« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

2013年3月

2013年3月31日 (日)

「ペットは飼い主と一緒に避難所や仮設住宅に避難させることを原則」とする「被災動物の救護対策ガイドライン」&「明日の自由を守る若手弁護士の会」が初総会。自民党の憲法改正草案に反対する活動方針を決定。最初の一歩です。

 そう遠くない将来に東京が直下型地震に襲われたら、てなことをつらつら考えたりする時に、真っ先に気がかりなのが我が家のドラ猫のことである。避難所生活なんてことになったらまさか猫は連れて行けないだろうし、仮に連れて行けたとしても猫は個人主義だから犬みたいにおとなしくしてないだろうし、いったいどうしたらいいんだろうって夜も眠れなくなってしまうのだ。

 で、東日本大震災ではペットの問題がクローズアップされたこともあったからだろうか、環境省が「被災動物の救護対策ガイドライン」を作成して、「ペットは飼い主と一緒に避難所や仮設住宅に避難させることを原則とし、自治体に態勢の整備を促す」そうだ。このガイドラインを実現させるには、ペットの躾、周囲の理解等々、解決しなくてはいけない難しい問題が山ほどあるだろうけど、まずは一歩前進と思いたい。

ペットは一緒に避難を 環境省が初の指針配布へ

 一歩前進になってほしいのが、昨日初めての総会が開かれた、「明日の自由を守る若手弁護士の会」だ。自民党の憲法改正草案に反対する活動方針を決めた、と小さく新聞報道されていたが、こうした動きがひとつひとつ起こることで、自民党の「改憲草案」がいかに危険なものか、そして時代をけっして逆戻りさせていはいけないという思いが大きなうねりになっていくことを切に願う今日この頃なのだ。

明日の自由を守る若手弁護士の会

 昨日は日本維新の会が初の党大会を開き、アナクロも極まれりの改憲路線を白昼堂々と表明し、レレレのシンゾーの補完勢力としての素顔を露にしてきてるってのに、マスメディアは淡々と「維新 参院3分の2目指す」なんてアホ丸出しの報道をするだけだからね。小さな一歩でもいいから、そうしたご時勢に「ノン」という意思表示をしていかないと、ホント洒落にならなくなりますよ。

 それにしても、無批判にレイシスト石原のゴタクを垂れ流すことしか能がない新聞・TVってのは、恥ずかしくないのかねえ。入院中に短編小説書こうが何しようがこちとらには関係ないし、しょせんはこの男の小説もどきってのは精神のマスカキでしかないからね。こんな老人に媚売ってることにうとましさすら感じないマスメディアが演出する「老人瘋癲日記」に、さぞかし大谷崎も憮然としていることでしょう。

【くろねこの競馬予想】

 中山のダビー卿チャレンジトロフィーは、荒れることで定評があることに加えて、今年はドングリの背比べで大混戦。こういう時は、コース適正がモノを言う。というわけで、人気はなさそうだけど狙って面白いのがホーカーテンペスト。中山は4戦3勝。渋めの馬場ももってこい。相手は、ダイワマッジョーレにダイワファルコン。

 阪神の大阪杯は、オルフェーブルがここで負けるわけにはいきません。負けたら引退もあるかも。相手はダークシャドウの1点。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2013年3月30日 (土)

よごれ髪・与謝野君の「フジサンケイグループの言論封殺」発言に、皆さん、目が点になっちゃって、やましいところあるんだろうね。

 プロ野球が開幕したけど、日ハムの二刀流・大谷君は、さすがに野球センスは抜群。オープン戦の頃から、そうとうの器かも、って思ってたけど、後は日ハムがどう育てていくか。ピッチャーとバッターの二刀流っていうマンガみたいな話も見てみたい気がするけれど、潜在能力はかなりのものがあるから、中途半端な選手にだけはして欲しくない。華々しくデビューしたのはいいけど、その後は鳴かず飛ばずって選手はいっぱいいたからね。それだけが心配。って、大きなお世話か。

 大きなお世話は、国交省もやってます。なんとまあ、「とびや鉄筋工など技術を持った職人の賃金を引き上げるよう建設業界に要請する方針を固めた」って。ようするに、ジャブジャブお札刷りまくってばら撒いたところで、インフレは進むわ、賃金は上がらないわじゃ、それこそアベノリスクが現実のものになっちゃうからね。レレレのシンゾーが企業に向かって、社員の給料上げってやってくれや、って泣き入れたのを受けてのことなんでしょう。

 しかし、よく考えてみりゃ、国が民間の企業に賃金引上げの通達のまがいのことするってのは、どんな法的根拠があってやってるんだろう。っていうか、これって民間への不当介入じゃないの。もちろん、一般大衆労働者諸君にとっては、給料が上がるのは歓迎すべきことだけど、国が言ったからって、はいそうですか、って給料上がるなら世話はない。こんな通達まがいことしなきゃ賃金が上がらないってのは、ようするに経済政策が何の効果も果たしていないってことでしょ。もっとも、レレレのシンゾーは、掛け声だけでまだ具体的な経済政策は何もしてないんだけどね・・・。

 昨日のBSフジ『プライムニュース』で、よごれ髪・与謝野君が、アベノミクスをヨイショするあまり異論に目を向けない新聞・TVの姿勢を批判して、「フジサンケイグループの言論封殺」てなことまで口走っていたのは、ちょいと痛快ではあった。デフレに関しては、「民主党に責任はない。自民党の政策に責任があるのであって、自分もそのひとりだ」なんて意味のことも言っとりました。ま、菅政権の経済財政政策担当大臣だったことは差し引くとしても、地上波ではほとんど聞かれないアヘノミクス批判はそれなりに傾聴に値するものではあった。

 よごれ髪・与謝野君は、「高度な政策論議が今こそ必要」てなことも強調していが、当たり前のことなんだけど、確かにその通りなんだね。消費税増税、TPP、原発、さらには憲法、今目の前の危機なら選挙制度改革と、「政策論議」しなくちゃいけないことは山ほどあるってのに、国会ってのはほとんど「言論の府」としての役割は果たしていませんから。

 自民党復党かなわず、政治家引退してから偉そうなこと言われてもなあ、と思わなくもないのだが、横でノホホンと長老面してノダメをヨイショしていたアル中老人なんかに比べりゃ、上等なもんです。「フジサンケイグループの言論封殺」って発言に、キャスターの反町君も解説委員の小林君も、腰が引けていたのには笑えてしまった。島田綾香の銀座のチーママ風の妙に艶っぽい場のとりなし方に、ドキっとしちまった春の宵であった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月29日 (金)

立川断層誤認でほくそ笑む原子力村&「一票の最大格差が1.998倍で2倍未満になるからいいでしょ」ってアホぬかしてます。

 立川断層が活断層じゃなくて、過去の工事跡を誤認したってニュースにはささすがに口アングリですね。ま、それだけ活断層かどうか判断するのは難しい、ってことも言えるんだろうけど、こういうミスってのは活断層をないものにしたい御用学者からつけ込まれやすいのが困りものなんだね。ドジ踏んだ東大地震研の教授は、原子力規制委員会の活断層調査のメンバーでもあるから、風当たりは強くなるのは間違いない。「今回のミスが規制委の調査の中傷に使われると残念」ってしょげているようだけど、読売なんかは、「一種の催眠術にかかっていた」「バイアス(先入観)があったと思う」なんて本人のコメントを載せて、ここぞとばかり嫌味な報道してるからね。ま、本人が思っている以上に、この影響は大きいのではないだろうか。お粗末としか言いようがないのが腹立たしい。

 腹立たしいと言えば、衆議院選挙区画定審議会の勧告ってのも、小手先で取り繕った感タップリで、なんとも舐められたものです。一票の最大格差が1.998倍で2倍未満になるからいいでしょ、ってアホぬかしてます。2倍切れば格差解消、なんてことは誰も言ってないわけで、ようするに「〇増五減」ありきで物事が進んでるんだね。でも、「『0増5減』は弥縫(びほう)策(取り繕い)だ」っていう判決も出てるんだから、衆議院選挙区画定審議会の勧告そのものに意味はありません。

 ま、選挙制度改革は、国会議員にまかせておいたって埒が明くわきゃないんですね。なんてったって、ヘタすりゃ地盤がなくなっちゃうかもしれないんだから、本音はこのままスルーしたいってとこです。ここは第三者委員会みたなものを設置して議論した方がいいんだろうけど、そうなればまた人選でスッタモンダするんだろうし、こうなったらエイヤッで、たとえば都道府県の人口に比例して単純に議席を配分しちゃうのがいいんじゃないの。そうするってえと、議員の数だって、当然変わってくるだろうけど、おそらく増えることになるだろうから、その時は歳費削減と政党助成金廃止で財源は賄えるんじゃないのかねえ。

 人口で単純に割っていっちゃうと、地域の声が届かなくなる、って意見もあるけど、よく考えてみりゃ、国会議員てのは地域の利益代表じゃないんだよね。あくまでも国民に代わって国の政策にコミットすることが仕事なんであって、地域のことはそれぞれの地方議員にまかせてりゃいいんです。そうすれば、「地盤、看板、カバン」なんて馬鹿な話はなくなるんじゃないの。世襲だって旨味がなくなるだろうし・・・てな妄想に心踊る週末の朝であった。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年3月28日 (木)

原子力規制委員会の事故調査有識者会議に「プルトニウムの毒性が食塩と大差ない」の御用学者のセンセイの名前が&兵庫県小野市で「密告条例」成立。生活保護費でパチンコやってる奴がいたらチクるのが「市民の責務」なんだと。

 自民党議員の大西某による国会での「言論弾圧」とも思える恫喝に対して何か一言あるかと期待していたのだが、今朝のTV朝日『モーニングバード』の「そもそも総研」は何事もなかったかのように淡々と始まって、なんだかなあと肩透かしの朝である。

 3.11からというもの、御用学者による与太話が飛び交い、放射能に関する嘘八百が流布されたにも関わらず、いまだに誰一人として責任とった奴はいなのがなんとも腹立たしい今日この頃。そんな御用学者のひとりで、「プルトニウムの毒性が食塩と大差ない」とか「原発のプルトニウムは重いので建屋外に飛散しない。検出されたものはチェルノブイリのものだ」とか、さんざんゴタク並べてた北海道大学の奈良林直センセイが、原子力規制委員会が設置する福島第一原発事故調査有識者会議のメンバーに選ばれたってさ。

 何をかいわんやなのだが、それにしても原子力村の厚顔さってのは、ほとんど国民を舐めてますね。こうやって、ジンワリと御用学者どもが表舞台に顔を出してくるってのも、原発維持・推進が既定路線となっているからで、おそらくこれからは冬眠から覚めたかのようにゾロゾロと御用学者の群が這い出してしてくるんでしょうね。「プルトニウムは飲んでも安全」の大橋弘忠センセイも、きっと準備万端怠りないことでしょう。

 しかしなんですね、これまでも政府、国会、民間、さらには東電まで事故調査委員会ってのを立ち上げて検証してきたけど、まともに議論されたことってほとんどないんだよね。国会事故調なんて、結論まとめたのはいいけど、その後はほったらかしで、政治家どものアリバイ作れに利用されたようなもんだからね。ま、何事も検証せず、だから反省もせず、ってのがお国柄ですから、こうやって日々福島第一原発事故はなかったこことにされていくんでしょう。またどこかの原発が雄叫び上げて、日本が沈没しない限り、原子力村の懲りない面々の原発中毒が癒されることはないってことか。

 ところで、兵庫県の小野市で、生活保護費でパチンコとか競馬してる奴がいたら密告するようにっていう条例が成立した。情報提供は「市民の責務」なんだそうな。向こう三軒両隣のかつての監視社会を嫌でもイメージさせられます。小野市ではうかつにパチンコもできなけりゃ、酒も飲めないってことか。どうも近頃あいつ羽振りが良くて怪しいぜ、ってチクられたらかなわんもんな。しかも、小野市ってのは、生活保護を受けている世帯は100ちょっというから、その気になったら簡単に個人を特定できちゃうだろうから、生活保護受けてるひとたちは相当肩身の狭い思いをすることになるんだろうね。差別社会でしょ、これは。

