相馬市沖の海産物が「すべて安全であることが明らかなになった」なんて言い草には警戒した方がいい。権力者が「安全」を声高に叫ぶ時は決まってその裏には「知られざる真実」というものが潜んでいるものなのだから。
巨大台風が虎視眈々と日本上陸を狙っているらしい。週末は大荒れになるんだろうか。福島第一原発からは、またしても汚染水が溢れ出し、海を汚すのだろうか。
台風の襲来を前に、レレレのシンゾーは相馬市の漁港で、タコやイカ、シラスを食したそうだ。で、「試験的とはいえ漁が再開し、検査の結果、すべて安全であることが明らかになった。
一方、事実に基づかない風評によって被害を受けているのも現実で、福島の水産物や農産物は安全だという正確な情報をしっかりと発信していきたい」てなことをまくしたてたようだが、風評被害というのは「根も葉もない噂により経済的な被害を受けること」を言うんであって、福島第一原発による放射能汚染という具体的な要因が背景にある魚介類の汚染というのはけっして風評じゃないと思うけどね。
放射能汚染の数値が安全基準値以下だからって、汚染されていないと言うのは微妙なところなんですね。百歩譲ったところで、この程度の汚染で止まっている、ってのが正直なところなんじゃなかろうか。だから、「すべて安全であることが明らかなになった」っていう言い草そのものこそが風評なんじゃないのかと思いたいくらいなのだ。「完全にコントロールされている」と同じ類のうわ言ですね。
相馬市沖の海産物を食すというパフォーマンスは、スッカラ菅君がO157問題でカイワレを食べて見せたのとはわけが違うからね。あの時は、カイワレがO157に汚染されているってのはまぎれもない冤罪だったんだけど、福島沖の魚介類となると話が違います。汚染は事実なんだからね。
権力者がやたら「安全だ」って叫ぶ時ってのは、警戒したほうがいい。原発の「安全神話」がそうであったように、その裏にはけっして知らせてはならない過酷な事実ってのが隠されていますからね。相馬市沖の海産物試食なんていう猿芝居やってるうちにも、確実に海の汚染は世界中に拡散しつあるんだから。、くわぱらくわばらなのだ。
【くろねこの競馬予想】
馬場状態が微妙で波乱含みの菊花賞。おそらく1番人気であろうエピファネイアは、渋った馬場はどうなんだう。というわけで、本命は思い切って、セントライト記念を勝ち上がったユールシンキング。馬場も味方しそうだし、未勝利を勝ってからの勢いに期待。相手は、マジェスティハーツ。長距離は騎手の腕がモノを言う。ここは名手、武に期待します。超大穴なら、抽選ですべりこんだネコタイショウ。重馬場実績もあるし、なにより馬名に惹かれます。
◎ユールシンキング、○マジェスティハーツ、▲エビファネイア、△ネコタイショウ
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コメント
ところで、この軍国主義者、試食したシラスとやらを官房機密費なんかで大量に買い込んで官邸のスタッフとやらのオベンチャラ共に配ったのかねえ。
だって、旅に出れば、行った先の名物を買い込んで隣近所に配るのが世の習いだし、安全・安心その上庶民のように懐は痛まない。
そじゃあなければ、安心・安全を全国に発信します、っていえないものね。
もっとも、軍国主義者にとってこの程度の嘘は嘘うちの入らないってか!!!???
投稿: 岡目五目 | 2013年10月20日 (日) 12時30分