« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

2013年2月

2013年2月28日 (木)

「聖域なき関税撤廃ではないという認識に至ったわけです」ってことは、オバマと約束したんじゃなくて、レレレのシンゾーが勝手にそう思ってるってことなんだね。

 自民党政権の誕生で、すっかり息を吹き返しちまった電力会社だが、東電が電気代値上げを拒否している企業に対して、電力の供給をストップするぞって脅しをかけてます。税金で1兆円も資金注入してもらっておきながら、なんとも厚かましいやつらだ。でも、言ってみれば、東電は国営企業なんだから、ようは自民党が脅してるってことになるんじゃないの。んなことないか。

 すっかり息を吹き返したのが電力会社なら、原子力村の一員という地金が出てきたのが原子力規制委員会だ。40年廃炉という原則もなんのその、勝手に「運転期間延長認可制度に関する検討について」なんて資料を作って、「あたかも延長期間を含めた60年が原発の運転期間であるかのような資料」になっていたんだとか。20年の延長期間ってのは、あくまでも例外規定で、その基準作りのための資料だったものを、結果的には都合のいいように改竄してたってことなんだね。

 なにもかもがなし崩し的に「昔の名前で出ています」ってな具合に先祖返りしてるってのに、新聞・TVはあくまでも自民党にはおやさしいようで、昨日のTPPに関するレレレのシンゾーの答弁も見事にスルーしてくれてます。その答弁はこんな具合です。(画像はブログ「ざまあみやがれい!」さんから引用させていただきました)

Photo

Photo_2

Photo_3

4

 5

6

 どう読み解いたって、『「聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、交渉参加に反対する」っていう公約とはほど遠いことになっとるわけです。5、6コマの答弁に至っては噴飯モノですね。なんだ、勝手に「認識」しただけなのね。つまりは、「そう思いました」ってくらいの意味なんですね、これが。

 くろねこは、この答弁をニュースで聞いたときにゃ、飲みかけの味噌汁を我が家のドラ猫に吹きかけるところだったんだが、そこんところを新聞・TVはまったく突っ込まない。でも、この発言というのは、産経新聞がお祭り騒ぎする「TPP交渉参加へ 米から『満額回答』」ってのを卓袱台返ししたようなもんで、「満額回答」どころかレレレのシンゾーの「思い込み」に過ぎなかったってことを意味してるんだね。

 レレレのシンゾーは、審議中によくトイレに行くので中座するそうで、民主党の議員から「その間は審議止めろ」って要求されたようだけど、こんなヘボ答弁しているようじゃ、TPP交渉参加して完膚なきまでに叩きのめされたら、審議中に洩らしちゃうんじゃないのか。そうならないためにも、いまのうちに「やっぱ、聖域なき関税撤廃は思い込みだったから、交渉参加止めます」って宣言しちゃった方がいいと思うけどねえ。このままだと、おそらくお腹こわして、また逃げ出すハメになりすよ。

・NHK NEWS WEB
首相 条件は聖域なき関税撤廃かどうかだ
(1分25秒あたりからヘボ答弁が始まります)

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2013年2月27日 (水)

拘留理由開示で、「罪を犯したと疑う証拠がある」って言われてもねえ。その証拠は何かって聞いてるんだからさ、こういうのを「木で鼻をくくる」と言います&名護漁協協同組合が海上埋め立て工事に前向きだとか・・・やんぬるかな。

 昨日のPC遠隔操作ウィルス事件の勾留理由開示で、裁判官はその理由を「罪を犯したと疑う証拠がある」って説明したってね。いや、そりゃあ、わかっとるんですよ、聞きたいことはその具体的な根拠なんですね。で、弁護人がその点を突っ込むと、「これ以上は証拠の内容にわたるのでお答えできない」って逃げちゃうんだから、お話になりません。

 傍聴していた猫女の江川紹子氏が、「片山祐輔容疑者は、勾留理由開示公判で『私は遠隔操作ウィルス事件の犯人ではありません』と容疑を否定。口調はやや早めだが落ち着いて弁護人の質問に答えた。裁判官の方がよほどハイテンションで、人定手続きすっ飛ばしたり早口でまくし立てたりして、落ち着きがなかったにゃ」とつぶやいていたが、裁判長も「こりゃあ、冤罪ぽいな」ってんで舞い上がっちゃってるのかも。

 さらに、「逮捕状、勾留状の被疑事実に、遠隔操作の事実が全く書かれていないというのには驚いたにゃ」ともあるのだが、これっていわゆるひとつの別件逮捕ってやつなんじゃないの。これで、1月3日の夕方以降に撮られた江ノ島のニャンコの首輪をつけていない画像が出てきたら、明らかに冤罪ってことになるだろうから、警察、検察はもちろん、さんざんプライバシー垂れ流した新聞・TVは気が気じゃないでしょうね。そうなった暁には、ざまあ~みろです。

 ところで、大型ばら撒き補正予算が成立した。参議院でも一票差で可決され、レレレのシンゾーは、「決められない政治から決められる政治への第一歩だ」とわけわかんないことぬかしてます。参議院で否決されたって、「衆議院の優越」って原則があるんだから、補正予算は国会を通過するんです。参議院の賛否なんてのはセレモニーみたいなもんで、「決められない政治から決められる政治へ」なんて大げさなもんじゃありません。で、こんなばら撒き予算にシマスメディアはことの他おやさしい。民主党政権の時には、何かって言やあ、「予算のばら撒きだ」「財源はどうする」のオンパレードだったっことを思い起こせば、隔世の感があるってもんだ。

 レレレのシンゾーは、朝貢外交でTPP以外にも、原発ゼロ見直し、普天間基地の早期移設、といった国民の合意がとれていない案件を勝手に約束してるんだが、普天間基地移設に関しては、早速のところ名護漁協協同組合に海上埋め立て工事に同意するよう正式に要請した。漁協とはこれまでもこっそりと交渉を続けていたようで、原発建設と同じように地元の分断作戦を仕掛けてきているわけです。東京新聞は、こうした政府の動きに、漁協は前向きの姿勢を示してるってんだが、いいのかねえ、糧である海を売り渡して。ご先祖様にどう顔向けできるってんだろう。

・沖縄タイムス
名護漁協に同意申請 国、辺野古移設急ぐ

・永田町異聞
TPPは「自由」という名の「縛り」である

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月26日 (火)

非関税障壁、ISD条項、ラチェット規定、米韓FTA・・・TPP参加するってんなら、ここらあたりをちゃんと説明せんといかんよ、レレレのシンゾーは&少子化対策で「中絶禁止」を持ち出した不埒者

  関係迫ったけど袖にされちまった大店のバカ旦那、って風情で帰国したレレレのシンゾーだが、何を勘違いしたか、「俺にまかせてくれ」ってTPP参加で息巻いちゃってるようなんだが、「まかせられるか」って言い返す奴が誰も出てこないんだから嫌になる。そもそも、事ここに至っても、TPPの核心である非関税障壁、ISD条項、ラチェット規定等々についての真剣な議論ってのを、政治家自ら放棄しちゃってるんだから始末が悪い。さらに、マスメディアは提灯記事のオンパレードで、まったく批判精神が萎縮しちゃってるから、ますますレレレのシンゾーは調子づくって寸法だ。

 東京新聞の今日の社説は、「農業の不安を払拭するため、農業を成長産業に育てる誘導策も着実に具体化してほしい」と書いていたが、こういったTPP=農業問題っていう刷り込みが危険なんですね。それをわかってやってるのか、それともTPPの本質を理解せずにミスリードしているのかはさだかでないが、少なくともジャーンナリズムとしては怠慢ですね。で、その背景には、TPP推進したい勢力によるなんらかの策謀・陰謀があることは間違いない。でなければ、国家のシステムそのものがアメリカンスタンダードに牛耳られかねないTPPに対して、いまのように異論反論オジェクションが一切閉さされるなんてことはあるはずがないからね。

 TPPの危険性は、米韓FTAを見れば、その片鱗が垣間見えてくるはずなんだが、そこをしっかりと語る専門家は、少なくともTVからは及びかがりませんから。こうなったら、ひとりひとりが自らの問題としてTPPの実際にアプローチするしかないんだろうなあ。というわけで、そのためのキーワードとして、非関税障壁、ISD条項、ラチェット規定、米韓FTA・・・このあたりからトライしてみてはどうでしょう。

レジメ「TPPを慎重に考える会」をダウンロード

第44回TPPを慎重に考える会

 ところで、杉並区の待機児童問題は、他の区のお母さんたちも刺激したようで、足立区でも異議申し立ての動きが出てきている。で、実際にどれほどの待機児童がいるんだろうと思っていたら、今朝の東京新聞によれば、東京23区でこの4月から認可保育所に入所できない子供は約19000人にも上るんだとか。この5年で2倍というから、いかに子育て支援政策が口先だけでルーズだったかということです。

 待機児童が最も多かったのは世田谷区で、認可保育所の定員は増やしているにもかかわらず、「子供の数の急増に追いついていけない」らしい。これって、出産率が上がったというよりも、世田谷区へ転入するひとが増えたがのが原因なんでしょうね。くろねこの地元である葛飾区は、待機児童23人で23区最少で、「毎年計画的に整備してきた結果」と言ってるけど、それもあるとはいえ、おそらくは転入してくる人数が少ないことも要因になっているに違いない。なんてったって、東京の端っこですから。

 待機児童問題ってのは、少子化対策がいかにおざなりだったかの証拠のひとつでもあるんだが、自民党の野田聖子は、「少子化対策として中絶禁止を」てなことをかましてくれたらしい。この御仁の子供欲しい症候群にウンザリしていたのだが、今度は中絶禁止かい。ま、話の流れでのことではあるんだろうが、そんなことよりも子育てしやすい、子育てしたくなるようなインフラの整備こそ、なによりも先にやるべきなんですね。言葉のアヤだとしても、軽々に「中絶禁止」みたいな優生保護法にまで踏み込むようなオットロシーこと言うもんじゃありません。

・JCASTニュース
野田聖子議員、少子化対策として中絶禁止唱える? ネット上で賛否両論、様々な意見が

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月25日 (月)

朝っぱらから、TPPで与太飛ばす元外務官僚&遠隔操作ウィルス事件で「親子の縁を切れ」と家族に迫った極道警察

 TPP賛成が63%と、共同通信が早速のところ煽ってますね。TVのワイドショーも、TPP推進のコメンテーターがシャシャリ出てきて、いろんな与太飛ばしてます。今朝のテレ朝『モーニングバード』にも元外務官僚が出演して、TPPに参加しなけりゃ、明日にでも日本が沈没するようなこと言っとりました。アメリカとの個別の二国間交渉では分がなくても、他の国を巻き込んで多国間交渉に持ち込めば活路が開けるなんて夢物語を朝から聞かされてもなあ。日本は多国間交渉は得意ですから、ってな与太も飛ばしてたが、どんな根拠があるってんでしょう。

 健康保険に関しても、国民皆保険のシステムが崩れるんじゃないかという懸念に、「アメリカに皆保険やれって迫ればいいんですよ」とはねえ。こういうペテン師が、TPPの眼目があたかも農業問題であるかのような刷り込みを毎日やってるんだから、そりゃあTPP賛成が60%超えたとしても何の不思議もないか。それにしても、自民党支持者の皆さんに聞きたい、選挙公約では、「TPPは聖域なき関税撤廃が前提である限り参加しない」ってことだったよね。昨日も書いたけど、共同声明では、「最終的な結果は交渉によって決まる」って言ってるんだから、これって立派な公約違反ですね。できることしか書かないって言ってたのは、どこのどいつだっけ。

 ところで、PC遠隔操作なりすまし事件は、どうも雲行きがおかしくなってきた。今週の週刊現代は「冤罪だったら刑事も記者も全員クビです」って見出しが踊っているが、クビじゃすまんでしょ。産経新聞なんか真っ先に廃刊なんじゃないの。へたすりゃ、警視総監のクビ飛んだっておかしくないもんね。

