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2011年10月 5日 (水)

ヘラヘラ笑ってスッカラ菅君がお遍路してる間にも、福島の子どもたちは放射能汚染にさらされているという現実。

 日本の原発輸出に抗議して、「気候行動ネットワーク」が日本に化石大賞を授与。ようするに、世界中に放射能ばら撒いておいて、なんとまあKYな国なんだろう、ってことです。「国民に途方もない苦難をもたらした技術を途上国に輸出し、見返りに排出枠を得ようとしている。不適切かつ無責任で、道徳的に誤っている」っていうステートメントは、国民のひとりとして耳が痛い。

 KYといえば、スッカラ菅君も困ったものだ。SPをお供にお遍路するんだとか。ちょっと待って、プレイバッグなのだ。まだ引退したわけでもないのに、お遍路してる場合か。ソーリを辞した今こそ、「脱原発」に向けてやることはいっぱいあるだろうに。スッカラ菅君のヘラヘラ笑いを、被災地の人々ははどんな思いで見ているのだろう。

 で、とうとう、福島の子供たちに健康被害が・・・。松本市のNPO法人日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)が福島県内の子ども130人を対象に実施した健康調査の結果、10人に甲状腺機能の変化が見られるというのだが、驚かされるのは調査をしたのがNPOってことだ。東京新聞の「こちら特報部」では、遅々として進まない福島県民の内部被曝調査を取り上げていたが、国は被災地住民の健康調査に関してまったく無関心なような気がしてならない。

 放射能による健康被害ってのは、最初の被曝から時間をかけて検査していくのが鉄則だというのに、こうもノロノロと先延ばしにしてるってことは、将来の賠償逃れを画策してるんじゃないのと疑われても仕方ないのではなかろうか。ジャストナウで検査を始めないと、将来何らかの症状が発症しても、放射能との因果関係を立証するのはまず不可能。それを狙ってるんじゃないのか、なんてうがった見方をしたくなろうともいうものだ。

 福島の子どもに甲状腺機能の変化が見られるっていう調査結果にしても、福島第一原発との関連はハッキリしないっていうんだが、関係ないわきゃないとくろねこは「推認」しますです。客観的な状況証拠は揃ってるんだから、福島の子どもたちの甲状腺機能の変化ってのは、福島第一原発がばら撒いた放射能が原因なのだと「認定」したいと思う。

 「プルトニウムは重くて飛ばない」だの「プルトニウムは飲んでも大丈夫」だの抜かしていた御用学者や評論家ってのは、福島の子どもたちを安心させるためにも、彼らの前でプルトニウムとやらをがぶ飲みしたらいかがでしょう。そうすれば、避難区域解除された地域の住民も、安心して帰宅してくれるかもしれないよ・・・って、んなことあるわきゃないじゃん、とひとりツッコミいれるくろねこであった。

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