« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2011年10月

2011年10月31日 (月)

大阪ダブル選挙に独自候補も立てられない民主党には、そろそろお引き取り願ったほうがよろしいのでは・・・。

 天皇賞(秋)は、穴で狙ったトーセンジョーダンが直線でダークシャドウをかわしてゴール。しかも、驚異の1分56秒1のレコードタイム。8着のミッキードリームまでがウオッカのタイムを破るレコードで走っているのだから、いかにスピードとスタミナを要求されるハイレベルなレースだったかわかろうというものだ。敗れたとはいえ一瞬夢を見たエイシンフラッシュと後方から直線一気に駆け抜けてきたペルーサは、ジャパンカップではかなり期待できそう。トーセンジョーダンも距離延長は歓迎だけに、面白い秋のG1戦線となりそうだ。

 さて、大阪府知事選挙に行列のできる弁護士の丸山君が出馬の意向とか。自民党府議団は既にお子ちゃま知事・橋↓君の指南役だった池田市長の倉田君支持を決定しているから、ひと悶着もふた悶着もあるだろうね。へたすると自民党は分裂選挙か。そうなると、漁夫の利となるのがお子ちゃま知事で、ひょっとして紳助グループ同士ということで話がついてたりして・・・ま、いつもの妄想ですけど。

 で、情けないのが民主党だ。郷原弁護士に断られちゃってから、二の矢が放てない。大阪のダブル選挙に独自候補を立てられないようじゃ、もうお先真っ暗ってことです。政権与党が大阪の知事選、市長選の直前になっても候補者が決められないなんて、ま、政党の体をなしないってことになるね。何事もダンマリ決め込んで、ちゃんとした説明もなしに既成事実だけを積み上げていくという、やらずぶったくりのノダメ政権にとっては、アメリカの顔色を伺うことが大きな仕事で、地方自治なんかにはかまってられないってことなんでしょう。もうそろそろ、民主党にはお引取り願ったほうがよろしいようで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月30日 (日)

TPP参加で、民主党は国を売ることになりますよ、きっと。

 世田谷で、今度はスーパーの敷地から高放射線量を検出。どうやらアスファルトに覆われた地中から出ているようで、何らかの放射性物質が地中にあるのではないかと言うんだが、世田谷ってのはそんなに放射性物質がいろんなところに埋められてるのかい・・・というのは悪い冗談だが、いったいどうなってるんでしょうねえ。床下からビン入りのラジウムが発見されたのに続いての不可思議な放射能騒動だけど、世田谷に限らずひょっとしたら東京中にわけのわかんない放射性物質が埋められていたりして・・・。ま、少なくとも、放射性物質の管理ってことに関して、いかに杜撰な国かってことの証であることは間違いないところでしょう。

 アメリカがTPPに関して、「真剣でないなら参加しないで」なんてことを抜かして日本の煮え切らない態度を牽制したようだ。いやあ、結構なことじゃないですか、そうまでおっしゃるなら、今回はご辞退させていただきます、って啖呵のひとつも切ってほしいところだ・・・アメポチのノダメ君には到底できない相談だろうけどね。

 アメポチといえば、その代表選手の湯上りの口先番長・前原君と、ゴロツキ仙谷君が、研修会でTPPについてなにやら喚いたらしい。ゴロツキ仙谷君なんか、「農協は反対を喚いて走り回っている」なんてことを口走ったようだけど、TPPの何をこやつらは理解しているというのだろう。少なくとも、口先番長からも、ゴロツキからも、TPPのメリットとデメリットについて、全24分野における具体的な分析なんてことは漏れ承ったこともないもんね。口先番町なんか、「とりあえず交渉に参加して、嫌だったらやめればいい」なんて寝ぼけたこと言うのが関の山なんだから・・・。

 TPPというのは、「T(ただの)P(ペテン)P(パートナーシップ)」(© アーサー・ビーナード)なんですから、このまま行くと、民主党はおそらく国を売ることになりますよ。

 てことで、気分直しに本日はオヤジの十三回忌であります。帰りは谷中で一杯ひっかけて、オダあげることにしよっと。

【くろねこの競馬予想】

 今年の秋の天皇賞は群雄割拠はいいのだけれど、有力馬の鞍上が外国人騎手だらけってのがどうも・・・。しょっちゅう乗り代わりがあって、今回はフランスの名ジョッキー、メンディパザルに手綱を託したローズキングダムだが、テン乗り、初めての東京コースでそんなにうまくいってたまるか、というわけでいっそのこと切っちまいました。ブエナビスタも調教で格下馬に2馬身ちぎらるようでは、ちょいと不安。そのブエナビスタを宝塚記念でくだしたアーネストリーは、さすがに大外18番枠は府中の2000mではつらい、つらすぎる。

 というわけで、ここはセオリー通りに毎日王冠の覇者、ダークシャドウが本命。相手は忘れちゃこまるよダービー馬のエイシンフラッシュとやっぱり女傑ははずせないブエナビスタ。穴なら札幌記念快勝のトーセンジョーダン。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年10月29日 (土)

TPP推進派の妄言を切って捨てる鈴木宣弘東大教授の痛快レポート。

 日ハムが東海大の菅野をドラフト指名したことで、「事前挨拶にも来ないで人権蹂躙だ」と爺さんの原貢が喚いたようだ。いやはやです。爺さんが孫の人生に口出すこと自体みっともないってのに、「人権蹂躙」とは片腹痛い。ま、自分の人生は自分で決めるこった、菅野君。それもできないようじゃ、プロ野球選手とてしても大成できないかもよ・・・。

 さて、ノダメ君は増税はもとより、TPP参加もしゃかりきになって推し進めようとしている。マスメディアも、影に日にそんなノダメ君を応援しているようだが、フジTVの「とくダネ!」で、TPP反対の中野剛志京大准教授がブチきれたと話題になっている。ブチ切れたというのはタメにする表現で、実は番組側が用意した説明に数字のインチキがあったことを強く指摘したってのが真相です。で、その経緯についてはこちらのブログに詳しいのだけど、そんな中野氏の発言に対して、調子こいてるタレントがツイッターで印象批判したりしてる。「誰も通らない裏道」さんは、「テレビ局への露骨なゴマすりには笑うしかない」と書いていたが、おっしゃるとおり。

・誰も通らない裏道
中野剛志氏の「とくダネ!」でのブチ切れは、言論操作機関にとっての放送事故

 それはともかく、TPPについては、特にTVのキャスターやコメンテーターってのは、さもわかったようなことを言ってるようで、その実、「とりあえず参加すればいいんじゃないの」ってことしか言ってないんだよね。なぜか。TPPについて何もわかっていないから。そのくせ、ここは冷静になって議論しましょう、って姿勢は微塵もない。だいたい、TV番組でTPPを取り上げる時は、「TPPに参加した時のメリット、参加しない時のデメリット」っていう対立軸をすぐもってくる。でも、これっておかしな話だ。それを言うなら、「参加した時のメリットとデメリット、参加しない時のメリットとデメリット」っていうのが正しい。もし、「TPPに参加しない時のメリット、参加した時のデメリット」っていう言い方したらどうだろう。これだと、TPPには批判的なイメージになるはずだ。つまり、「TPPに参加した時のメリット、参加しない時のデメリット」っいう構図そのものが、世論操作のひとつなんですね。

 で、「とくダネ!」に話を戻すと、中野氏が怒りの鉄槌をくだした翌日(29日)の番組では元経産省の石川和男君を呼んで必死にTPP参加を煽っていたけど、石川君の「日本の交渉能力が問われる」という指摘に小倉餡はまったく反応せず、「まずは交渉のテーブルにつけばいい」なんてことを抜かす始末。その横には、文金高島田を文金玉すだれとのたまった女子アナのなかみーが「TPPっ」て何、TPOとどう違うの」なんて能天気な笑顔で鎮座ましましていたのであった。ま、「とくダネ!」ってのは、そんな番組です。

 それはともかく、TPPに反対の立場をとる東大の鈴木宣弘教授が、「TPPをめぐる議論の間違い」というレポートで、TPP推進派の妄言をことごとく切り捨てているので、是非ご一読を。

鈴木宣弘:TPPをめぐる議論の間違い ── 推進派の俗論を排す

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月28日 (金)

グズる九電&「内部被曝だけで100ミリシーベルト以下」の怪。

 日ハム、よくやった。いくらおじさんが監督だからって、ドラフトとはなんの関係もないからね。読売の思惑通りに単独指名なんてことになってたらウンザリだったが、いやあ、久しぶりに溜飲が下がりました。菅野君、悩むことはない、日ハムに行きなさい。それにしても、日本のドラフトってのも生ぬるいよね。戦力の均衡ってんなら、日本シリーズで負けたチームの所属するリーグの最下位のチームから指名する完全ウェーバー制にしなくちゃ意味がない。もっとも、それには球団格差をなくすための経営努力が大前提なんだけど、ま、読売の息がかかったコミッショナーがふんぞり返っているうちはダメか・・・。

 九電がグズっているようだ。第三者委員会の提言を無視した報告書提出しようとしてダメ出しされて、それじゃってんで第三者委員会委員長だった郷原弁護士とボス交したみたけど返り討ちにあっちゃって、取締役会開いたのはいいけど何も決めることができずに、とうとう報告書修正は先送り。これが九州に君臨する独占企業の実態なんだね。誰も責任とらずに、幹部が集まっても何も決められない。こういう時、株主ってのは何かできないもんなのかねえ。ま、長期安定株ってことで大金つぎこんだんだから九電がお取り潰しにあっちゃかなわん、てんで沈黙を守ってるのが大半なのかも。株主責任てのもあると思うんだけど、どうなんでしょう。

 食品安全委員会が、食品から摂取する放射性物質について、健康に影響が出る被曝線量は「生涯の累積で100ミリシーベルト以上」、つまり「100ミリシーベルト以下」なら「心配ありません」ていう意見をまとめたそうな。委員会の答申は、「100ミリシーベルト未満の健康影響は科学的な知見がなく、『言及は困難』」としたって東京新聞は伝えている。「言及は困難」ってことは「わかんない」ってことだよね。ということは、健康に影響が「ある」か「ないか」もわからないってことになるんじゃないの。こんなことしてたら、結果として人体実験していることにならないか。

 さらに、これまでは内部被曝と外部被曝を合わせた数値だったのが、内部被曝のみの数値ということに修正されたっていうのだけれど、そもそも、外部被曝を除外するって発想がわからない。「内部被曝と外部被曝の合計が100ミリシーベルト」から「内部被曝だけで100ミリシーベルト」へ修正したってことは、ようするに被曝許容量の緩和ってことです。どんどん基準値を引き上げていくという、いつものやり方だね。本来なら、厳しい基準値を設定して対策を練るってのが危機管理のあるべき姿だと思うけど、この国はなるべくゆるい数値を設定して「安全」という風評を垂れ流す。

 いつまでたっても、「直ちに健康に影響はありません」と抜かすばかりで、「ひょっとしたら健康に影響があるかもしれません」という認識を持った政治家が現れない不思議な国、ニッポンなのでありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月27日 (木)

