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2012年6月

2012年6月30日 (土)

市民の声が「音=ノイズ」にしか聞こえない亡国の宰相&オスプレイ配備は平成の琉球処分だ。

 官邸を取り囲んだ人の波に、ノダメ君は一言、「大きな音だね」とほざいたそうだ。それを言うなら「大きな声」だろ。ま、時の権力者にとっては、いつの時代も民の声ってのは「音=ノイズ」にしか過ぎないんですね。でも、その「音=ノイズ」には「熱い心」がたぎっていることを忘れちゃいけない。そのうねりが、いずれは国を倒すこともあるのは、「アラブの春」が実証しているんだからね。朝日新聞(デシタル版)が、「官邸前『15万人』で騒然」との見出しを立てたように、新聞・TV各社が昨夕のデモを無視できなくなったのもむべなるかななのだ。

 田中龍作さんのブログ「田中龍作ジャーナル」は、「5~6人目のスピーチに耳を傾けていると、60年安保闘争の隊列に加わっていた知人が走り込んできた。『車道を人が埋めた。解放区だ』往年の闘士は興奮しながら告げた」とリポートしている。ヘリコプターからの映像を見ると、その熱気のほどかよくわかる。「解放区」か。その言葉の響に、久しぶりに身震いしてしまった。

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首相官邸前の道路を埋めつくす「原発再稼動やめろと」と集まった人びと。赤旗写真部記者撮影(J) pic.twitter.com/PCjM9ynM

 とはいえ、脱原発に向け、沸騰する市民のパワーに顔をそむけるようにして、反社会勢力・原子力村は「原発推進」にアクセルを踏み込み、「核燃料サイクル存続」に猪突猛進している。明日にも再起動する大飯原発では、4号機でまたしても警報が鳴ったそうだが、それは原発自らが「止めてくれ」って悲鳴をあげているのかもしれないってことに、誰も思いを馳せようとしないんだから、そりゃあ世界中の笑い者にもなろうというものだ。

 笑い者になるのは何も原子力村だけではない。オスプレイ配備を正式通告されて、何のリアクションも起こせない「口だけは勇ましい」軍事オタクの皆さんも同じです。切れる老人の防衛大臣・森本君なんか、記者会見で、「(沖縄を)どれだけ説得できる自信があるのかと聞かれたら、率直なところ、ノット・コンフィデントです」だと。何気取って横文字並べてやんでえ。「ノット・コンフィデント」、つまりは「自信ありません」てことです。もし、こんな発言を田中直紀がしてたら、口汚く罵ったことでしょう。それが、自分が権力握っちゃったら、バツの悪そうなおどおどした様子で、「自信ありましぇん」だもんね。だったら、堂々とアメリカに向かって言ってやれ。そして、闘え。それが、防衛大臣の務めだろう。「どやったって無理筋です。ついては、オスプレイ配備はあきらめてくんなまし」ってね。国を守るってのはそういうことだろう。でも、そんなこと言えやしません。だから、ヘレヘレしながら、記者会見なんて公的な場で口走っちゃうんだね。声高に国士を気取る奴ってのは、いつもこうです。長いものには巻かれろ。寄らば大樹の蔭・・・信念なんて毛ほどもありゃあしません。これじゃあ、平成の琉球処分だろ。

 国を守る気概というものは、官邸を取り囲んだ市民のパワーの中にこそあるのだ・・・と、改めて確信したのであった。

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2012年6月29日 (金)

捜査報告書偽造問題で会見すら開かない法務大臣&消費税増税反対議員に厳罰を要求するマニフェスト造反議員たち

 田代作文検事の捜査報告書偽造について、引退間近のロートル法務大臣、滝君は、会見も開かず、そればかりか、噂によれば処分の内容にも口出ししたとかしないとか・・・。会見も開かないってのは、ようするに官僚にすべて丸投げしちゃって、職務怠慢というより放棄しちゃったってことなんですね。ま、これからは、何かで逮捕されても、とりあえずは「記憶が混同しちゃって」って言い訳すればいいわけね。合言葉は、「混同です」ってことでひとつよろしく。

 さて、昨日は、消費税増税に賛成した一年生議員が、「反対した議員に厳正な処分を」ってノダメ君に掛け合ったってね。和歌山1区選出の岸本周平なんていう本籍は財務省の陣笠は、「賛成派は土曜日曜、地元で消費税をお願いする演説をして白票を入れた。反対派は反対の演説をして反対票を投じられた。同じ党の中で同じ扱いを受けるのは大変おかしいのではないかという思いを持って厳正な処分を(総理に)お願いした」てなことぬかしてます。有田芳生君のツイッターによれば、「なかには『本音は反対なのに賛成した。なのに反対した議員が処分されないのはおかしい』と説明する者もいる」ってんだから、何をかいわんやです。

 そういえば、27日の東京新聞朝刊の「都内選出衆議院議員の思い」という記事に、比例東京の吉田公一という鹿野グループの議員の迷ったあげくのコメントが載ってました。それによれば、「小沢グループと一緒に見られるのは嫌だ。除名騒ぎに巻き込まれるのもうっとうしい。自分の一票で法案の賛否が決するわけではない」ってことで、「一体改革の社会保障をしっかり進めるために賛成」したっんだってさ。語るに落ちるとはこのことか。こんな信念も理念もないオッサンが衆議院議員やってんだもんな、これこそ有権者に対する造反行為なんじゃないのか。

 今日も新聞・TVは「小沢政局」一色で、政治家もマスメディアも、どんどん幼児化してる悲惨な日本なのでありました。

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2012年6月28日 (木)

田代作文検事不起訴・・・検察が死んだ日&「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」声明文

 民主党のドタバタ騒動と電力会社株主総会の茶番劇の影に隠れるように、田代作文検事による捜査報告書偽造問題は不起訴が決定。ようするに、公文書偽造・捏造してもお咎めなしってことです。郵便不正事件で逮捕・起訴された大坪君が、「生ぬるく緩慢な処置。大阪に対する過酷な処置と比較しあまりに不公平だ」ってコメントしてましたが、「過酷な処置」っていうのは手前味噌としても、法の下の平等ということを考えれば至極もっとな発言でしょう。

 ま、何言っても不起訴が決まっちゃったわけですから、ではこちらも次の行動へということで、検察との戦いはまだまだ続きます。というわけで、健全な法治国家のために声をあげる市民の会は、下記の声明文を司法記者クラブに送付しました。

・・・・・・・・・・

当会は、陸山会事件における、田代政弘検事を虚偽有印公文書作成及びその行使について告発していましたが、この度、検察は、動かぬ証拠があるにもかかわらず、田代および作成を命じた上司たちを不起訴とし、また、非常に軽い行政処分のみで終わらせようとしています。

このことは、検察の自殺行為といっても過言ではなく、国民の司法に対する信頼と我が国の法治国家としての基盤を根底から揺るがすものです。
当会としてはこれを到底容認できるものではなく、今回の処分決定に強く抗議します。

これまで、当会は、検察組織の自浄作用に期待していましたが、残念ながらそれが不可能であることが判明した今、次なる行動に向けた準備を粛々と進め、今後もねばり強く闘っていきます。

・・・・・・・・・・

 ところで、共同通信が消費税増税で世論調査を発表している。で、小沢新党についての質問に、「期待する」ってのが15.9%だとか。「小沢氏らの行動が国民の支持をつかみきれていない実態がうかがえる」って分析してるけど、民主党の支持率が17.1%で、それほど差がないばかりか、次期衆院選の比例代表投票先では民主党は13.3%だから、小沢新党よりも期待されてないってことなんだね。ま、世論調査の数字ってのは見方次第で、ずいぶんとニュアンスが変わっちまうもんなんであって、鵜呑みにしないことが肝要かと。

 それにしても、消費税増税法案に賛成した民主党の議員たちって、どうしてああも壇上でうつむいて白票出してたんだろうね。後めたかったんでしょうね、きっと。ま、地元に帰れば、いろんな突き上げ食らうんだろうから、そりゃあ暗くもなろうってもんだ。くろねこの地元の比例で復活した議員なんか、ツイッターでこんなことつぶやいちゃいました。「昨日の採決に賛成した。遅くなりましたがブログ更新しました。今、立石駅下車。タマゴを投げられた。批判は受けますが生タマゴは受けれません」ってさ。生タマゴでよかったね。昨日の夜は、取材帰りに立石で飲んでたんだが、その現場に立ち会いたかったなあ。ちなみに、この議員は、早川久美子君です。中学の後輩ですが、次は、ありません。ご愁傷様です。

 最後に、社員とその家族しか診療しない東電病院なんてものまであったのには、驚き桃の木山椒の木なんてもんじゃないね。地域医療に貢献ってんなら話はわかるけど、自分たちだけの私設病院ってんだから、わけわからん。こんなんだもん、原発事故の直後に、ブログやツイッターで「嫌だったら電気使わなきゃいい」ってなことぬかす社員がいたのもむべなるかななのだ。もう、電力会社も民主党も、ついでに自民も公明も、早いところ破綻させちゃったほうが世の為ってもんです。

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2012年6月27日 (水)

消費税増税が衆院通過したとたん、「負担増」だの「生活直撃」だのと喚きだす、マッチポンプのマスメディア。この、うつけ者めが!

 あ~あ、聞く耳待たないノダメ君は、ついにパンドラの匣を開けちまったか。しかなあ、こんな重要な法案を最後の最後まで説明責任果たさずに、民自公の野合・談合の秘密政治で決めちまうんだから、これから何が起きてもおかしかない。しかも、そんな法案に7割もの国会議員が賛成票を投じたってんだから、そら恐ろしくなる。こういう時は、反対に回った議員にこそ良心を感じるものなのだが、マスメディアはそんなことより小沢一郎グループから何人造反者が出るかという「政局」ばかりに興味がいちゃって、スットコドッコイな報道してます。

 昨夕のテレビ朝日『Jチャンネル』なんかその典型。三宝会の情報工作員・後藤君に、とうとうと小沢一郎への陰口たたかせてました。小沢君の会見を聞きながら、「煮え切らない」「展望がない」とぬかしていたと思ったら、最後には「野田と小沢の立場が逆転した」「野田のほうが豪腕」だとさ。こやつは、番組の冒頭で、小沢一郎が投票を終えて壇上を下りてくるときに笑みをもらしていたのにすらこんな意味のことを口走っとりました。。「かつてなら真一文字に口を結び、笑いはもらさなかった。それだけ弱気なのかも」。おいおい、これじゃあ政治ジャーナリストの肩書きが泣くってもんだ。

 で、挙句の果てには、横にいたヘビースモーカーの大谷君が、「政策を国民に何も伝えず、数がどうのと政局ばかりで動いている。国民不在だ」とさ。自分のことは棚に上げ、って言葉はこういうことを言うんでしょうね。政策を国民に伝えなかったのは、マスメディアのほうだろう。で、消費税増税法案が可決されたと同時に、「消費税増税したら生活はこうなる」だもんね。いいかげにしろや、ってなもんです。

 毎日は、「<消費増税法案>年収500万円…税率8%で7万円負担増」てな見出しで、「消費増税法案が衆院を通過し、家計の負担増がほぼ確実になった。消費税は食料品などの生活必需品だけでなく、ガスや水道、交通機関の料金など幅広い商品、サービスにかかるためだ。政府による負担軽減策は限定的なものにとどまりそうで、日々の暮らしは厳しくなりそうだ」って、おいおい、さんざん消費税増税を煽っておいて、恥ずかしくないのか。朝日もやってくれてます。「増税、くらしは? 負担増、中間層を直撃」だって。ヘビスモーカー大谷君の「政策を国民に何も伝えず、数がどうのと政局ばかりで動いている」って言葉は、そのまま自分たちのこと言ってたんだということがよくわかる。

 イチロー君だってけっしてほめられたもんじゃないとは思うけど、消費税増税に反対することがあたかも非道であるかのごとき論調ってのは、それこそ「政策語らず」の典型なんじゃないでしょうか。小沢一郎にかこつけて、「事(政策)の本質」から目を逸らさせようという動きに、けっして騙されてはいけないと改めて肝に銘じるのであった。

 

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2012年6月26日 (火)

民主党が傾くのは知ったこっちゃないが、福島4号機が傾いたらやばいだろ&破砕帯の写真が見つからないって、写真ひとつ管理できない関電に原発まかしていいのか!?