 で、ここにきて、片山君のお母さんに警察が「親子の縁を切ると書かれた調書への署名を求めてきた」っていうから、いったい捜査の裏側で何が起きてるんでしょうか。親子の縁云々っていうのは、この事件で誤認逮捕されたひとの家族に対しても警察は要求していたらしい。ほとほと警察は腐っとります。

 メディアもメディアで、「猫男」なんて書いたりして、人権侵害を率先してやってるからね。このままだと起訴猶予ってことも十分考えられるから、その暁には警察、検察、新聞・TVを相手どって、是非とも訴えでていただきたい。「猫男」のひとりとして、できるものなら告発人に名を連ねたい心境の冬寒の月曜の朝であった。

遠隔操作ウィルス事件続報 報道されない容疑者側の言い分から見えてくること

遠隔操作ウィルス事件・片山祐輔容疑者弁護人 佐藤博史弁護士会見

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年2月24日 (日)

TPPだけじゃなく、原発維持・推進も、辺野古移設も、なにもかもアメリカの言い分丸呑みしちゃって、さすが売国政治家の面目躍如といったところです。

 「交渉参加に際し、一方的にすべての関税を撤廃することをあらかじめ約束することを求められるものではない」って、凄まじい日本語だ。で、これでもってTPPにおける「聖域」を確保したってんだから、恐れ入るね。だいたい、共同声明には、「最終的な結果は交渉によって決まる」ってちゃんと書いてあるんだから、別にアメリカが譲歩したわけでもなんでもなんでもなくて、最初のスタンスと何も変化はないんだよね。

 そもそも、自民党は「聖域」が確認できないなら交渉には参加しないって言ってたんじゃなかったか。「最終的な結果は交渉で決まる」ってことは、交渉いかんでは「すべての関税を撤廃する」ことで合意するってこともあるってことなわけで、そうなると話が違ってくるんだね。でも、日本のマスメディアは、あたかも日本側の言い分が通ったかのような報道してるけど、そりゃあペテンというものだ。きっこ氏が紹介していたんだけど、ニューヨークタイムズは「日本が交渉に参加する段階では関税の撤廃を公約とはしない」が「交渉の目的は関税を撤廃する包括的な協定である」って言ってるそうで、こういう認識が実際のところなんだろうね。

 で、TPPばかりにスポットが当たっているけど、シンゾーはなんと「原発ゼロ撤回」もオバマに約束しています。さらに、普天間基地の辺野古移設も約束したようだ。いまに始まったことではないが、こやつはどこ向いて政治してるのかねえ。TPPも、原発も、基地問題も、真っ先に国民に向けて説明責任を果たすべきテーマで、アメリカに媚びへつらうための手土産として勝手に見繕っていいもんじゃないだろう。こういう原則論を無視する政治が極めて危険なことは、戦前の日本が証明している。

 いつのまにか自民党に白紙委任したような事態になっているけど、こんなやりたい放題させとくようじゃ、とてもじゃないけどお天道様に顔向けできないと自戒する今日この頃なのである。

【くろねこの競馬予想】

 中山記念は、中山競馬場のスペシャリスト、ナカヤマナイトから。相手もタッチミーノット出決まりか。馬券もこれ1点。

 西の阪急杯もロードカナロアで決まりか。相手は混戦模様だけど、エピセアロームに期待。思い切って、こちらも馬券はこの1点で勝負。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年2月23日 (土)

杉並区の待機児童問題は、この国の少子化対策がいかにお粗末かの象徴です&東電へ強制捜査を・・・告発団が東京地検に上申書提出

 杉並区の待機児童問題は、認可保育所の募集人員枠を水増しすることで、とりあえず急場をしのぐという格好になったけど、そもそも待機児童という存在そのものがおかしな話なのだ。しかも、杉並区の場合は、認可外の施設に入所した子供は待機児童ということにはならないので、都内でも待機児童の少ない区として、若いお母さんたちには人気があって、わざわざ転入してきたひとたちもいたってんだから、なんとも罪が重い。

 とはいえ、待機児童ってのは、区だけで解決できるものでもないわけで、獅子頭・猪瀬君がのたまっているように、「国に原因」があることは間違いない。少子化って言いながら、認可保育所に入りたくても入れない子供たちが存在するってことは、これまで子育てについて行政が真剣に取り組んでこなかったかの証明でもあるんですね。

 いかに子育てしやすい社会システムにしていくかというのが少子化を解決するとっかかりになるはずなのに、認可保育所ひとつ満足に整備できてないんだから、ま、国のやってることなんか推して知るべしです。だいたい、少子化担当大臣ってやつの顔ぶれ見てれば、この国がいかに少子化問題を疎かにしていてるかわかろうってもんです。福島における子供の被曝を放置しているのだって、そうした行政の怠慢の延長線上にあるわけで、これじゃあ、若いカップルに子供作れってせっついたところで、到底その気になんかなれるわけありません。我が家のドラ娘も、3.11以降、子供ほしいって言わなくなったもんなあ。

 福島の子供たちの被曝と言えば、その元凶は東電なわけだけど、東電を告発している被災者たちが強制捜査を求めて東京地検に上申書を提出したってね。上申書出されるなんて、東京地検もみっともないこってす。本来なら、被災者が立ち上がる前に、検察が独自で捜査に乗り出さなくちゃいけないんだよね。ユッケで食中毒起した焼肉屋には有無を言わさず強制捜査に着手したくせに、東電はほったらかしだったんだから、これもまた怠慢以外のなにものでもありません。3月には起訴するかどうか決めるって言ってるけど、果たしてどうなることやら。

 とうわけで、なんと本日はくろねこの誕生日なのであります。めでたさも中くらいなりおらが春、ってなわけで、お後がよろしいようで。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2013年2月22日 (金)

農業を守ることがTPPにおける「聖域」だなんて、アホぬかせだね。医療は、金融は、保険はどうよ。木だけじゃなくて森も見ないと、国を売ることになりますよ。

 横須賀小泉一家の坊やがホストクラブ無許可営業というチンケな罪状で逮捕された。飯島海坊主がいれば、おそらく握りつぶせたんだろうけど、横須賀小泉一家のご威光にも翳りが出てきたってとろでしょうか。とはいえ、こういった事件には真っ先に飛びつくはずのTVのワイドショーは食いつき悪いねえ。売り出し工作真っ最中の胡乱な目つきの進次郎に気を遣ったか・・・。

 自民党政権になったとたん、原子力村は言うに及ばず、公共事業によるばら撒きだなんだと、あらゆるものが復活しているとはいえ、まさか鮫の脳みそまでとは・・・やんぬるかなの今日この頃だが、腹痛シンゾーのご機嫌伺いアメリカ旅行にタイミングを合わせるかのように、「TPPの参加交渉を促す超党派議連」とやらが発足した。発起人には、みんなの党・浅尾慶一郎、維新の会・中田宏、民主党・枝野幸男が名を連ね、自民党・川口順子にも参加を呼びかけるんだとか。翼賛体制ってのが、ジワジワと進みだしたってことなんでしょうか。

 新聞・TVもTPP参加がまるで既定路線のようにして当たり前のように報道しているけど、いつも農業への影響がどうしたこうしたとか声高に叫ぶばかりで、結局のところTPPは農業問題っていう矮小化を画策しているんですね。昨日も、テレ朝『スーパーJチャンネル』では、イチゴ農家を取り上げてTPPを語っていたけど、TPPってのは農業だけでなく医療や金融、保険、電気通信等々、すべてひっくるめて21分野も交渉すべき対象があるんだよね。そこをねぐって報道するってことが、どれだけ危険なことか・・・。

 たとえば、ネット選挙解禁ってのが進められているけど、ひょっとしたらそこにもTPPが関係しているのではないかとくろねこは妄想している。と思っていたら、東京新聞「こちら報道部」がネット選挙についてリポートしていて、その中にこんな記述があった。「ネット選挙をにらみ、米国の選挙広告ビジネスが日本進出を検討している。一定の規制はあるとはいえ、米国流のカネと悪口の選挙になる可能性は否定できない」。これこそTPPの本質なのではないでしょうか。つまり、こういうことがすべての分野で起きてくるってことです。で、それに異議を唱えても、ISD条項がある限りは、まったく歯が立ちません。実際、メキシコはこのおかげでえらい目にあってるんだよね。

 腹痛シンゾーは「聖域、聖域」ってなんとかのひとつ覚えを繰り返しているけど、そもそもTPPに「聖域」なんてありません。シンゾーの言っている「聖域」ってのも怪しいもので、ようは農作物のことなんだね。つまりは農協に向けてのポーズなわけで、農作物、特に米なんかはアメリカにとって例外品目になったところで痛くもかゆくもありません。で、結局のところは、「米を中心に農作物は守りました。やりましたよ、聖域確保」ってことで、TPP参加を決定するって魂胆でしょう。見え透いてます、やってることが。

 つむじが右に曲ったひとたちが気に入らない相手を罵倒する時に頻繁に使う「売国政治家」って言葉は、シンゾーにこそふさわしいと朝日が射し込む仕事部屋でつぶやいてみるのであった。

・街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋
ISDの罠 番外 TPPを慎重に考える会学習会(第44回)

・レジメ「TPPを慎重に考える会130220」をダウンロード

| | コメント (1) | トラックバック (2)

2013年2月21日 (木)

TPP参加は日本がアメリカの州になるってことなんだね。いや、それよりも特別自治区か!?&高校野球における暴力に、いまこそ真剣な眼差しを・・・。

 日本原電が経営難からウランを売ってたそうだ。ついこの前までは、発電もせずに最高益なんてニュースが飛び交っていたけど、あれはなんだったんで。でもって、ウランを売ってたっていうけど、どこに売ってたんだろう。それに、ウランってそんなに簡単に売買できるものなのか。なんか怪しいよなあ、こういうのって。イランがウラン濃縮しただけで国際的な制裁受けたりするってのに、電力会社がウランの売買しても問題にもならないってのは、なんとも納得がいかない。ああ、そうですか、ですませられることなんだろうか。

 ああ、そうですか、ですませられないのが、腹痛シンゾーのご機嫌伺いアメリカ旅行です。どうやら、普天間基地の辺野古移設とTPP参加を手土産にするつもりらしい。普天間移設については、辺野古の環境アセスメントに関する住民訴訟に対して請求却下という判決も出たし、ここは強行突破する腹なんだろうね。沖縄の基地負担軽減なんてカビの生えたことを言ってるけど、どこが負担軽減なんでしょう。辺野古の海をつぶして、なにが「美しい国」だってんだ。でも、地元の住民にとっては、ああ、そうですか、とはとてもならないわけで、へたするとコザ闘争のように血を見るよ。

 極東における米国人救出のための海兵隊基地を存続させるために、沖縄の海をつぶして、さらには沖縄県警を盾にして沖縄人同士を争わせ、自分たちは高見の見物しようなんて、フテー了見だ。「日本を取り戻す」ってんなら、まずは沖縄から基地をなくすこと。少なくとも、そのための最大の努力をするのが、「保守」っていうもんじゃないの。

 「保守」ってことで言えば、TPPも同じですね。TPPに反対することはあたかも既得権益にしがみつく守旧派のように朝日新聞+テレビ朝日なんかは喧伝しているが、とんでもないことなんだね。なんでもかんでも規制緩和すりゃあいいってもんじゃないのは、小泉政権のやり様見てればわかりそうなもんだけどね。TPPってのは、つまるところありとあらゆることをアメリカの流儀でやりまっせ、ってことなんであって、小泉政権の規制緩和の比ではありまん。なによりも、ISD条項なんていうとんでもない縛りはあるし、それが国内法に優先しちゃうんだから、いわば日本がアメリカの州になるっていうことです。つまりは、経済活動の何から何までが植民地化するってこと。

