「TPPの関税撤廃で例外は認めない」ってニュージーランドがクレームつけてます。日米合意なんて何の意味もないってことね&大阪地裁が「大飯原発稼働は相当な根拠と合理性がある」ってさ&君が代口パクしてたら来賓にチクられた。
アメリカとの事前譲歩もとい協議で合意が成立して、さて、めでたい、これでTPP参加は決まったようなもんだ、ってレレレのシンゾーは小躍りしてたんだろうがが、なんとまあ、ニュージーランドが、ざけんじゃねえよ、ってチャチャ入れてきてます。ニュージーランドにすりゃあ、日米がどんな合意はしようと関係なくって、これまでもすべての関税を撤廃することがTPPの最大の目的としてきてるんだから、当然のクレームなんですね。
さあ、どんな具合になっていくんだろう。興味津々なんだが、アメリカにすればこうした声は大歓迎なはずで、「うちはかまわないけど、よそさんの声を無視するわけにはいかないからさあ。ここは、おたくも譲るところは譲らないと、うちの立場ってのもなくなるからさ」とかなんとかやんわりと恫喝してくるよ、きっと。いやあ、どんな展開になるのか、とりあえずは、原理・原則を旗印にするニュージーランドの抵抗に期待したところです。なんてったって、TPP参加の大義名分がなくなっちゃうわけですか・・・。あっ、だから、「安全保障上の意義」って言い出してるわけね。
ところで、唯一稼働している大飯原発の停止を求めた仮処分請求が却下された。大阪地裁の判決では、「福島事故の教訓を踏まえ、現在の科学技術水準に照らし、相当な根拠と合理性がある」ってんだから、小野憲一とかいう裁判官の記憶の中には福島第一原発事故は存在しないようです。さらに、地震が起きて核分裂反応を抑える制御棒を原子炉に入れるのが遅れるぞ、っていう首長に対しては「具体的な危険性があるとは認められない」だと。活断層についても「現状では活断層と認める証拠はない」って、アンタは関電の関係者か。
福島以前も、原発に関しては「安全神話」に立った判決がバンバン出されてきて、事故後は司法の責任だって問われようとしているのに、なんとま無責任なは毛津田事。これで事故ったら、小野憲一って名前はしっかりと覚えてえきたいものです。
最後に、君が代歌ってない教師を、来賓が教育委員会にチクったてね。嫌な世の中になったもんだ。監視社会というのは、一般大衆労働者諸君を巻き込んで、知らず知らずのうちにジンワリと迫ってくるものです。そのうち、祭日には国旗掲揚しないと、逮捕されるかもよ。
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