電源3法を自然エネルギーのための法律として組み替えて、原発のある地域を自然エネルギー開発拠点として活性化図ればいいのに・・・。
男子マラソンで2時間3分38秒の世界新。東京オリンピックのアベベの優勝タイムが、当時の世界最高記録で2時間12分11秒だから、人間はまだまだ進化の途上にあるんじゃなかろうか。ベルリンは記録が出やすいコースとはいえ、これは凄い。2時間2分台も時間の問題か。
毎日新聞が、東電に天下りしている官僚の数は50人以上、と報じている。その他の電力会社も同じようなもので、ようするに原子力行政というのはすべてが出来レースなわけです。東電なんかは、JALと同じく一度整理して、すべての資産を売り払って、そこからどうするか考えないとだめです。ま、そうしたことをさせないためにも官僚が天下ってるんだろうけど、天下りの官僚は全員即時退社、くらいのドラスティックなことしなけりゃ、これからも何も変わらないと思う。
上関の町長選なんかもいい例です。結局のところ電源3法による交付金の旨みにどっぷりつかっちゃってるから、原発は怖いってことがわかっていてもそこから抜け出すことができない。でも、フクイチ以来、原発事故ってのは地元だけの問題じゃないということが認識されるようになったから、上関町が原発推進派の町長を選択したからって、原発建設は周辺地域が許さない。知事は埋め立て許可出さないって言ってるんだから、へたすると上関町そのものが孤立することにもなるんじゃなかろうか。
すべては、国がハッキリとした結論出さないからなんですね。原発交付金がないと町が成り立たない、だから何がなんでも原発推進、っていうのが地元の理屈なんだろうけど、これって原発交付金の変わりに、「脱原発」のための助成金みたいなものを当面地元に交付すりゃあいいんじゃないのだろうか。そして、原発の変わりに自然エネルギーの開発拠点として地元の活性化を図ればいいことなんじゃないの。つまり、電源3法を自然エネルギーのための交付金にすれば、何の問題もないと思うけどね。
電源3法を自然エネルギーのための法律に変更することなんて簡単なことなんじゃないのかなあ。ようは、ノダメ君にやる気があるかどうかなんだけど、フクイチの始末も終わらないうちに、原発の再稼動だとか原発輸出なんてことぬかしてるお馬鹿さんに、ドラスティックなエネルギー政策がなんてできるわきゃないか。月曜日早々、やれやれです。
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