判決に対する意見がまったく聞こえてこない。国会議員にも弁護士上がりはゴマンといるだろうに、この判決にはダンマリを決め込んでいる。「不当判決だ」と声を上げれば、TVニュースでは「小沢グループ」なんてレッテルを議員の名前に貼り付ける始末。「小沢政局」はなんでもありってことなんだろうね。社民党の党首も弁護士だろう。こういう時こそ、法律論として「陸山会事件判決」を語るべきなんじゃないのだろうか。国会議員がこんなんだもの、これじゃあ、冤罪はなくならないね、絶対に。

 浜岡原発周辺地域では、「永久停止」の議決が出たりしてるのだけど、静岡県知事はどうやら時期を見て再稼動に乗り出す気配だ。で、県議会の代表質問に応えてこんなこと言ってます。「永久停止宣言で思考停止になったら知的な鎖国。そうならないように、科学的に評価し、県民の意見も踏まえて判断する」。なんのこっちゃ。思考停止しちゃってるのは、知事の頭の中ってことです。それにつけても、「思考停止になったら知的鎖国」ってのは、すさまじい言語能力です。「政治は言葉なり」っていうけど、だとすればこの知事はそれだけで政治家失格でありましょう。ま、茶葉が汚染されている、って時にも、「飲用茶にすれば問題ない」なんてオトボケかましてたから、そもそもこの程度のレベルなんでしょうが、情けないことではある。 

 ところで、群馬県立近代美術館で開催予定だった、「ロシア国立エルミタージュ美術館所蔵のガラス工芸品」の企画展が、放射能汚染を理由に中止になった。実際の汚染数値がどの程度かはわからないけれど、世界から見れば日本は放射能汚染国家なんだよね。それも、現在進行形なわけで、いつになったら収束するのかの見通しすら立っていない。それでも世界に向けて原発売り込むようなことしてるんだから、そりゃあ、世界の笑い者にならないわけがない。放射能汚染ともっと真摯に向き合わないと、大変なことになりますよ・・・。

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2011年9月28日 (水)

陸山会事件判決を「国民の常識的な感覚に近い」と評価する大学教授の「ああ、勘違い」。

 上海で地下鉄が衝突。信号の故障が原因ということだけど、中国版新幹線の大事故に続いてのことだから、安全管理にかなり杜撰な面があるってことなんでしょう。もしこれが、原発だったら、と思うと背筋が寒くなる。そうなったら、黄砂と同じように確実に放射能は日本に降りそそぐわけで、その時の危機管理なんかおそらく何も考えてないだろうね、この国は。

 ようするに、原発で儲けることしか考えてないから、原発のためならどんな嘘もつくし、政治化との癒着なんて当たり前。で、佐賀県知事の原子力村とのズフズフさ加減がまたひとつばれちゃいました。今度は、パーティー券を九電に買ってもらってたというのだが、ま、実に古典的な利益供与のあり方です。九電はそのパーティー券を取引会社に無理矢理買わせてたというんだけど、おそらくこういう構図は原発のある地域ではどこも似たようなもんなんじゃないのだろうか。単なる、「推認」ですけど。

 「推認」といえば、陸山会事件の判決について、なんで法曹界、特に日弁連は抗議の声明を出さないのだろう。「有罪」判決ということばかりがクロースアップされ、あたかも贈収賄事件のような報道もされているが、そもそも水谷建設からの裏献金が立証できないから、政治資金規正法の虚偽記載という形式犯で起訴したわけで、それを裁判所が訴因にない裏金問題にまで踏み込んで、なおかつ「推認」つまりは勝手な「憶測」「解釈」をつけ加えて判決を出したってのは職権乱用だと思うけどね。

 陸山会事件については、東京新聞もよれてます。今日の「こちら特報部」は、「小沢氏元秘書一審判決どう見る」というテーマだったのだが、これがまあ、ゆるいのなんの。「状況証拠による『推認』を積み重ねた判決に疑問の声も上がっている」とリードで語りつつ、記事の中身はというと、小沢一郎に説明責任あり、ってことがどうやら言いたいらしい。もちろん、裁判所に批判的な佐高信のコメントなども載せてはいるが、それはあくまでもバランスを取るためのアリバイ作りなんですね。「こちら特報部」としては、「法律的には議論の余地が残るが、国民の常識的な感覚には近い。積極的、挑戦的な判決だ」とする日大教授の岩井奉信のコメントに近い立場をとっているように見える。

 しかし、「国民の常識的な感覚に近い」という発言は、聞き捨てならんけどね。「岩井君のの常識」を「国民の常識」に一般化する根拠が聞きたいものだ。岩井君の言う「国民の常識」ってのは、そこにひっかからない人間は「非国民」という発想につながりかねないと思うけど・・・。もっと言ってしまえば、「国民の常識」にのっとれば、私刑(リンチ)もありってことっすか。それにしても、一応は大学教授ともあろうものが、よくもまあ「国民」という言葉を安易に使ってくれるものだ。「国民の常識的な感覚」ほど、信用ならないものはない、ってのが戦後の反省のひとつでもあったんじゃないのかと改めて考えさせられる今日この頃である。

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2011年9月27日 (火)

陸山会事件の判決は、まるで痴漢冤罪だ。

 有罪の可能性もなきにしもあらずとは思ってはいたものの、昨日の陸山会事件の判決はそんな想像をはるかに超えていた。陸山会事件てのは、そもそも政治資金規正法における虚偽記載について争われていたはずなんだが、裁判所は水谷建設の裏献金まで認定、そればかりか「天の声」なんてことまで持ち出して建設業界との癒着にまで言及した。で、その根拠はとなると、これがすべて「推認」ってんだから呆れる。いやはや、恐れ入谷の鬼子母神とはこのことか。

 そもそも、裁判てものは、「証拠に基づいた事実認定」が基本なんじゃないのか。法学部のなんちゃって学生だったくろねこは、確かそう教わった気がするぞ。状況証拠をどんなに積み重ねたって、たったひとつの具体的な証拠にはかなわない。判決では、「客観的証拠」なんて言葉も出てくるのだが、おそらく5000万円渡したという水谷建設の元社長の証言なんかのことを言ってるんだろう。でも、その証言を裏付ける証拠はないんだから、こんな理屈がまかり通ったら、誰だって犯人に仕立て上げられる。痴漢冤罪なんか、その典型だ。「さわったのはこいつです」って声を上げられたら、それで一巻の終わり。裏金渡したって証言も、これに似たようなもんです。

 ようするに、政治資金規正法の虚偽記載だけじゃ、検察の思い描く小沢一郎抹殺の図式を成立させるにはインパクトが弱いから、起訴事実にない裏金疑惑をことさらに強調してあたかも重大犯罪であるかのごときイメージをひねり出したってことなんでしょう。それに裁判所が乗っかって、検察もそこまでしてくれるのかと驚くほどのゴマスリしたってことです。

 落合洋司弁護士は、

 直接証拠が乏しい中、判決は「知っているはず」「怪しい」という推測を多用し被告間の共謀関係など重要な部分を認定しており、背筋が凍るような思いだ
 推定無罪が原則である刑事裁判の判決は、被告が無罪になる可能性の芽を丁寧に摘む必要があるのに、考慮した跡が見られない。冤罪を生みかねないこうした論法がまかりと折れば、安心して社会活動ができなくなってしまう。
 検察側は満足するだろうが、時代が逆戻りしたような判決だ。判決を慎重に評価すべきだろう。

 と、東京新聞でコメントしていたが、おっしゃるとおりです。

 マスメディアはこぞって鬼の首でも取ったように「政治とカネ」を声高に叫ぶばかりで、こうしたメチャクチャな判決に対して正面から疑問を投げかける姿勢が毛ほどもないのは嘆かわしいことだ。今回の判決は、小沢一郎が好きか嫌いかなんてこととは関係なくて、司法のあり方そのものが問われているんじゃないのだろうか。この判決を認めるってことは、冤罪に加担することに等しいと思うけどね。

 これからは、証拠なんかなくったって、回りの証言や噂があれば、いくらでも犯人にされちゃうかもしれない。それくらい、恐ろしい判決だというのに、政治家の皆さんは、またぞろ証人喚問だなんだとほざいています。木を見て森を見ず・・・なんとまあ、ケツの穴の小さいひとたちなんだろう。

 

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2011年9月26日 (月)

電源3法を自然エネルギーのための法律として組み替えて、原発のある地域を自然エネルギー開発拠点として活性化図ればいいのに・・・。

 男子マラソンで2時間3分38秒の世界新。東京オリンピックのアベベの優勝タイムが、当時の世界最高記録で2時間12分11秒だから、人間はまだまだ進化の途上にあるんじゃなかろうか。ベルリンは記録が出やすいコースとはいえ、これは凄い。2時間2分台も時間の問題か。

 毎日新聞が、東電に天下りしている官僚の数は50人以上、と報じている。その他の電力会社も同じようなもので、ようするに原子力行政というのはすべてが出来レースなわけです。東電なんかは、JALと同じく一度整理して、すべての資産を売り払って、そこからどうするか考えないとだめです。ま、そうしたことをさせないためにも官僚が天下ってるんだろうけど、天下りの官僚は全員即時退社、くらいのドラスティックなことしなけりゃ、これからも何も変わらないと思う。

 上関の町長選なんかもいい例です。結局のところ電源3法による交付金の旨みにどっぷりつかっちゃってるから、原発は怖いってことがわかっていてもそこから抜け出すことができない。でも、フクイチ以来、原発事故ってのは地元だけの問題じゃないということが認識されるようになったから、上関町が原発推進派の町長を選択したからって、原発建設は周辺地域が許さない。知事は埋め立て許可出さないって言ってるんだから、へたすると上関町そのものが孤立することにもなるんじゃなかろうか。

 すべては、国がハッキリとした結論出さないからなんですね。原発交付金がないと町が成り立たない、だから何がなんでも原発推進、っていうのが地元の理屈なんだろうけど、これって原発交付金の変わりに、「脱原発」のための助成金みたいなものを当面地元に交付すりゃあいいんじゃないのだろうか。そして、原発の変わりに自然エネルギーの開発拠点として地元の活性化を図ればいいことなんじゃないの。つまり、電源3法を自然エネルギーのための交付金にすれば、何の問題もないと思うけどね。

 電源3法を自然エネルギーのための法律に変更することなんて簡単なことなんじゃないのかなあ。ようは、ノダメ君にやる気があるかどうかなんだけど、フクイチの始末も終わらないうちに、原発の再稼動だとか原発輸出なんてことぬかしてるお馬鹿さんに、ドラスティックなエネルギー政策がなんてできるわきゃないか。月曜日早々、やれやれです。

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2011年9月25日 (日)

朝日新聞が小沢待望論(?)

