「大飯原発停めたら命が危ない」と架空の話まで持ち出して脅しをかける産経新聞!
前回の時もそうだったのだが、今回も町内会の回覧板で東京オリンピック招致の署名のお願いが回ってきた。もちろん任意だから署名するかどうかは個人の自由なのだが、こういうのが回覧板で回ってきて、誰が署名しているかしていないか一目瞭然というのは、いかがなもんなんでしょうか。しかも、レイシスト石原はとっくにトンズラして、まだ知事選の公示前だというのに、誰の差し金なんだろう。万が一、東京オリンピック招致に消極的な人物が当選したらまずいってんで、なんらかの思惑があって不偏不党が原則の町会の回覧板使って署名集めしているとしたら、それは大いに問題なのではないだろうかと、我が家のドラ猫に語りかける雨上がりの月曜の朝であった。
さて、本日は、小沢一郎裁判の控訴審判決の日。常識からいけば、控訴棄却でシャンシャンになるのだろうが、免許証疑惑のナベツネ新聞は、「差し戻しもあり」なんてことを流したりしている。で、「検察審査会の民意に応える意味もあって控訴した」なんて埒もないことをいまさらのように書きなぐったりしている。時事通信なんか、「国会議員への判決で、一、二審ともに無罪が言い渡されれば極めて異例」なんてことをぬかしてるが、「異例」はないだろういくらなんでも。果たして判決はいかがなりますことやら・・・。
ところで、産経新聞が、大飯原発停めたりしたら命が危ないぞ、って架空の話をデッチ上げてまで脅しにかかっている。
(これより引用)
平成25年2月早朝。会社員のAさんは、自転車をこいで、普段ならば電車で30分で到着する勤務先へと向かっていた。この時間帯、Aさんの住むX町は計画停電の実施エリアに入り、自宅では照明やエアコンも使えず、電車の運行も止まっている。「遅刻してしまう」。そう思った瞬間、自転車は凍った水たまりの上を滑って転倒。Aさんは頭を強く打った。犬の散歩をしていた主婦があわてて119番通報したが、町で唯一の病院も停電し、救急患者は受け入れられないという
(引用終わり)
上記の作り話が唐突に記事中に挟み込まれ、「この冬、関電管内で計画停電が実施された事態を想定した架空の話だ。大げさに感じられるかもしれないが、原発停止は人命にかかわる問題であり、その“生命線”といえる大飯原発が停止の危機にさらされている」って続くんだが、事実を伝え・検証する新聞がこれをやっちゃ反則です。それにしても、スゲー作文です。ここまで具体的に書き込む理由がまずわからん。そんなに暇なのか、これを書いた記者は。さすがに「安さがウリ」の産経新聞だけのことはある、なんて妙に感心しちまった。この記事を書いた記者のツラが見てみたいものだ。
・低気温のエクスタシーbyはなゆー
産経新聞が必死→「大飯原発を停めると人が死ぬ」キャンペーン
・SankeiBiz
大飯原発の活断層問題 “電力氷河期”の不安は尽きない
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