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2013年3月11日 (月)

3.11の前日だからこそ、それなりの過ごし方というのが、政治家にはあってもいい。それが、「慎み」ってものでしょう。

 2年目の3.11を前にした昨日、岩手、宮城、福島では追悼式が開かれ、東京でも煙霧の中、脱原発デモが行われた。そんな日に、レレレのシンゾーは、午後、赤坂のレストランで開かれた苦虫・甘利君の長女の結婚披露宴に出席。夜は、やはり赤坂のチャイニーズレストランで友人と会食。2007年の参議院選挙で大敗したにもかかわらず政権にしがみついたことから「KY内閣」と呼ばれたそのままのKY(もはや死後ですけど)ぶりを発揮してくれた。ま、言いがかりみたいなもんですけど、それにしたって3.11前日に結婚披露宴だなんだってのは、ちょいと嫌味のひとつも言ってやりたくなるってもんだ。

 で、KYぶりって言えば、娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君もやってくれてます。こともあろうに、被災地である仙台市で開かれた党宮城県連大会で、「大震災など緊急事態が発生した場合、政府が国民の権利を一時的に制限する必要があるから、そのためにも憲法を改正すべき」ってなことをぬかしとります。自民党の憲法草案に散りばめられた「公共の福祉」ってやつの怖いところはこういうところなんですね。そして、「国家非常事態という規定がないのは、憲法ができたとき独立国家ではなかったからだ。独立した以上、独立に必要な条項を持つ憲法をつくるべきだ」なんてことものたまっている。これは、かつての「有事立法」の蒸し返しで、ようするに東日本大震災をダシに使ってるわけね。ちなみに、昨日は東京大空襲68年の大法要もあったんだよな。3.11前日ということと考えあわせれば、これまた見事なKYぶりであります。

緊急時、国民の権利制限=憲法改正の必要性強調―自民・石破氏

 こうした政治家のTPOをわきまえない行動や発言ってのは、「慎みのある政治家」がこの国からはいなくなっちゃったってことの証なんですね。

 西郷隆盛の遺訓のひとつに、

「万民の上に位する者、己れを慎み、品行を正しくし、驕奢(きょうしゃ)を戒(いまし)め、節倹を勉め、職事に勤労して人民の標準となり、下民その勤労を気の毒に思ふ様ならでは、政令は行はれ難し」 

 ってのがある。ようするに、

「多くの国民の上に立つ者は、いつも自分の心をいさめ、品行方正、贅沢にふけることなく、無駄を省くことにつとめ、仕事に励んで人々の手本となり、一般国民がその仕事ぶりや生活を気の毒に思うくらいにならなければ政府の命令に誰も耳を傾けてくれないよ」

 ってなことをおっしゃっているわけですが、とてもじゃないが昨今の政治家の仕事ぶり見てると「気の毒」どころか、石投げたくなります。そりゃあそうでしょう、政権発足からわずか2ケ月足らずで「3年以内の原発再稼働」を明言しちゃうような、国民の心を斟酌できない男がソーリなんですから・・・。ま、レレレのシンゾーご一党さにんは、西郷どんの爪のアカでも煎じて飲ませたくなる今日この頃なのであります。

 なにが、「東北に春が来ない限り、日本に本当の春はやってこない。必ずや復興を加速させる」だい。なによりも、「原発がなくならない限り、日本に春はやってこない」んであって、そんなメーセッージをネットにあげるくらいなら、披露宴や夕食会なんかどうでもいいから、東北の追悼式に1分でもいいから足を運んでみろってんだ。おとといきやがれ!

 被災地の現状と真摯に向き合うことすらできない(しようとしない)「違憲議員」だらけの「違憲国会」で、この先、「日本は成り立たなく」なりなすまよ。

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