 PR誌の文字校正の長いトンネルも、ようやくほのかに明かりが見えてきたところ。水曜までには校了して印刷所にGOとなればいいのだけれど・・・。

 さて、明日は陸山会事件の判決。ま、素直に裁判の成り行きを見れば、石川、大久保、池田の元秘書3人の無罪は決定的だと思うのだが、何が起こるかわからないのが裁判だから、どうなるんでしょうか。これまで小沢狂想曲を煽りたて、検察の出先機関として魔女狩りみたいな小沢バッシングを続けてきたマスメディアだけど、なかには判決後を見据えてあからさまに小沢待望論を述べ立てるやからが出てきた。朝日新聞です。何でも、小沢番だったという記者が署名記事で、小沢一郎は首相になるべきだとエール(?)を送っているのだが、ほっかむり男の星君や、麻生君のゴーストライターとも噂された曽我君なんかはどんな思いでいるんでしょう。

 ま、何をいまさら、って程度のことなんだが、この署名記事を書いた元小沢番という記者は、小沢狂想曲の真っ只中ではどんな役割を担っていたのだろう。明らかに陸山会判決後を視野に入れての小沢ヨイショだと思うのだが、それよりもバッシング最中にこの記者が何を思い、どう行動したかの方がよっぽど興味がある。ま、歯車のひとつでしかない記者にそんなこと期待して始まらないのは百も承知だが、小沢狂想曲に対する自らの立場とその総括もせずに、判決前というタイミングで小沢待望論を書くというのは、無罪が出ちゃってからでは格好がつかないからいまのうちに保険かけとこうという魂胆があるからなんじゃないのだろうか・・・と、深まり行く秋の気配に首をかしげるくろねこであった。

【くろねこの競馬予想】

中山のオールカマーは、アーネストリーで決まりか。59kgがひっかかるけど、このメンバーなら負けるわけにはいかんでしょう。すんなり勝って、天皇賞に駒を進めていただきたい。

阪神では菊花賞トライアルの神戸新聞杯。ダービー馬のオルフェーブルに2着のウインバリアシオンにショウナンマイティ、フレールジャックの4頭の競馬だと思うけど、遅れてやってきた大物フレールジャックに期待したい。菊花賞の権利取りで一発大駆けの馬がいるかもしれないが、おそらく3着までか。

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2011年9月24日 (土)

「ノーサイド」ってのは「日和見主義」って意味だったんですね。

 どうやら、台風が本格的な秋を運んできたようだ。昨夜は、さすがにタオルケット一枚では寒かった。おかげで、夜明け前から目が覚めて、それからはうつらうつら。我が家のドラ猫も、ベッドの上で丸まってビクともしない。いつも秋のお彼岸の墓参りは、汗ばむほどなのに、昨日は涼しいというよりも寒かったからね。このまま日一日と秋が深まっていくのだろう。

 パキスタンで不当に拘束されていたジャーナリストの常岡浩介さんが強制送還となって帰国した。近々、自由報道協会で記者会見するようだけど、マスメディアは常岡さんの不当拘束をほとんどスルーしてますね。今日の東京新聞が社会面のベテ記事で強制送還を伝えていたくらいか。しかし、どんな理由にせよ、ジャーナリストが外国で不当に拘束されたというニュースは、ドラゴンズの落合監督がお役御免になったことや、ノダメ君のカーチャンが外交デビューなんてことに比べたら、マスメディアにとっても極めて重大で深刻な出来事だと思うけどね。

 さて、ノダメ君は、小宮山ニヤケおばさんが所管でもないのにたばこ増税を口走った時に否定したはずなんだが、「してもいいかなあ」なんてことをつぶやき始めたようだ。優柔不断ということはわかっていたけど、それどころか信念も理念もないただの事なかれ主義の節操なしってことだったんですね。「ノーサイド」って言葉も、ノダメ君にとっては、「日和見主義」って意味なわけです。これからも、ことほどさように、ノラリクラリとしつつ、官僚のいいように操縦されていくんだろうね。

 ごまめの歯ぎしり・河野君が、「自民党の会議でも、電力会社の肩を持つような発言をする議員が少しずつ増えてきた気がする。ほとぼりを冷めさせてはいけない」とブログに書いていたけど、電力会社の肩持つ議員が増えつつあるのは、何も自民党にかぎったことではないわけで、首相であるノダメ君自身が狸寝入りしながら、ほとぼりが冷めるを待っているんだから、よほど注意深くチェックしていかないといつのまにか日本は原発銀座に逆戻りしてるかも。関西電力なんか、そうした気配に敏感に反応して、原発再稼動しなけりゃこの冬も節電してもらうからね、てな脅しをかけてきている。ま、ドジョウはしょせんはドジョウってことです。

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2011年9月23日 (金)

将来世代にツケを残さないためには、「増税」より「脱原発」が先だろう。

 ドラゴンズの落合監督がお役御免で、次期監督が高木守道ってんだが、もうこの世代の方々にはご遠慮いただいた方がいいんじゃないの。立浪につなぐまでって話もあるけど、だったら来期から立浪に監督まかせりゃいいわけで、こんなことしてたら若い指導者は育たないだろうね。ベイスターズが牛島を解任して、後任に大矢をもってきて失敗したことがあったけど、あれでベイスターズって球団のやる気のなさってのがわかったからね。案の定、身売り話でドタバタして、みっともない姿をさらけだしているわけだけど、ドラゴンズの今回の監督人事ってのは、将来的なビジョンがこのチヘームにはないんだってことの証なんでしょう。ま、いち球団の人事なんだが、実はプロ野球全体が「昔の名前」だよりで、世代交代にずっと失敗してきたことの終着点みたいなものなのかもしれない。

 ところで、24日の深夜にアメリカの人工衛星が落下するってんで、世界中がスッタモンダしている。どこに落ちるか皆目見当はついていないっていうからそら恐ろしいのだが、もしフクイチに落ちたら・・・。ていうか、世界中の原発のどこかに落ちたとしたら、そりゃあ、パニックになるだろうね。つまり、原発っていうのは存在しているだけで、内包する危険性ってのは想像を超えているってことなんですね。

 そんなことを知ってか知らずか、ノダメ君は国連で原発維持を明確にし、ついでにアメリカに尻尾振って、普天間移設どうにかしますと約束したようだ。ま、そろそろ馬脚を現したってことなんでしょうけど、ノダメ君を好意的に迎えたスッカラ菅君の盟友だった高野君なんか、自身のブログで恨みつらみを語り始めている。「脱原発」どころか「原発維持」に明らかに突き進みつつあるんだから、やっぱりスッカラ菅降ろしってのは原子力村が巻き返すために仕掛けた土俵際のウッチャリだったってことです。

 ノダメ君は事あるごとに、将来世代にツケを残さないために増税が必要だってぬかすんだが、ならば将来世代にツケを残さないためにも「脱原発」を進めるべきなんじゃないのか。フクイチの事故も目途がたたないってのに、「世界最高水準の原発安全」なんて出来もしないことを国連でくっちゃべる無神経さに、おそらく世界は笑ってるんだろうな・・・ああ、情けない。

 今日は恒例のお墓参り。一日も早い「脱原発」をご先祖様にお願いしてこよう。

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2011年9月22日 (木)

日本人ジャーナリストがパキスタンで不当拘束&口先番長ご乱心&東京新聞の言い訳

 東京は台風一過の秋晴れ。とはいえ、そこかしこで台風の被害が出ているようで、山間部ではしばらくは地すべりなどに警戒が必要なんだろうね。フクイチは大丈夫だっただろうか。

 ところで、ジャーナリストの常岡浩介さんがパキスタンで不当に拘束されている。日本政府の要請があったからという情報もあるのだが、詳細はいまひとつ分からない。わかっているのは、日本人ジャーナリストが不当に拘束されているのに、日本政府は何もしていないということ。海外の日本人をサポートするのが大使館や領事館の役目だろうに、くろねこの経験上も日本てのは海外でアクシデントにあった国民に冷たいからね。ましてや、ちょっとでも政治がらみの匂いがすると、外国の側に立ってモノを言いかねないから。

 かれこれ20年以上前に、友人の知り合いが東南アジアの某国で逮捕されたことがあった。ま、映画「ミッドナイト・エクスプレス」みたいな状況だと思ってください。映画と違うのは、現地の人間にだまされて、結果として犯罪を犯してしまったのだが、なんとその時に日本の役人は家族の訴えに、「お宅の息子さんも犯罪犯したんだから」と、ケンもホロロだったそうだ。一審はなんと死刑ですよ。結局、賄賂だなんだということでお金を積んで、30年に減刑されたんだけど、国は何もしてくれなかったていうからね。

