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2012年2月26日 (日)

おおい町町長の長男企業が関電から3億円の工事受注&安全保障に絡めて原発推進画策する原発マフィア。

 あたかも国民目線に立って、東電と戦ってますよって装っていた福耳猪八戒・枝野君が、「今の電力需給では再稼働必要」てなことぬかして、結局は原発温存路線を既成事実化しようとしている今日この頃、再稼動が懸念されている大飯原発の地元では、町長の息子が経営する会社が関電から原発工事を受注してことが発覚した。町長は決まり文句の「(再稼動判断への影響は)それは関係ない。あったら大変なことになる」を連発してるが、自身も取締役を務める息子の会社が関電からお仕事もらってたってことでもう十分に「大変なこと」なんですね。ようするに、「品性」の問題です。こういう輩には何言っても駄目だと思う。親族が原発関連企業に関わっていたら、即刻罷免とか法律作ったほうがいいです。

 原発マフィアの反転攻勢ってのは凄まじいものがあるが、その手口ってのも巧妙なもんなんですね。東京新聞が原発からの撤退提言をした「原子力バックエンド問題勉強会」の会長の元国交相・馬淵君にインタビューしていたが、「提言後、『原発ムラ』の巻き返しはないか」という質問にこう答えている。

(これより引用)

 特に経産省はすさまじい。これまで経済性一本やりで推してきたが、最近は安全保障と絡めてくる。詳しくは言えないが、例えば、現在行っている米韓原子力協定の改定交渉。米国は韓国が再処理工場を持てば、北朝鮮を刺激するので思いとどまらせたい、と考えるかもしれない。そこで、日本が再処理を引き受ければ、東アジアの安定につながるとの理屈で、六カ所村の再処理工場が正当化されてしまう。外交上の秘密となれば、国民の知らないところで議論が進んでしまう。

(引用終わり)

 さもありなんです。沖縄の基地と同じ構図だね。昨日の『愛川欽也パック・イン・ジャーナル』に出演した京大の小出助教は、脱原発について「悲観的です」と心情を吐露していたが、おそらく目前に迫った大飯原発の再稼動はその一里塚となるに違いない。

 海外の原子力専門家から意見を聞く会合が開かれていたけど、フランス原子力安全局長に、「日本では五年に一度、事故が起きていた。大事故があるなら日本だと思っていた」なんて言われちまう始末だ。昨日だって、柏崎刈羽原発5号機から煙が上がって火災報知機が作動したっていうからね。

 原発が動いている限りは事故はいずれ起きるんです。原発事故は起きたら終わりなんです。それでも動かす勇気はくろねこにはありません。小出助教は番組で、「たかが電気のためにこんな恐ろしいものを動かしていいのか」というような意味のことをおっしゃっていたけど、原発って国による凶器準備集合罪なんじゃござんせんかねえ。

【くろねこの競馬予想】

 今週から中山開催。最初の重賞が中山記念。去年は、ヴィトワールピサがここを圧勝してドバイワールドカップに向かったのだが、今年もダントツ人気間違いナシのトゥザグローリーが出走してきました。前走の日経新春杯の勝ちっぷりを見れば、ここは各が違う。万が一があるとすれば、シルポートの逃げ粘りか。
◎トゥザグローリー、○フェデラリスト、▲シルポート、△ダイワファルコン、フィフスペトル

 阪神では阪急杯。サンカルロの2連覇が濃厚か。相手はガルボとスプリングサンダー。穴なら、キョウワマグナム。
◎サンカルロ、○ガルボ、▲スプリングサンダー、△キョウワマグナム

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