たかが嘘つき総理の私的諮問機関が、さも権威があるかのように集団的自衛権を論じる異様さに、もっと神経をとがらせたほうがいい。
レレレのシンゾーが、やたらになんたら有識者会議というのを立ち上げていることの不可解さと危うさについて、これまで何度も書いてきたが、なかでも集団的自衛権行使容認を議論している「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」ほど胡散臭いものはない。
そもそも、集団的自衛権にまつわる議論というのは、その根底は憲法問題なわけで、それをたかだか10人ちょいの、それもレレレのシンゾーの息のかかった御用学者や官僚だけが勝手な議論をしていること自体が異様な光景なんだね。しかも、この懇談会がさも権威があるかのように報道する新聞・TVは狂ってます。
この懇談会ってのは、法的には何の権限もないわけで、そんな胡乱な会議が出した報告書を土台にして集団的自衛権行使を閣議決定しようなんてのは、とんでもはっぷんなのだ。レレレのシンゾーは、昨日の会議で「積極的的平和主義」なんていうわけのわかんない言葉をつぶやいていたようだが、こういう意味不明な世迷言を権力者が口にする時ってのは、その裏側にはいかに国民をたぶらかすかという思惑が絡んでいることを忘れちゃいけない。
秘密保護法もしかりで、この内閣はとてつもなく下衆な人間が集まった、カルト集団みたいなものなのだと、つくづく感じる今日この頃なのだ。
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コメント
消費税の時もそうだったが、お仲間集めて「これが世論です」だと、聞いて呆れて、開いた口が塞がらねェばかりじゃなく顎が外れらい。
「大阪弁で世情を語る」のなんでやねん五郎ちゃんが、「秘密保護法」で政府相手に漫才をしている。
これでも聞いて(読んで)また怒りをぶちまかまそう。
(前略)
五郎…そやかて、「秘密保護法」がない今でも、情報公開請求で出てくる文書は黒塗りばっかりやんか(→特に外交文書)
政府…そら、そういうのを公開したら、「我が国の安全保障に著しく支障を与えるおそれ」があるからや・・。
五郎…ということは、もしこの「秘密保護法」ができてしまうと、今、黒塗りで公開されてる文書は、全部が「特定秘密」で非公開…、というか、存在それ自体も秘密にできるわけやな
政府…そういうことや…(って、また、口が滑ってもうた…)今日はどうも、口が滑りやすなってるから、漫才はここで強制終了や!
投稿: 岡目五目 | 2013年9月18日 (水) 19時07分