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2012年1月 5日 (木)

「親身・親切な損害賠償」とぬかす東電社長年頭あいさつの傲慢さ。

 いつになく飽食の正月。体重1.5kgアップ。まずいぞ。ストレッチしなくっちゃ・・・なんてことを思いつつ、新聞開けば、ノダメ君が、年頭記者会見で「ネバー、ネバー、ネバー、ネバーギブアップ」とぬかしたそうな。相田みつおの次はチャーチルか。他人の言葉にたよらずに、まずは自分の言葉でモノを言うこった。にしても、消費税増税に「ネバーギブアップ」とは恐れ入る。んなことより、まずは自分の過去の発言に責任を持つことです。「低気温のエクスタシーbyはなゆー」さんが2009年8月6日のノダメ君のブログ「かわら版」を紹介してくれてます。

(これより引用)

マニフェストに載せたことは命懸けで実現する、載せなかったことには基本的には手をつけない。この意義がわかっていない自民党には、そもそもマニフェストを語る資格がありません。

(引用終り)

 そっか、だったら消費税に手つけちゃいかんだろう。八ッ場ダム中止も命がけでやんなくっちゃ。年末に、「君子豹変す」てなことをぬかしていたが、この意味は「徳のある君子はすばやくはっきりと誤りを正す」ってことなんであって、自らを「君子」にたとえるとはおこがましいにもほどがある。もっとも、「はっきりと誤りを正す」ってんなら、ちゃんと「説明責任」を果たさなくっちゃ、それこそただの「変わり身の早い愚か者」っことになっちゃうよ。って、もうなってるか。

・低気温のエクスタシーbyはなゆー
〔史料〕野田佳彦氏「マニフェストに載せたことは命懸けで実現する」 

 ソーリ大臣だけでなく、財界も年頭の記者会見したようだが、東電の「社長年頭あいさつ」なんてのもあった。ホームページにその要旨が麗々しく載っているのだが、まるで他人事のような書き出しはさすが鉄面皮な企業の面目躍如です。

「昨年を振り返ると、3月11日の大地震と大津波により、まさに『天地がひっくり返った』一年だった。」

 「天地をひっくり返した」のはどこのどいつだ。で、こう続きます。

「(中略)こうした未曾有の危機に対し、『一日も早い事故の収束』、『親身・親切な損害賠償』、『安定供給の確保』、『徹底した経営合理化』という4つの「緊急課題」の解決に向けて、全社を挙げて対応してきた結果、一つひとつ課題を解決し、一歩一歩だが前進することができた。」

 「親身・親切な損害賠償」って、なんのこっちゃ。江川紹子氏は、「せめて『誠心誠意』の」と言えないのか」とツイッターで突っ込み入れていたが、ごもっともです。「親身・親切」って、損害賠償負っている側が言う言葉か。これじゃ、まるで義援金だ。で、こんなこともぬかしてます。

「既成概念や既得権益に固執せず、反省すべき所があれば反省し、自ら『改革』に取り組んでいかなければならない。」

 なんか、文句言うのも虚しくなってくるね。続けて、「こうした改革に取り組むにあたり、『進取』という言葉を心に留めて欲しい」なんてこともシャーシャーと口走ってるんだが、いくら社員向けのあいさつとはいえ、原発人災事故に「真摯」に向き合う姿勢のカケラもありません。使い古された、なんの誠意も感じられない言葉のオンパレード。こんなひとたちに、原発まかせておくこと自体、危険きわまりないことなのだとつくづく感じる今日この頃なのであった。

【くろねこの競馬予想】

 年明けの競馬は、東西ともに金杯から。で、中山金杯はとみれば、これが波乱含みの大混戦。で、本命は中山得意のフェデラリスト。相手はエクスペディション。この1点で勝負。

 京都金杯も難しい。とりあえず中心はダノンシャーク。人気薄での3着狙いで、オセアニアボスとのワイド馬券で遊んでみます。

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