 それはともかく、常岡さんの件は、自由報道協会も「解放要求声明」を出しているので、今後の日本政府がどういう対応をとるのか、注目です。

・自由報道協会
パキスタンで拘束された常岡浩介氏の解放要求声明

 さて、口先番長・前原君が、新聞社などのインタビューで、次のような発言をしている。

「東京電力福島第1原発事故を受け、より原発の安全性を高める機運が高まっており、日本が最大の責務を負わなくてはいけない。事故原因の究明、再発防止策を今後の安全性を高めるために使い、世界に広めていく責務がある。日本の原発の安全性への信頼は揺らいでいない。当面は新設しないが、安全を確認して再稼働し、原発輸出もしっかりやるべきだ」

 朝日、産経(電子版)で報道しているのだが、ま、口の減らない野郎です。というか、何の権限があってこうした政策をノダメ君の留守中にくっちゃべってるんだろう。言ってる内容はめちゃくちゃで、いまさら突っ込む気にもならないが、政調会長になってからどうも勘違いが始まったようで、何度も言うけどこやつに権力は、なんとかに刃物なのだと改めて思った次第。

 ようするに、ノダメ内閣ってのは「原発再稼動」ありきで、昨日も書いたけどノダメ君自身がウォールストリート・ジャーナルのインタビューに答えて、「来年の夏」に再稼動って期限まで決めてハッキリ言ってるからね。おそらく、国連の演説でも同じようなことぬかすんだろう。「ネットゲリラ」さんが、「『原発の未来を考える国民会議』とかなんとか作って、次の選挙では全候補者に、原発に対するスタンスを表明させるべきだと思う」と書いていたが、おっしゃる通り。その時その時で、みんな都合のいいように原発へのスタンスを微妙に変えていくんだから、こうなったら、これっきゃないでしょう。

・ネットゲリラ
ネトウヨは日本を滅ぼそうとしている

 最後に、鉢呂君辞任のきっかけとなった「放射能云々」発言の報道のあり方が問題になっているが、今日の東京新聞が、「発言」欄の「応答室だより」のコーナーで「共同通信の記事の役割」という小見出しを立てて言い訳をしていた。東京新聞はその場にいなかったにもかかわらず、共同通信が配信した記事を1面トップで報道したのだが、それについては、「共同通信は本紙など全国の新聞社、NHKが組織し、国内、国外のニュースを報道聞機関に配信する一般社団法人です。本紙を含め加盟社は取材網充実の一環として位置付け、共同の記事を日々掲載しています。今回も、本紙が共同通信の記事を使って報じたからといって、決して『伝聞』ではありません」とちょいと強気です。で、海外ニュースの場合を取り上げ、「東京新聞の特派員がいない場合、一報は通信社の記事を載せ、出来事の分析や論評に力を入れて報じるようにしています」ってんだが、今回の場合は、その分析や論評があまりにも身勝手だったことに問題があると思うんですけどねえ。そして、言い訳はこう締められています。「もちろん、現場に本紙記者がいれば自前の記事を書きますが、いなかったからといって記事が掲載できないわけではありません」てな具合です。いやあ、そこまで居直りますか。記事を掲載するな、なんて誰も言ってないもんね。掲載するなら責任とれよ、ってことなんだけど、東京新聞にしてこれなんだから、他は押して知るべしってことですか。

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2011年9月21日 (水)

ノダメ首相、「原発再稼動」で笑い者になるためにNYへ&利権に群がる政治屋の性

 名古屋で100万人に避難勧告。1959年に紀伊半島から東海地方を襲った伊勢湾台風を思い出す。そういえば、あれも台風15号だった。それにしても、100万人に避難勧告ってのは、その数にただただ圧倒されてしまう。福島第一原発が水素爆発したときに、同じような避難勧告がなぜできなかったのかとつくづく思う。

 そうこうしている間に、ノダメ首相は外交デビューとかでニューヨークに向けて旅立った。19日のブログにも書いたが、どうやら国連で原発再稼動の演説をするらしい。で、その前の景気づけってことなのか、ウォールストリート・ジャーナルのインタビューに答えて、「来夏に向け、再稼動できるものはしなくてはいけない」てなことをぬかしている。さらに、「今年の夏は大丈夫だったから来夏も再稼動の必要ないのではないか」って質問に、「それはない」ってほざいたそうな。ふむ、だったらその根拠を語らなくてはいかんだろう。ようするに、来年の夏までに再稼動ってのは原子力村との間でボス交した上での既定路線ってことなんだろうね。

 福島第一原発の事故原因もまだまだ闇の中だっていうのに、再稼動ぶち上げたりしたら、世界のいい笑い者だくらいのことがわかんないのかねえ。わかんないんだろうね、だから国連まで行って恥じかこうとしているわけだ。ま、日米外相会談でクリントンに位負けして、普天間移設を確認したり、TPPに前向きな発言したりしてる右も左もかわらない外務大臣の玄葉君と同じで、ノダメ首相の視線の先にはアメリカの旗がたなびいてるってことです。

 そういえば、ブッシュの忠犬ハチ公だった小泉君が、「これからは脱原発だ」って講演会でわめいているそうだ。それにしても、よく言うわ。原発推進のための「エネルギー基本政策」が作られたのは小泉政権下のことなんだからね。あつかましいというかなんというか、ようするに「脱原発」に利権の匂いを嗅いでいるんでしょう。これからは、この類の政治家がいやというほど出てきます。絶対です。それが、政治屋の性ってもんなんですから。

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2011年9月20日 (火)

建屋に地下水大量流入。てことは、汚染水も地下に流出してるってことか?

 「さようなら原発5万人集会」は、予想を超えて約6万人(主催者発表)の集会になったようだ。警察発表は2万~3万らしいが、これはいつもの手口。集会の俯瞰写真を見ると、確かに6万人規模であることは間違いない。この集会について、昨夜のNHKはほぼスルー。原稿に追われていたので、その他のTV局のニュースは観る暇がなかったが、ブログ・サーフィンをしてるとどこも大同小異だったようだ。

 で、今朝の朝刊はというと、東京新聞は、「脱原発6万人集会」と見出しを打って1面と社会面で報じ、「こちら特報部」でドキュメンタリー・リポートでフォロー。朝日の電子版をのぞいてみると、その他の記事にこっそりと掲載。読売、産経は押して知るべし。ま、これが日本のジャーナリズムって奴なんですね。

 それにしても、警察の警備の仰々しいこと。次第に警備がエスカレートしてきているということは、かなり本格的な規制に乗り出そうとしている前兆なのだろう。市民のデモを警察が監視する。60年、70年の頃と何も変わっちゃいないということがよくわかる。

 「野田首相に申し上げたい。あなたは国民に選ばれた首相ではない。それを自覚するならば、民意の行方にこそ神経をとがらせるべきだ。『六万人』」を『たかが』と笑い飛ばすなら、民主主義の国の政治家を名乗るのはやめた方がいい。民の声に耳を澄ませて、もう一度、あなたの個人の原発観を語って欲しい」と東京新聞「こちら特報部」のデスクメモは記していたが、くろねこはいたく同感するのであった。

 さて、モナ細野くんが、国際原子力機関(IAEA)の年次総会で、「年内に冷温停止」なんて大見得切っちゃったそうだが、フクイチの建屋に地下水が大量流入していることが発覚したようだから、そんな悠長なこと言ってる場合じゃない。地下水が大量に流れ込んでいるということは、地下の壁が破壊されているってことになるわけで、ということは汚染された水が地下に流れ出している可能性があるわけですね。

 これはえらいこってす。そうなったら、放射能汚染は全世界に広がるわけで、海洋汚染と同じくらい、いやひょっとするとそれ以上に深刻な問題になるんじゃないだろうか。そんなときに、「冷温停止」もへったくれもありますかいな。金がかかるからって地下ダム建設を渋ってきたツケがいよいよ回ってきたってことか。

 連休明け早々、憂鬱な一日となりそうだ。

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2011年9月19日 (月)

実は、原子力村が一番原子力を理解していないというお粗末。

 昨日のブログで、フランスの産業大臣が「原子力発電量を2025年までに半減させる案を検討中」というニュースを紹介したけど、今度はドイツのシーメンスが原子力事業からの撤退を表明した。これでドイツの「脱原発」政策は揺るぎないものになることでしょう。「脱原発」は日本が世界に先駆けて発信すべきメッセージ、だと思うのだが、なんのことはない、世界が日本に先駆けて「脱原発」に動きだしたってわけです。

 それにひきかえ、日本はといえば、野田醤油が国連で、「原子力はこれからも必要です」と演説するらしい。この能天気さは何なんでしょう。フクシマから何も学んでいないというよりも、実は何も考えてないってことです。昨夜のNHK・ETV特集「日本原子力史①」で、実は原子力行政に携わった政界、財界、学界の誰もが、原子力の何たるかをまったく理解していなかったという経緯を伝えていたが、21世紀になった今もそのまんま東な感覚なんじゃなかろうか。番組の中で、原子力の鬼、正力松太郎が、「原子力のことはよくわかないが、やるしきゃない」てな発言をしたことも紹介されいたが、こんなもんだっんですね。

 それも、これも、「原子力の平和利用」をぶち上げたアメリカの意向が強く働いていたわけで、正力の秘書がアメリカの情報機関(たぶんCIAのことでしょう。正力はCIAのエージェントだったわけですから)に、「新聞、TVを使って大々的なプロパガンダをする用意がある」っておもねるような文書も残っているってんだから、読売新聞、日本テレビってのは中立・公正な報道機関ではないってことです。その後、プロパガンダの一環として「原子力平和利用博覧会」が開かれ、なんとなく原子力の平和利用もありじゃない、という世論がつくられていく。

 、財界も、そうした流れに乗り遅れちゃまずいってんで、財閥系の商社が原子力の技術導入に向けて動き出し、一気に原子力は「儲かる商売」として脚光を浴びていくことになるんだけど、ここでも原子力がどんなものか、真剣に論議する気なんてハナからなかったことがよくわかる。原子力は急がば回れ、基礎的研究から始める必要がある、という湯川秀樹の提言はまったく無視されたというのもむべなるかなななのだ。

