福島で新たに2人の甲状腺がんが判明。いつまで子供たちを実験台にするつもりなんだ&原発の新たなリスクに「火砕流」が浮上!
徳之島のドンの息子、若旦那・徳田スキャンダルについて、民主党の大西君が昨日の予算委員会で参考人招致を要求した。ウヤムヤにしたまま、何の説明もなしに政務官が辞任するということ自体が異常なんであって、これは当然のことなんだね。で、腹痛シンゾーはこれに対して「事実に基づいて議論する(べきだ)。週刊誌は全くいいかげんな記事だって多い」ってのたまっているんだが、自分も相続税脱税スキャンダル抱えてるから、気が気じゃなんいんだろうね。若旦那・徳田スキャンダルは、「事実でなければ辞めさせる必要はない」わけで、やはり政治家としての出所進退については説明責任があるということです。もっとも、大西君も質問しっぱなしじゃなくて、今後の推移に責任もたなくちゃだめでだけどね。
・時事ドットコム
徳田氏の参考人招致要求=民主
ところで、福島県で新たに2人が甲状腺がんと確定されたってね。これで、震災当時18歳以下の世代で3人目ということになる。さらに、7人ががんの疑いがあるということで、福島県立医大が検査を続行しているそうだ。この検討委員会の座長は例の山下俊一センセイなんですね。こんなこと言ってます。「数だけ見ると心配するかもしれない。しかし二十代、三十代で見つかる可能性があったものが(調査で)かなり前倒しで見つかった」とさ。まいちゃうねえ、このオッサンには。「前倒し」とは恐れ入谷の鬼子母神であります。県立医大の教授も、「甲状腺がんは最短で四~五年で発見というのがチェルノブイリの知見。今の調査はもともとあった甲状腺がんを把握している」ってさ。チェルノブイルを逃げ道にしてるんだね。
でも、福島でいま現に起きていることは、チェルノブイリよりはるかに深刻な汚染に子供たちがされされているかもしれないってことを考えないのかねえ、このひとたちは。放射能の影響ってのは、疑わしきは罰せずじゃなくて、疑わしきはとことん疑うってのをセオリーにしないと、子供たちの健康ってのはけっして守れない、ってのがチェルノブイリの教訓だったんじゃないの。もういいかげん、子供たちを実験台にするのはやめなさい。このままだと、それこそ将来に多大なツケを回すことになりますよ。
で、原発の新たなリスクとして、「火砕流」にちょいとスポットが当てられ始めたようだ。週刊朝日が報じているのだが、東京大学地震研究所火山噴火予知研究センターの中田節也教授によれば、「泊原発(北海道)、伊方原発(愛媛)、玄海原発(佐賀)、川内原発(鹿児島)の4つ」がかなり危険なんだとか。
「火砕流」と聞いて、咄嗟に雲仙普賢岳の爆発を思い出したのだが、原発が火砕流に巻き込まれたらひとたまりもないことは当然としても、「火砕流で原子炉建屋が壊されると、燃料プール内の核燃料が燃えながらまき散らされ」るというから恐ろしい。ようするに、日本には、原発を建てちゃいけないすべての地理的条件が揃っているって思ったほうがいいわけで、原子力村のひとたちってのがいかに怖いもの知らずかということがわかろうといものだ。「ならぬものはならぬ」ってな流行り言葉は、こやつらにこそふさわしい。
・olive!news
新しい原発リスク「火砕流災害」
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