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2013年10月

2013年10月31日 (木)

秘密保護法案、日本版NSCにかこつけて、どうやら諜報機関(日本版CIA)の新設まで語られ始めてるようだ。

 「外交・安全保障に関する首相官邸の司令塔機能の強化」というのが日本版NSCの目的だってんだが、つまりはレレレのシンゾーのための戦争シミュレーションゲームみたいなもんなんじゃないかと思う今日この頃。

 そのための関連法案の質疑が衆議院国家安全保障特別委員会で続けられているが、東京新聞によればどうやらCIAみたいな諜報機関の必要性まで語られてるようですね。日本維新の会の議員からは、「特待秘密保護法が成立するこの機会に、国家的な情報機関が必要だ」なんて意見が飛び出したらしい。おいおい、「特定秘密保護法が成立するこの機会に」って、まだ国会審議もしてないってのに、こやつは何言ってんだろうね。ま、野党にしてこういう輩がいるわけだから、成立しちゃう確率はかなり高いのは間違いないところなんだが、こうもヌケヌケとのたまわれちゃうと、そうは行くかい、ってなるのが人情というもの。

 特定秘密保護法案の危険性ってのは、これをテコにして戦前の治安維持法を復活させようという動きが出てくることなんだね。というか、おそらくそれを想定しているんだと思う。CIAみたいな諜報機関なんて話がでてくるのもその延長線上のことで、そのうち特高警察みたいな発想も平然と語られるようになりますよ。

 昨日のエントリーで書いた婚外子の相続問題だって、最高裁の判決に「家族制度」だの「婚姻制度」だのを持ち出してイチャモンつけてるくらいで、自民党の議員が司法の裁定に口出しするようになってきたってのは、かなり危険な兆候と言わざるを得ない。

 つむじが右に曲った西田センセイなんか、昨日の参議院政策審議会で、「最高裁はわれわれの常識とは違うが、現行憲法を結びつけると今回の決定になる。現行憲法が間違っている」てなトンチンカン発言してるほどだ。思想は自由だが、その前に憲法遵守義務があるってことをすっかり忘れちゃってるようですね。

婚外子、民法改正に異論続出 自民、司法判断軽視

 こういう舐めた議員がどんどん増長していく様を、先の戦争でなくなった兵士たちは、どんな思いで草葉の陰から見つめていることだろう。

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2013年10月30日 (水)

トルコ原発建設受注。自分の家のトイレが汚物垂れ流してるに、ご近所のトイレ工事請け負ってどうする&婚外子相続差別違憲判決にイチャモンつけけて、民法改正を阻む自民党のお歴々。

 ホテルの偽装メニュー問題は飲食業界全体に飛び火しているようで、グルメ評論家の皆さんは戦々恐々としてるんじゃないでしょうか。TVのワイドショーは、ここぞとばかりに、偽装、偽装とかまびすしいったらありゃあしない。しかしなんですね、偽装メニューにそんなに目くじら立てるんだったら、レレレのシンゾーの汚染水完全コントロール偽装発言をほったらかしにしてるのはおかしいんじゃないの。水に落ちた犬を叩くのはお得意なくせに、長いものにはすぐ巻かれちゃうんだから、しょせんは電気紙芝居だったってことですね。

 その汚染水完全コントロール偽装発言の嘘つきソーリは、国会ほったらかして嬉々としてトルコに外遊です。原発売りつけてご満悦だそうで、なんともはや。で、「東京電力福島第1原発事故の教訓を世界と共有することで原子力安全の向上を図っていくことはわが国の責務だ」なんてことほざいてます。教訓も何も、原発事故はただいま進行中でっせ。自分の家のトイレが汚物垂れ流してるのに、ご近所のトイレ工事請け負うようなもんだろ。バッカじゃなかろかルンバですね。

原子力安全は日本の責務=安倍首相

 バッカじゃなかろかと言えば、最高裁の婚外子平等相続判決に自民党部会がイチャモンつけて、民法改正が遅々として進まないでいる。でもって、あろうことかツムジが右に曲った参議院議員の西田昌司センセイが「最高裁判所の非常識な判断に従って法改正をしてしまうと、婚外子がどんどんできて家族制度が崩壊してしまう。慎重に考えなければならない」てなことほざいて笑われてます。

自民法務部会 民法改正案の了承見送り

 この発言に対して、「嫡出子と非嫡出子の相続分に差があるから非嫡出子を作るのは控えよう、差がないから心置きなく作ろうと考える人はいないだろう。あくまで法の下の平等の観点で見るべきで婚姻制度の崩壊といった話は的外れ、勘違い。こういうことを言っている自民党の議員連中が秘密保護法も推進している」って落合洋司弁護士がツイートしていた。お説ごもっとも。そもそも、婚姻制度とか家族制度なんてことを持ち出すこと自体、アナクロの極みなんであって、最高裁判決に「もの凄く悔しい」なんて口走った化粧崩れの政調会長・高市センセイみたいなのもいるくらいだから、こういうひとたちの頭ん中ってのはいまだに教育勅語で汚染されてるに決まってる。見たわけじゃないけど。

 それにしても、このところの自民党の女性議員のセンセイたちの威勢のいいことったらありません。東京新聞「本音のコラム」で、斎藤美奈子さんがこんな具合にからかっとります。

(これより引用)

 秘密保護法にからみ「新聞の首相動静は国民の『知る権利』を超えている」と述べた自民党の小池百合子広報本部長。婚外子の相続差別を違憲とする最高裁決定について「ものすごく悔しい」と語った高市早苗政調会長。この決定を受けた民法改正に異を唱える西川京子文部科学副大臣。さらに昨年禁止された日雇い派遣を解禁する法案を提言した稲田朋美行革相。生活保護法改正に意欲を燃やす片山さつき総務長官。領土問題や教育問題で存在感を示す山谷えり子参院政審会長。自民党の女性議員は大変な逸材ぞろいだ。

(引用終わり)

 いやはやです。「彼女らが出世したのは首相に近い発想の持ち主だからだろう」とも書いているが、「女子(議員)と小人(安倍晋三)は養い難し」のアッパレな晴天の水曜の朝であった。

Photo

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2013年10月29日 (火)

首相動静は特定秘密ねえ。こうやって、どんどん秘密の定義は拡大解釈されていくというわけですね&憲法・刑法学者が秘密保護法案反対表明。TVで偉そうにコメントしているジャーナリストの皆さんはどうして声を上げないんでしょう。

 みずほ銀行の暴力団融資は、明らかに暴力団排除条例に抵触してますね。で、頭取が責任とって半年間報酬ゼロにするってんだが、これがなんと年収1億1600万円もあるもんだから、半年無給といったって5800万円はいただけるんだってね。ベラボーな話だ。「われわれの給与は業界の常識から設定されており、突出して高くない」なんて浮世離れした開き直りしてるようだが、こんな銀行になけなしの金を預けているかと思うと虚しくなってくる。そろそろ口座の解約を検討するか。

 ところで、政界の渡り鳥ホステス・小池百合子センセイが、新聞の首相動静について、「国民の『知る権利』の範囲を超えている」から「見直せ」ってのたまったそうな。ま、秘密保護法案がらみでちょいと目立ちたくてパフォーマンスのつもりで口走ったんだろうが、まあ、非難ごうごうです。当たり前ですね。でも、こうやって秘密指定ってのはどんどん拡大解釈されてくんだってことがはしなくも露呈されちゃったんだから、その意味では大いに意義のある発言だったってことか。

首相動静は特定秘密? 小池氏「知る権利を超えている」

 憲法や刑法の学者265人が秘密保護法案に反対声明を発表したのも、こういうお馬鹿な発言をするセンセイ方にまかしておいたら、この国はヤバイぞ、っていう危機意識の現れなんでしょう。それはそれで大いに歓迎すべきことなんだが、何度も言うけど、駄目なのはマスメディアなんだね。新聞もTVもひどいもんです。演歌歌手みたいな名前の森雅子センセイが、秘密保護法案の「不当な方法による取材活動」とは「西山事件に匹敵するような行為と考える」って記者の質問に応えたのにも、まったくは反応してなかったからね。

秘密保護法案:森担当相「処罰対象は西山事件に

 沖縄密約を曝露した西山事件は、「ひそかに情を通じ、これを利用して・・・」って文言一つで事件が矮小化され、国の「嘘」がウヤムヤにされちゃったわけで、そんな事件を引き合いに出されてもシレっと受け流しちゃうんだもん、ジャーナリズムとしての矜持もへったくれもありません。

 ジャーナリストを気取るニュースキャスターや新聞記者出身のコメンテーターのセンセイたちの動きも鈍いもんね。鳥越君も大谷君も、ちょこちょこ発言はしているようだけど、組織だって反対表明するような動きはまったくないですから。ま、電波芸者の田原総一朗あたりが出張ってこないだけまだいいか。筑紫哲也が存命であったらどうしただろう、なんてつまんない妄想してしまう雨模様の火曜の朝であった。

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2013年10月28日 (月)

秘密保護法案慎重審議を82.7%。世論操作(調査)をもってしても民意を「完全にコントロール」できなかったわけか&東電が除染費用支払い拒否したってことは、国民に対してケツまくったってことですね。慮外者めが。

 マスメディアは相変わらずダンマリを決め込んでいる特定秘密保護法案について、共同通信が世論調査をした。その結果は、反対50.6%、慎重審議82.7%だったとか。ついでに、福島第一原発の汚染水に対するレレレのシンゾーの「全体として状況はコントロールされている」発言を信頼できないは83.8%。この調査では、安倍内閣支持60.7%、自民党支持44.6%というから、自民党支持者からも特定秘密保護法案やレレレのシンゾーの「嘘」については手厳しい批判があるってことなんだね。さらに、「安倍政権の経済政策で景気が良くなったという実感はあるか」と言う質問には、78.8%が実感していないって回答してるってんだから、何をかいわんやなのだ。

 世論調査とは名ばかりの世論操作とは言うものの、この結果を見る限りは、世論操作しようとしてもおっつかなくなるほど、民意ってのはちょっとづつだけどとんがり始めたのかもしれない。山本太郎が東京新聞のインタビューで、「もっと民意をむき出しにできる環境をつくっていかないと」と語っていたが、おっしゃる通りで、世論操作しようとした世論調査ですら抑えきれずに、これだけの批判的な数字が出てきたってことは、まだまだ一般大衆労働者諸君も捨てたもんじゃないってことなんでしょうか。って、甘いか。

 ところで、東電が除染費用の支払いを全面的に拒否するって政府にケツまくってたってね。いろいろ理屈をつけているようなんだが、除染費用は環境省が復興予算から立て替えてるわけで、この原資は税金です。てことは、東電は国民への借金を踏み倒したってことです。行き着く先は、放射能汚染地域の住民、つまりは被害者がこの金を国から請求されるってことにもなりかねないんだね。