 こうした構図は、おそらくいまも何も変わっちゃいないんだと思う。原子力村のどいつもこいつも、原子力がどんなものか分かってないのかもね。あくまでも、利潤を生み出すツールのひとつにしかすぎなくて、安全性云々なんて想像したこともないほどのお馬鹿さんなのかもしれない、原子力村ってのは。でなけりゃ、いい大人がこの期に及んで、国連で「原発はそれでも必要です」なんて演説しようなんて思わんでしょ。

ま、世間の非常識は原子力村の常識だから、何言っても馬の耳に念仏か。だめだ、こりゃ。

 

 

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2011年9月18日 (日)

「脱原発」は日本が世界に先駆けて発信すべきメッセージだと思うのだが・・・。

 原稿もようやく今日でひと山越しそうな見通し。コメントでエールいただいたりしちゃって、ありがとうございました。とはいえ、ここからが正念場で、今度は怒涛のごとき文字校がスタート。これが、ある意味原稿以上に緊張するんだよね。なんてたって、PR誌ですから、制作費的に専門の校正マンにアウトソーシングする余裕はありません。商品価格なんか誤植した日にゃ、目もあてられません。誤植っていうのも古いか、いまでは。ま、それはともかく、老骨にムチ打って頑張ります。

 さて、フランスのル・モンド紙によれば、産業省の大臣が「原子力発電量を2025年までに半減させる案を検討中」と発表したというんだが、原発に頼るしかないフランスの電力事情を考えると、これが本当なら画期的なことです。フランスの次期大統領選は、「原発」が争点になるかもしれないという憶測もあるとか。

 本来なら、こうした「脱原発」へのメッセージってのは、日本が世界に先駆けてすべきことなのだと思う。ヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマから、日本は何を学んだのか・・・それを発信しないで、アメリカまでノコノコでかけて「武器輸出三原則見直し」なんてぬかしてシッポ振ってるようじゃ、世界から馬鹿にされるだけです。

 ところで、韓国で起きた強制停電で、大統領が電力会社を「発展途上国レベルの対応だ」と叱責したったいうんだが、電力会社ってのはどいつもこいつもってところです。韓国の電力会社ってのはもともと国営で、いまでは発電部門が6社に分割されているそうだけど、完全に自由化、民営化されているわけではないから、日本の電力会社のあり方とちょいと似ている。ていうか、日本の統治下時代に、戦時体制の中で電力会社3社に統合され、戦後朴大統領政権下の電力統合政策で国営の韓国電力が誕生したっていうから、電力システムのルーツは日本にあるってことです。

 「みなさんはあまりにレベルが低い」とまで韓国大統領はののしったそうだが、日本の電力会社はそれ以下かもしれないね。と思っていたら、またまたやってくれました。再生エネルギー法案では自然エネルギーの全量買取が義務づけられたってのに、電力10社のうち7社が買取量に上限を設けてるってんだから、どこまで恥知らずなんでしょう。

 「太陽光や風力が周波数や電圧を乱す恐れがある場合は買取を拒否できる」という例外規定を、案の定悪用した結果なんだろうけど、その根拠となるデータなんか何もないんだよね。電力不足キャンペーンでもわかるように、電力会社はその根拠となる基礎データは絶対に公表しない。公表したら原発かなんかなくたって大丈夫ってことがわかっちゃうから、できゃしないんだろうけど、ま、総括原価方式のおかげで潤沢に資金はあるし、それを使って政官財学報のペンタゴンを手なづけておけばどうにかなるとタカをくくってるわけです。

 それもこれも、利権欲しさに鵺のような巨大企業を作っちまった自民党のおかげなんだけど、そこんところはなぜかネグられちゃうのはいかがなものかと地団駄踏むくろねこであった。

【くろねこの競馬予想】

 いよいよ秋競馬も本格化。3歳のクラシック路線も今日から始動。中山では菊花賞トライアルのセントライト記念、阪神では秋華賞トライアルのローズステークスが開かれる。ローズステークスのメンバーが凄い。オークス馬のエリンコート、桜花賞馬のマネセリーナ、そして桜花賞2着、オークス3着のホエールキャプチャが出走。エリンコートがひと夏越えてどんな競馬を見せてくれるか期待したい。

 セントライト記念は、ダービ3着のベルシャザールが中心だろうが、この夏に成長した馬もいるだろうから、そう安穏としてもいられない。サダムパテックの巻き返しに注目。

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2011年9月17日 (土)

いまさらですが、原子力村の常識は世間じゃ非常識、てことです。

 さすがにニュージーランドには歯が立たなかった。ラクビーワールドカップの話です。83-7の大敗。最も番狂わせの少ないスポーツと言われるラクビーだけど、子供扱いされちゃいました。ま、ニュージーランドのパワーの凄まじさに、素直に拍手です。

 改革派官僚と言われる古賀氏が、退職の意向とか。なんでも、新しく経産相になった猪八戒枝野君に「何か仕事ないの」とお伺い立てたら、「退職の準備してちょうだい」って返事が返ってきたそうな・・・あっ、こんな会話があったのかなんて妄想ですけど。それはともかく、どちらかといえばみんなの党に近いと思われる古賀氏なのだが、その真意はともかくマスメディアを通して言っていることは正しい。で、何故にこうまで古賀氏を忌避しようとするのか、民主党の心根のほどがどうもわからない。

 世間的にも古賀氏を応援する声は高まっているわけで、それを無視してまで強行に辞職に追い込むのは、裏側に何かあるんじゃないのと憶測を生んだとしても不思議はない。本来なら、そこまで言うならやってみな。結果でなかったら責任とってもらうから、ってのが政治主導のひとつなんじゃないの。それとも、古賀氏が主張するような「改革」されちゃうと困ることでもあるんですかねえ。経産相を離れた後は、どこぞの知事選に立候補なんていう噂が早くも飛び交っているけど、おそらく今後の活動の中で古賀氏の「改革派」としての真価が問われることになるのは間違いないところでしょう。

 さて、資源エネルギー庁がメディアの原発報道を監視する業務を発注する中で、「やらせ」があったらしいと東京新聞が報じている。最低価格で入札した民間業者を選ばずに、電力関係者や省庁OBが役員の財団法人「エネルギー総合工学研究所」に委託していたそうな。ま、このこと自体はさもありなんなのだが、情報開示請求したところ、返ってきたのは大半が黒塗りの文書で、その理由が「黒塗りの部分は営業ノウハウであり、公にすると研究所の利益を害する」ってんだから大笑い。この言い訳って、真っ黒く塗りつぶした事故対策手順書を国会に提出した東電の「知的財産を守るため」ってのにクリソです。

 ラグビーには「ONE FOR ALL ALL FOR ONE」の精神があるが、こやつらのやってることはいつだって「ALL FOR ONE」なんですね。つまり、自分のためにみんながいる。自分だけけがよけりゃいいってわけです。だから平気で嘘をつくし、隠し事だっておちゃのこさいさい。東電なんか、原発再稼動するまでは電気代値上げだぞ、なんて脅しまでかけている。東京新聞「こちら特報部」は、「トーデン(東京電力)」という会社には常識は通じない、と断じているが、ようするに東電=原子力村の常識は世間じゃ非常識ってことです。

 最後に、今日の東京新聞の「発言」欄に、鉢呂君の「放射能云々」発言を報道した記者の姿勢について、「『ここだからよいようなもの、よそでそのような言い方はおやめになった方が・・・』とたしなめるくらいの心構えを記者達は持ち合わせていなかったのだろうか」という投稿が載っていたが、なかなか言い得て妙なだ。ま、そうした酸いも甘いも噛み分けられる器量持ってたら、「記者ごとき」になんかならないかもだけど・・・てことでお後がよろしいようで。

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2011年9月16日 (金)

国連は原発の新たな「安全神話」を画策してるのか?

 増税路線まっしぐらの野田醤油内閣が、公的年金の支給額減を企てているらしい。国民年金の場合は月額600円減額されそうなんだとか。国民年金ってのは、満額貰ったとしたってせいぜい月6万5741円。これだけをたよりにしているお年寄りだっているんだから、600円ていうのはかなりの痛手だろう。

 国に金がないからって、増税したり年金減額したりってのは、政治家や官僚が能なしってことの証明なんだよね。議員年金なんて国民年金に比べたらめちゃくちゃ優遇されているけど、そちらはほったらかしでお年寄りから剥ぎ取ろうなんて、まるで高利貸しみたいなもんだ。年金てのは国民とのお約束なんだってことを、政治家や官僚てのは考えたこともないんじゃなかろうか。ま、いまの若者が国民年金払いたくないってのも一理あるってことです。

 国連がフクイチの事故について、「危険想定が甘すぎた」っていう報告書を提出したっていうんだが、それはそれで評価するとしても、これって原発推進派にとってはちょっとした後押しにもなるんじゃないだろうか。読みようによっては、「危険想定」を厳しくして、そのための「安全対策」を施していれば、シビアアクシデントは回避できた、ってことにもなるんじゃないの。報告書では、原発はこれからも世界のエネルギー需要を満たすためには重要な役割を担っている、って言ってるし、ようするに国連そのものが新たな「安全神話」をブチ上げなさないとせっついてるようにも聞こえるんだけど・・・ま、単なる妄想かもしれませんが。

 さて、本日は原稿も佳境に入ります。で、朝からちょいとテンパッてます。てなわけで、お後がよろしいようで・・・。

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2011年9月15日 (木)

またボロが出た佐賀県知事&それでも原発でひと儲け企む地元の有力者。

 どんなに権勢を誇った人物でも、一度ボロが出だすと、それをきっかけに次から次へと新たなボロが出てくるものなんだが、最近では紳助なんかその典型です。で、パパが原発PR館館長だった古川佐賀県知事も、シンポジウムの「やらせ」問題以来、どんどんほころびが大きくなってきていたわけだけど、またひとつボロが出ちゃいました。東京新聞によれば、