 昨日の民主党代議士会のノダメ君の演説ってのは、さながらヘタな香具師の口上のごときものでありました。「心から、心から、心から」と心にもないことを3回リフレインしたエンディングは、あまりにもベタ過ぎて、思わず顔そむけちまった。「国会という議事録の残る場で発言した重みをわかってほしい」てなこともほざいとりましたが、「あれもやった、これもやった」と言い訳するだけじゃ説得できないもんだから、泣き言になっちゃったってことです。これじゃ、「俺の目を見ろ、なんにも言うな」の兄弟仁義の世界です。全体に、例の辻立ちでの「マニフェスト、イギリスで始まりました。 ルールがあるんです」説法とまんま同じ口調というのも、演説上手という噂のわりにはワンパターンでたいしたことないのがよくわかって愉快ではありました。

 いずれにしても、今日にも民主党の屋台骨は傾いちゃうんでしょうが、こちらは笑えても、笑えないのが福島第一原発4号機の傾きだ。NHKによれば、「東京電力が建屋の外壁の膨らみによる傾きをさらに調べた結果、先月の調査より大きな傾きが新たに見つかった」んだとか。えらいこっちゃです。東電は、「4号機の建屋全体やプールの耐震性に問題はない」ってコメントしてるようだけど、そんなこと誰が信じますかいな。小刻みな揺れはほぼ毎日のように起きているし、これからの台風シーズンは強風だって襲ってくる。モナ細野がマスコミ連れて4号機の惨状をお披露目した時に、補強してるから大丈夫、ってなことを東電はぬかしてたけど、あんなものは補強とは言いません。応急処置の類ですからね。もし4号機が倒れたら・・・想像するのもはばかれるほどの放射能汚染が地球を覆うんでしょうね。おお、コワっ!

・NHK NEWS WEB
福島第一原発4号機 壁に傾き

 福島第一原発がそんな危うい状況にもかかわらず、大飯原発3号機が7月1日に起動するとか。でも、この原発の下には活断層が走っているんだよね。で、敷地内には破砕帯という軟弱な断層も走っていて、このふたつが連動して地表をずらす危険性があると指摘されている。ああ、それなのにそれなのに、その破砕帯の写真を関電は「見つからない」ってことで原子力安全・保安院に提出してなかったんだそうな。「見つからない」っていうのがスゲーな。写真ひとつ管理できないで、原発を管理できるわきゃないやね、どう考えたって。

 大飯原発4号機では、中央制御室で送電線の監視設備に異常があったことを示す警報が鳴ったばかりだっていうのに、それでも起動させようってんだから、原子力村の方々ってのは恐いもの知らずというよりも、よほど鈍感なひとたちなんでしょうねえ。

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2012年6月25日 (月)

ねえ、枝野君、覚えてないの? 鉢呂君が申し送りした「エネルギーに関する基本問題委員会」の人選リストを。脱原発派を半分にするってやつさ。

 生活保護費不正受給では、さんざん芸人を叩きまくったマスメディアも、タツノリの1億円恐喝事件についてはまるでなかったかのような静観ぶりだ。芸人の生活保護費不正受給ってのは、法的には不正かどうかもさだかでないグレーな部分があるのだけれど、それに比べたらタツノリの1億円恐喝事件ってのはプロ野球全体のコンプライアンスの問題でもあるんだから、実はけっして小さな出来事ではないんですね。スポーツ新聞は、こういう時こそジャーナリズムとして機能しなくちゃいけないのに、提灯記事に慣れ親しんじゃってるもんだから、何も書けません、ていうより書く気がありません。読売なんか、タツノリの名前でわざわざ「清武さんへ」なんてメッセージ出しちゃって、これって明らかに名誉毀損でしょう。ま、メディアがスポーツに絡むとロクなことはないっていう証です。このままでは、おそらく日本のプロ野球は衰退の一途でしょう。サッカーのように、一日も早く読売を追い出すことです。そして、朝日、毎日を高校野球と手を切らせること。日本の野球の将来に「ツケをまわさない」ためにも、これが大事です。

 さて、今朝の文化放送『吉田照美のソコダイジナトコ』では、「死の町」発言や「つけちゃうぞ」発言で経済産業大臣を辞任した鉢呂君へインタビューしていた。鉢呂君てのは筋金入りの脱原発志向で、それが原因ではめられたってのが、くろねこが妄想するところなのだが、たとえば、エネルギーに関する基本問題委員会の人選なんかも、原発推進派ばかりの現状をぶち壊して、脱原発派を半分にまでもっていこうと人選まで決定していたんだね。で、そのリストは鉢呂君の後釜についた二枚舌猪八戒・枝野君に引継ぎの際に申し送りをしたって証言しているのだが、いまだに実現していないところをみると、二枚舌猪八戒と経産省の官僚がグルになって握りつぶしたってことなんでしょう

 こうした証言を聞くにつけ、鉢呂君の辞任ってのは民主党の「脱原発依存」が後退する分水嶺だったということがよくわかる。そこには、マスメディアが一枚も二枚も噛んでいて、鉢呂追い落としの共同正犯といっても過言じゃない。kappamanさんが、昨日のブログ「誰も通らない裏道」で紹介していた「丸山邦男のニュースの類別」を借りれば、まさに「歪報」ということになる。

・「歪報」・・・文字どおり事実を歪めた報道だが、そこには(イ)誇報と(ロ)矯報の二種類がある。語法上おかしいかも知れないが、誇報とはある事実をとくに誇大につたえることであり、矯報とは何らかの意図で、逆に事実よりも矮小化して報道することを指す。

 で、こうした「歪報」ってのが政権交代後やたら多いと薄々感じていたのだが、特に3.11以降はなりふり構わぬといった体で、そら恐ろしくなってくることがある。その典型が鉢呂追い落としに見られるってわけです。この問題は過ぎちゃったことで終らせるのではなく、その背景にある権力とメディアの癒着の構造をしっかりと検証しないと、ただでさえきな臭くなってきた政治状況の中で、取り返しのつかない道に日本が踏み出すことにつながっていくかもしれない・・・と、今夜も眠れなくなっちまいそうな週明けの朝であった。

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2012年6月24日 (日)

汚染をほったらかしにしておくもんだから、葛飾の水元公園からまたしても高線量を検出&怪文書ばら撒くってのは、あざといにも程があるってもんです。

 葛飾区の水元公園の除染を東京都は必要ないって放置していたんだが、そんなことは信じられますかいな、ってわけで、改めて東京新聞も同行して測定したみたら、やっぱり高線量を検出。地上1mで毎時1.2マイクロシーベルトで、水戸市や宇都宮市よりも高かったってね。東京都は、高線量を検出された植栽周辺を立ち入り禁止にしたっていうけど、放射性物質による汚染というのは「面」じゃなくて「点」として考えなくちゃいけないんですね。つまり、汚染されている「点」(=ホットスポット)からほんの数メートル離れただけで、線量はぐんと下がっちゃうんだから、一ヶ所、二ヶ所測定したからって、その地域の汚染状況なんてわかるわけない。それだけ厄介なもんなんだってことが水元公園の実態からもわかるんだけど、こういう汚染が東日本全体に広がっているはずだ。ましてや、福島県の惨状は想像を絶するものがあるに違いない。放射能との戦いは何十年どころじゃなく、何百年、何千年というスケールで続くんだろうから、これはもう人間にとっての宿痾になろうとしているわけで、将来の世代にツケをまわす最たるものってことなんです。それを暫定的な安全確保というわけのわかんないへ理屈で再稼働しようってんだから、原子力村ってのは罪深いひとたちだとつくづく思う。

 さて、イチロー君にまつわる怪文書について、読売新聞がいまさらのように記事にした。週刊文春がブチ上げてから、新聞はもとよりTVのワイドショーもなぜかスルーしてたのだけど、それには理由があって、おそらく「裏」がなかなか取れなかったからなのだと思う。でなけりゃ、こんなおいしいスキャンダルをTVのワイドショーやスポーツ新聞が見逃すわけがない。ましてや、イチロー君のお家騒動なんだからね。それを昨日の読売新聞朝刊が取り上げたってことは、ノダメ君ってそうとう追い詰められてるのかもしれないね。

 読売の報道がゴーサインだっのかどうかは月光仮面も知らないけれど、その怪文書のコピーってのが政治家だけじゃなく、民主党のサポーターなんかにも大量にばら撒かれたっていうんだから、下品な泥仕合になってきたもんだ。相手が小沢一郎なら何でもあり、っていう風潮そのものがくろねこは嫌いだ。そんなことするから、事の本質がいつもうやむやになって、「イチロー政局」になっちまうんだね。ひょっとして、なんでもかんでもスキャンダルに矮小化するってことは、イチロー追い落としを諮ってるんじゃなくて、「事の本質」から目を逸らさせることが目的なんじゃなかろうかと疑っている。きっとそうだと思うけどね。

 今回の怪文書ってのは、そんな腐臭が漂っていたから、これまで新聞やTVは表向きスルーしてたに違いない。ま、禁じ手だったわけなんだろうね。ゴシップ流すなら「裏」を取れ、ってのが鉄則で、「噂の真相」だって恥ずかしくてこんなことはしなかっただろうなあ、とはるか遠くをみつめたくなる宝塚記念の朝であった。

【くろねこの競馬予想】

 今年の宝塚記念は、一にも二にもオルフェーブルの復活があるか、がテーマでしょう。体調面はどうにか戻りつつあるようだけど、果たして精神面はいかがなものなのか、それは馬でなければわからない。で、ここはまだ復活には遠いということで、本命はウインバリアシオン。勝ち味に遅いのがたまにキズだけど、大負けしない安定感は随一。連の軸として期待したい。相手は、ショウナンマイティとトゥザグローリー。特に、トゥザグローリーは前々での競馬をしてくれれば逆転もあるかも。超大穴なら、3歳のマウントシャスタ。3着に突っ込んできたらワイドでもけっこうな馬券になるかも。
◎ウインバリアシオン、○ショウナンマイティ、▲トゥザグローリー、△オルフェーブル、ルーラーシップ、エイシンフラッシュ、マウントシャスタ

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2012年6月23日 (土)

原発輸出するわ、経産省事務次官天下るわ、日立製作所は原子力村のホームラン王です。

 首相官邸前で45000人の抗議集会。警察発表でも15000人だから、さすがにマスメディアもスルーするのは恥ずかしかったらしく、大なり小なり報道したのは慶賀の至り。テレビ朝日『報道ステーション』は、寺島某がくだらない原発擁護を並べ立てている最中に、官邸前の映像を流すというなかなか気の利いた演出をしたのは偶然かそれとも嫌味か・・・。それにしても、寺島某の原子力と軍事を結びつけての原発必要論には、さすがにフルダチ君も「生意気ですが」とことわりをいれつつも反論するわな、そりゃあ。