東電 除染費負担を全面拒否 「賠償と二重払い」主張

 こんなブラック企業に税金注ぎ込んで救済しなくちゃならない理由なんて、爪のアカほどもありません。経営幹部はいまだにシレっとして高給を食み、事故の責任者である元幹部の多くが海外逃亡しているこんなヤクザな会社は、世界広しといえどもそう多くはないだろう。それもこれも、思考能力ゼロの無教養な世襲政治家がこの国を牛耳っているからなんだね。「ベンチがアホやから」発言で現役引退したプロ野球選手がいたが、「政府がアホやから」ってんで海外逃亡できない我が身がいじましい今日この頃なのだ。

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2013年10月27日 (日)

難病重症患者も医療費自己負担・・・安倍晋三の大好きな「応分の負担」というのは「貧乏人は早く死ね」って言ってるようなもんなんだね。

 台風が去って、久しぶりの青空が広がる、秋も真っ盛りの朝である。てなこと思いつつ新聞開けば、そんな爽やかな秋晴れに水を差すように、「難病重症患者も自己負担」の文字が1面に踊っていた。

 おお、なんだなんだと紙面に目を通してみると、なんとまあこれまで無料だった難病疾患の重症患者の医療費が、収入に応じて自己負担することになるんだとか。「患者が負担する月ごとの医療費の上限は、夫婦二人世帯の場合①生活保護世帯はゼロ②住民税の非課税世帯は八千円③年収三百七十万円までの世帯は一万二千円④それを超える世帯は四万四千四百円」となるんだと。年収375万円超えたら年間で最大約53万円の負担増ですよ。

 年収375万円以上たって、そりゃあ500万、600万稼いでいるんならまだしも、ギリギリ375万円で生活してるひとにしたら、こりゃあもう死活問題です。実際、くろねこの友人も筋萎縮側索硬化症(ALS)で亡くなったんだが、家族はそりゃあもう大変でした。月4万円を超える医療費払えなんて、そう簡単に右から左にできるもんじゃありません。

難病重症者も自己負担 厚労省素案、医療費無料→年最大53万円

 難病重症患者の医療費自己負担の背景には、レレレのシンゾーが大好きな「応分の負担」ってのがあるんだね。「応分の負担」ねえ、聞こえの良い言葉だこと。しかるに、その真意はと言うと、「地獄の沙汰も金次第」って発想なんだね。

 そもそも、医療費無料というのは、「難病は誰もが罹る可能性があるんだから、その苦労はみんなで分かちあおう」っていうのが原点なんじゃないの。つまり、「公助」の理念ですね。でも、医療費自己負担というのは、自分たちでどうにかしなさい、って言ってるようなもんなんだね。レレレのシンゾーが大好きな「自助」ってやつです。

 社会保障制度の「公平かつ安定的な仕組み」にするためには、弱者だろうがなんだろうが切り捨てるぞって宣言したようなもんですよ、これじゃあ。国会議員一人を養うのに1億円以上の経費がかかっているってのに、自分たちは税金の上に胡坐をかいて高見の見物してりゃあいいんだから、お気楽なこった。

 「応分の負担」というなら、それこそ「隗より始めよ」で、議員のセンセイたちが身を切るところから始めてくんなまし。それには、まずは議員歳費の徹底的な削減をすることです。領収書なしの通信費が月額100万円も使える世界は、永田町にしかないんですからね・・・クソッ!

【くろねこの競馬予想】

 台風でどうなることかと新馬かしていたが、どうやら晴天の天皇賞。おそらく、馬場もやや重暗いまでには回復するはず。それでも、切れ味勝負のジェンテイルドンナやエンイシンフラッシュにとってはあまり歓迎できたことではない。とはいえ、渋った馬場なら大得意のトウケイヘイローも、逃げて目標になるだけに、展開的にちょいとひっかかる。
 その他の馬では勝ち切るまではどうでしょうってことで、2着ははずさないという意味で中心は、女傑ジェンティルドンナ。やや重ならにどうにかこなしてくれるのでは。相手筆頭はトウケイヘイロー。府中の2000mを逃げ切るのは至難の業だが、重賞3連勝の充実ぶりに期待。勝てないまでも、ワイドの穴にアンコイルト、オーシャンブルー。
◎ジェンティルドンナ、○トウケイヘイロー、▲ダノンバラード、△エイシンフラッシュ、コディーノ、アンコイルド、オーシャンブルー

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2013年10月26日 (土)

秘密保護法案が閣議決定され、NHK経営委員に安倍晋三の元家庭教師の名前が・・・そのうち日本は「安倍一族」に乗っ取られることになりますよ。

 夜中の地震はやけに揺れたと夢うつつに思っていたら、マグニチュード7.1というからけっこう大きかったようだ。台風とあわさって、震度4の揺れだった宮城県のひとたちは、さぞかし気が気じゃなかったことでしょう。

 気が気でないといえば、秘密保護法案なんだが、とうとう閣議決定されて、暗黒社会に一歩踏み出してしまった。なんてったって自公で過半数握っているわけだから、国会の議論なんかはセレモニーにしかすぎません。ほぼ成立したも同然です。この法案に加担する議員の名前は、永久に記憶にとどめておくべきでしょう。

 新聞・TVはおざなりに閣議決定のニュースを流しているけど、危機感はまったく感じられません。それどころか、阪急阪神ホテルズの偽装メニュー事件にことさらフォーカスして、秘密保護法案の影を薄くしようとしているようにすら思えてくる。それに加えて、ヤマト運輸のクール宅急便の杜撰な温度管理が持ち上がり、まあ実にタイミングのよいこと。

 それはともかく、情報とは国家のものではありません。主権者たる国民のものであって、それを権力者や官僚が隠蔽しようとすること自体、憲法違反なはずなんだけどね。秘密に指定された情報については、国政調査権すら及ばないんだから、国会そのものが形骸化することにもつながるってのに、政治家センセイの多くはこの法律が大好きなんだから困ったものなのだ。

秘密保護法案全文

 で、秘密保護法案が閣議決定されたその日に、レレレのシンゾーはNHK経営委員にお友だちを推薦しています。なかには、レレレのシンゾーの元家庭教師だった人物もいたりして、まさにやりたい放題です。会長人事にも影響が出そうというから、NHK乗っ取りの布石なんでしょうね。

<NHK経営委>新任4人、首相と近く…会長人事にも影響か

 それにしても、いたるところでレレレのシンゾーの取り巻き連中が登用されるという、独裁国家並みの偏向人事がよくもまあ罷り通るものだ。自民党の中にだって、反安倍のセンセイがいるだろうに、なんでこんなにも官邸の力が強くなったんだろ。これじゃまるで「安倍家にあらずば人にあらず」ってことですね。そのうち、日本は「安倍一族」に乗っ取られますよ。くわばら、くわばら。

 

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2013年10月25日 (金)

「特定秘密は政権交代したら解除もあり得る」ってことは、権力者が好き勝手に秘密指定できるって言ってるようなもんだろう。

 阪急阪神ホテルズの偽装メニューの釈明会見は、まるでコントだったね。とびっ子をレッドキャビアとしたのは納入業者の表示に従ったからとか、フレッシュジュースがいつのまにか既製品にすり替わっていたのは現場との連携ミスだとか、漫才だったら「舐めとんのか」と突っ込むみどころ満載でありました。こんな低レベルの言い分けを堂々と記者会見で口走っちゃたんだもの、企業としての品格もへったくれもありません。

 品格がないのは政治家なんか最たるもので、平気で嘘つく輩が永田町に跳梁跋扈しているんだが、そんな嘘つきたちが今日の午前中にも特定秘密保護法案を閣議決定するようだ。ここにきて、憲法学者が反対声明出したり、自民党の中からも疑問の声が上がってきたようだが、なんとも歯がゆい。なんとなれば、行き着くところは新聞・TVの無関心ぶりにあるわけで、どんなに反対の声が大きくなっても、これをマスメディアが無視し続ければ、それはなかったことになっちゃうからなんだね。

 昨日の予算委員会で、レレレのシンゾーは、「政権交代で新しい内閣が誕生した場合、あらためてその適否を判断することもあり得る」って答弁したけど、つまり権力者が恣意的にいかようにでも秘密指定ができちゃうってことを意味じくも曝露してくれたわけです。このことひとつ取り上げたって、この法律がどれだけ危険なものかわかろうというものだ。

参院予算委:政権交代で変更も…特定秘密の指定、首相答弁

 しかも、この法律の文言には、霞ヶ関流の作文手法が随所に散りばめられていて、東京新聞「こちら特報部」が、そこを丹念にリポートしてます。たとえば、「又は」「その他」「関する」などを多用することで、いかようにでも拡大解釈できる罠が仕掛けられてるんですね。テロリズムについて、「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動」なんて定義している表現はその典型です。この条文の「政治上その他の主義主張に基づき」という文言は、さあその後のセンテンスのどこまでかかっているでしょう・・・てなクイズをやってみたくなる。東京新聞の解説を引用すると、

(これより引用)

 原発の再稼働や輸出に熱心な安倍政権から見れば、脱原発運動は「政治上の主義主張に基づき、国家に強要」することにほかなにない。その後の「人を殺傷し」などの条件が、「かつ」や「同時に」でつながっていれば、デモ行進などは入らない。
 しかし、条文は「又は」である。「政治上・・・」の部分は単独で成立している。

(引用終わり)

 つまり、「政治上・・・」の文言が、「又は」以後にもかかっているかどうかで意味が違ってくるわけで、レベルの低い国語の問題みたいなもんです。答えは、「どっちにもとれる」。これは恐いことなんだね。そりゃあ屁理屈だろう、って文句言っても通じません。これが霞ヶ関の作文手法なんですから。

 つい最近、日本人の読解力は世界一って調査結果が発表されたけど、特定秘密保護法案に散りばめられた霞ヶ関流作文手法を読み解く力こそがいま必要なのだ、と実感する台風接近の金曜日である。

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2013年10月24日 (木)

汚染水問題は東電の無能ぶりの象徴だけど、作業員の技術力の低下、人員不足も影響しているはず。いまこそ、真剣に作業員の「準公務員化」を検討すべき時期なのでは・・・。

 汚染水処理ひとつとっても東電の無能ぶりてのは明らかなんだが、またしてもやってくれました。先週の台風に引き続き、明日、明後日にも27号が迫り来る中、汚染水を溜めているタンク周辺の堰内に降り注ぐ雨水の移送先がないっていうんで、4月に水漏れが起きた地下貯水池を使うことにしたらしい。

 「やむにやまれず、地下貯水池を使わせていただきたい」てなことを東電は言ってるってね。日本は台風銀座で、福島が通過地になることなんか、子どもにだってわかることだってのに、これまで何の手立ても打ってこなかったくせに、「やむにやまれず」とは言いも言ったりだ。一事が万事こんな調子で、税金注ぎ込んでもらっている破綻会社のやることではありません。

欠陥貯水池に雨水移送 福島第一、台風対策窮地に

 聞くところによれば、ベテランの作業員は線量の問題もあって、多くが福島を去り、残されたのは不慣れな作業員ばかりなんだとか。それでもみんな必死になって過酷な現場で働いてくれてるんだが、張本人の東電がそうした作業現場の環境にまったく無頓着なんだね。無神経と言ってもいいかもしれない。下請けに丸投げして、後は作業員がどうなろうと知ったこっちゃない、ってなんもんなんでしょう。殿様商法がこんなとこにも出てきているわけです。