(これより引用)

個人で開設していた短文投稿サイト「ツイッター」のお気に入りに、原発推進派の人物の「地震ごときで原子力を否定するなんて軟弱だ」とのつぶやきを登録していたことが十四日、分かった。

(引用終わり)

 ということなのだが、古川君は臆面もなく「間違って登録されたと思う」と弁明したんだとか。ま、ツイッターのに発言をお気に入りにいれちゃったわけで、間違いもへったくれもありません。鉢呂君の言ったかどうかもわからない「放射能云々」発言に比べ、おそらくこちらは確信犯です。悪質です。ようするに、ボロが出たというよりも、この知事はもともとボロボロだったってことですね。

 ボロボロといえば、海江田万事休すも引き際を間違えて哀れなものだったが、今朝の東京新聞の単独インタビューで引かれ者の小唄を披露しています。ようするに、ボクちゃんは悪くないんだけど、スッカラ菅君が勝手なことやるもんだから苦労しちゃったよ、ってことです。浜岡停止は視察前に決意していた、なんてこともほざいとります。ま、スッカラ菅君にはっかり振り回されちゃったわけだけど、それだって経産相として確固たる信念があれば、いくらでも戦うことができたはずなんだよね。結局のところ、経産省の官僚の思惑通りに動くことになっちゃったわけだから、いまさら言い訳してもみっとみないだけです。政治家は「結果」がすべて。もう一度勉強し直すこったね。

 ところで、福島県の楢葉町と広野町がガレキ処分でもめている。ことの発端は、楢葉町町長の息子が所有する建設会社が所有する広野町の土地を東京の不動産会社に売却したことから始まる。で、この不動産会社が、広野町の土地を楢葉町の汚染されたガレキの処分場に使うらしいということになって、大騒動になりつあるということです。楢葉町の町長は、高レベル放射性廃棄物の受け入れ宣言をしたこともあり、ようするに原発でひと儲けする典型的な手口ですね。

 かつては共存共栄を図ってきたであろう被災地同士がいがみ合う・・・それもこれも札束で頬をなぶる原子力村のパワーに押しつぶされた結果なんであって、なんともやるせない今日この頃なのだ。

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2011年9月14日 (水)

東電の嫌がらせに泣く人々。

 福島原発作業員の食事無償提供を東電が打ち切ることにしたそうだが、このことについてマスメディアはホントに冷淡だと思う。政治家の言葉狩りをする暇があったら、こうした無慈悲な東電の企業体質をこそ糾弾すべきなんだろうけど、ま、ないものねだりってことか。国も国だ。なんで原発作業員の作業環境の整備に乗り出さないのだろう。東電救済には熱心でも、いまある危機に立ち向かっている現場の作業員をほったらかしってのは、これはもう差別なんじゃなかろうか。

 作業員をないがしろにする東電は、被害者賠償についても嫌がらせをしている。なんと、賠償請求申請書類ってのが60ページにも及ぶもので、「補償金ご請求のご案内」という専門用語だらけのマニュアルにいたっては156ページもあるってんだから呆れる。さらに、記入洩れがあった場合は書き直しなんだとか。ようするに、そう簡単には賠償金あげないよってことです。

・JCASTニュース
東電賠償請求書類は「いやがらせ」? 専門用語だらけマニュアル156ページ

 ところで、八ツ場ダムに関して、国交省関東地方整備局が「建設が最も望ましい」なんてアホな検証結果を発表したけど、湯上りの口先番長前原君が、「なぜこのタイミングなのか。事前説明もない。極めて不愉快だ」とほざいたそうな。国交省の検証結果ってのはトンデモないんだが、湯上り男がそれに対して不快感を示すってのは、自分に唾するようなもんじゃなかろうか。そもそも、民主党のマニニフェストでもある八ツ場ダム建設中止がおかしくなったのは、この口先野郎が国交相だった時に、上から目線で地元の反発買った挙句、グチャグチャにしたまま中国漁船問題を口実に逃げ出しちゃったのが原因なんだからね。こうなった事態に内心忸怩たる思いを抱きこそすれ、不快感を示す権利なんてこの男にはありません。政調会長になったとたん、あたかも総理にでもなったかのような錯覚をしているようだが、やっぱりなんとか刃物ですね、この男に権力を渡すってのは。

 さて、今日からは入稿突入週間。40ページ。いつになったら書きあがるんだろう。おお、こうしている間にも時間が経っていく・・・。

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2011年9月13日 (火)

「安全性確認して再稼動」だそうです。

 フランスの核関連施設で爆発事故。死傷者も出ているようだ。「放射能漏れなし」と伝えられているが、フクイチでもわかるように核関連の事故ってのは最初は過小評価ってのが通り相場だから、にわかには信じられない。しばらくしたら、「放射能漏れしてました」ってことにならなければいいが。

 鉢呂君の後任となった猪八戒・枝野君は、早くも「安全性を確認して、周辺名地域の理解を得た上で再稼動する」(東京新聞)とぬかしたようだ。本当にお馬鹿さんだね。「安全性を確認できない」から、原発ってのは厄介な化け物なんであって、そんなのはフクイチ見てりゃわかりそうなもんだ。ま、典型的な三百代言ってことです。

 この人事で、「脱原発」は相当程度後退するのは間違いない。ひょっとすると、ハナからこれを狙ってたのかもな。とすると、鉢呂君をはめたのは民主党、東電、経産省ってことになるか。そして、記者クラブのチンピラ記者が鉄砲玉になって・・・って、ちょいと妄想たくましかったかしらん。

 そんな中で、ちょっぴり救いは静岡県知事の浜岡再稼動許すまじ発言か。「使用済み核燃料が処理されるめどが立つまでは再稼動させるべきではない」ってことは、ほぼ永久に再稼動なしってことだからね。浜岡は危険な原発のシンボリックな存在でもあるから、原子力村のプレッシャーはこれからますます強くなっていくんだろうし、おそらく汚い手を使ってくるだろうから要警戒です。

 ところで、鉢呂君辞任会見で暴言吐いた記者のその後を、田中龍作氏がレポートしてます。
笑えます。

・田中龍作ジャーナル
枝野新経産相会見 大臣官房に逃げ込んだ暴言記者

 さて、今日は朝イチで現在進行中のPR誌の最後の取材。9月中に入稿までだどりつけるだろうかと小さな胸を痛める初秋の朝であった。

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2011年9月12日 (月)

民主党は「放射能うつす」発言報道を検証するって言ってるようだが、ならばいっそのこと記者クラブ解体しちゃいなさい。

 昨日は各地で「反原発」のデモや集会があったが、新宿のデモでは逮捕者が出たらしい。警察官との小競り合いでの逮捕ではないようなのだが、女性が右翼らしき人物にお腹を蹴られたという情報もある。マスメディアがデモを報道するようになって、それに反対する勢力の妨害も次第に過激になってきているような気がする。

 さて、新聞記者の風評被害で辞めた鉢呂君の一件に、民主党はその報道のあり方を検証する姿勢を見せているようだ、と時事通信が伝えている。記事によれば、「オフレコの非公式懇談での発言などが報道されたことを問題視しているとみられる」ってんだが、そうだとしたらちょっと違うんじゃないの。オフレコの発言を報道したということよりも、「放射能うつす」発言が事実かどうか、つまり言ったのか言わないのかという事実関係が問題なんであって、オフレコ云々というのはちょいと矮小化しすぎだと思うけどね。

 もっとも、唯々諾々と記者クラブの言い分を受け入れるよりは、なんぼかマシではある。本来なら、昨日のブログで書いたように、「放射能うつす」発言を最初に報道した記者とガチンコで戦えばいいのだ。ま、どこまでやれるかしらないけれど、どうせなら徹底的に記者会見開放して記者クラブを解体するくらいの根性を見せて欲しいものだ。

 どうやら、鉢呂君の後任が今日中にも決まるらしいが、まさか海江田万事休すが出戻ったりしたら笑えるだろうなあ。

 今日は、大阪んだ地裁で前田捏造検事の元上司二人の初公判。徹底抗戦を宣言してるから、いっそのこと洗いざらいぶちまけちまったらどうだろう。それが無実の人間を罪に落としいれようとしたせめての償いだと思うけどね。

PS

ブログをアップした直後に、鉢呂君の後任に猪八戒・枝野君が内定のニュース。「直ちに健康への影響はありません」ってな調子でやられたらかなわんなあ。

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2011年9月11日 (日)

「放射能うつす」発言は、マスメディアが仕掛けたオフサイドトラップか?