 シンゾーは農産物を中心に「聖域」づくりに必死だけど、農産物にスポットを当てている時点でもうまやかしなんだね。農産物に関する関税問題ってのは、この何十年間で自由化が進んで解決していることが多いわけで、アメリカが狙っているのは医療や保険でしょ。郵政民営化だって、その一環だったんですね。事ほど左様に、TPPってのは一筋縄ではいかないシステムなんであって、だからこそしっかりとした議論をしなくちゃいけないのに、これまでTPPについての説明責任を誰も果たしていない。そして、マスメディアは、消費税増税の時と同じように、一切の批判を放棄しちゃってる。

 このままだと、憲法問題だって、こんな流れでどんどん改憲に向かって走り出しますよ。いやあ、凄まじい時代になってきたもんだ。

 ところで、スポーツにおける体罰(=暴力)がこれほど糾弾されているってのに、高野連は青森山田高校野球部の暴力事件を厳重注意ってことでやり過ごそうとしているようだ。2011年の暮れに発覚したこの事件はかなり深刻なもので、上級生に殴られた下級生はその後に死んでるんだよね。それをここまでほったらかしにしてきたのは、死亡と暴行との因果関係がわからないから、ってんだから、いじめ事件とよく似た構図になってるわけです。なによりも、暴力行為があったってことがまずは問題なんであって、死んだから悪い、死ななかったからセーフとかいうことではないはずなんだね。

 殴った生徒が今年で卒業しちゃうから、現役の部員に処分を科すのは妥当ではない、なんてことも高野連は厳重注意にとどめた理由にしているけど、よく言うよであります。これまでさんざん連帯責任で対外試合禁止したり、なかには野球部員以外の生徒の不祥事で、甲子園まで来てるってのに出場辞退した学校だってあるんだからね。

 野球ってのは、ハッキリ言って暴力が横行している世界です。体罰(=暴力)問題が勃発してから、このことについてちゃんと語った野球人は桑田くらいなもんで、ほとんどは鉄拳野郎・星野のような「体罰容認」ばかりなんだから、いやになる。高校野球における体罰(=暴力)なんかは、まわりにいるスポーツマスコミはみんな知っているはずなんだね。でも、書かない。柔道だって同じです。自分が受けた暴力行為を、懐かしげに語る元プロ野球選手ってのを見るにつけ、脳筋だけにはなりたくないと思う今日この頃なのだ。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2013年2月20日 (水)

「除染作業員の8、9割は福島県民」と国会答弁で嘘ついたノビテルに懲罰動議を&TPP参加したら、「日本を取り戻す」どころか「日本を取り崩す」ことになりますよ。

 日本映画を広く海外に紹介し、小津安二郎、溝口健二の研究家でもあったドナルド・リチーが亡くなった。TV番組の焼き直し映画がはびこる日本映画界をどんな思いでみつめていたのだろう・・・合掌。

 手抜き除染が発覚した日の総領の甚六・ノビテルの所在がいまひとつハッキリしないので、何かやましいことがあるんじゃないかと噂になっていたんだが、予算委員会の質問にも説得力のある答弁できなかったようだ。「家にいた」とか「神奈川にも出向いていた」とか、煮え切らない答弁に、質問した議員も「そんなに難しいことを追及しているとは思わない」って憮然としていたとか。ここまで当日の所在をぼかし続けるってことは、ひょっとして、あれかい、どなたかとしけ込んでいたとか・・・って、下衆の勘繰りもしたくなろうってもんだ。っていうか、当たらずといえども遠からずだったりして。

 でもって、総領の甚六は、「除染作業員の8、9割は福島県民」とも答弁してたそうなんだが、どうやらこれも何の根拠もないことで、実際は除染作業員は各地から集まっているし、福島県民の割合をはじき出したデータはないんだとさ。で、ノビテルはどうしたかというと、会見開いて「『だいたい9割』という話を聞いたが、データは役所が数えていればあるし数えてなければない」なんてコンニャク問答みたいなことぬかしたってね。それって「嘘」ついてたってことなんじゃないの。噂話をつい口すべらしたっていうならまだしも、単にデッチ上げたってことか。スゲーな、大臣が勝手に根拠もない数字並べて、国会で答弁しちゃうのか。こんなのが総理大臣候補になっていたかと思うとゾッとする。もっとも、腹痛シンゾーも似たりよったりだけど・・・。

「家庭にいた」とはどこですか? 石原環境相答弁で波紋
「神奈川にもいた」石原環境相答弁 手抜き除染発覚の日

 その腹痛シンゾーは何しているかというと、どうやらTPP参加にやる気満々になってきているようだ。訪米を前にして、「国益を確保するため全力を尽くしていきたい」なんて息巻いているそうだが、それもいまのうちだろうね。どうやったってオバマと丁々発止の交渉なんかできる玉じゃありませんから。おそらく、オバマだってシンゾーとディベートする気なんかサラサラありません。なんといっても朝貢外交なんだから、「いいな。わかったな」・・・これでおしまい。後は、どうやったら「聖域」を認めさせたって取り繕えるか、さらにはISD条項をどう誤魔化すか、てなことのために新聞・TVを使って世論操作してシャンシャンってわけです。

 このままいくと、「日本を取り戻す」どころか「日本を取り崩す」ことになりますよ。

安倍首相、にじむ前向き姿勢=TPP「国益確保に全力」

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2013年2月19日 (火)

「日曜朝のテレビの報道ぶりが非常に良くない。営業ルートで抗議中」・・・福島第一原発事故真っ只中のテレビ会議で、東電社員がこうぬかしたそうだ。クレームつけられたのはTBSみたいだけど、愚劣な言いがかりにどんな対処したんでしょう。

 遠隔操作なりすまし事件の容疑者が取調べの録画を求めたところ拒否されたってんで、黙秘してるみたいです。当然でしょうね。そもそも、容疑者本人が録画してくれと言ってるんだから、拒否する理由ってのがよくわからない。「可視化の対象となる事件じゃない」って警察は強弁してるみたいだけど、ま、録画認めちゃったら誘導尋問したり、自白強要したりできませんからね。事前に容疑者の情報リークすることで新聞・TVを懐柔して、誤認逮捕の責任を誤魔化そうとした手前、どうあったって容疑者の男を真犯人にしなくちゃ、警察は恥の上塗りどころか冤罪製造マシーンになっちゃうから、そりゃあ必死でしょう。拘留期限だって近づいてるからね、ひょっとすると起訴猶予だってありますよ。

 ところで、東京新聞が公開された東電のテレビ会議における会話の抜粋をずっと連載しているのだが、今日の朝刊にちょいと聞き捨てならない発言が掲載されていた。2011.3.13の午前10時55分からのオフサイトセンターと本社とのやりとりの中で、本店社員が「日曜朝のテレビの報道ぶりが非常に良くない。関口宏のサンデーモーニングは『何もやっていない』という言いっぷり。営業ルートで抗議中」とぬかしとります。最後の「営業ルートで抗議中」ってのは、電力会社の体質というか、思いあがりぶりの象徴的な発言ですね。

 総括原価方式で濡れ手に粟でボロ儲けした莫大な金を、広告費としてマスコミ各社にばら撒いていたわけだから、そりゃあクレームもつけ放題でしょう。その金欲しさに朝日新聞なんかは原発推進に寝返ったくらいだから、東電に頭が上がるわけはありません。しかし、福島第一原発が危機的状況にあって、現場との緊急ミーテイング中に本店社員がメディア規制を口にするってのは、いかにこの会社のご威光ってのがマスコミ各社に行き渡っているかってことです。

 それは、おそらく今も変わらない。原子力規制委員会が活断層と結論出してるにもかかわらず、「活断層でない証拠を見つけてやる」って息巻いている東北電力の厚顔さを見ればよくわかる。電力会社の常識は世間の非常識ってことに気づかないほど、自らのご威光を過信しているんだね。でもって、広告費という名のおこぼれ欲しさに、新聞・TVも電力会社の裸の王様ぶりを見て見ぬふりしてるってわけです。「活断層でない証拠を見つけてやる」って態度に「結論ありきではないか」と質問した記者に対して、「そう言われる意味がわからない」と副社長はのたまっそうだが、そりゃうそうだ、おこぼれやってる奴に、んなこと言われる筋合いはないってわけです。

 東電に「営業ルートで抗議」されたTBSは、どんな対処したんだろう。そこが知りたい、底冷えのする朝であった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月18日 (月)

脱原発基本法案再提出は歓迎だが、それをテコに新たな世論喚起を促すほどの戦略家が野党にいないのが問題だ。

 レスリングがオリンピック競技から除外のニュースで、桜宮、柔道と続いたスポーツにおける体罰(=暴力)問題が何の解決もなくウヤムヤにされようとしているような気がする今日この頃、柔道関係者の中には「してやったり」とほくそ笑んでいる奴がいるんだろうな。

 なんてったって、「忘れやすい」ってのは日本人のお家芸ですから。脱原発なんか、TVのワイドショーでは話題にもならないのが現状です。それどころか、原発維持・推進がいつの間にか規定路線のようになっちゃったりして、やんぬるかな、ってな思いがしていたのだが、ここにきて脱原発基本法案の国会再提出の動きが出てきたのは、なんとも救われた気がする。

 もっとも、だからといって法案が通る可能性についてはかなり低んですね、これが。それでも、法案再提出に各党がどんなスタンスで臨むのかによって、脱原発に対する本気度はわかるわけだから、なかなかに興味深いところではある。大阪府市エネギー戦略会議を廃止しようしていてる日本維新の会やこのところすっかりおとなしくなっちゃったごまめの歯ぎしり・河野君なんか、どうするんだろう。これを踏み絵として上手に使って、改めて脱原発の世論の喚起を促すことができればいいのだけれど、そこまでの戦略家が野党にいないんだよなあ。

 朝日新聞の世論調査によれば、「原発やめる」が7割を超えたそうだが、おそらく潜在的な「脱原発」志向ってのは、90%くらいあるんんじゃないかとくろねこは推測している。それが世論として力を持たない原因は、ひとえにマスメディアの原発に対するスタンスが曖昧模糊としているのに加えて、「アベノリスク」をヨイショするあまり、原発なんかどうだっていいや、ってな雰囲気すら漂わせているからなんですね。

 脱原発基本法案再提出をきっかけにして、参議員選挙の争点として「脱原発」が再浮上することを、願ってやまない雨水の朝であった

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月17日 (日)

「いまみたいな憲法でなければ、横田めぐみさんを守れたかもしれない」なんて口走る、その幼稚な心根こそが日本を危うくする元凶なのだ。

 泥酔姦淫がウヤムヤになってホッとしていた(かどうか知らないけれど)徳之島のドンの息子、若旦那・徳田君だけど、ついに本丸が攻め落とされそうになってきました。政党支部を利用した迂回献金という、政治家の皆さんがよくやる手口で、2000万円を手にしてたそうだ。こんなセコイ話が明るみに出てきたってのも、その裏には徳州会の内紛があるようで、泥酔淫行がバレたのもそうした流れの中でのことのようですね。

 政権にまで類が及ばないうちに、手際よく首にしちゃったから、腹痛シンゾーは知らん振りで事をすまそうとしてるんだろうけど、これを糸口に「一点突破全面展開」(いやあ、カビが生えたようなスローガンでお恥ずかしい)Iにもっていけない野党ってのも情けない。マスメディアはマスメディアで、結局のところ自民党が大好きだから、昔のように馴れ合い、じゃれ合いするばかりで、問題意識なんて爪のアカほどもないという体たらく。しかし、若旦那・徳田君のスキャンダルってのは、本当に見逃していいものなのかねえ。この件に関しては、ストーカー気分の今日この頃なのだ。

 腹痛シンゾーの改憲への熱き思いってのは、ほとんど尋常でないところまできているようですね。週末に開かれた自民党の憲法改正推進本部の会合で、なんとまあ北朝鮮拉致被害者の横田めぐみさんを引き合いに出して、「こういう憲法でなければ、横田めぐみさんを守れたかもしれない」とのたまったそうだ。わけわかんないなあ。レイシスト石原は、「9条のおかげで見殺しにした。あんなものがなければ、 日本は返さなかったら戦争するぞと、攻めていく姿勢で取り戻せた」ってぬかしたことがあったけど、それと同じことが言いたかったのだろうか。