 賃金も含めて、作業員の働く環境を整備するためには、いっそのこと公務員並みの扱いをした方がいいんじゃないのだろうか。そうすれば、暴力団まがいのブラック企業がビンハネすることもなくなるだろうし、なによりも作業員のモチベーションだって上がるはずなんだね。さらには、ならばって言うんで、積極的に作業員として働きたいというひとだって出てくるかもしれない。

 作業員の「準公務員化」というのは、東京新聞「こちら特報部」が以前から言ってたことだけど、いまこそ真剣に考える時期なんじゃないかと思う今日この頃なのだ。

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2013年10月23日 (水)

秘密保護法案が閣議決定されるようで、暗黒の時代へのカウントダウンが始まった。新聞・TVは、そんなことにおかまいなく景気がどうしたこうしたと、拝金主義にドップリ浸かってる。バッカじゃないの。

 週刊朝日の編集長がセクハラ、パワハラで懲戒解雇になったって話題になっていたが、なんとまあ福岡地裁の裁判官が酔っぱらったあげくに司法修習生へのセクハラ行為で戒告処分だと。戒告処分ねえ。ちょっとお叱り受けたって程度だろ、これじゃ。週刊朝日の編集長の懲戒解雇と比べたら、大甘もいいところです。セクハラは犯罪ですからね。犯罪犯した裁判官が、どの面下げて法廷で判決下すってんだろう。この裁判官の名前は、高橋信慶です。末永く記憶にとどめておきたいものです。

司法修習生にセクハラ、男性裁判官が戒告処分 福岡地裁

 さて、秘密保全保護法案がいよいよ閣議決定の運びとなりそうで、この国は暗黒の時代へと一歩踏み出そうとしています。昨日は、首相官邸前で秘密保護法案反対のデモがあったってのに、TVのニュースではほとんど取り上げられていなかったもんね。この国のジャーナリズムは、とことん腐ってます。

 東京新聞社説は、「『戦前を取り戻す』のか」とその危険性に警鐘を鳴らしているけど、マスメディア全体を見わたせば、ほとんど無関心ってのが現実なんだね。そのくせ、景気がどうしたこうしたと、言ってみれば「金」のことばかり叫んでる。かつては、金権主義を追求したマスメディアが、いまや拝金主義にどっぷり首まで浸かってるんだから何をかいわんやなのだ。

・東京新聞社説
「戦前を取り戻す」のか 特定秘密保護法案

 先日、広告批評の天野祐吉さんが亡くなった。若かりし頃、久保宣のコピーライター講座で「広告はジャーナリズムだ」って講義を聞いたのが懐かしい思い出だが、その天野さんのコラムの一節を気弱な地上げ屋さんがブログ「ラ・ターシュに魅せられて」で紹介していた。いかに、いまのジャーナリズムが拝金主義に犯されているかを憂いておられます。最後にそれを引用させていただいて、お後がよろしいようで。

いまこの国は・・
景気さえよくなれば・・
憲法を変えようが・・
原発を再稼働させようが・・
ええじゃないか!ええじゃないか!?の空気にあふれている。
昔は・・
こういう情けない空気を・・
新聞やテレビは痛烈に批判したもんだが・・
いまはアベノミクスがどうしたこうしたと・・
金勘定のニュースが最優先。
だったら・・
せめて、どこかの企業が・・
「金々節」 をCMソングに採用してくれないかと思うのだが・・
だめかなあ?
それともいっそ、東電さんあたりが・・
自己批判も含めて・・
金だぁ! 金だぁ! この世は金だ!とやってくれたら・・
日本も・・
変わると思う・・。

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2013年10月22日 (火)

中国の大気汚染をそしる資格は汚染水垂れ流している日本にはありません&経済政策をゴルフにたとえてオチャラケ答弁。まるで飲み屋でオダあげるオヤジです。知性のカケラもあったもんじゃない。

 中国の大気汚染が凄まじいことになっている。TVのワイドショーは、「よくこんなんで平気で住んでられますね」とか「もっと危機感をもたないと日本にも迷惑がかかる」なんてことを、コメンテーターがくっちゃべっている。言ってることは確かにその通りなんだが、ちょっと待てよ、よその国のことをとやかく言える立場か日本は。福島第一原発からは放射能が大気中に拡散し、汚染水は確実に海を汚してるってのに、自分のことは棚に上げってのはこういうことを言うんでしょうね。

 大気汚染でモヤがかかった中国の都市は、そのまま東京の姿かもしれませんよ。放射能は目に見えないだけで、確実に東北、関東に降り注いでいるんだから。中国の大気汚染を非難する資格は、日本にはありません。そのうち、海洋汚染の不始末で、外国から訴訟起こされることだって十分に考えらるんだからね。

 そうなったら大変だ、って思ったのかどうかは知らないが、原子力規制委員会は福島の沖合い1000~3000キロの海域で放射性物質の濃度を測定するってね。海面近くの海水を採取するらしいが、海洋汚染って表面をなぞっただけじゃハッキリしたことはわからないんじゃなかろうか。海底にホットスポットが散らばっていることがわかってるんだから、そこはどうするつもりなんだろう。

福島沖1000~3000キロで測定 放射性物質、範囲拡大

 海底のホットスポットは、カレイやヒラメといった底魚に多大な影響を及ぼしているはずで、単純に海面近くの海水の汚染度測ったからって、それで良しとはならないんだよね。ま、やらないよりはいいんだろうけど、深刻な汚染はなかった、っていう結論ありきの汚染調査にならなけりゃいいけどね。

 ところで、衆議院予算委員会で、レレレのシンゾーがゴルフに例えて経済政策を語ったそうだが、おいおい、飲み屋の会話じゃないんだからさ、ちったあ考えて答弁したらどうだ。「ボールがバンカーに入ってしまった。グリーンの先に崖があると心配して、ずっとパターで打っていたら出ない。われわれはサンドウエッジでグリーンに乗せようとしている」って、なんのこっちゃ。知性のカケラもありません。

 この国の政治は、政治が家業の世襲政治屋と選挙で選ばれたわけでもない有識者とかいう御用学者が好き勝手してるってわけです。「節度」って言葉が、この国からはどんどん失われ、なんだか、日々、心が疲れていく今日この頃なのだ。

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2013年10月21日 (月)

小泉純一郎の「脱原発」論を新聞・TVがやたら取り上げるのは、特定秘密保護法案から国民の目を逸らさせるためのダミーか・・・なんて妄想をしてみた。

 ベッドから出るのがちょいと億劫になる寒い朝である。やたら、空気は澄んで、昼には青空が広がるんだとか。嵐の前の静けさとはこのことか。伊豆大島も福島第一原発も、週末に向かって厳戒体制なんでしょうね。まったく、おかしな雲行きだこと。

 おかしな雲行きとなれば、永田町の右に出るものは見当たりません。特定秘密保護法案成立に向けてカウントダウンが始まっているってのに、新聞・TVは大本営発表を垂れ流すばかりで、まったく緊張感や危機感ってものがないんだから困ったもんだ。で、野党はどうかと言えば、これもまた同じ穴のムジナばかりで、民主党も日本維新の会もみんなの党も基本的には賛成なんだから嫌になっちまうんだね。ハッキリと反対しているのは生活の党、社民党、共産党だけってんだから話になりません。

 この法案にからめて沖縄密約の西山事件がよく引き合いに出されるんだが、レレレのシンゾーは官房長官時代に「密約はいっさい、存在しないというのが政府の立場だ」って言い張ってたんだよね。今となっては、あからさまな「嘘」だったわけで、こういう言説が何の検証もされることなく罷り通るのが特定秘密保護法案なんですね。つまり、自民党政権が一貫して主張してきた「密約は存在しない」ってことが「嘘」だってことすら、国民は誰一人知ることなく、たとえば西山事件の西山太吉氏のように逮捕され有罪判決を食らう恐れがあるってことです。

 憲法学者の皆さんがようやく思い腰を上げて反対声明を出したけど、遅いなあ。あまりにもスローペースなんだよね。早ければ、今週末にも閣議決定しようってんだから、このままだと反対声明はごまめの歯ぎしりになってしまいかねません。

秘密保護法案 人権脅かす 憲法学者24人反対声明

 それもこれも、特定秘密保護法案をなるべくスルーして、読者や視聴者に情報発信するのを避けてきた新聞・TVの御用報道が功を奏しているってことです。

 このところ、ご隠居ソーリ・純一郎君の「脱原発」発言がマスメディアでも大きく取り上げられているのもおかしなもんで、では京大の小出助教の「脱原発」の声に真摯な態度で耳を傾けたメディアがあっただろうか。あったとしても、せいぜいコメンテーター程度の扱いだもんね。ようするに、両論並立のアリバイ作りに利用しただけってのが正直なところでしょう。

 そんな新聞・TVがなぜにご隠居ソーリの声には耳を傾けるのか・・・? 特定秘密保護法案で御用報道を続ける新聞・TVの劣化ぶりを見ていると、どうも釈然としないんだね。その裏には何があるんだろう、ってついつい勘繰りたくなるんだが、ひょっとしたら特定秘密保護法案から目を逸らさせるためのダミーか・・・なんて妄想してみたくなる月曜の朝であった。

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2013年10月20日 (日)

相馬市沖の海産物が「すべて安全であることが明らかなになった」なんて言い草には警戒した方がいい。権力者が「安全」を声高に叫ぶ時は決まってその裏には「知られざる真実」というものが潜んでいるものなのだから。

 巨大台風が虎視眈々と日本上陸を狙っているらしい。週末は大荒れになるんだろうか。福島第一原発からは、またしても汚染水が溢れ出し、海を汚すのだろうか。

 台風の襲来を前に、レレレのシンゾーは相馬市の漁港で、タコやイカ、シラスを食したそうだ。で、「試験的とはいえ漁が再開し、検査の結果、すべて安全であることが明らかになった。
一方、事実に基づかない風評によって被害を受けているのも現実で、福島の水産物や農産物は安全だという正確な情報をしっかりと発信していきたい」てなことをまくしたてたようだが、風評被害というのは「根も葉もない噂により経済的な被害を受けること」を言うんであって、福島第一原発による放射能汚染という具体的な要因が背景にある魚介類の汚染というのはけっして風評じゃないと思うけどね。

首相 風評被害の払拭に努める

 放射能汚染の数値が安全基準値以下だからって、汚染されていないと言うのは微妙なところなんですね。百歩譲ったところで、この程度の汚染で止まっている、ってのが正直なところなんじゃなかろうか。だから、「すべて安全であることが明らかなになった」っていう言い草そのものこそが風評なんじゃないのかと思いたいくらいなのだ。「完全にコントロールされている」と同じ類のうわ言ですね。

 相馬市沖の海産物を食すというパフォーマンスは、スッカラ菅君がO157問題でカイワレを食べて見せたのとはわけが違うからね。あの時は、カイワレがO157に汚染されているってのはまぎれもない冤罪だったんだけど、福島沖の魚介類となると話が違います。汚染は事実なんだからね。