 こうやって、弱い立場のひとたちをどんどん社会の片隅に押しやっていって、そのうち国防軍なんかできたらこぞってこういうひとたちを勧誘して、兵士として戦地に送ろうって魂胆じゃないのか・・・と、妄想してみた憂鬱な木曜日であった。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月27日 (水)

「選挙制度改革=議員定数削減」なんてのはまやかしでしょ。歳費削減して議員定数増やした方が、より幅広い民意を掬い上げることができると思うけどね。

 朝鮮総連ビルを鹿児島のちょいとワケありな寺が45億円で落札。レレレのシンゾーやワンフレーズ純一郎の名前もチラホラ見え隠れして、胡散臭さが否が応にも高まる冷たい朝である。

 広島高裁に続いて広島高裁岡山支部でも選挙無効の判決が出て、そればかりかこちらは待ったなしの判決なもんで、永田町のムジナたちは上を下への大騒ぎ。でもって、「〇増五減」だ、「小選挙区30削減」だ、てなことを喚き散らしてるんだが、ちょいと待てだね。「一票の格差」を是正するために、なんで議員定数削減に話が飛ぶのかねえ。幅広く民意を掬い上げるためには、議員定数を増やすほうが利にかなってると思うんだけど・・・。

 たとえば、「一人一票」のモデルケースというのは、高知3区だそうだが、だったらここの人口を基本ベースにして、全国を割ってったらどうなんだろう。って、あくまでもシロートの机上の空論なんだけど、そのくらい大胆に考え方を変えていかないと、おそらくきちんとした制度設計ってできないんじゃないのかねえ。

 議員定数削減に関しては財政の問題も絡んでくるんだろうけど、だったら歳費半減しちゃえばいいんじゃいの、ちょいと極端な話だけど。ただでさえ、日本の議員歳費ってのはベラボーなんだから、そこを削れば定数を増やすことは可能でしょ。

 一番危険なのは、選挙無効判決が出たってのを逆手にとられて、泥縄で選挙制度をいじくられちゃうことなんだね。永田町のムジナってのは、自分の地位保全のためなら何だってやるし、それがきゃつらの習い性ってやつですから。

 違憲国会についてはマスメディアにも大いに責任があるわけで、ノダメが解散に突入した時だって、何も言わないどころか、解散バンザイって報道してたんだから。今回だって、それほど真剣に報道してるとは思えません。昨日夕方のTV朝日『スーパーJチャンネル』の第一報は東京の花見ですからね。それにしても、TV朝日は花見が好きなんだね。連日のように花見を取り上げて、「アベノミクスのおかげです」キャンペーンやってるくらいだもんな。いやはや。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月26日 (火)

「選挙無効判決」に「司法として踏み込みすぎ」とふざけたことのたまった広島2区の自民党議員、平口洋を許しちゃなんねえ。

 先週の火曜日に近所で3件の火事があって、そのうち一軒は老舗の和菓子屋で、コソドロの放火だったとローカルな話題になっていたのだが、これがなんと昨日夕方のニュースを観ていたら足立区でも同じような放火が相次いでいて、どうやら我が家の近所の火事と同一犯らしいってんで大掛かりな捜査体制が敷かれたとかなんとかやっとりました。アベノリスクの末端にも引っかからないような葛飾や足立で放火してどうしようってんだ。ったく。

 さてと、ようやく、本当にやっとの思いで、衆議院選挙無効判決が出ました。とりあえずは慶賀の至り。いつまでも司法判断を舐めくさるんじゃねえ、ってとこなんでしょうが、政治家先生はタカをくくってたらしく、右往左往してます。無効判決の対象となった広島選挙区選出の自民党の平口なんたらいう議員は、「ちょっと司法として踏み込みすぎな感じがする」てなことぬかしてくれてます。こういう憲法をないがしろにするふざけた態度が、違憲国会をほったらかしてきた元凶なんですね。で、その延長線上に「改憲」があるってわけです。

 選挙無効の判決が出たとはいえ、問題はこれからなんだね。レレレのシンゾーは「〇増五減」を推し進めようとしているみたいだけど、それだって一人別枠方式を違憲状態とした最高裁判決に照らし合わせれば、抜本的な改革にはならない。ようするに、何を差し置いても、いますぐにでも選挙制度改革に取り組まなきゃだめってことです

 違憲国会である以上は、重要案件を決定する権利はないんだから、消費税もTPPも棚上げで、ましてや原発再稼働も改憲も口にすることすら許しちゃなんねえ・・・と息巻いてみるちょいと清々しい朝である。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2013年3月25日 (月)

レレレのシンゾーが福島大名行列。「原発のいわば被害について、大変な影響があったということを再認識した」から「安全を確認して再稼働」するってさ&「NHKは日本政府の公式見解を踏まえて、ニュース・番組を政策している」そうです。

 日比谷公園で「原発被害者と支援者の集い」が開かれ、福島県内や首都圏で避難生活を送っている被災者約400人が「議員も避難生活をしてみてほしい」と訴えた昨日、レレレのシンゾーはシレっと福島県に大名行列を敢行したってね。でもって、「原発のいわば被害について、大変な影響があったということを再認識いたしました。こういう状況もしっかりと頭に入れながら、安全を確保した上において(原発再稼働)判断をしていきたい」って、ぬけぬけとのたまったとか。

 福島第一原発事故は現在進行形で収束のめどすら立っていないってのに、ソーリ大臣が「大変な影響があったということを再認識した」なんてよくもまあ言えたもんです。で、「再認識した」あげくが、「安全を確認して再稼働」ってんだから、お話になりません。やっぱり、この男は、共産党の吉井議員の質問に対して無責任答弁しただけのことはあります。なんも考えちゃいないんだね。というわけで、マヌケ答弁を再掲します。

吉井英勝:冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
安倍晋三:そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
吉井英勝:冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
安倍晋三:そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
吉井英勝:原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか
安倍晋三:そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない

 自主避難の家賃補助の新規申請が打ち切られ、どうやら福島帰還が前提で事が動き出したいま、「非難する権利」はどんどん片隅に追いやられ、帰還することがあたかも義務であるかのような押し付けが始まろうとしている。「帰還する義務」を推し付けるには、まず被災地が安全であるっていう印象操作が必要だからね。昨日のレレレのシンゾーの福島視察はその一環なんでしょう。

 木下黄太氏がブログ「福島第一原発を考えます」で書いているんだが、どうやらアニメ「サザエさん」でサザエさん一家が福島を旅行する特別企画が組まれるとか。これも、「帰還する義務」の世論操作の一環なのはシロートにだってわかる。こうまで露骨にメディアもグルになっていることを白昼堂々と宣言するってことは、政官財報の悪徳ペンタゴンが国民をすっかり舐めきっているってことなんでしょう。なんてこったいなのだ。

・木下黄太のブログ「福島第一原発を考えます」
「挙国一致が国是」の現代日本で、サザエさん一家に福島旅行をさせるテレビ局、スポンサーは原発メーカー。

 そんなメディアの在り様を、NHK会長が国会で答弁しています。自民党のオッサンの新人議員中西某の「NHKの政治的中立性」についての質問に答えたもので、「NHKは、領土問題に関しまして日本政府の公式見解を踏まえまして、ニュース・番組を制作致しております」てなことぬかしてます。そんなこといまさらってなもんだが、これまた白昼堂々と、それも国会でくっちゃべっちゃうってのは、これはもう居直りです。放送法という原理・原則を無視した発言だってのに、新聞・TVはスルーしてるんだよね、同じ穴のムジナだから。

 思うに、何事につけても、原理・原則ってのがなおざりにされているのが、世の混乱を招く原因となっているのではなかろうか。もちろん、原理・原則に縛られるのは考え物ではあるが、たとえば自民党の憲法草案に見られるような、はずしちゃならない原理・原則を無視する野蛮な政治ってのがジンワリと頭をもたげてきている現状ってのは、かなり危険な兆候であることは間違いない。

 話を戻せば、この中西某の質問というのも、孫崎亨氏がTV朝日『モーニング・バード』の「玉川総研」でTPP批判をしたことをあげつらったもので、メディアにおける個人の発言を国会で糾弾することって名誉毀損でしょう。ひょっとしたら、「表現の自由」「思想信条の自由」への不当介入であって、憲法違反じゃないのか。

・YouTube
2013.3.21 衆議院総務委員会 自民党:大西英男 (3分30秒からNHK会長答弁)

 今週の「玉川総研」では、是非とも反撃して欲しいと切に願う小雨そぼ降る月曜の朝であった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月24日 (日)

そもそも、辺野古埋め立て持ちかけたのは自民党で、「安全保障」を口実にひと儲けしようってのが事の発端だったんじゃないの・・・??

 昨日は、墓参りの後、谷中を散策しつつ、上野の山まで足を延ばして花見気分を味わうも、あまりの人混みに早々に退散。TVのニュースではアベノリスクじゃなかったミクスのおかげで景気上向きへの期待感から花見も大賑わい、なんてお追従を飛ばしていたが、実際に上野の山を歩いてみると、ほとんどヤケクソって感じがしたけどね。それは、ひが目ってなもんでしょうか。

Photo
お寺の本堂に今年も見事なしだれ桜

 ところで、辺野古埋め立ての申請書とやらの提出にあたって、「普天間の固定化は断じてあってはならない。これが基本方針だ」ってレレレのシンゾーは息巻いてるようだけど、そもそも辺野古に代替基地作りまっせって揉み手したのは日本の方なんだよね。アメリカにとっても普天間基地は老朽化してきたから部隊はグアムに移して、その代わりに小さな滑走路作ってくれればいいや、ってな程度だったんだね。ところが、ちょっとした滑走路なんて話に利権が絡んできたもんだから、これはひょっとするとおいしくなるかもな、ってんでどんどん基地計画が大きくなっていったわけですね。

 また、間のいい事にと言うか、悪いことにと言うか、中国が東シナ海に勢力を伸ばしてきて、アメリカとしてもこれを牽制しなくちゃいけないから、グアム移転も辺野古への移設もそこに組み組まれることになっちゃったんだね。こうなったら、もう後戻りはできません。「最低でも県外移設」なんてことを許せるわけがない。沖縄がどんなに反対しようと、原発建設と同じようにアメとムチを巧みに使って、強権発動を続けて、コザ闘争のような血を見ようとも辺野古の海を埋め立てて基地作るつもりですよ、自民党は。

 ・・・なんて妄想してみるんだが、でも、辺野古埋め立てて基地作ろうぜって持ちかけたのは自民党で、そこにゼネコンが群がり、巨大な利権が生まれたっていうのは、おそらく事実なんでしょう。でなけりゃ、辺野古周辺の土地権利を沖縄に関係のない政治家がこっそりと手に入れたりするはずがないもんね。「国益」と同じく「安全保障」なんて大義名分をいまさらのように持ち出す時ってのは、やましい事が裏に潜んでいるってのが世の常ですから。

 それにしても、「国益」だ「国柄」だと大層なこと喚いているくせに、自分たちの利権に絡んでこない仏像盗難の韓国のやり様に関しては、ホントおとなしいバカ殿だこと。

【くろねこの競馬予想】

 春のスプリンター王者を決める高松宮記念は、ロードカナロアが不動の1番人気はいたしかたいないところ。デビュー以来、連をはずしたのは3着だった去年のこのレースだけという安定感は、今回のメンバーでは頭ひとつどころかふたつもみっつも抜けている。当然、本命はロードカナロア。相手筆頭は、人叩きして変わり身に期待のエピセアロームと昨年のスプリンターズステークスでは直線不利のあったドリームバレンチノ。どちらもロードカナロアに先着しているのも強み。
◎ロードカナロア、○エピセアローム、▲ドリームバレンチノ、△サクラゴスペル、マジンプロスパー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月23日 (土)

「ウィルス作成の痕跡が見つかった」って警察発表垂れ流してるけど、どんな「痕跡」なのか自分の足で取材して、自分の頭で考えるのがメディアってもんだろうに、恥ずかしいことです。

 PC遠隔操作事件で、片山君は否認のまま起訴されちゃいました。新聞・TVは、「ウィルスが片山被告のPCで作成されたことを示す痕跡が見つかった」ってさかんに報道してるんだけど、これって捜査当局が言ってるだけだからね。しかも、「痕跡が見つかった」って言い方も、なんか奥歯にモノがはさまってようなニュアンスなんだよね。「ウィルスが見つかった」じゃないところが、なんとも怪しい。だからと言って、新聞・TVは、「痕跡」とやらがどんなものなのかは説明してくれくません。そりゃそうだ、捜査当局の発表をそのまま伝達してるだけなんだから。