 なんにしたって、「こういう憲法でなければ、横田めぐみさんを守れたかもしれない」なんて、そこらの酔っぱらったオヤジならまだしも、一国の総理大臣が口にするようなことじゃありません。この男は、自分の置かれた立場ってものの重みをまったく理解できてないんですね。だから、発言の中心にあるのは、いつだって「自分」なんだね。総理大臣というよりも、右翼が趣味(田原総一朗談)のアベ・シンゾーがどんな時にも顔を出しちゃう。だから、自分の言葉に自分で興奮して、あらぬこと口走ったりするんですね。大惨敗した参議院選の時の街頭演説なんかその典型だ。

 乱立させている大好きな有識者会議のメンバーみたって、こやつが大所高所から「日本の行く末」をみつめているとはとても思えません。どいつもこいつも、つむじが右に曲ったお友だちばかりなんだね、これが。いじめ問題にかこつけて、「道徳の教科化」を性懲りもなく提言しようとしている教育再生実行会議もそのひとつ。子供たちに道徳を押し付ける前に、自分たちこそ「道徳心とはなんぞや」っちてことを勉強したほうがいいんじゃないの。迂回献金みたいなセコイ手口で相続税チョロまかしたなんて噂立てられる輩に「道徳」語られるほど、こちとら落ちぶれちゃいねえやい。って、誰に啖呵切ってんだ。

 話を戻して、「いまみたいな憲法でなければ、横田芽めぐみさんを守れたかもしれない」なんて」ことを、党の会合とはいえ口走ってしまう、その心根の幼稚さに、暗澹とする日曜日なのであった。

【くろねこの競馬予想】

 今年のフェブラリーステークスは、確たる本命不在で大混戦。そんな中、NHKマイルカップの覇者、カレンブラックヒルが注目されているけど、初ダートでG1ゲットできるほど甘くはないのが競馬というもの。で、期待したいのは、イジゲン。前走のジャパンカップダートで大惨敗したとはいえ、その前の武蔵野ステークスで出遅れたにもかかわらず上がり35.3秒で後方一気にまくった鬼脚は、文字通り異次元のもの。相手には、東海ステークスを快勝したグレープブランデー。その他では、安定度抜群のガンジス。最強世代と謳われた7歳馬ではワンダーアキュートの大崩れしない走りは抑えたい。
◎イジゲン、○グレープブランデー、▲ガンジス、△ワンダーアキュト、注カレンブラックヒル

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年2月16日 (土)

もし、ロシアの隕石落下が、近くの原子力コンビナートを直撃していたら・・・&箱根山がちょいと不気味な動きをしているらしい。

 ロシアの隕石爆発は、ミサイルの一斉射撃によるものという噂もあるようなんだが、果たしてそんなことができるものなのかね。それはともかく、隕石が落下したチェリャビンスクの北東72kmのところに世界最大の原子力コンビナートがあって、ベロヤルスク原子力発電所が稼働してるんだそうだ。万が一、隕石がそこにオチでもしたら、とてつもない大事故になっていたに違いないわけで、そりゃあ住民がパニックに陥ったってのもうなづけます。

 火砕流が原発の新たなリスクとして浮上してきていることは、14日のエントリーで紹介したけど、隕石のリスクってのもあながちSFの世界だけのこととは限らないことが、今回の事件で証明されたってことなんだね。なんでも、「地球に落下する隕石は、直径約20センチ、重さ10キロのもので年間約800個」なんだとか。これを多いとするか、少ないとするかは意見の分かれるとこなんだろうけど、そのうちのひとつでも原発を直撃したら、おそらく想像することすらはばかれるような大惨事になるんでしょうね。そう考えると、原発安全基準なんてのは、これほどアテにならないものはないんじゃないでしょうか。だって、隕石のリスクなんて考えてもいないんだからさ。世界最高水準の安全基準が笑わせらあ。

 で、自然の脅威ってのは、ある日突然襲ってくるわけで、どうやら箱根山で地震活動が活発化しているらしい。山が膨張する地殻変動も観測されているっていうから、ちょいと警戒した方がいいかもね。って、どう警戒すりゃあいいんだかわかんないんだけど。噴火の心配はないって気象庁あたりは言ってるようだけど、雪が降るかどうかでさえ当たんないんだから、あまり信用しない方がいいかも。箱根山は富士山とも密接な関係があって、万が一の時には、静岡の浜岡原発も危ないことになるんでしょう。3.11以降、地震の活動期に日本は入っているとも言われてるんだから、何が起きても不思議はないわけで、活断層がどうしたこうしたと煮え切らない会議やってる場合じゃないんだよね、原子力規制委員会もさ。

箱根山で地震活動が活発化 山膨張も

 さすがに、隕石落下のリスクを回避するような安全基準なんか存在しないんであって、やっぱり原発やめようよ、ってことがリスク回避するために唯一できることなんじゃないでしょうか。もっとも、廃炉にしたところで、これから何十年先になるかわからないわけで、その間に隕石落ちてきたらワヤですから、なんとも手に負えないモンスターを人間は作り出してしまったってことなんだね。とどのつまり、地球にとっての脅威は、人間そのものってことなんですね。なんてこったい。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月15日 (金)

スパルタと言やあ聞こえはいいがのバレーボール女子日本代表元監督が桜宮高校の監視役に&訪米の手土産はハーグ条約加盟・・・DV、児童虐待に泣かされた日本の母親が危険にさらされるぞ。

 桜宮高校の体罰問題は、当事者の教師が懲戒免職処分となり、校長は更迭、でもって桜宮高校の建て直しのためにバレーボール女子日本代表元監督の柳本晶一が市教育委員会事務局の顧問に就くんだそうだ。TBSなんか、ヨイショしまくりの報道していたけど、ホントに褒められた人選なのかねえ。よく言えばスパルタ、一歩間違えればパワハラもどきのトレーニングしていたのはけっこう知られた話なんだけどな。実際にそんな練習風景をおさめたVTRがTVで流れたこもあるからね。指導方針の核の部分には、本人が自分でも経験したと言う「旧態依然とした体罰」ってのがあるような気がするんだけど・・・。どうせなら、ラグビーの平尾なんかを持ってきた方が、よっぽど説得力あったでしょうね。スパルタを装ったシゴキが起こらなければいいけど。

・晴天とら日和
【桜宮高体罰問題】改革担当顧問に柳本晶一を起用(悪い冗談も程々にしてよねー) + 「たたかれてやるのは調教されている動物と一緒や」by・小村基。ふぅ~。

 ところで、腹痛シンゾーは訪米にあたって、TPP参加を表明するわけにはいかないし、かといってまさか手ぶらというわけにもいかず、苦心のあげくにハーグ条約加盟を手土産にするようだ。ハーグ条約ってのは、国際結婚が破綻した夫婦間で子供の奪い合いが生じた際のルールを定めたものなんだが、日本では多くの場合、外国人の夫のDVと児童虐待に耐えかねて日本に子供を連れて逃げ帰ったっていうケースなんだよね。で、ハーグ条約に加盟すると、こうしたケースでも悪質な子供連れ去りってことで、けっこう厳しい罰則規定があるんですね。実際に、アメリカで拘留されて、子供との面会も制限されたりしている日本の女性がいるくらいだ。

・時事ドットコム
ハーグ条約、今国会承認へ=自公、来週にも了承

 で、この条約は国内法に優先するから、一度加盟しちゃうと日本に逃げ帰っても、また連れ戻されて罰せられたりするから厄介なのだ。TPPとちょいと似た構造ですね。どんなに国内法で保護されていても、条約の前ではそんなのは何の意味も持ちません。問題は、ハーグ゙条約について、まったくアナウンスがされていないし、国会でも真剣に議論していないってことなんだね。こんなとこも、TPPとよく似ています。国際結婚によるもつれからの子供連れ去りに関しては、日本と欧米とではかなり認識が違うから、一方的に日本に不利益になることも考えられるんであって、「愛国」だなんだと声高に叫ぶならこの問題はあだやおろそかにできるものではないと思う今日この頃なのだ。ま、朝貢外交のシンゾーには、言ってもわからんだろうけど・・・やれやれ。

ちょっと待って! ハーグ条約

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月14日 (木)

福島で新たに2人の甲状腺がんが判明。いつまで子供たちを実験台にするつもりなんだ&原発の新たなリスクに「火砕流」が浮上!

 徳之島のドンの息子、若旦那・徳田スキャンダルについて、民主党の大西君が昨日の予算委員会で参考人招致を要求した。ウヤムヤにしたまま、何の説明もなしに政務官が辞任するということ自体が異常なんであって、これは当然のことなんだね。で、腹痛シンゾーはこれに対して「事実に基づいて議論する(べきだ)。週刊誌は全くいいかげんな記事だって多い」ってのたまっているんだが、自分も相続税脱税スキャンダル抱えてるから、気が気じゃなんいんだろうね。若旦那・徳田スキャンダルは、「事実でなければ辞めさせる必要はない」わけで、やはり政治家としての出所進退については説明責任があるということです。もっとも、大西君も質問しっぱなしじゃなくて、今後の推移に責任もたなくちゃだめでだけどね。

・時事ドットコム
徳田氏の参考人招致要求=民主

 ところで、福島県で新たに2人が甲状腺がんと確定されたってね。これで、震災当時18歳以下の世代で3人目ということになる。さらに、7人ががんの疑いがあるということで、福島県立医大が検査を続行しているそうだ。この検討委員会の座長は例の山下俊一センセイなんですね。こんなこと言ってます。「数だけ見ると心配するかもしれない。しかし二十代、三十代で見つかる可能性があったものが(調査で)かなり前倒しで見つかった」とさ。まいちゃうねえ、このオッサンには。「前倒し」とは恐れ入谷の鬼子母神であります。県立医大の教授も、「甲状腺がんは最短で四~五年で発見というのがチェルノブイリの知見。今の調査はもともとあった甲状腺がんを把握している」ってさ。チェルノブイルを逃げ道にしてるんだね。

 でも、福島でいま現に起きていることは、チェルノブイリよりはるかに深刻な汚染に子供たちがされされているかもしれないってことを考えないのかねえ、このひとたちは。放射能の影響ってのは、疑わしきは罰せずじゃなくて、疑わしきはとことん疑うってのをセオリーにしないと、子供たちの健康ってのはけっして守れない、ってのがチェルノブイリの教訓だったんじゃないの。もういいかげん、子供たちを実験台にするのはやめなさい。このままだと、それこそ将来に多大なツケを回すことになりますよ。

 で、原発の新たなリスクとして、「火砕流」にちょいとスポットが当てられ始めたようだ。週刊朝日が報じているのだが、東京大学地震研究所火山噴火予知研究センターの中田節也教授によれば、「泊原発(北海道)、伊方原発(愛媛)、玄海原発(佐賀)、川内原発(鹿児島)の4つ」がかなり危険なんだとか。

 「火砕流」と聞いて、咄嗟に雲仙普賢岳の爆発を思い出したのだが、原発が火砕流に巻き込まれたらひとたまりもないことは当然としても、「火砕流で原子炉建屋が壊されると、燃料プール内の核燃料が燃えながらまき散らされ」るというから恐ろしい。ようするに、日本には、原発を建てちゃいけないすべての地理的条件が揃っているって思ったほうがいいわけで、原子力村のひとたちってのがいかに怖いもの知らずかということがわかろうといものだ。「ならぬものはならぬ」ってな流行り言葉は、こやつらにこそふさわしい。

・olive!news
新しい原発リスク「火砕流災害」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月13日 (水)

「原発=核抑止力」の日本に、北朝鮮非難する資格ありやなしや&トカゲの尻尾になった東電企画部長の心境やいかに。

 北朝鮮の核実験は、号外まで出たりして、上を下への大騒ぎ。で、国連安保理は「重大な行動をとる決意がある」って息巻いていたから、それってイラク侵攻みたいなことするつもりなんだろうか、と思っていたら、なんのことはない「重大な安保理決議違反」というなんともおざなりな声明を発表してお茶を濁しちゃいました。

