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2011年9月16日 (金)

国連は原発の新たな「安全神話」を画策してるのか?

 増税路線まっしぐらの野田醤油内閣が、公的年金の支給額減を企てているらしい。国民年金の場合は月額600円減額されそうなんだとか。国民年金ってのは、満額貰ったとしたってせいぜい月6万5741円。これだけをたよりにしているお年寄りだっているんだから、600円ていうのはかなりの痛手だろう。

 国に金がないからって、増税したり年金減額したりってのは、政治家や官僚が能なしってことの証明なんだよね。議員年金なんて国民年金に比べたらめちゃくちゃ優遇されているけど、そちらはほったらかしでお年寄りから剥ぎ取ろうなんて、まるで高利貸しみたいなもんだ。年金てのは国民とのお約束なんだってことを、政治家や官僚てのは考えたこともないんじゃなかろうか。ま、いまの若者が国民年金払いたくないってのも一理あるってことです。

 国連がフクイチの事故について、「危険想定が甘すぎた」っていう報告書を提出したっていうんだが、それはそれで評価するとしても、これって原発推進派にとってはちょっとした後押しにもなるんじゃないだろうか。読みようによっては、「危険想定」を厳しくして、そのための「安全対策」を施していれば、シビアアクシデントは回避できた、ってことにもなるんじゃないの。報告書では、原発はこれからも世界のエネルギー需要を満たすためには重要な役割を担っている、って言ってるし、ようするに国連そのものが新たな「安全神話」をブチ上げなさないとせっついてるようにも聞こえるんだけど・・・ま、単なる妄想かもしれませんが。

 さて、本日は原稿も佳境に入ります。で、朝からちょいとテンパッてます。てなわけで、お後がよろしいようで・・・。

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コメント

月600円というと「たいした額じゃない」と言うお金持ちもいらっしゃるかもしれませんね。
しかし先日発表になった今年度の最低賃金の上げ幅。全国平均で時給7円。岩手・宮城・福島の被災地は1円。8時間フルタイム働いても、1日8円の値上げでしかありません。そうしてみると600円というのは、いかに大変な額であるか。
そんでもって、朝霞には公務員宿舎を建てるんだって?
地方の出先ならイザ知らず、東京に公務員の宿舎なんて必要ですかね。
どうせ東雲は液状化が怖いから朝霞にもう一つ造ろうよ・・・ということでしょうね。
残暑厳しいですから原稿書きも気をつけて。

投稿: こなつ | 2011年9月16日 (金) 14時32分

600円あればお豆腐が何丁買えるか......高齢者を苦しめるような年金の減額は許せません。原稿書きがんばってくださいね!

投稿: わらB | 2011年9月16日 (金) 08時22分

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