 昨日は毎年恒例の友人の墓参り。その後は、これまた恒例の三鷹の蕎麦屋で献杯。で、かなりきこしめしたところで、店内のTVでラグビーのワールドカップが流れる。日本の初戦の相手はフランス。へたするとボロ負けするかもと眺めていると、これがなかなかの好ゲームに大いに盛り上がる。いやあ、負けたとはいえ、いい試合だった。それにしても、フランスのプレッシャーはきつかった。モールからボールを出しても、つぶしが早いものだからラインをしっかりと立て直すことができない。で、いいところまで押し込むんだけど、そのあとが続かない。それでも、「前へ」という気持ちは十分に伝わったからよしとしよう。

 さて、鉢呂君が経産相を辞任しちまった。なにも辞めるこたあないと思うけどね。「死の町」発言は、昨日も書いたように「厳粛で真摯な現状認識」であって、けっして非難されるべきものじゃない。おそらくは、「死の町」発言よりも「放射うつす」発言の方が問題視されたんだろうけど、不思議なのは辞任した後でも記者との具体的なやり取りが報道されないことだ。なのに、あたかも「放射能うつす」発言が事実であったかのよに報道されているというのは合点がいかない。

 そもそもは記者クラブとの懇談の中でのことらしいのだが、どの新聞社もICレコーダーで録音しているだろうにどこからもその検証がなされた気配がない。これっておかしいよね。東京新聞なんか、昨日の一面トップで報道しておいて、今日になって3面で「鉢呂経産相が八日深夜、『放射能をうつしてやる』という趣旨の発言をした囲み取材の場に記者はいなかった」って言い訳してるが、じゃ、なにかい、伝聞報道したってわけ? そりゃないだろ。ようするに、発言の裏も取らずに、報道したってわけか。東京新聞がそれやっちゃダメだろ。

 北海道大学の山口二郎大先生なんか、「『放射能うつす』発言は差別的で不見識であり擁護の余地はない」とまで言っているけど、その発言が実際にあったものかどうか確かめてもいないくせに、よくもまあ抜かすものだ。「放射能うつす」発言が、検証もされずに既成事実として一人歩きしていることに、まずは危機感を覚えるべきだと思うけどね。深夜の囲み取材の中のことなんだから、どっかのチンピラ記者がデッチ上げることだってできるんだから。

 辞任記者会見では、そんなチンピラ記者が失礼な質問を繰り返したようで、田中龍作氏が一喝したらしい。それにしても、ひどい記者会見だったようで、「説明しろって言ってんだよ!」と某大新聞の記者は毒づいたそうな。社名も名乗らず、最後はこそこそと会見場を後にしたということだが、こんなチンピラ記者なら「放射能うつす」発言をデチ上げたとしても不思議はない。

・田中龍作ジャーナル
鉢呂経産相辞任 記者クラブに言葉狩りされて

・BLOGS
「説明しろって言ってんだよ!」「お前はどこの記者だ!」鉢呂氏の辞任会見が大荒れに

 それにしても、鉢呂君もアッサリと辞めすぎだね。発言してないって自信があるなら、ここは記者クラブと徹底的に戦うべきでしょう。どこのチンピラ記者か知らないけど、最初に「放射能うつす」発言の噂を流した奴がいるわけだから、その根拠を糾すことこそ一政治家としての使命なんじゃないのか。なぜなら、もしそうした発言をしていないのなら、鉢呂君に投票した有権者を愚弄したことにもなるんだからね。もし、「放射能うつす」発言がデッチ上げ、もしくは誘導質問による脚色だったりしたら、それこそ新聞記者の犯罪なわけで、これってそうたやすく見過ごす話ではない。発言したのかしないのか、そしてそれはどんな状況だっのか、それが問題なんだから、鉢呂君も記者も自らのレーゾンデートルを賭けてガチンコでぶつかるべきなのだ。

 しかし、今回の鉢呂発言ついては、釈然としないことが多すぎる。「将来的に原発ゼロ」では困る原子力村の影がチラホラしてならないのだが、ごまめの歯ぎしりの河野太郎君が「今回は、不思議なことに与党幹部からも後ろから鉄砲で撃つ発言があった。なにか裏があったのだろうか」と疑問を呈しているところを見ると当たらずといえども遠からずなのかもしれない。

・河野太郎公式ブログ ごまめの歯ぎしり
無念の経産相、辞任

 「津波は天罰」と抜かしたレイシスト知事はお咎めなしで、そのドラ息子の「米同時テロは歴史の必然」発言は見逃すマスメディアのオフサイドトラップに、まんまと鉢呂君ははまっちまったのだとしたら、この一連の騒動は原子力村の大攻勢のプロローグなのかもな。

【くろねこの競馬予想】

今日からいよいよ秋競馬。中山では荒れることで有名な京成杯オータムハンデ。関谷記念を快勝したレインボーペガサスと2着だったエアラフォンに期待。穴には、軽量メイビリーヴ。

阪神のセントウルステークスは、香港から遠征してきたラッキーナインに注目、といきたいのだが59kgはどうだろう。あっさり勝つようならかなりの大物か。で、ここは55kgと恵まれたエイシンリジルから。相手はエイシンヴァーゴウとダッシャーゴーゴー。

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2011年9月10日 (土)

敵を間違えてはいけない。政治家のトンデモ発言も困ったものだが、いま糾弾すべきはフクイチからトンズラしようとした東電や「安全神話」をばらまいた御用学者、さらには原発マネーに群がる有象無象だろう。

 かつて、筒井康隆が、『無人警察』という作品で、特定の疾患を指す言葉を使ったのが差別的ということで非難され、それをきっかけに文壇なるものにも嫌気がさして「断筆宣言」をしたことがある。ある言葉が差別的であるか否かということは、前後の文脈で捉えるしかないのだろうが、一方的な非難は「言葉狩り」にも通じるもので、その判断はなかなかに難しい。

 雑誌の原稿も、けっこうシビアな時があって、出版社ごとに使ってはいけない言葉なんてのが決められているのだが、なかにはあまりの馬鹿馬鹿しさに、これじゃ言葉狩りどころか言語文化そのものの否定じゃないのといったトンデモ規制まである。諺なんかにはけっこう現代では差別用語とされるものが使われているのだが、当然そうした諺は使えません。ま、そうした規制から生じる言葉の不自由さへの危機感から、抗議の意味を込めての「断筆宣言」だったのだろうが、このところの政治家の発言の揚げ足取りってのもなんか、形を代えた「言葉狩り」みたいなもので、そんなことしか記事にできない政治部の記者ってのも嘆かわしいものなのだ。

 で、今回の経産相鉢呂君の発言である。発端は、原発周辺地域の惨状を、「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない死の町だった」と語ったことにあるようなのだが、「市の町」発言ってそんなに目くじら立てて非難されなくてはいけないものだろうか。これほど厳粛で真摯な現状認識はないと思うのだが、自民党なんかなんとかのひとつ覚えで「辞任」だなんて騒いでいる。でも、こうした認識を持つことが、今後の復興対策にとってとても重要なファクターなのは間違いないところで、それを抜きにした復興対策はあり得ない。被災者の方の気持ちを斟酌することは政治家として大切なことだろうけど、だからといって現実を直視し、それを伝えなくてはいけないのも政治家なんですね。

 それに続く、「放射能うつす」発言は、これが真実としたらそうとうタチが悪い。でも、いまひとつ釈然としないのは、「『放射能をうつしてやる』という発言をしたことがわかった」と報じられてはいるのだが、では具体的にどういう発言をしたのかがまったく伝わってこない。ひょっとするとこれって、ぶら下がっていた記者の印象にしか過ぎないんじゃないのとも思える。もっとうがった見方をすれば、鉢呂君は「将来的に原発ゼロ」と言ったり、TPPにもあまり乗り気ではなさそうだし、ここらで舌禍事件でもブチ上げて潰しておくかって思惑がどこかにあったりして・・・いえいえ、妄想ですよ、いわゆるうがった見方ってやつですよ、念の為。

 鉢呂君の発言をとやかく言う前に、東電がフクイチからトンズラしようと画策したことや、放射能はニコニコしてれば怖くないとか、プルトニウムは食べても大丈夫、てなことを吹聴しまくっていた御用学者をこそ糾弾すべきじゃないのか、マスメディアは。こやつらの方がよほど罪深いし、犯罪的だと思うけどね。敵を間違えてはいけない。

 さらに、政治家としての発言ということでいえば、湯上りの口先番長・前原君の、武器使用に関するPKO見直しと武器輸出三原則見直し発言の方が、よっぽど深刻だ。こやつはどんな立場でモノを言ってるんだろうね。おそらく、政調会長になって、自分の承認なしには内閣の政策は動かないっていう事実に酔いしれるあまり、自分を見失っちゃったんだろうね。ま、いつものことです。民主党代表の時に偽メールにはめられて恥かいたのも、調子こいた結果ですから。権力は、この男にとっては、なんとかに刃物ってやつです。

 震災復興に命をかけなくてはいけないこの時期に、PKOも武器輸出三原則もあるものか。亡くなった父親の枕元で香典数えたり、遺産相続の話をする馬鹿者みたいなもんです。それにしても、すっとこどっこいな野郎だ。

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2011年9月 9日 (金)

どうやら、「やらせメール」の発端は佐賀県知事だったようで・・・。どんな言い訳するんだか。

 九電の「やらせメール」を調査している第三者委員会は、パパが玄海原発記念館館長だった古川知事の発言がやらせメールの引き金を引かせたと結論づけたようだ。さあ、九電社員寮育ちの古川知事は、どんな悪あがきを見せてくれるのだろう。これを契機に、原発立地地域の首長の親族が原発工事受注を制限したり、首長とその親族との原発関連業務との関わりを規制する政治倫理条例を徹底するこったね。実際には、原発立地21自治体で首長の政治倫理条例が制定されているのは愛媛県伊方町だけっていうんだから、何をかいわんやであります。首長が親族ぐるみで原発でひと儲けなんてことが罷り通っているんだから、いかに原子力行政がいい加減なものかわかろうというものだ。

 さて、いまは早朝の5時ちょいと前。これから秩父にロケです。とうわけで、本日のブログはこれにて・・・。

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2011年9月 8日 (木)

電力会社から給与丸抱えで職員出向する腐れ法人「電源地域振興センター」で甘い汁吸う経産省OB。

 武田薬品の社長が、「原発は50年先に必ず貢献」と抜かしたそうだが、これが反省なき政官財学報の原子力ペンタゴンの典型的な発想なんですね。フクイチから何も学ばない、学ぼうとしない、だから何の検証もしない。その挙句、増税してでも東電を救済しようってんだが、そんな甘い汁にお調子こいたのか、フクイチの事故の対策手順書の国会提出を東電が拒否したんだとか。その理由が、「知的財産」の保護というから恐れ入谷の鬼子母神なのだ。

