電力会社の経営陣を見ていると、人品骨柄が顔に出るってのは本当なんだとつくづく思う。
柳ジョージが亡くなった。その昔、ブルータスの「横浜特集」で、デイヴ・平尾と対談してもらっことがある。いまはもうなくなってしまったが、横浜・山下公園に面したバンドホテルの最上階にあるナイトクラブ「シェルルーム」で撮影をしたのを覚えている。最終コーナーを回った頃のゴールデンカップスのメンバーだっただけに、デイヴ平尾への柳ジョージの気の遣いようは大変なものだった。その頃、デイヴ平尾は六本木でライブハウスを経営していて、ミュージック・シーンの表舞台からはちょいとひいていた時だったので、なおさらだったのかもしれない。でも、1960年代の「幻のヨコハマ」への二人の不良少年による熱いオマージュは、十分に伝わる対談だった。その不良少年たちも、もういなくなったしまったのだと思うと、やっぱり寂しい・・・合掌。
ところで、口先番長・前原君に歩調を合せるように、ノダメ君が「武器輸出三原則」見直しに前のめりになっている。こやつらは、原発だけでなく武器も売ろうって算段か。やっぱり、党の綱領がない民主党の危うさが露呈してきたってことですね・・・いやはや、自民党も真っ青の右展開です。
さてさて、九電が強気の姿勢で、第三者委の結論を無視して、勝手な報告書を提出。さらには、辞めると言っていた社長の留任まで決めちゃって、なんとまあ醜い姿でありましょうや。1日のブログにも書いたけど、九電は第三者委員会委員長の郷原弁護士を完全に甘く見てたってことなんだろうね。だから、パパが九電社員だった古川佐賀県知事が「やらせ」に関与していたなんて認定されるとは思ったなかっただろうし、さすがに慌てたんだね。こうなったら、なりふりかまっちゃいられない、ってことで第三者委員会の結論は反故にして、勝手な報告書を捏造したってわけです。
さすがに、福耳猪八戒・枝野君は、「第三者機関の報告書のつまみぐいをするやり方は、公益企業のガバナンス(統治)としてあり得るのか。そのことが大変深刻な問題」と対決姿勢を見せている。しかし、どうなんでしょう、国策にのっとっているとは言え、建前は民間企業だからね、そうおいそれと九電の経営に口出すことはできない。枝野君が本気ならば、ここを先途と電力会社の地域独占を見直して、発送電分離にも手をつけて、ドラスティックな電力行政の再構築に乗り出すべきなんだけどね・・・ま、後は見てのお楽しみってことか。
それにしても、東電といい、九電といい、トップの顔相ってのはどうしてこうもいぎたないのだろう。人品骨柄ってのは、本当に顔に出るものなのだ改めて教わった気がする。で、パパが原発PR館館長だった古川佐賀県知事だけど、九電がここまでかばうってのは、相当深い関係ってことなんだね。おそらく、九電の急所をグッと掴んでるんじゃないのかなあ。それが何かはわからないけど、パパが原発PR館館長だったてのも臭い。ひょっして、パパが黒幕か・・・なんちゃって、いつもの妄想ですから、悪しからず。
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