 腹痛シンゾーはここぞとばかりに「断固として非難する」てなことかまして、とりあえずは強気なそぶりを見せてはいるけど、では具体的にどうするのってなると、なす術がないってのが本当のところなんですね。ま、中国とアメリカがどうにかしてくれるだろう、ってことなんだろうけど、よく考えてみれば、原発抱えている日本に北朝鮮を非難する資格ってないんだよね。

 なんとなれば、「原発=核抑止力」ってのが日本の立場なんであって、娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君も「核の潜在的抑止力を維持するために、原発をやめるべきとは思わない」ってぬかしてるくらいだからね。だから、北朝鮮の核実験を非難するってのは、自分に唾吐いてるようなもんで、まったく説得力はありません。それは、アメリカだって中国だって同じなんだね。

 もし日本がこのことで存在感を示すとするなら、「核廃絶、だから原発やめます」って世界に向けて宣言するのが一番なんだろうけど、核中毒の原子力村の皆さんにとっては、そんな選択肢は金輪際ありません。でもって、北朝鮮とのチキンレースは、永遠に続くってわけです。ホントにアホらしい話だ。

・週刊MDS
【原発維持と核兵器/読売新聞、自民・石破が公然と主張/「原発は潜在的核抑止力」】

 アホらしい話と言えば、東電社長の国会での釈明ってのも実にいけ図々しいものでありました。部長の独断だからあずかり知りません、ってなことぬかしてくれたけど、ま、予想通りの見事な責任転嫁で、東電の社員は早いとここんな会社辞めたほうがいいよ。でないと、いずれは自分にお鉢が回ってくるからね。国会事故調に嘘ついて調査妨害した当事者の玉井とかいう企画部長なんか、いま頃どんな思いで針の筵に座ってるんだろう。トカゲの尻尾になった気分を是非とも聞いてみたいものだ。

 それにしても、そろそろ東電内部から内部告発するはねっ返りってのが出てきてもよさそうなもんなんだが、一向にその気配がないのはどうしたわけなんでしょう。そんなに居心地いいのかねえ。もっとも、東電辞めたところで、「東電の社員でした」じゃ再就職は覚束ないだろうから、辞めるに辞められないってのが現実なのかもしれないね。何事も部下の責任ですましちまう会社にしがみつかざるを得ない一般大衆労働者諸君の忸怩たる思いはいかばかりでありましょうや。って、同情してどうする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月12日 (火)

なりすまし事件の容疑者逮捕で警察の誤認逮捕はなかったことにされちゃいそうです。「否認しているのはウチと一緒で・・・」と語る被害者家族の冷静さを、新聞・TVは見習わなくちゃ。

 どうやら、TVってのは各局ともドラ息子・進次郎の応援団に成り下がったようですね。昨日なんか、3連休の最終日で、なりすまし事件以外はこれといったニュースがないからとはいえ、ドラ息子をリーダーとする自民党青年局の福島訪問をこれでもかと流しまくっていた。テレビ朝日にいたっては、昼のニュースに続いて、ワイドショーでも延々とヨイショしまくっとりました。ぶら下がりインタビューなんかでは、父親譲りのショートコメントの小気味よさを発揮したりはするんだが、具体的な政策というか、政治家としての理念みたいなものっていっさい聞こえてこないんだけど、ひょっして何も考えていなかったりして・・・。ま、どうでもいいけど、あの目つきの悪さは食事時にはご法度ですね。

 ところで、なりすまし事件容疑者逮捕で、警察のリークに乗っかったTV各局の節操のない乱痴気騒ぎってのは、いったいなんなんでしょうねえ。事件とは何の関係もないことまで、根掘り葉掘り報道して、これまでさんざん冤罪の片棒担いできたことの反省は微塵もありません。今回は犯人に間違いないだろう、っていう暗黙の了解が各社ともあるんだろうが、郵便不正事件を待つまでもなく、なりすまし事件で誤認逮捕が起きた時も同じような決め付け報道してきたんだよね。少しは、謙虚な心を取り戻しているかと思ったが、だめだね、これじゃ。

 誤認逮捕された被害者の家族が、「否認しているのはウチと一緒で、誤認逮捕したらアカンで、警察も」とコメントしているように、いまのところはちょいと足を止めて冷静にこれまでの推移を検証することが必要なんだと思うけどね。もっとも、いまだに小沢一郎を悪者扱いして憚らないマスメディアに、公平・公正な報道姿勢を期待するのはないものねだりにしか過ぎないんだろうけど・・・。

 それにしても、「誤認逮捕で多大な迷惑を蒙った被害者が存在する事件だから云々」っていう論調は、ちょいと筋違いだろ。誤認逮捕したのは警察であって、しかも自白までさせてしまったという荒っぽい取調べまでしてたんだから、これはこれでちゃんと検証しなきゃいけないんだよね。容疑者が逮捕されたら、誤認逮捕までこいつのせいだなんて言われちゃかないませんよ、実際の話。おそらく、容疑者逮捕で警察の誤認逮捕はなかったことにされちゃうんじゃないの。警察のリークのおかげで、逮捕前の映像なんかも撮れて、新聞・TVはすっかりお世話になっちゃったからね。しかしまあ、猫カフェで生ビール飲んだからって、なんだってんだ・・・ったく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月11日 (月)

嘘ついて調査妨害した東電は偽計業務妨害で逮捕だ!&サウジアラビアの砂漠に核のゴミ埋めようってのか!?&自民党は「定数削減」を反故にしようとしているようだが、そもそもやるべきことは「定数削減」よりも「歳費削減」でしょ。

 新聞・TVがスルーしっ放しの若旦那・徳田スキャンダルは、どうやら徳州会の内紛が原因という見方が強くなりつつある今日この頃だが、やけに手回し良く遠隔操作なりすまし書き込みの容疑者が逮捕された。逮捕前からTVではテロップで速報が流れたり、容疑者の様子を事前に映像におさめるなど、マスメデアは警察リークに乗っかってやりたい放題しています。もしこれが誤認逮捕だったりしたら、マスメディアは冤罪の片棒担いだことになるんだけど、この事件はそもそもが誤認逮捕が発端になっているんであって、いったいメディァの皆さんはそこんところどう考えてんでしょうかねえ。

 さて、東電が嘘ついて国会事故調の調査を妨害した事件(これは事件でしょ)は、その釈明そのものにも虚偽があったていうね。これはもう、ほっといちゃいけないんじゃないか。嘘ついた玉井とかいう当時の企画部長は、たとえば偽計業務妨害なんかで逮捕できないのかねえ。ま、玉井某ひとりを逮捕したところでトカゲの尻尾切りになっちゃうだろうから、そうならないように、この際、ホームページで「何らかの意図をもって虚偽の報告をしたことはない」って会社あげて釈明している東電そのものを、共同正犯としてまとめて逮捕だ! 

 って、月曜の朝っぱらから興奮したところでどうなるもんではないのだが、それにしたって税金でかろうじて企業としての体裁整えてる東電が、嘘ついてまで事故調査の妨害したっていうのは、とてもじゃないが「ああ、そうですか」じゃすまんでしょ。なのに、若旦那・徳田スキャンダルと同じように、新聞・TVの食いつきの悪さには、なんか意図的なものを感じてならない。原発新安全基準に対するパブリックコメントが、わずか2週間という短期間でこっそりと募集されているが、それもあわせて原発に対するマイナス要因はなるだけ世間に知らしめないようにしているみたいですね。

 でもって、片側では、原発輸出が着々と進行していて、サウジアラビと協議開始が合意されたってね。福島第一原発はいまだに危機的な状況を脱していないというのに、なんてこったいなのだ。使用済み核燃料は、砂漠に穴掘って埋めようってんでしょうか。誰かさんががゲリピーだから、使用済み核燃料も垂れ流しってわけか。洒落にもなりゃあしない。

 洒落にもならないと言えば、自民党が「衆議院定数削減法改正先送り」を言い出してる。そもそも、「定数削減」は消費税増税とセットだったんじゃないのか。個人的には、「定数削減」なんかよりも「歳費削減」だろうと思うのだが、痛みを分かち合うっていう意味では、消費税増税とは切っても切れない関係のはずなんだね。3党合意では、「選挙制度の抜本的な見直しを行い、次期通常国会終了までに結論を得た上で必要な法改正を行うものとする」ってなってるってんだが、自民党国対委員長の藪医者・鴨下は、「『結論を得た上で』をどう読むかだ」ってな官僚も裸足で逃げ出すようなコンニャク問答で事を矮小化しようとしいます。こやつは、ストレスの専門医だったそうだが、こうした発言が国民にとってはストレスなんだってことを、誰か教えてやれ。

 「定数削減」について言えば、ちょいと冷静に考えた方がいいと思う。日本の議員数ってのは、人口比でいけばけっして多くはないんだよね。議員が少なくなるってことは、それだけ意見の幅が縮まるということでもあるわけで、ただでさえ小選挙区制の日本では、いまの自民党のようにわずか16%の得票率で大多数の議席を獲得できちゃうんですからね。「定数削減」で人減らしするんじゃなくて、「歳費削減」するこことで経費のスリム化を図るのが先決だと我が家のドラ猫も言っとります。

各国の人口と議員数

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年2月10日 (日)

腹芸できる器でもないくせに、「オバマに直接確認してみる」なんて言いながらTPPで密約してくるつもりなんじゃないのか、シンゾーは&「体罰を全否定したら教育ができない」とのたまう元文部科学大臣。殴るぞ!

 在特会が新大久保で乱暴狼藉のデモを敢行したってね。ここに書くのもはばかられるようなプラカード持った反韓デモ(デモと呼べたらの話だけど)なんだが、まわりの商店にも多大な迷惑をかけたらしい。大阪の原発反対デモでは市民が何人も逮捕され、いまだに6名が拘束されているってのに、在特会の乱暴狼藉には警察はなんとまあ寛大なんでしょう。

Photo
ひどいなこれは・・・。

 ところで、本当はTPPに参加したくて仕方がないくせに、参議院選前に農協や医師会を怒らせるのはまずいので、態度をアヤフヤにしている腹痛シンゾーが、「果たして聖域なき関税撤廃なのかどうかの感触をつかむことができるか、私自身が日米首脳会談の場で判断していくことになる」ってなことのたまっているらしい。そんな腹芸できる器じゃないくせによく言うよってなもんです。それよりも、首根っこつかまれて変な「密約」してくるんじゃないよ。政治評論家の森田実が「密約が得意だった爺さんの真似されるのが一番危ない」ってBS11『INsideOUT』で言ってたけど、「密約」は自民党のお家芸でもあるからな。おそらく、建前上は「例外品目設定しますよ」ってことにして、その実は「聖域なき関税撤廃」ってことで動いていこうっていう手筈なんじゃないでしょうか。沖縄密約の例もあるから、油断はできませんよ、本当に。

 で、鉄拳野郎・星野の反省なき「体罰容認」を昨日紹介したけど、文教族のドンにして前回の安倍政権で文部科学大臣だった伊吹のおっさんが、やらかしてくれました。曰く「体罰を全く否定して教育なんかできない」だって。「戦争直後の教育を受けたので、私もだいぶ殴られた。しかし、嫌な思いは残っていない」なんてこともぬかしているが、ま、相当に感性が鈍い奴なんでしょう。

 それはともかく、こうした伊吹のおっさんの発言にあるような「体罰を全否定したら教育ができない」って発想そのものに、まずは根本からして齟齬があるんだね。ちょっと強引なんだが、体罰を原発に置き換えてみると、この屁理屈がいかにおかしなものかよくわかる。「原発を全否定したらエネルギー政策は成り立たない」ってやつですね。で、「体罰をしない教育」や「原発のないエネルギー政策」ってのを真剣に議論しようとしない。「体罰」も「原発」も、「もうやめよう」って国が決意することから、何かが始まっていくはずなのに、そこを放棄しちゃってるから、「やめない」理由を必死になって強弁する輩が出てくるんです。