 ようするに、フクイチの事故の検証には協力しません、って言ってるわけです。たとえば、航空機事故でヴォイスレコーダー提出しません、ってこと抜かしたら、おそらくその航空会社は社会的に糾弾されるどころか、社長以下幹部連中は刑事告発されると思うのだが、東電ってのは何事も蛙の面になんとやらなんだね。そのバックグラウンドには、何やったってお国に守られてるからさ、っていう驕りがあるわけで、これだから「総括原価方式」を悪用して電気料を過度に徴収したり、「電源地域振興センター」なんていう天下り法人に社員を派遣して給与肩代わりして便宜図ったりするわけです。

 そのおかげで、この腐れ法人の理事長、会長(経済産業省からの天下り)は年収1900万、1500万というんだから、これって見方をかえれば贈収賄にひっかかるんじゃなかろうか。「電源地域振興センター」ってのは、原発立地周辺地域の電気料金割引事業を自治体から請け負って、割引分の現金を各世帯に給付するってのが仕事なんだとか。で、「自治体から業務を受注した後、電力会社に丸投げし、2010年度の場合、計約3800万(決算額)を得ていた」(東京新聞)そうな。つまり、経産相の役人を食わすための、それも世間の平均月収と比べてたらトンデモ報酬を払うための、なんのことはないダミーなわけですね。 

 ようするに、電力会社ってのは、公共料金という名のもとに徴収した、国民のお金を自分たちの利権のために勝手に流用して、肥え太っていってるわけで、なにやら他人のフンドシ(預金)で相撲取ってる金融機関とその構図は似ている。ただし、預金はこちらの意志だけど、電気代ってのは地域独占で選択権ないわけだから、形を代えた税金みたいなもんです。ま、企業モラルなんてものを期待するのは、もう電力会社には無理でしょう。

 四の五の言わずに、発送電分離して、地域独占も開放して、既存の電力会社を解体して、新しいエネルギー政策に一刻も早く踏み出すべきなんでしょうが、増税内閣は、そんなことには見向きもせず、とにかく税金をどうやってアップしようかばかり考えてるから、結局のところ電力会社へのイライラ症候群はこの先も続くってことか。このままいくと、そのうち暴動起きますよ・・・妄想ですけど。 

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2011年9月 7日 (水)

凍結したはずの公務員宿舎が建設開始!?

 確か、増税マシーン・野田醤油は、歳出削減した後に足りなければ増税をお願いしたい、てなことをぬかしてたはずなんだが、その舌の根も乾かないうちに、事業仕分けで凍結されたはずの埼玉県朝霞市の公務員宿舎の建設がこっそりと始まっているらしい。ま、財務省の手のひらで踊っている、いわば官僚の傀儡政権だからさもありなんてことなんだけど、こうまで露骨だと、「舐めとんのか」と罵りたくもなろうというものだ。

 そもそも。公務員宿舎なんてのは戦後の住宅難という背景があればこそのものであって、いまとなってはそこまでせ工務店を手厚く遇する理由はない。大震災の被災者は仮設住宅すらままならないというこの時期に、よくもまあぬけぬけと公務員宿舎の建設に手を出せたものだ。

 ま、これが増税内閣の正体ってことなんでしょうね。経産相の鉢呂君の「原発は将来的にはゼロ」発言も、こうなると眉に唾して聞いたほうがいいいのかもね。

 というわけで、本日もまた朝もはよから撮影でスタジオに直行です。テーマはコスメなんだけど、ちょいと気が重い今日この頃であります。

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2011年9月 6日 (火)

経産大臣の「原発は将来的にはゼロ」発言は評価したい。

 台風12号の被害はすさまじいことになっている。野田増税内閣にとって、台風被害への対応はそのやる気度と実行力のほどが試されることになるんでしょうね。なんてったって、スッカラ菅君の大震災、原発事故対応について、さんざんこきおろしてたんだから、ここでヘタ打ったらいい笑い者だ。

 で、内閣船出の真っ最中に台風豪雨でてんてこ舞いしてるってのに、小沢一郎を魔女狩りのごとく攻め立てていた小宮山厚労大臣が、「健康を守るため」にタバコ値上げなんてことをぶち上げて閣内からも顰蹙を買っている。ま、一言で言って大きなお世話でしかないのだが、そんなことにうつつを抜かしてる暇があったら放射能汚染による子供たち健康被害の実態を真っ先に論じるのが厚労大臣としての務めでありましょう。それが就任早々の記者会見で、厚労省の所管でもないのにタバコ値上げだもんね。

 それにひきかえ、経産大臣の鉢呂君の、「原発は将来的にはゼロ」発言は評価したい。工事中止になっている上関原発についても、工事再開は困難という見解を表明したが、これも拍手。とはいえ、内閣の頭領が原発にはご執心のようだから、言葉通りに進むかどうかは疑問だが、少なくとも経産省大臣が「将来的に原発ゼロ」を明言したってことは、スッカラ菅君の「脱原発依存」宣言に匹敵する快挙だと思う。もっとも、スッカラ菅君の場合は、個人的意見ってことですぐ腰が引けちゃったけど、鉢呂君には「政治は言葉なり」をぜひとも肝に銘じていただきたい。

 民主党は党役員人事も決まって、党内融和体制とやらが出来上がったように見えるけど、よく見ると政調会長代行に阿波の古狸・仙谷の顔があったりして、ようするに前原・仙谷が党内意見をとりまとめ、内閣はそれを尊重しつつ政策に反映させていくという、自民党と同じシステムになったってことです。民主党の自民党化ってのはますます進んでいくだろうから、なんのための政権交代だったのかってことが、今後はこれまで以上に問われることになるんだろうね。

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2011年9月 5日 (月)

原発再稼動に向けて、野田醤油と一緒にどじょうすくいを踊る原子力村。

 土曜日のTBS『報道特集』で、途中で政権を投げ出したお殿様・細川君のインタビューがあったのだが、民主党代表戦の前に小沢・野田会談をセットしたなんてことを滔々とおしゃべりしておりました。野田醤油は日本新党から政界入りしたわけで、お殿様はいってみればかつての親分。そして、殿様を担いで非自民連立政権を樹立したのが当時新生党代表だった一郎君なわけで、ようするに代表戦の前から野田醤油内閣の絵図は、この3人の談合でアウトラインは出来上がっていたって寸法です。

 さらに、わかりやすいことに、細川政権の首相秘書官だった人物が、内閣官房参与に起用された。つまり、野田醤油の裏では、細川・一郎コンビががっちりとスクラム組んで、夢よもう一度ってなことで、近い将来の政界再編に向けて動き出したってことなんじゃなかろうか。それにしても、いまさらお殿様でもなかろうに・・・。また都合が悪くなるとさっと身を隠したりするんでしょうね、この能天気なお殿様は。

 さて、路チュー細野君が、原発の寿命について、「(40年が)ひとつのラインとなる可能性はあるが、年限で明確に切るのは必ずしも科学的ではない。科学的に判断できる状況をつくるべきだ」と語ったそうな。つまり、廃炉に向けた基準づくりをしましょう、ってことなんだろうが、「年限で明確に切るのは必ずしも科学的ではない」というのは40年よりも短くなることを示唆したものなのだろうか、それとも40年以上でも科学的な根拠があればOKってことを言わんとしたことなのか、そこがいまひとつわからない。

 そもそも、寿命っていったって、それまでに事故が起きたらフクイチの二の舞なんであって、寿命がきたものから廃炉っていう発想そのものが無理なんだと思うけどね。ようするに、原発を残すためにはどうするかってことがそもそもの基本にあるから、こういうトンチンカンなことになるんだよね。寿命までは原発動かしますよって言ってるようなもんなんだから、つまりは「脱原発」も「脱原発依存」も、もうウヤムヤにしちまおうって魂胆なんでしょう。

 伊方1号機が定期検査に入った四国電力なんかが、もう冬の電力不足を声高に叫びだしているところを見ると、原子力村は野田醤油と一緒になってどじょうすくいを踊り出したってことか。

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2011年9月 4日 (日)

東電OL殺人事件で検察が証拠隠し&共同通信のスチャラカ世論調査

 昨夜は中学時代の仲間との飲み会だったので、世界陸上の男子200m決勝は観ることができなかったのだが、結果はボルトの圧勝でさすがってことです。一発フライング失格の是非は、今後大きなテーマになるのだろうけど、個人的には昔のように全選手に1回のフライングならOKってのがいいと思うのだが・・・。

 東電OL殺人事件で、また新たな証拠が。殺された東電OLの胸から犯人とされているゴビンダ受刑者のものとは異なるO型の血液の唾液が検出されていたと読売新聞(電子版)が報じている。で、検察側はこれを弁護側に証拠開示しないで、ほっかむりしてたってんだが、またやったねってことです。それが、冤罪に繋がるかもしれないということがわかっていても、警察・検察の見立てに不利になる証拠は、徹底して隠蔽する。いつもながらの手口ですね。さらに、東京新聞も、被害者の東電OLの首に皮膚片らしきものが付着していて、検察はDNA鑑定するらしいと報じている。どうやら、東電OL殺人事件も、再審に向けて大きな一歩が踏み出されそうな気配。証拠の全面開示が義務付けられていれば、そもそもゴビンダ受刑者の逮捕なんてこともなかったかもしれない。

 いつまでも連絡がこなかったと泣きが入っていた新人法務大臣は、「死刑は執行しない」と発言してるようだけど、取調べの可視化と証拠の全面開示についてはどうなんだろ。これこそ、法務大臣として、いまコメントすべきテーマだろうに、なんか問題視意識なさそうな大臣だこと。

 ところで、共同通信の世論調査によれば、増税マシーン内閣の支持率が62%なんだとか。世論調査といっても、たかが1445件の家電調査で、有効回答は1014人というから、世論調査と言える代物ではありませんが・・・。それはともかく、ちょいと首相が変わってこれだもんね。しかも、その首相にしたって、スッカラ菅内閣の主要閣僚だったわけで、世論調査なんてものはan anの人気投票みたなもんなんですね。

