フクイチのお膝元の町議会に東電社員の現職議員がいたなんて知らなんだ。しかも、再選されたってね。
今年の日本シリーズは、7戦を通じて投手戦の面白さ満載で、緊張感があってなかなか見ごたえがあった。それにしても、あれだけ打てなくて、よくぞドラゴンズは優勝したものだ。で、シリーズ終了を待っていたかのように、ドラゴンズのコーチングスタッフが決定した。長老・権藤のピッングコーチを筆頭に、鈴木(孝)、今中、平野、宇野、彦野、川又・・・オール・ドラゴンズ体制で戦おうっていうわけか。それにつけても、優勝監督をクビにした後だから、高木監督はもとより、首脳陣は誰もがやりにくくてしょうがないだろうね。
さて、民主党が懲りずに茶番劇を始めた。今度は、「提言型政策仕分け」だとさ。ホント、言葉遊びのお好きなこと。で、結局のところこれまでの仕分けと同じで、法的拘束力はないんだから、なんの学習もしてないってことです。「もんじゅ抜本見直し」てなことをぶち上げたところで、あくまでも「提言」だからね。最終的には、「政治判断」というから、もう結末は推して知るべし。そもそも、「もんじゅ」をどうするかってことだけ見ても、「抜本見直し」なんてこと言っててもダメなんだね。たとえば、「もんじゅ」を存続させないとするなら、使用済み核燃料をどうするか、さにらにはエネルギー政策をどう再構築していくのか、といったところまで議論しなけりゃ、何の解決にもならないんだから。それを、「抜本的見直し」なんてお役所言葉使って、さも改革に前向きな姿勢をアピールしたって、もう騙される奴はひとりもいないんじゃないのかねえ。
昨日は、福島県議選と同時に、フクイチを抱える大熊町と双葉町では町議選も行われたのだが、なんと現職候補に東電社員が二人もいて、どちらも再選を果たしたんだってね。いやあ、現職の町議に東電社員がいるなんて、ノダメ君じゃないけど「寡聞にして」知りませんでした。なんでも、「原子力施設について地域の理解を得るため」に過去20年にわたって大熊町議を東電は輩出してるのだそうな。ここまで、露骨に地元に食い込んでるわけですね。原子力村との戦いってのは、単純な戦略・戦術では勝てないのだと改めて教えられた月曜の朝であった。
最後に、先週末からアメリカでは、30年前のナタリー・ウッドの水死事件が再捜査されるというのでテンヤワンヤしているようだ。クルーザーの船長が新たな証言をしたのがその発端のようだけど、そもそも水死が報じられた時に、誰もが殺人か、と疑ったもんです。夫のロバート・ワグナーと友人のクリストファー・ウォーケンが同乗していたという状況も、ハリウッド・スキャンダルとしてはあまりにもベタなシチュエーションだったからね。捜査当局は、ロバート・ワグナーは容疑者ではないとアナウンスしているようだが、ではなにかい、クリストファー・ウォーケンが怪しいとでも言うのでしょうか。好きな役者なんだげどねえ。映画『ディア・ハンター』におけるの夜のサイゴンでロシアン・ルーレットに興じる心が壊れかけた元アメリカ兵ってのははまり役だったもんね。さあ、これからどんな展開になるのか、「刑事コロンボ」もかくやのドラマが始まるのだろうか?
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コメント
都道府県議員に電力会社社員、それも組合系ではなく、保守系議員として送り込まれているのは、当たり前ですよ。それが地方議会の実情です。
投稿: とんま天狗3号 | 2011年11月23日 (水) 21時36分