核燃料サイクルだけじゃなく、税金のサイクルも図る原子力村の人々。
昨夜は、久しぶりに新宿ゴールデン街にて痛飲。土曜の新宿なんて何年ぶりのことだろう。けっこうな人波にちょいとビックリ。不景気ならばこそのカラ元気なのかもね・・・。
てなわけで、飲んだわりには二日酔いもなく爽やかな目覚めの日曜日となったのだが、爽やかじゃないのが原子力村の方々です。なんでも、「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構が、現職の国会議員が役員を務める原子力燃料政策研究会に、会費として5年間1200万円払っていたってね。現職の国会議員てのは、自民党の大島理森、中谷元、木村太郎、江波聡徳、山本有二に無所属の鳩山邦夫の6名なんだとか。原子力燃料政策研究会の会員には、沖縄以外の電力9社、三菱重工、東芝、竹中工務店なんて名前もある。もともと原子力の平和利用や核燃料サイクルの推進を目的に発足したっていうから、原子力村の一員でもあるわけですね。
だから、日本原子力研究開発機構からお金が流れていたってのはそれほど不思議なことではないのだが、問題なのは日本原子力研究開発機構ってのは国が予算つけているってことだ。つまり、税金です。その金が現職の国会議員が役員やってる社団法人に流れていたってことは、税金の還流みたいなもんで、こりゃ、あきません。しかも、この研究会は、超党派の国会議員でつくる「資源エネルギー長期政策議員研究会」に情報や資料提供しいるんだとか。ここの会長は元経済産業大臣だった甘利明です。中越地震で新潟県の柏崎刈羽原発が放射能漏れ事故を起こした時の大臣ですね。「我々は市民活動家ではない。膨大なコストや不安定を覆い隠し 『自然エネルギーで何とかなる』と言うのは無責任だ。現実問題として原子力を無くすわけにはいかない」てなことをぬかしてますから、その立ち位置は推して知るべしってなもんです。
ちなみに、原子力燃料政策研究会の機関誌ってのが、『Plutonium(プルトニウム)』ってんだから、なんとまあベタなこと。
「誠司とカネ」じゃなかった「政治とカネ」ってのは、こういう目に見えないところの流れってのが、おそらくゴマンとあるんでしょうね。役者となんとかは3日やったらやめられない、ってよく言うが、国家議員ってのも一度やったらやめられないわけです。
最後に、ノダメ君のトホホ発言です。「TPPはビートルズ」だってさ。ゆるふんな頭だこと。
(これより引用)
「環太平洋連携協定(TPP)はビートルズだ」。野田佳彦首相は24日の都内での講演で、TPP交渉参加を検討している日本の立場を、英人気ロックバンドのメンバーに例えて説明、政府の方針に理解を求めた。
首相は「日本はポール・マッカートニーだ。ポールのいないビートルズはあり得ない」と強調。その上で「米国はジョン・レノンだ。この2人がきちっとハーモニーしなければいけない」と述べ、日本の交渉参加への決意を重ねて示した。
(引用終わり)
【くろねこの競馬予想】
いよいよG1シーズンの始まり。第一弾は高松宮記念。連勝街道驀進中のロードカナロアがすんなり勝つか。それとも、秋のスプリントチャピオン、カレンチャンが貫禄を見せ付けるか。坂のある長い直線に改装されて、これまでよりはタフな競馬になりそうな気配だけに、意外な馬が飛んでくるかも。で、本命は、カレンチャン。相手にロードカナロア、サンカルロ、ジョーカプチーノ。穴なら内をすくった時のアグネスウィッシュ。
◎カレンチャン、○ロードカナロア、▲サンカルロ、▲ジョーカプチーノ、アグネスウィッシュ
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