 権力者がやたら「安全だ」って叫ぶ時ってのは、警戒したほうがいい。原発の「安全神話」がそうであったように、その裏にはけっして知らせてはならない過酷な事実ってのが隠されていますからね。相馬市沖の海産物試食なんていう猿芝居やってるうちにも、確実に海の汚染は世界中に拡散しつあるんだから。、くわぱらくわばらなのだ。

【くろねこの競馬予想】

 馬場状態が微妙で波乱含みの菊花賞。おそらく1番人気であろうエピファネイアは、渋った馬場はどうなんだう。というわけで、本命は思い切って、セントライト記念を勝ち上がったユールシンキング。馬場も味方しそうだし、未勝利を勝ってからの勢いに期待。相手は、マジェスティハーツ。長距離は騎手の腕がモノを言う。ここは名手、武に期待します。超大穴なら、抽選ですべりこんだネコタイショウ。重馬場実績もあるし、なにより馬名に惹かれます。
◎ユールシンキング、○マジェスティハーツ、▲エビファネイア、△ネコタイショウ

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2013年10月19日 (土)

「過酷労働」でユニクロ敗訴。ブラック企業って認定されたようなもんか&中国の大気汚染に目くじら立ててるうちに、福島第一原発では40万ベクレルのストロンチウム。人類最大の危機はどっちかよ~く考えてみよう。

 名張毒ぶどう酒事件の再審請求棄却した櫻井龍子裁判長は厚労省の官僚だったそうだ。最高裁の裁判官は弁護士資格は問われないようだけど、こんな判決出されちゃうとそれもなんだかなあのちょい肌寒い朝である。

 で、ユニクロが「過酷労働」記事をめぐって文春と争っていた裁判で敗訴したってね。これはめでたい。「『月300時間以上、働いている』と本で証言した店長の話の信用性は高く、国内店に関する重要な部分は真実」って判決理由も、一点の曇りなしって感じで、ま、あんたんところはブラック企業なんだよ、って裁判所から言われたようなもんです。

 店長クラスには一度タイムレーコーダー押して退社を装わせて、その後にサービス残業やらしてたっていうんだから、事実だとしたら相当に悪質だ。でもって、会長は世界有数の大金持ちで、家族がしっかり株握って、どうやら世襲も狙っているらしい、てな噂も飛び交ってますからね。この裁判結果を契機に、これまで沈黙していた元ユニクロ社員が一斉に訴訟起こしたら面白いんだけど・・・。

・ユニクロ側が文春に全面敗訴 「過酷労働」記事の訴訟

 ところで、福島第一原発の井戸の地下水から、1リットル当たり40万ベクレルの放射性物質が検出さそれたっていうんだけど、中国の大気汚染に目くじら立ててる場合じゃありませんよ、実際のところ。連日のように流れてくる汚染水の問題は、人類にとって最大の脅威だと思うけどねえ。なんで、みんな傍観してられるんだろう。焦れよ、政治家ども。国会でチンタラ予定調和の代表質問なんかやってる暇あるんだったら、福島行って汗流せ。

・タンク付近井戸40万ベクレル 福島第一 ストロンチウム検出

 そんな危機的な状況にあって、いわき沖では試験操業が始まった。安全性を確認したら市場に出すそうだが、本当にそれでいいんだろうか。とにかく、放射能の影響ってのは時間をかけて襲ってくるもんなんだから、いま獲った魚から安全基準値以上の放射性物質が検出されないからって、それこそ「完全に安全」ってことにはならないはずなんだよね。だから放射能汚染というのは怖ろしいわけで、舐めてかかってると孫子の代にツけを回すことになりますよ。

 そして、そのツケは命にかかわることになるってことを、為政者はもっと真剣に考えるべきなのに、「戦争をできる国」にすることが優先しちゃうんだもの、子どもたちの心が荒れるのもむべなるかなの今日この頃なのだ。

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2013年10月18日 (金)

名張毒ぶどう酒事件再審請求棄却したのは札付の裁判官みたいですね&「知る権利」「取材の自由」に「配慮」してくれるだそうだ。こんな傲慢不遜にも沈黙守る新聞・TVは、どんな鼻薬嗅がせられてるんだろう。

 名張毒ぶどう酒事件の再審請求棄却は、驚き桃の木の判決だ。一審無罪で、再審開始決定判決も出た事件で、いまさらながら「自白の信憑性」がどうしたこうしたという理由で再審請求を棄却するとはねえ。少なくとも、「疑わしきは被告人の利益に」っていう原則に照らし合わせれば、ここは再審開始するが筋ってもんでしょう。

名張毒ぶどう酒事件 最高裁再審退ける

 聞けば、今回の決定を下した櫻井龍子っていう裁判長は、御殿場事件の上告棄却した張本人だってね。御殿場事件ってのは、強姦されたとされる少女の証言の信憑性が疑われたにもかかわらず、犯人とされた少年たちに有罪判決が下った事件で、いまでも冤罪が強く疑われている。TVでも長野智子が追求してたけど、結局は上告棄却で、少年たちは収監された。その事件の裁判長かあ。やっぱりなあ。

 名張毒ぶどう酒事件がここまでもつれにもつれたのは、証拠が少なく、自白に頼った捜査だったのが原因で、可視化されていればもっと早くに解決(=無罪)してたはずなんだね。その可視化を実現するはずだった検察改革は一歩も前に進まず、それどころかどんどん後退してるのが現状で、今回の再審請求棄却というのも司法が検察と一心同体ってことをはしなくも証明したんじゃなかろうか。可視化は遠くなりにけりか。

 ところで、秘密保護法案の修正案ってのがまとまったそうだ。しかしまあ、これが噴飯モノなんですね。たとえば、「知る権利」「取材の自由」についてなんか「国民の知る権利の保障に資する報道・取材の自由に十分に配慮しなければならない」だとさ。配慮ですよ、配慮。傲慢不遜も極まれりです。「知る権利」「取材の自由」というのは、権力に配慮されるものではなくて、権力を縛っているものなんだね。つまり、「知る権利」「取材の自由」の前には、秘密保護法といえども平伏しなくちゃならないわけで、配慮なんて言葉使うこと自体が倒錯してます。

秘密保護法案修正案要旨

 さらに、「法令違反や著しく不当な方法によるものでない限りは正当な業務による行為とする」からお咎めなしよ、ってなこと言ってるんだが、何をもって不当な方法とするかが問題なんですね。そもそも、取材に正当も不当もありはしません。ようするに、自分たちの都合の悪いことはすべて不当な取材ってことにしようっていう魂胆でしょう。西山事件で「秘かに情を通じ」って事件を矮小化した手口が、いまさらながらに思い出されるってなもんです。

 公明党との出来レースでどんどん秘密保護法案成立が既成事実化されているが、一部を除いて新聞・TVの無関心ぶりにはまあ呆れます。昨日の代表質問に、レレレのシンゾーは「この15年間で公務員による主要な情報漏洩事案を5件把握している。法整備は喫緊の課題だ」って息巻いたようだがどんな情報が漏洩したのか教えてしてほしいものだ。で、そのおかげで国益ってやつがどれほど損なわれたのか検証してほしいものだ。そして、そのことが何故に秘密保護法案に結びつくのか、論理的かつ理性的に説明してほしいものだ。

 おそらく、できやしないでしょう。日本版NSCとセットで「戦争のできる国」にすることこそが、この法案の目的なんだから。

 「何が秘密? それは秘密です」(東京新聞「こちら特報部」より)なんて笑えない時代もすぐ目の前か・・・植木等じゃないけど「フザケヤガッテ フザケヤガッテ フザケヤガッテ コノヤロー・・・泣けてく~る♪」。てなわけでお後がよろしいようで。

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2013年10月17日 (木)

秘密保護法案成立の危険性大だというのに、そっちのけで「軽減税率」をおねだりしている新聞協会の愚。

 伊豆大島の土砂崩れは凄まじいことになっている。上空からの映像で見れば一目瞭然で、あれだけの土砂が一気に押し寄せたら、そりゃあひとたまりもありません。あの土砂を放射能汚染水水に置き換えれば、福島の海がどれほど汚されたかわかろうというものだ。放射能には色がついてないから、その汚染が見えないだけで、実際は福島の沖合いは放射能色に広範囲にわたって染め上げられていることでしょう。

 で、その汚染水について、レレレのシンゾーは微妙に言い回しを変えてきてますね。民主党のカバ男・海江田君の代表質問に応えて曰く、「全体として状況はコントロールされている」だと。「完全に」を「全体として」なんて曖昧模糊とした表現にすり替えたわけです。これが飲み屋での論争だったら、「薄汚ねえ野郎だ」って罵倒されてますね。

 民主党のカバ男君も罵倒してやればよかったんだが、まあ、迫力のないことといったら、まさに「青菜に塩」の風情でありました。これほどオーラのない代表じゃあ、民主党は消滅するのをただ座して待つしかないでしょう。突っ込みどころ満載の国会だというのに、戦略も戦術もまるでなし。国会ってのは論争の場のはずなんだが、レレレのシンゾーのうわ言のような所信表明演説を論破しようっていう気合も気迫もこの男には感じません。ボーっとしているのは風貌だけじゃなくて、頭の中もモヤがかかってちゃってるんだろうね。

 こんなんじゃ、秘密保護法案はスンナリ成立しちゃう危険性大ですね。公明党は要求していた「知る権利」「取材の自由」が担保されたからって、秘密保護法案受け入れに傾いちゃったようだから、数で押し切られちゃうだろうね。にしても、どれだけ「知る権利」や「取材の自由」が担保されているかはまったく不透明で、修正案を公明党に伝えた礒崎とかいう首相補佐官は、「その趣旨を盛り込んだ書きぶりとなっている」ってなことぬかしてます。あくまでも「書きぶり」なんだね。これって、担保されたことにはならんでしょう。

 ようするに、それらしい文言は盛り込まれているんだろうけど、解釈次第でいかようにもとれる官僚お得意の曖昧表現になっているはずなんだね。拡大解釈ってのは、このテの法律を運用する時の常套手段で、どなたかがツイッターでつぶやいていたけど、「秘密保護法案は小さく生んだ大きく育てる」ものらしいから、成立した暁には改定と拡大解釈がどんどん進んでいきますよ。公明党も「平和の党」が聞いて呆れます。

公明、秘密保護法受け入れへ=政府修正案、近く国会提出

 日本新聞協会は、昨日も鹿児島で開かれた新聞大会で、「軽減税率のおねだり」をしたようだが、んなことより戦前の治安維持法にもつながる秘密保護法案こそ全力で阻止すへきなのに、へたすると権限税率と秘密保護法案をバーターしかねないほど劣化しちゃってますから、これからますますレレレのシンゾーは付け上がっていくんでしょう。この程度の世襲政治家に牛耳られちゃうんだもの、この国の将来は知れたものです・・・なんとまあ、トホホことよ。

軽減税率求め特別決議…鹿児島で新聞大会

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2013年10月16日 (水)

ひょっとして、「日本の人心もアンダーコントロールにある」(東京新聞「論説室から」)って、レレレのシンゾーは本気で思ってるかも・・・。

 雨は思ったほどではないが風はかなりの迫力で吹きすさぶ台風の朝。これから午後にかけて福島を通過するようだが、福島第一原発はどんな具合なんだろう。東電は台風対策で雨水移送の人員を増加したそうだが、果たしてどうなることやら。こればかりは天に祈るしかないのがもどかしい。

