地方のTV局で「憲法9条改定」を口にして、それを産経新聞が刺激的な見出しで扇動する。だったら、東京のど真ん中で堂々と「戦争をできる国」に「日本を取り戻す」って言ってみろ。
13日のエントリーで、自民党のTVCMばかり流れているが他の党は何してるんだろう、って書いたら、昨日あたりから始まりました。まずは、生活の党。小沢一郎をサッカーのゴールキーパーに見立てて、かつてのロボットと戦う編の延長線上の路線で登場です。好き嫌いはあるだろうけど、私、お茶目なイチローけっこう気に入ってます。日曜の投票日が間近となって、他の党のTVCMも流れてくるんだろうが、こんな切羽詰ってからというのはやはり資金面の問題も大きいんでしょうね。業界筋からしこたま献金ちょうだいしている自民党と野党では、金では喧嘩になりませんからね・・・。
その金権自民党の総領の甚六であるレレレのシンゾーは、長崎国際テレビのインタビューに「われわれは9条を改正し、その(自衛隊)存在と役割を明記していく。これがむしろ正しい姿だろう」って本音丸出しにしたってね。で、それを産経新聞が刺激的な見出しで報道して煽っているわけだが、こういう地方のTV局で居丈高に吠えるやり方ってのは実に薄汚い。そんなに憲法改悪して「戦争のできる国」に「日本を取り戻す」って言うなら、堂々と「東京の中心で改憲を叫んで」みやがれってんだ。
おそらく、自民党圧勝という予測にいい気になって、これまで隠してきた「改憲」を改めて持ち出して様子見してるんでしょう。そして、うまくいけば、これを既成事実にして、選挙の後には「信任を得た」ってんで改憲にまっしぐらって寸法のはずだ。ようするに、今回の地方局を使っての「改憲」発言というのは、アリバイ作りみたいなもんなんだね。これって、ノダメが国内で言えないことを海外でポロっと口にして既成事実化しようとしていたのと似たような手口で、面と向かっては国民を納得させられないっていう弱虫ならではの所業です。
家業として政治家をやっている、いわば職業政治家の成れの果てをレレレのシンゾーに見た連休明けのちょいと涼しい朝であった。
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コメント
アホ…じゃなくて、安部が在京のメディアにそんな事をほざいたりしたら、間違いなく各方面たら叩かれまくり、参議院選挙に於いて敗北の将になり、持病の下痢ぴーが再発して、即座に辞任に追い込まれるでしょう
投稿: 安打製造屋 | 2013年7月16日 (火) 12時16分
<そんなに憲法改悪して「戦争のできる国」に「日本を取り戻す」って言うなら、堂々と「東京の中心で改憲を叫んで」みやがれってんだ。>
激しく共感!
「殺されても殺さない」を身上とする岡目五目には、どうして「戦争ができる国」が必要なのか全く理解できない。
戦争をやりたい連中は、安全地帯にいて「進め、進め」というだけ。
殺し、殺されるのは、40代以下の若い人。
安全地帯のバカの煽動にのって「戦争のできる国」にならなきゃあどうしていけないのだ。
1ヶ月後には、終戦の日を迎える。
320万人の犠牲の上に、今の平和があることを思い出して欲し、切に?
投稿: 岡目五目 | 2013年7月16日 (火) 10時54分