寄付金還流で税金ちょろまかした国会議員17人が判明。どうせ氷山の一角なんだろうが、市中引き回しの上、百叩きにでもしてやりたい気分だ。
ワクチン審議する小委員会の委員が製薬会社から寄付金もらってたって。ま、原子力村と同じ構造なんでしょうが、こうしたアカデミズムのモラルハザードにこの国はいたって寛容だからね。こういう記事も時たま湧いて出てくるけど、いわばガス抜きみたいなもので、大学の研究費のあり方を抜本的に見直すなんてことはしたことがない。それどころか、原子力村の御用学者のセンセイたちのように、どんなに賄賂まがいの寄付金もらってたって、利益相反で追求されることはないんだからお気楽なもんです。
で、モラルハザードといえば、政党支部や資金管理タ団体を使って寄付金を還流させて税金ちょろまかしていた議員センセイたちを忘れるわけにはいきません。共同通信によると、自民12、民主2、維新3の合計17人の衆参国会議員の名前があがっているんだが、こんなのは氷山の一角で、おそらく大多数のセンセイたちがこうした詐欺まがいの行為に手を染めてるんでしょうね。
ま、法的には罰せらるものではないから、汚ねえなあ、ってことくらいですんじまってるんだが、イチロー君の騒動のときに確か「道義的責任」がどうたらこうたらって皆さんおっしゃってましたよね。としたら、こちらの税金ちょろまかしってのは、まさに「道義的責任」の典型みたいなもんじゃなかろうか。
レイシスト石原の三男坊のでくの坊・ヘボタカの公職選挙法違反だって、れっきとした犯罪にもかかわらず、なんとなく不問に付されちゃってるけど、これもよくわからない。こういうことを糾弾することなく、ほったらかしにしているってのは、こちらはマスメディアのモルハザードってことなんだろうね。
つまるところ、違憲総理と違憲議員が蝟集する違憲国会が国を動かしてること自体、大いなるモラルハザードなんだから、何をかいわんやとはこのことか。「最悪の悲劇は最高の喜劇である」なんて言葉があるけど、まさに今の日本はそれを体現しちゃってるってことなんだね。いやはや。
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