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2011年12月

2011年12月31日 (土)

何事も諦めちゃいけない・・・と肝に銘じる大晦日です。良いお年を!

 景気が悪い、とは言うものの、さすがに昨日の築地は人の波。東銀座から地下道を出て、万年橋を越えたあたりからもう築地の熱気が伝わってくるようで、この気ぜわしさが年末なのだ、と悠長に構えていたのが大間違い。凄まじい人の流れに翻弄されて、クタクタになっちまった。それでも、どうにかこうにかタコ、蒲鉾、鮭の買い出し3点セットをゲット。築地場外の雑踏をちょいと抜けて、「災難を除き、波を乗り切る」 という除稲荷神社に参詣。かつての編集部が築地市場と目と鼻の先だったので、徹夜の入稿明けにはたまにここで一杯やったものだが、この神社に足を向けたのは初めてのこと。ちょいと気分はおのぼりさんであった。

 暮れの混雑なんてのは当たり前だからそれほど苦はならなかったが、それにしても玉子焼き屋の前はどこも長蛇の列ってのは不思議なもんです。そんなに玉子焼きって正月の定番だっただろうか。お節の片隅にコッソリと鎮座ましましていたような気はするのだが、子供の頃を思い出しても、我が家では正月と玉子焼きがどうしても結びつかないのだが・・・。

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 ところで、朝日新聞が、子供の作文調で増税路線擁護の社説を掲載したらしい。なんでも、「将来世代」であるところの「これから生まれてくる赤ちゃん」の口を借りた社説だというのを聞いて、ちょっと待てよ、その手口ってのは以前にもあったような・・・というわけで、拙ブログの過去帳をめくってみたら、ありました。昨年の7月10日のブログ「ああ、恥ずかしい・・・朝日のおこちゃまブログ」ってやつで、参議院選挙の前日のことだ。社説の見出しは、「あす投票 大人はわかってるかなあ」というもので、「社会保障と税―オトナはわかってる?」という今回の見出しともよく似ている。その時も書いたのだが、「こういう書き方って一番お手軽な方法で、一見小難しい問題を簡潔に説明しているようで、実は問題を矮小化、単純化してるだけ」なわけで、ま、朝日の読者欄によくある大人が書いた(?)ような子供の投稿ようなもんです。それにしても、書いてる本人が恥ずかしくないかね。雑文書きもなりわいのひとつであるくろねこにとっては、書き手の低俗なメンタリティーこそを問題にしたいところだ。社説の詳細は、「朝日新聞 読後雑記帳」さんのブログをどうぞ。

・朝日新聞 読後雑記帳
こどもの作文調で増税路線を暴走する俗悪社説

 さて、年末に来て、日本の原発54基中47基が停止。このまま行けば、来年の春には全原発が停止する。夏までその状態が続いても、電力不足は約7%ほどらしい。てことは、みんなで多少の努力をすればクリアできる数字ってことだ。そう考えると、「脱原発」ってのも現実味を帯びてくる・・・と、ちょいと希望の灯に心和む大晦日。来年もよろしくお願いします。それでは、皆様、良いお年を!

 

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2011年12月30日 (金)

消費税増税のための条件なんて、その場しのぎの嘘に決まっている。

 東京大章典のスマートファルコンは、勝つには勝ったが、ゴール前は一瞬差されたかと観念するほどヒヤヒヤのレースだった。スタートしてからの行きっぷりもいまひとつで、道中もいつものスピードに乗れず、いつもなら3~4馬身引き離す4コーナーではテスタマッタとワンダーアキュートに詰め寄られた時にはここまでかと思っちまった。直線に入ってからも、ワンダーアキュートに馬体をあわされ、結果は首の上げ下げでどうにかハナ差しのいでゴール。いやあ、よかったよかった。鞍上の武にとっても、今年は社台との確執を取り沙汰されていたから、是が非でも勝ちたかっただろうし、表彰台でちょっと目がウルっとしていたのは気のせいか・・・。 

 さてと、民主党の消費税増税案がスッタモンダのあげく、とりあえずは決定したようだ。議員削減、公務員給与削減、経済状況もよく吟味しますよ、この党らしくエクスキューズ満載なのが笑える。どうせ、「そんなこと言いましたっけ、ま、状況は変化してますから」なんてことで、時期が来たらなかったことにしちまうんでしょう。ノダメ君は「この問題から逃げてはダメなんです」って総会で演説したようだが、説明責任からは逃げまくってるのはどこのどいつだってことです。

 ノダメ君は、八ッ場ダム建設再開についても、「河川の流量の再検証」が完了しなけりゃ、予算執行しないなんて気楽に口走っている。でも、国交省の息のかかった委員会が何度再検証しても、結果は同じだろ。再検証とか再検討とか、ようするにちょっと議論深めましてたっていうアリバイつくりなだけで、議論のための議論してるだけなんだね。で、問題なのは、そうした手口がバレちゃってるのに、シレっとしていられる厚顔さにある。ま、どこ向いて政治しているか、わかろうというものです。

 年明けから、太平洋をエッチラオッチラ漂流している「がれき」について日米協議が始まるようだ。これからは、世界を相手にフクイチ事故の後始末していかなくてはいけなくなるはずだから、ノダメ君みたいな誤魔化しだけの政治手法は通用しない。日本はとことん搾りとられることになるんでしょぅね。

 というわけで、本日は築地に買い出し。年末の雑踏でウサを晴らすとしますか。

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2011年12月29日 (木)

「犯す」発言は、本当だったのね。それも、夜這いとは・・・トホホなことで。

 猫だまし、けたぐり・・・なんて奇襲戦法が相撲にはあるが、そもそも奇襲なんてのは弱者が強者と対峙した時にこそ意味があるもので、横綱がやるもんじゃありません。で、夜陰に乗じて、奇襲をかけるなんざ、もっての他。恥を知れってもんだが、これを国がやっちゃいました。普天間基地の辺野古移設に関する環境アセスメントの未明の搬入です。忠臣蔵の討ち入りじゃあるまいし、これじゃ、なんたら沖縄防衛局長の「犯す」発言そのままじゃん。さぞやご満足なことでしょう。これを、スンナリ受け取っちゃう知事も知事だが、年の瀬に、なんとも後味の悪いことをしてくれたものです。

 さあ、民主党から離党者続出、ってわりには大物はひとりもいず、なんともしょぼいメンバーで、マスメディアは離党の影に小沢ありを煽っているものの、どうもイチロー君は動く気配がない。ここらで何らかのアクション起さないと、狼少年になっちゃうと思うんだけど、いったいどうするつもりなんでしょう。何もしないで腰砕け、ってなったらそれこそ最悪のシナリオなんじゃないでしょうか。今回の離党騒ぎも、イチロー君が前面に立って旗振ったら、けっこうなインパクトあっただろうに。すっきりしない、残便感の残る離党騒動だこと。って、議員は、クソってことか。

 

 

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2011年12月28日 (水)

「発送電分離」ねえ。口先だけの思いつき政策がまた始まらなきゃいいが・・・。

 中学の柔道部の事故、というか顧問の教師によるおそらくシゴキまがいの投げ技で障害を負った元部員が損害賠償を求めた裁判で、自治体に対して賠償命令が下った。柔道による事故ってのは、実は世界でも日本はずば抜けて多い。18歳以下の子供の柔道事故による死者は、イギリス、フランス、アメリカなどではほとんど報告されていない。なのに、日本はというと、中学、高校で1983年から2010年の28年間で114名の死者が出ている。これって、どう考えたって異常でしょう。来年からは、中学での武道が必修となるんだけど、おそらく指導者への安全教育は徹底されていないだろうから、柔道事故がますます増えなければいいのだけれど・・・。「部活動中の不幸な事故」で片付けられちゃたまんないんだよね。こんなことしてたら、世界の柔道における日本の発言力がどんどん希薄になっていくのは当たり前でしょう。

 ところで、今日にも10人前後の離党者が出ると噂されている民主党が、取り繕ったかのように「発送電分離」に言及し始めた。たぶん、消費税増税、八ッ場ダム建設再開の目くらましの意味もあるんだろうね。でなければ、いまさらのように言い出すもんですか。で、困っちゃうのは、こやつらは口先だけってことなんだよね。とりあえず、その場をしのぐことしか考えないから、何事も「仏作って魂入れず」になっちまう。「発送電分離」ってのは、そもそもしっかりしたエネルギー政策があって、初めて成り立つものなんだよね。電力の安定供給というのがベースにあってのことなんだから・・・。ま、いくつもの委員会だけ作って、議論しましたというアリバイだけで終わるんじゃなかろうか。本来なら、拍手喝采されるところなんだろうけど、指導力の欠如した政府の言うことなんか誰も信用しないからね。

 当然、電力会社にも舐められてます。東電は、早速、政府事故調の中間報告にクレームつけてきたようだ。盗人猛々しいのはいつものことだけど、ま、事故の責任を重く受け止めることのできる常識ある企業なら、少なくともこの段階で反論なんてことはしやしません。磐梯町が除染した土を町内の東電敷地に保管してくれるように打診したら難色を示したっていうくらいだからね。当事者責任なんてことは、この会社は毛ほども感じてないわけで、福耳猪八戒・枝野君が国有化検討を指示したっていうけど、そんなんじゃ手ぬるい。一刻も早く法的整理して、すべてはそれからでしょう。電気代値上げは事業者の権利、なんてことを抜かしちゃうんだから、本来なら会長以下、経営幹部は蟄居謹慎のうえ、打ち首獄門ってのが妥当じゃないでしょうか。

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2011年12月27日 (火)

非常用冷却装置を作動させた経験がなくて訓練も受けていなかった運転員。さらに、吉田前所長、津波試算結果を隠蔽か。

 ノダメ内閣ってのは、どんどん危険な政権になっていくようで、とうとう武器三原則緩和を決定したらしい。「戦闘機などの国際共同開発・生産への参加と、国連平和維持活動(PKO)などで使用した装備品の人道目的での供与が解禁される」と、毎日新聞(電子版)が伝えている。そのうち憲法改定論議なんてのも本格化していくね、この分だと。鳩山ポッポも、憲法改定には乗り気で、先だっては自民党議員との懇談会にも参加していた。もっとも、この時は自民党の目立ちたがり議員に面罵されて、気まずい思いをしたようで、ザマーミロではあった。おそらく、来年は超党派で憲法改定に向けた動きが活発になってくると思う。政権交代したのはいいが、実はとんでもない選択をしてしまったのではなかろうか。

 さて、国の事故調査・検証委員会が、フクイチの原発事故に関して中間報告を公表した。地震での損傷は否定したり、なんかいまひとつ手ぬるい気がしないでもないが、極めて劣悪な管理体制の中での人災という面を強調したことは評価してもいいかもしれない。すべての運転員が、「非常用冷却装置を作動させた経験がなくて訓練も受けていなかった」なんて、そりゃ、あんまりというものです。ようするに、無免許運転してたようなもんなんだね、東電は。こうした体質というか体制というのは、他の電力会社も似たり寄ったりなんだろうな、てことは容易に想像がつく。いまこの時点でも、そうした運転員が原発に携わっていると思うと、ゾッとする。

 で、現在は入院中の吉田前所長は、10mを超える津波が襲ってくる可能性があることを知りながら、対策を先送りにしていたっていうね。さらに、その試算結果を要請がない限り、原子力安全・保安院に伝えないように指示までしてたっていうから、何をかいわんやであります。

 ところで、部下に100万円以上のタカリをしていた熊本市の職員が処分されたっていうのだが、その処分というのが停職6か月だと。おいおい、これって立派な犯罪だろう。懲戒免職が妥当なところじゃないの。このヤクザまがいの職員は、「自分たちもそうやって先輩から教育された」って釈明したそうだが、だとするなら熊本市ってのは相当腐った職場なんだね。ようするに、「教育」という名の「いじめ」が常態化してたってこと。公務員てのはロクなもんじゃない、という見本です。

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2011年12月26日 (月)

「みんなで決めよう『原発』国民投票」が苦戦しているのは何故?