命にかかわる原発を政治家や官僚、経団連ごときに好き勝手させてたまるか。

 オリンパスが使途不明金だなんだで揉めている。どうやら暴力団に13億ドルという大金が流れた恐れがある、とアメリカのABCニュースが伝えている。マスメディアはいまひとつオリンパス問題については食いつきが悪いようだけど、これも電力会社との関係と同じで、広告費がらみで動こうとしないのかも。へたするとFBIの捜査の手が伸びる可能性だってあるし、少なくともオリンパスはアメリカから閉め出されることになっちゃうかもね。いま流行りの第三者委員会を作って社内調査するっていうけど、どんなメンバーになるのかそれが問題だ。それにしても、日経BPの副社長が社外取締役なんだってね。オリンパスと抜き差しならぬ関係にあっるてことか・・・知らんけど。

 衆議院がサイバー攻撃受けたとかで大騒ぎしてるようだけど、ようするにウィルスが添付されたメール開いちゃったっていう初歩的なドジが原因なんだよね。で、最初にそのドジ踏んだのが森シンキローの事務所という噂が流れてます。さもありなんと笑ってしまいました。

 ところで、政府が九州に5%節電要請するらしい。まだそんなことして電力不足を煽ろうとしているのかと思うとウンザリする。節電節電とミミタコになるほど煽っているけど、実際のところ経産省からも電力会社からも電力事情に関する正しい情報が開示されたためしがないんですね。3.11直後の計画停電だって、いまとなっては単に電力不足を煽るための脅しみたいなもんだったわけで、経産省や電力会社の節電キャンペーンてのは数字の誤魔化しのオンパレード。昨日も問題にした原発コストだってそう。つまり、いかに原子力村に都合のいい結論を導き出すかを前提にして、基本となるデータを捏造しているわけです。

 この冬の電力事情に関する環境エネルギー政策研究所(ISEP)のレポートが、河野太郎のブログ「ごまめの歯ぎしり」で紹介されているけど、それによれば、

(これより引用)

北海道電力 原発なしでも冬の需要を上回る供給力がある。

東北電力  政府は需要を過大に見積もると同時に他社受電を内容不明に低下させている。

東京電力  政府は需要を過大に見積もると同時に、冬の需要期に火力発電所を三基定期検査する想定。これをずらせば200万kW以上の供給力が出てくる。自家発電の受電を、意味なく削減している。さらに100万kW以上の火力発電の出力低下が組み込まれている。

中部電力  政府の供給予測では、火力発電が300万kW以上出力低下することになっている。火力発電所を需要期に定期検査するのか。

北陸電力  原発なしでも冬の需要を上回る供給力がある。

関西電力  政府の予測は火力発電が100万kW以上出力低下する想定になっている。自家発電の受電を夏よりも減らしている。揚水発電の供給を大幅に減らしている。中国電力からの受電余力がある。

中国電力  原発なしでも冬の需要を上回る供給力がある。政府の予測は火力発電の出力を100万kW以上減らしている。

四国電力  政府予測は火力発電の出力低下等を想定すると同時に関西電力への電力融通をそのまま残している。余力がある中国電力からの融通に切り替えれば、四国電力は供給に余裕が出る。

九州電力  政府予測は火力発電の出力を低下させている。中国電力からの融通も可能なはず。

(引用終わり)

 ようするに、ごまめの歯ぎしり河野君も言うように、こうした問いかけに対して、経産省も電力会社も説明責任があるはずなのに、まったく無視だからね。ま、それはマスメディアも同じで、まずは電力不足ありきなんだね。で、次には原発再稼動ってことになっていくわけで、命にかかわる重大事を政治家や官僚、財界のお歴々に好き勝手させてたまるかと朝から息巻くくろねこであった。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年10月26日 (水)

友人の訃報&原子力村の食えない人々

 昨日の夕方、友人の訃報のメールが届く。8月の末に急性心不全で亡くなったのだとか。葬儀は家族だけで執り行い、四十九日も終わって落ち着いたところで連絡がきたのだが、まずは突然のことで言葉を失う。しかも、友人とはいっても、まだまだ若い。渋谷のバーで老若男女まざっての飲み仲間のひとりで、まだ40そこそこなんだよね。知り合った時はまだ学生で、同じ仲間でもあるカミさんも十代の頃から知っている。で、二人が結婚した時は、下町に住みたいというので、知り合いの不動産屋にたのんでご近所として引っ越して来た仲なのだ。スープの冷めない距離にいながら、このところ会う機会がなかったのだが、まさか・・・という思いにしばし脱力。聞けば、亡くなった友人の実家(京都)で葬儀をしたらしく、おそらく突然のことで連絡もままならぬうちにてんてこ舞いになっちゃったんだろう。毎年恒例の渋谷のバーでの忘年会も近くなってきたし、今年はみんなで献杯か。カミさんのブログが8月の末からまったく更新がなくて気になっていたのだが、やはり胸騒ぎってのはあるんだね・・・安らかに。

 訃報といえば、北杜夫が亡くなった。「どくとるマンボウ」の洒脱なユーモアも楽しいけど、おすすめの一冊といえばなんといっても「楡家の人びと」だ。アララギ派の歌人で精神病院の経営者でもあった斎藤茂吉の血をひく一族三代にわたる栄枯盛衰を描いたこの作品は、重厚な大河小説を装いながらも登場する人物がどれも奇人変人で、抱腹絶倒かつスリリングなストーリー展開はジェフリー・アーチャーの「ケインとアベル」のドラマツルギーに通じるものがある・・・と、くろねこは勝手に思っている。是非ご一読を

 さて、14日のブログにも書いたように、原子力委員会が事故コストを含めた原発発電コストの試算を進めていたのだけど、どうやらまとまったらしい。これが凄い数字なんだよね。損害額を3.9兆円として計算した結果、1.2円増ということになったってんだが、これには除染費や放射性廃棄物の中間貯蔵施設費、さらには廃炉費用も含まれていない。そもそも、3.9兆円という損害額も怪しい。これって、東電が賠償すべき最低限の数字なんだとか。1.2円増ってことは、これまで原発のコストってのは5.3円とされていたそうだから、それでも水力(11.9円)や火力(10.7円)より安いってことになる。つまり、「安全」で「低コスト」っていうこれまでの原発神話の完全復活を目論んでいるとしか思えない。

 ようするに、原発コストを事故にかかる費用も含めて再試算しているってことは、原発は停止しませんよ、って言ってるようなもんなんですね。脱原発ならぱ、いまさらコスト計算なんかする必要がないんだからね。それよりも、廃炉にかかる費用を計算するのが先決なんだからさ。 

 原子力委員会には、損害額を48兆円として独自計算した委員もいて、これだと12円もアップするんだとか。参考意見てことでウヤムヤにされちゃったそうだが、こんな子供だましの数字操作して恥ずかしくないのかねえ、これに関与した大学の先生たちは。原子力村には、曲学阿世の輩がいまだに跋扈してるようで、ホント、食えないおひとたちだこと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月25日 (火)

東電救って、被災者見殺しにするクズ役人。

 横浜ベイスターズのDeNAへの売却問題は、今度は球団名で揉めそうな気配。商品名をつけてはいけないという内規があるそうで、ソフトバンクもヤフーの名称を却下されたことがあるというのだけど、理由はともかくさすがに横浜モバゲーベイスターズってのはいかさないなあ。バブルの時代に、JRを「E電」なんて品のないニックネームに変えようとしたことがあったけど、それに匹敵するくらいにトボけた球団名だこと。素直に、横浜ベイスターズでいいと思うけど、DeNAにすればそれじゃあ大枚はたいて球団買収した意味がないだろうから、果たしてどうなることやら。

 東電が提出した黒塗りの手順書がようやく日の目を見たのは喜ばしい。そもそも、国に金出してもらって、つまりは税金で救済してもらっておきながら、事故の手順書が企業秘密だとかなんとか抜かしていたこと自体噴飯者なんだからね。ま、九電の「やらせメール」の報告書も同じで、国民を舐めてるからね、電力会社ってのは。

 福耳猪八戒・枝野君は、東電に「最低2.5兆円リストラを」なんて要請したようだけど、これだって大甘でしょう。東電救済スキームが出来上がっているんだから、2.5兆円ってのは数字だけ見れば大きいけど、東電にとっては痛くもかゆくもないんだよね。つまり、福耳猪八戒からすれば、これだけ東電に対しては強硬姿勢をとってますよっていうパフォーマンスだし、東電にとってみれば、こんなにも経営改革に努力してますっていうまたとないアピールになるというわけです。その影で、福島第一原発事故の賠償原資として、東電は政府補償分の1200億円の請求書を文科省に提出しているんだから、こんなにおいしい商売はない。

 それにひきかえ、フクイチの事故に巻き込まれた被災5県(青森、岩手、宮城、福島、茨城)では、原発事故の仮払い補償金を受け取った458世帯が生活保護を止められたというから、いったい何のための補償金かってことだよね。補償金を収入扱いしたってんだが、なんともはや血も涙もない役人根性ではあることよ。東電救って、被災者は見殺しか。なんてこったい。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2011年10月24日 (月)

高濃度の放射能汚染は、おそらく柏市だけが特別なのではない。

 7頭目の3冠馬誕生! 一週目のスタンド前では危惧した通りにかかり気味だったが、向こう正面でようやく折り合いがつくと、あとは圧巻の走り。最後の坂を馬なりでスーっと下ると、4コーナーを回ったところで先頭にたったと思ったら、そのままゴール。淀の3000mはこうして走るんだよとでも言いたげな圧勝劇だった。サンデーサイレンスの荒い気性を色濃く受け継いだステイゴールドの産駒らしく、ゴール後にジョッキーを振り落としたのはご愛嬌。さあ、有馬記念で古馬との対決が楽しみになってきた。

 プロ野球は、どうやらDeNAによる横浜ベイスターズの買収が決まったようだけど、本拠地はどうするんだろう。横浜スタジアムの異常な使用料ってのが球団経営を圧迫している大きな要因でもあるわけで、去年の買収騒動が頓挫した理由のひとつでもあったんだから。そこをねぐっちゃうと先行き暗いような気もするのだが・・・。

 暗いといえば、柏市の高濃度の放射線騒動も大いに暗い状況になってきた。どうやら、福島第一原発からのものらしいというのだが、それにしてもあまりにも高濃度過ぎる。直ちに健康に影響はない、なんて悠長なこと言ってられる数値じゃないんだから、果たして柏市が特別なのかどうかってことも今後は問題なってたいくんだろう。へたすると関東一円に、こうした超危険なホットスポットてのがあるかもしれないね、というか、きっとあるに違いない。九電と人事をめぐってバトルするのは大いにけっこうなことだけど、フクシマの直後に、「直ちに健康に影響はない」って「安心」を煽った福耳猪八戒・枝野君は、こうしたホットスポットがますます広がっていくだろう現実を前にして、その責任をどうとっていくんだろうね。 

 

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年10月23日 (日)

東電OL殺人事件再審請求審で新事実。

 東電OL殺人事件再審請求審で、被害者に付着した唾液などをDNA検査した結果、ゴビンダ被告以外の第三者のものであることが判明。さらに、被害者の体内に残された精液と一致したというから、ゴビンダ被告以外の第三者による犯行の可能性が極めて高くなったってことです。こうなったら、一刻も早く再審を開始すべきなんだろうけど、これまでの経緯を考えれば検察も面子が立たないから再審阻止に徹底抗戦するんでしょうね。