 毎日新聞は、「事件に使われたレンタル掲示板サイトに動作テストのためとみられる暗号化された複数の書き込みがあった。IPアドレスを調べたところ、発信元は勤務先や都内のネットカフェだったことが判明。カフェには当時、片山被告が来店しており、発信元のPCがある個室を利用していたことも確認された」なんて書いてるが、いのかねえ。これだって警察発表をそのまま記事にしてると思うんだけど、そこに記者としての視点はまったくないってのはいかがなもんなんでしょう。

 さんざん見世物報道して、ちょいと旗色悪くなったら口を閉ざして、いざ起訴となったら警察発表垂れ流す。こうやって、これまでも冤罪に加担してたんですね。ま、PC遠隔操作事件が冤罪かどうかはいまの段階で結論づけられるものではないけれど、少なくともこの間、マスメディアは独自の取材を通してこの事件を検証して、起訴の日に備えるべきだったんだね。そうすれば、こうも横並びに「ウィルスが片山被告のPCで作成されたことを示す痕跡が見つかった」なんて警察発表を記事にして恥を晒すこともなかったのにね。結果はどうあれ、恥ずかしいことになってきたもんだ。

 ソーリソーリの辻元君が産経新聞を名誉毀損で訴えていて、「被告側は原告らに一切取材しておらず、記事が指摘した事実が真実とは認められない」ってことで産経新聞が敗訴したんだが、この判決文はPC遠隔操作事件にもあてはまるかもね。つまり、新聞記者なら、警察発表や伝聞、風評を鵜呑みにせずに、自分の足で取材して、自分の頭で考えろってことです。

遠隔操作 片山被告の起訴受け弁護士が会見

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月22日 (金)

PC遠隔操作事件は起訴にもっていくようだ。だったら、「証拠隠滅」「逃亡の恐れ」なんて難癖つけてないで、速やかに釈放しなさい。留置場は代用監獄じゃないんだからね。

 全柔連の上村会長が「暴言と叱咤激励の違いなどを研究し、指導の場で暴力や暴言をなくすという意識を徹底させたい」って間抜けな発言してます。「暴言と叱咤激励の違い」って、研究しないとわからんのか。これだから、「脳筋」って陰口叩かれちゃうんだよな。講道館館長の威信も地に落ちたものだ。

 全柔連以上にその威信が地に落ちたのが警察と検察だけど、PC遠隔操作事件で、どうやら片山君を起訴するようだ。処分保留としていた最初の案件でも起訴するつもりらしい。だったら、ハナっから起訴すりゃいいと思うけどね。江ノ島でニャンコに首輪つけている決定的な画像があるらしいなんて匂わせていたくらいなんだから、証拠はガッチリ固めてたはずじゃないのか。それを処分保留にして、別件で再逮捕。でもって、長期拘留で精神的に追い詰めて、なんて算盤はじいていたに違いないんだが、名うての弁護人がついちゃって、さらに片山君をただのオタくと甘く見てたら大間違いの理論派だったもんだから、焦りまくったあげくに、時間切れでの起訴なんでしょう。

 昨日の勾留理由開示手続きでは、「証拠隠滅や逃亡の恐れもある」からってんで、またしても釈放ならずだったんだけど、起訴するんなら「証拠隠滅」もへったくれもないんじゃないの。ましてや、「逃亡の恐れ」だなんて、ここまで有名になっちゃったら、そんなヘタ打つ奴はいません。つまり、裁判所までが代用監獄としての留置場を認めちゃってるんだね。

 さらに、マスメディアは、相も変わらず佐藤弁護士の会見を無視し続けている。というわけで、改めて佐藤弁護士の怒りのコメントを紹介します。

 最初に大げさに報道され、報道の責任を言ってきたが、このあたりで冷静になって、本来あるべき報道の姿勢に戻ってもらいたい。自分がペンやマイクを握ることにしたのは何をやるためだったのかを思い出してもらいたい。君たちは、まるで彼が無実であるということを証明しろと言わんばかりの態度ではないか。反省するべき。

遠隔操作ウィルス事件・片山祐輔容疑者弁護人 佐藤博史弁護士会見

 最初の見立てが狂って、このままだと起訴もできないってんで、別件で改めて逮捕して、どうにかこうにか犯罪人に仕立て上げて、裁判にかけたらこっちのもん・・・なんてことを警察、検察は考えてんじゃないのかねえ。西松建設の案件がうまくいかなくて、期ヅレなんていう瑣末なことにスポットを当ててどうにかこうにか事件化した陸山会事件と流れはとてもよく似てますね。

 陸山会事件でさんざん問われた「推定無罪」の原則を、まるでなかったかのように見世物のごとく報道した新聞・TVは、おそらく片山君が犯人であって欲しいって願ってますよ。警察リークに乗っかった自分たちの立場を正当化するためにも、それしかないでしょう。NHKにケツまくった堀潤氏のようにジャーナリストとしての「矜持」があるなら、ちったあ自分の足で取材して、反省・検証してみるこった。ま、それができりゃ、苦労はいらないんだが・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月21日 (木)

ネズミ一匹で停電しちゃうんだから、「世界最高水準の安全性」なんて夢のまた夢でしょ&検討委員会メンバーに原発関連から6800万円超のお小遣い&柔道の次は剣道か。「道」を説く奴にロクなのはいない。

 「大山鳴動して鼠一匹」ってな言葉があるけど、ネズミ一匹で停電しちまった原発ってのは、そうはいかない。そもそも、配電盤をネズミの被害からガードするなんてことは、電気設備の常識中の常識でもあるんだから、今回の事故もヒューマンエラーの何物でもありません。ちなみに、東電はいまだに「事故」といわずに「事象」とうそぶいてるってね。なんでも、「原子力の世界で、外部に放射性物質が出て、影響を与えるようなら事故だが、そうでなければ事故とは呼ばない」って、このところ記者会見で与太飛ばしてる東電の三下((C)kappamanさん)が言ってるそうな。

 それはともかく、たかがネズミ、されどネズミで、原子力村には頭の黒いネズミがワンサカといるからね。原子力規制委員会にだって原発関連の企業や組織から寄付もらってた委員がいたくらいですから。で、原子力規制委員会が外部の専門家を集めた検討会を設置しているんだが、そのメンバーのうち「少なくとも15人が、電力会社などから寄付や共同研究費などの資金提供を受けていたことが分かった」ってさ。総額6800万円を超えるっていうから、原子力村が検討会に放った「草」ってことなんじゃないの。なかには、「企業秘密に当たる」から金額は明かさないって輩もいるんだと。「企業秘密」なんて戯言かまされちゃうと、もうマンガだね。こういうのは、実名報道してほしいなあ。お願いしますよ。

・時事ドットコム
検討会15人が資金受ける=原発関連から6830万円超-新基準策定に関与・規制委

 実名報道と言えば、大分の中学校で剣道の試合中に起きた指導者の暴力行為は、是非とも関係者の実名を報道していただきたい。TVで暴力行為の映像が流されていたが、あれはどうみたって犯罪ですから。大会最中の出来事だっていうけど、まわりにいた大人はただ傍観してたのかねえ。そのへんも検証する必要があると思うのだけど、いまさらのように会見開いた教育委員会の委員が、「「愛のムチとはいえ、やはり体罰をすることは・・・」なんて釈明してたが、この物言いにはあいた口が塞がりませんでした。「愛のムチ」だとさ。こういう発想が「暴力」をはびこらせる一因でもあるんだってことにどうして気付かないのかねえ。図々しいにも程がある。

 しかも、この暴力行為を働いた男は、教師でもなんでもなくて、ボランティアの外部指導者なんだと。だから、調査もしてないし、これからもするつもりはないって上から目線なんだから、ホント、教育委員会ってのは夜郎自大の集まりなんだね。馬鹿言っちゃいけないよ。教育現場で教師以外の人間が生徒に暴力行為を働いたんですよ。いわば暴漢の類でしょ、こんなのは。

 さあ、全日本剣道連盟はどうするんでしょう。柔道に続いて剣道もだからなあ。こうした暴力を徹底的に排除する方向で動けるかどうか。「武道」にとっては、正念場になるかもね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月20日 (水)

福島第一原発の停電は「ある意味心配ない」(菅官房長官)そうだ。枝野の二枚舌と一緒か&イラク開戦から10年。反省もなく、検証もせず、誰も責任をとらない・・・この三拍子は原発にもつながっている。

 墓参りに行くつもりが、昨日から腰の調子が思わしくなく、ちょいと天気も渋りそうだから、ドラ猫をからかいながらノンビリの春分の日である。

 とはいえ、福島第一原発の停電事故に思いを馳せれば、そんなにノンビリできる状況ではないんだね、これが。とりあえず応急処置で復旧のカッコだけはつけたようだけど、原因はわかんないってんだから、3.11から2年も経つのにいまだに綱渡りを続けてるわけです。

 でもって、東電はもとより、原発維持・推進したくてたまらない自民党や原子力規制委員会のお歴々に、危機感はまったくありません。規制委員会の広報担当者は「(使用済み核燃料プールの)非常用電源は用意されていないけど、必要もない」って言い切ったそうだし、委員長の田中俊一センセイも「そんなに切羽詰ったものではない」だとさ。

 そして、危機感の欠如というか、まったく弛緩しちゃっているのが、貧相顔の官房長官・菅君です。「冷却のための代替手段に万全の対応をする予定なので、ある意味で全く心配ない」だって。「ある意味」ってどういう「意味」ですか、って突っ込みたくなるけど、ま、それは置いといて、田中センセイの「切羽詰まったものではない」発言と、貧相顔の官房長官の「ある意味で全く心配ない」発言って、なんかデジャヴを見る思いがしないでしょうか。3.11直後にさんざん聞かされた、「直ちに健康に影響がない」ってやつに、クリソツですよね。

原発停電「心配ない」=菅官房長官

 こういう曖昧な表現をする時ってのは、その裏側にけっこうシビアな状況ってのが隠れているもんで、そう簡単に「はいそうですか」とはいきません。TVのニュースは、淡々と配信された記事を読み上げるだけで、まるで何事もなかったかのように装っているけど、SPEEDIのデータ隠しに加担してた人たちだからね、あまり信用できたもんじゃありません。NHKのイケメン・アナウンサー堀潤君が、SPEEDIのデータ隠しを謝罪して、NHKを辞めたけど、報道に携わるものとしてのこれこそが「矜持」というものでしょう。

 それはともかく、いま一番の問題ってのは、福島第一原発で何が起きているか、誰にも何もわかっちゃいないってことなんですね。それだけに、「切羽詰ったものではない」とか「ある意味心配ない」とか、能天気な発言することの罪は、それこそ「万死に価する」ものではないのか知らん。

 ところで、ありもしない大量破壊兵器を口実に勝手にアメリカが起こしたイラク戦争から10年だそうな。イギリスではイラク戦争検証委員会が設置され、当時のブレア首相の責任なんてのも追及されているんだが、日本ではワンフレーズソーリ小泉君の責任はほったらかしで、何の検証もされてないんだね。だから、いまになって、国防軍だ、集団的自衛権だ、なんていう与太が現実味を持って語られたりするんだと思う。ジャーナリストの安田純平さんが東京新聞への寄稿で、その点を鋭く分析しています。

(これより引用)

 日本政府は開戦前からイラク戦争を指示し、戦勝国が負うべき戦後復興の一部と、戦闘部隊の空輸など兵站部分を担当した。「参戦」と捉えるべき内容だ。その意思決定の経緯などについて国民的な検証も行われないまま、安倍政権は憲法改正で自衛隊を「国防軍」とし、海外派遣をさらに拡大することを目指している。

(引用終わり)

 そなんだよね、日本はイラク戦争に「参戦」したんだよね。なのに、検証もしなけりゃ、責任も問われない・・・先の戦争の時とまったく同じです。ギリシャのサッカー選手がナチス式の敬礼をしてナショナルチームから追放されたそうだけど、在特会の嫌韓デモを野放し状態にしておくこの国ってのは、世界から見れば何の反省もしない三流国てことになるんじゃないのかねえ。反省もなく、検証もせず、誰も責任をとらない・・・原発もまったく同じで、レレレのシンゾーが再登板してから、さらにその傾向に拍車がかかっているような、そんな気がする今日この頃なのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年3月19日 (火)

