3.11から1年を目前にして、原発再稼動を口にする無神経さ。
昨日は編集者の大先輩THさんの出版記念と『ブルータス』『ポパイ』の編集部同窓会をかねたプチパーティで、大いに盛り上がる。それにしても、平均年齢の高いこと。ま、フリーにリタイヤはないから、あそこが痛いここが痛いなんて話しながらもみんな元気なのはなにより。しばし、腰の痛みも忘れたのであって。THさんの抱腹絶倒の闘病ライフ『癌一髪! 悦楽的闘癌記』(マガジンハウス刊)を是非ご一読を。カバーの版画は畑中純さん。これがまた気分です。
さてと、原発再稼動は、国が判断するんだってね。ストレステストの一次評価した後に、ノダメとおばさん顔・藤村、猪八戒・枝野、モナ豪志の3悪人じゃなくて3閣僚とでその評価の妥当性を確認するんだとか。評価の妥当性ったって、シロートにそんなもの分かるわけないと思うけどね。でもって、妥当ってことになったら、地元の同意を得て、最終的にまたしてもノダメ+3悪人じゃなくて3閣僚で判断するってさ。これって、どう考えたって原発再稼動ありきで物事が進んでるってことですね。
そもそも、ストレステストってのは、あのデタラメ原子力委員長でさえ、「一次評価(ストレステスト)だけでは不十分」とのたまったシロモノだ。そんなものをよりどころに原発再稼動を決定しようなんてのは狂ってます。そんでもって、また事故でも起してごらん、「みんなで責任を共有しよう」てなことを抜かすに決まってます。
3.11を前にして原発再稼動を口にするその無神経さは、さすが松下政経塾ならではと感嘆する雨の終末じゃない週末であった。
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コメント
昨日のパーティには私も参加していました。接近遭遇できたのに残念でした。
投稿: キャラメルパターン | 2012年3月 9日 (金) 21時42分