 昨日は恒例の渋谷のバーの忘年会。昼過ぎから飲み始め、有馬記念の頃にはすっかり出来上がって全員ドロドロ。その後の二次会でまたひとしきり盛り上がり、なんと7時過ぎにお開き。30代、40代頃は、夜中までドンチャンやったものだが、さすがに寄る年波には勝てないか。おかげで、しこたま飲んだにもかかわらず、二日酔いの兆しもなし。そりゃ、そうだ、10時にはベッドに入っちゃったからな・・・なんとまあ、健全なことよ。

 で、忘年会の前に、渋谷ハチ公前で「みんなで決めよう『原発』国民投票」の署名に参加。思ったほど署名が集まらないという報道があったが、「脱原発」を前面に掲げたほうが運動としては盛り上がったのではないだろうか。ま、個人の感想ではあるのだが・・・。「原発に賛成、反対の立場を超えて・・・」という呼びかけは、ともするとインパクトにかけて、焦点がぼやけた感じは否めない。

 原子力村の反転攻勢が日増しに強くなる中で、「脱原発」へ向けた流れもいつのまにか緩慢になってきて、どことなく倦怠感も漂い始めている今日この頃だが、ここで踏ん張らないと元の木阿弥になってしまうんだよね。「みんなで決めよう『原発』国民投票」てのは、そんな流れを押しとどめるまたとないチャンスだと思うのだけど、予想以上に苦戦している理由のひとつに、もしかしたら「脱原発」色を薄めすぎたことがあるのではないだろうか。もっと熱く語りかけるメッセージが必要だと感じたのはくろねこだけだろうか・・・。

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2011年12月25日 (日)

「これだけは絶対に譲れないという確信まで失ったら、そんな政治家や政党は不必要であり、有害である」(山口二郎北海道大学教授)

 2012年度の予算案が決定。原発関連予算は4000億円を超えて、なんだか「脱原発」の声も虚しく響く年の瀬ではある。で、東京新聞「本音のコラム」で、北海道たぢ医学の山口教授が、「これだけは絶対に譲れないという確信まで失ったら、そんな政治家や政党は不必要であり、有害である」と民主党を批判していたが、たまにはいい事を言う。おっしゃる通りです。

 で、本日は、昼過ぎから恒例の飲み仲間との忘年会。暮れの渋谷の雑踏へ足を向けるため、朝からドタバタしております。というわけで、本日はお後がよろしいようで。

【くろねこの競馬予想】

今年の有馬記念は、横山(典)の騎乗停止でめぐりめぐってレッドデイヴィスが回ってきた武ちゃんの「運」に賭けます。相手は、ブエナビスタ、ヒルノダムール、オルフェーブル、トーセンジョーダン。ヴィクトールピサとトゥザグローリーも少々。

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2011年12月24日 (土)

マニフェストを反故にしたんだから契違反で訴えてやりたい気分だ。

 イラストレーターの吉田カツさんが亡くなった。作品集に一度原稿を書かせていただいたことがあったのだが・・・残念。

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 さて、日本で最も歴史のある地方競馬であるところの熊本県の荒尾競馬場が廃止となった。地方競馬は経営難からどんどん姿を消していっているが、社台の一人勝ちの中央競馬だってこのままだといずれ尻すぼみになるだろうね。明日の有馬記念だって、14頭の出走場のうちブエナビスタ、トゥザグローリー、ローズキングダム、オルフェーブル、ルーラーシップと、5頭も社台関連の馬が出いるんだから、これじゃ、公平な競馬とはちょいと言えない。社台の目論見をどこまで推理できるか・・・そんなことが馬券検討の重要なファクターとなっちゃってるいびつな状況はどうにかしないと、競馬のロマンはなくなっちゃうよ。

 さて、案の定、湯上りの口先番長・前原君は白旗上げて、八ッ場ダム建設再開が民主党の三役会議で正式決定した。「マニフェストを守れなかったことの責任を感じる」けど、「野田政権を支えることに変わりはない」って、さすがに口先番長の面目躍如といったところです。八ッ場ダム建設再開で民主党からひとり離党する議員が出るようだけど、本来なら離党すべきはマニフェスト反故にしたノダメ君たちの方じゃないのか。イチロー君は事ここに至っても沈黙してるけど、このままだと「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ってことになっちゃうかもな。

 それにしても、民主党の議員てのは、なんで立ち上がらないのかねえ。ノダメ君のしでかすことに何のリアクションも示さないってことは、認めたってことだからね。ノダメ君は、そのうち電気代の値上げも認めて、原発再稼動しないとこうなるよ、って脅しを強めてくるだろうけど、それに対しても無抵抗だとしたら、国民に仇なす政治家として告訴しちゃいたいくらいだ。時の政権が何の根拠も示さず、マニフェストを反故にした時って 告発できる法律ってないものなんだろうか。これって、明らかな契約違反なんだけどなあ。

 原発に関しては、アメリカが30年ぶりに新規着工するようだ。設計は東芝の子会社だってさ。原子力マフィアとしては、ここらで原発への逆風を阻止しないと、世界の流れが脱原発に傾く危険があるってことを見越した上のことなんだね、きっと。日本にも相当なプレッシャーをかけているだろうことは、「低線量なら健康に影響はない」という風評を垂れ流しているモナ細野原発大臣の言動にもうかがえる。つまり、早いとこ住民を帰還させて、ほら、なんでもないでしょ、ってことを世界にアピールしたいわけですね。ついでに、20ミリシーベルト以下で帰還OKになれば、東電はその区域の住民には今後は賠償責任を負わなくてもすむっていう思惑もあるんだろうな。

 こうなったら、やっぱり政府を国民が告発するしかないんじゃないのだろうか、と妄想するクリスマス・イブの寒い朝なのであった。

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2011年12月23日 (金)

民主党は、詐欺師にもなれないただの噓つき。

 八ッ場ダム建設再開に向けて怒涛の流れ。湯上りの口先番長がいくら駄々こねたって、んなものはポーズでしかないんだから、この流れはもうどうにも止まらない。どうにも止まらないのは八ッ場ダムだけじゃない。どうやら武器三原則の緩和もスケジュールに上ってきそうだし、消費税増税を前提にした年金交付国債の発行も決定した。基礎年金の国庫負担割合を50%に維持するために、厚生年金と国民年金の積立金を取り崩そうという危険な発想には呆れるしかないが、それを担保するために消費税増税による増収分をあてにして国債発行するってんだから、借金を借金で穴埋めする自転車操業を国がしてるわけです。将来、財政不足になって国債の返還ができなくなって年金が崩壊したら誰が責任とるんでしょう。

 ことほどさように、民主党はマニフェストなんかなかったかのごとく自暴自棄で突っ走っているんだが、こやつらは結局のところ噓つきだったてことなんだね。単なる噓つき。でも、本当の噓つきってのは、嘘のつき方も計算されているものだ。民主党のような底の浅い嘘はつかない。へたすると騙されたこともわかんないくらいなんだから。かつて、日本は、国民一流、政治は三流と言われたものだが、民主党の噓つきを見抜けず投票しちまった我が身としては、ま、三流とは言わないまでも国民として二流だったてことなんだね・・・やんぬるかな。

 で、東電です。電気代値上げするって喚き始めたね。原発がダメになって、火力発電などに頼らなくてはいけないから燃料代かかって大変なんすよ、それに賠償金も払わなくちゃなんないから金ないし、ま、それもこれも原発は国策だったんだから、みんなにも協力してもらうよ、それが嫌なら原発再稼動しかないからね、って脅しかけてるわけね。こともあろうに福利厚生費まで電気代に上乗せしていたヤクザ企業がよく言うわ、ってなもなんですが、町工場なんかの中小・零細企業は20%も値上げされちゃったら、へたすると倒産するとこだって出てくるだろうから、事は深刻だ。おそらく、大手の企業は、PPS(特定規模電気事業者)に乗り換えたりするんだろうけど、それだって大口契約者だけの特典だから、町工場レベルじゃその恩恵に預かれない。つまり、電気代値上げってのは、東電以外の電気を使えない国民と中小・零細企業を狙い撃ちしてるってことです。おそらく、ヘボ倉会長率いる経団連の企業にとっては痛くもかゆくもありません。そのあたりは、ちゃんとナシがついてるんだね、きっと。聞いたわけじゃないけどさ。

 八ッ場ダム建設再開を願う地元の首長たちは、元建設省河川局建設専門官だったところの前田某大臣の挨拶を受けて万歳三唱してたけど、地元にだって建設反対の声はけっこうあったんだよね。だからこそ、八ッ場ダム中止は民主党マニフェストの目玉になったはずなんであって、マスメディアだって無駄の象徴と言ってたのに、どいつもこいつも無責任なことです。それにしても、年の瀬だとうのに腹立たしいったらありゃあしない。

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2011年12月22日 (木)

教育基本条例でお子ちゃま市長とレイシスト知事が意気投合とか。東京にはいらないよ、そんなもの。

 森田芳光の訃報にはビックリ、ドッキリ。寝耳の水とはこのことか。森田監督といえば、松田優作の不気味な家庭教師がスッポリはまった『家族ゲーム』が代表作ってことになるんだろうけど、個人的には『の・ようなもの』『(ハル)』がお気に入りの作品。それにしても61歳で逝っちゃったらダメだろう・・・合掌。

 お子ちゃま市長の橋↓君とレイシスト石原君が会談して、公務員改革と教育基本条例で意気投合したってね。公務員改革はともかく、教育基本条例に関してレイシスト知事は「同じことをやろうじゃないか」とえらく乗り気で、「条例化に向けて検討する姿勢を示した」んだそうな。ほんにまあ、はた迷惑なこっちゃ。教育基本条例は、大阪都構想の影に隠れでまったく注目されなくなってしまったけど、タカをくくってると大変なことになりますよ。政治家が教育に口出しし始めた時ってのは、その時点でキッパリと阻止しないと、いったん動き出したらとことん行くからね。「いつか来た道」に向かって走りだすのは、意外と簡単なんだから・・・。

