原発再稼働と憲法改定って、どこかリンクしてるような気がする今日この頃。
なにやら、お子ちゃま市長が腹痛持ちのシンゾー君と会談したらしい。で、同席した大阪府知事でお子ちゃま市長の金魚のフンであるところの松井君が、「われわれは原発のすべてを否定しているわけではない。現状で、すぐに原発を動かすのはよくないという考え」てなことをのたまっんだそうです。やれやれ、親分が増税で原発再稼働ちらつかせたと思ったら、今度は子分がこれかい。もっとも、変に「脱原発」を装われるよりは、よっぽとスッキリするってなもんか。
それにしても、お子ちゃま市長一派が原発再稼働に舵を切るのは、思ったよりも早かったね。もうちょっと引き伸ばして、次回選挙の争点に持ち出すかと思ってたんだけど、ここにきてずいぶんと露骨に態度を豹変させた裏には何があったんだろう。エネルギー政策では腹痛持ちのシンゾー君と一致したっていうけど、それだけじゃないだろう。おそらく、自民党が発表した憲法改正案とも連携してるんだろうね。
自民党の憲法改正案はクソみたいなもんだけど、なかでも憲法で保障された自由や権利は「責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公衆及び公の秩序に反してはならない」なんて規定は、お子ちゃま市長の「君が代強制」と共通するメンタリティのなせるワサであります。ま、この他にも、自衛隊を国防軍にするとか、日本の元首は天皇とか、緊急時には国民は国などの指示に従うことを義務づけるなど、言いたい放題言っとります。
緊急時に国民は国の指示に従う、なんてのは、原発再稼働反対運動なんてのも解釈次第では規制できるってことです。電力不足という緊急事態なんだから、ってことにすりゃ、反対運動つぶすのは簡単ですから。
てな具合で、ひょっとしたら、次の選挙ってのは、憲法改定ってのが争点のひとつになるかもしれない。原発再稼働と憲法改定は、その根源的な考え方ってのはどこか通低してるんじゃないかとくろねこは疑っている。なんだかきな臭いことになってきたけど、そうした流れを止めるためにも、昨日発足した「脱原発をめざす首長会議」や「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」の存在は注目に値すると期待する天皇賞の朝であった。
【くろねこの競馬予想】
さあ、春の天皇賞です。オルフェーブルという化け物がどれだけ強い競馬を見せてくれるか。ここは小細工なしの大本命。相手は、ウインバリアシオン。穴には、大逃げうった時のナムラクレセント。
◎オルフェーブル、○ウインバリアシオン、▲ギュスターブクライ、△トーセンジョーダン、ヒルノダムール、注ナムラクレセント
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