 哀しかったのは、そんな抗議集会の声に無言のまま車に乗り込む二枚舌猪八戒・枝野君とモナ細野君のひきつった顔だ。モナ細野君なんか、心なしか目がうつろだったけど、ま、官邸前を包囲されるなんてことは想像すらしてなかったんだろうね。舐めたら、あかんぜよ、ってことです。

 原子力ほど素敵な商売はない、って昨日のエントリーで書いたけど、このタイミングで原発推進派だった経産省の元事務次官が日立製作所に天下り。日立はリトアニアに原発輸出が決まったばかりだし、元次官を取り込んでお互い大いに甘い汁を吸おうって寸法でしょう。二枚舌猪八戒・枝野君は、「疑いの目で見られることはやむを得ない」なんてことをぬかしてるけど、だったら所管大臣としてどうにかすべきなんだね。こんなわかりやすい天下りされちゃうってのは、官僚からも財界からも舐められてるってことなんだからさ。ていうより、お仲間かもしれないんだけど・・・。

 その日立は昨日株主総会があったようだけど、「原子力は必要なエネルギー源と考えており、今後とも技術にさらに磨きを掛けて安全、安心な原発プラントを世界に提供すべきだと思っている」と社長はぬかしています。福島第一原発がいまだに危機的な状況にあるってのに、「安全、安心な原発プラントを世界に提供すべき」とは一私企業の社長が何を僭越なことほざいてるんでしょう。45000人の抗議の声が、いずれは日立に向けられることもあるってことを、この社長は肝に銘じるべきなんでろうけど、わかるかなあ、わかんねえだろうなあ・・・って、これまた古い、松鶴家千とせでありました。

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2012年6月22日 (金)

「小沢一郎が卓袱台ひっくり返すから民主党が自民党に接近する」って、そりゃ難癖ってもんでしょ&原子力ほど素敵な商売はない。

 「小沢氏が卓袱台ひっくり返すから民主党が自民に接近する」。文化放送『吉田照美のソコダイジナトコ』の金曜コメンテーター江川紹子氏のコメントには、飲んでたお茶を我が家のドラ猫に吐きかけるところだった。いやあ、タレントまがいのコメンテーターがいいかげんなこと口走るのとはわけが違うからね。ジャーナリストとしての「言葉」としては、いかがなもんなんざんしょ。そもそも、「卓袱台をひっくり返す」の使いかた間違えてんじゃねえの。「卓袱台返し」ってのは、「順調に事が進んでいるのに、無理矢理介入してすべてを振り出しに戻すこと」なんじゃないんすか。消費税増税が順調に進んでいたわきゃないし、採決時期を限定して猪突猛進してきたのはノダメ君のほうなんだからね。消費税増税の是非はともかく、「反対」することが「卓袱台返し」なんてのは、難癖もはなはだしい。「だから民主が自民に接近する」に至っては、ジャーナリストとしての見識を疑っちまいます。検察問題や冤罪事件では頑張ってると思ってたんだが、どうも原発問題以降は、その発言に妙なバランス感覚が持ち込まれちゃっていて、ちょいと困ったちゃんの今日この頃だす。

 で、イチロー君はどうやら離党も視野にってんで、昨夜からは数合わせにマスメディアは獅子てんや瀬戸わんやしてます。54人が離党したら民主党は少数与党になってテーヘンだってことなんだけど、腰がふらついてる奴はかなりいるからね。そういう奴らを切り崩すために26日まで採決延ばしたんだろうから、週明けにはどうなってるか、それこそ永田町は魑魅魍魎であります。しかしかなんですね、消費税増税に反対することがなんで造反なんだろう。マニフェストに書いてないことを無理矢理強硬しようとしていることの方が、よほど造反にふさわしい。もし出て行くのなら、ノダメ君やゴロツキ仙谷君たちじゃないのかねえ。

 ところで、アメリカの放射性物質測定図は、原子力安全委員会も入手してたんだってね。デタラメ委員長は、「アメリカが公表するまで知らなかった」し、「非常に重要なデータで、速やかに公表してしかるべきだった」なんてシラっとぬかしてるようだが、何をおっしゃるウサギさんだ。どこが安全委員会なんだろうね。ようするに、原子力村が安全でありますように、っていう委員会なんですね。ま、原子力関連の組織なんて、おしなべてこんなもんなんでしょう。とはいえ、こんな不実なことやって、国民の命を危険にさらしたっていうのに、責任問われないんだから、こんないい商売はないやね。原子力ほど素敵な商売はない、ってことなのね。

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2012年6月21日 (木)

とうとう原子力は「平和利用」から「軍事利用」へ&東電社内事故調「国に皮肉たっぷり 自己弁護はみっちり」(東京新聞より)

 「『原子力の憲法』こっそり変更」、「規制委設置法 付則で『安全保障』目的追加」、「軍事利用への懸念も」・・・今朝の東京新聞一面トップの見出しだ。いやあ、やってくれましたねえ。「二十日に成立した原子力規制委員会設置法の付則で、『原子力の憲法』ともいわれる原子力基本法の基本方針が変更された」というのだが、その内容はと言うと、「原子力利用の『安全確保』は『国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的として』行う」(太字はくろねこ)んだそうです。ひらたく言えば、「原子力の平和利用」から「軍事利用」に舵がきられたってことなんだね。それも、消費税政局のドクサクまぎれに。

 いまの流れだと、イチロー君たちは離党するって噂だけど、そうなりゃあ民自公はおそらく大連立の道を歩き出すだろうから、今度は憲法をいじりだすんだろうね。これを止めるには、もう選挙しかないのだけれど、果たして民自公大連立を倒すことができる第三極とやらが生まれるだろうか。なんか、とてつもなく危険な風が吹き始めたような、そんな気がするけだるい朝である。

 ところで、東電が社内事故調の最終報告書とやらを発表した。放火犯が火災原因を調査するようなもんだから、どうせ自己弁護満載に決まってると思っていたが、予想以上の仕上がり具合に大笑い。東京新聞の見出しがふるってます。「国に皮肉たっぷり 自己弁護はみっちり」だって。うまい! 座布団一枚やっとくれ。もうこのオンボロ会社には、何言ってもだめなんだから、いまからでも遅くないから破産させちゃうことです。東電の値上げ申請を検証する経産省の有識者会議「電気料金審査専門委員会」の委員長も、「本当は会社更生(法の適用を)をしておくべきだった」と発言したっていうけど、さすがにみんな呆れてるんだよね。

 しかし、原子力村の反転攻勢ってのは、凄まじいものがある。原子力規制会設置法を骨抜きにされてるっていうのに、マスメディアは消費税政局におおわらわ。政界の二コウモリ男・伊藤君やゴルフ焼けの田崎君、それに三宝会の後藤君なんか、嬉々としてTVで下品なゴタク並べています。こいつらも、おそらく原子力村の隠れ住人なんだろうけど、ようするになにかもが裏ではつながってるってことなんですね。やっぱり、めげてる場合じゃないか。声を上げ続けること・・・改めて気合を入れる今日この頃なのだ。

 

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2012年6月20日 (水)

イチロー君もここで起たなきゃ男がすたるというもんだ&違法ダウンロードで2年以下の懲役とはねえ&田代作文検事が不起訴になったら、日本は「放置国家」ってことですね。

 民主党の合同会議という名のセレモニーも、予定通りに湯上りの口先番長の「一任宣言」で幕が降り、さあ、イチロー君はどうするんでしょう。名もなき平家の落ち武者(?)の平君のように、潔くケツまくれるかどうか。ここでまくんなかったら、もうダメだろうなあ。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」にならなければいいけどね。それにしても、湯上りの口先男ってのは、やな奴だねえ。ブログ「誰も通らない裏道」のkappamanさんが、ツイッターで「オレが民主党の議員だったら、前原を殴るね」ってつぶやいてたけど・・・御意。

 ところで、音楽や映像の違法ダウンロードしたら「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」という罰則規定を盛り込んだ著作権改正案が、消費税増税のドサクサにまぎれて今日にも成立しそうだ。これもまた、民自公の野合・談合の落とし子であります。著作権改正法が成立すると、「他人の著作物が偶然写り込んだ写真」を自分のブログに掲載しただけで、罰則の対象になる可能性があるってんだから、拡大解釈していったら「表現の自由」だって侵されかねないんだね。既に可決されたコンピータ監視法といい、成立に向けて着々と地ならしされている秘密保護法といい、なんかどんどん時代が逆行している今日この頃。オウムの高橋逮捕も監視カメラの役割が大きいっていうけど、これって映画『未来世紀ブラジル』で描かれた「情報統制がなされた『20世紀のどこかの国』の暗黒社会」にさも似たりなのであります。おお、こわっ。

 さて、田代作文検事の処分てのがどうやら間近に迫っているようで、昨日も東京新聞は、「不起訴の方向」で「再発防止策を検討」てなリーク記事を掲載していた。で、今日の朝刊では、「処分案きょう法相に報告」てな記事を掲載しているのだが、引退決まっている法務大臣の滝君は、どんな決定をくだしてくれるんでしょうか。東京新聞は、コラム「私設・談話室」では、長谷川幸洋君が、「『暗黒捜査』ではないか」と改めて警鐘を鳴らしているけど、こうした姿勢をマスメディアが示し続けていれば、おそらく検察の犯罪ってのは今頃、消費税増税どころじゃない、大スキャンダルになっていただろうに・・・。検事が報告書偽造して、それが組織的な捏造だったとしても、何のお咎めも受けないってことは、日本は「法治国家」じゃなくて「放置国家」ってことなんだね、と嘆息する台風一過の朝であった。 

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2012年6月19日 (火)

原発稼働は国のやることだから都民投票なんか認めないってさ&赤江瀑を偲んで。

 いまかいまかと待ちわびた東電の「電気料金値上げのお願い」がやっと届く。ブーイングの嵐だっただけに、表紙にはしっかりと「申請中」の朱印が押されていた。これだけの印刷物を東電管内にばら撒くとなったら、その費用だけでも膨大だろうに、まさか総括原価方式とやらで電気料金に上乗せしてないだろうねえ。こんなトイレットペーパー代わりにもならないようなもの作っちゃって、その分賠償金に回せってんだ、ったく。

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 さて、東京都議会総務委員会は、「原発稼働の是非を問う東京都民投票条例案」を予想通りに否決しちゃいました。自民党の言い訳ってのが、まんまノダメ君の大飯原発再稼働恫喝宣言と同じなのには笑えました。のっけから、「都民が快適な生活を享受できるのは、原発立地地域が葛藤を経て原発を受け入れ、電力を送ってくれたから。敬意と感謝を忘れてはならない」だと。なんだい、説教たれてんのかい、てなもんです。で、「都民限定の住民投票で、原発問題に決着はつかない」から反対なんだとか。そっか、「都民限定」じゃだめか。ていうことは、「国民投票」をすすめてるんでしょうか・・・なんて、突っ込みまで入れたくなっちまいました。