 もどかしいと言えば、レレレのシンゾーの所信表明演説だ。これなら、「青年の主張」の方がなんぼかマシです。政治は言葉なり、って言うけどこれほど空虚な言葉並べ立てられても、困っちゃうんだよね。たとえば、「積極的平和主義こそが、わが国が背負うべき二十一世紀の看板である」なんてこと言ってるんだが、「積極的平和主義」ってなんですかあ、ってなもんです。こういう抽象的な飾り言葉ってのは、中身のない企画書の常套手段だっりするんだが、レレレのシンゾーの演説ってのはこうしたギミックが随所に散りばめられているんですね。で、どれも具体的な説明はなくて、言葉の醸し出す「気分」だけが一人歩きするって寸法です。

 でもって、我田引水な数字の羅列ってのも特徴なんだね。今回も、「有効求人倍率が0.83倍から0.95倍になった」って主張してたけど、実際は非正規雇用の割合が増えただけで、正規雇用はわずかながら減ってるのが現実というものです。口を開けば「雇用、雇用」ってかしましいが、レレレのシンゾーの経済政策は雇用の安定にまったくつながってはいません。それどころか、「日雇派遣」を復活させようなんてことを画策してるくらいだから、一般大衆労働者諸君にとっては鬼のような奴なんだね。

 放射能汚染についても、相変わらず嘘八百並べ立ててます。「食品や水への影響は基準値を大幅に下回っている。これが事実だ」とさ。おいおい、福島県沖の魚から基準値をはるかに超えた放射性物質が検出されたのはついこの間のことでせっせ。東京新聞によれば、「今月だけでも、岩礁帯に生息するメバルから1キロ当たり500ベクレル、海底のババガレイから同じく300ベクレルの放射性セシウムを検出」されているわけで、これこそが「事実」なのだ。

 それにしても、秘密保護法案や改憲、集団的自衛権、さらにはTPPにおける公約違反といった都合の悪いことにはほとんど触れることもないんだから、いかにこの政権がまやかしでもっているかってことなんだね。国民に向かって己の目指すところを正々堂々とつまびらかにできないってのは、どこかやましいとこがあるからなんでしょう。

震災復興 成長戦略 都合いい数字引用 所信表明演説

 東京新聞のコラム「私説・論説室から」は、「黙っていては危うい。秘密保護法やら解釈改憲がどんどん決まっていく。そうして為政者は、うそぶくかもしれない。『日本の人心もアンダーコントロールにある』」って書いてたけど、けっしてうがちすぎでないところが恐いいまの日本なのであった。

・「私切・論説室から」
アンダーコントロール

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2013年10月15日 (火)

「(警戒区域)解除から1年以内に早期帰還した住民には追加的な賠償を行う方向で検討している」(経産省)。人の心を金で買って、地域を分断しようっていう、いつも通りの作戦か。

 今年最大級の台風26号とやらが今夜から明日にかけて東日本に迫り来るという連休明けの朝である。なんでも、最大風速40m、東北では最大瞬間風速45mが予想されているとか。となると、福島第一原発は大丈夫なのか。TVのニュースでは、福島の「ふ」の字も語られることがないんだが、それでいいのか、ったく。4号機なんか45mの風に煽られたらひとたまりもないんじゃなかろうか。さらに、200mm以上の大雨になりそうっていうから、たまりにたまった汚染水が溢それだすなんてこともないとは言えない。いやあ、風雲急の連休明けとなりそうだ。

 その福島だけど、田村市の旧警戒区域の避難指示解除が来春をめどに検討されているとか。国や市は来月にも解除したかったらしいが、住民側の反対で来春に見送ったっていうのが真相らしい。で、これを受けて、経産省は「解除から1年以内に早期帰還した住民には追加的な賠償を行う方向で検討している」ってなことのたまっている。つまり、早いとこ帰還したら金出しまっせ、ってことです。人の心を金で買って、地域を分断しようっていう作戦なんだね。原発建設する時の反対派懐柔策とまるで同じ手口です。

避難指示解除、来春めどで検討 福島・田村市、旧警戒区域で初

 おそらく、金で横面叩くようなことは、これからいろんな局面で起きてくるんでしょう。なんたって、「完全にコントロールされている」って総理大臣が世界に向けて嘘こいちゃったわけだから、それを言い繕うには、どうしたって住民には地元に戻ってもらわなくちゃ困るわけです。そのためなら、金に糸目はつけないって寸法なんでしょう。

 「放射能を無毒化する技術はない}(小出京大助教)という厳粛な事実に目を向ければ、警戒区域の解除だとか、地元への早期帰還なんてことをタイムスケジュールに乗せること自体、世界中の笑い者になるってことがとことんわかってないんだね。

 仏週刊紙「カナール・アンシェネ」のえげつない風刺画に対して政府は抗議を申し入れたって言うけど、子ども・被災者支援法の血の通わないお役所仕事を目にすれば、いずれ風刺が風刺ですまなくなっちゃう世の中がやってくるんじゃないかと戦々恐々の日々なのであった。そうなったら、いったい誰が責任とるって言うだろう・・・。

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2013年10月14日 (月)

秘密保護法案に「知る権利」の文言を入れないのは、「国家には『知らせない義務』もある」からだそうだ。誰だ、そんなことほざいた自民党幹部ってのは!

 迫り来る巨大台風がちょいと気がかりなハッピーマンデー。明日からは臨時国会も始まるが、巨大台風接近で国会も大荒れとなるんだろうか。なってほしんだけど・・・。汚染水、TPP、消費税、そして秘密保護法案・・・と難問山積の中で、特に秘密保護法案については、レレレのシンゾーはこの国会でなんとしても成立させようと力んでるからね。あんまり力むと漏らしちゃうかもしれないよ。

 で、その秘密保護法案に「知る権利」という文言を入れろって公明党がダダこねていたようだけど、どうやら法案には明記しない方向で動いているってね。そりゃそうだ。秘密保護法案というのは、ありとあらゆる国民の権利をできるだけ限定することで成り立つわけで、そもそも「知る権利」や「報道の自由」なんてのとは相容れないものなんですね。目指すは、戦前の軍機保護法や治安維持法の精神で、最初はさりげなく「国家機密は大事だよね」ってな単純化した理屈でさり気なく法案成立させて、その後に事あるごとに改定を続けて、いずれは国家が国民を監視する法案にまで成長そさせようっていう寸法なんだから。

 いみじくも、「知る権利」という文言を明記しない理由を、自民党幹部とやらが、「国家には『知らせない義務』もある」って説明してます。スゲーなあ、「知らせない義務」だって。そういえば、娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君は、著書(『国防』新潮文庫)の中で「『報道の自由、知る権利』と言いますが、我々には『知らせない権利』、もしくは『知らせてはいけない義務』というものもあります。結果的にはそれが自衛隊の安全に繋がるし、ひいては国民のためにもなるのです」てなこと書いてるんだね。

「知る権利」文言入れず 秘密保護法案 自民幹部が明言

 「知らせない権利」だの「知らせてはいけない義務」だのって、何を思い上がってるんだろうね。政治家には「知らせる義務」こそあれ、「知らせない権利」なんてものはありませんよ、ったく。

 でもって、アンポンタン幹事長の記述を知ってか知らずか、「知らせない義務」ってぬかした自民党幹部が誰なのか気になるところだ。自民党の秘密保護法案プロジェクトチームの座長のニヤケ男・町村君あたりだろうか。この男の場合は、オヤジの町村金五が、なんたって特高警察を指揮した内務官僚上がりの政治家ですから、秘密保護法案はいわば家訓みたいなもんなんだろうね。レレレのシンゾーの「改憲」と同じです。

 それはともかく、秋の臨時国会は、いろんな意味で正念場となるような気がするんだが、それにつけても野党の存在感のあまりの希薄さに、卒倒したくなる今日この頃なのであった。

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2013年10月13日 (日)

ご隠居ソーリ・小泉純一郎と浮世離れのお殿様・細川護煕が、「脱原発」で新党構想!? 原子力村の小泉叩きが、「藪をつついて」なんとやらで、本気出させちゃったとしたら面白いのだが・・・。

 おこちゃま市長・橋↓君が揮毫した石碑の文字があまりにも稚拙だと評判になっているが、昨今の政治家ってのは、「漢字読めない、漢字書けない、書けてもヘタクソ」ってのが通り相場になっちゃってるみたいです。昔の政治家はたとえ我流でもそれなりに「味」のある字を書いたもんだけどね。もっとも、字がヘタクソなのは決して他人事ではないのだが・・・。

大阪にある石碑の字が下手すぎる→誰が書いたんだ?→裏を見たら→

 ところで、胡乱な目つきの進次郎をお供に、昨日はAKB48の手配師・秋元康の自宅で昼飯食ったレレレのシンゾー。何を話したんだろう。ご隠居ソーリの「脱原発」発言をエサに、息子に嫌味でも言ったか。それとも、恫喝してたりして。ま、んなことはどうでもいいんたが、嫁の高井麻巳子は同席したのか気になる日曜の朝である。

 で、胡乱な目つきの若造のオヤジ、ご隠居ソーリ・純一郎君が浮世離れのお殿様・細川君と「脱原発」を軸に新党を模索してるらしい、なんて噂が持ち上がっている。もっとも、永田町の常識にはかからない「変人」でもあるご隠居ソーリだから、「脱原発」で自民党を揺さぶって、レレレのシンゾーを慌てさせ、あわよくば息子を担いで院政を敷こうなんて考えてるのかもしれない。そんなことを考えだしたらキリがないんだが、小泉・細川同盟がもしホンチャンだとしたら、これはなかなか面白い展開になるかもな。「機を見るに敏」を得意とするバルカン政治家でもある2人にとっては、「脱原発」はおいしいテーマに違いありませんから。

小泉元首相、「脱原発」新党構想 安倍首相に圧力 細川氏と連絡取り合い協力も

 さあ、そうなると、「脱原発」に乗り遅れまいと、野党の中からも小泉・細川同盟に参加表明するグループが出てくるかもしれない。衆議院選、参議院選でイチロー君がまとめ切れなかった「脱原発」勢力の大同団結が、瓢箪から駒で実現するかも・・・って、これは大甘な見方であることは重々承知なのだが、御用機関に成り下ったマスメディアの世論操作のおかげで蔓延した閉塞感を、「脱原発」で一点突破全面展開(いやあ、古臭いスローガン思い出しちまった)するには、絶好のチャンスになるかもしれないという淡い期待をついつい抱いてしまう今日この頃なのだ。

【くろねこの競馬予想】

 3歳牝馬の3冠レースの掉尾を飾る秋華賞。今年の3歳は全体にそれほどドレベルが高くはないから、桜花賞、オークスと波乱含みになっているんだけど、秋華賞もちょいと混戦模様。で、狙いたのは春は実力強化に専念して、ここを目標にローテーションを組んできたグループということで、本命はスマートレイアー。桜花賞の日にデビューしたにも関わらず、桜花賞の走破タイムと遜色のない1分35秒3は優秀。相手には、前で競馬できるティアーモ。穴なら、ウリウリも恐い。
◎スマートレイアー、○ティアーモ、▲デニムアンドルビー、△エバーブロッサム、メイショウマンボ、ウリウリ