発送電分離は単なる「努力目標」に格下げだそうな&全柔連は金にも汚い。スポーツ助成金の不正徴収って、公金横領の類なんじゃないの。

 夏の参議院選挙は親の敵を討つようなものなんだそうだ。ボキャブラリーの貧困なレレレのシンゾーらしい表現ではあるが、そっか、6年前に煮え湯を飲まされた有権者は親の敵ってわけか。でもって、「勝たなければ死んでも死にきれない」とさ。ま、勝手にやてくれ。

 そんなことより、福島第一原発の停電の方が、よほど心配だ。原因もわからず、復旧のめども立っていないっていうから、楽観してると大変なことになるかも。とにかく、予測のつかないことが起きるのが原発なんであって、それをコントロールできるなんてのは人間の思いあがりなんだよね。スリーマイル島、チェルノブイリ、そして福島で起きた事故は、そういうことにそろそろ気づけよっていう警鐘にすぎないんだってことです。ここで立ち止まらないと、それこそ地球規模の破滅的な事故が、近い将来に起きるかもしれない・・・と思うと、夜もおちおち寝てられない今日この頃なのだ。それにしても、こんな状況で、オリンピック招致してる場合か。

 ああ、それなのに、原発維持・推進に邁進する原子力村のご意向を汲んでのことなんでしょう、電力改革の肝である発送電分離の雲行きがどうも怪しくなってきた。これまでは、「18~20年をめどに実施し、関連法案を15年通常国会に提出する方針」だったのが、「目標年限は残しつつ、法案提出や改革の実施については『目指す』との表現を加える方向」で調整に入ったんだとか。つまり、発送電分離は明確な方針じゃなくて、単なる「努力目標」ってことに格下げされちゃうわけですね。しかしまあ、なんとも露骨までの先祖がえりです。レレレのシンゾーが言うところの「日本を取り戻す」ってのは、つまるところ「自民党時代の日本を取り戻す」ってことなんだね。

・毎日jp
電力制度改革:発送電分離、骨抜きの危機 政府・自民、「努力目標」に修正検討

 反省のないひとたちが跋扈する永田町に負けず劣らずなのが、全日本柔道連盟だ。昨日の理事会で上村会長以下幹部は全員辞任だとばかり思っていたら、誰も辞めない、責任とらないんだってね。告発した15人の選手の相談役でもある女三四郎・山口香さんが、「このメンバーに入っていなくてよかった」「この組織は何があっても変わらない」と怒っとります。ごもっとなことです。

 監督やコーチによる暴力やパワハラの数々が曝露されているけど、「教えられてやるのは家畜以下」なんて暴言は、確か西宮高校の暴力顧問も吐いてたっけ。暴力振るう輩ってのは、共通のメンタリティーがあるんだね。さらに、コーチが寝技の指導で口を塞いだり、虫の死骸で嫌がらせしたり、やってることが子供の「いじめ」と同じってのも、彼らのオツムの中がいかに幼稚かってことを証明しています。

 で、全柔連の腐敗ぶりってのは、指導に名を借りた暴力だけでなく、スポーツ助成金の不正流用の疑いまで出てきちゃいました。なんでも、コーチに支給されている助成金のうちから上納金を掠め取って、それを幹部個人の口座に振り込まさせて、その残金が2000万円もあるそうな。これは公金横領の類でしょ。文部科学省はなぜ調査に乗り出さないんでしょう。

【柔道】全柔連、今度は裏金疑惑!助成金の一部を不正徴収

 日本では柔道で年間4人が亡くなっているという統計だってあるみたいだし、「柔道死」なんて言葉まで語られ出している。日本が世界の柔道から取り残されていっている現状ってのは、なにも外国人にしてやられたっていうんじゃなくて、全柔連そのものが組織として機能していなくて、世界から見放されているってことなんじゃないんでしょうか。嘉納治五郎先生の柔らの教えは、フランスでこそ花開いているのかもしれないね、悔しいけれど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月18日 (月)

「政治家は公約を守らなくちゃいけない」(小室直樹)。それこそが、政治家の「矜持」だろうに、なんてこったい。

 レイシト石原の三男坊、ボンクラ宏高がパチンコメーカーの社員を選挙運動員として使っていたのは公職選挙法違反じゃないかってんで釈明に大童のようだけど、説明すればするほどボロが出てきているようで、うまくいけば逮捕なんてことがあるかも・・・と、ちょいと期待の今日この頃。

選挙応援「勤務扱い」 石原宏高議員、説明に矛盾

 レレレのシンゾーのTPP交渉参加表明について、ようやく東京新聞が「核心」のコーナーで、「『公約破り』党内に不安」の見出しで、自民党の「公約違反」に言及した。社説の「消費税増税しないという公約を破り、国民から見放された前政権がどんな運命をたどったのか、安倍氏ら政権や党の幹部の目には焼き付いているに違いない」と自民党の「公約違反」をそしりもしない大甘な論調はちょいと引っかかるが、ま、二論併記という新聞の常套手段ということなんでしょう。とりあえずは紙面で「公約違反」を訴えたことを良しとしよう。

 全国紙がこぞってTPP大賛成で、レレレのシンゾーをヨイショしまくっている中、地方紙の頑張りはなかなかのもので、北海道新聞も社説で、「衆院選で掲げた公約との整合性も疑問が拭えないままだ」と怒っております。当然でしょう。

・北海道新聞
TPP交渉参加表明 「国益」損なう拙速な判断

 かつて、今は亡き小室直樹先生は、

一番日本人にとって理解ができないってのは、“政治家は公約を守らなくちゃならない”とこれがデモクラシーの第一歩ですけど、日本人に対してこれを理解させるくらい、困難なことはないですね

とおっしゃっていて、

もしも政治家がですね、なんかの事情で公約が守れないということがわかったら、ただちに辞職しないといけない

とも卓見を述べている。これですよ、これ。昨日の党大会では、TPPこそが日本を救う、みたいなことをレレレのシンゾーは喚いていたが、小室先生ご存命ならば、せせら笑って切り捨てたことでしょう。

・誰も通らない裏道
小室直樹のデモクラシー講座

 「公約を守る」ってのは基本中の基本で、だからこそ消費税増税で有権者を裏切った民主党はおっちんだわけだからね。あたかも、「自民党なら公約違反もOK」なんていうかのごとき報道のあり方ってのは、糾弾されてしかるべきなんだね。もっとも、糾弾するメディアがないのがやんなっちゃうんだけれど・・・。

 何事も検証しないでやり過ごす、ってのが日本人の得意技とは言え、自民党の厚顔無恥も極まった「公約違反」に「NON」と言わない一般大衆労働者諸君も、結果は同罪なんじゃない・・・と自戒をこめて天を仰ぐ、春の嵐が吹きすさぶ月曜の朝であった。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年3月17日 (日)

TPP交渉参加表明したとたんに「本音」がポロリ。「農産品関税下げもありかも」だとよ&防衛省が自衛官や職員の「思想信条調査」をしているようだ。秘密保全法制の先取りってわけか。

 新ローマ法王はフランシスコ1世を名乗ることになったって聞いた時に、とっさに思い浮かべたのが我が悪友の顔であった。空手3段、駆けつけ三杯でなみなみと注いだウイスキーのロックを文字通り一気飲みする大酒飲みで、強気を挫く数々の武勇伝が語り草の、この猛者の洗礼名がなんとフランシスコなのであった。飲んだ時には今でもよくからかうのだが、そのたびに「アッシジのフランチェスコにあやかった由緒正しい洗礼名なのだ」とウイスキーのロックをトリプルで呷るのであった。んなわけで、妙に親近感を覚えるフランシスコ1世なのだが、果たして、新ローマ法王は、原発に反対であろうか、賛成であろうか、その真意やいかにの今日この頃である。

 というわけで、TPP参加表明したとたんに、娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君が「本音」をもらしちまいました。というか、居直ったって言ったほうがいいんだろうけど、「聖域は死守する」って息巻いていた重要5品目の関税について、「最初から1%も下げないという議論をしても仕方ない」ってなことぬかし始めてます。おいおい、そりゃあ話が違うだろう、って突っ込むこちらがなんか虚しくなってしまう嘘つきだらけの永田町ではあることよ。

 新聞・TVは、こうした発言をおざなりに報道はするものの、いまやただの伝達屋ですからね、批判めいたことはこれっぽっちも書きゃあしません。っていうか、皆さん、TPPに大賛成なんだから、いまさらのことではあるんだけれど、こんなんで本当にいいのかねえ。

・毎日jp
<TPP交渉>「農産品関税下げも」石破氏、一定程度なら

 東京新聞は、今日の朝刊で民主党が進めてきた「TPPの事前協議の舞台裏」を1面トップで報じている。アメリカに足元見られて、どんどん追いこめられていった経過が書かれているんだが、湯上りの口先番長・前原君が国会質疑で事前協議について曝露した内容はこれだったんだね。

・東京新聞 TOKYO Web
一貫して米ペース TPP 事前協議の舞台裏

 自民党になったからって、アメリカ主導の構図は変わらないわけで、アンポンタン幹事長の「本音」がポロリも、そうした背景があるからこそなんでしょう。ようするに、もう白旗上げちゃってるってことです。「嘘つきは泥棒の始まり」とはよく言ったもので、これからは一般大衆労働者諸君からしこたま掠め取って、政官財報のペンタゴン体制でいい思いしようじゃないのってことなんでしょう。って、ちょいと妄想してみました。

 ところで、これもまた東京新聞が一昨日の夕刊、昨日の朝刊で連続してリポートしていたのだが、どうやら防衛省が自衛官や職員の思想信条調査をしているらしい。本人に関わる項目以外にも、交友関係の調査まであって、記入要領には「(友人)本人に確認してはならない」ってあるんだとか。この思想信条調査は「秘密取扱者適格性確認制度」に基づいているというんだが、そんな制度があったことも知らなんだ。

1_2
↑クリックすると拡大します。

 自公政権時代から議論されていた「秘密保全法制」の成立に向けた、足慣らしが始まっているってことなのかもね。防衛省以外の省庁でも実施されている可能性もありそうって言うから、ちょいと見逃せないニュースだと思うのだが、ここでも自民党とお手手つないでの新聞・TVは無関心を装っているのは、なんともはやちょこざいな奴らだことよ・・・と、心で「チッ」と毒づいてみる日曜の朝であった。

・しんぶん赤旗
憲法違反の「身上明細書」 全省庁で実施か

【くろねこの競馬予想】

 ゴールドシップが阪神大賞典でいよいよ始動開始。まずは負けられない一戦。去年のオルフェーブルのようなことがないとも限らないが、それでも2着にきたように、このレースは実績がモノを言う。ということで、ゴールドシップには逆らえません。相手も、デスペラード、ベールドインパクトで決まりか。ま、馬券よりも、ゴールドシップがどれほど強い勝ち方をするか。それれを見るだけでも価値のある一戦かも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月16日 (土)

自民党の「公約違反」と安倍晋三が「嘘つき」だということだけはわかった、TPP交渉参加表明でありました。

 なんとまあ、あれよあれよと言う間に、レレレのシンゾーはTPP交渉参加を表明しちゃいました。記者会見を聞いてると、まるでハナっからTPPには賛成で、参加の暁には明るい未来が待っている、ってな調子で、なんだい野党時代にあれほど反対だって喚いていたの何でも反対の野党としてのパフォーマンスだったんだということだけはよくわかった。

 しかしまあ、「国益」だ「国柄」だって、この男のボキャブラリーってのはなんて、貧困なんだろう。「撤退する覚悟はあるのか」って質問にすら「交渉離脱の可能性をここで申し上げるのは国益に反する。適切でない」ってわけわかんないことのたまう始末だ。

 TPPの問題点ってのは数限りなくあるのだけれど、なかでもなんでもかんでも「秘密主義」というのがTPPをさらに闇鍋のごときシロモノにしてるんですね。どなたかがブログで、TPP交渉に参加するのは「契約書を見ずに契約するようなもんだ」って書いていたが、おっしゃる通りです。外交上の守秘義務ってのを金科玉条に、肝心な点を突かれるとダンマリを決め込む姿勢が、TPPをいっそう胡散臭いものにしてるということに、誰も斟酌しない。っていうか、おそらく、言うに言えない、国民が知ったら目の玉飛び出るような「密約」がそこにはあるってことなんじゃないでしょうか。

 それは、マスメディアも同じで、いまだにISD条項にしろ、ラチェット条項にしろ、TPPの負の部分について、まったく報道しない。レレレのシンゾーの常套句である「国益」に、ははあ、とひれ伏しちゃってるんだね、どいつもこいつも。

 当然、自民党の公約違反なんか、どこかへ行っちゃいました。公約違反だって、民主党にはさんざん悪態ついたくせに自民党にはことの他おやさしいマスメディアの、これが真骨頂なんですね。ようするに、自民党と一蓮托生で、既得権益守りつつやっていきましょうや、ってことなんだろうけど、付き合わされるこちとらにとっちゃたまったもんじゃない。

 で、野党もまったく迫力ありません。一応、「公約違反だ」ってなことをぬかしてはいるというものの、民主はもとより、維新、みんなの党もTPPには賛成なんだからね。翼賛体制の危うさの、これが始まりになるんじゃないだろうか。こうやって、いずれ、「改憲」にも・・・。

 ま、いずれにしても、自民党は公約違反しでかし、安倍晋三は「嘘つきシンゾー」であることだけは、明快になったTPP交渉参加表明でありました。

国民に知らされないTPPという悲劇

TPPとは?安倍首相が交渉参加表明!ISDとラチェット条項とは?

