原発比率意見聴取会終了。70%近くが「原発ゼロ」支持に大慌てで、「民意の活用検討中」と逃げ打つ国家戦略室。
男子サッカーも準決勝へ。予想通り、メキシコオリンピックの流れになってきたね。メキシコオリンピック3位決定戦の相手は開催国メキシコだったけど、なんとまあ準決勝の相手はそのメキシコ。ここで勝ったら、ひょっとしたら、ひょとするかも。でも、永井のふとももは大丈夫だろうか。
ようやく陸上競技が始まり、100m予選にボルトが登場。軽く流して、10秒09で予選通過。確かに強いんだけど、どうも世界選手権でフライング失格してから、スタートに神経質になっているようで、ジャマイカの予選で負けたように、今回ばかりはつけいる隙があるような気がする。それよりも、素晴しかったのが日本の山縣です。抜群の反射神経で好スタートを切ると、そのままスピードに乗って10秒07の自己ベストで予選突破。しかも、前を走るブレークに迫る勢いだったからね。ジャマイカの選考レースでボルトに勝ったのがこの男です。それだけに価値ある2着ではありました。準決勝は、渾身の走りをして日本新を狙ってほしい。
オリンピック一色の週末、将来の原発比率に対する意見聴取会が終了。なんと、結果は70%近くが「0%」を選択したってね。中庸好きな日本人だから、真ん中の「15%」で落ち着くだろうっていうのが、はじめっからの思惑だったんだろうけど、残念でした。で、「広く国民の意見を聴いて、国民的議論によって原発比率を決める」っていうのが意見聴取会の建前だったんだから、ここでも娘義太夫の「さあ、どうする、どうる」って言いたいね。
この結果に、モナ細野もチンチクリンの古川君も、大慌て。原発ゼロ支持が多いことへのコメントを求められて、チンチクリンの古川君は、「そういうのも大事だが、どういった理由でそのシナリオを支持するかもしっかり踏まえていきたい」ってわけのわかんないこと言ってます。なんだよ、もう腰が引けちゃってやがんの。
週明けにも原子力規制委委員会人事案に結論が出されそうだけど、おそらくマスメディアはオリンピック狂想曲に明け暮れるんでしょう。東京新聞社説は、「いまマスコミ不信の声はあちこちで聞かれます。抗議行動はマスコミが『人々の声』を十分に伝えてこなかった裏返しでもあるでしょう。私たち新聞はどう変わっていくか。そこをしっかりと考え、行動していきたい」と書いていたけど、ならばいまこそジャーナリズムとしての矜持に目覚めてほしてのだが、東京新聞も含めて日本のマスメディアにできるんだろうか。できないんじゃないのか、という声も聞こえてきそうなくそ暑い日曜の朝であった。
で、おまけです。老人のお使い・森本君がオスプレイに乗って、「非常に快適。想像以上に飛行が安定していた」だとさ。お前はテストパイロットか。ていうより、こうしたシロートの感想聴かされても困るんだよね。そんなに快適なら、今後は防衛大臣の専用機にしたらどうだろう。でもね、そうなら、オバマがとっくに専用機にしてるって。でも、いまだに「マリーンワン(VH-3D)」使ってるくらいだから、危なっかしくてとてもじゃないけど大統領は乗せられないってことなんじゃないのかねえ・・・ははは、日曜の朝から妄想しちまいました。それでは、お後がよろしいようで・・・。
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