「いのちを慈しむ~原発を選ばないという生き方~」(永平寺シンポジウムより)
福島県の視察団がチェルノブイリ原発事故の被害地域を訪れ専門家から聞き取りをしたというニュースで、とても気になるコメントが流されていた。それは、福島県川内村の村長が「空中線量が毎時1マイクロシーベルト以下なので、3月には村に戻りたい」という発言に対するベラルーシ(だと思う)の政府放射線防護委員会代表の言葉だった。彼は、「線量の値だけで、避難するか戻るかを判断すべきではないと思います」と答えたのだが、その理由についてはくろねこが観たニュースでは説明がなかったのだ。避難するかもどるかの線量以外の条件ってのは是非とも聞きたいところなのに、なんとも隔靴掻痒な報道に謎は深まるばかりなのだった。線量以外の条件って何なんだろう、う~ん、知りたい・・・。
2、3日前のことだけど、東京新聞「こちら特報部」で、永平寺で開かれた原発に関するシンポジウムを特集していた。その記事を読んで、ようやく宗教界からも原発へのリアクションが出てきたかと思ったのだが、いくらなんでもこれまでの宗教界の沈黙ってのは理解し難いものがあったからね。なかでも、原発推進に邁進した自公政権をサポートすることで政治に深く関わってきた宗教団体のダンマリってのは見苦しいものがある。ま、くろねこの知らないところでいろいろ発言していたのかもしれないけど、少なくともこちとらの耳には聞こえてこなかったからね。
で、永平寺のシンポジウムなのだけど、「いのちを慈しむ~原発を選ばないという生き方~」というメッセージにそのすべてがある。「経済」で原発を語るのではなく、「いのちを慈しむ」ことを核にして原発を語る。そのために宗教がなすべきことってのは、山ほどあるはずなんだよね。
高速増殖炉「もんじゅ」も、新型転換炉「ふげん」も、それぞれ文殊菩薩と普賢菩薩にちなんだネーミングなのだが、これについて永平寺はいろいろ批判もされている。そうしたことを踏まえて、「永平寺は原子力について何もしてこなかった」「原発は地球上の生命の理論には合わないと知らされた」(東京新聞より)という永平寺のコメントは、とても意義あるものだと思う。
いま、しっかりと原発と向き合おうとしいない宗教があるとしたら、もうそんなものはいらない。「いのちを慈しむ」ことを忘れたら、それはもう宗教とはとても呼べないシロモノなんですからね。
【くろねこの競馬予想】
東では、荒れることで定評のある名物ハンデ戦のアルゼンチン共和国杯。58kg以上を背負った馬は、この10年で2着が1回あるだけ。で、狙いは51~55kgの軽量馬ということで、ビエナファンタスト、ポルカマズルカ、トレイルブレイザーの3頭からビートブラックをからめ馬券で勝負です。
西では、ジャパカカップダートの前哨戦ともいえる、みやこステークス。こことはむエスポワールシチーが一枚抜けている。スマートファルコンとトランセンデにちょいと差をつけられてしまったが、その2頭がいないここでは、どんなことがあっても負けられない。どのくらい強い勝ち方をするか、そこが見所。
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