 そもそも、第一審で無罪が出た時点で、ゴビンダ被告は不法滞在を理由に強制送還されるはずだったんだよね。それを検察は控訴すると同時に、東京地裁に拘置請求。これを却下されると、今度は東京高裁刑事5部に拘置請求。これも却下されると、それじゃあということで、東京高裁刑事4部に拘置請求。で、ここで拘置が認められちゃうんだけど、そもそも入管法では、国外退去命令が出たときにはすみやかに国外送還しなくてはいけない、と決められているわけで、それを裁判所も検察も無視したってことですね。ようするに、裁判官と検察官の出来レースと、「推認」できるわけですね。ちなみに、刑事4部は、冤罪の可能性が高い狭山事件の第二次再審請求を却下した部局とか・・・。

 本来なら、ネパール政府は不当逮捕として抗議すべきなんだろうけど、なんらかの圧力がかかったらしいっていう噂もあるんだよね。ODAやらないぞとかさ・・・ま、妄想ですが。おそらく、欧米人が対象だったら、すんなり国外退去で終わってたかもしれないんだね。つまり、この事件の裏側には、差別感覚もあったんじゃなかろうか、とくろねこはひそかに疑っている。ここまできて再審の道が開かれなければ、日本の司法は発展途上国以下ってことなんでしょうね。

【くろねこの競馬予想】

京都競馬場では、オルフェーブルの3冠がかかった菊花賞。神戸新聞杯の圧勝を見せつられると、その可能性はかなり高いと言わざるれを得ないのだけど、ディープインパクトもかかり気味で冷や汗かいた淀の3000mですから何が起こるかわからない。枠もちょっと外になっちゃったし、ここは思い切って最内枠をひいたトーセンラーに期待。フェイトフルウォーも5枠は絶好のポジション。先行して4コーナーを回ったところで抜け出す競馬ができたら、オルフェーブルにひと泡ふかせられるかも。大外に回った武のショウナンマイティも2、3着狙いの競馬をしてきたら怖い。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月22日 (土)

今度は、「放射性物質の安全神話」を煽って、必死のめくらまし。

 カダフィ死亡の経緯について、国連人権高等弁務官事務所の報道官が調査の必要性に言及したそうだが、もっともなことだと思う。銃撃戦に巻き込まれたとか、少年兵が咄嗟に引き金をひいたとか、諸説入り混じって取り沙汰されているけど、そのどれもが確たる証拠があるわけじゃない。血まみれとはいえ拘束された時には生きていた映像があるんだからね。ま、この映像ってのは、イギリスのMI6の職員が携帯で撮ったという噂も流れているようだけど、これを観ていても連行されていく直後に突然混乱状態になって、まるでリンチしてるようにも見えないことはない。ビンラディンの時もそうだったけど、一人の人間の死に世界中が歓喜の声を上げているかのような報道ってのは、なんか違和感あるんだけどなあ。

 違和感があるといえば、郷原弁護士が大阪府知事戦出馬を民主党から要請されているらしい。本人もまんざらでもなさそうなのだが、果たしてどうなんでしょうか。大阪府知事選てのは、個人的に教育の現場にまで政治が首を突っ込もうというお子ちゃま知事のやりたい放題こそが焦点になるべきだと思うんだけど、どうも二重行政がどうしたこうしたとか、行政改革問題にばかり光が当てられるのはマスメディアのめくらましなのではと勘ぐりたくなってくる。郷原弁護士がこれまで大阪府政やお子ちゃま知事に対してどんな発言をしてきたかさだかではないけど、もし出馬するとなったら何を訴えるんだろう。自民党からは行列ができる弁護士の丸山君の名前も上がっている。政治家のトレンドは弁護士か・・・って、なんだかなあ。

 ところで、民間による調査でホットスポットがビシバシ発見されちゃったのに慌てたのか、国が支援窓口を作って、除染のサポートをすることを文科省が決めたというのだけど、この数値ってのが、「地表1メートルの高さで測定し、周辺よりも毎時1マイクロシーベルト以上高い線量が出た場合」なんだそうです。でも、地表1メートルというのは小さな子どもの背丈よりも高いし、ましてや毎時1マイクロシーベルトというのも相当に高い数値だということで自治体からもブーイングが出ている。

 そりゃそうだ、民間団体などが測定する場合は、子どもの身長なども考慮して、地表数センチ~数十センチが目安で、なおかつ自治体によっては毎時0.25マイクロシーベルト以下に除染の基準を設定しているところもあるんだから、国の基準は相当に高い数値ってことになるんだね。だいたい、放射性物質の数値について、国が具体的な数字を上げる時ってのは、その基準が大甘で信頼なんておけたものじゃない。つい最近も、福島の子どもの生涯にわたる内部被曝線量が3ミリシーベルトって数値がニュースになってたけど、これだって生涯被曝線量を算出すること自体に疑問を投げかける声もある。3ミリシーベルトだから直ちに健康に影響はありませんよ、ってことだけが一人歩きしちゃってるけど、3ミリシーベルトってのはあくまでも現時点での推定でしかないわけで、汚染はこれからも続いていくわけなんだから、数値そのものに信頼性はないんですね。

 ようするに、具体的な数値を示して、これ以下なら安全だよ、って雰囲気作りをしてるわけです。今度は、「放射性物質の安全神話」を煽ってるんだね。なによりも、国が設定する基準値そのものにさしたる根拠なんてないんだから、めくらましに騙されちゃいけないってことです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月21日 (金)

年金需給年齢引き上げの前に、役人が穴あけたとされる80兆円返しとくれ。

 横浜ベイスターズはDeNAへの身売りが濃厚のようだけど、なんでもパ・リーグの2球団が反対しているらしい。出会い系サイトを運営してるってのが理由にひとつとされているけど、そんなこと言い出したら、アメリカの手先となって原発推進に躍起になって、今度はTPPにも参加しましょうキャンペーン張ってる読売こそ球団オーナー企業としてはふさわしくないと思うけどね。ま、読売がリーダーしてるうちは、プロ野球は衰退の一途を辿ることは確実でしょう。

 カダフィが死亡。拘束された時には瀕死の重症だったという話もあるけど、その時の動画を観る限りではとても瀕死の状態とは思えなかったけどね。殺されたんじゃないのかねえ。もっとも、裁判になったとしても、フセインのように死刑になったんだろうけど・・・。これでリビアは民主化されるなんてアホなこと言ってる楽観主義者もいるけど、んなわけないよね。おそらく、石油狙いのフランス、イギリス、アメリカの利権争いでボロボロにされちゃうのが関の山なんじゃなかろうか。カダフィひとりを悪者にして抹殺しちゃうってのは、フセインに難癖つけたイラク戦争の時と手口は一緒だもんね。リビアの未来はけっして明るくないのとちゃいまっか。

 福島県議会が県内の全原発廃炉を求める請願を採択した。もっともなことです。後は、原子力村の隠れ住人でもある知事を含めた偽黄門一派が裏で暗躍していないことを願うばかりです。それにしても、採決を退席した県議の「雇用問題に先が見えない中、今すぐ『廃炉』と言うと、避難住民が帰還する機会を奪ってしまうことになると考えた」っていうコメントに、原発幻想の根深さを見せつけられた思いがする。そうじゃないだろ、「原発がある限り避難住民が帰還する機会をう奪ってしまうことになる」のが本当のところだと思うけど・・・。

 ところで、年金需給年齢の引き上げが、突如として浮上してきた。厚生省内部で検討が始まったという段階なのだが、先走るようにニュースとなっているということは、いまのうちに既成事実としての世論作りをしようって魂胆なんじゃなかろうか。このニュースの背景には、厚生省の役人のリークが絶対にあるね。しかし、100兆円を超えると言われる年金のプール金を好き勝手に使って、80兆円以上も穴あけちゃったのは官僚なんだよね。その責任をとることもなく、公務員改革に着手することもなく、年金需給年齢引き上げて、さらには増税なんてのは企業であれば背任横領に等しい犯罪的行為だと思うけどね。

 そのくせ、国民年金払わないと差し押さえするぞ、なんて脅迫までしてるってんだから、恐ろしい国になったもんだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月20日 (木)

本日、開店休業

 昨夜は、久しぶりに新宿ゴールデン街にて痛飲。しこたま酔って、帰り道は遠かった、というわけで本日は使いものになりません。ということで、開店休業です。

 回らない頭で新聞開けば、「計画・建設中の原発12基のうち7基は計画通り推進の予定とか。東京新聞による電力事業者へのアンケートで判明したそうだが、ノダメ君の「個々の案件ごとに判断」という発言の裏では、しっかり原発建設の動きが始まっていたということか。

 くそっ、向かい酒でグレてやる!

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年10月19日 (水)

高圧洗浄機で放射能物質を洗い流すのを除染と言っていいのだろうか。その水はどこへ流れる?

 ドラゴンズ優勝! 球団として初の2連覇だというのに、来年は監督交代。出戻りとなる高木新監督はやりにくいだろうね。負けたらボロクソ。前回と同じく途中休養なんてこともあるかも・・・。

 大相撲ではまたしても馬鹿親方が暴行事件。ゴルフクラブが曲がるほど叩きのめしておいて、「少しやり過ぎたし、反省していてる」もないもんだ。相撲協会生活指導部長の二所ノ関曰く、「教育指導の一環として認識している」とさ。相撲界ってのは、頭まで脂肪と筋肉の塊なのか、いやはやであります。

 さて、今朝の東京新聞2面の写真に目が点になりました。「福島 本格除染開始」の見出しの横に、屋根の上で高圧洗浄機使って水を流している写真がデカデカと載っていたのだ。ご丁寧にも、「福島市大波地区で行われた民家の屋根の除染作業」とキャプションまでふってあるのだが、ちょいと待てだろ。高圧洗浄機で放射能物質を洗い流すのを除染と言っていいのだろうか。確かに、屋根からは放射性物質は除去されるかもしれないけど、その水はどこへ行くんだ。素直に考えれば、そのまま地面に染み込むんじゃないの。二次汚染の恐れだってあると思うんだけど、これでいいのかねえ。そういえば、「吉田照美のソコダイジナトコ」で、水曜のコメンテーターの上杉君も、高圧洗浄機による除染に疑問を投げかけていたけど、専門家の意見を聞きたいものだ。

 福耳猪八戒・枝野君が国際エネルギー機関の演説で、「原発の安全性を世界最高水準まで高め」て「原発輸出」を継続するとのたまったそうだが、民主党のイカレポンチどもは国内で発言すると叩かれそうなことは、海外でほざくことで既成事実を積み上げようとするのが常套手段になってきたようだ。福耳猪八戒の発言は、ノダメ君も国連の演説でぬかしていたから目新しくはないのだが、こうやって原発再稼動への道筋をジワジワとつけていこうってことなんだろうね。国家戦略会議に経団連会長の貧乏臭いオヤジと経済同友会の代表幹事が参加することが決まったようだが、これもそうした原発再稼動に向けた流れの一環てことなんでしょう。ま、官僚、財界、アメリカの言うがままのノダメ政権では、それほど驚くことでもないか。