 レイシスト知事は、相も変わらず、「政府が専門的な知見を踏まえ、冷静に判断すべき」てなことぬかして、「お国の事に口出すことは罷りならん」と恫喝してます。だったら、尖閣諸島のお買い上げってのも、国に任せたらどうだい。国が何もやらないからって募金まで集めちゃって、それこそ僭越の極みなんじゃないんですかねえ。

 そこいくってえと、共産党はさすがに正論吐いてます。曰く、「エネルギー政策は国家課題との理由で知事は都民投票を否定しているが、東京都も新しいエネルギー政策を発信しており、反対する理由は成り立たない。都民投票は間接民主制を補完する重要な手段で、拒否は許されない」。ま、この意気で国会でも脱原発で踏ん張ってくれればいいんだけど、なんかいまひとつ煮え切らないのが玉にキズなんだね・・・。

 ところで、くろねこにとっては、中井英夫とともに重要な作家のひとりである赤江瀑が亡くなった。中井英夫がフランス文学的な少年愛の世界とするなら、赤江瀑は純和風のドロっとした男色の世界、というのがくろねこの印象なのだが、なかでも短編集『青帝の鉾』の中の一篇だった『雪華葬刺し(せっかとむらいざし)』は赤江世界の白眉といってもいいかもしれない。京都を舞台に繰り広げられる、彫り物をめぐる男と女の壮絶なドラマ。若い男の上に重なり身悶えする女の背中に墨を入れる彫り物師の鬼気迫る狂気に、こちらが悶絶したものだ。彫り物師を若山富三郎が、その狂気の世界に翻弄される女を宇都宮雅代が演じた映画も必見です。

 確か、赤江瀑が『オイディスプの刃』で角川小説賞を受賞した直後だったと思うのだが、中井英夫さんの家にお邪魔した時に、「赤江瀑っていいですね」と話を向けたら、「そう、僕はよく知らないなあ」と横を向いた中井さんの眼差しに、束の間、嫉妬のほむらを見たのは気のせいだったろうか・・・。その中井さんもいまはいない。いまごろ、ふたりでどんな会話をしてるのだろう・・・合掌!

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2012年6月18日 (月)

アメリカが作成した詳細な「汚染地図」を政府が隠蔽&生活保護費をクーポン券って、配給切符じゃあるまいに。

 今夕にも予想(期待)される党内抗争ほったらかして、ノダメ君はG20へ物見遊山の旅へ。「どうすっか、消費税増税決めてきやしたぜ。これで民主党なくなるかもしんないけど、んなこと知ったこっちゃないっすよ。なにより、国際公約優先っすから」てな報告でもするんでありましょうか、この類稀なる亡国の最小もとい宰相は。

 で、ノダメ君の留守に合わせたわけではないのだろうけど、アメリカのエネルギー省が福島第一原発事故の直後に米軍機飛ばして、詳細な「汚染地図」を作成してたってね。そんでもって、日本政府に報告したんだそうだが、なんとまあ、政府はこれを放置プレーして隠蔽しちゃってたんだとか。このデータでは、放射線物質が北西方向に大量に放出されているのが実測値として検出されていて、もし公表していれば大勢の住民が汚染地域を避難先や避難経路に選ぶなんてこともなかったんですね。ひでーことするもんだ。原発再稼働にあたって、「国民の生活を守るため」なんてお題目唱えてたけど、「生活」の前に「国民の命」を守らないででどうする。

 おそらく、こうしたデタラメぶりのおかげで、日本の国際的信用力はゼロに等しいんだろうね。原発ついては、マスメディアも同罪です。蒼いロバさんが、ブログ「nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~」で、ドイツ誌「シュピーゲル」の電子版が報道した15日の反原発・東京デモの動画を紹介してくれているので、是非のぞいてみてください。

nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~
腐った日本のマスコミはアテにできない

 ところで、お子ちゃま市長・橋↓君の維新の会が、「生活保護に有期制」てなことぬかしてたと思ったら、なんと今度は、「現物支給にしろ」だとさ。「生活保護受給期間を制限するとともに現金給付からクーポン券などの『現物支給』に切り替える政策を盛り込む方向で検討している」ってんだが、ま、お子ちゃま市長らしい鼻のききようです。大飯原発再稼働では、怖気づいちゃってヘタ打っちゃったから、新しいオモチャってことで「生活保護」に目をつけたってところなんでしょう。

 それにしても、クーポン券とはねえ。まるで、戦後の配給切符でんな、って、これも古いか。でも、そうなったらなったで、きっとクーポン券を闇で換金する輩が出てくるね。でもって、裏社会にクーポン券が流出して、それで新しいブラックピジネスが誕生したりして。闇金なんかも手を出してきそうだな。しかしなんですね、生活保護費ってのは不正受給が問題なんであって、制度そのものの問題じゃないんだよね。ようは、運用している役人がズボラってことです。でも、お子ちゃま市長は問題のすり替え上手だからね。なんてったって、「弁護士と政治家は嘘をついてなんぼのもん」と著著の中で公言してはばからない小僧ですから。

 生活保護費にクーポン券・・・なんとまあ、貧しい発想ではあることよ。

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2012年6月17日 (日)

消費税増税+原発再稼働に小躍りする財界のジーさんたち。

 ロイターもAP通信も、そしてドイツのシュピーゲル誌も報道した15日の官邸前の原発再稼働反対の1万人デモについて、ほとんどのマクスメディアは報道しない中、大飯原発再稼働が強行されてしまった。電力不足で脅し、電気料金で恫喝し、挙句の果てには「国民を守るため」なんて恩着せがましい詭弁を弄してくれちゃって、最後は「原発なければこの国が立ち行かない」って開き直られちゃ、こちらとしても立つ瀬がない今日この頃。

 それにしても、「こどもの日」に全原発が停止し、「父の日」に原発再稼働の大見出しが新聞紙上に躍るという、なんとも倒錯した悲惨な政治状況には、怒りを通り越して、笑いたくなっちまう。ましてや、そこに消費税増税がセットになってるってんだから、コント作家にだって、こうもブラックな笑劇はそうそう書けるもんじゃない。

 で、財界のジーさんたちが、臆面もなく欣喜雀躍してます。消費税増税による還付金の大幅増収でただでさえウハウハなとこにもってきて、原発も動き出したんだから、盆と正月どころじゃなく、クリスマスと花祭りとラマダンも一緒になってやってきたようなもんです。日本商工会議所の岡村とかいう会頭は、「野田首相の強い決意に敬意を表する」ときたもんだ。日本鉄鋼連盟の友野とかいう会長は、「日本経済は原発の稼働なしに到底成り立たない」てな大ボケ発言かましてます。関西経済同友会の大林なんたらとかいう代表幹事に至っては、「関西広域連合が再稼働容認する声明を出してから二週間以上の時を要したことは遺憾」と切れる始末。つまり、自分たちの脅しで、どうにか関西広域連合から再稼働容認を引き出してやったのに、テメーら何やってんだ、とノダメ君一派に絡んでるわけですね。大阪商工会議所の佐藤なんたらとかいう会頭も、「国の決断が遅れに遅れ、夏の電力需要に十分間に合わない事体は甚だ遺憾だ」って不満たらたら。関西経済連合会の森とかいう会長は、「安全が確認された原発について、一刻も早く再稼働に向けた手続きを進めていただくよう求める」てなことぬかして、調子こいてます。で、、最後に真打のあのヘボクラ会長は、「他の原発の再稼働が進むことを期待する」そうです。真打にしちゃ、面白みがなくて、突っ込む気も起きない気の抜けたビールみたいなコメントしとります。

 ちなみに、この御仁たちの会社は、日本商工会議所会頭=東芝会長、日本鉄鋼連盟会長=住友金属工業社長、関西経済同友会代表幹事=大林組会長、大阪商工会議所会頭=京阪鉄道取締役相談役、関西経済連合会会長=関西電力会長、経団連会長=住友化学社長・・・いやはや、食えないジーさんたちだこと。

 さて、週明けの民主党は、いったいどんな展開が待ってるんでしょうか。大山鳴動して鼠一匹も出なかったりして・・・そういえば、ホラ口君なんかどうしちゃってるんでしょうねえ。去年の代表戦の時のように、敵前逃亡するんでしょうか。けだし見物ではあります。

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2012年6月16日 (土)

3党合意という名の野合・談合の秘密政治は、政党によるクーデターだ!

 ゴビンダさんが帰国。再審で最終的に無罪が確定したら、国家賠償請求して、しこたまふんだくってやってください。って、外国人の場合は、国家賠償請求って可能なんだろうか。ふむ、ちょいと調べてみよっと。

 さて、6月15日に何かが起きる、ってことで、朝からオウムの高橋逮捕に続いて、消費税増税で談合成立、原子力規制値委員会設置法案可決、大飯原発再稼動の方針、オスプレイ配備見直しも・・・てな具合に、トピックのラッシュ。そうなりゃあ、報道も分散するから、ま、それぞれの関係者にとっては都合のいいことには間違いない。そこに陰謀論なんてのを持ち出す気はないけれど、報道する側には何か作為的な意志が明らかに存在するような気がする今日この頃。

 それにしても、消費税増税談合政治ってのはひどいもんです。選挙ってのは、何も政治家に白紙委任したわけじゃないんだよね。狂信的な支持者でもない限りは、それぞれの公約(=マニフェスト)ってのが一定程度の選択の基準になっているわけで、そこを逸脱するようなことがあれば、政治家としてのモラルが問われることなんです。だから、「国民は政権交代を期待して投票したのであって、マニフェストなんか気にしちゃいない・・・だから、マニフェストに書いてないことやったって問題ないんじゃあ~りませんか」ってなことをほざいたフランケン岡田君は、それだけで政治家失格。政治家としてだけでなく、人間としての「品格」も疑いたくなっちまうてもんです。

 消費税増税是か非か、っていうことを問う前に、政策決定するプロセスそのものの正当性ってのをちゃんと議論しなくちゃいけないはずなのに、そこをねぐって増税ありきで3党合意したってのは、ある意味で政党クーデターみたいなもんじゃないでしょうか。自民党のアホな議員が、「イチロー君の消費税反対は党内クーデターじゃないか」ってなアホ質問してたけど、何を言うか。オメーらの野合・談合による秘密政治こそ、クーデターじゃねえのか、とついつい毒づきたくなる雨の土曜なのであった。これ以上いくと、血圧上がりそうなので、本日はここいらで、お後がよろしいようで・・・。

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2012年6月15日 (金)

自分たちが生きているうちは地震なんて起きやきしねえよ、っていう「精神論」で原発再稼働しちゃう原子力村の極楽トンボたち。

 普天間配備が決定しているオスプレイがモロッコで墜落したかと思ってたら、今度は本家本元のアメリカはフロリダで訓練中に落ちちゃいました。さすが、未亡人製造機とからかわれることはあります。こんな物騒ななモノが世界で最も危険な普天間基地に配備されようとしているんだから、沖縄にとってはたまったものではありません。山口県の岩国基地にいったんもってきて、安全確認のセレモニーするつもりだったようだけど、こうなったらそれもどうなることやら。岩国市にとっても迷惑な話なんだからね。さあ、切れやすい老人・森本君の言い訳やいかに。