 こうした世論調査につきものの小沢一郎に関する質問も用意されてます。ちょっと長いけど、こんな具合です。「民主党の小沢元代表は政治資金規正法違反の罪で強制起訴されたため、判決確定までの党員資格停止処分を受けています。これについて民主党内で小沢氏の党員資格停止処分を解除すべきだという意見があります。あなたはどう思いますか」。一郎君への悪意がさりげなくちりばめられた質問は毎度のことだけど、結局これが言いたかったんじぉないのでしょうか、共同通信の世論調査は。

 ちなみに、この前の質問もなかなか意地の悪い作為が感じられて笑えます。こんな具合です。「野田佳彦首相は小沢一郎元代表に近い輿石東民主党参議院議員会長を国会や党運営に当たる幹事長に起用しました。あなたはこの人事についてどう思いますか」。つまり、輿石と小沢に関した質問はセットになってるわけですね。どうせなら、笑劇のサプライズ、トッポジージョの財務大事に関する質問もすればいいのに、それはしないってところにこの世論調査の真意が隠されているのではなかろうかと、朝っぱらから妄想する日曜なのであった。そうそう、世論調査の結果は、輿石質問が「評価する・しない」がほぼ拮抗、一郎質問は「解除しないほうがよい」が77.3%・・・やれやれ。

【くろねこの競馬予想】

新潟と小倉で、同時開催の2歳ステークス。果たして来年のダービー馬はいるか。ここは馬券を離れてじっくり見るのがよろしいかと。新潟にはデビュー戦5馬身差で圧勝したジャスタウェイが出走してくるが、またまだ幼稚園児の徒競走みたいなもんだから、思わぬ伏兵がいるかも。小倉のほうに出走してくるタヤスツヨシ産駒のマコトリヴフーサルにちょいと期待。

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2011年9月 3日 (土)

笑劇のサプライズ・・・財務大臣にトッポジージョ安住君とは。

 別冊宝島「日本を脅かす!原発の深い闇」がなかなか面白いと評判なのだが、なかでも「週刊誌・新聞の「東電広告」出稿頻度ワーストランキング!」が興味深い。ダントツトップは環境でビジネスする『ソトコト』っていうが笑える。某アーティストもこの雑誌には深く関わっていて、けっこう批判されてもいるようだけど、ま、さもありなんてことです。

 さて、増税マシーン内閣の顔ぶれが出揃った。人事なんてものはハタがとやかく言ってもせんないことで、任命権者のお手並み拝見てなもんなのだが、やはりちょいとしたサプライズを期待するのも人情てもの。で、増税マシーン・野田醤油がやってくれました。なんと、財務大臣にトッポジージョ安住君だと。まさに、笑劇のサプライズです。軽量級内閣なんて揶揄する声もあるけれど、その軽さを代表するのが軽量も軽量、ボクシングで言えばミニマム級のトッポジージョです。ま、平時なら財務大臣といえば国の命運を握る重要ポストですから、ミニマム級なんてのはあり得ない人事なんだろうけど、いまは大震災復興政策、原発事故の収束こそが喫緊のテーマだから、とりあえずこれでいいやってところなんだろうね。でも、財務大臣を懇願されて拒否ったフランケン岡田君は内心複雑なんじゃないのかなあ。後釜に、よりにもよってトッポジージョ安住君だもんね。ははは、同列ってことかい。

 で、一番気になる原発への取組みなんだが、「安全確保で再稼動」「新規建設は困難」「寿命がくれば廃炉」ってんだが、具体的にはこうしたタイムスケジュールでっていうビジョンはまったく聞こえてこない。だいたい、「安全確保で再稼動」と「新規建設は困難」ってのは矛盾しているよね。「安全確保」できないから「新規建設は困難」なのであって、「安全確保」できるなら「新規開発も可能」になっちまうんじゃないか。どうも、怪しい。それに、「寿命がくれば廃炉」っていうのも、じゃ、その寿命って何年なんだ。これまでは40年とされていたのが、最近はメンテしてれば60年はいけるって原子力村は言い出しているわけで、そのうちホニャラホニャラとなし崩し的に原発の寿命は延びていくんじゃないのだろうか。とまあ、結局のところは、財界の要請である「原発再稼動ありき」でコトは着々と進んでるってこと。組閣もしないうちに、経団連に表敬訪問しておべっかつかってたんだから、とうに根回しはすんでるってことでしょう。

 党内融和を図るバランスのとれた内閣ってのがご祝儀報道の共通項のようだが、来年9月までの任期ってことを考えれば、ここは復興対策とエネルギー政策に特化した内閣をつくるべきだったんだよね。世界に向けても、日本はそれほどの危機的な状況だってことを発信しちまえば、外交だって多少は停滞するとはいうものの、それも仕方ないかと理解されると思うんだけど・・・シロートの浅知恵でしょうか。ま、増税マシーン・野田醤油は明らかにアメリカに向けて恭順の意を発信しているし、少なからず衣の下には右巻きの鎧が仄見えるってのがその正体だから、いままで以上に自民党と異母兄弟の色が濃くなっていくんだろう。嗚呼。

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2011年9月 2日 (金)

増税マシーンとKY経団連会長のシャンシャン会談。

 関東直撃かも、と一瞬ひるんだ台風だったが、どうにか西日本に方向転換。西日本の方には誠に申し訳ないが、台風の中朝っぱらから幕張まで遠征することを考えると、心が折れそうだったもので、ちょいとひと安心な金曜の朝である。

 増税マシーン・野田醤油が経団連会長のKY・米倉と会談して、これからは何事もシャンシャンで、てなことで手打ちしたそうだ。てことは、「脱原発」なんてとんでもないことで、おそらく冬になったらまたぞろ電力不足キャンペーンがマスメディアをあげて開始され、いつのまにか「安全宣言」→「再稼動」ってことになるんでしょうね。

 あれほど騒いだ「電力制限令」も今日が最終で、今年の夏は114年で4番目の暑さだったそうだが、なんのことはない原発なくても乗り切っちまった。でも、原子力村にしてみれば、それでは困るわけで、どうにか電力不足キャンペーンをデッチ上げなけりゃならないから、おそらく今頃は広告代理店と膝突き合わせてアイデア練ってることでしょう。

 増税マシーンが「原発」の「げ」の字も敢えて口にしないのは、いま変に「脱原発」に火つけちゃうとまずいからなんだと思う。マスメディアも、いまご祝儀報道の真っ最中だし、週明けは組閣人事一色だろうから、どうにか目くらましがきくからね。おそらく、秋には辺野古問題も再び政治日程にあがってくるし、そうこうしているうちに「脱原発」フィーバーも下火になってくるはずと踏んでるんじゃなかろうか。

 もちろん、それにはマスメディアがひと役買わなくてはいけないんだけど、そこはもう阿吽の呼吸ってやつで、もうシナリオはできてるのかも・・・てなことを妄想しつつ、幕張へと遠征するのであった。

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2011年9月 1日 (木)

相馬市長の暴言&党内融和って何だ?

 このところ60年代のファッションがチラホラと復活してきていて、メンズではIVYが注目を集めつつある。で、伝説の写真集『TAKE IVY』なんてのがちょいと高値をよんだりしているだが、なんと某テレビ局から古本くろねこ堂に60年代初期のファッションが載っている女性誌の問い合わせがあった。かつての『メンズ・クラブ』の人気コーナー「街のアイビー・リーガース」みたいなのがないかという問い合わせだったのだが、残念ながら60年代初期の女性誌ってのは今あるようなグラビア誌ではなく、活版スタイルの週刊誌だからさすがに無理。それでも、創刊されたばかりの『女性セブン』や『ヤングレディ』にはレトロなファッション・ページが掲載されているので、とりあえず資料として購入していただいたのであった。

Ivy

 ところで、福島県相馬市の市長が講演会で、「相馬の魚も、伊達市の桃も放射性物質が検出されたが、風評被害で売れない。相馬の魚はたかだか25ベクレル。セシウムがピリッと効いて、非常に美味い」なんて発言していたらしい。その他にも、「原発事故後、逃げなくてもよいのに、南相馬の市長がピャーって騒ぐから、相馬市もわりをくって、風評でトラックか来ず魚が売れなかった」とか、クズ発言のオンパレードだったらしい。この市長は医者でもあるそうな。本当なら、もう批判する気にもなれません、あまりにも馬鹿馬鹿しくて。

・mon favori
相馬の魚はセシウムが効いて美味い!?

 さてさて、幹事長に一郎君と親しい輿石君が就任し、国対委員長にはポッポの腰巾着平野君が納まり、一郎君に覚えめでたい樽床青年が幹事長代行となったことで、なんだか増税マシーン・野田醤油が妙に評価されている。これで、大連立の目もなくなったし、湯上りの口先番長・前原君が政調会長になって増税もそう簡単にはいきそうもなくなった、なんて見方もされている。さらに、会派離脱宣言していた16人ものこのこと戻ってきたようで、「党内融和」ってやつが着々と進行しているかのように見える。

 「国民に増税をお願いする前に! 議員定数削減にも取り組み! 行政改革を徹底し、歳出削減をし尽くし! 公務員制度改革も実践し! これら全てを実行しても・・それでも足りなかったら・・お願いする。 当たり前のことです!」なんてことを野田醤油は力説してもいるのだが、それができないから民主党のいまの体たらくがあるわけで、スッカラ菅内閣の財務大臣だったことをすっかり忘れちまってるんじゃないか、野田醤油は。

 ま、とりあえずはお手並み拝見するしかないのだけれど、「党内融和」体制の先にあるものがまったく見えてこないってのは不気味なものだ。ま、大震災と原発事故で苦しんでいるこの時期に、代表就任の第一声が「党内融和」という政治センスがすべてを物語っているんじゃないでしょうか。

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