 さらに、「体罰」について言えば、どうもこのところスポーツにおける「暴力」と子供を教育するための「躾」とがごっちゃになって議論されているのもおかしなもんなんですね。まず、スポーツにおける「体罰」なんてものは存在しません。あるのは指導者の力量不足による鬱憤晴らしとしての「暴力」だけです。だから、「死んだら(選手が自殺を選ぶほど体罰をしたら、その指導者は)負けよ。それはアカン!」 なんてことを鉄拳野郎がかましたりする。これって、「顔はダメだよ、ボディにしな」ってのと、なんか似てるよね。おお、このセリフを口走ったタレントはいまや自民党のセンセイですね。

 では、「躾」のためなら子供を殴ってもいいのかと言えば、そんなことはありません。多くの国が「体罰等全面禁止法」ってのを制定しているを見ても、およそ「躾」のための「体罰」なんて容認している国はないんですね。伊吹のおっさんが引き合いに出したイギリスの私立校における教師の鞭だって、いまではかなり厳密な規制が施されていて、たとえば「8歳以下の児童に体罰をすることを禁止して、手の平を打つ時、両手は3回を超えてはならなくて、男子学生のお尻を6回越えた叩きができない」とされている。「愛情を持って体罰を加えているのかが判然としない人が多すぎる」なんてことも文教族のドンはのたまっているが、「愛情」なんていう抽象的な概念ほど危険なものはないのであって、それならイギリス流の「手の平3回まで」っていう割り切り方のほうがよほど気が利いている。とはいえ、叩かれるほうにとっちゃたまらんのだけど。

 くだくだと書いてはみたが、スポーツの指導のためだろうが、子供の「躾」のためだろうが、「体罰(=暴力」は絶対にしてはいけない、っていうスタンスをまずはしっかりと認識すること。「この程度までなら」とか「お互いの信頼があれば」とか、曖昧なことするからわけわかんなくなっちゃうんです。学校には「殴らなくちゃわかんないようなワルもいる」ってのもあるけど、そんな奴は殴ってもわかりません。その場合は、即放校ってのがいいんじゃないの。義務教育も例外なしにしてさ。でもって、義務教育の場合は、監察期間設けて復学させるとか・・・ま、シロートの与太かもしれないけど、道徳教育復活させるなんてのよりは、このくらいドラスティックな教育改革した方が効果あるんじゃないでしょうか。

各国の体罰

・ARC 平野裕二の子どもの権利・国際情報サイト
各国の体罰等全面禁止法

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月 9日 (土)

福島第一原発がばら撒く放射能はないことにして、PM2.5の危険を喚き散らすメディアの頽廃&鉄拳野郎・星野、「体罰」を語る・・・今日も反省の色なし。

 松屋の「マーボーカレー」が復活したんだと。う~む、メニューから消えた時には「やっぱりね」と納得していたんだが・・・。蓼食う虫も好き好きってわけか。

 ところで、中国からの汚染物質PM2.5騒動で、TVのワイドショーは上を下への大騒ぎしています。脱原発を目指すイタリアの国民投票を「集団ヒステリー」と揶揄したノビテルは、記者会見まで開いて、「健康被害が出る前にしっかりとした対策を打っていかなければならない」てなことほざいとります。アホかいなですね。実態がよくわかっていないPM2.5なんかより、いま現実に目の前にある放射能汚染にこそ無い頭をもっと使ってみろってんだ。

 それにしても、マスメディアの偏向報道ぶりもひどいものがあります。中国の大気汚染にはこれほどヒステリックに喚きたてるくせに、自分の国が世界にばら撒いている放射能についてはまったく存在しないことになってるんだから、呆れるばかりだ。温度上昇がいまだに止まらない福島2号機に何かが起きたら、中国からの大気汚染どころの騒ぎじゃないんだからね。その時になっても、ノビテルなんかはPM2.5の対策にうつつをぬかしてるんだろうなあ。けっしてあり得ない話じゃないから怖いのだ。

・nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~
胡散臭いPM2.5の報道

 JOCがアリバイ作りみにやっている暴力有無の聞き取り調査で、予想通りにほぼすべての団体が「暴力なし」って回答しているんだが、そのなかで日本馬術協会の「把握している中ではない」っていうコメントには「マーボーカレー復活」と同じく納得がいかない。なんとなれば、昨年の10月に明治大学の馬術部で上級生による「暴力」と「いじめ」が発覚してるからなんですね。結果、馬術部は無期限活動停止になったんだが、ロンドンオリンピックには明大馬術部OBが3人も出場していたんですね。だから、「把握している中ではない」ってのは、ちょいと逃げをうっているようにしか聞こえないわけです。

 重箱の隅をつついていることは百も承知なんだが、それでも名門馬術部の暴力沙汰があったばかりなんだから、もうちょっと具体的な対応策とか回答してもよかったと思うけどね。おそらく、協会主導の検証なんかしてなかったんでしょう。だから、「把握している中では云々」なんて逃げうつような回答になっちゃってるわけです。事ほど左様に、スポーツ団体の自浄努力なんて期待しても無理な話なんだから、おおがかりな第三者委員会設置して、徹底して「非暴力」のキャンペーン張らないと、絶対にスポーツの世界から「暴力」はなくならい。

 鉄拳野郎・星野の東京スポーツのインタビュー読むと、なんにもわかっちゃいないもんね。「いじめられている側の親が子供の異変に気づかないのも問題。(親子の会話があれば)自殺は食い止められるんじゃないかな」なんてこともぬかしているが、三木谷君、こういうのを監督にしておくようじゃ、産業競争力会議が泣こうってもんだ。って、関係ないか。ま、この世代のプロ野球人はもうお引取り願う時期にきていることは間違いありません。ちなみに、「仮にプロ野球選手になっていなかったら『教師の道を選んでいた』とも語る星野監督。これが『闘将の教育理論』だ」っていう締めはさすが東スポ。笑わせてくれます。

“闘将”星野監督が「体罰問題」を語る 「このままじゃ指導者はどんどん“事なかれ主義”になっていく」

 

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2013年2月 8日 (金)

ローソンが「アべノリスク」((C)植草一秀氏)の提灯持ち&わずか15分の聞き取り調査で「暴力なし」なら世話はない&原子力規制庁の「ノーリターン・ルール」破り&徳田スキャンダルのハニートラップ説にはちょいと頷けない。

 ローソンが腹痛シンゾーの提灯持ちを買って出たようで、正社員の年収3%アップするんだそうだ。社長が産業競争力会議のメンバーなんだから、このくらいのことやらないと格好つかないってこともあるんだろうが、ベースアップかと思ったにさにあらず。ボーナスに上乗せして支給するんだとか。ボーナスってのは一時金みたいなもんだから、業績悪くなりゃあいつだって切れるもんね。ベースアップっていうんなら他社へのインパクトもかなりなものがあったかもしれないけど、ま、ちょいとした線香花火ってところでしょうか。

 JOCがオリンピック競技の各団体に暴力有無の聞き取り調査を始めた。1団体につき約15分の調査っていうから、たかがしれてます。案の定、昨日は15団体に聞き取りして、そのうち13団体が「暴力なし」って回答したってさ。ホンマかいなだよね。こんな程度の聞き取り調査でお茶濁そうとしているとしたら、JOCってのはよっぽど頭が筋肉なんだろうね。日本バスケット協会が「暴力はない」って回答してるのには、いささか目が点になったが、こんな程度の認識だから自殺する少年まで出ちゃうんじゃないの。

 日本アマチュアボクシング連盟の「もともと殴り合いのスポーツ。特別なことは一切ない」ってコメントは妙に説得力があって、感心してしまった・・・って、そんなことはどうでもいいんだが、わずか15分の聞き取りで、「暴力ない」って言い切っちゃうその単純さはさすが筋肉マン。日本レスリング協会の強化委員長が「理解が遅い選手にもわかってもらうために、教え方の引き出しを増やさないといけない」ってコメントしているが、JOCも「理解が遅い団体」にわかってもらうために、調査の「引き出し」を増やしたほうがいいんでないの。待てよ、ってことは、レスリングでは「理解の遅い選手」にわかってもらうために、「暴力」っていう引き出しもあったってことなのかしらん。ちなみに、自転車とボートのノーコメントってのは何故なんだろう。

 ところで、原子力規制庁の審議官が、日本原電に情報漏洩していた問題は、審議官個人の責任ってことで決着しちゃいそうな気配なんだが、この一連の流れの中で、当の審議官が責任を取る形で出身官庁の文科省に出向したことはあまり報道されていない。そもそも、原子力規制庁の職員は、「ノーリターン・ルール」で出身官庁に戻らないってのが原則なんだよね。ま、「ノーリターン・ルール」にも抜け道はあるんだが、それはこの際置いといて、今回のケースは明らかにルール破りなんですね。

 てなことを思ってたら、東京新聞「こちら特報部」が、「大甘の処分 癒着の連鎖」という見出しで、原子力規制庁の無責任体質を鋭くリポートしていた。この記事の中で、「脱原発法制全国ネットワーク」代表世話人の河合弘之弁護士の見解を紹介しているのだが、これがなかなか興味深い。「『規制庁の存在意義から考えても、懲戒処分に相当する』と指摘したうえで、『出身省庁に戻れるのは本人にとってペナルティーどころか、むしろラッキーな措置なのでは』と皮肉った」ってんだが、そりゃそうだ。女性問題で停職一ヶ月のあのヅラ疑惑の西山審議官と比べりゃ、相当に大甘な処分だもんね。それも、ルール破りまでしてのことなんだからさ。役人天国ってのは、こいういことを言うでしょうね。

 最後に、徳之島のドンの息子、若旦那・徳田の泥酔姦淫について、ハニートラップじゃないのかという見方があるようなんだが、実際のところくろねこにもそうしたコメントが寄せられている。2011年4月17日付けのブログで、被災地を視察した様子を「避難区域の苦悩」として事細かに報告しているのがひっかかったんじゃないかというのだけれど、どうなんでしょう。はたして、今回の週刊新潮によるスキャンダル報道ってのは、若旦那ひとりを目的としたものだったんだろうか。愚考するに、最終的な目的は、安倍政権への揺さぶりにあったんじゃなかろうか。もし、若旦那ひとりの失脚が目的なら、それはハニートラップではなくて、あくまでも個人に対する恨みかなんかじゃないのかなあ。

 なぜなら、ハニートラップだとするなら、それを仕掛けたのは原子力村の息のかかった奴だと思うんだけど、そもそも安倍政権ってのは「原発維持・推進」なわけで、こんなことしたらその影響は任命責任者のシンゾーにも及ぶってのは、シロートでもわかる。せっかく安倍バブルで順調な船出したばかりなんだから、わざわざスキャンダル曝露して政権の屋台骨が揺らぐようなことするだろうか。さらに、ブログ書いたのは一昨年のことで、官邸には議員の身体検査はおまかせのタコ入道・飯島勲もいるんだよね。当然、ブログに書いてあることも承知だったはずで、いまさら週刊誌使って辞任させるくらいなら、そもそも政務官なんかにさせやしないはずだと思うんですね。

 で、新聞・TVがスルーしていることを考えれば、やはりこのスキャンダルってのは、若旦那なんかどうでもよくて、安倍政権へ揺さぶりかけたってのが正直なところなんじゃないだろうか。ま、いずれにしても、妄想の域を出ないんだけれど、その裏にどんな策謀があるにせよ、またそれが美人局だったにせよ、公設秘書在職中にこんな事件起していたってことが発覚して辞任したんだから、ちゃんと記者会見して説明する義務はありますね。記者会見すらも要求しないでスルーしているマスメディアの姿を見るにつけ、ハニートラップってのはどうも頷けないのだけれど、真相やいかにであります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月 7日 (木)

