« 高校生の6割が「9条改定」に反対。ちょっぴりホッとする数字だ&ストロンチウムが海に流れ出すには100年かかる。東電のお気楽さは、これはもう犯罪です。 | トップページ | 寄付金還流で税金ちょろまかした国会議員17人が判明。どうせ氷山の一角なんだろうが、市中引き回しの上、百叩きにでもしてやりたい気分だ。 »

2013年4月21日 (日)

TPP交渉参加決定というけど、どれだけの譲歩を重ねたあげくのことなのか・・・。「いろなことはあったが相手のある話なので」(甘利TPP担当相)なんて無責任なこと言わせていいんだろうか。

 中国四川省の地震は、時間の経過とともにどんどん被害が大きくなっている。日本が地震活動期に突入したってのはよく言われているけど、日本だけじゃなくてアジア全域でとてつもない地盤変動が起き始めているってことなのかもね。日本、韓国、中国の原発が地震で一斉に事故ったら・・・世界のカタストロフってのは、こうやって襲ってくるのかも。

 でもって、日本の終末に一歩近づくかもしれないTPP交渉に参加が決定したって新聞・TVは無批判に垂れ流してます。最後まで日本参加を渋っていたと伝えられていたカナダが同意したからって言うんだけど、どんな事前譲歩があったんでしょう。

 そこを徹底的に取材して検証するのがジャーナリズってなもんなんだろうけど、いまの新聞・TVにそんな能力はないからなあ。東京新聞は、「甘利明TPP担当相は、カナダなど難色を示した国との間でどのような交渉や合意があったかについては『いろんなこことはあったが相手のある話なので』として明らかにしなかった」なんてことをサラっと書いちゃってるけど、TPPってのは「聖域なき関税撤廃なら参加しない」ってのが自民党の公約なんだからさ、「相手のある話」なんて無責任な言い訳を鵜呑みにしちゃいかんでしょう。

 情報公開を一切しない秘密交渉というのがTPPの実態で、その非民主的なシステムの欺瞞性や危険性について、アメリカ国内でも問題になってるくらいだからね。TPP交渉参加決定しました、って事実だけを淡々と報道している場合じゃありません。

 にしても、苦虫甘利の言う「いろんなこと」ってのは具体的にどんなことなんでしょうねえ。後になって、実は非関税部門も含めた例外なき関税撤廃もISD条項導入も、すべて呑まされていたなんてことが発覚したら、誰が責任とるんだろう。「政治は結果なんですよ」ってドヤ顔でと答弁してたのは、確かレレレのシンゾーだったよね。だったら、秘密交渉の中身が自民党の公約とは違って、譲歩に譲歩を重ねたあげくのシロモノだとしたら、当然責任はとってくれるんでしょうね。そうした言質を引き出すくらいの迫力ある取材をしてみろってんだ、新聞・TVは。

 ま、おそらくは何もかもアメリカの言いなりになったあげくのTPP交渉参加だろうから、後になって政治家もマスメディアも、そしてTPPヨイショのタレント評論家の皆さんも、一斉に都合のいい自己弁護始めるだろうことは間違いありません。なんか、その時のレレレのシンゾーの顔が目に浮かんじまって、天気と同じくなんとも気分のすぐれない日曜の朝となったのであった。

【くろねこの競馬予想】

 東京のフローラステークスは馬場状態が微妙に影響しそう。3歳の牝馬にとって渋った馬場はスタミナのロスも激しいだろうから、思わぬ伏兵も・・・。というわけで、迷ったあげくに本命はイリュミナンス。相手にはエバーブロッサム。この2頭の馬券でちょいと遊ぶのがよろしいかと。

 京都のマイラーズカップは重の鬼、シルポーシトの逃げが面白そう。相手には、これも重上手のダノンヨーヨーに、ダートのG1フェブラリーステークスでは期待を裏切ったものの芝に戻ったここなら勝ち負けのカレンブラックヒル。その他では、ファイナルフォーム、エーシンメンフィス、そして究極の大穴に渋った馬場のエリザベス女王杯でヴィルシーナを差し切ったレインボーダリア。
◎シルポート、○ダノンヨーヨー、▲カレンブラックヒル、△ファイナルフォーム、エーシンメンフィス、レインボーダリア

|

« 高校生の6割が「9条改定」に反対。ちょっぴりホッとする数字だ&ストロンチウムが海に流れ出すには100年かかる。東電のお気楽さは、これはもう犯罪です。 | トップページ | 寄付金還流で税金ちょろまかした国会議員17人が判明。どうせ氷山の一角なんだろうが、市中引き回しの上、百叩きにでもしてやりたい気分だ。 »

TPP」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: TPP交渉参加決定というけど、どれだけの譲歩を重ねたあげくのことなのか・・・。「いろなことはあったが相手のある話なので」(甘利TPP担当相)なんて無責任なこと言わせていいんだろうか。:

» 環太平洋連携協定(TPP)、アメリカが率いる過酷な自由貿易協定、1%用の大企業権力ツール [マスコミに載らない海外記事]
Nile Bowie Global Research 2013年4月2日 環太平洋連携協定、つまりアメリカが率いて、現在いくつかの環太平洋諸国と交渉中の、過酷な多国間自由貿易協定を、最前線に押し出そうというオバマ政権の取り組みは、最も論議されず、最も報道されない問題の一つだ。 600人のアメリカ大企業顧問達が、TPP交... [続きを読む]

受信: 2013年4月22日 (月) 08時24分

« 高校生の6割が「9条改定」に反対。ちょっぴりホッとする数字だ&ストロンチウムが海に流れ出すには100年かかる。東電のお気楽さは、これはもう犯罪です。 | トップページ | 寄付金還流で税金ちょろまかした国会議員17人が判明。どうせ氷山の一角なんだろうが、市中引き回しの上、百叩きにでもしてやりたい気分だ。 »