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2012年5月 9日 (水)

「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」の告発を最高検が受理&次期社長会見で「原発再稼働」を口にする傲慢さ&ノブテルの「99%黒」発言は政治の司法介入だろう。

 4月25日に「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」が提出した告発状が、最高検で受理されました。いよいよ、本格的捜査の開始でしょうか・・・。告発上の内容は25日のエントリーをご参照ください。

 で、捏造捜査報告書のネット流出について、東京新聞「こちら特報部」が詳報しています。こちら↓も、是非ご一読を。画像をクリックすると拡大します。

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  本日の東京新聞朝刊の一面見出し「増税先行 一体でない改革」には大いに笑ってしまったのだが、笑えなかったのがその横の東電新社長就任の記事だ。なんとまあ、「値上げ、再稼働 譲らず」だと。本文中では、「身を切る合理化努力と値上げの必要性をしっかり説明し理解を求めていく」なんてコメントが載ってるんだが、これはもう耳タコです。こんなおためごかしよりも、いますべきことは、土下座してでもお詫びして、総括原価方式や発送電分離、社内年金の減額、徹底的なリストラと資産売却等々の具体的な工程表をちゃんと示すことです。そのうえで、電力安定供給のための原発抜きの具体的な経営方針を建てることなんだけど、ま、こいつらはどうやったら東電が生き残るかことしか考えてないからね。そもそも、税金で救われてるってことを、とんと認識してませんから。だいたい、新社長就任のご挨拶で、「原発再稼働」を口にすること自体、こやつの根性がいかに腐ってるかの証拠なんだね。

 根性が腐っているって言えば、レイシスト知事の息子・ノブテルがまたやってくれました。「判決文を読めば小沢氏は99%真っ黒だ」とさ。個人の感想ってならまだしも、政治家という立場で司法の判決に対して云々するってのは、三権分立を無視してやしないかねえ。しかも、イチロー裁判てのは、検察審査会の起訴議決による裁判で、検察が不起訴にしたものをとりあえず納得がいかないところがあるから法廷でハッサキリさせてくれってのが主旨だったんじゃないの。なのに判決に不満だからってイチャモンつけるってのは、それだけで立法府の一員として失格でしょう。

 イチロー裁判の判決を「限りなく黒に近いグレー」とかなんとか平然とぬかす政治家や評論家の類が大手を振ってメディアに顔を出すこの国ってのは、なんと恥ずかしい国なっちまったんだろう。

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