 ところで、フクイチの廃炉に向けた工程表が発表された。机上の空論のオンパレードで、なにかもこれまで経験したことのない作業になるわけで、おそらくどこまで現実味があるのか誰にもわかんないんじゃなかろか。たとえば、格納容器に溶け落ちた核燃料を回収するには、長さ36mのアームが必要というんだが、そんなものを使った経験はどの国にもないっていうから、ま、おとぎ話みたいなもんです。廃炉に向けた技術開発費だって、おそらく天文学的な数字になるに違いない。どう考えたって、原発ってのは間尺に合わないもんなんだということです。

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2011年12月21日 (水)

お子ちゃま市長の永田町行脚&八ッ場ダム建設再開&食品のセシウム新規制値案

 お子ちゃま市長・橋↓君の永田町行脚がやたら華々しく報じられている。強気な橋↓君とお愛想笑いの各党重鎮が何話そうと、しょせんは狐と狸の化かしあいみたいなものだからどうでもいいのだけれど、今日のスケジュールの中にちょいと気になる人物が紛れ込んでいる。トッポジージョ安住君との会談の後に、財務省のドンと言われる勝事務次官との会談がセットされているのであった。ノダメ君を裏でコントロールしているとかなんとか、とかくの噂のある人物だ。昨日のクライマックスがイチロー君なら、今日の目玉は最後に予定されているレイシスト知事との会談となるのだろうが、実は勝財務省事務次官との面談こそお子ちゃま市長が望むところなんじゃなかろうか。とりあえずは官僚支配打倒のお子ちゃま市長と影のソーリとも噂される財務省事務次官との面談てのは、これまた面妖な。

 どうやら、八ッ場ダムは建設再開の方向で調整が進んでいるようだ。湯上りの口先番長・前原君は、相も変わらず口先だけは勇ましいこと喚いているが、ま、自分で投げ出しておいていまさらってところだろう。それにしても、正式に八ッ場ダム再開が決定したら、民主党は解党した方がいいでしょう。八ッ場ダムはマニフェストの目玉でもあったわけだからね。マニフェストは守らないわ、マニフェストになかった消費税は増税するわじゃ、こりゃ、暴動起きたっておかしくない。自民党も同じようなことしてきたけれど、さすがに国民を慰撫する手練手管には長けてたからね。だから、こうまであからさまなことはなかったわけだけど、ま、その意味では民主党の政治手腕の拙さが政治の愚かさを白日の下に晒したと言えないこともない。それにしても、こう好き勝手やられちゃ、北朝鮮の独裁政治を笑えない。

 これで解散総選挙にでもなれば、愚鈍な政治と狡猾な政治、という馬鹿げた二者択一を迫られることになるんだろうか。やっぱり、小選挙区制がある限り、そうならざるを得ないんだろうけど、なんか暗澹たる思いの今日この頃ではある。

 ところで、食品に含まれる放射性セシウムの新しい規制値案がまとまったそうな。最大500ベクレルという極めて高い暫定規制値をこれまでほったらかしていたことにまず驚きだが、新しい規制値ってのも、暫定規制値の4分の1まで引き下げられたとはいえゼロではないんだから、子供たちの健康はこれで果たして守れるのだろうか。数値を決めちゃうと、ここまでは大丈夫ってお墨付きを与えちゃうことにもなるわけで、本来なら「ゼロ」を目指そうという姿勢こそが大事だと思うけどね。「加工食品だけを規制しても赤ちゃんの健康は守れない。母親は注意が必要」という日本ベービーフード協議会の関係者のコメントってのを東京新聞が紹介していたけど、お母さんたちだけに注意を促すのはちょっとお門違いなんじゃないのかねえ。なによりも、国でしょ、食の安全を守るのは。でないと、いたずらにお母さんたちを追い詰めることになりますよ。

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2011年12月20日 (火)

金正日死亡で恥かかずにすんだノダメ君&東電が福利厚生費まで電気代に上乗せ。

 金正日死亡という速報にはビックリしたが、いま思えば北朝鮮中央テレビの名物おばさんアナウンサーがしばらく姿を見せなかったというのは、これだったのかもしれない。つまり、金正日が死んだのは発表通り17日だったとしても、しばらくは危篤状態が続いてたんじゃないのかねえ。急死っていうのはどうも怪しい。邪推するに、危篤状態の間に諸々の情報を整理して、亡くなったからってんでせーので発表したってのが真相なんじゃなかろうか。葬儀のスケジュールもバッチリ決まってるし、おばさんアナウンサーの悲痛な声明文読み上げも、堂にいってたからね。

 それにしても、「この若造が」って軍部からは文句が出てきそうな金正恩は、これからが修羅場だろう。独裁者の後継なんてのはロクなもんじゃないというのが相場だし、同族会社は3代目で破綻するっていのうが世の習い。大王製紙のギャンブル坊ちゃんみたいなもんです。て、本当か。ま、どうでもいいけど、韓国にとっては、延坪島砲撃の首謀者とも見られているから、けっこう危ない奴なわけで、一触即発なんてことにならなければいいけどね。

 ある意味、金正日死亡で救われちゃったのがノダメ君だ。新橋での街頭演説が、おかけで中止になってホっとしてるんじゃなかろうか。おそらく、街頭演説やってたらブーイングの嵐になっていたはず。前座の蓮舫の演説なんか野次で大変だったというし、ノダメ君が登場したら暴動起きてたんじゃないのと思えるくらい熱くなってたみたいだからね。にしても、正午に重大発表があるって北朝鮮がアナウンスしてるってのに、ノコノコ新橋まで出かけようっていうのがそもそも間抜けだ。で、途中で金正日死亡の一報が入って「こりゃ、テーヘンだ」って引き返したそうだけど、一国の総理大臣としての危機管理の杜撰さには口アングリです。ノダメ君の演説中止の知らせに、街宣車の上で慌てふためく蓮舫君たち民主党のお歴々の醜態だけが妙に滑稽ではありました。

 ところで、東電が福利厚生費まで電気代に上乗せしていた、と東京新聞がスクープしている。たとえば、保養所や社員専用の飲食施設、PR施設などの維持管理費、財形貯蓄の高金利、社内のサークル活動費、健康保険料の会社負担等々。なかには、女子サッカーチーム「マリーゼ」の運営費なんてのまである。凄いね、社員の遊びから老後の設計まで、消費者が面倒見てたってわけか。揺りかごから墓場まで、電気代におんぶに抱っことは・・・○○と××は3日やったらやめられないっていうけど、電力会社の社員もこれじゃやめられません。文句あるなら電気使うな、って暴言吐いてた輩もいたけど、その前にサークル活動に使った電気代の上乗せ分返してくれ。君たちの生活は、消費者あればこそってことを忘れちゃいけないよ。

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2011年12月19日 (月)

福島で独自の除染活動に取り組む「つるりん和尚」は、只者ではない。

 細野モナ原発大臣は、福島県知事との会談で、「事故収束という言葉を使うことで事故全体が収まったかのような印象を持たれたとすれば、私の表現が至らず、反省している」って陳謝しちまった。ふむ、「事故収束宣言」した早々に、ちょっと言い過ぎでしたはないわな。ていうか、こんなにもふらついた言葉されちゃうと、世界からますます信用なくすね。果たして、この細野モナ原発大臣の言葉を、世界のメディアはどういうニュアンスで伝えただろうか・・・。

 細野モナ原発大臣は、昨日のテレビ朝日『報道ステーションSUNDAY』にも出演して、いろいろ言い訳していた。そのコーナーの終りにフクイチの元作業員(だっと思う)が電話で意見を述べたのだが、細野モナ君は何をとち狂ったか、彼が匿名でモノ言ってることがフェアでないなんてぬかしやがった。元作業員の立場に立ってみれば、名前さらすことがどんなプレッシャーなことか、内情知ってる担当大臣なら想像つくだろうに。おそらく、「事故収束宣言」に内心忸怩たる思いがあって、でもそれは言えない、けど立場上批判の矢面に立たざるを得ないから、そのイライラが出ちゃったんだろうね。ま、好意的に解釈すればだけど。それにしても、フクイチ関係者の意見を匿名だからって、悪し様に言うかねえ、さすがに司会の長野智子はムッとした表情で、「ご本人の確認しています」と言い返してはいたけど。

 で、話は戻って、細野モナ原発大臣の陳謝に対して、偽黄門一族で原子力村の住人でもある佐藤雄平知事は、「収束という言葉自体、県民は『福島県の実態を本当に知っているのか』と思っている」てなことをのたまったそうな。笑っちゃうね、実態知ってるくせに、「安全宣言」したり、住民の避難を思い止まらせるように画策したり、さんざん不埒なことしておいて、この言い草だ。

 今朝の東京新聞「こちら特報部」は、福島で独自の除染活動に取り組む「つるりん和尚」のニックネームで親しまれている住職の活動を紹介していたが、そのつるりん和尚のブログには、「雄平ちゃん、あなただけは、「安心・安全」を使ってはいけません。 めっ!☆ヾ('・'*) 」とおちゃめに書かれていたのには心なごんでしまった。それはともかく、この和尚はブログではこんなことも書いている。「こちら特報部」のデスク・メモが紹介しています。

(これより引用)

原発事故の後、自治体がとってきた行動とは、福島から人が流出しないように、思惑に沿った事実だけを公表し、住民の目を欺き、他者に責任を押し付けること。

(引用終わり)

 つるりん和尚、できる!なんか、とても心晴れやかな月曜の朝である。

つるりん和尚のああいえばこうゆう録

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2011年12月18日 (日)

24,000円の日当が原発作業員の手に渡る時には11,400円となり、危険手当さえもピンハネされるという「タコ部屋」的実態。

 「事故収束宣言」の翌日に、早速燃料プールから水漏れ。とりあえず、「放射性物質を含まない冷却水」と発表しているけど、本当のところはわかったもんじゃない。で、お決まりのごとく仏頂面の本部長代理が、「冷温停止の判断が急ぎすぎたことはない」とコメントしている。おいおい、「冷温停止の判断」って、そんなこと聞いちゃいないぞ。「冷温停止」と「冷温停止状態」とは、まったく意味が違うんであって、それがいつのまに「冷温停止」になったんだ。新聞報道でのコメントだから正確にどう表現したのか確認しようがないけど、本当に「冷温停止」って言ったとしたらとんでもない話だね。

 昨夜のTBS『報道特集』は、「暴力とピンハネ・・・原発作業現場で起きていたこと」というタイトルで、原発作業員の「タコ部屋」的実態をレポートしていた。東海村で働かされていた18歳の男性は、派遣元から「原発作業を断ったら賠償責任を問われることになる」てな脅しまで受けていたという。で、現場では使用済み核燃料のプールでの作業を強要されたとか。使用済み核燃料のプールに浮いたゴミを手袋をした手で掬い取ったこともあるという。さらに、気合が足らんということで先輩の作業員に殴られ、精神的に追い詰められていたところを原発作業員の実態調査をしている共産党の市会議員の手により救い出されたという。で、彼の報酬はと言うと、なんなとまあ、日当7000円。これは、普通の建設現場とまったく変わらない金額で、おそらく派遣会社がピンハネをしている。というわけで、現在は、給与の返還と暴力行為に対する慰謝料を求めて告発中なんだとか。

