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2012年11月 7日 (水)

原子力規制委員会のホームページには、原発の立地点は「地震、風、津波、地滑りなどにより大きな事故が発生しないと考えられるところ」と書いてある!

 WBCに向けたキューバ戦のメンバーが発表になったけど、強化試合とはいえこんな小粒なチーム編成でいいのかねえ。もっとも、山本浩二が監督という時点で、何の戦略もないことがハッキリしてるわけだから、あまり目くじら立てることもないか、朝っぱらから。

 それに引きかえ、原子規制委員会の再度の大チョンボは、とても見逃すわけにきません。今度は九電が提供したデータにミスがあったというんだが、その誤りを指摘したのが鹿児島というんだから呆れちゃうね。結局、原子力規制委員会は放射性物質の拡散マップの作成をJNES(原子力安全基盤機構)に丸投げするだけで、独自のチェック体制なんて想定すらしてなかったわけです。ま、しょせんはお役所仕事と言ってしまえばそれまでだけど、原子力規制委員会ってのは政府ですらその結論には異議をはさめないほどの強大な権限を持っているんだから、笑い事ではないんだね。

 でもって、大飯原発の活断層調査についても、委員長代理の島崎センセイは、「活断層ではなく、仮に地滑りであれば(影響は)ごく小さな範囲なので大きな問題にはならない」てなことをのたまっていたんだけど、どうやら規制委員会のホームページには「地滑りもダメ」って書いてあるってね。というわけで、規制委のホームページを覗いてみれば、

原子力の立地地点はひとことでいえば・・・
           ↓
地震、風、津波、地滑りなどにより大きな事故が発生しないと考えられるところ。
 (設計・建設段階の安全規制 安全審査より)

・低気温エクスタシーbyはなゆー
〔大飯原発〕活断層だろうが「地滑り」だろうが立地には適さない場所だった

・原子力規制委員会ホームページ
設計・建設段階の安全規制 安全審査

 なんだ、ちゃんと書いてあるじゃないの、「地滑りはヤバイよ」って。だったら、あの委員長代理の発言てのは何を言いたかったんでしょう。自分たちで決めた立地条件をまさか知らなかったなんてことはないだろうから、そのへんのところを記者会見で是非とも聞いてほしいのだが、御用記者クラブじゃそれも無理か。

 活断層だ、いや地滑りだ、地滑りだから早急な結論は危険だ・・・なんて議論そのものが虚しくなってくるね。「現時点で活断層と決めつけるのは危険」てなことをぬかしていた立命館大学の岡田篤正センセイってのは、その論点そのものが規制委員会の安全規制にあてはまらいってことになるんだね、これが。

 今日にも、活断層かどうかを改めて評価する専門家の会議が開かれるわけだけど、「地滑りだから大丈夫」なんて結論が出たとしたら、原子力規制委員会ってのは単なるヤラセの組織だってことがハッキリするってもんです。

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