「みんなで決めよう『原発』国民投票」が苦戦しているのは何故?
昨日は恒例の渋谷のバーの忘年会。昼過ぎから飲み始め、有馬記念の頃にはすっかり出来上がって全員ドロドロ。その後の二次会でまたひとしきり盛り上がり、なんと7時過ぎにお開き。30代、40代頃は、夜中までドンチャンやったものだが、さすがに寄る年波には勝てないか。おかげで、しこたま飲んだにもかかわらず、二日酔いの兆しもなし。そりゃ、そうだ、10時にはベッドに入っちゃったからな・・・なんとまあ、健全なことよ。
で、忘年会の前に、渋谷ハチ公前で「みんなで決めよう『原発』国民投票」の署名に参加。思ったほど署名が集まらないという報道があったが、「脱原発」を前面に掲げたほうが運動としては盛り上がったのではないだろうか。ま、個人の感想ではあるのだが・・・。「原発に賛成、反対の立場を超えて・・・」という呼びかけは、ともするとインパクトにかけて、焦点がぼやけた感じは否めない。
原子力村の反転攻勢が日増しに強くなる中で、「脱原発」へ向けた流れもいつのまにか緩慢になってきて、どことなく倦怠感も漂い始めている今日この頃だが、ここで踏ん張らないと元の木阿弥になってしまうんだよね。「みんなで決めよう『原発』国民投票」てのは、そんな流れを押しとどめるまたとないチャンスだと思うのだけど、予想以上に苦戦している理由のひとつに、もしかしたら「脱原発」色を薄めすぎたことがあるのではないだろうか。もっと熱く語りかけるメッセージが必要だと感じたのはくろねこだけだろうか・・・。
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