東電の言い訳ご拝聴の閉会中審査。こんなチンタラ国会じゃ、日本沈没もそう遠くはない・・・。
朝晩の冷え込みが懐具合にも響くような、隣は何をする人ぞの秋深まる今日この頃、国会ではなんとも煮え切らない、日和見のマッチョ・馬淵君によれば「ふにゃふにゃしたご答弁しか出ない」国会閉会中審査が行われた。ま、このセンセイ自身が3.11以降には原子力発電所事故対応担当の総理大臣補佐官だったんだから、いわば当事者です。そんなセンセイが「ふにゃふにゃ」もないもんだが、印象としては確かにおっしゃる通りではありました。
あれじゃ、まるで、東電の言い訳を拝聴するための審議だね。丁々発止の議論なんて夢のまた夢。っていうか、国会議員のセンセイたちの危機感の希薄なこと。そんなんだから、迫力も何もあったもんじゃない。いろいろ毀誉褒貶あったとは言うものの、かつての社会党の爆弾男・楢崎弥之助君が妙に懐かしくなっちまった。
国会が機能してないってことだけはハッキリしたわけだけど、こんなチンタラしたセンセイたちばかりじゃ、レレレのシンゾー一派が目論んでいる言論統制国家を阻止することなんか絶対にできません。秋の臨時国会は惨憺たるものになりますよ。
「一将功成りて万骨枯る」って言葉があるが、爺さんの苔生した思想信条だけを金科玉条にした世襲議員のひとりよがりの専横政治を許していると、いつの日か死屍累々の日本ができあがることになりますよ。
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コメント
センセイ自身が、何が問題なのかさっぱりわかっちゃいないから攻めようがありません、なんですよ。
とは言っても、これで「特定秘密保護法」なんぞができたら、審議すらできなくなるんだから、今の内が花なのよ。
で、話しは100㍍ぐらい飛びますが、これらのセンセイ、国政調査権すら放棄して、官僚の言いなり、てことが分かっていて「秘密保護法」に賛成するんでしょうか?
投稿: 岡目五目 | 2013年9月28日 (土) 19時30分