相手もかなりのタマだったとしても犯した罪は議員辞職でも物足りない&嘘ついてまで国会事故調の邪魔したブラック企業「東電」&女子柔道選手の氏名公表を迫って、国会議員が内部告発を恫喝。

 徳之島のドンの息子、若旦那・徳田の泥酔姦淫ってのは、トンズラ辞任が功を奏したのか、新聞・TVはスルーしてますね。何年も前の事件で、示談も成立してるのをいいことにほっかむりしてるんだろうけど、いくらなんでも見逃していいわきゃない。小沢一郎をあれほど国会議員としての倫理観を盾に追求したマスメディアが、ここでダンマリ決め込んじゃったらあまりにもご都合主義ってもんでしょう。相手もそうとうのタマだったとはいえ、未成年者を酒に酔わせて同衾したってことだけで、世間の相場じゃ懲戒免職なんだからね。さらに、ひょっとこ麻生の「チューブ人間」「さっさと死ねばいい」発言を、揚げ足を取るようなことはしない、なんてヘタレな理由で不問に付しちゃった民主党が、これまたやる気ないからなあ。このまま徳之島の破廉恥漢は逃げ切って一件落着となっちまうんでしょうか。

 ところで、こちらも破廉恥な所業なら人語に落ちない東電が、またしてもやってくれました。国会事故調に嘘ついて、調査を断念させていたってんだから、ほとんどブラック企業ですね。朝日新聞よれば、「東京電力が昨年2月、福島第一原発1号機の現地調査を決めた国会事故調査委員会に、原子炉が入る建物の内部は明かりが差し、照明も使えるのに、『真っ暗』と虚偽の説明をしていたことがわかった」そうだ。この調査というのは、事故原因が地震によるものではないかということを目的としたもので、それを嘘までついて邪魔したってことは、おそらくバレちゃまずいことがあったんでしょう。

・朝日新聞デジタル
東電、国会事故調にウソ 「原発内真っ暗」→調査断念

 事故調は再調査を申し入れるそうだが、とことん腐った東電は、早いところ解体しちゃった方がいいんじゃないの。そして、資産はすべて売却して賠償資金に充てて、発電と配送電を分離してその権利を競売するとかしちゃえばいい。そうなりゃあ、他の電力会社も一蓮托生で、つまりは電力業界再編成ってことになるわけで、原発も国有化ってことになって、責任の所在もハッキリするんだから、願ったりかなったりなんじゃないでしょうか。

 さてと、いつかは誰かが言い出すと思っていたら、オリンピック・オタクの橋本聖子がかましてくれました。「プライバシーを守ろうとする観点から、15人の選手が表に出ていないことをどう判断するかが非常に大きな問題だ」「プライバシーを守ってもらいながらヒアリングしてもらいたいということは決して良いことではない」とさ。これって、内部告発に対する企業側の恫喝とクリソツですね。国会議員ともあろうものが、「公益通報者保護法」ってのがあるのをご存知ないらしい。さらに、「公表しないことに厳しい意見もある」ともぬかしてるんだが、どこの誰がそんなこと言ってるのか根拠を示してほしいね。こういう言い方ってのが一番ずるいんだよね。「厳しい意見」があるっていうなら、ちゃんと具体例あげて言いやがれ。

 たとえが悪いのは承知のうえで言うけど、強姦の被害者に「アンタも悪いよ」って言ってるのと同じです。でもって、裁判に引きづり出して証言させることで、被害者をとことん貶めようとするわけです、こういう輩は。おそらく、オリンピック・オタクごときに言われなくたって、選手たちはいずれは自らが記者会見なりしなくてはいけないことはわかってるはずなんだね。代理人の弁護士だって「ずっと匿名でいくのが理屈の上でおかしいのは分かっている。彼女たちと、名前を公表するか再協議し、考えないといけない」って言ってるくらいなんだからさ。

 告発された前監督ってのは、選手たちに「余計なこと言ったな」と恫喝したとも報じられている。そんな状況の中で、そうアサッリと氏名公表なんかできるわけありません。女三四郎・山口香は、氏名公表について「現役の選手が多く、誰が責任を持って守っていくのか。現状では時期尚早」と語っていたが、これこそ冷静な意見というもの。考えてみれば、山口香ほどの功労者でさえ全柔連とはこれまで距離を置いてたという事実から、いかにこの集団が威圧的な男どもの村社会だったかということがわかろうというものだ。

・読売新聞
園田前監督「余計なこと言ったな」、選手どう喝

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2013年2月 6日 (水)

未成年者を泥酔させたあげく強姦しておいて、どこが「一身上の都合」なんだろう。スキャンダルじゃなくて立派な犯罪だろ&不満ありありの前強化委員長の俺様会見&中国のレーダー照射を今になって発表した真意とは・・・。

 昨日から、大雪、大雪と騒いでいたわりには、いまのところ我が家の周辺では雨模様で、なんだか肩透かしをくらったような気分の朝である。JRは始発から間引き運転しているようたげど、雪が降り積もっているわけではなし、大学入試だってピークを迎えるこの時期に、あまりにも段取りよすぎるのも考えものだ。

 段取りよすぎるといえば、徳之島のドンの息子、若旦那徳田の引責辞任たけど、出ましたね、週刊新潮に。なんとまあ、未成年女性を泥酔姦淫したとかで、慰謝料1000万円払ってたんだとか。泥酔姦淫って準強姦罪でかなり罪が重い。柔道の内柴と同じですね。彼の場合は、懲役5年の実刑判決だったから、若旦那徳田も示談にならなかったら塀の中に入ってたかもしれない。で、これが事実とするなら、引責辞任どころの話じゃなくて、議員辞職でしょ。貧相顔の官房長官・菅君は、「議員辞職にいたるほどではない」なんてことコメントしてたけど、とんでもない話だ。

 なんか、段取りよすぎだよなあ、とは思っていたが、こんな破廉恥なことしてたとはねえ。未成年者を泥酔させた上に、強姦でっせ。これにくらべりゃあ、宇野宗佑の「三本指スキャンダル」なんか可愛いものだ。これはもうスキャンダルじゃなくて、犯罪だもんなあ。政務官辞任したからって許されるものじゃないでしょう。覚悟しとくこった。

・ビジネスジャーナル
本日(2月6日)発売の「週刊新潮」「週刊文春」両御大を早読み!(2月14日号)

 ことほどさように段取りよすぎるのも考えものだが、段取り悪いと墓穴を掘る典型が全柔連。声明文で暗に名指しされていた前強化委員長が、とうとう合わせ技一本で辞任に追い込まれました。その記者会見が昨日あったんだが、これがなんとまあ不満ありありの俺様会見で、反省の色はまったくなし。しかも、当事者でありながら、「監督不行き届き」ときたもんだ。まるで他人事です。さらに、「強化合宿で暴力が振るわれた現場は一度も見たことがない」てなことも発言していたが、ここまでくると「嘘つけ」ってなもんです。しかし、辞任会見での威圧的な態度ってを見るにつけ、女子選手たちには相当の強面で迫ったんでしょうねえ。そういえば、この男も所属は警視庁なんだね。どうりで、目つきが職質の時の警官してるはずだ。

 段取りがよかったのか悪かったのか、いまいち判別つかないのが、中国の射撃管制用レーダー照射ってやつです。30日の出来事を、いまになって発表したことがどうもフに落ちない。「正確な分析に時間がかかった」って理由説明しているんだけど、どうなんでしょうねえ。1月19日にも同じようなことがあったていうんだから、どうも発表までの時間差ってのに、なんらかの意図を感じてしまうのだけど、ま、うがちすぎってやつなんでしょうか。それとも、裏で中国側と交渉が進んでいて、このタイミングならってことで了解し合ってたりして・・・ま、いつもの妄想ですけどね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月 5日 (火)

会見もせずにトンズラってことは、さぞかしおぞましいスキャンダルなんだね&男子柔道選手はなぜダンマリを決め込んでるんだろう&武器輸出三原則が危ない!

 徳之島のドンの息子、徳田君の引責辞任は、どうやら近々発売の週刊誌に女性スキャンダルがすっぱ抜かれているのが理由らしい。任命責任追及されて前回の時のようにスッタネモンダしちゃかなんわんてことで、早めにトカゲの尻尾切りしたってことなんでしょう。

 しかしなんですね、政務官が引責辞任したってのに、「一身上の都合」ってことで本人の会見もなしってのは、どう考えたって国民を舐めてるよな。それこそ説明責任があるだろう。スキャンダル発覚前に一目散にトンズラしたってことは、醜聞の名にふさわしい、さぞかしおぞましいスキャンダルなんだろうね。新聞・TVはネタを掴んでいないらしくていまのところ静観してるけど、週刊誌発売後は一斉に書き立てるんだろうか。それいかんで、マスメディアの右翼坊ちゃん政権に対する立ち位置がわかろうというものだ。

 で、トカゲの尻尾切りにどうやら失敗したちゃったのが、全柔連とJOCだ。告発した選手たちの怒りに油を注ぐ結果になっちゃったようで、今度は代理人の弁護士に「抜本的な派指導体制の見直し」を突きつけられちゃいました。静かなる怒りに満ちた声明文に、押さえ込みはきかないようで、「柔よく剛を制す」とはこういうことなんだね。ざまあ~みろです。

 それにしても、男子選手たちからは何の声も聞こえてこなけど、いったい何考えてんでしょう。噂では男子柔道の前監督だった篠原だって、竹刀を手に指導したり、選手に暴言吐いたり、そのハラスメントぶりは有名だったっていうからね。篠原監督は更迭されたからそれでよしってことなんでしょうか。女子選手をサポートするでもなく、沈黙を守る男子選手に「自他共栄」の精神はないのか。嘉納治五郎先生が草葉の陰で泣いてるぞ。

 ところで、どんな場合であれ、ルールや規則ってのは、「例外」が持ち込まれた時から形骸化が始まるものと決まっている。そのデンでいけば、日本製の部品が使われている次期主力戦闘機F35のアメリカから第三国への輸出を例外的に認めるってのは、武器輸出三原則の理念をなし崩し的に骨抜きにするものなんですね。こういう例外を一度でも認めると、さらなる拡大解釈へとつながり、そのうち武器輸出三原則そのものが危うくなるのは否定できないと思うけどね。

 「小さなことからコツコツと」既成事実を積み重ねていくってのが、「戦争のできる国」にしようとしているひとたちの手口ですから、たかがこの程度、なんてタカくくってたら大間違い。気づいた時には、後戻りできないところまでいつか来た道を歩かされていることになりますよ・・・なんて妄想に身震いする寒晴の朝であった。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年2月 4日 (月)

中国の大気汚染より、東電の汚染水垂れ流しの方がよっぽど犯罪的だ&安倍内閣引責辞任第一号は国交省政務官&しょせんは、孫に1500万円プレゼントできるひとたちしか相手にしてないんだね、シンゾー君は。

 勘三郎についで団十郎も逝く。歌舞伎座の柿落としを目前にして無念だったろうなあ・・・合掌!

