田代検事作成の虚偽記載捜査報告書が証拠採用の見通し。
昨夜は、仕事仲間と浅草でねぎま鍋を囲んで新年会。浅草ってのは、7時を回るとすっかり寂しい街になっちまうんだが、実はそれからがディープな浅草の幕開けで、言問通りをちょいと渡った路地裏の居酒屋で、気分はすっかり「ブラタモリ」なのであった。
日航の社長に片岡千恵蔵の息子が就任したってね。「ある時は片目の運転手、ある時はインドの魔術師、またある時は老巡査・・・しかしてその実体は・・・」ってわけで、今度は航空会社の社長か・・・多羅尾伴内の息子といえども、かつてのナショナルフラッグの栄光をとり戻すのは夢のまた夢でしょうね。でも、なんか懐かしくなっちまうね、片岡千恵蔵の息子ってだけで。
さて、「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」の告発に刺激されたわけではないだろうが、田代検事作成の捜査報告書が証拠採用されることが決定したようだ。指定弁護士も同意したっていうから、こりゃあ、イチロー裁判に新たな展開が起きるかも。それにしても、すばやい対応ではある。ま、マスメディアは、ほんの申し訳程度にしか報道はしていないけど、「4億円の原資」がどうたらこうたらなんかよりも、極めて重要なポイントなんだけどね。なんてったって、捜査報告書に嘘書いちゃったていう検事の犯罪があったかもしれないんだからね。これこそ、イチロー裁判のもうひとつの核心でしょうに・・・。
そもそも、ジャーナリズムにフェアネスのない国だからね、日本は。江川紹子氏が、ツイッターで、二・二六事件直後の石橋湛山の言葉を紹介しているが、戦後60年以上経っても、マスメディアってのは何も変わっちゃいないんだね。それどころか、ますます劣化しているかもしれない。
(これより引用)
〈言論機関…は何らか事が起こると、必ず痛烈に要路のものを攻撃し、嘲笑し、罵倒する〉〈国民に対して政党政治を嘲笑することを教えたのは誰でもない、新聞自身だ〉〈読者の歓心を買うために、しらずしらず議会を排撃し、言論の自由を自ら失うことに努力していた〉
(引用終わり)
警察や検察と同じく、自らの見立てに頑なになるあまり、核心を見誤っている自分に気付かないマスメディアってのは、罪深いものだとつくづく感じる今日この頃なのであった。
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