「ペットは飼い主と一緒に避難所や仮設住宅に避難させることを原則」とする「被災動物の救護対策ガイドライン」&「明日の自由を守る若手弁護士の会」が初総会。自民党の憲法改正草案に反対する活動方針を決定。最初の一歩です。
そう遠くない将来に東京が直下型地震に襲われたら、てなことをつらつら考えたりする時に、真っ先に気がかりなのが我が家のドラ猫のことである。避難所生活なんてことになったらまさか猫は連れて行けないだろうし、仮に連れて行けたとしても猫は個人主義だから犬みたいにおとなしくしてないだろうし、いったいどうしたらいいんだろうって夜も眠れなくなってしまうのだ。
で、東日本大震災ではペットの問題がクローズアップされたこともあったからだろうか、環境省が「被災動物の救護対策ガイドライン」を作成して、「ペットは飼い主と一緒に避難所や仮設住宅に避難させることを原則とし、自治体に態勢の整備を促す」そうだ。このガイドラインを実現させるには、ペットの躾、周囲の理解等々、解決しなくてはいけない難しい問題が山ほどあるだろうけど、まずは一歩前進と思いたい。
一歩前進になってほしいのが、昨日初めての総会が開かれた、「明日の自由を守る若手弁護士の会」だ。自民党の憲法改正草案に反対する活動方針を決めた、と小さく新聞報道されていたが、こうした動きがひとつひとつ起こることで、自民党の「改憲草案」がいかに危険なものか、そして時代をけっして逆戻りさせていはいけないという思いが大きなうねりになっていくことを切に願う今日この頃なのだ。
昨日は日本維新の会が初の党大会を開き、アナクロも極まれりの改憲路線を白昼堂々と表明し、レレレのシンゾーの補完勢力としての素顔を露にしてきてるってのに、マスメディアは淡々と「維新 参院3分の2目指す」なんてアホ丸出しの報道をするだけだからね。小さな一歩でもいいから、そうしたご時勢に「ノン」という意思表示をしていかないと、ホント洒落にならなくなりますよ。
それにしても、無批判にレイシスト石原のゴタクを垂れ流すことしか能がない新聞・TVってのは、恥ずかしくないのかねえ。入院中に短編小説書こうが何しようがこちとらには関係ないし、しょせんはこの男の小説もどきってのは精神のマスカキでしかないからね。こんな老人に媚売ってることにうとましさすら感じないマスメディアが演出する「老人瘋癲日記」に、さぞかし大谷崎も憮然としていることでしょう。
【くろねこの競馬予想】
中山のダビー卿チャレンジトロフィーは、荒れることで定評があることに加えて、今年はドングリの背比べで大混戦。こういう時は、コース適正がモノを言う。というわけで、人気はなさそうだけど狙って面白いのがホーカーテンペスト。中山は4戦3勝。渋めの馬場ももってこい。相手は、ダイワマッジョーレにダイワファルコン。
阪神の大阪杯は、オルフェーブルがここで負けるわけにはいきません。負けたら引退もあるかも。相手はダークシャドウの1点。
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コメント
大事な話ですよね。昔家庭があったときに、やはり公園の捨て猫を拾って育て、17年だか18年一緒に暮らしました。ただ避難所生活の中で猫はどう対応できるかが心配ですね。
それは、猫は生きるという本能が備わっているから我慢できないことは出来ないという事。逆に人間はそんなときに不要に我慢を重ね病に陥る。
驚いたデータが発表されましたよね、今頃。福島が主なんだけれども震災関連死の原因の一番は度重なる転居命令。
このストレスで死んだ人は多い。
なんと驚いたことに17回も転居させられた挙句に死んだ人が記録されている。関連死で最低は6回となっているが、私の上司の母親は4度目の転居先で亡くなっているのを発見されたから、このデータもまだ不十分だとはいえる。
これじゃ、ペットも真っ先に逃げると思いますね。我慢できないで泣き続ける赤子はその意味があって泣いている。ペットが鳴いたり逃げ回るというような環境に我慢ずよい人間だけを押し込めるということが続けば・・・それを17回も続けさせるというような行政では・・・・何のためにあるのかしらね???根本の問題を含んでいますね。
投稿: kappa | 2013年3月31日 (日) 13時50分