 また、福島第一原発の元作業員の実態もレポートていたが、そこでも大幅なピンハネが横行しているとか。インタビューを受けていた元作業員の場合、東電と元請けは日当24,000円プラス危険手当で契約。それが一次下請け、二次下請けで14,000円になり、最終的に元作業員が受け取った日当は11,400円。もちろん、危険手当は入っていない。しかも、元請けから下請けへの流れの中で、無許可の派遣業者も入っているとか。元請けってのもロクなもんじゃないと思うんだが、放送では名のある会社といっていたが、どうせなら企業名サラせばいいのに。それにしても、派遣業の闇そのものなんだね、原発作業員の雇用実態というのは。

 こうした現状に、東電は、「元請けとの契約だから、その後のことは関知しない」って立場なんですね。冗談でしょ、東電には公的資金=税金が投入されてるんだからね、原発作業員の日当そのものの管理だって責任あるんだよ。こんなんだもん、作業員の被曝状況なんか把握できるわきゃあない。そういえば、前述した18歳の男性は、派遣元から「ホールボディカウンター検査受けないと指名手配される」なんてことも言われたらしい。

 で、そんな原発作業員の実態を、ジャーナリストの鈴木智彦氏が潜入取材し、『ヤクザと原発 福島第一潜入記』(文藝春秋刊)として出版された。外国特派員協会での会見では、「事故直後、東電は各社に死んでもいい人間を集めてくれと指示しました」とも語っているが、昨夜のTBS『報道特集』と併せて考えると、こうした原発作業員の「タコ部屋」的実態に国はなんら関心を示さないということは、ノダメ君は原発作業員を「捨て石」にしてるってことなんだね。細野モナ原発大臣は、「一人一人のこれまでの血のにじむような努力に敬意と感謝を申し上げる」てなことをぬかして作業員の労をねぎらったってんだが、24,000円の日当が派遣業者にごっそりピンハネされて、最終的には11,400円で命がけで作業させられているってことを知ってるのだろうか。ま、こやつらにしたら、そんなことどうでもいいことなんでしょうね。こういうのを「棄民」と言うんじゃないのか。

 鈴木氏の外国特派員協会での会見の文字起しは下記で、

・BLOGS
冷温停止宣言の裏に潜む「ずさん工事」の現状

【くろねこの競馬予想】

 朝日杯と呼ばれていた頃は、来年の牡馬クラシック路線を占う重要なレースだったが、朝日杯フューチュリティステークスってなってからは、ただのマイラーの戦いになっちゃって、有力馬は来週のラジオNIKKEI杯にまわっちゃうから、今年は特に大混戦。というか、大乱戦になるかも。で、中心は、2戦2勝のアルフレード。2枠3番は、内枠有利の中山1600mでは絶好のポジション。相手には、これまた1枠2番のローレルブレット。馬券は、この1点。

 馬券的に面白いのは、小倉の愛知杯。叩き2戦目のレーヴディソールが、復活の狼煙を上げることができるか。牝馬のハンデ戦だけにひと波乱ありそうな気配も。馬券は、小倉得意のラフォルジュルネから、手広くワイドで。

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2011年12月17日 (土)

「『収束』なら刑事責任問え」(東京新聞)&「私が裁判長なら、小沢さんは無罪です」(前田捏造元検事)

 「冷温停止状態宣言」がいつのまにか「事故収束宣言」とは、お釈迦様でもご存知あるめえ、てなもんです。京都大学の小出助教は、「あきれた人たち。それ以外の言葉が探せない」と静かな怒りを表明してたけど、口汚く罵らさせていただけば「大嘘こきやがって」ってことです。ま、この根拠なき「事故収束宣言」は世界中が嘲笑っているだろうことは間違いない。これでまた地震に襲われさらなるシビアアクシデントが起きた時、ノダメ君というよりこの国は世界に向けてどんなメッセーシ゜を発信するつもりなんだろう。ていうか、その時は日本沈没か。

 溶け落ちた核燃料がどこにどんな状態であるのか皆目見当がつかない中で、よくもまあ「事故収束」なんてことをぬかしたものだ。ようするに、すべては「ため」にする言葉なんですね。では、何の「ため」にするかというと、原発再稼動、原発輸出、そして避難していた住民の強制帰還を図るためなんだとくろねこは妄想しとります。細野モナ原発大臣が、「年間20ミリシーベルトでも人が住める」とのたまったのも、住民の強制帰還に向けた布石なんだね。法定基準の年1ミリシーベルトを年20ミリシーベルトに引き上げても大丈夫という科学的根拠なんか何もないんだから、ま、子供たちの健康なんか知ったことかというのが国の本音です。

 東京新聞「こちら特報部」は、「『収束』なら(東電の)刑事責任問え」と記事を組んでいる。お説ごもっとも。食中毒起した焼肉屋に強制捜査が入っているってのに、放射能ばら撒いた東電はお咎めなしじゃ、そりゃあ、道理が通らねえ。東京新聞は社説もなかなか鋭いところをついてます。曰く、「収束宣言の内実は、原発事故の未知領域に足を踏み入れる『幕開け』といったほうがいい」。「未知領域」で、もっとも悲惨な目にあうのは子供たちなんだ、ということを為政者や役人は何故わからないのか。

 ノダメ君の「事故収束宣言」会見の後に開かれた、政府・東電統合対策室の会見では、細野モナ原発大臣がNHKのTV番組出演ため中途退席したそうだが、これが為政者の実態です。それにしても、会見てのは公務なんだよね。中途退席って「公務放棄」みたいなもんだから、何らかの処罰があってもいいんじゃないのか。

 ところで、昨日は、「事故収束宣言」の裏側で、八ツ場ダム建設継続、国民総背番号制、社会保障改革骨子決定など、様々な動きがあった。その中で、特筆すべきなのが、イチロー君の公判であの捏造野郎の前田元検事が注目すべき証言をしたことだ。傍聴していた江川紹子さんがツイートで詳しくつぶやいているのでまとめて紹介します。是非、ご一読を。

(これより引用)

前田元検事、当時の佐久間東京地検特捜部長が、4億円の原資はすべて建設会社からの裏献金という見立てをしていたことを「夢物語」「妄想」とバッサリ。積極的だったのは佐久間部長、木村主任、それに最高検の大鶴検事くらいで、現場はすっかり厭戦ムードだったと証言した。

前田「主任の木村検事が小沢さんの調べやったにもかかわらず、割れなかった。否認で返しちゃった。『な~んだ、主任も割れてないじゃん』というので、現場の志気は下がった」「主任が負けて帰ってきた。そんな主任の下で頑張ろうという気になれない。東拘(で取り調べている検事)はそんな雰囲気」

前田元検事は一方で、大久保元秘書の証言についても「でたらめ」「すり替え」「下手くそな弁解」などけちょんけちょん。小沢氏についても「変な弁解、へたくそな弁解してる」と。

前田元検事、自身の大久保元秘書の取り調べについては、細かいエピソードを沢山盛り込みつつ、万全の調べだったことを強調。「初日に半割れの状態で、次の日には割れた。『弁護士に相談したい』と言うので『どうぞ』と。次の日に『弁護士と相談しました。調書作って下さい』。そういう流れですから」と

午後も続く前田独演会。「私が裁判長なら、小沢さんは無罪です」。FD偽造発覚後、上司のみしじで作成した嘘の筋書きの上申書が話題になり、弁護人が示そうとするも指定弁護士が前田の人格配慮して反対、裁判長も示さず尋問するよう指示するのに対し、「示した方がいいと思いますよ」と。法廷内爆笑

前田元検事、検察の捜査の問題点を暴露。検察側にマイナスのことは証拠化せずにメモとしていた。多くの建設業者を調べているが、裏金は否認なのでメモが膨大だったと。こうしたメモや弁護人からのクレームが検察審査会に送られない、と。それを見ていれば結論は変わっていたかもと

前田元検事「今も検察、特捜部を愛している。愛しているからこそ、証拠の全面開示と参考人も含めた可視化をやるべきと思う」と提言

前田元検事は応援で呼ばれ、東京地検に行った時、木村主任検事から、「この件は特捜部と小沢との全面戦争だ。小沢を挙げられなかったら、特捜部の負けだ。恥ずかしい話だが、東京には割り屋がいない。大阪の割り屋に頼ることになった」と言われた、と証言。

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2011年12月16日 (金)

陸山会事件で検察が虚偽の報告書をデッチ上げ。記憶が混同して・・・だって。噓つき!

 昨日の陸山事件にまつわるイチロー君の公判で、石川君を取り調べた元特捜検事が、嘘の報告書を作成していたことがわかった。これは、石川君の保釈後に再聴取した時のことで、捜査報告書には、「検事から、有権者から選ばれた国会議員なのに、ヤクザの手下が親分をかばうようだと言われたことが効いた」という証言を石川君がしたことになっていた。この発言は、小沢君への虚偽記載の報告を認めた供述調書に署名した理由説明としてなされたというのが検察側の言い分だったのだが、実は、この時のやり取りを石川君はICレコーダーでこっそり録音していたんだね。で、その録音記録には、そんなやり取りはなかった。というわけで、石川君の弁護側は、「なぜ実際と異なる報告をしたのか」って尋問すると、この元特捜検事は「記憶が混同して・・・」と釈明したってんだが、ま、嘘書いちゃったってことです。つまり、虚偽の報告書をデッ上げたってことです。

 この報告書というのは、小沢君を検察審査会が強制起訴した際の有力な論拠となったもので、石川君が保釈後も供述を変えないことは小沢君が関与していたという有力な証拠とされたものなんだね。それが、実は嘘の報告書だったってことになるわけで、公判にも大きな影響があることは間違いない。と同時に、小沢君起訴に盛り上がったマスメディアは、この供述を鬼の首を取ったかのように報道していたんだよね。ま、検察の尻馬に乗っていたわけです。恥ずかしいからなんでしょうか、マスメディアの反応はあまりにも淡々としている。本来なら、一面トップの大ニュースなんじゃないの。

 ところで、東電社員が福島の除染に協力するんだって。細野モナ環境相が委嘱したってんだが、冗談じゃないよ。おいおい、東電は放射能ばら撒いた加害者だろう。除染するのは東電の責任だろう。それが、協力だってさ。汚染された地域に東電社員が引っ越して、全員で除染しろってんだ、クソっ。

 さて、どうやらノダメ君は、今日にもフクイチの「冷温停止状態」を宣言するそうだ。「冷温停止状態」ねえ。こういう言葉のすり替えってのは、この政権のお得意のところで、「子供手当て」を「子供のための手当て」って言い換えて悦に入ってるような頭のひとたちだから、「冷温停止状態」をどう説明するのかさぞかし見ものだね。

