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2012年12月11日 (火)

街頭演説で「戦争するぞ!」と喚く日没の太陽族・・・哀れなり&敦賀原発廃炉となれば、「廃炉こそ新しい公共事業」(田中康夫)の絶好のテストケースになるんだが・・・。

 昨日は、ブログを書いた後に、怪しげな中国人やらせたら天下一品の小沢昭一の訃報が。戦争を知っている子供たちのひとりであり、戦争の語り部でもあった粋人がまたひとり逝ってしまった・・・合掌!

 憎まれっ子世にはばかる、とは言うものの、同じ戦争を知っている子供たちでありながら、口を開けば「戦争だ!」ってぬかすアホもいるかと思うと情けなくなってくる。レイシスト石原です。昨日の街頭演説で、「自民党が過半数を取りそうだ。そうしたら憲法を変えよう」だと。そして、こんなことも言ってます。「あんなモノ(憲法9条)がなければ(拉致被害者を)返してくれなかったら『戦争するぞ』『攻めていくぞ』という姿勢で同朋を取り戻せた」だとさ。マスメディアが煽るように、自民党が単独過半数を獲得して、日本維新の会もそこそこ議席を獲得したら、彼らに投票したひとたちってのは、「戦争できる国」に賛成したってことになるんだよね。本当にそれでいいんだろうか。「後悔先に立たず」って諺を、じっくり噛み締めたい今日この頃なのだ。

 で、しつこいようですが、不気味な自民党憲法改正草案を、是非ご一読のほどを。彼らが、日本をどんな国にしようとしているか、よっく考えたいものです。

自民党憲法改正草案(PDF)

 敦賀原発の真下に活断層があることが判明したから再稼働だめよ、って原子力規制委委員会の結論に原子力村が猛反発してる。当事者の日本原電なんか逆切れする始末。「このようなとりまとめになったことは到底受け入れがたい。追加調査も早急に進め、客観的データに基づき当社の主張を実証していく」だと。こいつら何か勘違いしてないか。原子力規制委員会ってのは、そもそも客観的なデータに基づいて判断する組織なんだぜ。日本原電がどんなに金かけて調査しようと、そのデータはあくまでも当事者の結論であって、そんなものは認めないよ、ってのが原子力規制委員会の基本的なスタンスなんだから、こんな逆切れする権利そのものがないってことなんですね。

 しかし、今回の原子力規制委員会の結論というのは、ちょいとしたパフォーマンスって気がしないでもない。敦賀原発ってのは老朽化した原発の代名詞みたいなもので、活断層云々がなくても廃炉になる可能性はあったんだよね。なのに、こんなにセンセーショナルに「活断層です。再稼働は認められない」なんて委員長の田中センセイ自らコメントするってのも臭いなあ。大飯原発ではあんなに煮え切らなかったのに、なして敦賀原発にはこんなに強気なのって、痛くもない腹探りたくなっちまうんだね、これが。

 ドラえもんのぬいぐるみを選挙出発式に持ち出して顰蹙を買った藤村官房長官は、「委員長は個人的な印象を言った」なんてぬかしてるが、おい、原子力規制委員会の結論を尊重するっていい続けたのはオメーらだろう。原子力規制委員会がすべてを判断するから政治の介入はない、って自慢もしてたんじゃないのか。それを、「委員長の個人的な印象」とは、よくもまあヌケヌケとってういうやつですね。「委員長のご意見は重たい」くらいのことを言うのがしかるべきあり方だろうに、このオッサン、「早いとこミサイル打ってくれればいいのに」に続いて、とんだことかましてくれたものです。落ちてしまえ!(おっと、これは北朝鮮のミサイルのことですからね。って、んなわけないか)

 敦賀原発の地元では、地域の経済どうしてくれる、なんて声が早くも上がってるけど、ヤッシー田中君も言っているように「廃炉こそ新しい公共事業」なんであって、何年、何十年かかるかわからない廃炉の工程考えれば、地元経済を潤すことこそあれ、衰退なんてことはないんだよね。廃炉によって新たな原子力技術の開発だって期待できるわけだし、ひょっとすると日本が廃炉技術で世界をリードしていくことだって十分に予想できるんだね。そうなれば、原子力工学ってのは、真の意味での平和のための学問になるんじゃないのか、と夢見るくろねこであった。

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今晩は。以下のブログとニュース,気になったのでお知らせいたします。
http://canadadenihongo.blogspot.jp/2012/12/blog-post_9078.html
Monday, December 10, 2012 タイトル『小沢一郎氏が街頭演説で暴漢に襲われるも、全く動揺なく演説を続ける 』

本文文末より引用。「お知らせ:日本一新の会 メルマガによると、日本外国特派員協会(通称:外国人記者クラブ)で小沢氏の記者会見があるらしい。
日本外国特派員協会プロフェッショナルランチョン"日本の政治情勢に関する小沢一郎" 日本未来の党のメンバー 小沢一郎 前衆議院議員
2012年12月12日(水曜日) 11:00~12:30

以下は,zakzakのニュースです。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121211/plt1212111139005-n1.htm
「未来」超大物、都内遊説で大ハプニング “暴漢”が不意打ち2012.12.11
 日本未来の党(未来)の小沢一郎氏が、都内遊説に乗り出した。公示日の比例名簿提出のゴタゴタ劇もあり、未来候補が伸び悩むなか、議席上積みを狙ったものだ。「剛腕」と恐れられた古参政治家を目当てに、行く先々で多くの有権者が集まったが、何と、東京スカイツリー前では、ツバを吐きかけられるハプニングも発生した。
 浸透度が足りない未来のテコ入れのため、10日、JR中野駅前を皮切りに都内6カ所で街頭演説を行った小沢氏。「国民の生活が第一」から丸ごと合流した「子分」たちは、南関東中心の東日本から数多く出馬しているが、報道機関の情勢調査では「やや劣勢」「苦戦」ばかりだ。
 このため、小沢氏は街頭演説で「原発を推進し、所得格差を作り出したのは自民党だ」「野田佳彦首相は『シロアリがいるムダをなくす』と言ったが、野田政権でシロアリが増殖した」「大政翼賛会的政権ができたら大変なことになる」などと、与野党関係なく他党攻撃を続けた。
 午後2時半過ぎには、小沢氏は東京スカイツリー前に到着。年配の女性からプレゼントをもらってご機嫌だったが、その直後、約100人を前にして街頭演説を始めたところ“暴漢”が現れた。
 60代ぐらいの男性が「○○へ帰れ! この野郎!」などと小沢氏に向かって叫んだ後、突然近づき、「ブッ、ブッ」とツバを吐きかけたのだ。男性は警察官らにすぐ取り押さえられ、現場は一時騒然とした雰囲気になった。
 小沢氏は、騒動に動揺することなく演説を続けていたが、その度胸はさすがというべきか…。 (安積明子)
以上,よろしく御覧下さい。


投稿: 植杉レイナ | 2012年12月11日 (火) 19時48分

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