 関電から親族の会社にお仕事いただいていたおおい町町長が、ノダメ君から「安全」のお墨付きもらったってんで、原発再稼働容認をようやく表明したね。で、福井県はっていうと、議会は責任回避して原発大好き知事に一任。結局、みんなでよってたかって再稼働しちまうようです。でも、ひとたび事故が起きたら、再稼働賛成派だって放射能の被害を蒙るんだよね。お願いだから、その時には被害者面だけはしないでほしいなあ。賠償金なんか要求しちゃだめだよ。その分、必死になって反対していたお母さんたちに上乗せしてあげなくちゃ。しょせん、自分たちが生きているうちは地震なんて起きやきしねえよ、っていう「精神論」で再稼働しちゃうわけですからね。事故が起きれば日本だけの問題ではなくなるんだから、世界に向けて「責任」とるくらいの覚悟はあるんでしょうね、きっと。

 大飯原発再稼働に浮かれちゃって、佐賀県のヤラセ知事・古川君が、「玄海原発の再稼働問題はエネルギー政策などを踏まえて『国が判断するもの』として、国に説明責任を果たすよう求めた」(佐賀新聞より)ってさ。「早いとこ国が結論出してよ」って、早速にノダメ君におねだりしたってわけです。いみじくも、ゴロツキ仙谷君は、昨日、産経新聞のインタビューで、「ストレステスト(耐性検査)が済めば、その他の原発も粛々と動かすべきだ」とぬかしとります。で、昨日のエントリーでも書いたけど、この秋にも発足する「原子力規制委員会」では、「40年規制」も見直しの規定が盛り込まれ、風前の灯。一気呵成に原発推進に向かって舵が切られたようで、めちゃくちゃでござります。

 レイシスト知事は、原発に関する住民投票について、「ただ観念的に原発の是非のみを問い、結果が錦の御旗のごとく力を持つならば、国を滅ぼすことにもなりかねない」ってほざいたそうだが、そういう下種な発言する政治家こそが「国を滅ぼしかねない」のだよ明智君・・・というわけで、お後がよろしいようで。

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2012年6月14日 (木)

緊急速報! 健全な法治国家のために声をあげる市民の会が最高検に新たな告発状を提出!!

 本日午前、「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」は、佐久間達哉(法務総合研究所国連研修協力部部長)、斎藤隆博(東京地方検察庁特捜部副部長検事)の両名を被告人とし、「虚偽有印公文書作成罪及び同行使罪 刑法156条及び同158条」で最高検に告発しました。

告発状

 検察の犯罪が、なし崩し的に行政処分で決着がつけられようとしている現状を、けっして座視するわけにはいきません。これからも、粘り強くプレッシャーをかけ続けます。

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消費税増税も原発推進も勝手に決めようとしている民自公の野合・談合による秘密政治は、憲法第41条違反ではないだろうか。

 裁判所にセクハラ認定されたゴロツキ仙谷君は、党の倫理委員会に諮って党員資格停止処分にすべきだと思う今日この頃、国会ではとんでもハップン歩いて15分の野合・談合政治が繰り広げられている。憲法第41条には、「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」ってちゃんと定められているんだが、民主、自民、公明以外の政党は蚊帳の外に置いたままで、勝手に消費税増税のための修正協議が続いている。そんな倒錯した状況に、マスメディアは疑問を呈するどころか、早く3党合意して消費税増税決定しろだもんね。この国がめちゃくちゃになるわけだ。

 マニフェスト選挙をさんざん煽った朝日新聞なんか、いまや、「マニフェストを守れ」っていう声を「マニフェスト原理主義」なんて呼んじゃってるんだから、ご都合主義もはなはだしい。こうやって反対勢力にレッテル貼りすることで、戦前も翼賛体制に手を貸して、この国を戦争に追い込む片棒を担いだんでしょうね。

 3党の野合・談合による秘密会議で取引しているのは、消費税増税だけではありません。原発もこいつらは取引材料に使っています。その結果が、原発の寿命を決めた「40年規正」の骨抜きです。民主党は「原発の運転期間を原則40年」としていたのだが、どうも新設する「原子力規正委員会」では、「運転期間の見直し」を盛り込むらしい。「運転期間は専門家を集める予定の原子力規正委の判断に委ねる」ってんだが、またしても「専門家」のご登場です。3.11以後、原発推進してきた専門家がいかにロクでもないかみんなが知っちゃったっていうのに、国民はとことん舐められとります。

 経団連のヘボクラ会長も、大飯原発再稼働について、「住民に電力を安定供給するよう考えるのは首長の責任だ。専門家が下した判断に不信感を持ったり、あるいは住民に不信感を抱かせるのはいかがなものか」とまたしてもアホ発言してくれたようだが、ここでもたのみは「専門家」。これって、子供が親に叱られた時に、「だって、先生がそう言ってたもん」って口答えするのに良く似ている。ようするに、「専門家」って言えば、誰もがひれ伏すと思ってるんだね。馬鹿だね。こんなのが経団連会長だもん、そりゃあ、三木谷君だって愛想つかすわけです。

 政治家や経団連のトップがこんなんですから、電力会社も調子こくってもんです。関電労組が原発再稼働で民主党議員に脅しかけたそうだし、国も滋賀県のおばちゃま知事に「停電騒ぎになったらアンタのせいだよ」って脅迫したってんだから、ヤクザも顔負けです。みんなの党サポーターの古賀君が、「停電テロ」って言ってたけれど、まさしくこうした脅迫こそ「停電テロ」のひとつなんだね。

 それはともかく、民主、自民、公明の3党による野合・談合の秘密政治ってのは、明らかに憲法違反だと声を大にするくろねこであった。

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2012年6月13日 (水)

日本の政治と、それを監視すべきジャーナリズムの恐るべき幼児化!

 ガンと闘いながら消費税問題や、検察の犯罪、政府や東電の責任を追及してきた日隅一雄弁護士が亡くなられた。ブログ「情報流通促進計画by日隅一雄(ヤメ蚊)」では時に体調不良を訴えつつも、貴重な情報を発信し続けていただけに、覚悟していたとはいえ突然の訃報にはただ「残念」の一言・・・合掌!

 ところで、葛飾区水元の公園で高濃度の空間放射線量が検出され、都は調査・除染を検討と昨日のエントリーで書いたんだけど、なんとまあ、都は除染しないことに決めたんだと。その理由が、「都の調査では、地表から高さ一メートルの放射線量は毎時〇.九九マイクロシーベルトで、周辺は〇.一八マイクロシーベルトだった」からなんですと。で、「文科省はホットスポットの除染の目安として、周辺と比べて一マイクロシーベルト以上高いことなどをガイドラインとして示している」ので、それに当てはまらないから除染は不要なんだとさ。なに言ってやんでえ、だよね。ひょっとして、ここで大掛かりな除染しちまうと、東京が放射能で汚染されているってことが世界中に知れわたっちゃって、東京オリンピックの招致に支障をきたすからなんじゃないの・・・と、妄想たくましい水曜の朝となったのであった。

 福井では原発大好き知事が、「自分の目で確かめる」ってことで大飯原発を視察したってね。で、「安全性の対応はできている」だと。シロートが何言うかだね。御用学者家が形ばかりの会議開いて、そこで出た結論を政治家が追認して、シャンシャンってのが「原発の安全性」のシナリオなわけで、こんな茶番劇がまかり通る世の中ってのは何なんでしょう。

 日本の政治、そしてそれを監視すべきジャーナリズムってのは、とてつもなく幼児化しているんだなあとつくづく思う今日この頃である。

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2012年6月12日 (火)

福島第一原発事故をスッカラ菅君のせいにするための国会事故調査委員会。東電も調子こいて図々しくも社内事故調査報告書で菅批判

 我が家から自転車で20分もあれば行けちゃう水元公園の土壌から25万ベクレルの放射性物質が検出され、空間放射線量は1マイクロシーベルトを超えたそうな。東京都は調査・除染の検討をするそうだが、実はこれまでもけっこう高濃度の放射線が検出されていたんだよね。なのに、まったく対策を講じないで、休日にはイベントなんかもこれまで通りに開かれていたんだから、恐い話なのだ。葛飾区には水元公園以外にも、高濃度の放射性物質が検出されているスポットが所々にあって、区の広報にはその数値が定期的に公開されている。でも、どんなに汚染されていても無味無臭だから、いまひとつ危機感が鈍くなっちゃうのが現実なんだね。住宅や学校が立ち並ぶ区域にある緑地公園なんか、けっこう汚染されているって噂だけど、子供たちは毎日遊んでるからなあ。汚染に神経とがらせているお母さんを「放射能アレルギー」なんて貶める発言する政治屋もいるけれど、放射能汚染に関しては神経質すぎるくらい神経質になっても足りないくらいなんだということをもっと自覚すべきなのだと思う今日この頃なのだ。

 放射能ばら撒いた張本人である東電が、社内の事故調査報告書に「(首相の現場への介入)対応に要員が割かれ、無用の混乱を助長させた」(カッコ内はくろねこ)っていうスッカラ菅君批判を盛り込むそうだ。国会の事故調査委員会が「首相官邸の過剰介入が現場を混乱させた」っていう見解出したもんだから、調子づいてるようだね。スッカラ菅君になんでもかんでも押しつける国会事故調てのもロクなもんじゃないと思っていたら、委員長ってのは腹痛持ちの安倍内閣で内閣特別顧問やってたんだってね。だからどうしたってわけではないが、ま、ご報告まで。

 そんな国会事故調査委員会は、原子力安全委員会のデタラメ委員長からも「限界認めてくれてありがとう」ってお礼言われちゃいました。何を認めてもらったかというと、「公表遅れを批判された緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の活用は困難だった」ってことらしい。ようするに、SPEEDIのデータを使いこなせなかったのは、不可抗力で仕方なかったってことで、何のお咎めもなしってわけです。東電と同じく、調子づいたデタラメ委員長は「公表すべきとは思うが、公表したからといって(適切に)逃げる判断ができたかは疑問」なんてことぬかしてます。平たく言えば、「公表しても被曝したことに変わりはないから、結果として責任ないもんね」ってことです。人でなし。

 そのくせ、文科省は、福島第一原発事故後の3月15日にはSPEEDIによる予測結果を基にして、福島県浪江町の放射線量を測定していたっていうんだから、国会事故調の「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の活用は困難だった」という見解は嘘だってことです。活用困難どころか、文科省は大いに活用してたんだからね。

 国会事故調査委員会にしてこの体たらくですから、原子力委員会が原発推進派だけ集めて秘密集会開いていた問題の検証チームなんてのも、信用できたもんじゃありません。しかも、第三者による検証チームってならまだしも、すべて内閣府職員で構成されているってんだから、話にも何もなったもんじゃない。さらに、途中経過は非公開とくるんだから、それこそ秘密会議じゃねえか。うっとうしいのは梅雨空だけにしやがれってんだ・・・腹立たしさにも極まる火曜日の朝であった。

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2012年6月11日 (月)

「精神論ではやれぬ」って、「安全確保」の大合唱こそ「精神論」そのものではないのだろうか。

 ひとの気持ちを逆撫でする奴ってのがおうおうにしているものだが、それが組織のトップだったりすると、ま、おっつけその組織はモチベーションが下がって、たいした成果を上げることなく消滅するってのが相場です。そんな逆撫で発言の典型が、昨日の講演でぬかしたという、ノダメ君のこの発言だ。大飯原発再稼働について、言うに事欠いて、「精神論だけでやっていけるのかというと、やはり国民生活、経済への影響を考えて、万が一ブラックアウト(停電)が起これば、大変な悪影響が出る」ってさ。こやつにとっては、「脱原発」ってのは「精神論」なんだと。これって、意味もなく被曝させられ、避難生活を強いられている住民たちにとっては、まるで「傷口に塩」だろうな。さすが、亡国の宰相だけのことはある。

