福島県が放射性物質拡散予測データを消去してたってね。
マンションの外壁張り替えのための工事用足場が転倒して園児が亡くなったという痛ましい事故があったが、警察はいち早く業務上過失致死傷容疑で捜索を開始。かたや、福島第一原発人災事故では、東電はいまだ何のお咎めもなし。この片手落ちはいつまで続くのやら。ていうか、そもそも国が支援しちゃってんだから、話にならんか。それにしても、東電に司直の手がなぜ入らないのか、誰もそこんとこ突かないのが不思議でならない月曜の寒い朝である。
さてさて、福島県が放射性物質拡散の予測データをメールで送られていながら、データが大きすぎるっていう頓馬な理由で消去しちゃってたってさ。このデータってのは、3月11日の夜から15日の朝までのもので、この間に1、3、4号機で爆発が起きてたんだから、消去しちゃいましたはで済む問題ではないね。それも、データが大きすぎるからってんだから、これはもう理由にも何もなってません。じゃ、なにかい、手紙送られたけど、あまり長文なんで読むの面倒だから捨てちゃうのか、こいつらは。
さらに、15日以降のデータも、「予測には役立たない」ってことにして、公表もしなかったというんだから、福島県が住民を被曝させたようなもんです。
こうした情報隠蔽ってのはあまりにも目に余るものがあるんだが、果たしてこれって役人のサボタージュだったり、行政上のシステムの問題で片付けていいのだろうか。妄想するに、何らかの人為的操作がそこにはあったんじゃないのだろうか。そして、それはいまでも続いているんじゃなかろうか。でなけりゃ、日本の役人ってのは、相当な馬鹿ってことになる。だとするなら、足場の安全管理を怠った工事会社のように、情報隠蔽した東電や経産省の役人なんかをお白洲に引きづり出すべきでしょう。それもしないってのは、情報隠蔽工作が相当大掛かりな、ひょっとしたら国家プロジェクトなみのスケールだからなのかもね。おっと、これも妄想ですよ。
福島県の放射性物質拡散予測データの消去ってのに、知事はどの程度関わっているんだろう。知らなかったってことは、おそらくないな。あっ、これも妄想ですけどね。
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