吉本芸人をめぐる生活保護費不正(?)受給報道を放送倫理・番組向上機構に審議要請。パッシングの張本人の片山さつきも政倫審にかけたらどうでしょう。
パラリンピックは、NHK-Eテレ(昔の教育テレビだね)が形ばかりの放送をしているだけで、この国のスポーツへのスタンスがわかろうというものだ。権利関係とかいろいろあるのは十分承知だが、せめてTOKYO MXテレビは映像を流すべきなんじゃないんでしょうか。なんてったって、東京オリンピック招致して儲けようっていうレイシスト知事の広報テレビでもあるんだからさ。そのくらいしてもバチは当たらないよ。
ところで、弁護士や司法書士による生活保護問題対策全国会議が、吉本芸人の母親の生活保護費をめぐるバッシングに対して、いくらなんでもそりゃないでしょ、っていうことで、放送倫理・番組向上機構(BPO)に放送内容を審議するよう要請したってね。「(親族による扶養は生活保護の適用を判断する際の必須条件ではないのに)極めてレアケースであるタレントの道義的問題を『不正受給』のように報じ、制度や利用者全般に問題があるかのようにすり替えた」って批判してるっていうんだが、ご説ごもっともで、審議要請は遅すぎるくらいです。
このバッシング騒動の中で、家族の面倒見るのは当たり前、っていう声が聞こえてくるようになって、生活保護費を申請したくても家族に迷惑がかかるってんで断念するひともでてきてる。介護は家族がすべき、ってのと同じで、なんでもかんでも家族に押しつけるっていうのは、昔ながらの家族制度にまた引き戻そうっていう魂胆がどこかにあるんだと思う。で、そういうことを声高に叫ぶひとたちってのは、生活にユトリがあったり、ある種の特権の中でのうのうとしてるひとたちなんですね。ようするに、介護や生活保護費の運用の問題を制度の問題にすり変えてるわけです。
放送倫理・番組向上機構(BPO)への審議要請もいいけれど、ついでにバッシングの張本人である鬼嫁・片山さつきを政倫審にかけてほしいものだ。
本日はこの季節恒例の若くして亡くなった仕事仲間の墓参り。その後は、馴染みの蕎麦屋で「偲ぶ会」。てなわけで、お後がよろしいようで。
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