・街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋
【拡散希望】オバマ大統領には何の交渉権限もない 日米首脳会談の想像を絶する茶番劇

 

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年3月15日 (金)

TPPが日本を肥満大国にする・・・食の安全すら風前の灯なんだからあるかもね&衆院憲法審査会で「9条改定」「天皇元首」を自・維・みの3党が喚いてるってさ。

 嘘つきシンゾーは、今日にもTPP交渉参加を表明するそうだ。「日本の国益、国柄をちゃんと守っていく」ってコメントしているんだが、TPPってのはそもそも個々の「国柄」なんてことは無視したところから始まってるんじゃないの。なんか、TPPの理念とは相容れないような気がするんだけどねえ・・・。

 それはともかく、TPPに日本が参加したら、アメリカの流儀ってのが至るところでスタンダードになっていくんでしょう。なかでも、食生活ってのは、いま以上にアメリカナイズされて、そのあげく日本は確実に肥満大国になっていくんだろうね。沖縄が長寿県の座を長野に明け渡したってのも、米軍基地のおかげで早くからアメリカの食生活が浸透したってのが原因のひとつと言われてるくらいだからね。

 SPAMなんてのが朝っぱらから食卓に上がる光景はちょいと想像したくない。ちなに、SPAMは「スパムメール(=迷惑メール)」の「スパム」の語源という説がある。詳細は「spamの考古学」でご覧ください。笑えます。閑話休題。でもって、いまアメリカでは、ランチャブルという簡易食品が流行っているそうだ。東京新聞「本音のコラム」の竹田茂夫法政大学教によれば、「ランチャブルという三ドルほどの商品は、クラッカー・ハム・チーズが小分けされ包装されたトレーに入っていて、子供たちはそれを弁当代わりに食べるという。忙しい親にとっては便利この上ないが、塩・糖分・脂肪が容赦なく使われている」ってなシロモノなんだとか。

Photo

 ようするに、栄養や消費者の健康なんてことにはサラサラ注意を払わない、「利潤最大化だけが目的」のジャンクフードってことなんだね。TPPに参加してごらなさい、こんなのがワンサと入ってきて、食品の安全性なんて雲散霧消しちまいますよ。TPPの裏側には、遺伝子組み換え作物で世界制覇を狙うモンサントがいて、日本では経団連のヘボクラ会長の住友化学がその片棒を担いでいるんだから、もう食の安全なんてのは風前の灯です、ったく。TPPが日本を肥満大国にする・・・って妄想も、あながち的外れでもないかも。

 ところで、TPP騒動の裏側で、「改憲」に向けての動きが鮮明になってきたようだ。昨日、衆議院憲法審査会が選挙後始めての実質審議に入ったそうで、自民、維新、みんなの党はこぞって「9条改定」を求めたってね。ついこの前までは、「96条」から手をつけようって言ってたのに、早くも本丸までの議論に持っていこうとしてるんですね。さらに、天皇を「元首」にしようということでも、自・維・みの3党は一致しているとか。こやつらで衆議院の76%の議席を持ってるんだから、参議院選挙の結果次第では、オットロシーことになりますよ。我が家のドラ猫のいびきが「軍歌の響き」に聞こえてくるような、そんな気がする春の陽射しが眩い朝である。

9条改正で足並み=衆院勢力で7割超-自維み

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月14日 (木)

陸山会事件控訴棄却。東電OL殺人事件で一転有罪判決の裁判長ですから&「公約はみんなで破れば恐くない」ってことで、自民党はTPP交渉参加に予定通り賛成しました&前原誠司の「事前協議」曝露の国会質疑をメディアはなぜスルーするのか!

 陸山会の控訴審は、あっけなく控訴棄却で決着。ま、これからは政治資金報告書の「記載ミス」はすべて修正を認めず、裁判にかけるってことなんですよね、裁判長殿。でなけりゃ、法の下の平等なんてのはお題目にしか過ぎないってことですから。なんにしても、東電OL殺人事件で1審は無罪だったゴビンダ・マイナリさんを一転有罪にした裁判長ですから、まともな神経でないことは確かなんだね。こうした判決に、日弁連は抗議声明をなぜ出さないのかねえ。

 まともな神経でないのは、国会事故調の現場調査を妨害した東電の蛮行を検証していた第三者委員会とやらも同じです。なんとまあ、担当者の勘違いで、本社はまったくあずかり知らないことで、他意はないだと。こんな子供だましの報告して、納得させられると思っている、その根性がしゃらくさい。原発に関わってくる専門家ってのは、どいつもこいつもど、うしてこうも曲学阿世の輩ばかりなんでしょう。

 こんなのばかりだから、「低線量セシウムは人体に無害だから、早く住民を福島に帰すべきだ」っていう日本維新の会の若造議員みたいのが出てくるんですね。国会質問でこんなことくっちゃべられちゃ、さすがに総領の甚六・ノビテルも答弁のしようがなくなるわな。やはり、日本維新の会ってのはカルト集団みたいなもんですね。

 ところで、自民党は恥も外聞もなく、TPP交渉参加認めちゃったね。「公約はみんなで破れば恐くない」ってことですね。既に決定した項目に関しては何の意見も言えないどころか、決まった項目が何かも交渉参加してみなけりゃわかんないなんていう闇鍋みたいな状態で、よくもまあ「守るべき国益は守る」なんてことが言えたもんだ。だいたい、日本にアメリカをへこませる交渉力なんてありませんから。もしそんな交渉力があったら、アメリカの占領政策を恒久化する日米地位協定なんかとっくのとうになくなって、文字通り日本は独立してますって。

 それはともかく、15日に予定通りTPP交渉参加をレレレのシンゾーがぶち上げたら、その日は「売国の日」として長く記憶されることになるんでしょう。こんな秘密だらけの条約に参加しようってのは、サンフランシスコ講和条約締結のその日に、コッソリと吉田茂が独断で日米安保に調印したのと同じくらいの、越権行為ではないだろうか。政治評論家の森田実が日米首脳会談の時に、「爺さんの岸信介は密約が大好きだったから、シンゾーもオバマと密約結ぶことが一番心配」ってな意味のことをBS11の番組でコメントしてたけどその通りのことがあったんだろうね。おそらく、聖域なんてものはないことは、TPPに関係している閣僚はみんな知ってるよ。

 湯上りの口先番長・前原君が、「TPPの事前協議で、米側が自動車の安全審査の除外やかんぽ生命の学資保険の内容変更などを交渉参加入りの条件として民主党政権当時の日本政府に要求していた」って国会でいまさらのように曝露して、レレレのシンゾーが「守秘義務があるじゃないか」と気色ばんでたけど、もうかなりのところまで詰められた状況なのは確かなんだね。それなのに、新聞・TVは、いまだに「TPPとは何ぞや」ということをねぐったまま、「TPPに参加しないと国際社会で経済的に孤立する」なんてことを煽りまくっている。おそらく、こうやって、かつては戦争に加担したんでしょうね、マスメディアは。

・東京新聞 TOKYO Web
TPP 米、車・保険で譲歩要求

・街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋
TPP  暗黒政治の予兆 国会質疑の抹殺?

 そもそもは、2006年にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4カ国で発効した経済連携協定だったのが、TPP(環太平洋経済連携協定)に様変わりするのは、2010年にアメリカが参加してからのこと。その背景には、リーマンショックで疲弊した国内経済回復のためにアジアに乗り出さなくてはというお家の事情があったんですね。で、当然、ターゲットは日本となるわけで、お願いだからそうした経緯も踏まえてTPPを語ってほしいと思うのだが、もう遅いかも・・・と慨嘆する薄曇りの朝であった。

TPPを考える場合に重要な視点

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年3月13日 (水)

ガレキ処理受け入れを検討すれば復興予算がもれなくついてきます&名護漁協が辺野古埋め立て同意。「島人ぬ宝」が泣けてくる&「沖縄デー」を「主権回復の日」と言いくるめる「右翼が趣味」の「違憲総理」

 ガレキ処理受け入れを検討すれば復興予算がもれなくついてきます・・・っていうんで、堺市は検討しただけで86億円もいただいちゃいました。結果としてガレキ処理受け入れしなくても返還義務はないそうだから、こんな仕組み作った民主党も何考えたんだか。堺市以外にも、こうして復興予算をいただいた自治体があるそうで、総額は170億を超えるんだとか。ため息の出るようなお役所仕事ではあります。

えっ!?がれき処理「検討」だけで復興予算約86億円 返還要請は検討なし 堺市

 ため息出るのは何も復興予算の濫用だけではありません。なんとまあ、名護漁協が辺野古の海の埋め立てに同意したってね。組合員96人中88人が賛成したそうだ。組合長は「同意書は納得いく額に決まるまで出さない」って言ってるそうで、ようするに「金」ですね。沖縄の海は、「島人ぬの宝」なんじゃないのか。情けない。

辺野古埋め立て申請へ 名護漁協が同意 政府、月末にも

 で、そんな沖縄に追い討ちをかけるように、レレレのシンゾーは、4月28日を「主権回復の日」として政府主催の式典を開くことを閣議決定した。4月28日はサンフランシスコ講和条約が発行した日で日本が独立を回復したと同時に、沖縄や奄美、小笠原が日本から切り離されアメリカの施政権下に組み込まれた日でもある。この日が沖縄にとってどんな日か、レレレのシンゾーは重々承知の上でやったことでしょう。4月28日は沖縄にとっては「屈辱の日」であって、いわば日本に見捨てられたんだよね。それを「主権回復の日」としてわざわざ式典開くなんてのは、それこそ空気読めないバカ殿の面目躍如ってところです。

・東京新聞「社説」
主権回復式典 心の底から祝えるのか

 くろねこにとっては、4月28日と言えば「沖縄反戦デー」であり、「ヨン・テン・ニイハチ」または「ヨンニッパ」として記憶に刻まれている。まさか、「主権回復の日」で式典なんて時代が来るとはねえ。成蹊大学出身の友人が、「長ラン着たシンゾーが、立て看蹴っ飛ばしてたって噂だよ」って言ってたが、あながち噂だけじゃないかもな。シンゾーに長ランか・・・青田赤道も真っ青ってところで、お後がよろしいようで。

Comics_08

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月12日 (火)