 ところで、原子力安全・保安院の予算が、「原発推進の総本山である資源エネルギー庁に握られ続けていた」(東京新聞より)ってんだが、その枠組みをつくったのは2003年当時に経産相だった、たちぐされ日本の平沼君なんだってね。民主党のヘタレさかげんはいかんともし難いとはいえ、いいかげんな原子力行政を推し進めてきたのは自民党ってことなんだよね。その反省が何もないから、平沼君なんかダンマリ決め込んでるわけで、ま、ロクなもんじゃありません。辺野古への移設問題でグチグチ言ってるレイシスト知事のお坊ちゃんである石原君も同じですね。そもそもは自民党がアメリカと結んだ協定が現在の普天間問題の根幹にあるわけなんだから、えらそうなこと言っちゃいけません。それこそ、わが身に唾するようなもんです。もっとも、この親子は「恥の文化」とはまったく極北に存在してますから、そんなことには気付いていないだろうけど・・・。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月18日 (火)

自治体を蝕む原発マネーの「タカリ」の構造。

「小学校敷地内で3.99マイクロシーベルト」
「輸出前の中古車20マイクロシーベルト超を検出」
「腐葉土からセシウム検出160人触れた可能性」
「埼玉の荒茶からセシウム検出」

 以上は、今日の東京新聞の社会面に載っていた汚染情報だ。社会面のほぼ3分の1を放射性物質による汚染情報が占めるという現実。そして、この異常な状況に慣れっこになってしまいつつある自分がいる。それが一番危険なことかもしれない。

 で、汚染情報の横には、中部電力から巨額な寄付が静岡県と浜岡原発周辺4市に渡っていたという情けないニュースが載っていた。その額はこの3年間で少なくとも26億3千万円っていうから豪気なものだ。さらに、東電は新潟県と福島県へ230億円も貢いでいたんだとか。ま、自治体もこうなると、原発の「タカリ」ってことになりますね。電力会社からの寄付ったって、その原資は電気料金なんだからたまったもんじゃない。

 「政治とカネ」には重箱の隅をつつくほどに熱心なくせに、「原発とカネ」になるとマスメディアはなんかトーンダウンしちまうのは、自分たちも広告費で儲けさせてもらってるからなんだよね。こうした「タカリ」の構造をまずぶち壊すことが先決なんだろうけど、それには電力会社から寄付もらってた自治体がまずは反省しなくちゃいけないんでしょうね。それには、原発交付金の代わりに、自然エネルギー開発拠点として地域を再生させていくための交付金に転換していく政策が必要だと思うのだけど、「着工済み原発は個別に判断」なんてぬるいこと言ってるノダメ君がソーリのうちはダメかもな。

 東電が福島第一原発収束の工程表の改訂版を発表したけど、その中で1~3号機で炉心損傷が再び起きる可能性は5000年に1回という試算には大いに笑えた。事故前は、100万年に1回という確率だったというから、かなりその確率は高くなったわけだが、なんか浮世離れした数字で危機感がまったく伝わってこない。これも東電お得意の数字のマジックってやつで、わざと能天気を装ってるんだろうな、おそらく。5000年に1回って聞けば、誰だって確率が高くなったなんて思わないもね。こんな間の抜けた計算してる暇があったら、早いとこ被災者の賠償に精出すこった。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年10月17日 (月)

都合のいいように事実を捻じ曲げてでも、原発事故収束を画策する東電の悪だくみ。

 タイの洪水が凄まじいことになっている。300を超える日本企業の現地法人が被害を受けているようで、なかには東日本大震災の影響でタイに工場を移した企業もあるんだとか。踏んだり蹴ったりとはこのことか。それにしても、異常気象が原因であるかのように伝えられているけど、洪水が起きたのはそれだけが理由なんだろうか。1000隻の船がいっせいにスクリューを回して増水した川から水を押し出そうとしてるけど、これもなんか笑えない話なんだよね。ノダメ君は南スーダンへのPKO派遣で息巻いているけど、タイへのサポートの方が先じゃないのかねえ。なんてったってアイドル、じゃなかった、日本企業も被害を受けているんだからさ・・・。

 親分がこうだから、子分もロクなもんじゃない。トッポジージョ安住君です。大人の中にオコチャマがひとり混ざっちゃったG20で、消費税増税を口走っちまった。マスメディアはお得意の「国際公約」を持ち出して煽っている。ま、財務官僚の思惑通りってことです。消費税問題は、ちょっとでもノダメ君の腰が引けると、マスメディアは「国際公約」を錦の御旗にして、さんざん悪態つくんだろうね。ま、消費税増税法案を国会に提出するってんなら、約束通りに解散総選挙をしてもらいましょう。

 それにしても、G20におけるトッポジージョのおさまりの悪さってのは、はっきり言って日本の財務大臣としてはお恥ずかしい限りだ。目が泳いでたもんね。これで、日本はますます世界から信用されなくなったんじゃないのだろうか。

 ところで、福島第一原発の作業員に義務付けられている全面マスク使用を、東電が緩和しようとしているらしい。「敷地内の数値が下がってきた。作業員の心身負担を軽減できればと検討を始めた」ってんだが、ようするに作業員の命と引き替えに原発事故は収束に向かっていますよってことをアピールしようとしてるんですね。放射性物質の濃度がちょいと下がったからって危険がなくなったわけではなくて、実際のところ放射性物質は漏れ続けてるんだから、どう考えたって安全なわけがない。

 原子炉の冷温停止もそうだけど、東電は自分たちの都合のいいように事実を捻じ曲げてるから、騙されちゃいけない。4号機なんか、とりあえず静かにしてるけど、絶えず爆発の危険性を孕んでいるんだからね。使用済み核燃料だってゴマンとあるわけだし、ハッキリ言って何も改善なんかされていないのが事実なんであって、どうにか最悪の事態だけは回避しているってのが現状なんだからさ。

 

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年10月16日 (日)

プランクトンからセシウム検出&沖縄電力が小型原発を研究中?

 昨日は隔年で開催している中学の同期会。午後3時から始まり、三次会でお開きになったのが夜も深まった10時だから、実に延々7時間飲んでいたってことか。いい歳したオヤジとオバサンが、2年に1回、昔の愛称で呼び合ってジャレあうというのもなかなかオツなものでありました。

 さて、福島県いわき市の沿岸で採種したプラントンから高濃度のセシウムが検出されたとか。セシウムに汚染されたプランクトンは魚介類の餌でもあるんだから、当然それを食べた小魚も汚染されているということになる。そして、その小魚を大量に食べる大型の魚はさらに高濃度な放射性物質で汚染されていくわけで、なんてったって海ですからね。世界中につながっているんだから、どこまで汚染が広がるか、おそらく専門家にだって予測不能なんじゃなかろうか。厄介なことになったものだ。

 厄介なことがもうひとつ。沖縄電力が小型原発の研究をしてる、と東京新聞「こちら特報部」が伝えている。ちょい二日酔いの頭で、一瞬、「小型原爆」と読み間違えてしまった。それはともかく、フクシマ以後も、「電力安定供給」のためというお題目で研究を継続しとているというのだが、なんか哀しいニュースだ。この記事で初めて知ったのだけど、仲井真知事ってのは沖縄電力の会長だったんだとか。さもありなん、ってことです。基地の島が原発の島にもなりかねない愚かな研究は即刻中止して、豊な自然を活用した再生エネルギーの開発にトライすればいいものを。研究中止を求めている社民党の代議士は、「電力会社にいた知事は、原子力への幻想が捨てきれないのではないか」と皮肉ったそうだが、「原子力への幻想」は沖縄県知事だけでなく、原発を推進してきた政官財額報のペンタゴンの「宿痾」ってことなんでしょうね。

【くろねこの競馬予想】

京都では、3歳牝馬による最後のG1、秋華賞。桜花賞2着、オークス3着のホエールキャプチャが連軸とう意味では中心となるか。桜花賞馬マルセリーナがひと叩きされて、どう変わってくるか。穴なら紫苑ステークスを勝ち上がったカルマートと2着のデルマドゥルガーか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月15日 (土)

電力会社の経営陣を見ていると、人品骨柄が顔に出るってのは本当なんだとつくづく思う。

 柳ジョージが亡くなった。その昔、ブルータスの「横浜特集」で、デイヴ・平尾と対談してもらっことがある。いまはもうなくなってしまったが、横浜・山下公園に面したバンドホテルの最上階にあるナイトクラブ「シェルルーム」で撮影をしたのを覚えている。最終コーナーを回った頃のゴールデンカップスのメンバーだっただけに、デイヴ平尾への柳ジョージの気の遣いようは大変なものだった。その頃、デイヴ平尾は六本木でライブハウスを経営していて、ミュージック・シーンの表舞台からはちょいとひいていた時だったので、なおさらだったのかもしれない。でも、1960年代の「幻のヨコハマ」への二人の不良少年による熱いオマージュは、十分に伝わる対談だった。その不良少年たちも、もういなくなったしまったのだと思うと、やっぱり寂しい・・・合掌。

Photo_2

 ところで、口先番長・前原君に歩調を合せるように、ノダメ君が「武器輸出三原則」見直しに前のめりになっている。こやつらは、原発だけでなく武器も売ろうって算段か。やっぱり、党の綱領がない民主党の危うさが露呈してきたってことですね・・・いやはや、自民党も真っ青の右展開です。

 さてさて、九電が強気の姿勢で、第三者委の結論を無視して、勝手な報告書を提出。さらには、辞めると言っていた社長の留任まで決めちゃって、なんとまあ醜い姿でありましょうや。1日のブログにも書いたけど、九電は第三者委員会委員長の郷原弁護士を完全に甘く見てたってことなんだろうね。だから、パパが九電社員だった古川佐賀県知事が「やらせ」に関与していたなんて認定されるとは思ったなかっただろうし、さすがに慌てたんだね。こうなったら、なりふりかまっちゃいられない、ってことで第三者委員会の結論は反故にして、勝手な報告書を捏造したってわけです。

 さすがに、福耳猪八戒・枝野君は、「第三者機関の報告書のつまみぐいをするやり方は、公益企業のガバナンス(統治)としてあり得るのか。そのことが大変深刻な問題」と対決姿勢を見せている。しかし、どうなんでしょう、国策にのっとっているとは言え、建前は民間企業だからね、そうおいそれと九電の経営に口出すことはできない。枝野君が本気ならば、ここを先途と電力会社の地域独占を見直して、発送電分離にも手をつけて、ドラスティックな電力行政の再構築に乗り出すべきなんだけどね・・・ま、後は見てのお楽しみってことか。

 それにしても、東電といい、九電といい、トップの顔相ってのはどうしてこうもいぎたないのだろう。人品骨柄ってのは、本当に顔に出るものなのだ改めて教わった気がする。で、パパが原発PR館館長だった古川佐賀県知事だけど、九電がここまでかばうってのは、相当深い関係ってことなんだね。おそらく、九電の急所をグッと掴んでるんじゃないのかなあ。それが何かはわからないけど、パパが原発PR館館長だったてのも臭い。ひょっして、パパが黒幕か・・・なんちゃって、いつもの妄想ですから、悪しからず。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年10月14日 (金)

世田谷が一件落着したからって、放射性物質による汚染は確実に広がっているということを忘れちゃいけない

 世田谷区の放射線騒動は、民家の床下のビン入りのラジウムが原因ということで一件落着。原子力村はさぞかしホッとしていることでしょう。それより、これをきっかけに、「ほら見ろ、フクシマの放射性物質が飛んできてるなんてのはデマなんだよ」、っていうプロパガンダを始める気だったりして。それにしても、民家の床下に保管されていたラジウムってのも、そのこと自体はけったいな話だ。謎が謎呼ぶ、ってのはこのことか。

 ところで、世田谷以外でも、わが地元の葛飾区や船橋市のようにかなり高い放射線量が検出されている場所がある。葛飾区なんか最大で毎時5.47マイクロシーベルトっていうから驚きだ。でも、世田谷が福島と無関係ということばかりが取り上げられて、そうした事実はあまり報道されない。フクシマがもたらした影響をなるべく低く印象づけたいというどこぞの意向が反映されているのかもしれないね。世田谷が一件落着したからって、放射性物質による汚染は確実に広がっているということを忘れちゃいけない。

 さて、浜岡原発の廃炉請求訴訟で、中部電力が全面的に争う姿勢を見せているそうな。強気の姿勢の背景には、ノダメ政権が「原発再稼動」を明言していることもあるんだろうね。経産省が近々発表する「2010年度版エネルギー白書」には、「定期検査後の原発再稼動」が明記されているそうだが、あくまでも「命」より「経済」というスタンスなんですね、この国は。

 で、笑っちまうのが、原子力委員会が原発の発電コストの試算をいまさらのように始めたってニュースだ。なんでも、事故が起きた時の賠償や廃炉や除染にかかる費用を考慮して、原発コストをはじきだそうというのだが、いったい何のためにこんな無駄なことやってんだろうね。その見込み額てのが早くも出てるらしいんだけど、それでも最大7円強というスットコドッコイなお手盛り試算値となっている。馬鹿もほどほどにしないと、殴るぞ、本当に。

 発電コストが安いからって、「命」と引き替えに原発に賛成するだろうと思われているとしたら、国民も舐められたものだ。それにしても、仮にコストがどんなに安かろうと、原発の危険性とは何の関係もないってことに気付かない鈍感さがアホくさい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月13日 (木)

オリンピック誘致予算で放射性物質に汚染された焼却灰の処理場建設したらいかがでしょう。

 横浜でストロンチウムが検出されたと思ったら、今度は世田谷区で2.7マイクロシーベルトの放射線が測定された。やっぱり、じわじわと汚染は広がってるんだね。ま、これはほんの前触れってだけで、将来にわたってどれだけ汚染されていくかなんて、実のところ専門家にだってわかってないに違いない。放射能汚染というのは、専門家にだってわからないってところが本当のところで、TVなんかでさも知ったようなこと言って「安心」を煽っている学者先生は非常に罪が重い。

 放射性物質に汚染されたごみから出る焼却灰や下水汚泥焼却灰の処分だって、いまだに完全な処理方法なんかないのが現状だ。東京都は放射性物質が検出された多摩の汚泥を東京湾に埋め立てることを決めたようだが、完全密閉型の処理をするには「億単位の設備投資が必要」(東京新聞「こちら特報部」より)なんだとか。ならば、いっそのこと東京オリンピックの誘致予算を回しちゃどうだい。前回の誘致合戦には150億円使ったそうだから、今度もそのくらいはあるんでしょ。150億円あれば、焼却灰の完全処理場もクリアできるんじゃないの。税金というのは、こういう時にこそ大盤振る舞いするもんなんだよ、石原君。もっとも、東京湾に完全処理場を建設したとしても、直下型地震が起きたらどうなるかわかんないけど・・・。

 トッポジージョ安住君が、財務省の手先となって「来年には必ず、消費税の法案を出す」なんてことをかましてる。この男は、元NHKの記者ってんだが、口のきき方ってのがわかってないんだよね。TPPについても、「資源がない国で生きていくにはどうしたらいいか、日本人は結論を見いだしてくれる」てなことぬかしてるが、どちらの発言も、経団連の貧乏臭い会長との懇談会でのことだそうだ。そういえば、青島幸男が国会の質問で、総理大臣だった佐藤栄作を「財界の男芸者」と揶揄したことがあったが、それにならえばこいつは「財界の幇間(たいこもち)」か。

 ところで、TPP参加交渉については、当然の如く民主党からも反論が出ているのだが、それを報じるマスメディアは「TPP慎重派」というレッテルを貼って、なんかしら党内政局のごとき矮小化を図っている。TPPてのは、そんなに小さな問題かい。これからの日本の行く末を大きく左右する重要なテーマじゃないのか。ま、TPP参加しないと世界から取り残されるぞって脅しかけて、これからTPP参加大キャンペーンなんか展開する腹づもりなんでしょう。

 でも、環太平洋戦略的経済連携協定なんて言いながら、カナダ、メキシコ、韓国、中国、台湾、インドネシア、フィリピン、タイ、ロシアは不参加という事実は何を物語っているのか。そこを誰も語ろうとしないのは不思議なこってす。つまりは、TPPに参加するってことは、アメリカの囲われ者としての日本を世界に示すようなもんなんですね。そう、日本てのは、「アメリカの男芸者」だったってわけです。ヤッシー田中君が看破するように、「TPPは開国ならぬ壊国」ってこと。原発事故のように、それこそ孫子の代まで負の遺産を残すことになるんだろうなあ。やんぬるかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月12日 (水)

横浜でストロンチウム検出&東電と警察の癒着の構図

 今日は午後から古物商の年一回の講習会。古本は売るだけなら古物商の免許は必要ないのだが、これがないと古本の買い取りができない。買い取りかできないということは、ようするに仕入れができないわけだから商売として成り立たなくなってしまうわけですね。で、古物商の免許を取得したのだが、年一回の講習会ってのはいわば運転免許更新と似たようなもので、やることもまったく同じ。地域警察の防犯課による古物関連法案のちょっとした講義と盗品扱っちゃいけまんよってことを啓蒙するビデオ観て終わり。年会費として4000円徴収されるのがちょっと・・・。

 さて、横浜でストロンチウムが検出されたってんだが、放射性物質による汚染はジワジワとその範囲を広げているわけで、放射線審議会が年1ミリシーベルトという被曝限度を緩和しようと画策しているのもそうした背景があればこそなんだね。つまり、馬鹿正直に年1ミリシーベルト守ってたら、福島だけでなく茨城、栃木、千葉、そして東京と、避難区域を拡大しなくちゃいけなくなる。いくらなんでもそれはまずい、ってんで法律なんか無視して勝手に基準値変えようとしているわけです。放射線審議会というのは、原発推進派の集まりですからね。聞くところによれば、福島第一原発の副所長もメンバーだったというから、暴力団追放運動に組員が参加しているようなもので、冗談にもほどがあるってもんだ。

 で、東電というのはいろんな役所から官僚が天下っていて、警察出身者も30数名いるってのにはなんか違和感があったのだが、「田中龍作ジャーナル」さんのブログでちょいとその謎が解けたような気がする。原発作業員死亡について何故警察は司法解剖しないのかという疑問を投げかける中で、東電に天下った警察OBの存在がその裏側で糸を引いてるんじゃないのかという鋭い指摘なのだが、あるだろうね。東電に司直の手が伸びないというのも、おそらく同じ理由からなんじゃなかろうか。

・田中龍作ジャーナル
【原発作業員死亡】「対応は東電にお任せしている」 警察権委譲を認める園田政務官

 東京新聞の今日の社説は、「民の声を恐れよ」という見出しで、「国民は素朴な疑問を抱いていたにもかかわらず、国会はそれを軽んじ、官僚と電力会社主導で原発建設が進んだのではないか。深刻な事故後も脱原発に踏み込めないのは、政官財の利権構造を守るためだと疑われても仕方がない」と論じているが、東電はそうした構図の中で先兵の役割を果たしているのだろう。「民の声を恐れる」どころか聞く耳すら持っていないわけです。だから、警察も取り込んで好き勝手できるってことか。

 東海村の村長が、東海第二原発の廃炉を要望したけど、ようやく当事者から「脱原発」の声が上がってきつつある。福島県知事のように原発推進した事実はほっかむりして被害者面する輩もいるが、これからは原発歓迎していた自治体からもこうした声は上がってくるはずで、そうならなきゃ日本はおしまいだと思う今日この頃でありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月11日 (火)

TPPに参加したら日本は壊れちゃうかもね。

 ブランド米の生産農家の視察に出かけたりして、ノダメ君はTPPに積極的な姿勢をチラつかせている。何事もノラリクラリでハッキリしたことは言わないのが、ノダメ君のいつものやり方で、そのくせ裏では官僚と手を組んで、増税にしろ原発再開にしろ、粛々と推し進めている。で、今度はTPPってわけだ。TPPっていうと、なぜか農業問題ばかりが論議されているが、「例外なき関税撤廃」とあるように、すべての分野にわたって関税を撤廃するもので、金融や保険、サービスなんて分野ももちろん含まれる。つまり、経済活動に関わるすべての分野で「規制緩和」が進むわけで、年明けのブログでも書いたけど、「TPP=貿易の自由化」なんて単純な図式じゃないんだよね。昨日、ノダメ君が視察したブランド米の生産農家てのは、TPPに参加すれば輸出で大もうけできるわけで、そこんところはちゃんと計算して視察してるわけですね。

 それにしても、日本の将来を大きく左右するTPP交渉参加問題について、11月のAPECまでに結論を出そうなんてのは乱暴きわまりない話で、原発問題と同じく解散総選挙で是非を問うほどの大問題なのだという認識を持たないと大変なことになりますよ・・・。口先番長の前原君なんかは、TPP交渉に参加して、話し合いがつかなかったら止めればいいなんて能天気なことかましているけど、そんなにうまくいくわきゃないじゃん。アメリカはとにかく日本に交渉参加させて、引くに引けない状況を作りたくて仕方ないんだから。ま、アメリカのポチであるところの口先番長ならではのコメントなんだろうけどね。

 で、こんな時に、スッカラ菅君はのん気にSPをお供にお遍路だなんだとほざせいているようだが、今朝の文化放送『吉田照美のソコダイジナトコ』で、ジャーナリストの内田誠君が、どうせなら原発巡りすればいいのに、てな意味のことをコメントしてたが、おっしゃる通りです。日本中の原発をお遍路して、「脱原発」に向けた啓蒙活動するのが、原発事故引き起こした時の総理大臣としての義務なんじゃありませんかねえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月10日 (月)

避難するのも放射性物質測定するのも個人にまかせっきり。そのくせ、1万人の観光客を招待するというお笑いの一席。

 カミさんが外遊中のため、朝から洗濯。ちょいとしたバチェラー気分で、けっこう充実した連休最後の朝となったのであった。

 昨日は、「小沢氏の3人の秘書に有罪判決を下したことに抗議するデモ」が都内で行われたのだが、「推認で次はあなたが有罪に」と書かれたプラカードに心が痛む。小沢君の裁判では「市民感覚」とか「市民感情」とかを錦の御旗にするくせに、昨日のデモのような「市民の声」ってのはスルーしてはばからないマスメディアってのは、存在価値も意義もないとつくづく思う。

・田中龍作ジャーナル
「マスコミが騒ぐから裁かなきゃならない」陸山会事件判決に抗議デモ

 ところで、千葉県のホットスポットのひとつである柏市で、「食べ物などの放射性物質を市民が計測できる民間施設」がオープンするそうだ。最初は民間団体によるボランティアかな、と思ったのだがさにあらず。完全予約制で料金もかかるっていうからビジネスなわけです。放射性物質をセルフ測定できるというシステムは、国や県が何もしようとしない今、ビジネスとして成り立つ可能性は十分にある。おそらく、こうした動きは都内にも広がるかもしれない。でも、何か変だよね。本来なら、これは国がすべきことなんじゃないのか。

 そういえば、福島の子どもたちの甲状腺検査を最初にしたのもNPO団体で、その結果に慌てた福島県は36万人の子どもたちの甲状腺検査を生涯にわったて実施することを決定した。おそらく、NPO団体が検査しなかったら、いつまでたっても子どもの健康はほったらかしだっただろうね。

 放射能汚染に関することは、なんでもかんでも個人にまかせっきり。そのくせ、ちょっとでも不安の声が高まろうものなら、「集団ヒステリー」なんて悪質な難癖つけたりする学者なんかが出てきたりする。そして、国や県が動き出さざる得ない状況になった時には、もう取り返しのつかないことになっている・・・てのは、くろねこの推測ですが。

 放射能汚染地域からの避難だって、避難区域に指定されなかったら、後は個人の判断ってことで、でも避難したからって指定区域じゃないから賠償はしないよ、ってなるんだから、これじゃあ、被曝の不安があったっておいそれと避難できるわけがない。そうした決断を、自己責任として個人に委ねるってのは、言ってみれば国の怠慢だし、それって「棄民」でしょう。

 国策で進めた原発が事故って放射能ばら撒いたってのに、なんでもかんでも個人にまかせっきり、なんてのはどこぞの独裁国家がやるこった。観光庁は外国人1万人を日本に招待して、日本は安全です、ってのをアピールしてもらおうなんて、まるでTVのグルメ情報番組みたいな「やらせ」を計画してるようだけど、その裏では放射性物質の測定を個人が金を払ってしなくちゃならないってんだから、笑い話にもなりゃしない。

 笑い話にもならないと言えば、電気代に上乗せされて勝手に使われている電源開発促進税も同じだ。東京新聞によれば、文科省が原子力教育に使用することを目的に電源開発促進税を原資にして予算化したのはいいが、ほぼ半分が使われることなくプールされているんだとか。ま、総括原価方式と地域独占に守られて、世界でもダントツに高い電気代ぶんどって、その中にこっそり上乗せした電源開発促進税を使って政財界工作しているという事実について、電力会社の社員てのはどこまで認識してるのだろうか。原発事故直孫に、お馬鹿な社員がブログで「電気使っておいて文句言うじゃねえ」とぬかして炎上したことがあったが、そうした社員に一度聞いてみたいものだ。

【くろねこの競馬予想】

東京競馬場で、東日本大震災復興支援として、交流G1・マイルチャンピオンシップ南部杯開催される。現在のダート最強馬、トランセンドが出走してくるが、おそらく2着ははずさない。馬券は相手探し。で、期待は3歳のボラレス。古馬相手にどこまでやれるか。ディープインパクト産駒からダートの星が誕生するか・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 9日 (日)

「小沢氏は実験台」と放言する政治ジャーナリスト(?)のくず発言。

 力道山がスーパースターだった時代、プロレスファンの愛読紙といえば東京スポーツだった。くろねこもそのひとりで、プロレスにまったく興味を失ってからも、穴党好みの競馬予想にひかれ購読を続けていたのだが、朝日新聞の購読をストップした時に東京スポーツの購読もやめた。なぜ東京スポーツの購読をやめたかというと、『永田町ワイドショー』という連載コラムを執筆している藤本順一とかいう政治ジャーナリスト(?)の阿呆さかげんにウンザリしたのが発端で、さらに追い討ちをかけたのがフリージャーナリスト上杉隆君との政治漫談のごとき対談だった。この対談では、上杉君にもガッカリさせられることが多く、そのことも購読ストップの理由のひとつだった。この対談における上杉君の発言てのは、なんか見ちゃいけないものを見ちゃったような、イヤーな気分になることがたびだひあり、それにも耐えかねたってこともある。

 で、藤本順一君なのだが、この御仁はひょっとこ麻生君の『とてつもない日本』の編集にもかかわっていたそうで、「はてなキーワード」によれば、

(ここより引用)

麻生太郎の自民総裁選出前後に「麻生に首相の資質がない」という例証として「野中広務への部落差別発言」との説が広まった時、(著名なノンフィクション作家・魚住昭も著書で取り上げた)「そんな事実はない。河野洋平派と麻生太郎派の権力闘争で生まれたデマだ」と真っ向から主張し、話題を呼んだ。

(引用終わり)

 とまあ、ウンザリして当たり前のさもありなんの経歴なんだとか。というわけで、東京スポーツ読むのをやめてスッキリしていたのだが、好事魔多し・・・昨日立ち寄ったコンビニで、「月曜東京南部杯」の見出しについフラフラと東京スポーツを手にしてしまったのだった。で、紙面を開けば、しっかり藤本VS上杉の対談が載っていたという次第。で、読まなきゃいいものを読んでしまったこちらもアホなのだが、藤本発言のスットコドッコイぶりに怒髪天を衝いてしまったのだった。「小沢裁判を巡り激論」という見出しで、「これも時代の流れ 観念すべき」という藤本発言の垂らしに嫌な予感がしたのだが、こんなこと抜かしてました。

(ここより引用)

司法的な意味では裁判制度や捜査のあり方などの司法制度の曲がり角にあって、今までと違うモノの考え方やアプローチが出てきている。小沢氏はその実験台です。従来の感覚からすれば、納得できないところがあるかもしれないが、これも時代の流れだと観念していただきたい。

(引用終わり)

 馬鹿言ってんじゃないよ~♪ いやはや、これほどの「クズ発言」てのは、さすが東スポ、と言ったら東京スポーツに迷惑か。それはともかく、どんなに時代が流れようと、刑事訴訟法における「疑わしきは被告人の利益に」という「推定無罪」の枠組みは絶対の原則であり、「証拠に基づいた事実認定」こそが司法の公平性を担保する唯一の道なのだ。「実験台だから観念しろや」と放言してはばからない人権意識皆無の藤本君には、政治すら語る資格はないのだよ、明智君。

 藤本君の「くず発言」は、「人権を無視した」制度であっても、それが制度あるならその結果は甘受すべき、ともとれるのだが、その制度の誤謬には目をつぶる小ずるさと鈍感さには思わず失笑のくろねこであった。

【くろねこの競馬予想】

東京競馬場は、天皇賞の前哨戦である毎日王冠。3歳で安田記念を制覇したリアルインパクトが秋になってどれだけ成長しているか。馬券はナリタクリスタルとの1点。

京都競馬場では京都大章典。ローズキングダムが人気だけれど59kg背負ってどうだろう。消去法でいくとローズキングダムで仕方ないのかもしれないけれど、ネコパンチでちょっと遊んでみるのもいいかも。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年10月 8日 (土)

いまさら原発コストで激論かわしたからって、それが何か?

 今日からカミさんが外遊。こちとらは我が家のドラ猫と留守番。ドラ猫のご機嫌取りの毎日となりそうだ。

 さて、イチロー君の病気は尿管結石ということだったようで、「もしや」を期待してほくそ笑んだ人たちにとってはとんだ肩透かしってことです。病人を引っ張りだすわけには行かないから、これで国会での説明責任云々なんて馬鹿な話も一頓挫。ま、国会の先生方には、この機会に気合入れて政治にいそしんでいただきたいものです。

 で、ノダメ君が、共産党の志位君と社民党の福島君とそれぞれ会談して、原発関連予算を原発の賠償に転用しようなんてことを言い出している。そのこと自体は当然のことだし、いますぐにでも具体的な見直し案作成に着手すべきだと思うのだが、同時に国としての具体的なエネルギー政策を宣言しないと、ただの小手先の人気取り政策で終わっちまうと思うけどね。

 原発のコスト検証委員会が初会合を開いたようだけど、ここには原発コストの見直しを主張してきた立命館大学の大島教授が参加している。とはいえ、原発推進派が主流なわけだから、昨日の初会合は東京新聞によればお互いの主張がかみ合わず激論が展開されたそうだ。でも、こうした議論てのは不毛なんじゃないのだろうか。脱原発派と原発推進派がいくら激論かわしたって建設的な結論が出てくるわけがない。ここも、国がハッキリとエネルギー政策の方向性を打ち出したうえでの議論でなくては意味がないんだよね。

 ようするに、将来的なヴィジョンもなしに、予算の見直しだとか、コストがどうしたとか議論しても、それって議論のための議論にしかすぎないわけで、あっちにもこっちにもいい顔しようっていう、嫌味な優等生が仕切る学級会みたいなもんなんですね。いま、ノダメ君がなすべきことは、「脱原発」を高らかに宣言すること。そして、それにのっとったエネルギー政策の議論を進めることだと思うのだけど、「ノーサイド」という「事なかれ主義」のノダメ君にはどうやっても無理かもしれないね。ちなみに、ノダメ君をコントロールしてるのは、財務省の某事務次官ていうけど、この御仁は高級官僚でいながら目黒の幹部用官舎住まいで、なんでもおよそ90㎡のスペースで家賃8万円なんだとか。ま、タチの悪い噂かもしれませんけど、ニュースソースは日刊ゲンダイですから悪しからずと我が家のドラ猫が言っております。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 7日 (金)

東京新聞よ、お前もか・・・小沢一郎初公判に思う。

 小沢一郎が夜中に救急搬送されたが、容態は大丈夫なのだろうか。「腰の痛みを訴えている。意識はあり、自力で歩くこともでき、命に別状はない」(東京新聞より)と関係者は語っているそうだが、集中治療室のある方に救急車は向かったようだという未確認情報もある。心臓に持病を抱えているだけに心配ではある。

 さて、初公判から一夜明けて、昨夜からのマスメディアの報道ぶりを見るにつけ、小沢狂想曲ほどではないにしろ、けっして好意的でないその姿勢にはあきれるばかりだ。たとえば、東京新聞である。社会面には記者傍聴記なるものを掲載。飯田某という署名記事なのだが、2009年に司法担当記者になり、それから2年間、「仕事に向けたエネルギーの半分以上は陸山会事件に注いだ」というのだが、書き出しからして悪意が感じられるなんとも下卑た記事に仕上がっている。

 「検察が小沢一郎を政治的、社会的に抹殺しようとした。国民から何も負託されていない検察・法務官僚が、民主主義を踏みにじった」という小沢一郎の意見陳述を引用し、こう続ける。「法廷は講演会場、証言台は演説台になった。小沢一郎元代表の言葉は目の前の裁判官に向けられていなかった。意見陳述は国民向けの政治演説だった」。ああ、そうですか、だからどうした。意見陳述という絶好の舞台だ、証言台が演説台になったからって、それが何か?てなもんでしょう。2年間も陸山会事件にエネルギーを注ぎこんだ挙句の傍聴記の書き出しがこれだもんな。