 でも、「精神論」て言うなら、新たに言い募り始めた「安全神話」こそ精神論そのものなんじゃないのか。B29に対して竹やり訓練してた戦時中の日本ようなもんでさ、「撃ちむてしやまん」とか「進め一億火の玉だ」なんてスローガンカと、何も変わるところはありません。「停電」を「ブラックアウト」と表現するところなんか、脅しにもますます磨きがかかってきたってことですね。

 そんな「精神論」を根底にした「安全神話」に便乗して、福井県の原子力安全専門委員会が、「安全を確保するために必要な対策はできている」とする県の報告書を了承しちまいました。ま、シナリオ通りだろうから驚くにはあたらないのだが、この委員会では傍聴者の抗議の声に全委員が退席して、別の場所でコソコソと決めたってね。委員のうち少なくとも4人が三菱重工業や日本原子力発電などの原子力業界から寄付を受けたっていう御用委員会だからさもありなんです。「恥ずかしくないのか」とぶつけられた言葉を無視するかのように、冷ややかにうつむいたままの委員長に、「先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし」と先人はよく言ったものだと改めて感心したのであった。

 最後に、昨日の東京新聞に、「田代元特捜検事 懲戒へ」という記事が載っていたのだが、どこも後追いしていないところを見ると、一連のリークの流れのひとつってことなのだろうか。競馬好き小川君の「指揮権発動」発言の後、目立った動きがないだけに、なんとも気になるところではあります。

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2012年6月10日 (日)

「停電リスクに怖気づく」くらいなら、、リスクの根拠となったデータを情報開示して、得意の公開討論でも仕掛けりゃいいのに。何もしないで「白旗」じゃ、お里が知れるってもんだ。

 大飯原発再稼働恫喝宣言の影に隠れて、普天間基地のオスプレイ配備にちょいと動きがあった。未亡人製造機と揶揄されるほど危険なオスプレイは、つい最近もモロッコで事故を起こしてるんだね。そこで、沖縄から反発の声が高まる前にってんで、岩国基地に一時配備して、本土で安全性を確かめましたよ、っていう体裁を取り繕うことにしたようだ。ただでさえ、切れやすい老人・森本君の防衛大臣就任で顰蹙買っているから、ここはちょいとガス抜きしておこうということなんだね。

 だったら、この方式を原発にも取り入れたらどうだ。地元の同意を得るために「安全性」でっち上げるくらいなら、いっそのこと築地市場の跡地に原発建設して、「安全性」確かめます、ってのはどうだろう。これなら、レイシスト知事の持論にもかなうから、許可下りるかもよ、ノダメ君。「計画停電になれば、命の危険にさらされる人、働く場がなくなってしまう人も出る。国民生活を守る。私がよって立つ唯一絶対の判断の基軸だ」って大げさな言辞弄して脅すよりも、「東京湾に原発」ってほうがその覚悟の程がわかろうというものだ。

 さて、その原発だけど、「停電のリスクに怖気づいて」再稼働容認しちゃったお子ちゃま市長・橋下君が、このままじゃボクちゃん立場ないかも、ってんで、いまさらのように「夏を乗り切ればいったん(原発を)止めて、きちんとした安全基準による判断が必要だ。期間を限定しない稼働は、国民生活ではなく電力会社の利益を守ろうとしているだけだ」なんてことを遠吠えしてます。滋賀県のおばちゃま知事も、「私、夏限定だから容認したのよ。フル稼働なんて聞いてないわ」と言ったとか言わないとか・・・。ま、首長の皆さん、自己保身に汲々としとります。

 で、お子ちゃま市長の大阪では、「大阪府市エネルギー戦略会議」が、このままだとただのピエロになっちまうし、委員のひとりであるみんなの党サポーターであるところの古賀君なんかは今後のコメンテーター活動にも支障をきたすかもしれないってこともあるんでしょう、「大飯原発再稼働は夏限定」てな声明を出して、こちらも遠吠えしてます。お子ちゃま市長が「怖気づく」もんだから、御輿担ぐ方も泡食っちゃったわけですね。

 でも、どんなに叫んでも遠吠えは遠吠えなんじゃないだろうか。「停電のリスクに怖気づいた」のは、何もお子ちゃま市長だけじゃなくて、現時点での再稼働に反対していた首長は皆さん、財界やら官僚やらの恫喝に屈しちゃったんだから。本当なら、関電や経産相が脅しに使っただろう数値的なデータをすべて情報開示して、国民的な議論を盛り上げるくらいの敢闘精神がなくちゃだめだったんだよね。それが、「突撃!」って叫んでた指揮官が、銃声一発で、「撤退!」って悲鳴上げて遁走しちゃったようなもんなんだから、これじゃあノダメ君と同じで、その覚悟のほどが知れようというものです。

 最後に、なにやら、政府が白熱電球の販売自粛しろっていう通達を出すらしい。節電対策っていうんだが、レバ刺しや生肉販売禁止と同じで、やることなすことがグロテスクな奴らだこと。

【くろねこの競馬予想】

 東京開催も最終日。夏競馬を前にして、最後の重賞がエプソムカップ。馬場の回復も早そうだから、真っ向実力勝負なることを期待して、本命はダノンシャーク。対抗に未完の大器トーセンレーヴ。まとめて負かすなら、レッドデイヴィス。軽量52kgが魅力のセイクレットレーヴか穴の一番手。
◎ダノンシャーク、○トーセンレーヴ、▲レッドデイヴィス、△セイクレットレーヴ、メイショウカンパク

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2012年6月 9日 (土)

大飯原発再稼働宣言会見で、消費税政局を質問するスットコドッコイな日テレ記者!!

 昨日のエントリーで訃報をお知らせしたレイ・ブラッドベリの短編に『霧笛』というのがある。これを原作にして作られた映画が『原子怪獣現わる』なのだが、その中でこんな会話が交わされる。

「核実験は新時代の第一章だと思う」
「旧時代の終章でなければいいが」
           (和田誠『お楽しみはこれからだ Part6』より)

 核実験を原発に置き換えれば、福島第一原発事故は、確かに「旧時代の終章」を教えてくれたはず・・・だったんだよね。ところがどっこいでした亡国の最小もとい宰相ノダメ君は、「旧時代」へとリターンしてしまいました。「脱原発」で「新時代の第一章」を開くという、政治家として後世に名を残すチャンスの芽を自ら摘んでしまったわけです。

 記者会見はライヴ中継を観ていたけれど、終始国民への恫喝を披瀝したソーリってのは、そうはいない。そもそも、国民へというよりも、福井県に媚びへつらうための記者会見だからね、さすがの朝日新聞社説も、「原発政策を主題にした野田首相の記者会見は初めてだった。それが、こんな内容なのか」と嘆く始末だ。

 突っ込みどころ満載の再稼働宣言だったけど、なかでも思わずTVに向かって中指立てちまったのが、「福島を襲ったような地震・津波が起こっても、事故を防止できる対策と体制は整っている。もし電源が失われるような事態においても炉心損傷に至らないことは確認されている」てなくだりです。まず、この発言の前半については、新潟の泉田知事が鋭く指摘しています。曰く、「『福島を襲ったような地震や津波が起きても事故を起こさない』と限定付きでの『安全宣言』で、福島を襲ったものとは異なる直下型地震の場合は再び『想定外』との言い訳が通る説明になっている」と・・・おっしゃる通り。

 で、さらに問題なのが後半の「もし電源が失われるような事態においても炉心損傷に至らないことは確認されている」ってところです。ここです。中指立てちまったのは。この能天気な楽観論の裏付けってのはどこにあるんでしょう。さすがに記者からはそうしたディテールへの鋭い質問てのがあるかと思ってたんだが、これもまたヘタレというかなんというか、こいつらなんのために記者になったんだと改めて殴ってやりたくなりました。

 最初の質問に立った記者は、とりあえず原発再稼働についてぬるい質問してたけど、なんと2番目の記者は、何をとち狂ったか消費税増税法案の修正協議についてお伺いたててやんの。建前とはいえ、大飯原発再稼働について国民に説明するための記者会見ですぜ。確か、日本テレビの記者と名乗っていたと思うのだが、いやあ、世も末とはこのこった。大飯原発再稼働会見で消費税増税とはこれいかに、てなもんです。それにしても、政治家が政治家なら、記者も記者だ。こんな国民舐めきった会見は、政治家と記者クラブのもたれあいがなけりゃあ成立しようがないんだからね。

 ノダメ君のへつらい会見受けて、原発大好きな福井県知事は、「大飯原発の運転再開の判断では、福島のような事故を絶対に起こさせないとの強い決意で臨みたい」とさ。「強い決意」で事故が起きないならこんな簡単なことはない。ていうか、舐めとんのか、原発を。こういう驕った発言を聞くにつけ、「関西を支えてきたのが福井県とおおい町だ。敬意と感謝の念を新たにしなければならない」という亡国の宰相の背筋の寒くなるへつらいに石を投げたくなるのだ。

 原発推進であるIAEAの安全基準ですら満足に達成できていないだけでなく、新たな安全基準とされた30項目のうちたった15項目しか実施されていない大飯原発ってのは、いくら「国民のため」とおためごかしをぬかそうと、それだけでもけっして動かしちゃいけないんだよね。なにが、「私の責任」だ。来年の秋にはソーリどころか議席もなくなっているかもしれない奴がどうやって責任とるっていうんでしょう。

 原発再稼働恫喝宣言の日に、大飯原発直下に活断層の可能性、というニュースも、なにやら暗示しているような、そんな気がする梅雨入り目前の土曜の朝であった。

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2012年6月 8日 (金)

証拠の全面開示があれば東電OL殺人事件の冤罪はなかったかも&「原発を今後も重要な電源として活用していく必要がある」なんて電力会社ごときが何を僭越な

 やっぱりというか、往生際が悪いというか、検察は東電OL殺人事件の再審開始を不服として異議申し立てをしたね。で、釈放なんてまかりならんてことで、刑の執行停止にも異議申し立てをして、身柄拘束を求めたけど、今回はさすがに高裁も却下しちゃいました。当たり前です。そもそも、一審無罪判決の時に、強制送還されるはずだったマイナリさんを拘置請求という禁じ手で無理矢理拘束したんだからね。その経緯については、去年の秋のエントリー(「東電OL殺人事件再審請求審で新事実。」)で書いたからそちらを参照していただくとして、この事件てのは、おそらく証拠の全面開示が義務づけられていたら、一審で無罪が確定していたんだよね。いまになって、第三者の体毛とか体液とか言ってるけど、結局は証拠を隠してたわけなんだから。それに、重要な証拠である、巣鴨の民家の庭で発見された被害者の定期券についてだって、まともな捜査してません。マイナリさんを犯人とするには、ここを追求するとまずかったんだと思う。しっかりと定期券の捜査をしていたら、ひょっとしたら犯人逮捕につながっちたかもしれないんだよね。

 この事件には、個人的に不思議に思っていることがある。現場のトイレからマイナリさんの体液の入ったコンドームが発見されているんだけど、実は被害者の体内からも体液が発見されているんですね。その体液は直前に交渉のあった日本人のものと思い込んで(?)警察はDNA検査しなかったんだけど、結局はまったく別の男性のものと判明して今回の再審開始につながったものだ。で、ここなんだけど、被害者はマイナリさんとはコンドーム付けてたのに、別の男とはコンドームなしで相手してたってことになるんだよね。ということは、かなり親しかったとも言えるし、外国人はだめだけど日本人ならコンドームなしでもOKってスタンスだったとも考えられる。不特定多数の男性を相手にするビジネスですから、避妊具ってのはけっこう大きな意味を持っているはずで、推理するうえで重要なファクターのような気がしている。そこで、くろねこホームズとしては、犯人は日本人じゃないかと疑っているのだが・・・。

 そして、これは前にも触れたけど、マイナリさんがネパールという、日本のODAの恩恵をあつく受けている国の出身ということだ。これが欧米人だったら、果たしてこんな強引な捜査で起訴までもっていっただろうか。

 ま、いずれにしても、再審開始となって、近いうちにマイナリさんは強制送還となるだろうけど、一審無罪となったら検察は控訴できないシステムにした方がいいんじゃないでしょうか。そうすれば、警察も検察も、証拠固めに少しは必死になる・・・かな、と淡い期待してしまうのだけど・・・。

 ところで、関西電力が、株主総会の招集通知に「脱原発提案に反対」って明記したってね。しかも、「安全確保を大前提に、原発を今後も重要な電源として活用していく必要がある」てなことも主張しているとか。東電も、昨日の値上げに関する公聴会で、「電力の安定には原発は必要だ」とぬかしてたけど、おいおいだよね。電力会社ごときが何を僭越な。んなこたあ、貴様らの決めるこっちゃない。国の専権事項だ。もっとも、その国がヘタレではあるんだけど。そういえば、今夜にもノダメ君は、「運転再開の必要性」を国民に向かって訴えるらしい。どんなことぬかすのか、乞うご期待だけど、そんな原子力村の傍若無人に鉄槌をくだす新聞もあるんですね。紀伊民報の社説「水鉄砲」の「原子力ムラの腐臭」は、なかなかに痛快です。ご一読を。

・紀伊民報
「原子力ムラ」の腐臭」

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2012年6月 7日 (木)

東電OL殺人事件再審決定!&「国民主権」をないがしろにする自民党の傲岸不遜

 ココログがサーバーダウンしていたようで、ブログの管理画面に朝からアクセスができず往生してしまった。ようやく復旧して落ち着いたところで、じっくり新聞開けば、レイ・ブラッドベリの訃報が飛び込んできた。SFの巨匠、幻想文学の巨人も、なんと91歳だったとか。ブラッドベリといえば、映画にもなった『華氏451度』や『火星年代記』、『10月はたそがれの国』など珠玉の名作が目白押しだけど、くろねこの最初のブラッドベリ体験は、中学3年の時に呼んだ『何かが道をやってくる』だった。少年、カーニバル、魔女・・・心ときめくキーワード満載の幻想世界に、その後の読書傾向が決定づけられた、そんな貴重な一冊であった。

 とここまで書いて、緊急速報が・・・。東電OL殺人事件の再審が決定。でかした、裁判官。おそらく検察は異議申し立てするだろうけど、一刻も早く再審が開始されることを期待したい。

 さて、原子力規制庁が発足してないってのに大飯原発再稼働画策するわ、美浜原発10年延長目論むわ、とやりたい放題の原子力村だけど、文科省はSPEEDIの放射能拡散予測結果は原子力規制庁が発足してないから出せないんだと。なんのこっちゃ。こういうのを世間ではご都合主義って言うんだけど、ようするに滋賀県の要求するデータ出しちゃうと、放射能拡散があまりにも広域なのがわかっちゃって、大飯原発再稼働がスムーズに行かなくなるからなんだね。つまり、SPEEDIは国民を守るためのものじゃなくて、原子力村の都合のいいように情報を隠蔽したり操作するためのものなんですね。こんなのに何百億っていう税金が使われてるんだから、舐められたものです。

 舐められたと言えば、与党と野党が画策している修正協議という名の談合もそうです。なかでも、自民党が民主党に突きつけている、「小沢切り」とか「マニフェスト撤回」とかってのは、よく考えてみれば有権者への冒瀆なんじゃないでしょうか。ノビテルを筆頭にどうも自民党の奴らって上から目線でモノ言ってるけど、それって民主党のマニフェストに共感して一票投じた国民に対しても同じ目で見てるってことなんだね。

 いくら国会が「ねじれ」てるからといって、野党の言うこと丸呑みしなけりゃ何も先に進まないってんなら、それはもう民主主義でも議会政治でも政党政治でもありません。前回の選挙で「NON」を突きつけられた自民党が、何をエラソーにしてるんでしょう。そうした現状に違和感を抱くどころか、早く一緒なって消費税増税しろ、って煽ってるマスメディアってのは、それこそ戦前の翼賛体制を後押しした時と何も変わってないってことなんだね。

 自民党の傲岸不遜な態度というのは、はっきり言って「国民主権」をないがしろにする行為だと思うけどね。いっそのこと、東電と一緒に破防法摘要したいくらいだ。

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2012年6月 6日 (水)

4号機の燃料プールの冷却モーターが焼け焦げた&「強制起訴」にチャチャ入れた新法務大臣&「消えた年金」の申立を邪魔する第三者委員会

 夜中にベッドが小刻みに揺れて、「すわ、地震か」と目覚めるも、さにあらず。なんとまあ、足元に寝ていた我が家のドラ猫が毛づくろいしていたのであった。人騒がせなやっちゃ。

 人騒がせといえば、福島第一原発4号機の燃料プールの冷却モーターが焼け焦げて、止まっちまったってね。なんでも、モーター内部のケーブルも焼き切れていたらしく、プールの冷却も停止状態なんだと。原因を調査中というけど、世界中が注視する4号機のトラブルだからね、ここは手抜きなんかするんじゃないよ。マスメディアはオームだとか、芸能人のアホ夫婦の離婚裁判とかで大わらわのようだけど、そんな暇ないはずなんだけどなあ。

・朝日新聞デジタル
冷却モーターが焼け焦げ停止 4号機の燃料プール

 ところで、引退表明してるってのに法務大臣を仰せつかっちゃった滝君が、検察審査会の強制起訴についてちょいとチャチャ入れてるようです。「(強制起訴は)司法制度改革の一環としてスタートした制度なので見直しを検討する必要はある」って発言したってんだから、ま、新人大臣としてはその言や良しってところでしょう。とはいえ、言いっぱなしじゃ困っちゃうんだよね。「裁判員制度も3年後の見直しがある。(強制起訴制度見直しは)義務ではないが、そういう中で議論していく話だ」とも語っているから、一般論として発言したってことも考えられるから、もうちょっと様子見ってところでしょうか。それにしても、競馬大好きの小川君の最後っ屁のような「指揮権発動」発言といい、今回の「強制起訴見直し」発言といい、何かしらの風が吹きつつあるということならいいのだけれど・・・。

 生活保護費不正受給の芸人バッシングは、その裏には本当に必要なひとを生活保護から排除しようという官の意向が垣間見えたりして、なんとも嫌な感じがする今日この頃だけど、なんと、「『消えた年金』の記録訂正と支給の可否を判断する総務省の『年金記録確認第三者委員会』が、加入者からの申立件数を抑えるよう指示する内部文書を作り、各地の年金事務所に通知していた」んだとさ。そもそも、「消えた年金」てのは、小役人のサボタージュにその原因があるんであって、自分で積み立てた金を返せって言ってるんだからさ、申立件数を抑えるとかの問題じゃないんだよね。

 「年金記録確認第三者委員会」てのは、総務省のホームページによれば、「第三者委員会は、政令に基づき置かれる合議制の機関。委員は、非常勤の国家公務員とし、専門性及び識見の高い法曹関係者、年金実務に精通した者(社会保険労務士、税理士、市町村住民行政関係者等)、その他の有識者等から任命」されるらしい。「年金記録の訂正に関し、国民の立場に立って、公正な判断を示すため」というのがその趣旨のようだけど、やってること見ると「第三者委員会」というより、その実態は「官の手先」ってのが正しいんじゃないでしょうか。

・毎日jp
年金訂正申し立て:第三者委、抑制を指示

ま、第三者委員会とか有識者会議とかってのは、おうおうにして単なるアリバイ作りの組織ってのが相場なんですね。郷原信郎氏が委員長だった九州電力第三者委員会の結論に、思惑のはずれた九電がクレームつけて揉めたなんてのは、珍しいケースなんだね。ほとんどは御用委員会か、御用会議ってのが、お決まりですから。原発関連の第三者委員会とか有識者会議は、その典型です。

 「第三者」とか「有識者」っていう冠が付いてる委員会や会議なんてのものは、公正を装って偏向報道するメディアと同じで、本当に罪深いものがあると改めて確信する肌寒い朝であった。

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2012年6月 5日 (火)

自民党のブレーンを入閣させて、消費税増税だけでなく、改憲もやろうって魂胆か。

 走る爆弾娘の逮捕ってのは市民の通報がきっかけというのだが、ちょいと俄かには信じ難い。公開された写真見れば、どう逆立ちしたって面影の片鱗もないからね。公安は早くから所在を確認していて、逃走中の高橋容疑者と接触するのを期待して泳がしていたという噂もあるけど、おそらくそれに近いんじゃないんでしょうか。陰謀説に与するわけじゃないけれど、いくらなんでもタイミングが良すぎるもんね。

 ところで、内閣改造だけど、スゲーことになっちゃってるね。防衛大臣にこともあろうに森本君とはねえ。民間人だからどうというよりも、ひょっとこ麻生内閣の防衛大臣補佐官という自民党どっぷりの輩を持ってきちゃうんだから、節操も何もあったもんじゃない。スッカラ菅君がよごれ髪・与謝野君を入閣させたのなんか、まだ可愛く思えてしまうほどの乱暴狼藉です。これで、自民党野田派ってことがハッキリしたってことですね。

 おそらく、この人事の裏には、消費税増税に続いて、改憲への流れをつくろうという意図があるんじゃなかろうか。なんてったって、鳩山ポッポの「最低でも県外」を口を極めて罵っていたアナクロなタカ派のオッサンだからね。ノダメ君とはしっかりと意見のすり合わせをしたうえで、手打ちとなったはずで、そのキーワードが「改憲」なのではとくろねこは妄想している。

 はちゃめちゃな内閣改造はのおかげで、辞めたくないのに辞めさせられちゃった競馬好きの法務大臣・小川君が、腹いせに「検察の虚偽報告書問題については指揮権発動しようと思ってたけど、ノダメ君がのってこなくてさ」なんて曝露しちゃいました。どんな経緯があったのかはわからんけれど、引かれ者の小唄にしてはちょいと衝撃的な発言なだけに、今後どんな展開が待っていることやら。後任の大臣は、今期限りで引退表明しているロートルだからなあ。あまり大きな期待はできそうもないけれど・・・。

 日本が壊れ行く様を見せつられてウンザリの毎日だけど、原子力村がまたやってくれました。原発の電源喪失対策に関して「そんなことはあり得ない」なんて文書を、電力会社に「作文」させてたっていうんだから、開いた口がふさがらないどころかアゴがばすれそうになっちまった。しかも、その文書を隠してたっていうから、さらにタチが悪い。当時の関係者に東京新聞が電話取材したら、「覚えていない」と一方的に電話を切る奴とか、「えっ」と絶句して数秒黙り込む奴とか、皆さん大慌てだったらしい。

 それにしても、検察といい、原子力村といい、どうしてこうも「作文」が好きなんでしょうねえ。

 

 

