原発再稼動に政治的判断いらない。必要なのは、真摯で謙虚な科学的判断なのだ。
くろねこの大好きな三文エロ小説まがいの法廷論争が続いていた連続不審死事件だが、検察側が死刑求刑をしたその理由ってのにはちょいと身震いした。曰く、「朝起きて雪が積もっていれば、雪が降った場面を見なくても、夜中に雪が降ったと思う」。おお、お前はエラリー・クインか。東京新聞社説は、「まるで裁判員に想像力で考えるように求めている印象さえ持たれる」と批判している。当たり前だね。これって、例の「推認」ってのと同じで、とにかく直接証拠はないけど、埋まらないジグソーパズルは想像力で補うようにって言ってるわけで、それは裁判とはいいません。10日のエントリーにも書いたように、刑事訴訟法の大原則「事実の認定は、証拠による」(刑事訴訟法317条)ってことに、司法に携わるものは真摯に、そして謙虚に向き合うことです。
で、大阪では、お子ちゃま市長・橋↓君のお友だちの中学校校長が、卒業式の君が代斉唱が確実に行われているかどうか、教師の口の動きをチェックしていたってね。「起立斉唱の業務命令が出ているのだから、口元を見るのは当たり前で素晴しいマネジメント」とお子ちゃま市長はのたまったそうな。恥ずかしいねえ。教師の口元見つめながら、「ボクちゃん、何やってんだろ」って、思わなかったんだね、きっと。教師の口元を見つめている自分の姿がおぞましいと思わない、その感性が恥ずかしい。理念とかなんだとかっていう高尚な話とは違って、これはただの覗き魔の仕業です。そういえば、お子ちゃま市長と覗き魔校長は、その話し方といい、目つきといい、クリソツでした。
さて、ストレステストの結果を原子力安全・保安院が妥当としたのを受けて、原子力安全委員会が大筋了承したことで、大飯原発再稼動が政治判断で動き出そうとしている。原子力安全委員会のデタラメ委員長は、「総合的な安全宣言を出すつもりはない」って保身に走っているけど、こやつは何言ったってただのお飾りにすぎないから、原子力安全委員会が大筋了承したって事実がある以上は、ノダメと藤村、枝野、細野の3悪人じゃなかった3閣僚による再稼動の政治判断が下されることになるんだろうね。そして、地元自治体の了承ってことになるんだが、地元自治体の了承ったって、原発誘致した首長と議会がシャンシャンで決めちまうんだろうから、地元のみならず周辺地域の住民だって蚊帳の外なんですね。結局、これのまでの原子力行政と何も変わってないってことなんだね。
しかしまあ、政治的判断とはよくも言えたものだ。原発再稼動するかどうかは、シロートの政治家が政治的判断するんじゃなくて、原子力村とは遠く離れたところにいる専門家が科学的判断するべきなんですね。原発再稼動を政治判断するって、こんな危険なことをほっといていいんだろうか。いいわきゃない、と天を仰ぐ今日この頃であった。
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