金曜日の官邸前に出動。官邸前の声が日本中に響き渡ってほしいと痛感する。
2日に提出した検事総長以下検察幹部への犯人隠避による告発状は、6日付けで最高検に受理されました。被告発人である笠間検事総長の後任も決まり、果たしてどこまで真摯な態度で告発状に取り組むか見物であります。
さて、昨日は夕方から官邸前のデモに参加。国会記事堂前駅に到着したのが5時45分。この時点ではちょいと遠回りの出口に誘導されるも、比較的スムーズに外に出てデモの流れに合流。歩道周辺にはチラホラと私服の姿も見え、次第に雨脚の激しくなる中、「原発反対」の声も一段と高まっていく。空にはヘリが飛びかい、タクシーをチャーターした報道がデモの列を撮影しながら車道を流していく。街頭の光が雨にまぶしくなるあたりから、次第に規制が強まり、ポールとバーで作った枠の中に人々は押し込められ、ここを一点突破したら公務執行妨害か、てなことを頭をよぎる。
雨がそぼ降る中、大混乱の人ごみにもかかわらず、友人にバッタリ。聞けば、6時頃から国会議事堂前駅は出入りも規制されているとか。おそらく、これからはよりいっそう規制が厳しくなるんだろうね。で、規制すればするほどデモに興味のないひとにも迷惑がかかることになって、そうした人々の反感が頭をもたげてくるっていう寸法だ。それと、気をつけなくちゃいけないのは、そうした規制をカモフラージュにした挑発に乗っちゃうことなんだね。公務執行妨害で逮捕者でも出ようもんなら、そらみたことか、ってんで、マスメディアはここぞとばかりにネガティブキャンペーン始めるのは目に見えている。来週はもっと規制が厳重になるだろうから、要注意です。
しかしまあ、市民が国会に押しかけてるってのに、連合なんか何やってんだろうね。どこかのブログで、ここまできたらゼネストの声が上がってもおかしくないのに、って書いていたけど、おっしゃる通り。ま、連合なんかに期待してるわけではないけど、この体たらくを見ていると、日本の労働運動ってのも地に落ちたものだとつくづく思う。しょせんは、単なる圧力団体、それも経団連と一緒になって既得権益守れればいいや、って程度なんですから。この人たちに非正規労働者問題なんて、逆立ちしても解決できないし、する気もないんでしょうね。
ちょいと話がそれちゃったけど、ノダメ君は、「大きな音」でヘタ打ったもんだから、今回は「声は届いている」ってのたまったそうだ。ははは、「声が届く」っていうのは、「意見や主張を理解した」ってことなんだが、ノダメ君の頭じゃ、「音」が「声」になったってことにしかすぎないんだろうね。
とはいえ、「いつまでも声を上げ続けることの意義」を、改めて確認した雨の金曜日であった。
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