いっそのこと、国会議員は全員、福島第一原発事故現場の作業に一度は参加することを義務付けるってのはどうだろう。痛みはみんなで分かち合わなくちゃね。

 あれから2年。TV各局の特番は、どれもが東日本大震災の「記憶」と「教訓」がテーマになっていたのは、ま、致し方ないとしても、現在進行形としての原発についてなんで正面から向き合おうとしないのだろうという歯がゆさはいかんともしがたいものがあった。もし、そうした姿勢が少しでもあったなら、東日本大震災2周年が単なるセレモニーではなく、改めて日本が置かれている「現実」を再認識するきっかけになっただろうに。「風化していく記憶」てなことをメディアはよく口にするけど、「風化」させているのは、実はメディアの報道姿勢そのものにあるんだということだけは再認識できた2年目の3.11であった。

 で、一夜明ければ、福島第一原発事故の現場では偽装請負が横行し、要員計画が破綻していると朝日新聞デシタルが報じている。政府は見直し作業に入ったそうだが、これまでも散々言われてきたことで、これまで国や東電はタコ部屋の元締めみたいなことをしてきたってことなんだね。

原発要員計画が破綻 福島第一、半数が偽装請負の疑い

 東京新聞でも作業員の劣悪な労働環境をレポートしていて、「東電は収束作業でもコストカットの動きを強めている。工事単価が下がり、作業員の収入も下がってきている」とか。危険手当のピンはねなんてのもあったけど、ようするに金だけばら撒いて、後は下請け、孫請け、ひ孫請けに丸投げして知らん顔っていう典型的な公共事業の構図があるんですね。

 昨日の追悼式で、「原発事故の対応に当たった関係者の献身的な努力に対し、あらためて深くねぎらいたく思います」と天皇のお言葉があったが、これを聞いて国や東電はさぞかし恥ずかしい思いをしたことでしょう。って、してないか。「厚顔無恥」ってのが、こやつらの座右の銘だからね。

 解雇された元作業員が、「元請け会社に直接雇用などを求め、東京都労働委員会に救済を申し立て」る動きも出てきているようだけど、マスメディア特にTVはまともにニュースとして取り上げないんだよね。まるで、福島第一原発事故現場の作業員は、奇特なボランティアとでも思っているようだ。

偽装請負「黙って働く」=危険手当なし―解雇の元作業員・福島第1原発【震災2年】

 いっそのこと、国会議員は全員、福島第一原発事故現場の収束作業に参加することを義務付けちゃったらどうなんだろう。チンタラ視察なんかするより、実体験することのほうがナンボかお国のためになるんじゃないのかしらん。けっこうな議員歳費いただいてるんだから、そのくらいの犠牲的精神発揮したって罰は当たらんぞ、と妄想してみるちょいと二日酔い気分の朝であった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月11日 (月)

3.11の前日だからこそ、それなりの過ごし方というのが、政治家にはあってもいい。それが、「慎み」ってものでしょう。

 2年目の3.11を前にした昨日、岩手、宮城、福島では追悼式が開かれ、東京でも煙霧の中、脱原発デモが行われた。そんな日に、レレレのシンゾーは、午後、赤坂のレストランで開かれた苦虫・甘利君の長女の結婚披露宴に出席。夜は、やはり赤坂のチャイニーズレストランで友人と会食。2007年の参議院選挙で大敗したにもかかわらず政権にしがみついたことから「KY内閣」と呼ばれたそのままのKY(もはや死後ですけど)ぶりを発揮してくれた。ま、言いがかりみたいなもんですけど、それにしたって3.11前日に結婚披露宴だなんだってのは、ちょいと嫌味のひとつも言ってやりたくなるってもんだ。

 で、KYぶりって言えば、娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君もやってくれてます。こともあろうに、被災地である仙台市で開かれた党宮城県連大会で、「大震災など緊急事態が発生した場合、政府が国民の権利を一時的に制限する必要があるから、そのためにも憲法を改正すべき」ってなことをぬかしとります。自民党の憲法草案に散りばめられた「公共の福祉」ってやつの怖いところはこういうところなんですね。そして、「国家非常事態という規定がないのは、憲法ができたとき独立国家ではなかったからだ。独立した以上、独立に必要な条項を持つ憲法をつくるべきだ」なんてことものたまっている。これは、かつての「有事立法」の蒸し返しで、ようするに東日本大震災をダシに使ってるわけね。ちなみに、昨日は東京大空襲68年の大法要もあったんだよな。3.11前日ということと考えあわせれば、これまた見事なKYぶりであります。

緊急時、国民の権利制限=憲法改正の必要性強調―自民・石破氏

 こうした政治家のTPOをわきまえない行動や発言ってのは、「慎みのある政治家」がこの国からはいなくなっちゃったってことの証なんですね。

 西郷隆盛の遺訓のひとつに、

「万民の上に位する者、己れを慎み、品行を正しくし、驕奢(きょうしゃ)を戒(いまし)め、節倹を勉め、職事に勤労して人民の標準となり、下民その勤労を気の毒に思ふ様ならでは、政令は行はれ難し」 

 ってのがある。ようするに、

「多くの国民の上に立つ者は、いつも自分の心をいさめ、品行方正、贅沢にふけることなく、無駄を省くことにつとめ、仕事に励んで人々の手本となり、一般国民がその仕事ぶりや生活を気の毒に思うくらいにならなければ政府の命令に誰も耳を傾けてくれないよ」

 ってなことをおっしゃっているわけですが、とてもじゃないが昨今の政治家の仕事ぶり見てると「気の毒」どころか、石投げたくなります。そりゃあそうでしょう、政権発足からわずか2ケ月足らずで「3年以内の原発再稼働」を明言しちゃうような、国民の心を斟酌できない男がソーリなんですから・・・。ま、レレレのシンゾーご一党さにんは、西郷どんの爪のアカでも煎じて飲ませたくなる今日この頃なのであります。

 なにが、「東北に春が来ない限り、日本に本当の春はやってこない。必ずや復興を加速させる」だい。なによりも、「原発がなくならない限り、日本に春はやってこない」んであって、そんなメーセッージをネットにあげるくらいなら、披露宴や夕食会なんかどうでもいいから、東北の追悼式に1分でもいいから足を運んでみろってんだ。おとといきやがれ!

 被災地の現状と真摯に向き合うことすらできない(しようとしない)「違憲議員」だらけの「違憲国会」で、この先、「日本は成り立たなく」なりなすまよ。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年3月10日 (日)

2年目の3.11を目の前にして、滔々と「改憲」を語る「違憲総理」の「狂気の沙汰」

 陸前高田の奇跡の一本松の枝ぶりがどうしたこうしたとかで騒ぎになっているようだけど、こういうのを枝葉末節と言います。てなことをつぶやいてみた春めく朝である。

 さて、PC遠隔操作事件は、かなり強引な取調べをしているようで、捜査当局の足掻きも尋常ではないってことなんだね。警察のリークに乗っかって、隠し撮りまでして見世物のようにこの事件を仕立て上げようとした新聞・TVは、旗色が悪くなってきたとんに、ピタリと報道しなくなって、ホントにわかりやすい人たちです。ま、自分たちで事件を掘り下げ、独自の視点で事実を検証していく能力を喪失した新聞・TVに何を期待しても詮無いことなんだけど、佐藤弁護士のぶら下がり記者会見なんか観ていると、その愚かしさに呆然としてしまう。「人間は考える葦である」って言葉の、なんと虚しく感じる今日この頃なのだ。

遠隔操作事件_佐藤博史弁護士2012年3月7日ぶら下がり会見(湾岸署前)

 レレレのシンゾーの言いたい放題を、無批判に垂れ流したBS朝日の番組は、考えることを放棄したマスメディアのまさに典型です。2年目の3.11を前に、東日本の復興は遅々として進まず、福島第一原発は不気味な沈黙を保ったまま、事故収束の見通しすら立っていないってのに、こやつの頭の中には「改憲」しかありません。「集団安保参加」とか、そのための「9条見直し」とか、ま、正気の沙汰とはとても思えないバカ殿ぶりを披露してくれてます。

 で、TPPについても、極秘条件があることをスッパ抜かれたからなんでしょう、「判断に費やす時間は非常に限られてる」って居直る始末だ。さらに続けて、「民主党政権の2年間、ずっとそのままにしてきた。その間に参加国も増えている。最初に入っていた人たちが『自分たちのやった議論を後から入ってきた人たちに覆されたら困る』と思うのはそうなんだろうと思う」なんてこともぬかしてます。おいおい、オメーは、野党時代にTPP反対って息巻いてたんじゃなかったか。

 でもって、こうしたレレレのシンゾーのペテン師ぶりを、新聞・TVは単純に垂れ流してるだけなんだね。これを報じている産経新聞の記事は、すべて「・・・と語った」「・・・と述べるにとどめた」「・・・との見通しを示した」って状況説明で締めくくられている。こういう手法を駆使する時ってのは、たいていは批判しちゃうと自分たちにも火の粉が降りかかってくるからなんだね。だから、単なる情報の伝達屋に徹するわけです。自分たちにも「利」がある場合だけ、事実を捻じ曲げてでも、たとえば「日米交渉 満額回答」なんて煽りをするわけです。

首相、TPPの例外議論「判断の時間限られている」

 それにしても、レレレのシンゾーにおもねるかのごとく寄り添う、田原総一朗と星浩のなんとふぬけたご面相であることよ。卑しい、ってのはこういうことを言うんだろうなと、我が家のドラ猫にそっとささやいてみるのであった。

【くろねこの競馬予想】

 毎年、荒れに荒れる中山牝馬ステークス。今年も一筋縄でいきそうもありません。で、やはのここは中山得意でかつ軽量馬が狙い目ということで、ダイワズーム、クイーンリヴィエラ、ニシノステディーの人気薄から、オールザットジャズ、オメガハートランドの有力どころにワイドで流し。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月 9日 (土)

「(TPP)交渉に参加していないから情報収集が困難」じゃなくて、「交渉に参加するため」にこそ情報収集するのが危機管理ってもんだろう。

 WBCの特別ルール、球数制限がなければ王建民が降板することもなかったろうから、そうなったら日本は負けてただろうな。ルールいじりまくりのWBCは、最早、ベースボールとは言えないのでは・・・って、どうでもいいんだけど、今回の日本チームはなんとまあ小粒なんでしょう。

 ところで、東京新聞がスクープしたTPP交渉参加のための極秘条件について、さすがに国会でやり玉に上がったね。東京新聞振りかざして質問に立ったのが、泥舟民主党から逃げ出した子ネズミ、松野頼久ってのがちょいと迫力不足だっけど、レレレのシンゾーの腰の据わらないヘタレ答弁が引き出せただけもヨシとしなくてはってところか。

 で、それによると、レレレのシンゾーは、「政権交代直後に事前説明を受けていた」そうだ。さらに、ほんにお前は屁のような外務大臣の岸田君によると、「包括的で高いレベルの自由貿易を約束する」「交渉進展を遅らせない」ことを要求されてるんだとか。これって、「交渉に聖域なんかないんだぜ」「これまでに決まったことにぐちゃぐちゃぬかすんじゃないよ」って言われたようなもんなんですね。

 オバマから「満額回答」って煽った某産経新聞もあったように、おしなべて「日米交渉大成功」で提灯持った新聞・TVの見解を是非お聞きしたいものなんだが、皆さん、どうにかことを穏便に済ませようと必死のようです。特に、TPP推進の旗振り役を買って出ている朝日新聞は、極秘条件をどうにかなかったものにしたいようで、ほとんどあっち向いてホイで気づかぬ振りしてます。

 レレレのシンゾーは、「交渉にまだ参加していないから情報収集が難しい」って暢気な父さんを装っているけど、「交渉に参加するため」にこそ情報収集しなくちゃいけないんじゃないの、正味の話さ。朝鮮半島がきな臭くなってるんだけど、「戦争するかしないか」ってことになった時に、「戦争に参加していないから情報収集が難しい」って言うんでしょうか、この男は。つまり、危機管理能力がまったくないってことを、自らほのめかしてるわけですね。いやはや、こんなんで「戦争のできる国」にしようってんだから、オットロシーこってす。

 来週末にも噂されているTPP交渉参加表明ってのは、どうするんだろうね。嘘つき、公約詐欺、ゲリピーってそしられても、アメポチを演じ続けるしかないんだろうけど、この一週間のマスメディアの論調がどちらに振れるかも大いに興味のあるところだ。

 それにしても、国会答弁でのシドロモドロな姿を見るにつけ、受けに回った時のレレレのシンゾーの脆さってのは、一国のリーダーとしては決定的な弱点なんだね、困ったことに。年金問題で追及されてる時の、なかばキレかかったシンゾーの姿がついつい頭をよぎる、今日この頃なのである。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年3月 8日 (金)