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2013年10月12日 (土)

「子ども・被災者支援法」のパブリックコメントを「誤解に基づくものが多い」と切り捨てる復興庁ならではの“クソ発言“。

 夜中の地震、あなたでしょう♪~じゃなくて、茨城が震源地だったようだが、ちょいと久しぶりだったのでビックリしちまった。

 で、ビックリしたというか、やっぱりねというか、子ども・被災者支援法の基本方針とやらが閣議決定された。対象地域は福島県東部に限定っていうんだが、こうした対象地域の決め方にはこれまでに4900通のパプコメの中でも約2700の反対意見が寄せられていたってね。で、健康診断の実施を要望する声も当然のように多かったってんだが、これも有識者会議の判断に委ねることでシャンシャン手拍子なんだとか。

 その他にも、子ども・被災者支援法への要望は数多あったそうだが、復興庁は「誤解に基づくものが多い」ってケンモホロロの扱いだったとか。「誤解に基づく」って言うけど、たとえば放射線量ひとつにしたっていろんな数字が飛び交っているわけで、それを科学的に検証して納得のいく説明をしたことなんてこれまでなかったんだよね。だから、「誤解に基づく」って言うなら、どこがどう誤解なのか具体的に説明するのが義務ってもんです。そうした説明があって、初めて議論が深まるわけで、誤解だなんだってイチャモンつけるなら、パブコメなんて何の意味もない。それどころか、とりあえず意見を聞きましたよ、ってアリバ作りに利用されているのが現実なんだね。

 秘密保護法でも、パブコメでは80%が反対意見だったのに、自民党の秘密保護法プロジェクトチームの座長であるニヤケ男・町村君なんか、「組織的にコメントする人々がいたと推測しないと理解できない」てなことをぬかしたくらいですから、何をかいわんやなのだ。

 にしても、まるでアフリカの国境のように、県境で支援地域を区切っていくってのは、ようするに面倒くさいってことの表れです。たとえば、「一般人の被曝限度の年間1ミリシーベルトを放射線量の基準にして支援地域を決めてほしい」というのが被災者や自治体の要望なんだが、これやりだしたら東北はもとより関東エリアまで含まれることになっちゃうからね。そんなことになったら、「東京は安全です」なんて世界に向かって宣言した嘘がばれちまいますから、ここはほっかむりってことなんでしょう。

被災者置き去り「支援法」  意見4900件 聞いただけ

「被災者分断された」 被災者支援法の基本方針に異論

 レレレのシンゾーが盛ん口にする「国益」というのは、「権力者の利益」であって、けっして「国民の利益」ではないとつくづく思う、いまだ友の訃報から立ち直れない土曜の朝であった。

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2013年10月11日 (金)

ご隠居ソーリの「脱原発」発言に「何をいまさら」と噛みついた原子力委員会委員のお下劣さ&「賃上げ」と「解雇」をバーターする違憲総理と経団連。

 友の死がジンワリと心に沁みる週末。なんともやるせない秋の朝である。

 そんなブルーな気持ちを逆撫でするようなニュースが・・・。なんとまあ、原子力委員会の委員が、「驚いた。今頃になっておっしゃる意図がわからない」ってな発言をして、ご隠居ソーリ・純一郎君の「脱原発」発言を批判したそうだ。ようするに、総理時代は原発推進だったくせに、いまさら何を言うか、ってことなんでしょう。ご隠居ソーリの「脱原発」発言を批判する時の常套句です。

 しかし、世の中には、「過ちては則ち改むるに憚るなかれ」って言葉があるように、過ちを犯したことがわかったらためらわず反省し、軌道修正するのが人間ってもので、政治家ならなおさらなんだね。過ちを過ちと認めない頑迷さが日本を泥沼の戦争へと駆り立てたという歴史的事実もある。ご隠居ソーリの発言の裏に何があるかなんてことは知ったこっちゃなくて、少なくとも「脱原発」に思いが至ったという事実が尊いのだ。

 ご隠居ソーリを批判したのは、電事連広報部のアドバイザリースタッフをきっかけにエネルギー政策に関わるようになったという、つまりは原子力村にドップリ浸かった秋庭悦子とかいう委員だそうだが、この裏切り者め、ってな心境なんでしょう。撤退できずに1億玉砕火の玉だの妄想にとらわれた陸軍参謀と、こういう原子力村のうつけ者がダフって見えるのは、けっして老眼のせいばかりではないんでしょうね。

原子力委員、小泉元首相の原発ゼロ発言を批判

 ところで、経産大臣のネズミ男・茂木君が経団連のヘボクラ会長に賃上げをお願いしたってね。ヘボクラ会長は「タイムリーに積極的に対応したい」なんて答えて、三文芝居をしています。でも、財界からは「解雇条件を含む雇用規制が緩和されなければ賃上げは難しい」ってな声も聞こえてきて、こちらの方が本音なんだろうね。ようするに、「賃上げ」と「解雇」のバーターってことです。

経団連会長、賃上げ意欲 法人減税に配慮

 首切りしやすくしろ、ってなことを企業側が堂々と政府に向かって要求する国がどこにあるんでしょう。でもって、国もこれに大乗り気で、「解雇特区」なんてのを画策してます。これも前代未聞です。起て万国の労働者、なんて掛け声は微塵も聞こえてきません。なんとまあ情けない国になっちまったんだろう。10年、20年後には、貧困に苦しむ若者はみんな兵士となるしか道はなくなっているかもしれない・・・てな妄想が妄想ではなくなるかもしれない現実に肌が粟立つ今日この頃なのだ。

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2013年10月10日 (木)

「水銀被害を克服した」って言い草は「福島原発事故の経験を生かした世界最高水準の安全性」っていうたわ言とまったく同じで、安倍晋三はどうしてこうも人の痛みに無神経でいられるんだろう。

 昨夜、いつものバーで、いつものように飲んでいると、突然携帯が・・・。なんと、中学時代の友人I君の訃報が。ちょっと力が抜けちまった。彼と出会ったのは中学3年の時で。たまたま同じクラスになって、なんとなく意気投合。高校は別々の学校だったが、ほとんど毎日のようにお互いの家を行き来して、若気の至りでああでもないこうでもないと語り合ったものだ。

 本を読む楽しさを教えてくれたのも彼だった。ちょうど、創元推理文庫が発刊された時で、E・R・バローズの「火星シリーズ」が出版され、いち早く読み始めたのがI君だった。当時、まったくのガキンチョだったくろねこは、マンガ以外に本を読むなんて習慣はなかったのだが、「火星シリーズ」を読み終えるたびに貸してくれるものだから、なんとはなしに読み始めたのが運のツキ。はまりましたね、SFに。そうなると、お互いに、アレ読んだか、コレ読んだか、ということになって、朝、新聞を取りに出るとポストに「コレ読め」なんてメモと一緒に文庫本が入っていたなんてこともあった。

 I君との出会いをきっかけに始まった読書体験がなかったら、おそらく、いまのくろねこはいない。昨日の今日で、まだI君が亡くなったなんて実感はないんだが、これからジンワリと押し寄せてくるんだろうなあ、悲しみってやつが。

 というわけで、とてもブルーな朝なのだが、そんな気分にさらに追い討ちをかけてくれたのが、レレレのシンゾーだ。6日のエントリーで紹介した「水俣条約」を採択する外交会議に違憲総理がビデオメッセージを寄せて、こんなことを口走っていたとか。

「水銀による被害とその克服を経たわれわれだからこそ、世界から水銀の被害をなくすため、先頭に立って力を尽くす責任が日本にはある」

 これって、福島第一原発事故に対する認識とまったく同じなんだね。

「福島原発事故の経験を生かし、世界最高水準の安全性の原発を提供できる」

 この思考回路ってのは何なんでしょう。水俣病で苦しむひとはまだ大勢いるし、福島第一原発事故は現在進行形で収束の目途も立っていいないのが現実なんだよね。それを、「水銀による被害は克服した」とか「福島原発事故の経験を生かし」とか、能天気にも程があろうというものです。

 こういう歪んだ現状認識で軽口をたたたくことが、どれほど当事者を傷つけるかっていうことにまったく思いが至ってないんですね。こんなのがソーリ大臣だなんて威張りくさってるんだから、世も末どころじゃありません。すべてを「過去形」で語る、この男にとって、水俣病も福島第一原発事故も、きっとなかったことなんでしょうね。

首相発言に水俣病被害者反発 「水銀被害を克服した」

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2013年10月 9日 (水)

自民党の尻馬に乗った新聞・TVに「TPP公約違反」を糾弾する気力なんてありません&「有罪とされたことは耐え難い屈辱。事実と向き合わない裁判所に深く失望した」(大坪元特捜部長)。権力をほしいままにしてきてあげくに冤罪事件に関わった反省、悔悟ってのがカケラもなんいんだから、あきれたもんだ。。

 ふむ、ドラゴンズの次期監督に谷繁、GMに落合ねえ。谷繁はプレーイングマネージャーを希望してるそうだが、そううまくいくんだろうか。落合だって、いまさらGMにするなら、なんで監督を辞めさせたんだ。辞めさせる理由なんて何もなかったんだよね。単に客が入らないとかなんとか難癖つけたただけでさ。ようするに、ドラゴンズのフロントに球団経営のポリシーがまったくないってことの証明みたいなもんですね。

 でもって、TPPだけど、もうめちゃくちゃでござりますがな。そもそも、TPPってのは「聖域なき関税撤廃」が原則だったのに、「聖域死守」「国益は守る」なんてたわ言に騙されちゃったわけで、いずれはこうなることはわかってたんだね。当然、そのお先棒を担いだマスメディアには、いまさら「公約違反だ」なんて声高に批難する権利も気力もありません。

 今日の東京新聞「筆洗」は、自民党のTPP公約違反について、「日本の国民は物分りの良さを自民党に付け込まれている気がする」と書いていたが、とんでもないね。付け込まれているのは、「国民」ではなくて「マスメディア」でしょ。もし、「国民が付け込まれている」としたら、それはひとえに政府の尻馬に乗ったマスメディアの責任なんだね。このところ、何かと言やあー、「国民にも責任の一端はある」ってな上から目線の論調が飛び交っているけど、公平中立を装った偏向報道を続けているマスメディアに言われる筋合いはないやね。

 ところで、郵便不正事件の証拠捏造で逮捕された元特捜部長の大坪君が、「熟慮の上、名誉ある撤退を決意した」そうで、上告を断念だとか。当たり前でしょ。何が「名誉ある撤退」だ。で、こうも言ってます。「有罪とされたことは耐え難い屈辱。事実と向き合わない裁判所に深く失望した」「いたずらに戦い続けるより、残された時間を大切にすべきと思った」・・・よく言うよであります。こやつのおかげで、「名誉」を傷つけられただけでなく、社会からもオミットされた冤罪被害者が果たして何人いたことか。