 中国の大気汚染による日本への影響が最悪だと騒いでいるけど、福島第一原発から流れ出した放射能による汚染はスルーして、新聞・TVもよく言えたもんだ。中国に比べりゃ、溜まりに溜まった汚染水を海に流そうとしている東電の方が、よっぽど犯罪的なのにね。

 ところで、国交省政務官の徳田某とかいう自民党議員が、女性問題で引責辞任したってね。スキャンダルが表沙汰になる前に手を打ったってことなんでしょうか。てことは、相当えげつないことしでかしたってことか。いやあ、興味あるなあ。ちなみに、この男は、徳洲会の徳田虎雄の息子です。

・毎日jp
国交政務官:徳田氏、辞任へ 女性問題で引責

 円安だ、株価上昇だ、とシンゾー・バブルで大賑わいの今日この頃だが、ようするに投機筋だけがウハウハなだけで、株とは縁のない一般大衆労働者諸君にとっては、恩恵もへったくれもない絵空事なんですね。そんなことより、給料上げろってなもんなんだが、どうも右翼坊ちゃん内閣は、下々への施しはすべて後回しにしようっていう按配なんだね。

 今朝もこんなことが東京新聞に載ってました。なんでも、民主党が成立を目指していた、障害者の社会的参加を支援する「障害者差別禁止法案」とトンネル工事でじん肺を患った労働者を救済するための「じん肺基金創設法案」が、自民党政権になってからというもの事実上棚上げにされたまま、国会提出もままならない状態なんだとか。どちらも企業に負担を求める法案だから、参議院選挙を前にして業界からの支援を取り付けるためにも、とてもじゃないが国会提出できる状態ではないってことらしい。票にならない庶民なんかは相手にしてられっかってことです。

 ひょっとこ麻生は、NHKの番組で、「日本の場合は間違いなく『中福祉・中負担』が国民的合意だ。中福祉なら10%以上に上がってくる確率は極めて高い」てなことをのたまっていたらしい。これって、社会保障を手厚くしてほしかったら、消費税増税はとことんいくよってことでしょ。もっと言えば、消費税増税嫌だってんなら、社会保障費は削るけど文句ないね、って脅してるわけですね。

・時事ドットコム
将来、消費税率10%超に=「中福祉・中負担」で-麻生財務相

 なんだ、「社会保障と税の一体改革」ってのはこういうことだったのね。結局は、高福祉高負担か低福祉低負担か、なんて乱暴な議論にもっていこうとしてるだけなのか。だったら、「社会保障と税の一体改革」なんて大仰なこと言うんじゃない。「社会保障と税をどうリンクさせるか」という議論なんかほったらかしで、高福祉高負担と低福祉低負担という二者択一迫るとは、物事を単純化して矮小化するのが理念のない政治屋の必殺技とはいえ、やることがえげつない。

 「アベノミクス」とは「安倍のみクスっ」、ときっこ氏がつぶやいていたが、おっしゃる通り。なんてったって、孫に1500万円プレゼントできる人たちしか相手にしてませんから、このひとたちは。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2013年2月 3日 (日)

「みんな殴り殴られ大きくなった」のだから、トカゲのシッポ切ってお茶濁すいつもの戦法だね&国防軍創設を声高に叫びつつ沖縄の「平和の礎」を訪問する恥知らず。

 昨夜遅くに、なんか揺れているなあと思ったら、北海道で震度5強の地震だったんですね。こんなにもしょっちゅう国土が揺れてるってのに、「活断層が危険というのは風評だぜ」なんて与太飛ばす命知らずのセンセイがいたりして、その意味ではなんとまあ「平和ボケ」してるんでしょうか、原子力村の方々ってのは。

 で、揺れてるって言えば、柔道界だけど、結局監督一人が辞任して、全柔連の会長はもとより、監督続行を決めた強化委員長、さらには全柔連と一緒になって握りつぶそうとしたJOCの幹部連中・・・その中の誰一人として責任取らないんだもんね。武道だから許されることもある、ってなトンチンカンなことをほざくスポーサツライターもいるようたげど、ならばこそ出処進退の潔さってのが求められるんじゃないんでしょうかねえ。

 ようするに、どいつもこいつも身に覚えのあることだから、幹部の一人でも責任とることになったら芋づる式になっちゃうのがまずいんだろうね。だから、ここは監督個人の責任ということでお茶濁して、スポーツ界の得意技である「ほとぼりの冷める」のをじっと待とうっていう戦法に違いない。かつて、野坂昭如は、「みんな悩んでや大きくなった」って歌ったが、それに倣えば、さしづめ「みんな殴り殴られ大きくなった」ってことですか。アホくさっ!

 アホくさっ、と言えば、腹痛シンゾーの沖縄詣でもなかなかの茶番劇でありました。「(民主党政権の)三年間で失われた国と沖縄県との信頼関係を再構築することから始めたいとの思いで来た。知事との個人的な信頼関係はつくることはできたのではないか」と満足げに語ったそうだ。そりゃそうでしょう、仲井真知事ってのはそもそもからして辺野古移設容認派であり、自民党は県政与党として知事を支えてきたんだからね。

 知事と自民党の蜜月時代に水を差したのが、鳩山ポッポの「最低でも県外」発言で、それをまたマスメディアがアメリカとの同盟関係が崩れるとかなんとかはやし立てて、潰しにかかったんだから、シンゾーの言う「個人的な信頼関係」というのは「昔通りににやりましょうや」ってことを意味してるわけです。だから、会見後にシャーシャーと「(辺野古への)移設に向けて全力を挙げて取り組まなければならない」なんてことを口走れるわけです。シンゾーーは、沖縄戦の戦没者の氏名が刻まれた「平和の礎」も訪問したそうだが、A級戦犯の孫で、国防軍創設を国会で声高に叫んでいる男を前にして、戦没者の御霊はさぞかし複雑な思いであったに違いない。霊と話したわけではないけどさ。

 2、3前の日刊ゲンダイで、高野孟が、田原総一朗が「(安倍さんは)趣味で右翼やっているんです」と言っていた、と書いてたけど、趣味で「右翼」やられちゃかなわんなあ。しかし、逆に言えば、「趣味」ほど怖いものもないわけで、「趣味が高じて」とか「下手の横好き」なんて言葉もあるからね。ま、「右翼は趣味」ってんなら、いっそのこと軍隊酒場(古すぎか、すんません)で軍歌でも歌ってりゃいいんじゃないの・・・と、レトロというにはあまりにも時代錯誤なことを言っちまった北風吹きぬく寒い朝であった。

Photo_2

【くろねこの競馬予想】

 荒れたり荒れなかったりで予想がなかなか難しい東京新聞杯。2連覇を狙ってガルボが出走してきたけど、大外はいくらなんでも辛い。というわけで、マイルの淀みない流れで心機一転しそうなダイワマッジョーレを狙いたい。相手には、クラレント、マウントシャスタ、ドナウブルー、リアルインパクト。大穴なら、レッドスパーダか。ヤマニンウィスカーの逃げ粘りにも少々。
◎ダイワマッジョーレ、○マウントシャスタ、▲リアルインパクト、△クラレント、ドナウブルー、レッドスパーダ、ヤマニンウィスカー

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年2月 2日 (土)

原発維持・推進がなし崩し的に既定路線になりつつある今だからこそ、「脱原発は民意」の原点を見つめ直せ、と素朴な正論を淡々と語る河北新報にエールを送りたい。

 原子力規制庁の幹部が、敦賀原発の活断層に関する評価報告書案を日本原電に漏洩していたってニュースは、さもありなんとは言え、いかに原子力村の反転攻勢が巧妙になってきたかっていう証明でもあるんですね。なんといっても原発を推進してきた張本人が政権に座ったんだから、遅かれ早かれこんなことになるとは予想していたけれど、こうもなし崩し的に原発推進・維持が既定路線になっていくってのは、ひとえに新聞・TVの現政権へのおもねり故のことなんでしょう。

 さすがにこれはやばいんじゃないの、ってことなんだろうか、河北新報の社説が真正面から「正論」を吐いている。「30年代の原発ゼロ目標は、『意見聴取会』や『討論型世論調査』などを繰り返し、時間をかけて世論を吸い上げた結果だった」と改めて強調しているが、これこそ「脱原発」が「民意」であることの原点なんですね、。ところが、自分たちの世論調査の結果は金科玉条のごとく振り回す新聞・TVも、「意見聴取会」や「討論型世論調査」の結果に対しては極めて冷淡になってきているんだね。エネルギー政策がどうしたこうしたなんていう以前に、「脱原発」ってのは「民意」なんだという原点を見つめ直せという素朴な「正論」に拍手を送りたい。

・河北新報
原発政策の転換/民意を無視してはならない

 ところで、柔道の暴力事件を受けて、超党派のスポーツ議員連盟が、第三者委員会で暴力調査できるように法改正する方針を固めたんだとか。そのこと自体に異論はないけど、この議連の会長がひょっとこ麻生ってところが笑わせる。前にも書いたけど、この男は日本バスケット協会会長なんだけど、何もしてないどころか、バスケットボールのトップリーグが分裂していることにも知らん振りなんだね。そういえば、日本クレー射撃協会で内部抗争が勃発して、日本体育協会から勧告処分受けたことがあるんだが、これだって、当時会長だった麻生派と反麻生派の仁義なき戦いが原因だっんだからね。

 スポーツに生々しい政治の世界を持ち込んで恥じることのない男が会長著やってる議連だもんな、まずはフェアプレイも何も知ったこっちゃない会長にお引き取り願うことから始めてはいかがでしょうか。ってことで、本日はお後がよろしいようで。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月 1日 (金)

西武池袋線痴漢冤罪事件再審請求審開始&原発新設に腰を据えて取り組むそうだ・・・不埒な奴らだ。

 2005年に痴漢で逮捕され、指に難病を抱えているため痴漢行為は不可能という訴えにもかかわらず、最高裁で上告を棄却され収監された小林さんという方がいるのだが、その後どうしただろうと心配してたら、去年の1月に仮釈放され、昨日から再審請求審が始まったそうだ。よかった。この事件は、小林さんを犯人として取り押さえた乗客がいるんだが、被害者とともに実は顔を見ていたわけではない。確か、着ていたコートがよく似ているとかいうのが理由だったと思うのだが、実際はまるで違うデザインのコートだったという目撃証言もあったりして、事件発生当初から冤罪の疑いが濃かっただけに、再審の道が開かれることを心から祈りたい。

西武池袋線痴漢冤罪事件

 だらだら国会は、代表質問とは名ばかりの演説大会が繰り広げられている。で、昨日は、参議院の代表質問に答えて、腹痛シンゾーは、原発新設について「今後のエネルギーを巡る状況などを踏まえ、ある程度の時間をかけて腰を据えて検討したい」ってぬかしたってね。何言ってんだか。それを言うなら「脱原発へ向けて腰を据えて検討する」の間違いだろ、ったく。

 原発の新安全基準ていうのもなにやらおかしな雲行きになってきたようで、原子力規制委員会委員長の田中センセイなんか「全審査には時間がかかり、7月に事業者から申請が出てもすぐに(再稼働の)判断できない」てなことのたまっているんだが、場合によっては猶予期間を設けて、その間は再稼働容認するケースもありそうなことを匂わせてもいる。

・河北新報
原発の新安全基準/なし崩しの再稼働が心配だ

 なんにしたって、活断層について「約40万年前以降」って定義してたのを、結局は「13~12万年前以降」ってことに後退しちゃったことだけを見たって、どうにかして原発維持・推進にもっていきたいってのは明らかなんだよね。これを検討していた専門家チームの島崎センセイにいたっては、傍聴席からの反論に「議論の邪魔はやめてください」なんて上から目線でぬかしてたもん。「議論してないから言ってるんだ」って切り返されてたけど、まるで蛙の面になんとやらでした。ま、あのくらい厚顔でないと、原子力村の禄を食むことはできなんでしょう。

・東京新聞 TOKYO Web
消えた「40万年前」 規制委 活断層の定義後退

 最後に、柔道の暴力事件だけど、監督の記者会見を見ていたら、ああ、暴力ふるったという認識はないんだな、ってことがよくわかった。自身も叩かれたことがある、って言ってたけど、児童虐待する親が、実は自分も虐待にあっていたっていうのと同じなんだね。これはもう、監督個人の問題じゃないのは明白で、山下泰裕も言っているように「柔道界の体質」そのものってわけです。で、そんな実態をスポーツマスコミももちろん知っていたのだと思う。でも、書かなかった。こちらの方も、ちゃんと検証しないと、へたすると暴力隠蔽がより巧妙になって、そのうち死者が出るかもよ。

 去年のちょうど今頃、子供柔道を取材したことがあるのだけれど、その時は今日判決の内柴事件で揺れている時で、指導していた整骨師の青年が憂いていたのをよく覚えている。あの小さな町道場で柔道に励んでいた少年少女の心には、今回の暴力事件はどんな風に写っているのだろう・・・なんて、ちょっぴりセンチな冬の一日であった。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »