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2012年6月10日 (日)

「停電リスクに怖気づく」くらいなら、、リスクの根拠となったデータを情報開示して、得意の公開討論でも仕掛けりゃいいのに。何もしないで「白旗」じゃ、お里が知れるってもんだ。

 大飯原発再稼働恫喝宣言の影に隠れて、普天間基地のオスプレイ配備にちょいと動きがあった。未亡人製造機と揶揄されるほど危険なオスプレイは、つい最近もモロッコで事故を起こしてるんだね。そこで、沖縄から反発の声が高まる前にってんで、岩国基地に一時配備して、本土で安全性を確かめましたよ、っていう体裁を取り繕うことにしたようだ。ただでさえ、切れやすい老人・森本君の防衛大臣就任で顰蹙買っているから、ここはちょいとガス抜きしておこうということなんだね。

 だったら、この方式を原発にも取り入れたらどうだ。地元の同意を得るために「安全性」でっち上げるくらいなら、いっそのこと築地市場の跡地に原発建設して、「安全性」確かめます、ってのはどうだろう。これなら、レイシスト知事の持論にもかなうから、許可下りるかもよ、ノダメ君。「計画停電になれば、命の危険にさらされる人、働く場がなくなってしまう人も出る。国民生活を守る。私がよって立つ唯一絶対の判断の基軸だ」って大げさな言辞弄して脅すよりも、「東京湾に原発」ってほうがその覚悟の程がわかろうというものだ。

 さて、その原発だけど、「停電のリスクに怖気づいて」再稼働容認しちゃったお子ちゃま市長・橋下君が、このままじゃボクちゃん立場ないかも、ってんで、いまさらのように「夏を乗り切ればいったん(原発を)止めて、きちんとした安全基準による判断が必要だ。期間を限定しない稼働は、国民生活ではなく電力会社の利益を守ろうとしているだけだ」なんてことを遠吠えしてます。滋賀県のおばちゃま知事も、「私、夏限定だから容認したのよ。フル稼働なんて聞いてないわ」と言ったとか言わないとか・・・。ま、首長の皆さん、自己保身に汲々としとります。

 で、お子ちゃま市長の大阪では、「大阪府市エネルギー戦略会議」が、このままだとただのピエロになっちまうし、委員のひとりであるみんなの党サポーターであるところの古賀君なんかは今後のコメンテーター活動にも支障をきたすかもしれないってこともあるんでしょう、「大飯原発再稼働は夏限定」てな声明を出して、こちらも遠吠えしてます。お子ちゃま市長が「怖気づく」もんだから、御輿担ぐ方も泡食っちゃったわけですね。

 でも、どんなに叫んでも遠吠えは遠吠えなんじゃないだろうか。「停電のリスクに怖気づいた」のは、何もお子ちゃま市長だけじゃなくて、現時点での再稼働に反対していた首長は皆さん、財界やら官僚やらの恫喝に屈しちゃったんだから。本当なら、関電や経産相が脅しに使っただろう数値的なデータをすべて情報開示して、国民的な議論を盛り上げるくらいの敢闘精神がなくちゃだめだったんだよね。それが、「突撃!」って叫んでた指揮官が、銃声一発で、「撤退!」って悲鳴上げて遁走しちゃったようなもんなんだから、これじゃあノダメ君と同じで、その覚悟のほどが知れようというものです。

 最後に、なにやら、政府が白熱電球の販売自粛しろっていう通達を出すらしい。節電対策っていうんだが、レバ刺しや生肉販売禁止と同じで、やることなすことがグロテスクな奴らだこと。

【くろねこの競馬予想】

 東京開催も最終日。夏競馬を前にして、最後の重賞がエプソムカップ。馬場の回復も早そうだから、真っ向実力勝負なることを期待して、本命はダノンシャーク。対抗に未完の大器トーセンレーヴ。まとめて負かすなら、レッドデイヴィス。軽量52kgが魅力のセイクレットレーヴか穴の一番手。
◎ダノンシャーク、○トーセンレーヴ、▲レッドデイヴィス、△セイクレットレーヴ、メイショウカンパク

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