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2011年12月15日 (木)

フクイチは地震で配管亀裂&復興予算に調査捕鯨費

 原発推進あるいは維持を目指す人々にとって、フクイチの事故は想定外の津波が原因であって、地震は関係ないというのが通り相場になっている。その証拠に、女川原発は地震にビクともしなかった、地元住民が避難所にしたくらいだ、ってよく喚いている。でも、そうとばかりは言い切れないんだよね。フクイチと女川原発との違いは外部電源が停止しなかったのが大きいといわれてるけど、女川1号機では変圧器の故障で外部電源が使えなくなったと言われている。それが地震の影響かどうかは定かではないにしても、地震にビクともしなかったってのとはちょいと違うんだよね。

 で、フクイチだけど、原子力安全・保安院が、原子炉系の配管に地震で亀裂が入った可能性があると発表した。それについて、東京新聞「こちら特報部」が詳しくレポートしているけど、ようするに東電が出すデータってのは机上のシミュレーションが土台になっているに過ぎないわけです。だから、入力条件を変えれば、いかなる結果も引き出せるってこと。確か、東電は、政府の事故調査委員会が東電が主張する「想定外の津波原因説」とは異なる結論を出した場合は、徹底して戦うみたいなことをぬかしていたが、パートナー組んでたはずの原子力安全・保安院から「地震原因説」が出てきたのには腰を抜かしてたりして・・・。ま、そんなヤワな会社じゃないだろうけど、少なくとも東電にとっては、今回の発表はちょいと困ったことになるかも。原発推進・維持派にとってもそれは同じだろう。なんといっても、津波対策が万全なら原発は安全、という新たな神話をつくりだして、脱原発の流れを止めようという目論見が、崩れかねないわけだから。

 ところで、復興予算に捕鯨調査費用が紛れ込んでいたっていうね。「予算請求した水産庁は、全国有数の捕鯨基地の宮城県石巻市が大きな被害を受けたことを理由に『調査を安定的に実施、石巻周辺の復旧・復興につなげる』とするが、被災地への支援といえるのか疑問視する声が出ている」(東京新聞より)とか。その事業費は23億円というから、けっこうな額だ。それどころか、調査捕鯨費というのはこれまで年間予算約5~9億円というから、とんでもない増額になっとるわけです。いくら捕鯨基地として機能していたからって、石巻市によれば市内の加工会社は操業停止したままだっていうから、どう考えたって調査捕鯨が喫緊の課題である復興に役立つとはとても思えない。

 こうした事業費の横取りってのは、社会保険ではさんざんやられてきたことなんだね。だから、プールしてある保険料を切り崩さなければならなくなったわけで、ようするに金のあるところからブン取るという役人根性の典型です。だから、社会保険に使う目的税にするからお願い、ってほざいてる消費税増税だって、増税したらいろんなところから手が伸びて、結局社会保障にはごく一部しか回らないってことになるんでしょうね。で、何年後かには金が足りなくなった、増税しないと将来にツケを回すことになる、とかなんとかお題目唱えて、また取れるところから取ろうってことになるに決まっとります。

 それにしても、復興予算に捕鯨調査費ねえ。なんか、お役人のやるこことはいえ、寂しい限りだ。

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2011年12月14日 (水)

被曝線量に「問題のない」レベルなんてあるわきゃない。

 杉並区の小学校の芝生シートから、1キログラムあたり9万ベクレル超ものセシウムが検出された。埋め立て処理可能な国の目安は、1キログラムあたり8000ベクレルというから、10倍以上ってことになるね。で、環境省の言い分がふるっている。「シート1キログラムに対し、他の廃棄物を混ぜて焼却すれば希釈されるので、焼却処分は可能」なんだと。なんてことをおっしゃる、うさぎさん。これって、どんな科学的根拠にのっとって言ってるんだろう。ていうか、こうした疑問をすくいあげるのがジャーナリズムの役割だと思うのだが、どの新聞もおそらく通信社の記事をそのまま引用したのだろう、何の疑問もさしはさむことなく淡々と報じている。フクイチの事故以来、こうした大本営発表まがいのニュース垂れ流しってのが多いのだが、もういいかげんにしてほしいよね。自分でモノを考えなくなったジャーナリズムもどきの日本のマスメディアに、明日はけっして来ないだろうね。

 で、福島県では事故発生から4ケ月間の県民の外部被曝線量を試算した結果、最大で19ミリシーベルトだったとか。あの山下大先生は、早速記者会見で、「チェルノブイリ事故に比べても低い値で、問題ない」ってさ。そもそも、この試算は、避難してた時期や避難先を18のパターンに分けて、そこから想定しているに過ぎないんであって、あくまでも机上の論理なんだね。そんなことで推定された被曝線量でもって、「問題ない」って言われたって、そりゃ、あきまへん。数字をダラダラ並べて、チェルノブイルよりも低いっすよ、だから安心っすよ、っていうのはペテン師のやることです。

 だいたい、被曝に「問題のない」レベルなんてないんじゃないの。長期間にわたって経過観察しなけりゃ、何もわかんないのが被曝の恐いところなんだから、「問題ない」わけないんだよね。いつまで、こうしたまやかしを続けるつもりなんだろう。

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2011年12月13日 (火)

群馬大学の教授のヘイトスピーチが訓告処分なら、いまだに「安全神話」をばら撒く御用学者の先生は懲戒免職が妥当だろう。

 どうでもいいけど、今年の漢字が「絆」に決まったってさ。見事なほどの予定調和で、面白くもおかしくもないが、なんかうっとうしい漢字だね。東京新聞「筆洗」は、「異論を頑として受け入れなかった原子力ムラの固い絆」と書いていたけど、そう考えると皮肉な今年の漢字ではある。

 いまさらって気もするのだけど、群馬大学の早川教授がツイッターでの下品なつぶやきを理由に大学から訓告処分を受けたことでなんか大騒ぎしてる。その裏側にはなんやら大学と原発との黒い噂もあったりしてどっちもどっちなんだが、早川教授がお咎めを受けた発言より悪質な煽りって、原発御用学者はマスメディアを通して、これまでさんざんやってきてるんだよね。たとえば、

「プルトニウムは飲んでも安心」(大橋弘忠東京大学教授)
「ニコニコしてれば放射能は怖くない」(ご存知山下俊一大先生)
「放射能は体に良い」(加納時男東電顧問)
「今の汚染レベルは、現場に1時間立っていても、レントゲン検査の10分の1」(諸葛宗男東京大学大学院特任教授)
「食塩の致死量は200グラム、プルトニウムは32グラム。そのくらいの毒性なんです」(奈良林直北海道大学大学院教授)
「チェルノブイリ原発事故後、周辺で奇形が生まれたとか甲状腺ガンに罹ったという報告はほとんどない」(浦島充佳慈恵会医科大学准教授)
「放射線は微量ならむしろ体にいい」(中村仁信大阪大学名誉教授)

参考サイト「プルトニウムは飲んでも安心!」

  大学の先生だけでなく、政治家もいろんなことくっちゃべってます。その極めつけは、なんといっても、耳猪八戒・枝野君の「直ちに健康に影響はありません」でしょう。ま、それはともかく、こうした御用学者の発言てのが、大学からお咎め受けたって話は聞いたことがないんだね。早川教授のヘイトスピーチは言語道断だとしても、反原発という立場から言わんとしていることはもっともなこともある。でも、御用学者の先生達の発言てのは、国民をたぶらかすものだからね。早川教授が訓告処分なら、こちらは懲戒免職ってところだろう。

 こうした発言に対して、糾弾するどころか、一緒になって煽ってるのがマスメディアなんだから、そりゃあ、お調子にも乗ろうというものだ。諸葛、奈良林の両先生は、いまでもシレっとコメンテーターとしてTVに登場してたりするからね。ま、出演依頼する方もする方だけど・・・。こうした御用学者の中から、懺悔する先生がいまだにひとりも出てこないってのは、恥ずかしい限りではある。

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2011年12月12日 (月)

札束でほっぺ叩かれた御用学者&全日本仏教会が「脱原発宣言」

 自由報道協会の会見で、イチロー君が「消費税は契約違反」と息巻いたそうだが、ま、お説ごもっともではある。テーゲーにしないと離党もあるかもよ、てなことも匂わせたとも伝えられている。それもまた、ごもっとも。でもなあ、遅いんだよな、イチロー君の動きって。菅降ろしの時だって、何か仕掛けて来るかと思ってたら、海江田君担いじゃって、ある意味で男下げちゃったからね。今のような煮え切らない状態だと、仮に政界再編に動いたとしても、大山鳴動すれど、鼠一匹も出てこないってことになりかねないんじゃないのかしらん。遅かりし由良之介、のお粗末。

 昨夜のNHK・ETV特集は、これまで津波や活断層の研究から大震災が起こることを警告していた学者にフォーカスした、なかなか興味深いレポートだった。ようするに、国や東電、御用学者のトライアングルは、そうした警告に耳を貸すことなく、時には罵倒までされたそうな。さらに、原子力安全委員会など、原発の安全性を審議する委員会の人選については、公平を保つために原子力関連の組織などに関わっていたかどうかを申告し、その結果を公開することが義務付けられているにも関わらず、これまではまったく闇の中だったとか。で、ようやく公開されたレポートから、原発の安全性を審議する委員会の多くの委員が、原子力関連の団体なり企業なりと関わりを持っていたことがわかったという。

 そうした事実に対して、NHKは人選をした役所にインタビューしていたのだが、それに対する応えは唖然とするものだった。ようするに、高度な専門性がなによりも優先されること、そしてどのような立場であろうと、それを離れたところで公平性を保って審議することをお願いしている、てな意味のことをのたまっておった。ははは、笑っちゃうね。公平性を担保するために、原発関連団体や企業との関わりを申告させてるっていうのに、これじゃ、何の意味もないじゃんか。東電からの研究費漬けで原発の御用学者に成り下がった東大の先生達を見ていれば、そんな悠長なことは言ってられないってことは子供にだってわかる。

 戦後、原発を導入するにあたって、多くの学者が躊躇する中、大勲位・中曽根は、「「あんたたち学者が昼寝しているから、札束でほっぺをひっぱたいてやるんだ」とぬかしたそうだが、そうやってほっぺ叩かれて、ぽっぽを膨らませた学者たちに公平性を求めるなんてのは、冗談は顔だけにしてほしいものだ。

 ところで、全日本仏教会が「脱原発宣言」したってね。原発に対する宗教界の生ぬるさってのは、ちょいと目に余っていたから、この潔さはお見事。昨日の東京新聞「こちら特報部」が伝えていたんだけど、他のメディアはどこも報じていないようなのは寂しい限りだ。

宣言文「原子力発電によらない生き方を求めて」

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2011年12月11日 (日)

お子ちゃま市長、市職員に「反省の弁」を要求。小学生じゃあるまいに。

 昨夜は、寒空の中、月食を見上げる。赤い月が妙におどろおどろしく、魑魅魍魎が跋扈すると信じられた時代には、凄まじく恐ろしいことだったのだろう、とつくづく思ったのであった。赤い月のそばでは、星がキラキラ。寒かったから、空気も澄んでいたんだろうね。冬の夜空を仰ぎ見るなんてのは、何年ぶりだったろうか。

 さて、玄海原発で冷却水が漏れてたのを九電は隠してたってね。今回のような冷却水漏れは公表しなくてもいいことになっているっていうんだが、反省のないひとたちではある。さすがに玄海町長も「ふざんけんじゃねえ」とキレたってさ。でも、本当かね。そんなこと折込済みで原発推進してたんだろうから、ま、マスメディアに取材されたから怒りのポーズとってみましたってところじゃないのか、知らんけど。

 お子ちゃま市長の橋↓君が、「僕の民意と違う」とTVのインタビューに応えた市職員を呼び出して「反省の弁」を述べさせた、と産経ニュースが伝えている。

(これより引用)

「僕の民意と違う」-。大阪ダブル選の選挙結果について、テレビインタビューで感想を述べた市職員を問題視していた大阪市の次期市長、橋下徹氏は、市総務局に事実確認を指示。当該の市職員を特定し、部局を通じ「反省の弁」を述べさせていたこと明らかにした。

 この職員は、投開票日翌日の11月28日、市役所に出勤した際にマスコミのインタビューに応じ「僕の考えている民意とは違う」とコメントしていた。

 このほか、別の番組で橋下氏が代表を務める大阪維新の会について「向こうの考えている二重行政は分からない」と発言した職員についても、同様の措置を取ったという。

 総務局長から「職員は真摯(しんし)に受け止め反省している」との報告を受けたという橋下氏。「この2人の職員との問題は一件落着した」と溜飲(りゅういん)を下げた様子。一方で「行政上の主張や反対論はしっかり言ってほしい」とも語った。

(引用終わり)

 ま、粘着質というか、こういう意地の悪いことするから「ハシズム」なんて揶揄されるわけで、執拗に攻め続けるという「いじめ体質」ってのは、この男の特性ですね。で、最後には、「行政上の主張や反対論はしっかり言ってほしい」とは片腹痛い。「僕の民意と違う」という素朴な発言を権力笠に着て追求するようなお子ちゃまに、誰が「反対論」なんか言えますか。こ奴は、相手の立場に合わせて、首根っこのおさえ方を熟知しているからね。それこそ、三百代言の見本みたいな奴です。「さあ、今夜は無礼講だ」なんてほざいといて、ちょいと部下が調子に乗ると後から嫌味たっぷりな仕返しする上司と同じです。

 こんなお子ちゃま市長を、独裁的な手法に問題はあっても、「反原発」という視点から支持する、という声もある。だから、ネガティフに捉えるのではなく、是々非々で判断すべきという意見も聞こえる。しかしながら、そもそも橋↓君てのは、「核武装論者」なんだよね。大阪で人気のTV番組『たかじん委員会』で、かつてそう方言している。で、大阪府知事選出馬に当たって、公明党にそのことを追求されると、「バラエティー番組での発言で、(府知事という)立場では法律や非核三原則にのっとり行動する」って釈明した。事ほど左様に、その場その場でコロコロ意見を変えるのお手の物ですから。「府知事選出馬は2万%ない」なんてほざいといて、その舌の根も乾かないうちに前言翻す無節操性さも根っこは同じです。

 そう考えると、橋↓君の「脱原発」ってのは、状況次第ではコロリと変わる危険性がある、とくろねこは疑っている。「僕の民意とは違う」というのは、ひょっとしたら多くの大阪府民、市民が心の奥で感じてることなんじゃないのかねえ。そうあって欲しいと思う今日この頃ではある。

【くろねこの競馬予想】

 今年の阪神ジュベナイルフィリーズは、1番人気の馬連でも19倍という打か混戦模様。ハッキリ言って、幼稚園のお嬢ちゃんの徒競争みたいなもんで、そもそも不確定要素が多くて予想が難しい。そこへもってきて、今年は確たる中心馬がいないから、18頭のどこからでも勝負になりそうな気配。ということで、距離経験を重視して、本命はサウンドオブハート。相手にラシンティランテ、トーセンベニザクラ、ジョワドヴィーヴル。穴なら、エイシンキンチェム。

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2011年12月10日 (土)

「米の安全宣言」を知事が謝罪。「痛恨の極み」だってさ。でも、それを言いたいは米農家だろう。

 ベイスターズの監督に中畑ねえ。どうでもいいけど、新チームの船出としては、もうちょっとサプライズがあってもよかったんじゃないの。新庄が監督候補なんていうトンデモ話もあったけど、こうなったらそっちのほうがよほどインパクトあったかも。GMも監督もジャイアンツ出身てのが、どうも気に入らん。高田にも中畑にも恨みがあるわけじゃないけれど・・・。

 さて、偽黄門一族で原子力村の住人である福島県知事が、米の安全宣言の不備を認めて、謝罪したってね。「結果として生産者、消費者に大変な心配と迷惑を掛けたことは痛恨の極み。大変申し訳なく思う」(福島民報より)ってんだが、あっちでもこっちでも米からセシウム検出されちゃったら、さすがに黙っているわけにはいかないやね。そもそもは、誠実な検査体制を築いて、ハナっから全量検査していればこんなことにはならなかったわけで、このままいくと福島県の一次産業ってのは壊滅的なダメージを受ける危険性だってある。

 それもこれ、原発推進と同じく、根拠なき「安全神話」を知事自らがばら撒いたおかげなんだから、その罪は重い。これ以上住民が避難して人口が減ったら交付金がもらえないし、なにより税収が減って県の財政が成り立たなくなる。そうなったら、知事やってる旨みもあったもんじゃない、なんてことを考えてたりして・・・・いつもの妄想ですけど。ま、謝罪したっていうけどね責任とるわけじゃないからね、この知事は。いまの時点で、この男がトップにいること自体、本来ならトンデモない話なんだけど、いつのまにやら被害者面しちゃって、原子力村の住人ていうのは、なんとまあ面の皮が厚いんでしょう。 

 原発だ、TPPだ、消費税だ、と難問山積だというのに、国会は能天気にもお休みに入っちゃいました。で、公務員給与は民主党公約の2割どころか、7.8%の引き下げも見送られ、なんとボーナスは前年比4&アップという親方日の丸。何が、社会保障と税の一体改革だい。ちゃんちやらおかしくて、ヘソで茶が湧いちまう土曜の朝であった。

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2011年12月 9日 (金)

汚染水の海洋放出は、原発事故に対処する設計図が何もないってことの証明でもある。

 ダルビッシュがいよいよ大リーグへ。弓のようにしなやかなピッンチングフォームは、最早、アートの域だからね。どこまでやれるか、ていうより、大リーグに揉まれてどんな凄いピッチャーに進化するか楽しみではある。

 昨日、処理に困った汚染水を海に放出するぞ、って他人事のように語っていた東電だが、どうやら見送ることになったらしい。そりゃそうだ、4月に汚染水を海に流した時には、漁業関係者の怒りの凄まじさに、「もうやりませんから」って、当時のスポークスマン役だったおぐし疑惑の西山君は偉そうにのたまっていたんだからね。それからは、タンクに溜めていたようだけど、それも一杯になっちゃったんで、「ええい、面倒だ、海に流しちゃえ」てなことになったんだろう・・・ま、いつもの妄想ですが。で、そうは言ってはみたものの、やっぱり世間の風当たりは冷たいどころか怒り心頭ってことに慌てて、海への放出は先送りしたってのが真相なんだろうね。ちょいと世間の目を試してみました、ってところなのかも。

 でもですね、汚染水がどんどん溜まって行くことはハナからわかっていたんだから、なんで他の手立てを考えなかったのだろう。ま、何事も「無理が通れば道理が引っ込む」でやってきたから、今回もどうにかなるだろう、と高をくくっていたんでしょう、おそらく。ようするに、原発事故にどう対処していくかという設計図は何もないってことの証明でもあるんだね。そんな会社が、いくら汚染処理はしてあるから大丈夫、って言ったところで誰も信用するわけがない。そもそも、「健康には影響のないレベル」ってのを、東電が発表すること自体がおかしいんであって、いつまで野放しにしておくつもりなんだろう、この国は。

 で、片方では、東電国有化がどうやら現実味を帯びてきている。ま、官僚が東電を手の内に入れて、自分たちの天下り先を確保しつつ、原発再稼動も進めていこうって魂胆なんじゃないのかねえ。おそらく、水面下では電力利権をめぐって、丁々発止の化かしあいやってるはずだ。結局、割りを食うのはこちとらで、いずれ電気料金は値上げされ、原発も再稼動ってことになるんじゃなかろうか。んなことより、一刻も早く法的整理の手続きとって、発送電分離して、電力業界の再編成をすべきなんじゃないのか。

 ところで、今朝の東京新聞の一面は、日本初の商業用原発をイギリスから輸入するかどうか検討する政府の調査団が、「地震がどの程度原発に影響を与えるかわからない」というイギリス側の指摘を無視して導入を決めた、ということを伝えている。調査団の通訳担当は、「購入するつもりだから、その前提で通訳してほしい」といわれたそうだが、原発導入ってのはハナから地震の影響ってのは考慮すらされてなかったってことなんだね。いまさらながらだけど、恐い話だ。

 おそらく、その後の原発も、地震の危険性には何の頓着もなかったんだろう、ということは容易に察しがつく。ま、そのすべてのツケが、フクイチの事故となって噴出したってことなんですね。責任者を出せ、責任者を・・・ったく!!

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2011年12月 8日 (木)

「3年をめどに会社再建」(東電社長)って、馬鹿も休み休み言うこった。

 昨日、何気にTVをつけたら、お相撲さん相手の自転車実技教室なんてニュースが流れていた。着物姿で自転車というのも変な話なのだが、なによりも下駄履きで講習受けてるのにはビックリしたなあ、もう。ダメだろ、下駄は。お相撲さんが下駄で自転車こぐ姿をちょいとユーモラスなシーンとして流したつもりなのだろうが、警察指導による自転車講習会なんだから、誰も注意しなかったってのは、そうとうマヌケです。

 ところで、東電の社長が、日刊工業ニュースのインタビューに応じて、「『3年で基盤を固め、いずれは新しい企業像を示したい』と述べ、3年をめどに会社の再建を果たしたいとのビジョンを明らかにした」んだってさ。放射能ばら撒いておいて、誰も責任とるわけでもなく、賠償は国まかせで、社員にボーナスまで支給するような会社だから、さすがに社長も浮世離れしてます。会社再建って、倒産しないだけで世界の七不思議だってのに、何ほざいてんだかね。それよりも、本来なら、東電幹部は当局に事情聴取されて、場合によっちゃ逮捕されたっておかしかくないんだからさ。東電は加害者なんだから、いいかげんにしなさいよ、阿呆ぬかすのは。

 さて、お子ちゃま市長の橋↓君が、市政投げ出した元横浜市長の中田君を副市長にしようとしてるんだってね。投げ出し男の中田君は、市長から逃げ出す前に「つくる会」の教科書採用を置き土産した御仁ですから、ま、教育行政に関してはお子ちゃま市長と似た者同士ってわけです。大阪府では、とりあえず改革派官僚でTPP推進の古賀君の登用も取り沙汰されている。みんなの党が一枚噛んでそうな人選です。白紙委任されたわけでもないのに、当選したらなんでもかんでも「民意」ってことで、まずは教育基本法に本格的に手をつけそうだから、やっぱり要注意でしょう、大阪は。

 この寒空に、今日は終日企画書と格闘。ジョン・レノンの命日に、企画書書きとは、なんという師走だろう。

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2011年12月 7日 (水)

「相応の準備期間をいただかざるを得ないが、国などの支援を得ながら、できる限り早期に賠償を開始する」って、これが自主避難者への賠償指針に対する東電社長のコメントです。「国の支援」だってさ。殴ってやりたくなります。

 北京が濃霧に包まれて大混乱、なんてニュースを聴いて、スティーヴン・キング原作の映画『ミスト』が即座に頭をよぎった。得体の知れない霧に包まれた村のスーパーマーケットを舞台にしたB級モンスター・パニックもので、「震撼のラスト15分」という宣伝文句だった。『猿の惑星』の第一作の衝撃のラストシーンには及ばないものの、一瞬呆気にとられるラストシーンはなかなかの仕掛けになっていた。もっとも、このラストシーンは原作にはなかったものらしいのだが・・・。ま、どうでもいいことですが・・・。

Photo

 さて、今度は赤ちゃんの粉ミルクからセシウム検出。原料などを溶かした水に熱風をあてて乾燥させる時に、大気中のセシウムが混入したらしいのだが、その他の加工食品にもこうしたことってありそうだ。ていうか、きっとあるのだろう。メーカーとしては、大気中の放射線量が最も高かった3月21日の製造分を検査してOKだったから、他のも大丈夫だろうと判断したそうな。で、消費者の自主検査で21日以外の日付のものからもセシウムが検出されて大慌てということだけど、ようするに福島の米と同じで、全量検査しなかったのが悪かったということなになるんだろうね。メーカーにしてみれば、手間も経費もかかるから、無作為抽出による検査で済ませたいんだろうけど、事は食に関することだから、手を抜かれちゃ困るんだよね。

 そういえば、福島のお母さんたちの母乳の検査ってのは、どうなってるんだろう。県はちゃんと検査してるのだろうか。小さい子供を持つお母さんやこれから子供を産む女性の健康調査に関して、どうも鈍感なんだね、国も自治体も。少子化が問題だって言いながら、子供や女性を守ろうという姿勢が微塵も感じられない。なんとまあ、野蛮な国でしょう。

 そんな具合だから、自主避難した人に、一人一律8万円、子供と妊婦に40万円、それも一回こっきりという賠償金払って誤魔化そうとするんだね。これじゃ、まるで「手切れ金」みたいなものです。幾らなら妥当かなんてことは軽々しく言えたものではないけど、「東電救済ありき」というのが裏側にはあるようだから、おそらくそんなことに配慮して金額はじき出してるんだね、きっと。ま、いつもの妄想ですが。

 東電社長は、「相応の準備期間をいただかざるを得ないが、国などの支援を得ながら、できる限り早期に賠償を開始する」なんてコメントを発表しているけど、殴ったやりたくなります。テメーたちで事故っておいて、「相応の準備期間をいただかざるを得ないが、国などの支援を得ながら」云々ていう、その厚顔無恥、破廉恥さかげんには恐れ入谷の鬼子母神ってとこです。それにしても、何をエラソーなこと言ってやがんだろう、この唐変木は。

 ところで、再生可能エネルギー促進法の肝である、太陽光や風力による電力の買取価格を検討する「調達価格等算定委員会」に再生可能エネルギーに批判的な人物が入っているということは紹介したけど、そのひとりである山地憲治東大名誉教授の欺瞞性を「永田町異聞」さんが指摘している。「調達価格等算定委員会」の今後をチェックする上でも、是非ともご一読を。

・永田町異聞
価格算定委候補、山地名誉教授が再生エネ否定に用いる欺瞞的データ

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2011年12月 6日 (火)

八ッ場ダムのパブコメでも「やらせ」まがいの大量動員が発覚。

 個人向け復興債が発売された。で、もれなくオマケが付いてくる、というから多少なりとも利回りがいいのかと思ったら、さにあらず。トッポジージョ安住君の感謝状が付いてくるんだと。オマケというかマヌケだね。

 マヌケなことにかけては、ノダメ君も負けてはいない。消費税増税に向けて、「不退転の決意で臨む」らしい。こうなると、捨て石というより捨て鉢か。「国民の生活が第一」という公約実現のために不退転の決意表明するならまだしも、増税の決意表明とはマヌケなことで。で、不退転の決意ってのは、どうやら原発維持でも発揮されそうで、来年夏のエネルギー基本計画改定に向けて、経産省総合資源エネルギー調査会が論点整理とやらをしているそうなのだが、「原発維持」の姿勢が濃厚なのだとか。2日のブログでも紹介したけど、再生可能エネルギー促進法も、官僚のあの手この手で骨抜きにされそうだし、こちらも不退転の決意で「脱原発」を叫び続けないと、それこそ将来に禍根を残すことになりまっせ。

 ところで、八ッ場ダム建設の是非をめぐるパブリックコメント(意見公募)で、埼玉議連が賛成意見の大量動員を図って、「やらせ」まがいのことをしていたようだ。推進派からも「やりすぎだ」って批判されてるというから、その手口はかなり悪質だったのだろう。原発の「やらせ」メールと根っこは同じ発想です。それにしても、このところ流行りのパブリックコメントというのは、けっこう危ういと思う。やろうと思えば大量動員なんか簡単なところへもってきて、お役所にとっては意見公募しましたからっていうアリバイにもなる。そうして集計された意見が、あたかも世論であるかのように脚色するのは容易なことだもんね。住民投票や国民投票の制度が、もっと開かれたものになっていかないと、お上の都合や意向だけで動く野蛮な国になっていくような気がする今日この頃であった。

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2011年12月 5日 (月)

ストロンチウム含んだ45トンの汚染水が「ほとんど影響のないレベル」って、加害者の東電がコメントすることか。

 赤いフェラーリの追突事故は、一報を聞いた時、さすがバブルの中国、真っ赤なフェラーリとは豪気なものだ、と思っちまった。中国は中国でも、中国道と知った時は、ほお、今時、フェラーリか、とため息でありました。それにしても、ケガだけですんだってのは、奇跡だね。

 さて、フクイチからは45トンという大量の汚染水が漏れていたことが発覚。基準値の約100万倍という高濃度のストロンチウムが含まれているらしいから、海洋汚染としては最悪な事態になる可能性だってゼロじゃない・・・と、シロートながら想像するのだけれど、東電の原子力・立地部長代理は、「たとえ海に到達しても少量で、ほとんど影響ないレベルだ」なんてのどかなコメントしている。ちょいと待て。申し訳ないが、こんなに重要なことを、(たかが)東電の部長代理(ごとき)が、能天気にコメントしていいのか。万が一、凄まじい海洋汚染のきっかけになったとしたら、この部長代理はどんな責任をとれるというのか。自らが加害者なんだということを自覚してないから、こいういコメントしちゃうんだね。ハッキリ言って、東電は原発人災事故起した張本人なんだから、その結果漏れ出した汚染水がどんな影響をもたらすかということについて、見解を述べる権利なんて爪の先ほどもない。原子力村とは何のしがらみもない、たとえば京大の小出助教のような専門家のみにその権利はある。

 昨夜のNHK・ETV特集では、原発事故による汚染と戦う米農家を取り上げていた。その中で、東電告訴に向けて頑張っている米農家の方が、「東電は事象というが、これは事故だ。事故なら、なぜ警察は捜査しない」という意味のことを語っていた。そう、フクイチってのは東電がしでかした人災事故なんだということを忘れちゃいけない。その農家の方によれば、フクイチから60km離れているということで、東電からは謝罪もなし、事故の説明もなし、なんだとか。さらに、銀行からの借り入れをするため、原発事故による罹災証明書を村役場に申請したら、「前例がない」ということで断わられたとか。原発事故に「前例」があってたまるかい。ことほど左様に、国も東電もグルになって、事故の責任逃れを画策してるってわけなんだね。

 ストロンチウムを含んだ汚染水が、「ほとんど影響ないレベル」とのたまった部長代理は、その根拠を改めて記者会見なり開いて説明しなさい。そんな発表を、ああ、そうですか、と突っ込みもせずに聞いていたマスメディアの記者たちも同罪かもね。

 ところで、昨日の東京新聞朝刊の片隅に、「TPPで〝ガイアツ〟要請」という見出しの囲み記事があった。

(これより引用)

【ワシントン=久留信一】「日本の元政府関係者からガイアツを頼まれた」。米通商代表部(USTR)のカトラー代表補は二日、環太平洋連携協定(TPP)への日本の参加問題で、日本政府OBからの働き掛けがあったことを明かした。

 野田佳彦首相が、TPP交渉参加に向けて関係国と協議に入る方針を表明した十一月十一日までの国内協議の最中、数人の元日本政府関係者が訪ねてきて同代表補に「少しガイアツをかけて、TPP参加が日本にとってよいことであると伝えてもらえないか」と、TPP参加を日本に促す働き掛けを求めたという。代表補は、関係者の具体名は明らかにしなかった。

 同代表補は要請について「日本経済の将来にかかわるような大きな決定に、通商相手国がどうこう言うべきではない」との判断を強調。「米政府は日本の国内協議に一切介入しなかった。決定は日本自身の決断だ」と述べた。

 野田首相の交渉参加表明については「勇気があり、歴史的な声明だった」と評価する一方で「米政府としては決定は必ずしも簡単なものではなかったと認識している」との見方を示した。

(引用終わり)

 沖縄県知事じゃないけど、突っ込みいれたくても「口が汚れる」ってもんです。それにしても、「外圧要請」って、日本の官僚てのは東大出ても馬鹿は馬鹿なんだね、ということを思い知らされた週明けの朝であった。

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2011年12月 4日 (日)

福島県の家賃立替新規受付停止要請は、住民を県に縛りつけることにならないか?