「TPPに極秘条件」(東京新聞)・・・後発国には再交渉権も拒否権もないってさ。

 何事も秘密裏に推し進められているTPP交渉に、後続参加国が極めて不利になる極秘条件があったっとさ。東京新聞がスクープしているのだが、カナダとメキシコが参加する際に、「交渉を打ち切る権利は九カ国のみにある」「既に現在の参加国間で合意した条文は原則として受け入れ、再交渉は要求できない」といった条件をのまないと参加させないぞって念書取られてたんだとか。で、当時のノダメ政権はそのことを知っていながら隠してたんだとさ。レレレのシンゾーも、知っていながら知らない素振りをしてるっていうから、なんてこったいなのだ。

 昨日の予算委員会で、腹話術人形・原口一博の「(TPPに)後から参加すると不利になるんじゃないか」という質問に、「再協議できるかどうか判然としない部分もある。引き続き情報収集したい」ってレレレのシンゾーは答えている。カナダ・メキシコが渋々のまされた極秘条件のこと言ってたんですね。参議院本会議の代表質問の際には、「諸外国の活力を取り込んでいくためにも、日本が積極的に国際的なルール作りに参加していくことが重要だ」って息巻いていたが、なんのことはない後発国には再交渉権も拒否権もないんだから、ルール作りどころの騒ぎではありません。

 TPPのみならず消費税増税や原発もそうであるように、どうも最近の政治ってのは、「由らしむべし知らしむべからず」っていう帝国憲法の時代に逆戻りしているようで、なんとも寒々しい。政治家はまるで特権階級のように驕り高ぶり、白紙委任されたかのように好き勝手のやり放題。何様のつもり、って言ってやりたいところだが、こんな奴らを支持するひともまたいるんだから、ほんに人生とはままならぬものよ、と悲嘆にくれる週末の朝であった。

・東京新聞 TOKYO Web
TPP参加に極秘条件 後発国、再交渉できず
極秘条件 6月には把握 TPP 政府公表せず

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年3月 7日 (木)

四国上空をオスプレイが飛び、本土の沖縄化が始まった&再審開始決定取り消すヘナチョコ裁判官&「違憲国会」で「改憲」喚く「違憲議員」と「違憲総理」

 四国上空をオスプレイが飛んでも、防衛省には事前通知もなく、飛行訓練の詳細も知らされていないってんだから、日本上空の制空権ってのはアメリカが握ってることになるんでしょうね。やれやれ。

 さて、昨日は、福井中3殺害事件の再審開始が取り消され、大崎事件の再審請求も棄却された。どちらの事件も、物的証拠に乏しく、友人や親戚の供述を重くみた結果の有罪判決だったんだが、その後に彼らの証言ってのは本人が覆してるんだよね。ようするに、かなり強引な取調べがあったんでしょう。ひょっとしたら、可視化してればどちらの事件も、立件すらされなかったかもしれないわけで、なんともヘナチョコな裁判所だこと。

 ヘナチョコと言えば、昨日の「1票格差訴訟」の「違憲」だけど「選挙無効」は認めないって東京高裁も、なんとも根性なしであることよ。政治家に自浄能力なんてカケラもないんだから、これでまたズルズル延ばしで、何も解決しないまま時間ばかりが過ぎていくってことになるんじゃないのかねえ。

 この判決をどう思うかって聞かれて、「まずは判決内容を精査してみたい」ってトボケた発言をレレレのシンゾーはかましてくれた。「判決内容精査して」って、よく言うわ。現在の選挙区割りが「違憲状態」ってのは最高裁の判決でも出てるんだから、いまさら精査も何もないんですね。それこそ、粛々と平等な1票のための対策をとればいいだけのことです。

 でもって、それにからめて比例の定数削減って話が出ていて、日本維新の会は自民党案に協力する姿勢を見せているけど、これって格差問題とはまったく別次元の話なんだよな。そもそも、定数よりも前に、議員歳費を削減するのが先で、議員定数についてはもっとじっくりと議論すべきだと思う。なんといっても、世界でも議員の数はけっして多くはないんですから、日本は。定数削減すると、「地盤、看板、鞄」を引き継いだ世襲議員ばかりになっちゃう可能性だってあるわけで、「削減」って言葉に惑わされないほうがよろしいかと。

 ま、とにもかくにも、「違憲」って判決が出た以上は、現在の国会に正統性はないってことですから、TPPだ、消費税増税だ、改憲だ、なんて喚く資格は金輪際ありません。レレレのシンゾーが内閣総理大臣っていうのも、単なる悪い冗談なのかもね。

 最後に今日の体罰。千葉県立松戸馬橋高校の野球部で、講師がしでかしました。東京新聞によれば、「見逃し三振した1年生の顔をバットの握り手部分で小突き、歯一本を折る」「『捕手マスクの置き場所が悪かった』ことを理由に蹴り上げ、左腕骨折で一カ月の重傷」だそうです。講師は28歳の若造で、「チームを強くしたい。信頼関係の中でやれば問題ない」って言い訳してるってさ。これは明らかな傷害罪で、クズです。

腕蹴り骨折、顔にバット・・・高校教師"体罰"で処分

 てなわけで、ちょいと腹立たしいポカポカ陽気(?)の朝であった。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年3月 6日 (水)

速報! 「1票格差訴訟」に「違憲」判決!

「選挙無効」は請求棄却・・・やんぬるかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今日は「1票格差訴訟」の最初の判決。国会は「違憲状態」で当選した議員のたまり場ってことです&自動車関税当面据え置き。TPPでアメリカへの譲歩が始まった&「上級生に命じて下級生を叩かせる」ってのがこれからの体罰(=暴力)のトレンドになるかもな。

 全国で展開されている「1票格差訴訟」の最初の判決が、今日、東京地裁で言い渡される。もし、「違憲」「選挙無効」って判決出てたら、困っちゃうんでしょうねえ、議員の皆さんは。ま、いずれにしても、現在の国会は「違憲状態」で当選した議員のたまり場なんだから、本来なら偉そうなこと言えた義理じゃないんですね。当然、TPPだって参加表明する権利もなけりゃ、ましてや改憲なんか口に出す資格すらもありません。そこんところ、ついつい忘れちゃうんだけど、今日の判決が議員どもの心胆を寒からしめるものになることを願ってやまない爽やかな朝である。

 で、そのTPPだけど、「米国が自動車関税を当面据え置くことを容認する方向で最終調整に入った」ってね。「一定期間後に段階的に撤廃することを求める」ってエクスキューズしてるが、ま、こんなもんです、TPPってのは。こうやって、なにもかもがなし崩し的にアメリカの言いなりになって、最後はケツの毛までむしりとられるって寸法です。

 先日、いつもの地元のバーで飲み友達と話していたら、その知り合いが去年の選挙で「TPPに反対だから自民党に入れた」んだとか。そっか、やっぱり自民党の公約は、「TPP反対」って読めるってことなんですね。おい、シンゾー、なんとか言えってもんです。13日にも交渉参加表明するそうだが、売国政治家の行く末やいかに。

Photo_2

 ところで、昨日のエントリーで、指導者が生徒に指示して体罰(=暴力)させる危険性、についてちょいと妄想してみたんだが、どうやら現実に起きてたみたいだね。夜7時のNHKニュースが流してたんだが、駅伝の名門、豊川工業高校の体罰問題で生徒から聞き取り調査をした結果、「教諭が上級生に指示して下級生をたたかせていた」って複数の生徒が話しているらしい。監督の教師は、「上級生が手本になるよう行動するように指導していたが、たたけとは指示していないし、たたいた場面も見ていない」って否定しているのは、まあ、当然でしょう。まさか、「はい、指示してました」とは口が裂けても言えんでしょうから。

 でも、監督による恐怖の支配体制ってのは、生徒たちの骨の髄まで染みついていたはずで、おそらくは逆らえるような状況じゃなかったんじゃないかな。NHKに独占取材させた桜宮高校の懲戒免職されたバスケット部監督の話を改めて聞いてみても、「殴る」「叩く」ということに、まったくマヒしちゃってるからね。キャプテン続けるかどうか詰問された少年が「頑張ります」って答えたのに対して、「それなら殴ってもええんねんな」って言い放ったって言うからね。

 桜宮や豊川工業だけでなく、スポーツで強豪と呼ばれる多くの高校で、同じようなことが起きているのだろうことは容易に想像がつく。そして、指導者が自分の代わりに、体罰(=暴力)を生徒に命じて、なんてことも、きっとやってるよ。汚ねえなあ。

・NHK
教諭が上級生に指示してたたかせたか

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年3月 5日 (火)

バリバリの原発推進派に代表質問させる間抜けな民主党&岩国基地を拠点にオスプレイ本土訓練開始。「オスプレイ反対」「上関原発海面埋め立て不許可」で当選した知事は公約なんて知らん顔。

 難問山積、いま目の前は危機だらけだってのに、国会の代表質問ってのはどうしてああも緊張感に欠けてるんでしょう。問題意識のカケラもないダラダラ質問には毎度のことながら辟易なのだが、レレレのシンゾーの「原発ゼロ見直し」を突っ込むこともしない民主党ってのは、最早、政党としての資格もありません。聞くところによれば、代表質問に立った大畠とかいう議員は、日立製作所の原発プラント設計部門出身で、バリバリの原発推進派なんだとか。何をかいわんやです。アホくさっ!

 民主党がこんなんだから、自民党はやりたい放題で、どうやらオスプレイの本土での飛行訓練が九州で始まるってね。貧相顔の官房長官の菅君は、「少しでも沖縄の負担を軽減できれば」ってなおためごかしをかましてくれてるけど、それを口実に日本中を基地にしようという発想があるんじゃないだろうか。ま、いつもの妄想ですけど。

 それはともかく、こんなおためごかしが通じるわけもなく、「普天間にある12機のうちたった3機が、わずか3日間、訓練するにすぎない」って琉球新報は社説で論じている。さらに続けて、「沖縄には年間365日を通して置き、今夏にはさらに24機に増やそうとしている。それで『沖縄の負担軽減』と恩着せがましく言うのは筋違いも甚だしい。米側に何も言えない自らの外交的非力を、沖縄にこと寄せて取り繕っただけではないか」と、レレレのシンゾーの朝貢外交を喝破しています。痛快なり。

・琉球新報
オスプレイ本土訓練 この程度で負担軽減とは

 鳩山ポッポの「最低でも県外」をさんざんバッシングして、あの手この手でつぶしたマスメディアは、自民党が復活して以来、沖縄の基地問題についてはまるで無関心を装ってますからね。ホント、汚い奴らだ。

 ところで、本土で訓練するオスプレイの拠点は岩国基地なんだが、山口県知事の山本繁太郎っのは、「オスプレイ配備反対」ってのが知事選の公約だったんですね。ああそれなのに、黙って指くわえて見てるだけなんだね。でもって、この男は、「上関原発計画の海面埋め立て不許可」ってのも公約に掲げてたんだが、それもどうやら反故にしようとしています。不許可どころか、判断先送りしちまいました。レレレのシンゾーが高らかに「原発再稼働」宣言したんで、様子見に転じたってことです。ま、しょせんはシンゾーのお膝元の知事ですからね、バカ殿のご意向には逆らえるわけがありません。っていうか、逆らう気なんかサラサラありません。さすが、「公約なんかどうでもいい」ってのが党是の自民党出身ならではの、見事な風見鶏ぶりではあることよ。

 最後に、桜宮高校の体罰(=暴力)教師がNHKに出演したってね。何をどう語ったのか、TV観ていないからなんとも文句のつけようもないのだが、このところのWBCだ、オリンピックだの騒ぎで、スポーツにおける体罰(=柔道)問題がウヤムヤにされているのがどうも気にかかる。

 先日も、PL学園の野球部で上級生による暴力が明るみに出たが、監督は外出中の出来事で関与していなかったんだとか。ホントかね。直接関与はしていなくとも、そうした暴力行為を容認する雰囲気があったんじゃないのかねえ。もっと妄想すれば、上級生は監督の代わりに暴力行為を働いたってことも考えられるよね。