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2012年6月 4日 (月)

走る爆弾娘逮捕をカモフラージュにして何かが動く・・・かも。

 昨夜のオマーン戦は、久しぶりにスカッとしたゲームで、なかなか見応えがみあった。セットプレーでなく、しっかりとゲームの流れの中で得点してこそ、活路も開けるというものだ・・・なんて、シロートが知ったようなこと言っちまいました。

 で、サッカーが終われば、まさかまさかのオウムの走る爆弾娘逮捕。NHKがオウム真理教の特集を組んだりしたこともあったりで、しばらくはこの話題でマスメディアは持ちきりなんだろうね。こういう時には、その裏でこっそりと何かがが動くもの。田代作文検事の不起訴なてんのがあっても不思議ではない。オウム事件に目がいくいまこそ、タイミングとしては絶好でしょう。

 もうひとつ、ひょっとしたらってことがあるんだけど、実は、今日にもモナ細野君が福井入りして、原発再稼働したくて仕方ない知事と会談するんですね。大飯原発再稼働は、ノダメ君も言明していてるように既定路線なんだから、あとはどのタイミングでってことなんだろうけど、こちらもいまはそのチャンスなんじゃないでしょうか。走る爆弾娘をカモフラージュに、モナ細野と福井県知事との会談で合意をとりつけて、一気に再稼働発表ということも十分に考えられることなんだね。

 ノダメ君は、朝から内閣改造にしゃかりきになっているけど、午後にも改造内閣を正式に成立させたら、自民党、公明党との協議を本格化させて消費税増税翼賛体制にもって行こうという腹積もりなんでしょう。これだって菊池逮捕がなければ、もっとマスメディアを賑わせるんだろうけど、果たしてどうなることやら。

 狐と狸の化かし合いみたいな野田・小沢会談が終わって、政局は大連立なんて方向に舵を切りだしたこのタイミングでの走る爆弾娘の逮捕ってのはなにやら臭うなあ、と陰謀説の妄想たくましくする梅雨間近のひとときであります。

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2012年6月 3日 (日)

御前崎市議会議長の親族会社が中部電力から6億円受注&「大飯原発再稼働でも計画停電準備」でさらなる脅し。

 原発立地地元の地方議員と原発関連会社とのもたれ合いってのは、もうさんざん聞かされてきたからいまさら驚くことでもないのだが、その癒着地図にまたひとつ新たなランドマークが加わった。今度は、浜岡原発の地元、御前崎市議会議長と副議長の親族会社のおいしいお仕事です。中部電力の子会社から原発関連工事を受注してたんだそうで、議長の親族会社は6億円、副議長の方は700万円ほどのお仕事だっようだ。言い訳もいつもの通りです。議長曰く、「私利私欲で議員を務めているわけではない。やましいことはなく、原発は市民の安全、安心を大前提に議論する」そうです。ついでに、中部電力はこんなことコメントしとります。「工事の発注は技術力と適正な価格を基本にしており、(中略)偶然だと思う」とさ。原発翼賛会の皆さんは、ホント、面の顔がお厚いようで、もう理を尽くして議論する相手じゃありませんね。なんといっても、利を尽くすことだけに精出す輩ですから。映画『エイリアン2』のキャッチコピーは、「今度は戦争だ!」だったけど、そんな物騒な妄想しちまったサンデーモーニングだった。

 ところで、朝日新聞(電子版)が、「大飯再稼働でも計画停電準備 4電力管内で、政権方針」てなことを伝えている。フル稼働が間に合わないからって理由らしいんだが、こうなるってえと、大飯原発再稼働をきっかけに、全国の原発がいっせいに動きだすなんてこともありそうですね。ていうか、おそらく原発翼賛会は、着々とその準備をしてることでしょう。昨日のTBS『報道特集』では、「関西広域連合が再稼働容認した裏側に何があっのか」がテーマだっけど、その中で関西経済連合会副会長である岩谷産業の社長がインタビューに答えて、「僕は全原発を動かして今までと同じように生活できるようにすることが大事だと思う」と唸っておりました。岩谷産業のカセットコンロは買うのやめましょう。それはともかく、事ほど左様に、原発翼賛体制ってのは、3.11から何も学ばない能天気な人たちの集まりなんですね。

 東京新聞朝刊に、「安全神話を安全文化に変えるには、お互いに批判し合える環境をつくることが大事だ。日本では悪いことが起こる可能性に言及しない」という米原子力規正委員会のマグウッド委員のコメントが載っていた・・・御意。彼らから見れば、「アホかこいつら」ってことなんだよね。それにしても、原発再稼働して、その上に計画停電かい。ならば、今度こそ根拠となるデータを情報開示するのが筋ってもんだが、そういう意見すらもはや虚しく響く現状ってのにはそら恐ろしさすら感じてしまう今日この頃なのであります。

 最後に、二枚舌猪八戒・枝野君が国会事故調で、「炉心も溶けているし、漏れているのはあまりにも大前提で、改めて申し上げる機会がなかった」とほざいたのが、真っ赤な嘘だったという動画が流れているので笑ってやってください。

・JCASTテレビウォッチ
枝野官房長官(当時)「メルトダウン・放射能漏れ分かり切ったことで言わなかった」

・YouTube
4/19 福島原発 枝野官房長官1~3号機「メルトダウンにならない」

【くろねこの競馬予想】

 今年の安田記念は、稀に見る大混戦というか大乱戦。18頭のすべての馬に印が回るのもすごいけど、単勝1番人気のサダムパテックですら7倍超なんだから、おそらくG1では記録的な高配当になるかもしれない。しかも、夜中の雨もあって、ちょいと馬場状態が微妙なのも不確定要素のひとつ。迷いに迷って、本命は香港のラッキーナイン、相手にストロングリターン。それにアパパネの復活に期待。ひょっとしたらのローズキングダムも馬券を少々。
◎ラッキーナイン、○ストロングリターン、▲アパパネ、★ローズキングダム、△サダムパテック、フィフスペトル

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2012年6月 2日 (土)

生活保護法改定して「家族制度」の復活を狙う(?)自民党&民主党に白旗あげたお子ちゃま市長

 自民党が生活保護法を改定して、扶養の義務を強化しようとしているらしい。吉本芸人の不正受給問題をうまいこと利用して、これがやりたかったのね。扶養の義務を強化するってのは、なんかしら戦前の家族制度を連想してしまうのだけど、そもそも今回の生活保護費不正受給問題ってのは、生活保護費を支給した役所の側にも大いに問題があるんだよね。かと思えば、なるべく生活保護を申請させないように、必要としている人すら排除しようとする自治体だってあるんだから、そちらの方も徹底して追及しなくちゃ片手落ちってもんでしょう。それを、扶養義務を強化しようなんていうのは本末転倒というものです。

 いくら親子といったって、その関係性てのはひとそれぞれ。親子だから、って単純な理由で扶養の義務課せられちゃたまらんていうケースもあると思うけどね。児童虐待する親だっている時代なんだから、一律に扶養義務なんてことでくくっちとゃうと、今度はそれに縛られて共倒れどころか、家族の間でとんでもない軋轢が起きないとも限らない。自民党の扶養の義務強化ってのは、親の介護は子供がすべきという理屈にさも似たりなんだね。介護疲れで自殺するひとがいるっていう現状をよく考えてみることです。

 自民党の憲法改定案では、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦は同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」と定められた憲法24条を、「家族、婚姻等に関する基本原則」と付記して「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は互いに助け合わなければならない。 」に改定しようとしいる。文言だけならごもっともかもしれないけれど、わざわざ「家族、婚姻等に関する基本原則」と付記されていることにどうも違和感がある。その裏に隠された精神性とでもいいましょうか、戦前の「家族制度」の中核を成した「君に忠、親に孝」ってのがボンヤリと見えてくる気がする、生活保護法改定案なのでありました。

親族の扶養義務徹底…自民、生活保護法改正案を提出へ

 ところで、お子ちゃま市長・橋下君は、大飯原発再稼働容認したと思ったら、ちゃっかりと民主党との対決姿勢を引っ込めちゃって、「お互いにうまいことやりましょうや」と秋波を送っているようです。ま、いろいろアドバルーン上げたのはいいけれど、どうやら選挙は遠くなりそうだし、想像以上にノダメ君が強硬姿勢だったのでめげちゃったんですね。弱い犬ほどよく吠える、ってやつです。「ハシズム」なんて揶揄されてたのが懐かしいくらいの変わり身の早さはさすがという他ありません。どうやら、自民党政権下の公明党のような立ち居地を狙っているらしい、ていううがった見方もされてたいるようだけど、「定見」というものを持たないお子ちゃま市長のことですから、今度はどんなアフォーマンスもといパフォーマンスを見せてくれるやら、話題はつきない今日この頃なのでありました。

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2012年6月 1日 (金)

「机上の空論」で原発再稼働反対してたお子ちゃま市長&「裏切った民主党議員に報いを」とわめく東電労組執行委員長。お前は祈祷師か。

 東電OL殺人事件の再審請求は、7日に判断が出るようだ。名張毒ぶどう酒事件の再審請求審では崩れ行く司法の実態に煮え湯飲まされたばかりだからね、期待しつつもこここは何があっても驚いちゃいけないと心ひきしめていなくっちゃ。

 心ひきしめるどころか心凍らせちまったのが、お子ちゃま市長の「机上の空論」発言だ。大飯原発再稼働について、「机上の論だけではいかないのが現実の政治だ。エネルギー供給体制の変革も進んでおり、この夏を乗り切るための一時的な稼働はご理解いただくしかない」だとさ。ようするに、何の根拠もなしに「反対」って言ってただけってことね。お子ちゃま市長のサポーターの古賀君なんか、「9月に原発停止がこれからの戦い」てなことをTVでコメントしまくって、お子ちゃま市長擁護するのに必死なのが泣けてくる。

 「限定的」って文言をホニャニャラ組系関西広域連合の声明文に盛り込んだのは俺っちなんすよ、てなことをお子ちゃま市長はほざいてるけど、原発が再稼働したら「限定的」であるわきゃないじゃん。いったん動き出した原発を途中で止めるってのはコストだって馬鹿にならないからね。当然、国も関電もそんなことするわきゃないし、お子ちゃま市長もそんなことわかって言ってるんでしょう。ま、いつもの、言うだけ言って後は知らんぷり、ってやつです。

 それにしても、お子ちゃま市長はもとより、関西広域連合の各組長じゃなかった首長てのは、国と関電のこの夏の電力不足の脅しに反論するだけのデータの裏づけをまったく持ってなかったんでしょうか。そうだとしたら、あまりにも情けない。お子ちゃま市長の「机上の空論」てのがすべてを物語ってるんだろうね。サポーターの古賀君はともかくとして、環境エネルギー政策研究所の飯田哲也君なんか、ただのアリバイ作りに利用されたってことになるんじゃないのかねえ。でなけりゃ、大阪府市エネルギー戦略会議ってのは何だったんでしょう。なんか、何もかも出来レースのようで、結局のところなし崩し的に原発再稼働するってことなんだね。なんだ、やっぱりみんなグルじゃないか。

 最後に、盗電もとい東電の労働組合中央執行委員長が、「裏切った民主党議員には、報いをこうむってもらう」てな発言をしたそうだ。触れるのも嫌なくらいのクソ発言だが、ここで本日の重箱の隅をひとつ。「報い」は「こうむる」ものじゃなくて「受ける」ものだから、そこんとこよろしく。

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