 アンタにだけは言われたくない、って奴がこの世にはいるもので、シロート防衛大臣の一川君を「勉強不足」と嘲った湯上りの口先番長・前原君なんかさしずめその典型でありましょう。「沖縄少女暴行事件を詳細には知らない」という国会答弁をあげつらったわけだけど、「詳細に知らない」ことにどれほどの問題があるんだろう。「詳細に知ってるのか」と突っ込んだ自民党の議員も単に相手をやりこめるためのテクニックとして質問したんであって、そうした意地の悪い質問をかわす術を心得ていなかった政治家としての稚拙さは大いに問題だけど、「詳細に知らなかった」ことをことさら非難するのはお門違いというものだ。そもそも、「詳細」っていうのは、どの程度のことを言ってるのかがよくわからない。質問自体がくだらないってことです。ま、それはともかく、政治家としての稚拙さといえば、これはもう大臣に就任した時の「シロートですから、これが本当のシピリアンコントロール」というアホな発言からしてそうなんであって、それについては弁解の余地はありません。にしても、口先番長に「勉強不足」なんてちゃちゃいれられる筋合いはありません。日航再建、八ツ場ダム、中国船問題等々、担当大臣でありながら、自らの「勉強不足」のおかけで最後は手に余って投げ出しちまった御仁ですからね。

 ところで、県外避難している住民の家賃立替制度を実施している自治体に対して、福島県が新規受付を停止するよう要請したんだってさ。「震災から九ケ月近くたち、年内にも原発が冷温停止状態になる見通し」となったから、「県は住民が県外に避難を余儀なくされる局面を脱すると判断」したのが理由なんだとか。米の「安全宣言」もそうだったけど、こうした福島県の「安全神話」キャンペーンってのは、県の思惑だけで動いていて、住民がすっかり置き去りにされているんだよね。そもそも、「年内にも冷温停止状態」なんてのは言葉のまやかしでしょ。メルトダウンした核燃料がどんな状態なのか、どこに溶け出しているのか、まったくわかってないんだから、「冷温停止状態」(この言葉もまるで意味のないもんなんだけど)なんてのはただの方便にすぎません。今回の福島県の要請ってのは、「もう避難なんかさせないよ」っていう脅しにも聞こえてくるのは、くろねこの空耳でしょうか。

 最後に、ジャーナリストの魚住昭さんが、読売新聞出身の反骨のノンフィクション作家、本田靖春さんになぞらえて、清武君の「たった一人の反乱」にエールを送っている。本田さんとは、かつて一度だけ新宿ゴールデン街の小さなバーのカウンターでご一緒したことがある。その時は、とても静かなお酒だったことを覚えている。それはともかく、ほとんどのスポーツジャーナリズムが読売側に立って清武批判を煽る情けない状況にお嘆きの皆さんに、是非ご一読をおすすめします。

・魚の眼
清武の乱に思う

【くろねこの競馬予想】

 阪神1800mになってからのジャパンカップダートは、ダートのチャンピオンを決めるレースとは程と遠いものになってしまった。やはり、東京の2100mに戻すべきだと思うのだが・・・と、嘆いていても始まらない。で、今年のレースは、エスポワールシチーとトランセンドの一騎打ちってことになっているが、けっこうトリッキーなコースだから、どちらか一頭がコケてもおかしくない。特に、トランセンドの大外は付け入るスキがありそうだ。とはいえ、エスポワールシチーも調教でヨレたりして、どうも調子に疑問符がつく。

 というわけで、1分48秒台の脚があるワンダーアキュートから。相手は当然上記2頭だけど、3着狙いに徹してジャバンカップのトレイルプレーザーのように内ラチ沿いからインを突いたら面白いラヴホェリータが絡んだら夢馬券か!?

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2011年12月 3日 (土)

東電の事故調査ってのは、放火犯が現場検証するようなもんです。

 中学生殺害事件の再審開始決定に検察が異議申立をした。これで再審開始はまた先延ばしになるんだろうが、往生際の悪さもここに極まれりってことです。それにしても、証拠の全面開示ってのが何でできないのかねえ。そもそも、捜査当局に不利益な証拠は隠しちまえ、っていう発想そのものが違法だと思うんだけど・・・なんちゃって法学部出のたわ言ですけど。証拠の全面開示すると証拠隠滅する輩が出てくるって意見があるけど、仮に犯人を逃がしちゃうことがあったとしても、冤罪による犠牲者を出さないことのほうがよっぽど重要なことなんじゃないのでしょうか。ま、容疑者の利益になる証拠を隠した結果、罪なき人が冤罪の被害を受けた時は、捜査当局とそれを裁いた裁判官は責任とってくれなくちゃ、間尺に合わんのじゃなかろうか。中学生殺害事件は、最高裁でも控訴棄却されてるんだから、判決に関わった最高裁判事のご意見を是非たまわりたものです。

 さて、東電がフクイチの人災事故の中間報告書を出したね。ま、自己弁護に長けた会社だから、こんなものでしょう、ってところです。そもそも、加害者である東電が事故調査なんかすること自体、おかしな話なのだ。なんてったって、放火犯が現場検証するようなもんだからね。年内にも公表される政府の事故調査・検証委員会の報告書がいちゃもんつけたら、「私たちの考えを主張していく」そうです。もう東電はお白洲に引き出すしかいないでしょ、こうなったら。そんな日が一日も早く来ることを願ってやまないくろねこであった。

 で、高らかに脱原発を宣言した城南信用金庫が、今度は東電の電気は使わないことを決めた。でかした。今後はガス会社系のエネットから購入するようだけど、ビルオーナーや中小企業に働きかけて「一種の国民運動を展開してはどうかと考え」ているそうだから、アッパレなことです。志を持った企業ってのは、なんとも清々しい。それにつけても、経団連の古狸のなんと浅ましいことよ。

 最後に、水谷建設が債権者に会社更生法手続き開始を申し立てられたとか。手続き開始を申し立てたのは7月に解任された前社長なんだと。水谷某というから、一族の人間なんだろうが、政界への裏金と脱税にまみれた真っ黒けの土建屋に何があったのか。陸山会事件との関わりは・・・謎が謎呼ぶ展開になっとります。

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2011年12月 2日 (金)

再生可能エネルギー促進法の換骨奪胎を図る官僚のあの手この手。

 新幹線の運転士が運転中に携帯メール使ってたんだってね。基本は自動運転だから、運転士というのは走行中はあまりやることはないのかもしれないが、これじゃ、中国の高速鉄道を笑えません。どんな仕事にも、これやっちゃだめだよね、って基本原則があるのだが、なんかどの分野でもそうしたタガが外れてちゃってるみたいだ。

 タガはずれてるといえば、日本テレビがライヴ中継であるかのように装って、歌番組中の一部コーナーを放映したとか。TVってのは「やらせ」がなければ成り立たない部分もあるんだけれど、嘘がばれちゃったらこんなに恥ずかしいことはありません。シロートに口止めたのんだってのが、そもそもセコイです。ようするに、視聴者を舐めてるってことです。本来ならクリエイティブでなければいけない番組制作者に、こんなことしたらこうなるかも、っていう想像力が欠けているんだから、そりゃあ、TVがタレントや芸人の遊び場になるわけです。

 ところで、スッカラ菅君が首と引き替えに成立させた再生可能エネルギー促進法ってのがあった。太陽光や風力による電力を電力会社が買い取るように定めた法律だ。で、その際の買取価格を検討する「調達価格等算定委員会」というのがあるんだけど、政府の人事案では5人中3人が再生エネルギーに批判的だったり消極的だったりする人物なんだとか。3人のうちのひとりに経団連地球環境部会長の新日鉄副社長なんてのがいる。他の2人も10年ほど前から固定価格買取制度に批判的な発言をしてきた人物なんだとか。人選は官僚にまかされているから、ようするに、「換骨奪胎」「仏つくって魂入れず」という彼らの得意技が出たってことです。

 さすがに、みんなの党、共産党、社民党、国民新党、新党日本が反対。自民、公明が入ってないのはさもありなんてところか。「民主党は今週中に本会議で採決する予定だったが、五党の反対を受けて見送った」(東京新聞)ようだけど、これで引き下がるような役人じゃないからね。あの手この手で自分たちに都合のよい人事にもっていこうとするはず。この件は、火曜日の東京新聞「こちら特報部」が詳しくレポートしていたが、新聞の一面を飾ってもいいような、「脱・脱原発」の象徴的な動きだと思う今日この頃であった。

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2011年12月 1日 (木)

福井県原発立地4市町の首長が原発新規増設を求める要請書を提出。

 党首討論ってのは、侃々諤々の政策論争をする場のはずなのに、なんとまあ迫力も気迫もないこと。質問に質問で返すというのは、最早、討論とは呼べないでしょう。防衛局長のお下劣発言てのは、党首討論のテーマになるようなシロモノではないんだよね。ま、沖縄の基地問題にしろ、フクイチにしろ、さらには年金問題や消費税増税にしたって、自民も公明もスネにキズ持つ身だから、民主党を攻めきれるわけがない。ようするに、ちょっと三文芝居やってみたってことなんだね。こんなの、もうやめたら。

 さて、いま頃になって、さも重大事であるかのように、福島1号機のメルトダウンした核燃料が、底のコンクリート部を侵食してたって発表があった。これも、おそらくは、そんな危機的な状況もあったけど、いまは沈静化しているから大丈夫ですよ、ってことをアピールするための情報小出し作戦の一環なんだろうね。実際には、格納容器の中がどうなっているか視認することはできないから、シミュレーションを使って推認したに過ぎないわけで、ようするに希望的観測ってやつです。でも、こんなことは、とっくのとうに心ある専門家は指摘してたことなんであって、だからどうした、って東電には言っておこう。

 ところで、福島県は、全原発の廃炉を前提に復興計画を進めることを明文化するそうだ。ま、当たり前田のクラッカー(なんとまあ古いこと)ではあるのだが、同時に原子力村に住民票のある佐藤知事には、これまでの原発推進の責任について是非ともコメントをしていただきたいものだ。被災県の首長として、一貫して被害者面してるのがなんともしゃらくさい。

 それでも、福島県はさすがに事故起しちゃっただけに、「廃炉」に言及せざるを得なくなったわけだけど、原発の地元でありながら事故が他人事の地域もいっぱいある。原発銀座と揶揄される福井県はその典型か。なんでも、原発立地4市町の首長による「福井県原子力発電所所在市長協議会」が、原発の計画的な新規増設を求める要請書を福耳猪八戒・枝野君に提出したんだとか。福耳猪八戒・枝野君は、「国の(原子力)政策の転換があった場合でも(立地自治体に)約束したことへの責任はしっかり果たしていく」と答えたというんだが、これって、「原発新規建設がダメになっても、交付金にかわるお金はちゃんとあげるから安心してね」ってことが言いたかったんじゃないの。ようするに、地元は地元で原発マネーが自治体の財政の要になっちゃってるからね。「大前提の安全を確保し、持続的発展のために電源のベストミックスが求められる中、原発の必要性が示され、活用されていくことを望んでいる」なんていう要望は建前にしか過ぎないと思うけどね。

 でも、地元の利益優先で原発推進を要請するってのも、時代が読めてないというか、なんとも寂しい地方政治の実態が垣間見えてくる。フクイチの大惨事がありながら、「もし原発事故が起きたら・・・」という想像力が働かないってのは、それだけで首長失格だと思うけど、ひとたび原発マネーの恩恵に浴しちゃうと、そのぬるま湯から抜け出すのは並大抵なことではできないのかもしれない・・・そんなこと考えると哀しくて泣けてくる小雨そぼ降る朝であります。

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