 指導者の体罰(=暴力)は事件になるからってんで、上級生に命じて、代わりに体罰(=暴力)させる不届き者が出ないとも限らない。体罰(=暴力)の温床である野球の世界なら、そんなこともあり得ると思う今日この頃なのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2013年3月 4日 (月)

PC遠隔操作事件は、再逮捕煽るばかりで、最初の容疑は処分保留ってことをなぜ伝えない&秘密交渉で進行するTPPの闇鍋つつくような不気味さにアメリカ市民団体が怒りの声明。

 PC遠隔操作事件は、日航機爆破予告メールで再逮捕、ってな報道がされている。でも、これって変だよね。まず伝えるべきは、最初の逮捕容疑だった襲撃予告メールについては処分保留だったってことなんじゃないのか。警察リークに乗っかってTVは猫カフェで隠し撮りまでした事件でっせ。それが処分保留になったってのは、いかに警察の捜査が犯人ありきで進んでいたかって証拠じゃないのか。しかも、誤認逮捕までしでかしたあげくのことなんだからね。

 最初の逮捕容疑が処分保留になったってことは、警察の失態でしょ。それをねぐって、再逮捕をことさらに煽るってのは、マスメディアも自分たちが犯人と決めつけて報道した手前、どうか犯人であって欲しいって願ってるんだと思う。佐藤弁護士の批判を何と聞く。

 最初に大げさに報道され、報道の責任を言ってきたが、このあたりで冷静になって、本来あるべき報道の姿勢に戻ってもらいたい。自分がペンやマイクを握ることにしたのは何をやるためだったのかを思い出してもらいたい。君たちは、まるで彼が無実であるということを証明しろと言わんばかりの態度ではないか。反省するべき。

【PC遠隔操作事件】処分保留で釈放、別件で再逮捕について弁護人が語る(江川紹子)

 この事件に関しては、警察幹部が匿名でコメント流しているそうなんだが、上の記事にもあるように、「鯛は頭から腐るというが、警察組織はおかしくなっている」とはおっしゃる通り。おそらく、警察はなんでもいいから長期拘留して精神的に追い詰めて自白させようとしてるんでしょう。そりゃあ、可視化はできないわけだ。

 可視化と言えば、TPPもそうなんですね。いろいろ問題点が指摘されているにも関わらず、その本質は一向に見えてこないばかりか、今現在進行している参加表明各国の交渉の実際ってのもニュースになったことがない。闇鍋つついているような不気味さがあるんだね。それもこれも、情報公開という可視化が、TPPに関してはまったく無視されてるからなんですね。

 で、TPPに関して懐疑的なのは、どうやら日本だけではなくて、アメリカでも批判的な声は上がってるそうだ。TPPが秘密交渉で進められている、ってのはアメリカでも問題になってるんですね。単なる経済連携協定でないことは確かなようで、日本語スーパーもついているので↓の動画を是非ご覧ください。

・アメリカ市民団体がTPPについて報道した驚異の内容とは

 

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2013年3月 3日 (日)

500億円の予算付きで財務省前事務次官の勝がIIJ社長に就任とか。IIJ株買うなら、いつ買うか? 今でしょ!

 消費税増税の論功行賞なんでしょうか、財務省前事務次官の勝がIT大手のIIJの社長に就任するとか。で、それに先駆けて、独立行政法人「情報通信研究機構」のIT関連事業に500億円もの予算がついてたってね。ここから、IIJに研究開発費名目で金が流れるんじゃないかと噂されているそうだ。

 日刊ゲンダイによれば、「これは“勝予算”だといわれているのです。消費税増税法案を成立させた功労者ですから、財務省にとっては、これくらいの“お礼”はお安いご用でしょう」(霞が関関係者)ってな按配なんだそうだが、当たらずといえども遠からずってことなんでしょうね。

・日刊ゲンダイ
見過ごせない! 勝栄二郎前財務次官の補正予算500億円“ブン捕り”

 しかしまあ、官僚の天下り先ってのも、時代ってのが色濃く反映されるもんなんだね。IT企業なんてのはちょいと前までだったら、ハナにもかけられなかったんじゃないの。でも、「情報」は現代の金鉱脈ですからね。さすが、ノダメ政権の陰の総理なんて揶揄されただけあって、したたかで目ざとい野郎だこと。松下政経塾上がりの政治屋には、とてもじゃないけど太刀打ちできないわけだ。

 マイナンバー制なんかも、裏では利権の分捕り合戦が始まってるんだろうね。ひょっとしたら、IIJだって一枚噛んでるかもです。IIJの株買うなら、いつ買うか? 今でしょ・・・って、お前は塾の講師か。

【くろねこの競馬予想】

 中山の弥生賞は、コディーノ、エピファネイア、キズナ、と有力どころが出走してきて、皐月賞の前哨戦の名にふさわしい豪華なメンバー。おそらく一番人気はコディーノだろうが、ちょいと中間の調整に本気度が疑われる。ならば、昨日のチューリップ賞をクロフネサプライズで見事に逃げ切った武豊のキズナで勝負。相手筆頭はエビファネイア。勝ち味に遅いが安定度は抜群のヘミングウェイも侮れない。コディーンは抑えまで。
◎キズナ、○エピファネイア、▲ヘミングウェイ、△コディーン、サトノネプチューン

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月 2日 (土)

PC遠隔操作事件の拘留期限切れ寸前に、日航機爆破予告メールで再逮捕。身柄拘束するための方便でしょ&マイナンバー制閣議決定。ランニングコストは毎年400億円って試算もあるそうだ。いらんぞ、こんなもの。

 拘留期限切れを前にして(かどうかはわからんけれど)、PC遠隔操作事件の片山君を、警視庁は日航機爆破予告メールの容疑者として再逮捕する方針だそうな。容疑はハイジャック防止法違反というから仰々しい。本件ではこのままいくと処分保留で釈放なんてこともあり得るので、身柄を拘束しておくてためになりふり構っちゃいられないってところなんでしょう。それにしても、やることがえげつない。こんなことする暇あったら、早いところ要求通りに可視化して、本件であるPC遠隔操作事件の取調べを粛々と進めりゃいいいものを。ま、それができないから警視庁も困っちゃってるんだろうけど・・・。代用監獄として留置場を利用するもいい加減にしろってなもんです。

 ところで、ヒッソリとというか、コッソリとというか、はたまたチャッカリとというか、マイナンバー法案が閣議決定された。マイナンバーなんて言うと聞こえはいいが、ようするにかつての国民総背番号制の行き着いた先がこれです。1968年に佐藤内閣が国民総背番号制を導入しようとした時には、またたくまに反対運動が湧き起こって頓挫したという曰くつきの法案です。

 このホコリだらけの法案を引きずり出してきたのは民主党で、年金問題なんかがあって、給付状況の管理をするにはこれが一番ってことで、つまりは行政の効率化を図って利便性を高めるってことだったんだね。でも、行政の効率化のためだけに、個人情報を集中管理することは、たとえば個人情報の漏洩といった危険性だってあるんですね。これが。

 さらに、システム構築費がバカにならない。初期費用は4000億円で、ランニングコストは毎年400億円なんて試算もあるくらいだ。これはすべて税金なわけで、財源はどうするんでしょう。なんか、さんざん騒いで導入したわりには、ちっとも役に立たない住民基本台帳ネットワークシステムを彷彿とさせますね。当然。システムメンテナンスは委託業務ってことになって、そこは天下り先として大いに官僚の懐を潤すことになるんでしょう。

 東京新聞社説は、「2016年から運用開始というが、本当に共通背番号制が必要か。根本からの議論が足りない」って言うんだけど、消費税も、原発も、TPPも、改憲も、レレレのシンゾーたちがやろうとしていることはすべて、「根本からの議論が足りない」ことだらけなんだね。施政方針演説でも、やたら「世界一」とか「強い日本」とか息巻いていたけど、その抽象的で粗雑な「言葉の濫用」が逆に「言葉の軽さ(=ムード)」を醸し出し、その結果、「根本的な議論」を尽くすことを阻害してるわけで、レレレのシンゾーの「幼稚さ」を甘く見ていると大変なことになるんじゃないか・・・と妄想する北風ピープー吹く土曜の朝であった。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2013年3月 1日 (金)

「安全基準策定や活断層調査には3年はかかる」「仮に再稼働するにしても、それには時間が掛かることをはっきりと申し上げ、安全をしっかり確認します」・・・これ自民党の公約です。レレレのシンゾーの施政方針演説の強行姿勢とはずいぶんニュアンスが異なるが、それって「認識(=思い込み)」の違いでしょう。

 福島第一原発港内で採取されたムラソイから1kg当たり25万4000ベクレルの放射性セシウムが検出されたってことは1月19日のエントリーで紹介したんだが、なんとまあ、今度はアイナメから1kg当たり51万ベクレルの放射性セシウムが検出されたとさ。一般食品の基準値が1kg当たり100ベクレルっていうから、その汚染度の凄まじさがわかろうというものだ。

 1月に汚染されたムラソイが採取された時に、東電は「港の出入り口を網で覆って魚が外に出ないようにする」って言ってたんだが、それも遅々として進んでいないそうだ。ま、魚が港内から出ようがどうしようが、大海原はつながってるわけですから、海洋汚染が地球上に拡散していっているだろうことはシロートにだって想像がつく。PM2.5で外出禁止だなんだって大騒ぎしてるが、福島第一原発から放出されている放射能ってのはその比じゃないわけで、足元に火がついてるのに中国の大気汚染を云々するとは片腹痛い。現に、WHOは、福島第一原発周辺の発がんリスクが「やや上昇」って報告もしてる。もっとも、環境省は「過大評価」だって反論してるようだが、過大だろうが過小だろうが、福島第一原発の放射能による被曝や汚染は確実に広がっているという事実は隠しおおせようもないんですね。

 東日本では深刻な放射能汚染が進行しているにもかかわらず、レレレのシンゾーは昨日の施政方針演説で「原発再稼働」を高らかに宣言しとりました。前回は所信表明演説直後に逃げ出したから、ひょっとしたらと妄想してたんだが、そうはいかなかったのは無念。それはともかく、「安全が確認された原発から再稼働する」っていう言い草こそ、「安全神話」を育んできたわけで、この男は政権ホッポリ出した後になんの反省もしてなかったってことなんだね。というわけで、いま一度、レレレのシンゾーの「安全神話」に加担した無責任答弁をおさらいしてみましょう。

吉井英勝:冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
安倍晋三:そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
吉井英勝:冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
安倍晋三:そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
吉井英勝:原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか
安倍晋三:そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない

 こんなことを国会答弁でぬかしてた奴が、よくもまあ「原子力規制委のもとで安全性を高める新たな安全文化をつくり上げる。その上で、安全が確認された原発は再稼働する」なんてことを言えたものだ。恥知らず。

 そもそも、自民党の公約では、

原発の再稼働には、まず、新しい安全基準の策定が必要です。そして新しい安全基準に適合するかどうかの確認が必要です。さらに活断層等の調査のように電力会社がいい加減にやってきたものの再調査も必要です。きちんとその作業をするためには時間が掛かります。それに3年ぐらいかかるだろうという目安をだしました。

そういうことを考えれば、大飯原発のように、簡単に再稼働をすることはできません。自民党は、仮に再稼働するにしても、それには時間が掛かることをはっきりと申し上げ、安全をしっかり確認します。

 こうなってたよね。ごまめの歯ぎしりの河野太郎君も自慢げに昨年の選挙前にブログでほざいてました。これを素直に読むと、「仮に再稼働するにしても慎重に議論を重ねた上のことで、そのためには少なくとも3年はかかります」っていうのがくろねこの「認識」なんだが、それって「思い込み」ですかねえ。

 固定電話使った偏向世論調査でさえ、「原発はいらない」っていう意見が70%超えてるってのに、レレレのシンゾーが「再稼働宣言」したってことは、明らかに民意を無視した世迷言の類であるはずなんだね。ああそれなのに、それなのにです、新聞・TVは何事もなかったかのように淡々と「首相 安全確認されたら再稼働」って垂れ流している。ま、これでまた原発事故起きたら、マスメディアも共同正犯ってことですね。その前に、PC遠隔操作ウィルス事件で、総懺悔ってことになってるかも・・・そうであって欲しいと切に願う今日この頃なのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »