世田谷が一件落着したからって、放射性物質による汚染は確実に広がっているということを忘れちゃいけない
世田谷区の放射線騒動は、民家の床下のビン入りのラジウムが原因ということで一件落着。原子力村はさぞかしホッとしていることでしょう。それより、これをきっかけに、「ほら見ろ、フクシマの放射性物質が飛んできてるなんてのはデマなんだよ」、っていうプロパガンダを始める気だったりして。それにしても、民家の床下に保管されていたラジウムってのも、そのこと自体はけったいな話だ。謎が謎呼ぶ、ってのはこのことか。
ところで、世田谷以外でも、わが地元の葛飾区や船橋市のようにかなり高い放射線量が検出されている場所がある。葛飾区なんか最大で毎時5.47マイクロシーベルトっていうから驚きだ。でも、世田谷が福島と無関係ということばかりが取り上げられて、そうした事実はあまり報道されない。フクシマがもたらした影響をなるべく低く印象づけたいというどこぞの意向が反映されているのかもしれないね。世田谷が一件落着したからって、放射性物質による汚染は確実に広がっているということを忘れちゃいけない。
さて、浜岡原発の廃炉請求訴訟で、中部電力が全面的に争う姿勢を見せているそうな。強気の姿勢の背景には、ノダメ政権が「原発再稼動」を明言していることもあるんだろうね。経産省が近々発表する「2010年度版エネルギー白書」には、「定期検査後の原発再稼動」が明記されているそうだが、あくまでも「命」より「経済」というスタンスなんですね、この国は。
で、笑っちまうのが、原子力委員会が原発の発電コストの試算をいまさらのように始めたってニュースだ。なんでも、事故が起きた時の賠償や廃炉や除染にかかる費用を考慮して、原発コストをはじきだそうというのだが、いったい何のためにこんな無駄なことやってんだろうね。その見込み額てのが早くも出てるらしいんだけど、それでも最大7円強というスットコドッコイなお手盛り試算値となっている。馬鹿もほどほどにしないと、殴るぞ、本当に。
発電コストが安いからって、「命」と引き替えに原発に賛成するだろうと思われているとしたら、国民も舐められたものだ。それにしても、仮にコストがどんなに安かろうと、原発の危険性とは何の関係もないってことに気付かない鈍感さがアホくさい。
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