「(安全を)大体確認できた」で原発再稼働を促す福井県原子力安全専門委員会の実態。
アクアスキュータムが破産申請だそうで。ふむ、老舗といえども、時代の流れには抗しきれなかっということなのだろうか。1851年創業の由緒正しき服飾メーカーの技は残ってほしいのだが・・・。
さて、福井県原子力安全専門委員会の委員長が、大飯原発を視察して、「全体的として深刻な事故が起きたとしても、安全の方向に制御できることが大体確認できた」って評価したってね。個人的見解とことわっているとはいえ、県の原子力安全専門委員会がお墨付き与えたってわけです。予想通りの展開で、笑っちゃいます。この専門委員会の委員のなかには、電力関連企業から寄付を受けてたのがいることが発覚してるんだが、ま、その程度の御用委員会です。
・電力関連企業から1490万円の寄付 福井県原子力安全専門委員5人
・福井原子力安全専門委員会4人 790万円の寄付を関西原子力懇談会から受ける
福井県知事は二枚舌猪八戒の枝野君が再稼働の説明にノコノコ出かけてきた時に、「うちにも専門委員会がありますから、そこでも厳しく評価してもらいます」てなことぬかてしたんだね。それが電力関係からお金もらってた御用委員会だったわけです。ま、なにもかも出来レースです。ていうか、いくらなんでもわかりすぎでしょう。
で、この「わかりすぎ」っていう出来レースが、原発がらみではいたるところで起こってるんだけど、どうしてそこをマスメディアはつつかないのかね。「わかりすぎ」ることを、なんの批判もせずにスルーしていること自体が、実は原発を語るうえで最も恐いことなのではないだろうか。御用学者の跋扈を許してきたのも、そうしたマスメディアの緩いスタンスに原因のひとつがあるはずだ。
東京新聞は、このところ学者などのコメントを載せる際に、原発とどういう立場で向き合ってきたひとかを説明していることがあるけど、これこそ正しいあり方なんですね。原発推進派の中にだって、極悪5人組の原発再稼働のやり方を苦々しく思っているひとがいるわけで、いまや再稼働反対=反原発なんて単純な図式じゃ語れないんだから。
それはともかく、「安全を大体確認できた」なんてぬかす専門委員会の委員長なんてロクなもんじゃありません。「大体の確認」とか「おおむね安全」とか、そんな曖昧な評価で原発なんていう危険なものを動かしちゃいけません。これもまた、「わかりすぎ」る理屈なんだけど、すぐ「電力不足」とか「経済破たん」とかにすり返るからね、原子力村もその広報機関たるマスメディアも・・・何をかいわんやです。
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