 で、こうも言ってます。「マスコミは事件当初にリーク報道批判を浴びた。捜査する側の情報に多くを依存した報道は、受け入れられなくなっている。この事件は、関わった多くの人に変化を求めている。変わらなくてはいけないのは、検察やマスコミだけではないはずだ」。と大上段に振りかざすわりには、自分はどう変わったのかってことへの言及はない。で、ここからがこの記事のクライマックスなんでしょう、この記者にとっては。「小沢元代表が無罪になっても、ゼネコンから多額の献金を集めていた事実は変わらない。なぜ、ゼネコン各社がこぞって献金したのか。大久保隆規元秘書は自らの公判で、業者に頼まれて談合の仕切り役に口利きし、一方で献金を要請していたことを認めた」と続くのだが、「なぜ、ゼネコン各社がこぞって献金したのか」って、あんた、そこを独自取材で徹底検証するのが記者の仕事なんじゃないのか。2年間もエネルギー注いだって自慢するくせに、自分の足で掴んだネタは何もないんだね。

 で、最後に、「記者にとっての二年間を総括する思いで臨んだ初公判。意見陳述から変化の兆しを読み取ろうとしたが、肩透かしにあった」と締めくくるのだが、それは君の勝手だろ。そもそも、どんな変化を小沢一郎に期待したんだ。意見陳述で小沢一郎が反省の弁を述べるとでも思ったのだろうか。だとしたら、おととい来やがれだね。おそらく、こうした情緒的な記者の存在こそが、小沢一郎にとっては唾棄すべきものじゃないのだろうか。

 初公判後の記者会見では、国会での説明責任とか、4億円の原資の出所についてとか、記者クラブの記者さんはこれまでもさんざんしてきた同じ質問を繰り返すばかりなんだから、そりゃ、イチロー君にしたら「こいつらバッカじゃないの」と思ったとしてもむべなるかななのだ。「国会での説明責任」については、質問した記者がイチロー君に不勉強さを叱られていたが、そもそも刑事被告人という立場の者が国会で説明しなけりゃならない法的根拠なんてないと思うよ。そう言うと、今度は、道義的責任なんてこと言い出すんだが、刑事被告人という立場になった以上道義的責任もへったくれもあるわきゃない。

 そしてもうひとつの「4億円の原資」だげど、これは昨日もコメントを紹介した宗像弁護士の「常識ですが、このカネの性質について立証責任を負うのは、被告側ではなく100%検察です」というのが正しい。立証責任は訴追しようとする側にあるのが原則。ここを曲げちゃうと、疑いをかけられた者は、自らその潔白を証明しなくてはいけないという暗黒裁判になっちまう。疑いをかけた側にこそ立証責任があるわけで、記者会見でそんなこと質問したって答えてくれるわけがない。で、答えないと、やっぱり怪しいって記事になるわけです。それに、小沢一郎の裁判で、「4億円の原資の出所」って何か意味があるんだろうか。そんなことは争点にはなっていないはずなんだけどね。ま、もっとも、これに関しては、もうちょっと丁寧な説明をすべだとは思うけど・・・。

 最後になったけど、東京新聞は社説もよれてます。「腹に据えかねたような検察批判を繰り返したのは、政治の師である故田中角栄元首相や故金丸信元自民党副総裁と同じ立場に置かれたことへの不満の表れだろうか」ときたもんだ。せいぜい1200文字くらいの原稿で、こんな無駄な書き出しするんじゃない、ってくろねこが編集局長だったら叱り飛ばしてやりますね。で、小沢一郎のグレーゾーンを縷々述べ立てながら、最後は「元秘書の裁判では、推定で事実を認定する「推認」を重ねて有罪に導いたことに専門家から批判が上がった。犯罪事実は合理的な疑いを差し挟む余地がない程度まで厳格に立証せねばならない。鉄則を“軟化”させることなく、裁判所は冷静に判断すべきだ」って締めくくるんだけど、「冷静」にならなくちゃならないのはマスメディアそのものなんじゃないの、「東京新聞よ、お前もか」と天を仰ぐくろねこであった。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年10月 6日 (木)

判決は裁判官の腹ひとつ・・・嫌な世の中になったものだ。

 国会が閉会したと同時に、政治家先生の海外視察とやらが目白押し。記者の意地悪な質問に色めき立っちゃう議員もいたりして、何かやましいところでもあるんでしょうか、と勘ぐりたくもなろうというものだ。政治家にとっては海外視察は必須のフィールドワークではあるのだけれど、それにしても一人当たりの費用ってのはちょいとかかり過ぎなんじゃないのかしらん。たとえば、ウクライナのチェルノブイリ原発などを視察する議員団ご一行の一人当たりの経費は140万円なんだとか。ご大層な視察ですこと。震災復興のために議員歳費を50万円カットしていたのを期限切れをいいことにこっそり復活させたんだから、せめてその50万円分は自腹きって視察経費にまわすくらいの殊勝な議員はいないものなのかねえ。

 さて、今日はイチロー君の初公判。陸山会事件の裁判長と同じく、こちらの裁判官もとかくの噂がおありなようで、来年の判決までは予断を許さない状況か。確たる証拠なんかなくても証言などの状況証拠があれば有罪にしてもOK、という陸山会事件のスットコドッコイ判決を見ていると、ようするに裁判官の腹づもりひとつで判決はどうにでもなるってことなんだね。だから、イチロー君の裁判もどう転ぶかわかったもんじゃない。

 陸山会事件の判決については、朝日新聞が3人の弁護士の意見を載せて検証していたそうだが、その中で日テレの「真相報道バンキシャ」のコメンテーターでもある元東京地検特捜部長の河上君が、「背景には、裁判員制度の定着がある。素人の裁判員が、膨大な調書をすべて読むことはできない。重要な証拠を見て、大きく認定する方向でいいだろう」(「朝日新聞読後雑記帳」参照)てなことを抜かしている。いやはや、おっとろしいご意見だこと。つまり、トーシローの裁判員には調書を読み解く力なんかないから、大雑把なところで証拠見せて判断させりゃいいんだよ、ってことですか。これはもう、裁判じゃないね。

 同じくヤメ検で、佐藤栄佐久元福島県知事の弁護人でもあり、終始小沢一郎に批判的だった宗像君ですら、「この事件に関しては、検察が作り上げたまったくの冤罪だと考えている」と週刊朝日誌上で陸山会事件について語っているが、これが真っ当な意見というものだろう。それにしても、リベラルとされているジャーナリストや評論家、学者の中にも、こと小沢一郎のこととなるとさわらぬ神に祟りなしってことで、多くを語ろうとしない人々がいるのは不思議なことだ。せめて、今回のスットコドッコイ判決に関しては異を唱えるかと思ったら、これにも沈黙を守っているのは「ずるいなあ」とつくづく思う今日この頃であった。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年10月 5日 (水)

ヘラヘラ笑ってスッカラ菅君がお遍路してる間にも、福島の子どもたちは放射能汚染にさらされているという現実。

 日本の原発輸出に抗議して、「気候行動ネットワーク」が日本に化石大賞を授与。ようするに、世界中に放射能ばら撒いておいて、なんとまあKYな国なんだろう、ってことです。「国民に途方もない苦難をもたらした技術を途上国に輸出し、見返りに排出枠を得ようとしている。不適切かつ無責任で、道徳的に誤っている」っていうステートメントは、国民のひとりとして耳が痛い。

 KYといえば、スッカラ菅君も困ったものだ。SPをお供にお遍路するんだとか。ちょっと待って、プレイバッグなのだ。まだ引退したわけでもないのに、お遍路してる場合か。ソーリを辞した今こそ、「脱原発」に向けてやることはいっぱいあるだろうに。スッカラ菅君のヘラヘラ笑いを、被災地の人々ははどんな思いで見ているのだろう。

 で、とうとう、福島の子供たちに健康被害が・・・。松本市のNPO法人日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)が福島県内の子ども130人を対象に実施した健康調査の結果、10人に甲状腺機能の変化が見られるというのだが、驚かされるのは調査をしたのがNPOってことだ。東京新聞の「こちら特報部」では、遅々として進まない福島県民の内部被曝調査を取り上げていたが、国は被災地住民の健康調査に関してまったく無関心なような気がしてならない。

 放射能による健康被害ってのは、最初の被曝から時間をかけて検査していくのが鉄則だというのに、こうもノロノロと先延ばしにしてるってことは、将来の賠償逃れを画策してるんじゃないのと疑われても仕方ないのではなかろうか。ジャストナウで検査を始めないと、将来何らかの症状が発症しても、放射能との因果関係を立証するのはまず不可能。それを狙ってるんじゃないのか、なんてうがった見方をしたくなろうともいうものだ。

 福島の子どもに甲状腺機能の変化が見られるっていう調査結果にしても、福島第一原発との関連はハッキリしないっていうんだが、関係ないわきゃないとくろねこは「推認」しますです。客観的な状況証拠は揃ってるんだから、福島の子どもたちの甲状腺機能の変化ってのは、福島第一原発がばら撒いた放射能が原因なのだと「認定」したいと思う。

 「プルトニウムは重くて飛ばない」だの「プルトニウムは飲んでも大丈夫」だの抜かしていた御用学者や評論家ってのは、福島の子どもたちを安心させるためにも、彼らの前でプルトニウムとやらをがぶ飲みしたらいかがでしょう。そうすれば、避難区域解除された地域の住民も、安心して帰宅してくれるかもしれないよ・・・って、んなことあるわきゃないじゃん、とひとりツッコミいれるくろねこであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 4日 (火)

「5年間凍結」ってことは「5年後に再開」ってことですね&政府の調査委員会による東電経営報告書は粉飾決算みたいなもんです。

 日曜のブログで、ノダメ君の政治手法は「(ほとぼりが冷めるのを)待つ政治」と書いたのだけれど、朝霞公務員宿舎建設再開問題でその通りの煮え切らない決定を下してくれた。「5年間凍結」だって。つまり、5年経って、ほとほりが冷めた頃に、建設再開しますよって言ってるわけです。その場をしのげば、後は野となれ山となれ、いずれ官僚がうまいことやってくれるさってところなんでしょう。朝霞公務員住宅の建設現場を訪問したノダメ君は反対派住民には目もくれずに立ち去ったそうだが、その中のひとりがうまいこと言ってます。「すりぬけて帰るなんて、やはりどじょうね」(東京新聞より)・・・うまい!座布団一枚あげとくれ。

 それにしても、判断力も決断力も欠如した政治家だこと、ノダメ君は。いっそのこと、「中止」って叫んじまえばそれなりの評価も得られるものを、「凍結」だもんね。何事も「ノーサイド」はいいけれど、ようするに「なあなあ」ってことなんですね。その場しのぎのノダメ君にかかると物事の本質ってのはどこかへ飛んじゃうのだけど、本当ならこれをきっかけに「公務員宿舎廃止」ってところまで突っ込むのが政治家ってもんだ。ま、自分が財務大臣の時に「建設凍結解除」したわけだから、それやっちゃうと自分にも火の粉が飛んでくるからできないだろうけど・・・。

