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2011年11月 8日 (火)

「TPPで混合診療解禁の議論の可能性」・・・いつまでもふざけたマネしてると暴動が起きますよ。

 今日は立冬だそうだが、お寒い限りなのが予算委員会のかったるさだ。これだけ大騒ぎしているTPPについてまったく話題にも上らない。いくら与党議員の質問だからって、そりゃいくらなんでも職務怠慢だろ。

 で、実際に、TPPに関して何が起きているかといえば、こんな切羽詰った状況になってようやく「混合診療解禁が議論される可能性」があると外務省が言い出した。ようするに、TPPを農業問題に矮小化してきたのはいけど、いろいろ内部文書が曝露されちゃって、そうも行かなくなってきたってことなんだろうね。「混合診療」に関しては、これまで推進派は議論の対象になっていないって言ってたはずで、交渉のテーブルについたらすべての分野でこうした「想定外」のことが起こるはずだ。アメリカってのはタフなネゴシエーターなんだから、本来なら相当の覚悟と緻密な戦略がなければいけない。なのに徒手空拳で事に当たろうというんだから、ハナから交渉放棄してるようなものなんだよね。

 TPP、消費税増税、武器輸出三原則、原発・・・どれも日本の未来を左右するテーマだというのに、騙しのテクニックばかりに長けちまってるノダメ政権は、国民を出し抜くことばかり考えいるようだ。G20での消費税増税発言にからんで、東京新聞は社説で、「国民を蚊帳の外に置いて『もう後戻りはできない』という相場観づくりを先行させるのは容認できない」と書いていたが、そうした手法に対して多くのマスメディアは極めて寛容だ。ま、同じ穴のムジナなんだから当たり前か。でも、いつまでもこんなふざけたことしてると、「誰も通らない裏道」さんも憤っているように、そのうち暴動が起きても何の不思議もないと腕を撫すくろねこであった。

・誰も通らない裏道
非常時に普通であることは普通でない~自衛のための暴動も起きない国

 

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