上告断念の元特捜部長、大坪氏 検察の起訴は自由自在

 証拠改竄に絡んだ犯人隠避罪で起訴されたことについては、法曹家の間でも法律論として異論があるということはわかるが、大坪君もその部下の佐賀君も、何が嫌って、こやつら証拠改竄に関わったって言う反省の「は」の字もないことなんだね。裁判となったからには自らを守るためにあらゆる詭弁を弄するのは勝手なんだが、それにはまず自分が冤罪事件に関わってしまったという事実に対してどう責任をとるのかってことが抜けてちゃ、それは単なる自己保身ってもんです。

 どう考えても、権力をほしいままにしてきた元検事のふたりの居直りは、許しがたいものがある。検察改革が遅々として進まないどころか、どんどん後退している現状というのも、元検事の不遜な態度を見るにつけ、さもありなんと歯噛みする今日この頃なのだ。

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2013年10月 8日 (火)

「細目の中で(撤廃を)検討するのは公約変更ではない」(アンポンタン石破)なんて国民を舐めるのもいい加減にしろ。「公約変更」だあ。それを言うなら「公約違反」だろう。この慮外者めが。

 庭の金木犀が刺激的な香りを漂わせ、秋の深まりを告げる今日この頃・・・てな感慨に耽ろうとしていたら、夏の日差しが戻ってきちまった。なんとも不粋なことよ。

 で、「謙遜」「真実」というのが金木犀の花言葉らしいが、「謙遜」「真実」とはまったく無縁なのがいまどきの政治家というやつです。昨日も書いたように、TPP交渉における「聖域死守」なんてスローガンは、予想通りに単なるお題目だったようで、娘が東電のアカポンタン幹事長・石破君なんか「細目の中で(撤廃を)検討するのは公約変更ではない」てなことぬかしてます。

政府・自民 公約転換へ TPP聖域5項目 譲歩も

 「公約違反」ではなく「公約変更」ってところが、言葉をないがしろにする政治屋ならではの言い草ではあるのだが、なによりもここにきて「重要5項目の中には500を超える品目があるから、その中には関税撤廃しても支障のないものがある」なんてことを言い出すこと自体、国民を舐めてます。

 自民党のTPP部会で尾辻と言い争いした西川っていうオッサンがTPP対策委員長としてバリ島に行ってるんだが、こやつが「落としどころを探さなければ」なんてことをほざいている。おいおい、「落としどころを探る」ような取引するなら、即刻撤退するのが筋なんじゃないのか。「聖域死守」ってのは、そういうことだろう。

 ま、こうやってなにかもなし崩し的に公約違反を積み重ねて、好き勝手していこうっていう算段なんだろうが、「公約を守らないことなんかたいしたことない」ってのたまったソーリがいたくらいですから、いまさらながらにさもありなんてなもんです。そんな男がこのところ「脱原発」を声高に吠えてるわけだが、だからこそいまひとつ信用できない、女心と秋の空なのであった。

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2013年10月 7日 (月)

「聖域なき関税撤廃」を検討するらしい。嘘はつくわ、公約は守らないわ、戦争はしたがるわ・・・よくもまあ、ぬけぬけと。

 凱旋門賞は日本勢完敗。オルフェーヴルはあの位置では馬群をさばくのに精一杯で、直線に入った時点で勝負あった。キズナはうまく外に出せたけど、いまの力ではあそこまでか。でも、こちらはよく走ったと思う。オルフェーヴルは勝ったトレヴのような競馬をしなくてはいけなかったんだろうが、ま、これも結果論ということで・・・。にしても、残念。

 企業減税と税の一体改革という愚挙を犯したあげくに、レレレのシンゾーは意気揚々とカミさんとお手手つないでTPP交渉真っ只中のバリ島に向けて旅立ったのはよかったが、肝心のオバマは共和党とのガチンコで国を離れることができないってんだから、ちょいとアテが外れちゃいました。オバマを利用して、指導力を発揮しました、なんて演出しようと目論んでたんだろうけど、ざまあみろです。

 とはいえ、ざまあみろとばかりも言ってられない状況にTPP交渉は陥りつつあるようで、どうやら「聖域なき関税撤廃」を検討しなくちゃならなくなってきたようですね。思ってた通りの展開だね。これで、米、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖の重要5品目の聖域確保なんてたわ言も、風前の灯ってわけです。

<TPP>農産物「重要5項目」も検討対象 政府・自民方針

 自民党は、党内で検討会を開くなんてこと言ってるけど、これはもうTPP交渉に参加した時点で決まってたようなもんなんだね。これまでの交渉というのは、いかに自分たちが頑張ったかってことを印象付けるパフォーマンスにしか過ぎなかったわけです。そもそも、新参の国にはそれまでの交渉内容に対する拒否権もなければ、交渉打ち切りの権利もないっていうベラボーな規約があるんだから、ハナっから勝ち目のない喧嘩に参加したようなもんです。

 「農業団体から反発の声が」とニュースは伝えてるが、そうじゃないだろ。事は単なる業界の問題ではなくて、結果として国が国民に嘘ついてたってことになるんだから、それを言うなら「国民から反発の声が」でなくちゃいけないんだね。「交渉力を駆使し、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻めることにより、国益にかなう最善の道を追求する」って息巻いてたのはどこのどいつだったっけね。

 マレーシアやカナダは年内妥結に消極的だし、アメリカの議会も秘密交渉にいい顔してないようだし、日本だって「聖域なき関税撤廃」なんてことにいまさらなったらひと悶着あるだろうし、なによりも国会承認だって覚束ない。今後のTPP交渉はどう転ぶか見当もつかないけれど、案外、レレレのシンゾーの腹下しに拍車をかけることになるかも・・・なんて期待半分の哀しみのマンデーなのである・・・って、なんのこっちゃ。バリー・マニロウです。

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2013年10月 6日 (日)

東電が風評被害の補償打ち切りを通告。「因果関係不明」だそうだ。始まったね、お決まりのフレーズが。水俣病とそっくりな構図です。

 いよいよ、今夜は凱旋門賞。オルフェーブル、キズナの日本勢の結果やいかに。前哨戦を見る限りでは、オルフェーブルの優勝はけっして夢ではないだけに、う~ン、できれば鞍上は日本人ジョッキーでいってほしかった・・・って、それは勝ってからの話か。キズナも絶好調のようだから、ひょっとしたら日本馬のワンツーフィニッシュっも、なんて妄想も楽しいどんより曇り空の日曜の朝である。

 ところで、明日から熊本で「水俣条約」採択の外交会議が開催される。水銀汚染が世界的な環境問題となっているいま、水銀の輸出入などを規制するための条約なのだが、「水俣条約」ってネーミングには水俣病患者の方たちから異論が出ている。そりゃそうだ、水俣病に関しては、国も県もチッソも、どうにか認定患者を少なくして幕引きを図ろうと画策するばかりで、根本的な水俣病患者救済には後ろ向きだっんだからね。そんなところにもってきて、「水俣条約」なんて言われても納得いかないのは当然です。

 で、微量な水銀汚染を検出するために、「赤木式」っていう検出方法が国際的に認められているそうなんだが、この方法だとどんな微量な水銀汚染も検出されてしまうため、日本はこの検出方法を無視しているんだそうだ。「赤木式」を開発したのは、環境庁国立水俣病研究センター国際総合研究部長を務めた赤木洋勝氏で、あまりにも厳密に水銀汚染を検出してしまうため、水俣病の患者が広がらないようにしたい国や県、チッソに疎んじられたってわけです。

水俣条約で問われるもの_報道特集2013年10月5日

 これって、原子力村から疎んじられ続けてる京大の小出助教の立場と重なります。放射能汚染と水銀汚染。その構図はクリソツなんだね。で、水俣病でも「因果関係不明」ってフレーズが耳タコになるほど聞かされてきたんだが、福島第一原発事故による放射能汚染でもとうとうそのフレーズが飛び出して来た。

 なんでも、「東京電力福島第一原発事故による風評被害で売り上げが落ち込んだ県内の事業主に対し、事故以降、損害賠償をしてきた東電が、一部の事業主に今年三月以降の補償を打ち切ることを文書で伝えていた」ってんだが、その理由として「売り上げの減少と事故の因果関係を認めるのは困難」って言い出してるってね。ほら、始まった、てなもんです。

福島原発事故の風評被害 東電 補償打ち切り通知

 レレレのシンゾーはIOC総会のプレゼンで、「原発事故による健康被害は今までも現在も将来もまったくない」ってのたまっていたのは、こうしたことの布石でもあるんだね。たとえば、これから10年後、20年後に、甲状腺異常を訴える多くの患者が出てきた場合に備えようってわけです。言質をとられないために、「原発事故による健康被害は今までも現在も将来もまったくない」なんて言わずもがなのことを世界に向けて発信したんだね。社会保障と「税の一体改革」をいつのまにか「企業減税と税の一体改革」へと変質させてしまった詐欺師総理ならではの神をも畏れぬ非道な言葉ではあります。

「因果関係不明」・・・これからは、このフレーズが国からもバンバン飛び出す時が必ずやってくると思うと、夜も眠れず昼寝する今日この頃なのであった。

【くろねこの競馬予想】

 天皇賞の前哨戦、毎日王冠は混戦模様。ならば、距離適正でショウナンマイティから。相手にはクラレント、ダークシャドウ。大穴ならエキストラエンド。
◎ショウナンマイティ、○クラレント、▲ダークシャドウ、注エキストエンド

 京都大章典は、ひとえにゴールドシップがどんな競馬をするかが焦点。馬券はトーセンラーとの1点。基本は「見」ということで。
◎ゴールドシップ、○トーセンラー

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2013年10月 5日 (土)

欠陥汚染水除染装置「ALPS」を作ったのは東芝です。500億もかけて、この体たらく。金返せ!&「好きな時間だけ働きたい労働者がいる」から日雇い派遣解禁、って大きなお世話というものだ。

 スワローズのバレンティンが60号ホームラン。素晴しい記録だが、マー君の連勝記録ほどに騒がれないのはなんでだろ~、と我が家のドラ猫に語りかけてみる雨の土曜である。

 みずほ銀行の暴力団への融資隠しスキャンダルは、おそらく氷山の一角でしょうね。どこの銀行も裏では汚いことに手を染めてるんじゃないの。半沢直樹は現実にはいないってことです。

 でもって、福島第一原発では、またしてもALPS(汚染水除染装置)にトラブル。ようするに、とんでもない欠陥品つかまされちゃったってことです。一般コンシューマー用の製品なら、有無を言わさずリコールでしょう。こうなったら、メーカーの東芝に返金要求してもいいんじゃないの、東電は。なんでも、500億円以上も建設費にかかってるってんだから、ま、倍返しとは言わないまでも、東芝はなんらかの説明責任があるのは間違いのないところだ。なんてったって、東電のお金は血税でもあるんだからね。天下(?)の東芝が税金ドロボーしちゃいかんだろう。

汚染水除染装置また停止 福島第一 漏えい確認されず

 ところで、政府の規制改革会議が日雇い派遣の解禁を要求してるってね。。「限られた期間・時間だけ働きたいと考える労働者」がいる、なんて利いた風な口きいてるんだが、大きなお世話というものだ。ようするに、一般大衆労働者諸君をダシにして、企業側の論理を雇用問題に取り込もうとしてるんだね。ようするに、労働者の使い捨てってやつです。その真意は、「解雇特区」にもつながるもので、まあ、スットコドッコイな議論してるもんです、規制改革会議ってのは。

日雇い派遣解禁を=規制改革会議が意見書

 そのうち、正社員なんてのは、この国からいなくなっちゃうかもしれないね。親方日の丸が、ますます憧れの職業になるんだろうか。ああ、嫌な世の中になったもんだ。

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2013年10月 4日 (金)

ここまで総理の「嘘」があからさまになってきてるってのに、マスメディアの皆さんはダンマリ決め込んで恥かしくないのかねえ&雁屋哲氏の総理の「嘘」に関するIOCへの公開質問状&日米ガイドライン改定で、自衛隊は米軍の一部隊になってこき使われることになりますよ。

 毎日毎日、ウンザリしてしまうのだけれど、かといってこちら側が呆れてダンマリ決め込んじゃうと、ますますつけ上がりそうなのでしつこくいきます。というわけで、汚染水問題です。昨日も書いたように、まるでスべリまくりの三文芸人みたいなベタなギャグまがいの汚染水ダダ漏れに対して、貧相顔の官房長官・菅君は記者から「完全にコントロールされていると思うか」と突っ込まれて、目を泳がせつつ「全体としてはコントロールできているというふうに思っている」なんて苦しい言い訳しとりました。さらに、「政府主導で貯蔵タンクの見回りを強化したから早期に発見 することができた」なんていきがってたんだが、なんのことはない、実際には漏洩発生から12時間以上もその事実を確認できていなかったって東電が発表しちゃいました。

汚染水漏れ:菅官房長官「全体としてはコントロール」

巡回強化も半日発見できず 第1原発タンク漏えい

 ようするに、どいつもこいつも、それこそ息を吐くように嘘をついてるわけで、こうした政治家の嘘に対してあまりにも寛容すぎないか、この国は。本来なら、新聞・TVが先陣を切って政治家の嘘を指弾しなくちゃいけないんだろうが、見て見ぬ振りするだけですからね。そんなんだから、東電が汚染水漏れを止められないからレレレのシンゾーの「完全にコントロールされている」発言の信頼性が揺らいでいる、なんてことをぬかす輩が出てくるんだね。

 こうなったら、IOCも再調査に乗り出した方がいいんじゃないの。雁屋哲さんがブログでIOCへの公開質問状を掲載しているが、こういうのはスポーツライターを標榜する御仁にこそしていただきたい。ま、誰とは申しませんけどね。

・雁屋哲の今日もまた
Open letter to the IOC

 でもって、レレレのシンゾーの怪進撃は止まることを知らず、いよいよ日米防衛協力のためのガイドライン改定に手をつけるようです。ようするに、アメリカの戦争に日本が参加できるようにしようってわけで、その流れの中に集団的自衛権行使容認をはじめ、秘密保護法案、日本版NSCがあるわけです。そのくせ、日米地位協定はそのまんまなんだから、このままだと軍事的にも日本はアメリカの一部隊ってことに成り下がっちゃって、いいようにこき使われますね。

 しかも、こうした国の根幹に関わることが、国会とはまったく無関係の、単なるレレレのシンゾーの私的諮問機関で議論されていることに、新聞・TVは危機感を持つべきなんだね。改憲に賛成・反対は関係なく、手続きとして絶対にあってはならないことが起きてるんだからさ、そこをねぐっちゃったら、もう民主国家なんて口が裂けても言えないやね。

 黙認することで権力の片棒を担ぐなんて、恥ずかしくないのかなあマスメディアのひとたちは。ひとたびルールを逸脱することを認めたら、それこそナチスのようになっちゃうんだからね。このままだと、「静かに事を運ぼう」としている政治屋の思う壺ですよ、ったく。

日米防衛指針、17年ぶり改定へ 中国に国際法順守要求

 

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2013年10月 3日 (木)

消費税増税決まったとたんに世論調査でヨイショのマスメディア&「脱原発」を吠えるのは結構だが、息子・進次郎の教育もよろしく&安倍晋三が伊勢神宮の「遷御の儀」に参列。節度のない男だ。

 消費税増税が決まったとたんに、消費税賛成50%超なんて世論調査結果が出た。新聞・TVは「これが民意」ってな具合に嬉々として報道しているが、そりゃそうだ、正確な情報を流しもせずに、「財政健全化には増税が必要だ」キャンペーンを繰り返してきた結果なんだからね。50%超という数字には、「決まったことなんだからしゃーあんめー」って諦めの境地もずいぶんと反映されているのだと思う。一般大衆労働者諸君というのは、そういうものです。長いモノに巻かれろ、じゃないけど、いまさら波風立てたところでどうなるもんでもないし、ってのが正直なところなんじゃないでしょうか。でも、こういう庶民の諦観ってのが国を危うくするんだよね。やりきれません、ったく。

 やりきれないと言えば、汚染水問題です。福島第一原発の汚染水の垂れ流しってのは、ひょっとしてウケを狙ってやってるんじゃないのと思いたくなるほどのマンガ的状況になってきたようだ。レレレのシンゾーが世界に向けて発信した「完全にコントロールされている」なんてたわ言を嘲笑うように、このところ連日のようにタンクから汚染水が漏れ出ているんだが、ホースを繋ぎ間違えたなんていうコントにもならないようなベタなミスが原因だってんだから、世界最高の安全技術が聞いて呆れます。

汚染水タンクずさん作業

 でもって、ご隠居・純一郎君が、このところ「脱原発」を吠えまくってます。「福島の原発事故を契機に冷静に現状と将来を考える人であれば、行き着く結論だ」ってイチロー君もエールを送っているが、確かに言わんとしていることは正しい。でもですね、なんたって「変人」ですから、その裏に何があるのか・・・てなことを、ついつい妄想したくなっちゃうんだね、これが。目つきの胡乱な息子・進次郎が復興政務官に就任したところだし、どうせならこやつを徹底的に教育して、「脱原発」の旗振りさせたら面白いのだけれど・・・。

 ご隠居・純一郎君の言動は政府をいたく刺激したようで、貧相顔の官房長官・菅君は、「エネルギーの安定供給とコスト削減という責任あるエネルギー政策の構築が政府の考え方だ」と耳タコなことのたまってます。しかし、これもおかしな話で、除染費用ですら最大で28兆円はかかるだろうと予測されてるんだから、「安定供給とコスト削減」なんて原発の嘘を繰り返してる場合じゃないんだよね。

菅官房長官:「小泉元首相の原発ゼロ発言は言論の自由」

 そんな騒ぎを尻目に、レレレのシンゾーは伊勢神宮の「遷御の儀」に出席したってね。これって、政教分離の原則に明らかに違反してます。「私人」で参加したからいいじゃん、ってないつもの言い訳してるようだが、「私人」である前に「公人」ということが優先するのが政治家であり、内閣総理大臣ならなおさらだ。ようするに、あらゆることにつけて「節度」「節操」ってものがこの男にはないんですね。おそらく、子供の頃から、泣き喚いてでもわがままを通してきたんでしょう。ああ、いやだいやだ。

伊勢神宮「遷御の儀」、安倍首相参列に賛否…「日本の伝統行事」「政教分離違反」の声も

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2013年10月 2日 (水)

浅薄、浅慮、浅学、浅墓、浅知恵・・・安倍晋三の消費税増税表明会見は、まるで広告代理店の企画書ですね。

 克美しげるが亡くなっていたそうだ。いろいろ事件も起こしたけれど、この訃報はちょいと寂しく侘しい。

歌手克美しげるさん 2月に死んでいた

 さて、レレレのシンゾーが予定通りに消費税増税表明しちゃいました。あ~あ、やっちゃった、てなもんです。記者会見を聞いても、ひどいもんでした。浅薄、浅慮、浅学、浅墓、浅知恵・・・なんて言葉が頭をよぎり、まるで広告代理店の企画書みたいで中身のないことったら。

 増収分は全額を社会保障に使うなんてことを口走っていたが、消費税増税法案には附則事項がちゃんとあって、「成長戦略や防災および減災に資する分野に資金を配分する」って明記されてるんですね。さらに言えば、お金に「増税分」なんて印刷されてるわけではないから、どこにどう使おうがすべては闇の中です。復興資金だっていろんな言い訳つけちゃ、まったく関係ない事業に湯水のごとく使ってたんだから、消費税増税分だって同じことになりますよ。

 で、企業には減税するんだそうで、その分儲かるんだから賃金上げろ、ってポーズだけとってるけど、そもそも民間企業に政府が口出すこと自体が異常だし、企業だって「はい、そうですか」って乗っかるわけありません。おそらく、レレレのシンゾーはそんなことは百も承知でしょう。経団連のヘボクラ会長とは話がついてるはずなんだね。すべてはポーズです。

 新聞・TVは、消費税増税になったら生活はこうなる、なんてことをさもとってつけたようにやってるけど、自分たちは軽減税率でおめこぼししてもらおうって魂胆だから、まったく説得力はありません。

 来年の4月までは駆け込み需要なんかで景気が上がったようなムードにはなるかもしれないけど、それ以後は中小零細企業の中から倒産が相次ぐんじゃないか思うと、寝覚めが悪い今日この頃なのであった。

定数削減置き去り 増税の前提 3党合意空中分解

 

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2013年10月 1日 (火)

そもそも、消費税増税したら景気に影響及ぼすから、それを避けるため改めて経済対策を立てるっていう論法が倒錯している。

 今日の夕方に消費税増税の発表をレレレのシンゾーがするようだ。これまで、メディアを通じていろんなアドバルーンを上げて世論の動向を伺いつつ、増税のための下地作りをしてきたわけだが、いよいよ総決算ということか。

 でもって、消費税増税で景気に翳りが出るのはヤバイってんで、5兆円を超える経済対策をするんだそうだ。起業には復興税免除して、なおかつ設備投資減税なんてのもやるらしい。それで余った金で賃上げしろっていう寸法らしいが、ま、年末のボーナスがちょいと増える程度終わりです。

 そもそも、正規社員の給料ってのはここ何年もほぼ横ばいで、平均年収が下がっているのは非正規社員の低賃金が反映してるからなんだね。だから、企業に減税の恩恵与えたって、ほとんどは内部留保にまわって、単に企業の懐を潤すことにしかなりません。

安倍首相、消費税8%発表へ…5兆円経済対策も

 だいたい、消費税増税したら景気に影響及ぼすから、それを避けるため改めて経済対策を立てるっていう論法が倒錯してます。だったら、景気が安定するまで消費税増税をしなけりゃいいだけの話なんだね。しかも、消費税増税ってのは、元をただせば社会保障の健全化を図るためのものであって、景気がどうしたこうしたって話は本末転倒というものです。

 消費税増税が決まったら、政権の宣伝媒体に成り下がった新聞・TVはどんな報道の仕方をするんでしょう。そんな皮肉な楽しみ方をするしかないマスメディアの現実に、涙も涸れはてる今日この頃なのだ。

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