談合3兄弟主演の「底抜け衆愚政治」&デモ封じのために国会周辺の地下鉄駅封鎖を画策!?
衆愚政治とは、広辞苑によれば「多数の愚民による政治の意で、民主政治の蔑称」とある。ここで言う「衆愚」とは有権者のことなんだが、昨日の民自公の談合トリオの底抜け珍騒動を見ていると、政治家こそ「衆愚」にふさわしい。つまり、現在の日本てのは、民自公の烏合の衆による衆愚政治が罷り通っているってことですね。
「近い将来」だろうが、「近いうち」だろうが、そんな言葉のお遊びは本来どうでもいいことなんだが、マスメディアってのはホントにお馬鹿なものだと思う。「近いうち」の解釈にフォーカスして、政局話が花盛り。こういうのを本末転倒という。論ずべきは、「近い将来」とか「近いうちに」とか言葉をもてあそんでいる政治の愚かしさそのものでなくてはいけないんだよね。
それにしても、笑っちゃうのは、自転車野郎・谷垣君のダメオヤジぶりだ。ノダメ君にまたしてやられたね。「近い将来」が「近いうち」になったからって、こんなのは官僚の作文みたいなもんで、ハッキリと期日を確約しなければ意味ないんだからさ。これって、「一定のめどがついてから」ってごまかしつつ、なかなか退陣しなかったスッカラ菅君の手口と同じだってことが、どうしてわからんのかねえ。で、記者に「近いうち」っていつのことかと聞かれて、「近いうちは近いうち。解散の確約でなくて何なのか」ってわけのわかんないこと言って息巻いたそうだけど、ホント、頭のあたたかいおひとだこと。
一昨日のエントリーで、エネルギー政策がらみでよく使われる「中長期的」っていう言い回しは、「近いうちに飲もうぜ」っていう慣用句と同じようなもんで、「いつかはわかんないけど、そのうちな」って程度のこと、と書いたけど、まさか「近いうち」ってのがこんなところで飛び打してくるとは思わなかった。「近いうち」って今年の流行語大賞になったりして。ならないか。
で、結局のところ、民自公の3党は、「法案が成立した暁には、近いうちに信を問う」ってことで談合合意が成立したわけだけど、「信を問う」ってことは「信任するかどうかを相手に尋ねる」ってことなんだよね。てことは、もし信任されなかったら、消費税増税法案ってのもチャラってことになるんでしょうね。なんか、「信を問う」ってのが軽々しく使われてるもんで、こちらもちょいと言葉いじりしてみました。
最後に、ノダメ君が、金曜日の反原発デモを封じこめるため、国会周辺の地下鉄駅封鎖を画策したっていう噂が飛び交っている。官邸筋からその話を聞いた警察幹部は、「正気なのか」と驚いたっていうが、これが本当なら「正気の沙汰」ではありません。ていうか、このところのノダメ君の目付きって、完全に「いっちゃってる」ように見えるのは気のせいだろうか。
・zakzak
野田、国会周辺の地下鉄駅封鎖を画策…反原発デモ封じ
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