 で、民主党の圧力団体でもある連合が、「脱原発」に方針転換するそうだが、ノダメ君はどんな反応を示すだろうか。国連の演説では、「世界最高水準の安全性」なんことを口走って原発推進に意欲を示したわけだから、今度はどんなへ理屈こねるか見ものではある。原発なくちゃ夜も日も明けぬ経団連の貧乏臭い会長の手前、まさか「脱原発」宣言するわけにもいかないし、かといって大事な集票マシーンでもある連合の意向を無視することもできない。ま、「ノーサイド」じゃ、もう通用しないってことです。

 さて、政府の調査委員会が、東電の経営報告書なるものをまとめたんだが、ようするに東電生き残りのための言い訳みたいなもんです。数字のトリックで、債務超過を資産超過に見せかけたり、これって粉飾決算みたいなもんじゃないのか。「原発再稼動しなけりゃ資金不足になる」とか、「電気代値上げしないと事業が立ち行かなくなる」とか、日本中いや世界中に放射能ばら撒いた東電をなんでここまで守ってやんなくちゃならんのだろうねえ。福耳猪八戒の枝野君なんか、東電の給与水準は「公務員並みで当たり前」ってぬかして、あたかも東電批判をしているかのように装っているが、「公務員並み」なんてとんでもない。そもそも、民間にくらべりゃ、公務員自体が貰いすぎって感もなきにしもあらずなんだから、民間の平均給与以下まで引き下げるのが筋ってもんでしょう。こんなところに引き合いに出された公務員こそ、いい面の皮ってもんだ。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 3日 (月)

鹿児島出水市が映画『脱原発 いのちの闘争』上映を不許可に・・・。

 ニューヨークでは、「ウォール街を占拠しよう」というスローガンのもとに大掛かりなデモが行われ、700人もの逮捕者が出たそうだが、リバタリズム(新自由主義)がもたらした限度を超えた格差社会に、アメリカそのものが行き詰っちまったってことなのかも。ヨーロッパはギリシャ問題に汲々とし、日本は原発でてんやわんや、世界中が大混乱になる日も近いか・・・。

 ところで、鹿児島の出水市が、福島第一原発事故後の脱原発を求める市民運動を記録した映画『脱原発 いのちの闘争』の上映をめぐって、公共施設の利用を許可しなかったんだとか。朝日新聞(電子版)が報じているのだが、施設の担当者は「施設の目的に照らして(利用は)非常に厳しいと答えた。タイトルも話題になった」と取材に答えてるんだが、凄いね、映画のタイトルに難癖つけるんだ。担当者は否定しているんだけど、主催者側によれば、「担当者は「タイトルが問題です」と答え、さらに「『闘争』が政治的」と指摘し、「上の判断」と答えたという」から、これが事実なら、「言論や表現の自由の封殺だ」と憤る監督の気持ちはもっともなことだろう。

 市は、いまさらのように、「もう少し慎重に対処すべきだった」てなことをコメントしてるけど、出水市ってのは鹿児島の川内原発の30km圏内にあるわけで、脱原発をアピールする映画を上映されちゃかなわんという思いが働いていたんじゃないのかなあ。おそらく、原発利権の恩恵だって受けてるだろうし、でなけりゃ、この時期にこんな露骨な態度はとれないでしょう。北海道の岩内町長選でも泊原発容認の現職が当選したように、何度も言うけど原発利権てのは麻薬みたいなもんで、一度その味を覚えたらどんなにそしられようと構うこっちゃないってなっちゃうんですね。

 それにしても、脱原発映画の上映を役所が不許可にするってのは、なんだか昭和30年代の話を聞いているようで、なんともアナクロな出来事なんだが、これが2011年の日本の現実なんだと思うと哀しくって泣けてくる月曜の朝であった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 2日 (日)

佐藤栄作は「待ちの政治」、ノダメ君は「(ほとぼりが冷めるのを)待つ政治」。

 プロ野球のペナントレースも終盤に差し掛かり、パ・リーグではホークスが優勝。セ・リーグもスワローズ、ドラゴンズのどちらかで決まりそうな雰囲気だけど、やっぱりなということでベイスターズにまたしても身売りの噂が。ま、去年失敗しているからどう転ぶわからないけど、今度の交渉相手はモバゲーのディー・エヌ・エーと言われている。ナベツネは早々と不快感を表明したりしてるけど、ま、そんなことは余計なお世話なんであって、ようは野球が好きで、しっかりしたヴィジョンを持っている企業ならどこでもいいわけです。ディー・エヌ・エーが果たしてプロ野球に対して高邁な理念を持ってるかどうかは知らんけど、本社の広報活動の一貫でないことを願うばかりであります・・・おそらく、そんなこったろうとは思うけど。

 ところで、「過ちを改むるに憚ることなかれ」という言葉が「論語」にあるのだが、この諺の重要なことは「過ち」を認識できる感性にあるのだと思う。つまり、確固とした信念を持って「過ち」であることを認めること。だからこそ、それが結果として前言を翻すことにつながったとしても、周囲に対して説得力が生まれるわけです。つまり、意見をコロコロ変えるのとはわけが違って、「過ちを改むる」ってのはなかなかに覚悟が必要なことなんです、

 で、ノダメ君なんだが・・・事業仕分けで凍結されたはずの朝霞の公務員宿舎の建設が始まったことに関して、「見直し」なんてことを言い出しているんだけど、もともと再開を決めたのは財務相だったノダメ君本人なんですね。てことは、朝霞公務員宿舎建設再開については、大臣としてのポリシー(?)があったってわけです。だからこそ、ソーリ大臣になっても、その説を曲げずにいたんだろうに、突然の「見直し」です。これが、「過ちを改むるに憚ることなかれ」の精神で、公務員宿舎建設がいかに愚かな政策かということを悟ったうえで、官僚との戦いも辞さずの覚悟があれば言うことはないのだが、ようは「被災地の復旧・復興もまだなのに公務員宿舎なんてとんでもない」とか「建設費は復興財源に回せ」とかいう声にあたふたしちゃって、へたすると官僚の手先なんてレッテル貼られちゃって支持率にも響く、ってんで「前言翻し」たってわけです。

 民主党代表戦の際にも、当初は「増税論」をぶち上げていたのに、非難が集中しだすと微妙にそのニュアンスを変えたりして八方美人ぶりを見せ付けてくれたものだ。どうもこの男は回りに気を使うことばかりに長けていて、信念とか理念に基づく「覚悟」といったものが欠如しているような気がしてならない。覚悟がないから、簡単に「世論」なるものに迎合する。とはいえ、それも実はポーズなんだね。「みんなの意見を聞いて」ってのは、実は「誰の意見も聞かない」ってことを意味してるわけで、じゃあ誰の意見を聞いてるかといえば、やっばり官僚なんであって、ようするに官僚の手の平でうまい具合に転がされているわけです。

 かつて、佐藤栄作は「待ちの政治」と揶揄されたものだが、さしずめノダメ君の場合は、「(ほとぼりが冷めるのを)待つ政治」ってことになるんでしょうか。増税も原発も、そのうちTPPも「ほとぼりが冷めた」頃にちゃっかりと政治日程に載せてくるんでしょうねえ。

 つまり、ノダメ君の言葉ってのは、信ずるに値しないってことになるんだけど、ホントに「アイムソーリ」なノダメ君なのでありました。

【くろねこの競馬予想】

この秋最初のG1、スプリンターズステークス。シンガポールから21戦17勝、2着4回という連帯率100%の世界の強豪ロケットマンがやってきた。素直に馬券はここからが妥当なところ。ま、ほとんど「見」のレースでしょうが、牝馬のカレンチャンとエンシンヴァーゴウがどこまでやれるか・・・。馬券はこの2頭のワイドでお遊び。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 1日 (土)

原発推進のための「やらせ」ってのは相当タチの悪い国家の犯罪じゃなかろうか&国が避難準備区域解除を急ぐその理由は?

 経産省の第三者委員会と九電第三者委員会が、それぞれ最終報告書を発表した。ま、一言で言って、「やらせ」のオンパレード。玄海原発では、「九州電力社員が農家になりすまして原発擁護」していたなんて忍者もどきの芸まで披露していたそうな。で、面白いのは、九電第三者委員会の委員長である郷原弁護士について、九電は舐めていたんじゃないのかという東京新聞「こちら特報部」の指摘だ。

 記事によれば、「元東京地検特捜部検事で弁護士の郷原氏は企業のコンプライアンス(法令順守)に詳しく、原発にも理解があるはずだった。知事とも個人的な付き合いがあり、九電としては順当な人選のつもりだった」のだが、そうは問屋がおろさなかったようで、パパが原発PR館の館長だった古川知事と九電との関係にスポットが当てられはじめて大慌て。「ストーリーありきの特捜部的手法」てなこと言って非難する動きもあったようだけど、時すでに遅し。そんな非難するもんだから第三者委員会も「ならばやってやろうじゃないの」ってことを言ったかどうか知らないけれど、「九電と知事の関係を深堀りしていく」ことになったんだとか。

 この記事からわかるのは、九電はそもそも第三者委員会を自らがコントロールできると思って、郷原弁護士を委員長に選んでたってこと。つまり、「やらせ」調査そのものも「やらせ」にしようとしていたわけです。相当病んだ組織ってことですね。でも、敵もさる者引っ掻く者で、そんな思惑はもろくも崩れて、九電と知事が一心同体で原発推進のための「やらせ」をしてきたことがばれちゃった。九電にすれば、郷原弁護士の存在はさぞや“業腹”なことでしょう。

 第三者委員会の報告書が提出されたのはいいいけれど、問題はこれからですね。単なる報告書で終わっちゃう可能性だって大いにあり得るし、現実に報告書が明るみにした電力会社の「やらせ」について、マスメディアの食いつきはことの他悪いから。こうした電力会社と経産省、そして地元首長による「やらせ」ってのは、はっきり言って国を危うくする犯罪だと思うけどね。小沢一郎の「政治とカネ」が許し難い、なんて息巻くほどに「やらせ」に怒りをぶつける記者ってのは・・・いないんだろうねえ。どいつもこいつも記者クラブってのは、ボンクラ揃いだから。

 ところで、福島第一原発から20~30キロ圏内の避難準備区域を解除したっていうのだが、45キロ離れた飯舘村ではプルトニウムが検出されている。解除する根拠がまったくわからん。プルトニウムは「人体に影響がない」程度の量というのが文科省の発表だけど、これは毎度のこと。多くのメディアは相も変わらず文科省の発表をただただ垂れ流すのみ。

 東京新聞社会面では、福島から東京に避難してきた住民の「帰りたいけど帰れない」という声を紹介していたが、ある主婦の言葉に泣けてきた。

「子どもたちの健康に影響が出るかもしれないし、今、南相馬に戻ったために差別で就職や結婚ができなくなるかもしれない。完全に元の状態にならないと帰りたいけど帰れないんです」

 国は何を急いで避難準備区域を解除したのだろう。住民の命よりも、「原発事故も沈静化し、もう安心です」、という既成事実をつくうとしているのではないだろうか。ノダメ君は否定したとはいえ、「来年夏の再稼動」を水面下で画策しているのは間違いないし、そのためにはフクシマの沈静化が大前提なのだから・・・いえいえ、いつもの妄想ですから、悪しからず。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »