役人の小狡さが顔に出ちゃって、なんとも気分の悪いコミッショナー会見ではあった&復興庁のキャリアが違憲総理にならって「左翼のクソども」発言。
「昨日まで知らなかった。知っていたら公表したと思う」、だから「隠蔽や不祥事はない」し、当然「辞任は考えていない」そうだ。さすが駐米大使として名を馳せた役人だけに、面の皮は鉄面皮なんてもんじゃないほど厚かったね。しかしまあ、こんなひとがコミッショナーですよ。自分の名前を刻印までしていたってのに、責任はありませんとはいかないでしょう。
ようするに、飛ばないボールのおかげでファン離れが起きてきたから、もっとホームランが出るようにしろや、って銀座のどこかから声が聞こえてきたんでしょうね。そもそも、コミッショナーを誰にするかっていうのも、銀座の鶴の一声で決まるって言いますから。
・知らない、辞めない!加藤コミッショナー“ウソ統一球”謝罪だけ
しかし、ここまでコミッショナーに開き直られちゃって、一番ワリ食ったのが下田事務局長です。それまでは「統一球の変更はコミッショナーと相談した」って言ってたのに、昨日の会見では「混乱していた。コミッショナーは知らなかった」って前言翻しちゃいました。ま、因果を含めてトカゲの尻尾にされたんだろうけど、哀れだよなあ。「組織とは頭から腐るもの」とは言うけれど、ま、その典型ですね。
「組織は頭から腐る」と言えば、レレレのシンゾーもその口なんだろうが、例の「TPPに反対する左翼」発言にならったわけでもないだろうに、今度は復興庁の幹部がツイッターで暴言撒き散らしていたようだ。この男、福島県の被災者支援を担当しているってんだが、市民団体の集会に出席した後に「左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びせられる集会に出席」てなことをツイートしてたってさ。しかもこれはほんの序の口で、なんと600回以上も罵詈雑言をまくたてていたっていうから、相当な玉であります。ほとんどビョーキですね。上が腐れば下も腐るわけで、レレレのシンゾーと根っこは同じです。
国のやることにちょいと異議を唱えるとすぐ「左翼」だって喚くのは、もうその時点で思考停止しちゃってるわけで、子どもが悔しまぎれに「ウンコたれ」って言うのと同じです。でもな、「ウンコたれ」に「ウンコたれ」って言われてもね・・・ま、誰ってことじゃないけれど、てなわけでお後がよろしいようで。
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コメント
コミッショナーに開き直られちゃって、一番ワリ食ったのが下田事務局長です。それまでは「統一球の変更はコミッショナーと相談した。
下田事務局長の発言が真実であるならば、(真実でしょう)
誰が、コミッショナーに統一球の反発力の変更を命じたか?
興味シンシンですね!
マスコミはコミッショナーの裏にある勢力に関心が無いのかな?
投稿: 健次郎 | 2013年6月16日 (日) 06時16分