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2011年9月24日 (土)

「ノーサイド」ってのは「日和見主義」って意味だったんですね。

 どうやら、台風が本格的な秋を運んできたようだ。昨夜は、さすがにタオルケット一枚では寒かった。おかげで、夜明け前から目が覚めて、それからはうつらうつら。我が家のドラ猫も、ベッドの上で丸まってビクともしない。いつも秋のお彼岸の墓参りは、汗ばむほどなのに、昨日は涼しいというよりも寒かったからね。このまま日一日と秋が深まっていくのだろう。

 パキスタンで不当に拘束されていたジャーナリストの常岡浩介さんが強制送還となって帰国した。近々、自由報道協会で記者会見するようだけど、マスメディアは常岡さんの不当拘束をほとんどスルーしてますね。今日の東京新聞が社会面のベテ記事で強制送還を伝えていたくらいか。しかし、どんな理由にせよ、ジャーナリストが外国で不当に拘束されたというニュースは、ドラゴンズの落合監督がお役御免になったことや、ノダメ君のカーチャンが外交デビューなんてことに比べたら、マスメディアにとっても極めて重大で深刻な出来事だと思うけどね。

 さて、ノダメ君は、小宮山ニヤケおばさんが所管でもないのにたばこ増税を口走った時に否定したはずなんだが、「してもいいかなあ」なんてことをつぶやき始めたようだ。優柔不断ということはわかっていたけど、それどころか信念も理念もないただの事なかれ主義の節操なしってことだったんですね。「ノーサイド」って言葉も、ノダメ君にとっては、「日和見主義」って意味なわけです。これからも、ことほどさように、ノラリクラリとしつつ、官僚のいいように操縦されていくんだろうね。

 ごまめの歯ぎしり・河野君が、「自民党の会議でも、電力会社の肩を持つような発言をする議員が少しずつ増えてきた気がする。ほとぼりを冷めさせてはいけない」とブログに書いていたけど、電力会社の肩持つ議員が増えつつあるのは、何も自民党にかぎったことではないわけで、首相であるノダメ君自身が狸寝入りしながら、ほとぼりが冷めるを待っているんだから、よほど注意深くチェックしていかないといつのまにか日本は原発銀座に逆戻りしてるかも。関西電力なんか、そうした気配に敏感に反応して、原発再稼動しなけりゃこの冬も節電してもらうからね、てな脅しをかけてきている。ま、ドジョウはしょせんはドジョウってことです。

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全くの自論に過ぎないが僕の「そもそも論」について述べたい。諸賢の見解を聞きたい。 日米首脳会談は「とどおりなく」終わったかに見える。しかし政治の顔見世興業は歌舞伎では ... [続きを読む]

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